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2006.06.28

回転寿司グランプリ

Sushi3
カナダGPの決勝が終わって、もう2日も経っちゃって、今さらってポンも‥‥じゃなくて、今さらってチーも‥‥じゃなくて、今さらってカンもあるんだけど、とにかく、あたしが、個人の楽しみとして書いてる「きっこの日記」だから、今日は、カナダGPについて書くリーチ‥‥じゃなくて、カナダGPについて書くロン‥‥じゃなくて、カナダGPについて書くツモりだ。で、なんでこんなにマージャン関係の言葉を使ってんのかって言うと、お仕事の合間に2時間以上の空き時間ができたので、現場の近くの北朝鮮に行ったら、岡本夏生が出て来るマージャンのパチンコ台があって、打ち始めたらすぐに、カメの首がヘビになってるみたいな怪獣が出て来て、すぐに確変になっちゃったからだ‥‥なんて前置きはいいとして、今回のカナダGPは、F1に興味の無い人にも楽しんでもらえるように、11のチームをそれぞれお寿司のネタにして、走ってもらおうと思う。ナニ言ってんだか分かんないと思うけど、ようするに、ルノーは「大トロ」、フェラーリは「ウニ」みたいな感じにして書いてけば、サーキットをグルグルと走ってるマシンが、なんか、回転寿司みたいで楽しいかな?って思ったのだ。

で、最初は、ルノーとかフェラーリとかマクラーレンとかの上位チームのマシンを高級なネタ、ミッドランドとかスーパーアグリとかの下位チームのマシンを安いネタにしようと思ったんだけど、大変なことに気づいちゃった。それは、「トロロッソ」だ。この名前から考えたら、絶対に「トロ」しか思い浮かばない。だけど、トロロッソは下位チームだ。だから、今回は、ネタの金額には関係なく、それぞれのマシンのカラーとか特徴から、どのネタにするかを決めてくことにした。つまり、まずは、トロロッソを「トロ」ってことにして、そこから考え始めることにしたんだけど、いくらなんでも、トロロッソを「大トロ」とは呼べないから、一応、ワンランク下げて、「中トロ」ってことにしてみた今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、こういうことを考え始めると、楽しくて楽しくてジンジャエールなあたしは、どんどん思いついちゃった。まず、ルノーは、マシンがブルーだから、サバとかの青モノにしようかと思ったんだけど、先っちょの部分が黄色いから、「ウニ」にした。昔のセナが乗ってたキャメルのロータスとかなら、いかにも「ウニ」って感じの色なんだけど、今のF1には、他に黄色のマシンがいないから‥‥って言うか、細かいことを言えば、レッドブルのマシンがちょっとだけ黄色いけど、ルノーほどじゃない。だから、高級だけど、つかみどころのないウニは、ルノーにした。

もうちょっと、マニアックなことを書いとくと、マクラーレンの今年のマシン、「MP4-21」が、シーズン開幕前に、バルセロナでデビューした時には、テスト用の暫定カラーで走ったんだけど、それが、セナのロータスをホーフツされるような真っ黄色で、あたしは、「ウニみたいじゃん!」なんてツッコミを入れたことを思い出した。

それから、フェラーリは、真っ赤だから、単純に「イクラ」にした。今のF1は、ナニゲに、赤を使ってるマシンが多いし、お寿司のネタにも赤いものが多いから、赤を使ってるチームをどのネタにするかが、ポイントになる。それで、フェラーリの赤は、若干、明るい赤だから、マグロの赤身でも赤貝でもなく、イクラにしてみたってワケだ。あと、マクラーレンは、周りが黒くて上がシルバーのマシンだから、「白魚の軍艦巻き」にした。つまり、上位の3チームは、みんな、軍艦巻きってワケだ。

続いては、中堅の5チームだけど、ホンダは、エンジントラブルでガレージに入ることが多いから、「シャコ」にした。ザウバーは、白をメインにしてるマシンだから、「イカ」にした。トヨタは、中途半端な赤と白の具合から、「エビ」にした。 ウィリアムズは、紺をメインにしてて、アナゴに塗る「ツメ」の艶を感じさせるから、「アナゴ」にした。レッドブルは、紺とか黄色とか赤い牛のマークとか、ゴチャゴチャした色だから、ホントは「ちらし寿司」にしたかったんだけど、それじゃあお寿司のネタじゃなくなっちゃうから、色々と考えた結果、赤い牛のマークをタコに見立てて、ボディの紺色はスミを吐いてるってことにして、ムリヤリに「タコ」ってことにした。「タコ」にしとけば、レッドブルの「レッド」からも、簡単に想像がつくと思う。

そして、最後に、下位の3チームだけど、トロロッソは、最初に決めたように、「中トロ」ってことで、 ミッドランドは、周りが黒‥‥って言うか、ガンメタだから、これも軍艦巻きっぽい感じで、上が赤白だから、「トビッ子」にした。説明の必要はないと思うけど、念のために書いとくと、ちっちゃいオレンジ色の卵がいっぱい乗ってるヤツだ。その名の通り、トビウオの卵で、ニポンのお寿司屋さんのトビッ子は、ほとんどがインドネシアから輸入されてるものだ。インドネシアでは、竹を組んで作ったワクに、ヤシの葉を細く割いたものをスダレみたいに結びつけて、その下に、一度入ると出られないようになってる「モンドリ」って言うカゴをたくさんセットして、カゴの口には、それぞれ海藻を結んでおく。文章だと分かりにくいと思うけど、この仕掛けを海に入れておくと、夜、トビウオが産卵にやって来るそうだ。最初は、メスのトビウオたちが、ゆらゆら揺れる海藻に誘われて近づいて来て、ちょうどいいヤシの葉を見つけて、そこに卵を産みつけ始める。そこに、オスのトビウオたちがやって来て、卵に精子をかけようとして大騒ぎをする。それで、ビックル一気飲み状態になったメスのトビウオたちは、海藻の下の「モンドリ」の中へ逃げ込むってワケで、インドネシアの漁師さんたちに、お腹の卵を取られちゃうってワケだ‥‥なんて、プチ情報を折り込んでみたのは、トビッ子を食べるとプチプチするからだ(笑)

で、あっちこっちへとダッフンしながらも、最下位のスーパーアグリは、どう考えても「ガリ」ってことで、これで、ようやく、カナダGPのスターティンググリッドを書くことができる。


1.アロンソ(ウニ)
2.フィジケラ(ウニ)
3.ライコネン(白魚)
4.トゥルーリ(エビ)
5.シューマッハ兄(イクラ)
6.ロズベルグ(アナゴ)
7.モントーヤ(白魚)
8.バトン(シャコ)
9.バリチェロ(シャコ)
10.マッサ(イクラ)
11.ヴィルヌーヴ(イカ)
12.クリエン(タコ)
13.ハイドフェルド(イカ)
14.シューマッハ弟(エビ)
15.リウッツィ(中トロ)
16.ウェバー(アナゴ)
17.スピード(中トロ)
18.モンテイロ(トビッ子)
19.アルバース(トビッ子)
20.佐藤琢磨(ガリ)
21.モンタニー(ガリ)
22.クルサード(タコ)


‥‥そんなワケで、なんで、クルサードが最後尾なんかにいるのかって言うと、チームが「タコ」だったからじゃなくて、予選のあとにエンジンを交換したために、10番グリッド降格になっちゃったからだ。で、こんなことまで親切に解説しつつも、2006年のカナダGPは、無事にスタートを迎えた‥‥って思ったのもトコブシ、フロントローのフィジコが、フライングっぽいスタートをしちゃって、そのままアロンソを抜くワケにも行かなくて、アロンソの様子をうかがいながらの、なんだか煮え切らないヘッポコスタートをした。それで、3番グリッドのライコネンは、白魚のような滑らかさで、一気に2番手へ浮上した。

フロントローのフィジコの、チーム「ウニ」としての役割は、後続車をブロックして、トップのアロンソを少しでもラクにさせることなのに、スタートから1秒で、この大役がアッチョンブリケになっちゃったってワケで、もしも、アロンソがルパン三世だったら、「フィ~ジコちゃ~ん!」なんて言われちゃうとこだった。その上、最後尾には、チーム「タコ」の銭形のとっつぁんがいるんだから、スタート早々、ドタバタレースの匂いがして来た。結局、フィジコは、フライングをとられちゃって、ドライブスルーペナルティーを食らっちゃって、サーキットの近くのマクドナルドのドライブスルーまで、マックシェイクの「メロンソワ」を買いに行かされたから、5番手まで順位を下げることになった。オマケに、レース中にドリンクを飲む管は細いから、せっかく買って来たマックシェイクは、どんなに必死に吸っても、飲むことができなかった。

で、レースのほうは、2周目の4コーナーで、モントーヤとロズベルグが絡んじゃった。モントーヤは、白魚のような滑らかさでトットとピットインして、壊れたノーズとタイヤを交換してレースに復帰したけど、ロズベルグのほうは、アナゴのツメが甘かったようで、リタイアになった。ピットヘアピンでは、同じ「トビッ子」のモンテイロとアルバースが絡んじゃって、アルバースがリタイアした。これで、セーフティーカーが入って、回転寿司のベルトの動きは、スローダウンした。それで、4周目にレースが再開したと思ったのもトコブシ、今度は、ヘアピンの手前で、チーム「ガリ」のモンタニーのマシンが、煙を噴いてストップして、リタイアしちゃった。サスガ、鈴木アガリが鼻息を荒くしてた新型マシンだけのことはある。お遊び気分でレースに参加して、マジメに走ってるドライバーたちのジャマをしてるチームは、サッサとお勘定を払って帰って欲しい。

‥‥そんなワケで、13周目には、まいどのことだけど、またまた壊れた「シャコ」のマシンってワケで、今回は、バトンよりも先にバリチェロがリタイアした。やっぱり、チーム「シャコ」だけのことはあって、コース上じゃなくて、ピットでのリタイアだった。そして、14周目には、モントーヤが、最終シケインに本日2回目のツッコミを炸裂させちゃって、リタイアした。ぜんぶで70周もある回転寿司なのに、まだ2割の14周しか回ってないとこで、すでに、もう5皿ものお寿司が食べられちゃって、残りのお寿司が少なくなって来た。だけど、今んとこ、「アナゴ」「トビッ子」「ガリ」「シャコ」「白魚」って順番で食べられてるから、まだ、高級な絵皿は、コース上を回ってるってワケだ。

コース上では、トップを走る「ウニ」のアロンソを「白魚」のライコネンが追い、フィジコのペナルティーのオカゲで順位を上げた「エビ」のトゥルーリが、それに続いてる。そして、スタートでミスして7番手まで下がっちゃった「イクラ」のシューマッハ兄が、怒涛の追い上げで4番手まで浮上してる。「ウニ」「白魚」「エビ」「イクラ」と、上位の争いは、なかなかのラインナップだ。それに続くのが、「ウニ」のフィジコと「シャコ」のバトンで、以下、「イカ」のヴィルヌーヴ‥‥って、「以下、イカ」ってのが言いたかっただけなんだけど、3番手以下は関係無いって感じで、トップのアロンソと、それを追うライコネンが、熱いバトルを繰り広げてる。

それで、24周目にアロンソが、25周目にライコネンがピットインしたんだけど、チーム「ウニ」の職人さんたちの手際のいい作業に対して、チーム「白魚」の職人さんたちは見習いばっかなのか、モタモタとお寿司を握ってて、13秒近くもかかっちゃった。これで、アロンソとの差は大きく広がっちゃった。今年から、タイヤ交換が認められるようになって、F1のミドコロのひとつでもあるピット作業が楽しめるようになったし、ピット作業のスピードが順位に大きく作用するようになったけど、マサカ、天下のチーム「白魚」の職人さんたちが、ホンダやトヨタ並みのヒドイ作業をするとは、思ってもミル貝だった。

‥‥そんなワケで、この調子で書いてると、ものすごく長くなりそうだから、大幅にハショッて後半にワープしちゃうけど、40周目を過ぎたあたりから、上位争いを繰り広げてる「ウニ」のアロンソ、「白魚」のライコネン、「イクラ」のシューマッハ兄の「軍艦巻きバトル」は、ライコネンとシューマッハ兄が、次々にピットヘアピンでミスをして、アロンソの独走態勢になって行った。トップのアロンソは、終始安定した走りで、48周目の時点では、2番手のライコネンとは12秒以上、3番手のシューマッハ兄とは39秒近い差をつけてて、このままだと、この3台の順位は決定しちゃったみたいな状態だった。

「ウニ」のマシンの速さは、サスペンションとタイヤとのバランスの良さも一因なんだけど、路面のグリップが悪いジル・ヴィルヌーヴ・サーキットだと、その差が歴然と表われちゃった感じだ。ブリジストンを履いてる「イクラ」はジンジャエールだとしても、「ウニ」とおんなじミシュランを履いてる「白魚」は、サスペンションシステムの悪さが丸出しだ。だから、これがフィードバックされてるベンツも、ロクな車じゃないってことだ。だけど、最後の最後まで分からないのが勝負の世界ってワケで、ここまで順調に走ってた8番手のヴィルヌーヴが、終盤の59周目の7コーナーで、路面のタイヤのカスを拾っちゃったみたいで、まったくステアリングが効かなくなって、コーナーに突き刺さってリタイアしちゃった。あと11周で、お父さんの名前のサーキットでポイントをとれたってのに、ホントにもったいない。

で、このヴィルヌーヴのクラッシュっていう「風」が吹いたオカゲで、シューマッハ兄っていう「桶屋」が儲かっちゃったのだ。このクラッシュで、セーフティーカーが入って、カルガモ親子の大行進になっちゃったから、アロンソ、ライコネン、シューマッハ兄のタイム差が、グッと縮まった。その上、あと1周ってとこの69周目のヘアピンからの立ち上がりで、またまたライコネンがミスしちゃって、ついに、シューマッハ兄が2番手へと躍り出たってワケだ。そして、そのまま、アロンソ(ウニ)、シューマッハ兄(イクラ)、ライコネン(白魚)って順位で、チェッカーが振られたってワケだ。続いての4位はフィジコ(ウニ)、5位がマッサ(イクラ)、6位がトゥルーリ(エビ)、7位がハイドフェルド(イカ)、8位が最後尾からスタートしたクルサード(タコ)ってワケで、ここまでがポイントを獲得。9位がバトン(シャコ)、10位がスピード(中トロ)、11位がクリエン(タコ)、12位がウェバー(アナゴ)、13位がリウッツィ(中トロ)、14位がモンテイロ(トビッ子)、15位が6周遅れの佐藤琢磨(ガリ)ってワケで、残りの7台はリタイアした。

‥‥そんなワケで、せっかくポイント圏内を走っていながら、あとちょっとのとこでリタイアしちゃったヴィルヌーヴだけど、レース前に本人は、「父の名前のついたサーキットだからって、ボクにとっては別に特別なものじゃないよ。ここでは、今までに優勝したこともないし、1996年の2位が最高だから、何も考えずに、いつも通りドライブするだけさ」って言ってた。だけど、今シーズンで、チーム「イカ」との契約が切れるワケで、残留できるかどうかは分からない状態なのだ。だから、ここで結果を出しとかないと、35才って年令のこともあるし、あんまりノンキには構えていらんないハズだ。こんなヴィルヌーヴに対して、シューマッハ兄は、「ヴィルヌーヴは、F1よりも音楽活動に専念したほうがいいんじゃないか? だって、どう考えても、彼がもう一度、F1のトップに返り咲くことなんかないんだから、それなら、レースよりも力を入れて活動してる音楽のほうに専念したほうが、将来のためだよ」なんて、ヒジョーにキビシイことをノタマッた。それもそのハズ、ヴィルヌーヴは、モントリオール市内で経営してる「ニュータウン」って名前のレストランで、自分のシングルCDを売り出しちゃったのだ。なんでも、ジャンルは、「アコースティックのロック」だそうで、このあとは、13曲入りのアルバムも売り出すそうだ。まったく、なんだかなぁ~って感じなんだけど、お寿司もCDも回転するものだから、「回転つながり」ってワケだし、ヴィルヌーヴのチームは「イカ」だから、「ま、イッカ!」ってことで、それなりに納得してみた今日この頃なのだ。


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