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2006.07.31

キッチン or バスルーム

あたしは、キュウリのキューちゃんが大好きなんだけど、他にも、柴漬けも大好きだし、つぼ漬けも大好きだし、野沢菜ピリ辛漬けも大好きだし、味噌漬けセットも大好きだ。味噌漬けセットは、ダイコンとキュウリがメインなんだけど、チョコっと山ゴボウとショウガも入ってて、これが美味しい。だから、すごくタマにゼイタクして味噌漬けセットを買う時には、パックをぜんぶ見比べて、山ゴボウとショウガが大きいのを選んでる。それから、あとは、なんと言っても、タクアンが大好きだ。だけど、タクアンなら何でもいいんじゃなくて、あたしが好きなのは、まっ黄色の東京タクアンだ。おそば屋さんのドンブリ物に2切れくらいついてるアレだ‥‥って言っても、あたしは東京だから、東京のおそば屋さんのドンブリ物には東京タクアンがついてるってだけのことで、他の地方のドンブリ物には、その地方のタクアンなりお漬物なりがついてるんだと思うから、この例は良くないと思う。

とにかく、黄色いタクアンが好きなんだけど、これがまた買うのが大変で、安いものは「黄色○号」なんていう人工着色料を使ってるから、とても食べる気にならない。それで、ウコンだとか紅花だとかでちゃんと着色してるヤツは、それなりの値段がする。あたしの場合、ひとり暮らしだから、タクアンを1本買うことはメッタになくて、たいていは半分の真空パックのを買うんだけど、人工着色料の東京タクアンは100円くらいで、ちゃんとしたヤツは250円くらいだから、倍以上も違う。だけど、どうしてもちゃんとした東京タクアンじゃないとイヤなので、あたしは、250円くらいのを買って来て、まずは縦に半分に切る。それを7mm幅くらいに切って、ようするに、半月形にするんだけど、5mmじゃ薄いし、1cmじゃ厚いし、あたしのお好みは、やっぱ7mmだ。

それで、小型のタッパーにきちんと並べて入れると、キレイに4列になる。タッパーの中に、キレイに4列に並んだ東京タクアンは、ものすごく美しくて、食べるのがもったいなく思えるほどなんだけど、ご飯の時に4枚、焼酎を飲む時に8枚、なんて感じで、端から順番に食べてくと、2週間くらいは楽しむことができる今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしは、どんなに好きなお漬物でも、切り方が気に入らないと、食べる気がしない。タクアンの厚みもそうなんだけど、柴漬けの大きいのも腹が立つ。柴漬け前に‥‥じゃなくて、しばらく前に、あたしは、ふじっ子の漬物シリーズの3種類がぜんぶ100円になってたので、大好きなつぼ漬けと柴漬けを2つずつ買った。それで、これって、つぼ漬けのほうはベストの切り方で申しぶんないんだけど、柴漬けのほうがデカすぎるのだ。おんなじキュウリのお漬物でも、キュウリのキューちゃんみたいに輪切りになってるんじゃなくて、柴漬けって、ナナメに切ってある。だから、ちょっと薄めに切ってくれないと、1個が大きすぎる。それなのに、ふじっ子の柴漬けは、キュウリのキューちゃんの2倍くらいの厚さでナナメに切ってるから、すごく大きい。

そのため、あたしは、ふじっ子の柴漬けを買って来た時は、ワザワザ1個1個を2つとか3つとかに切ってから、タッパーに入れてる。その手間は大したことはないんだけど、アカムラサキ色になったマナ板を洗うのがメンドクサイ。それで、マナ板の上に、牛乳パックとかを解体して取っておいたのを広げて、その上で柴漬けを切ったりすることもあるんだけど、基本的に、あたしが牛乳パックとかを解体して取っておいてるのは「お魚調理用」だから、柴漬けごときのために使いたくない。

で、昨日、パチンコで勝ったから、F1のドイツGPを見ながらお酒を飲もうと思って、久しぶりに、東京タクアンを買った。もちろん、半分で250円のちゃんとしたほうのヤツだ。他にも、すごくトマトが食べたかったから、5個で300円の「生産者の名前入りトマト」と、150円の谷中ショウガを買った。あたしにしたら、すごいゼイタクだけど、これでも、冷やっこも食べたかったけどガマンしたのだ。それで、お家に帰って来て、ぜんぶ冷蔵庫に入れてから、お風呂に入ったり、スキンケアをしたり、ヨーガをしたりして、ちょっとのんびりしてた。で、ドイツGPが始まるのが11時50分だったから、11時半ころにキッチンへ行って、タクアンを半月形の7mm幅に切って、タッパーにきちんと4列に並べてから、谷中ショウガを洗って、1本ずつ切り離してお皿に乗せて、お味噌を添えた。

それから、最後に、トマトを1個切ろうとした時のこと、どこかで、「シーーー」って変な音がしてることに気づいた。いつもは、冷蔵庫の上に置いてあるラジカセをつけて、ラジオかCDを聴きながら、お料理したり洗い物したりするんだけど、今回はすぐに終わると思ったから、何も鳴らさなかった。それで、キッチンが静かだったから気づいたんだけど、ものすごく小さな音で、「シーーー」って鳴ってる。最初は、水道管かなんかが鳴ってるのかとも思ったんだけど、どうも、もっと違う方向から聞こえて来るみたいで、あたしは、ガスの元栓の辺りとか、色んなとこを見てみたんだけど、どうしても、どこから音がしてんのか分かんない。

それで、とにかく気になっちゃって、トマトのことは後回しにして、どこから音がしてるんだか探し回ってたら、シンクとガス台の間にあるスペースの、調味料とかを置いてる小さな棚に耳を近づけたら、「シーーー」って音がちょっとだけ大きくなったような気がした。それで、その棚の周りを見てみたら、なんか変な匂いがした。変な匂いって言っても、イヤな匂いじゃなくて、リトルいい匂いで、どっかで嗅いだことのある匂いなんだけど、思い出せない。それで、調味料の棚をどけてみたら、棚の後ろの一段高くなったとこに、ナナナナナント!‥‥‥‥‥‥以下、次号へ続く!‥‥なんて言ったら怒られそうだから、続きもちゃんと書くけど、棚の後ろの一段高くなったとこに、「CRC-556」が置いてあって、その缶から「シーーー」って音がしてた。缶の一番下の部分が錆びて、目に見えないほどの亀裂が出来て、そこから「CRC-556」の中身が少しずつ漏れてたのだ。

そう言えば、1年か2年くらい前に、どうしても回らないネジがあって、それを回すために「CRC-556」を買ったんだけど、それ以来、使うこともないから、キッチンの調味料の棚の後ろに置きっぱなしにしてたのだ。だけど、「CRC-556」って、錆を落としたり、錆びて固くなったネジを回したりする時に使うもんなのに、その「CRC-556」の缶自体が錆びて中身が漏れてるなんて、本末転倒だ。これじゃあ、ニポンの借金をどんどん増やしながら、ヨソの国に経済援助ばっかしてるコイズミ売国改革みたいなもんで、このままコイズミ路線を続行するとか抜かしてる、洗脳宗教とホニャララ団の手先の安倍晋三なんかに引き継がれたら、この国は、もう終わりだ。

だけど、それよりも重大なことは、今、あたしの目の前で、「シーーー」って言いながら中身が漏れてる「CRC-556」をどうするかってことで、このままじゃ、いつ爆発してもおかしくない。だけど、時計を見たら、もうドイツGPが始まっちゃう。だから、あたしは、とりあえず、「CRC-556」が爆発しても被害を最小限に食い止めるために、バスルームに持ってって、床のタイルの真ん中に置いて、その上にバケツをかぶせて、バケツの上に重しとして1キロの洗剤を乗せた。それで、バスルームのドアを閉めて、手を洗ってから、大急ぎで、お酒の用意をした。マナ板の上のトマトを冷蔵庫にしまって、冷えてる別のトマトを出して、シューマッハで切って、お塩をパラッと振って、タクアンと谷中ショウガと一緒にテーブルに並べた。

ドイツGPは、もう始まってたけど、どうせ最初の15分は、くだらない能書きタイムだから、多少は遅刻してもオッケーだ。だけど、楽しみにしてたレースだから、やっぱ、最初からきちんと観たい気持ちもあるし、特に今回は、前日の予選は観ながら途中で寝ちゃったから、予選のダイジェストも観たかった。それで、あたしは、キッチンからリビングへの1コーナーを最高のラインでコーナリングしつつ、焼酎の渋茶割りを持って、ソファーの前へと滑り込んだ。テレビでは、ジャニーズ事務所の安倍晋三、マッチが、噛みながらヘタクソなレポートをしてた。

‥‥そんなワケで、実況も解説も最悪だったけど、レース自体は素晴らしくて、あたしは、バスルームの「CRC-556」のことなんか完全に忘れちゃうほど、すごくコーフンした。そして、タップリとレースとお酒を楽しんでから寝たんだけど、次の日の朝、バスルームが大変なことになってた件については、明日のドイツGPの日記で、軽く触れようと思う今日この頃なのだ。


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2006.07.30

パチンコ三昧

Pachi2 今日は、朝から夕方まで目いっぱい時間が空いたので、すごく久しぶりに、朝から北朝鮮に並びに行った‥‥って言っても、あたしの行くパチンコ屋さんは、北朝鮮とは関係無いから、勝っても経済制裁にはなんないし、負けても経済援助にもなんない。朝鮮総連系のパチンコ屋さんは、そのほとんどが地方にあって、特に多いのが東北だ。青森県、秋田県、岩手県、山形県などに多くて、都内にはほとんど無い。都内で有名な朝鮮総連の直営店は、ナンミョーの多い中野新橋にある「パーラーエクセレ」とか、これまたナンミョーの多い武蔵小山にある「パーラー国際 武蔵小山店」とかだから、本気で北朝鮮に経済制裁を加えようと思ったら、こういったパチンコ屋さんに打ちに行かなくちゃなんない。

 

ニポン人の一部には、「パチンコ=北朝鮮」なんて短絡的に思い込んでて、パチンコだけを目のカタキにしてる人もいるみたいだけど、これは大きな間違いだ。正確に言えば、「パチンコ屋さんには、朝鮮総連の直営店もあるし、在日朝鮮商工会に加盟してる店舗もある」ってだけのことで、加盟してないお店のほうが、遥かに多い。たとえば、大きな繁華街とかで古くからやってるパチンコ屋さんは、中国系の経営者が多かったりする。ニポン全国には、約18000軒のパチンコ屋さんがあるんだけど、この中で、在日朝鮮商工会に加盟してるのは、約3500軒、20%にも満たない。朝鮮総連の直営店に至っては、たった40軒しかない。ようするに、10軒のうち8軒は、北朝鮮とは何の関わりも無いマトモなパチンコ屋さんなのだ。

 

結局、パチンコを嫌う人たちは、パチンコがギャンブルだから嫌ってるワケで、ゲームセンターとかには何も文句を言わない。だけど、実際には、パチンコ屋さんよりもゲームセンターのほうが、在日朝鮮商工会に加盟してる割合が多かったりする。つまり、1個のバッタモンのリラックマを取るために、クレーンゲームに何千円もつぎ込んでる人も、くだらない格闘ゲームに何千円も使ってる人も、北朝鮮に経済援助してるってワケだし、他にも、飲食店や風俗店から不動産屋や消費者金融まで、在日朝鮮商工会に加盟してるお店はいっぱいあるのに、なぜかパチンコ屋さんだけを特別視する人がいる今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?

 

 

‥‥そんなワケで、あたしが、パチンコに行くことを「北朝鮮に経済制裁しに行く」って言ってるのは、あくまでもシャレであって、本気で経済制裁しようと思ったら、朝鮮総連の直営店や、在日朝鮮商工会に加盟してるパチンコ屋さんに打ちに行かないと意味が無い。でも、初めてのパチンコ屋さんに行って、店員さんに、「お宅は在日朝鮮商工会に加盟してますか?」なんて聞けないし、聞いても教えてくれないだろう。だから、多少アバウトだけど、一番簡単な見分け方を書いとくけど、ナンミョーの多い地域にあるパチンコ屋さんは、たいてい、在日朝鮮商工会に加盟してる。これは、ナンミョーっていうカルト教団が、北朝鮮と太いパイプでつながってるからだ。だから、重症ナンミョー患者のデフテックとかニッカとかの地元の大田区蒲田のパチンコ屋さんは、ほとんどが在日朝鮮商工会の加盟店なのだ。

 

それから、在日朝鮮商工会に加盟してるパチンコ屋さんが、商工会に支払ってる会費は、月に2万円、年間で24万円だ。この他に、パチンコを目のカタキにしてる人たちが大騒ぎしてる「裏金」があるワケだけど、これが、一般的な規模の店舗で、年間300万円程度だって言われてる。そして、全国に約3500軒の加盟店があるワケだから、単純計算で、年間約100億円のお金が流れてるってワケだ。正直、あたしには、このお金にどれほどの意味があるのかも分かんないし、どう使われてるのかも分かんない。ただ、年間にたった100億円ぽっちのお金が流れてるだけで、パチンコを目のカタキにしてる人たちは、ニポンの政府が朝銀に1兆4000億円もの公的資金を投入した問題については、いったいどう思ってんだろう。パチンコ屋さんから流れてるお金の140年ぶんものお金、それも、あたしたちから巻き上げた税金なんだよ。

 

政府が率先して、こんなに莫大な経済援助をしてて、そのお金が北朝鮮に流れて、核開発だのミサイル開発だのに使われてるって言うのに、その100分の1にも満たない金額のことで大騒ぎしてんのって、なんかコッケイだ。さらには、朝銀への公的資金の20倍、30兆円もの大金をアメリカの戦争のためにプレゼントしちゃったコイズミ。こういったことはぜんぶスルーしといて、「パチンコ=北朝鮮」、「パチンコ=悪」だなんて、あまりにも現実を知らなさ過ぎる。

 

たとえば、同じギャンブルでも、競馬の場合は、25%ものテラ銭を取ってる。ようするに、1000円賭けても、250円はショバ代ってワケで、750円しか賭けてないことになる。ホラャララ団がやってる闇のカジノとかだって、通常のテラ銭は10%なのに、国が許可してるギャンブルが25%ものテラ銭を取るなんて、どう考えてもボッタクリだ。その上、競馬って、八百長が多過ぎる。あたしの知り合いで、競馬雑誌の編集者がいるんだけど、その人から、ある厩舎の調教師たちがやってる八百長の実態を聞いて、あたしは呆れ果てた。八百長に利用されてる馬たちもかわいそうだし、こんなもんにお金を賭けるなんて、それこそ、北朝鮮に送金するのよりもアホらしいと思った。

 

‥‥そんなワケで、いつまでもこんなこと書いててもジンジャエールだから、そろそろパチンコの話に突入しちゃうけど、今回は、時間がタップリとあったから、新台を色々と打つことができた。朝イチは、当然、夢中になってる「中森明菜・歌姫伝説」からスタートしたんだけど、これが、また、こんなに愛してる台なのに、ケータイに「ちび菜ストラップ」もつけてるっていうのに、ダメだった。「歌姫モード」から「スーパー歌姫モード」に昇格したのに、スカ。それも、2回も。結局、2台で15000円も突っ込んだのに、単発が1回出ただけで、その1箱も突っ込んじゃって、完全敗北だった。

 

あたしは、インターネットの「中森明菜・歌姫伝説」のファンクラブみたいなとこに参加してるんだけど、そこの書き込みを見ると、みんな、すごく勝ってるみたいだし、「スーパー歌姫モードに昇格すれば、ほぼ100%大当たりしますね」なんて書いてあるけど、あたしは、今日を含めて合計で3回も「スーパー歌姫モード」になってるけど、ぜんぶスカで、まだ1回も当たってない。オマケに、5連チャンすると聴くことができる「GAME」って曲も、まだ聴いたことがない。まあ、今日でまだ3回目だから、そんなにゼイタクは言えないけど、あまりにも思い入れが強い台だから、今年の終わりころに第2弾が出るまでには、「GAME」を聴きたいと思う。そうそう、この次に出る予定の「中森明菜・歌姫伝説2」は、「Tattoo」の明菜ちゃんがメチャクチャ可愛くてセクシーだって話だから、今から期待で胸がドキドキ縄文式土器って感じだ。

 

だけど、こんなに好きな台なのに、今日みたいにぜんぜんダメだと、大好きな台だけに、なおさらテンションが下がっちゃう。で、明菜ちゃんにフラレちゃったあたしは、ぜんぜん興味の無かった「エヴァンゲリオン」をチョコっとだけ打ってみることにした。興味の無い台って、あんがい出たりするからだ。だけど、3000円だけ打ってみたんだけど、気持ちの悪い、赤くてエイリアンみたいな頭のロボットが出て来るリーチが2回掛かっただけで、これもダメだった。それで、2万円用意してたタネ銭は、アッと言う間に残り2000円になっちゃって、ヤバイ状態になった。

 

でも、今回は、銀行にあと15000円くらい残高があるから、イザとなったらそれを下ろして来て「海」で増やせばいいやってことで、あたしは、残りの2000円を持って別のフロアへ行った。そしたら、ウワサに聞いてたロールプレイングパチンコの「DAWN of the FANTASY」が、4台だけ入ってた! それで、1台だけ空いてたから、ソッコーでタバコを置いてキープした。この台は、通称「パチクエ」って言うんだけど、正式名称が「DAWN of the FANTASY CR PACHI QUE」だから、「通称」じゃなくて「略称」か。ま、そんなこたーどうでも良くて、とにかく、ドラクエもパチンコも好きなあたしとしては、こんなにツボな台は無い。ただ、パチンコでロールプレイングゲームって、いったいどんなふうになってるのか、打ってみないとまったく分かんない。

 

それで、とにかく打ち始めてみたんだけど、画面がすごく大きくて、ドラクエの主人公にソックリな男の子が、ゆっくりと歩いてる。どう見ても、鳥山明が描いたキャラクターみたいなんだけど、鳥山明はパチンコが嫌いで、自分の描いたキャラクターのパチンコ台の話とかはすべて断わって来たそうだから、これは、和田義彦ガハクに頼んで描いてもらった「鳥山明へのオマージュ」なのかも知れない(笑)‥‥なんてことも折り込みつつ、主人公だけじゃなくて、他のキャラやモンスターたちまでが、あまりにも鳥山明チックなので、すごくドラクエ気分が味わえる。それで、モンスターを倒しながら進んでって、レベルが上がってくんだけど、あたしの台は、前に誰かが打ってたから、最初からレベル6になってて、武器はヤリを持ってた。この主人公は、名前が「アルディ」って言うんだけど、これは、この台を作った会社が「サンセイ R&D」って言うから、そこから付けたみたいだ。

 

それで、何よりも嬉しかったのは、とにかく良く回る。明菜ちゃんがあんまり回らないから、良く回る台はそれだけで嬉しくなっちゃう。なにしろ、スタートチャッカーにジョウゴがさしてあるみたいに、左右の玉が面白いように流れ込んでくから、アッと言う間に停留ランプが満タンになる。それで、すぐに玉の打ち出しを止めると、ルーレットが回って停留ランプが3個になるんだけど、まだ盤の中を遊んでた玉がスタートチャッカーに入って、またまた停留ランプが満タンになる。こんな感じだったから、打ったり止めたりが忙しかった。その上、モンスターとのバトルが始まると、手元のジョグボタンを叩いたりしなきゃなんないから、ホントにゲームをやってるみたいに忙しい。

 

まだ1000円しか使ってないのに、アルディのレベルが7になって、しばらくしたら、突然、ナントカミッションが発動になった。「がんばるもんを倒せ!」っていう指示で、画面の上のほうにはナントカミッションの文字が流れて、左上には秒読みのタイマーが出た。だけど、「倒せ!」なんて言われても、出て来るモンスターは何が出て来るか分かんないから、すべては運まかせだ。それで、そのまま普通に打ってたら、すぐに「まるもん」が出て来た。この「まるもん」てのは、ドラクエで言えば「スライム」だ。それで、この「まるもん」を倒したら、銀の宝箱が2つ出て来て、どっちかを選べって指示が出た。それで、左のを選んだら、中から「聖剣」が出て来て、アルディが聖剣を手にして、ギョーギョーしいアニメになった。あたしは、なんだか分かんないけどワクワクしながら見てたら、ピカッと光って、「確率変動」って大きな文字が出た!

 

ようするに、「突確(突然確変)」に入ったみたいなんだけど、もしかしたら、さっきのミッションの「がんばるもんを倒せ!」ってのが、「まるもん」を倒したことでもオッケーだったのかも知れないし、ミッションとは関係無く、たまたま突確に入ったのかも知れないし、イマイチ分かんないんだけど、とにかく、確変になった。それで、確変になったはいいけど、なかなか大当たりにならなくて、200回以上も回すことになった。その間、ただでさえ良く回る台なのに、スタートチャッカーの下のチューリップまでがパカパカするから、一度に4発も5発も入賞して、当然のことながら打ちっぱなしにしてたら、少しずつ玉が増えて来て、下皿まで山盛りになった。その上、この200回の間にも、モンスターとのバトルがいっぱいあって、レベルは9に上がった。

 

玉も増えたし、レベルも上がったし‥‥なんて思ってたら、バトルのあとにボスが登場して、そのボスを倒したら、「5」が3つ揃ってノーマル大当たりになった。それで、大当たりのラウンドに入ったら、ヤタラと強そうな魔王みたいなのが出て来て、ラウンドごとに対決が進んでく。それで、真ん中くらいのラウンドで、こっちから攻撃するんだけど、どんなワザを出すかをジョグボタンでセレクトする。だけど、どのワザがいいのかなんて分かんないから、あたしは、「ホーリーソード」ってのにしてみた。相手が魔王みたいだし、持ってるのが「聖剣」だから、やっぱ「ホーリー」かな?‥‥って感じで選んだ。それで、こっちからは、「ホーリーソード」で攻撃して、その次に向こうからの攻撃を受けて、最後のラウンドで、アルディがフラフラになって倒れそうになったんだけど、グッとこらえて立ち上がった。そしたら、確変に昇格した! あとから分かったんだけど、ラウンドの最後にアルディが倒れると時短、倒れないと確変てことだった。

 

その次はノーマルで、アルディも倒れちゃったから、時短になったんだけど、時短中のバトルでボスが出て来て、それを倒せたから、もう一度ノーマル当たりになった。それで、次の時短はスカだったから、ここでやめることにした。3箱だけど、ワリと山盛りで、5700発もあって、メンバーカードの中に残ってた端数と合わせたら、18000円になった。これで、残金の1000円と合わせて19000円だから、ほぼ元の状態に戻った。考えようによっちゃ、いっぱい明菜ちゃんを楽しんだ上に、ロールプレイングゲームまでやって、それで1000円なんだから、ゲームセンターで遊ぶよりも安上がりだ。

 

‥‥そんなワケで、お金も戻って来たし、まだ時間はタップリあるので、「パチクエ」の裏側のバラエティコーナーを覗いてみたら、「ジャッキーチェン」が入ってた。あたしは、別にジャッキーチェンには興味が無いんだけど、初めての台はとりあえず打ってみることにしてるから、3000円だけって決めて座ってみた。そしたら、これもケッコー良く回る台で、お金が長持ちする。それで、この「ジャッキーチェン」まで詳しく説明すると、あまりにも長くなっちゃうので、細かい説明は割愛しちゃうけど、2000円使ったとこで、ご飯を食べてるジャッキーの前にハエが飛んで来て、そのハエをお箸で捕まえるリーチになった。それで、ノーマルの「2」だったんだけど、ミゴトにパシッと「2」を捕まえてくれて、大当たりした。

 

だけど、喜んだのもトコノマ、大当たりラウンドが始まったら、ものすごい歌が流れ出した。ジャッキーが歌ってる歌で、周りがうるさくてあんまり良くは聴こえなかったんだけど、画面に流れる歌詞を見てたら、「愛と希望がナンタラ」とか、「僕らの道は栄光に向かってナンタラ」とか、ハッキリとは覚えてないんだけど、まるでデフテックやニッカのナンミョー洗脳ソングみたいな内容で、ものすごく気持ちが悪くなった。その上、メロディーは、北朝鮮の大ゲサな曲みたいだし、ちょっと酷すぎる。それなのに、ラウンドの最後のとこで、画面の上の看板みたいなのがガクッと落ちて来て、小さなジャッキーの人形がクルクルと大車輪をして、確変に昇格しちゃった。その次はノーマルだったけど、合計3回も、この最悪な歌を聴かされるハメになったってワケだ。

 

それで、まだ出そうな感じだったんだけど、とにかく、その歌を聴かされるのがイヤだったから、トットとレシートに替えて、「海」のフロアへ移動した。「海」のフロアは、「スーパー海」はそれなりに埋まってたけど、「大海」はガラガラで、台が選び放題だった。だから、1台で連チャンする必要は無いから、とにかく、すぐに出る目の台を探して、ダメなら500円で移動ってパターンで、6台試したうち、3台がソッコーで当たって、3箱、1箱、5箱出た。「新海」なら、ほぼ100%なのに、「大海」だと50%の確率だった。これで、「ジャッキーチェン」のぶんと合わせて20000発ちょっとになったから、もうクタクタなので、ここで終わりにした。

 

‥‥そんなワケで、換金したら60000円になったから、そのまま帰ればいいのに、換金場所からお家へ帰るのにパチンコ屋さんの角を曲がるんだけど、その曲がったとこにある最初の自動ドアを入ると、「中森明菜・歌姫伝説」のコーナーがある。それで、あたしは、午前中に15000円も突っ込んだ台が気になったから、チョコっと見に行った。そしたら、あたしが1万円突っ込んだほうの台で打ってた人はケッコー積んでて、5000円突っ込んだほうの台は空いてた。データを見ると、あたしのあとに誰かが打って、確変2回の大当たり7回で、最後に450回の中ハマリだった。それで、あたしは、そろそろ出そうな気がして、また座っちゃって、1万円札を入れて打ち始めたワケだけど、またまたその1万円をすべて明菜ちゃんに捧げることになっちゃった今日この頃なのだ。

 

 

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2006.07.29

長けりゃいいってもんなのだ!(笑)

Dapump
KENちゃん、結婚おめでと~♪‥‥てなワケで、DA PUMP のKENちゃんが、ずっと付き合ってた4才年上のカノジョと結婚したワケだけど、そんなKENちゃんのコメントを検証してみたい。


ファンの皆様へ
この度、私「DA PUMP・KEN」こと奥本 健は、長く交際していた30歳・家事手伝いの女性と結婚する事になりましたのでご報告致します。
彼女とは約9年間のお付き合いで、若い自分の思いや悩みを陰ながら叱咤激励し、いつも側で支えてくれる存在でした。そして、交際期間も10年目を向かえる事と並びにこれからの人生を共に歩んで行こうとの心から「結婚」を決意致しました。
いつもDA PUMPを支えてくれているファンの皆さんにも感謝しております。
また、自分が所属するチームからメンバーが抜けた事もあり変動の激しい時期でご迷惑をお掛けした皆様には申し訳無く思っております。自分の所属する「DA PUMP」もまだまだ未熟ですが、これからも皆様からのお力添えとご声援で成長し発展するチームを目指していきますので、これからも暖かく見守って頂きたいと思っております。
平成18年7月 吉日
奥本 健(DA PUMP・KEN)


‥‥って、KENちゃん、これ、誰に書いてもらったの? なんか、敬語とか言葉づかいがすごく変なんだけど、自分で書いてから事務所の人にチェキしてもらったのかな? ま、たどたどしいニポン語は沖縄チックで可愛いからいいけど、KENちゃんがDA PUMP のことを「自分が所属するチーム」って思ってたのには、小さめのビックルを一気飲みしちゃった今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしは、こういった「あらたまった文章」って、書くのが苦手だ。あたしは、文章を書くのは大好きだし、この日記ならいくらでもダラダラと書けるんだけど、「あらたまった文章」になると、たった数行の文章を書くのに、何度も何度も書き直したりして、ものすごく時間が掛かっちゃう。だから、自分が苦手なのに、他人にツッコミを入れるのは申し訳ないんだけど、それにしても、このKENちゃんの文章、気になる部分が多すぎる。

「彼女とは約9年間のお付き合いで」って、「付き合い」に「お」をつけるのは変な感じがするし、「30歳・家事手伝いの女性」ってのも、なんかの事件の犯人か被害者みたいな書き方だ。「若い自分を陰ながら叱咤激励し」なら分かるけど、「若い自分の思いや悩みを陰ながら叱咤激励し」っておかしい。「思いや悩み」に対しては叱咤激励できないと思う。「交際期間も10年目を向かえる事と並びにこれからの人生を共に歩んで行こうとの心から「結婚」を決意致しました。」ってのも、意味は通じるけど、「並びに」とか「心から」って部分が引っかかる。「これからも皆様からのお力添えとご声援で成長し発展するチームを目指していきますので、これからも暖かく見守って頂きたいと思っております。」ってのも、すごく気になる。「これからも皆様からのお力添えとご声援で成長し発展するチームとして」とかなら分かるんだけど、この文章だと、現状では、まだ、「皆様のお力添えとご声援で成長し発展するチーム」には至ってなくて、そうなることを「目指してる段階」ってことになる。それに、「これからも暖かく見守って頂きたいと思っております。」よりも、「これからも暖かく見守ってください。」とかのほうがいいと思うし、ひとつの文章の中に「これから」が2回出てくるのも気になる。他にも、タイトルが「ファンの皆様へ」なのに、文中では「ファンの皆さん」てなってて、統一してないとこも気になる。

ようするに、ふだん使ってない、あらたまった言い回しをムリして使ったから、文章が変になっちゃったって感じがする。なんかの謝罪文とか、離婚の報告とかなら、あらたまった文章を書くしかないけど、今回は、おめでたい結婚の報告なんだから、何も形式なんかにこだわらないで、KENちゃんらしく、自分の言葉で書いて欲しかった。マスコミ向けのものは、それなりにきちんと書くべきだけど、これはファン向けのメッセージなんだから、もっと肩の力を抜いて、いつものKENちゃんのノリで書いたほうが、ファンも「おめでと~♪」って気持ちになると思う。たとえば、こんな感じだ。


ファンのみんなへ
みんな、元気でやってるか?
オラも元気だ!
だけど、この前、クリリンが拾ってきた仙豆(せんず)を食ったら、それが仙豆に良く似たリスのフンだったみてえで、オラ、下痢が止まらなくなって、そりゃあてえへんだった。
スーパーサイヤ人になったら、全身がウンコ色になっちまって、チチにも「汚ならしいから近寄らないで!」って言われちまった。
え?「チチ」って誰かって?
そうそう、今日は、みんなに報告してえことがあるんだ。
実は、オラ、結婚することにしたんだ。
チチってのは、もう9年も付き合って来たオラのカノジョで、オラの嫁さんになる人だ。
ちょっと気は強ええけど、やさしいとこもあって、今まで陰ながらオラを支えてきてくれたんだ。
結婚しても、オラは今まで通り修行を続けて行くし、強ええ敵がやってくれば、ワクワクしながら闘ってく。
だから、みんな、これからも、オラに元気を分けてくれよな!
それじゃ、またな!
平成18年7月 吉日
奥本 健(DA PUMP・KEN)


‥‥そんなワケで、これは当然ジョークだから、ここまでしろとは言わないけど、たとえば、「彼女との付き合いも10年目を迎えたので、男としてのケジメをつけることにしました」とか、こういう本音の言葉を聞きたかった。あたしは、どんなに稚拙な文章でも、本音で書けば、必ず伝わるもんだって思ってる。そして、どんなに上手な文章でも、そこに心が無ければ、何も伝わらないと思ってる。それから、やっぱり沖縄色を出して欲しいから、語尾は「さ~」にして欲しかった。たとえば、こんな感じだ。


ファンの皆さんへ
ハイサイ!
この度、俺は、結婚することにしたさ~。
相手は、9年間つきあってきた彼女で、俺よりも4才年上の30才の女性なのさ~。
芸能人にたとえると、V6のイノッチと同棲してる瀬戸朝香に似た感じで、自分で言うのもなんだけど、スタイルのいい美人なのさ~。
この9年間、浮気がバレてヤバかったことも何度かあったけど、そのたびに、「ハブに咬まれるよりはマシだろ?」とか、「ISSAよりはマシだろ?」とか、テキトーに言い訳をして乗り越えて来たし、彼女も三十路になったことだし、ここが男のケジメのつけ時だって思ったさ~。
DA PUMP としては、SHINOBUが脱退したことによって、一時は、「DA FUNDA」に改名しようかって意見も出てたんだけど、志村けんさんから折伏‥‥じゃなくて、クレームが来そうだったから、思いとどまったさ~。
だから、これからも応援よろしくってことで、ちばりょ~!
平成18年7月 吉日
奥本 健(DA PUMP・KEN)


このくらいなら、おめでたいってことで、許容範囲だろう‥‥と思う(笑) だけど、こうして書いてみると、やっぱり、こういう文章って難しいね。それで、あたしは、遅ればせながら、サッカーの中田英寿って人の引退のメッセージってのを読んでみた。なんか、聞くところによると、素晴らしい名文だとかで、教科書にも採用されるとかって話みたいだから、どんなもんかと期待して読んでみた。だけど、読んでみたあたしの感想は、またこういうこと書くと反論のメールがいっぱい来そうな気がするけど、とにかく、「くどい!」「長い!」「自己陶酔!」の3点セットで、最後まで読むのが苦痛だった。やっと終わりかと思ったら、まだまだ続きがあるし、「最後にこれだけは伝えたい」って書いてあってから先が、これまた長い。「最後にこれだけは伝えたい」って書いたら、すぐにシメろよ。だいたいからして、20数年しか生きてないのに、「人生は旅である」なんて、まるで悟りを開いちゃったみたいなこと言って、恥ずかしくないのかな?

あたしとおんなじことを思ってる人は、いっぱいいるみたいで、この前、久しぶりに、だいたひかるをテレビで見たら、「アメリカに行ってプレスリーのマネをしてる小泉首相が‥‥‥‥‥‥近所の酔っ払いに見えた」とかってネタの流れで、「サッカーの中田英寿の引退メッセージって‥‥‥‥‥‥長い」ってのもやってた。それで、会場は大爆笑だった。このネタが大ウケしたってことは、みんなもそう思ってたってことだろう。

だけど、あたしもだいたひかるも「長い」って感じた中田英寿の文章だけど、この「きっこの日記」のほうが、遥かに長い。中田英寿の文章は、2500文字弱だったから、400字詰めの原稿用紙に6枚程度で、「きっこの日記」の半分程度だ。それなのに、中田英寿の文章がヤタラと長く感じるのはなんでかって言うと、メリハリの無い淡々とした口調が延々と続いて行くからだ。ある程度の長さの文章を書く時には、起承転結っていうか、文章の流れに起伏をつけて、どっかに山場を作ったりするもんなんだけど、中田英寿の文章は、無表情で、山場がない。だから、すごく長く感じた上に、くどく感じた。それでも、熱狂的なファンから見れば、感動的な素晴らしい文章だと錯覚されちゃうんだろうけど、それは別にいいとして、あんなもんを教科書に載せるってのは、「ちょっと待った!」って感じがする。

‥‥そんなワケで、あたしは、中学2年の時から俳句を始めて、今年で21年目を迎えたけど、まだまだヒヨコだと思ってる。あたしは、おんなじことをたかが20年ぽっち続けて来たくらいで、「人生は旅である」なんて、まるで悟りを開いちゃったような偉そうなことはノタマエないから、これからもコツコツと、世界最短詩型の俳句と、正反対の長文の日記とをずっと続けてくつもりだ。そして、この「きっこの日記」に関しては、中田英寿の文章を反面教師として、「長文を読むのが嫌いな人でも楽しく読める長文」を目指して、少なくともあと50年くらいは書き続けて行こうと思う今日この頃なのだ。


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2006.07.28

輸入再開は輸入最下位

Ushi3
あたしは、テレビをつけてても、画面を見てないで、音だけ聞いてることが多い。それで、面白そうな話とかが聞こえて来た時だけ、パッと画面を見る。もちろん、最初から見たい番組を見るつもりでテレビをつけた時は、ちゃんと画面を見てるけど、BGM代わりにテレビをつけてる時は、音しか聞いてない。それで、音だけ聞いてると、つい、変なふうに聞こえちゃうことがある。たとえば、ニュースとかを聞いてると、タマに、「焼酎学校」って聞こえて来て、「えっ?」って思っちゃう。これは、もちろん、「小中学校」ってことなんだけど、今のテレビって、ナンでもカンでもテロップを入れるから、ついついテロップを読むクセがついちゃってて、音だけから判断することが少なくなって来た。画面の下に、「全国の小中学校でインフルエンザが大流行」ってテロップが出た上で、ニュースキャスターがおんなじセリフを言ったりするから、耳からの情報よりも目からの情報のほうが主になっちゃってる感じだ。だから、画面を見ないで、ニュースキャスターの声だけ聞いてると、前後の文章から考えれば「小中学校」に決まってるのに、なぜか「焼酎学校」って聞こえちゃったりするのだ。

で、今日のニュースでも、おんなじようなことがあった。テレビをつけっぱなしにして、ソファーに横になって、電子レンジで温めたオシボリを目に乗せて、ドライアイを温めてたら、「アメリカ産牛肉の輸入最下位が決まりました」って聞こえて来た。もちろん、こうして文字で読めば、「輸入再開」だってことは誰にでも分かるだろうし、サスガのあたしでも、間違えたりしない。だけど、こんな分かりきってることでも、いつもは目と耳から同時にインプットしてたものが、耳からだけになると、トタンにおかしな「脳内漢字変換」がスタートしちゃう。

ま、たった「0.01グラム」食べただけでも、10年後には脳みそがスポンジ状になって狂い死ぬ「今世紀最悪の生物兵器」って呼ばれてる「アメリカ産の狂牛肉」なんかの輸入を再開するなんてことは、5年間、ずっと、アメリカのための政治を続けて来たコイズミ売国内閣の悪行三昧の中でも、それこそ、「最下位」に位置するもんだから、「輸入最下位」でも、いちがいに誤変換とは言えないような気がする今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、ニポンとおんなじに、危険極まりないアメリカ産の狂牛肉の輸入を禁止してた韓国も、アメリカの執拗なゴリ押しに根負けして、今年の6月から、2年半ぶりに輸入再開することになった。だけど、それに先がけて、韓国政府が、アメリカの食肉処理施設に視察チームを送ったら、ナナナナナント! 35ヶ所の施設のうち、7ヶ所もの施設が、最低限の安全基準すら満たしてなかったことが分かったのだ。それで、韓国政府は、自国の国民の命を守るために、アメリカ政府との間で決まってた輸入再開をソッコーで取りやめにして、完全に安全だってことが確認されるまで、無期限で輸入禁止を続行することにした。

だけど、そのわずか1ヶ月後の、ニポンの視察チームの報告は、「準備の遅れている1ヶ所を含めて、35ヶ所の食肉処理施設はすべて問題が無い」ってもので、ようするに、去年の視察の時と同様に、「輸入再開ありき」で、行く前から決められてた大嘘の報告だったってワケだ。だって、実際には、何月何日にニポンの視察チームが行くよって、事前にすべての施設に通達してたのにも関わらず、35ヶ所のうち、15ヶ所もの施設に不備があったんだよ。こっちから、ワザワザ、何月何日に視察チームが行くよって通達したってことは、すでに輸入再開は決まってて、そのための「形だけの視察」だったってワケで、先生が授業中に「ここがテストに出ますよ」って教えてあげて、そのまんまの問題を出すのとおんなじだ。

だけど、ニポン人をバカにしまくってるアメリカの食肉業者たちは、事前に教えといてあげた問題なのにも関わらず、まったく勉強しないでテストを受けに来たってワケだ。そして、35人中15人もの不合格っていう、呆れて開いた口が塞がらないような結果が出たってのに、それに対して、農水省副大臣の宮腰光寛と、厚生労働省副大臣の赤松正雄が出した答えは、「全員合格!」っていうトンデモナイものだった。35ヶ所の施設のうち、7ヶ所の施設に不備があったから、輸入再開を全面的に無期限でストップした韓国と、35ヶ所の施設のうち、15ヶ所もの施設に不備が見つかったのに、その事実をインペイしてまで、サクサクと輸入再開しちゃうニポン。なんか、戦後60年以上も経ってるのに、未だに敗戦の影を引きずってるっていうか、ニポンのトップがアメリカの言いなりなんて、これじゃあ、ホントにアメリカの属国だね。

‥‥そんなワケで、去年の視察でも、コイズミの息の掛かった内閣府の視察チームは、「全施設に問題無し」って報告してたけど、これも「輸入再開ありき」で、アメリカに行く前から決められてた報告書を出しただけだった。だけど、同時期に民間の「すき家」のゼンショーが送り込んだ視察チームによると、「(アメリカの)危険部位の完全除去は日本の基準から見ると明らかに不十分」てことで、ゼンショーは、アメリカ産の牛肉を使用しないことに決めた。そして、内閣府の視察チームの報告と、民間の視察チームの報告と、どっちが正しかったのかっていえば、去年の12月にムリヤリに輸入再開されてから、1ヶ月も経たないうちに、その答えがハッキリと出た。それが、成田で見つかった、危険部位が丸ごと入った狂牛肉だ。

去年、輸入が再開される直前のインターネットのアンケートでは、「アメリカ産の牛肉が輸入再開されても絶対に買わない」は52%だったけど、この成田での危険部位発見後の同アンケートでは、78%に跳ね上がった。ようやく、ノンキな国民たちも、少しは気づいて来たみたいだけど、問題なのは、これがインターネットのアンケートだってことだ。日常的にパソコンを使ってる人は、政府の圧力の掛かったマスコミの偏向報道だけじゃなく、インターネット上でしか伝えられない真実にも目を向けるようになって来たけど、世の中には、インターネットなんかやったこともない人たちがたくさんいる。そういった人たちは、未だに、テレビや新聞の報道が真実だなんて思い込んでるワケで、自衛隊にしたって、イラクから完全に撤退したんだと思い込んでる。マサカ、航空自衛隊の活動が戦闘地域にまで拡大して、日々、アメリカの殺人兵器を空輸して、あたしたちから巻き上げた税金で人殺しの手伝いをしてるなんて、ミジンも思ってないだろう。

マスコミの偏向報道は、今に始まったことじゃないけど、それにしても、ナンミョーと並ぶ世界的カルト教団の統一協会に、安倍晋三が祝電を送ったことは、どのテレビ局もまったく報じなかった。この国の次期総理大臣になるかもしれない人物が、祖父の代から悪質な犯罪組織とつながってて、未だに深い関係を持ってるなんて、これこそ、全国民に知らせなきゃなんない大問題なのに、どのチャンネルのニュースを見ても、この問題に関してだけ、まるで申し合わせたように無言だった。この事実を見れば分かるように、ニポンのテレビのニュースで流れてるのは、「国民に知らせるべき問題」じゃなくて、「国民に知らせても与党が困らない問題」だけなのだ。

‥‥そんなワケで、話はクルリンパと戻って、輸入が再開されれば、薬害エイズの千倍以上の被害者が出るって言われてるアメリカ産の狂牛肉問題だけど、去年の12月に、過半数以上の国民の反対を押し切って輸入再開を決定した時、コイズミは、「食べたくない人は食べなきゃいいんです」ってノタマッた。この時、あたしは、やることなすことデタラメばっかのコイズミにしちゃあ、珍しくスジの通ったことを言ったと思ったんだけど、フタを開けてみたら、やっぱりコイズミだった。だって、「食べたくない人は食べなきゃいいんです」って言いながら、加工品に関しては、産地表示を義務付けないんだから、消費者は選ぶことができない。だから、食べたくない人も、知らないうちに口にしちゃう可能性があるワケだ。

一国の総理大臣が、国民の命よりもアメリカへのオベンチャラを優先して、危険極まりない殺人食品の輸入を独断で決めた上に、猛反対してる消費者に対して、「食べたくない人は食べなきゃいいんです」なんてノタマッたんだから、それなら、最低でも、すべての加工食品に対しての産地表示を義務付けるのが「責任」なんじゃないの? ま、無責任大王のコイズミの辞書には、「責任」なんて言葉はあるワケないし、この5年間のデタラメっぷりを見てれば、コイズミに責任を問うことは、猫にパラパラを教え込むよりも難しいだろう。何しろ、コイズミには、自分が撒いたタネで国民が被害をこうむっても、「それは自己責任です」っていう伝家の宝刀があるからね。

それにしても、あたしがずっと不思議に思ってたのは、成田で危険部位入りの狂牛肉が見つかった時に、なんで他の肉をぜんぶアメリカに送り返さなかったんだろうってことだ。政府の発表では約800トン、民間の調査では1000トン以上、この200トンの差はなんだかなぁ~って思いつつも、これだけの狂牛肉が、莫大な費用を掛けて、ずっと冷凍倉庫に保管されてるのだ。マトモに考えたら、100個の商品を輸入して、その中の1個に規約違反のものが混じってたら、普通はぜんぶ送り返すでしょ? それも、今回の場合は食品なんだから、なおさらでしょ? 他の肉に、たとえ危険部位が入ってなくても、危険部位が丸ごと入ってたようなズサンな施設で処理した肉なんだから、目に見えないレベルでは異常プリオンがタップリと混入してそうじゃん。それなのに、なんで送り返さないんだろうって、あたしは不思議だった。

でも、今回、その謎が解けたのだ。政府は、アメリカの処理施設の半数近くに不備があった事実をインペイして、ムリヤリに輸入再開を決め、8月の中旬から狂牛肉が輸入されて来るワケだけど、その後の政府の計画を知って、あたしはビックル一気飲みしちゃった。この、恐るべき政府の計画ってのは、今年の11月ころまで、約3ヶ月ほどかけて、アメリカ産の狂牛肉の流通を安定させて、その後は、成田で足止めされてる1000トンもの狂牛肉も、輸入したものと混ぜて、一緒に流通させちゃうって話なのだ。

だけど、コレって、ものすごくおかしな話だと思う。だって、成田で足止めされてる1000トンの狂牛肉は、アメリカ側が約束を守らなかったために、「輸入禁止」になったものだからだ。それで、その後に、アメリカ側が施設などの改善をして、改めて視察して、それで再び輸入再開になったんだから、ニポンに輸入される狂牛肉は、あくまでも「今回の輸入再開後」に処理された肉じゃなきゃおかしい。それなのに、以前にアメリカ側が違反をした時の危険な肉まで流通させるってのは、どう考えたっておかしい。つまり、アメリカに肉を送り返さなかった事実、廃棄処分にしなかった事実、莫大な費用を掛けてまでずっと保管して来た事実、これらの事実は、すべて、「輸入再開ありき」の上に成田ってた‥‥じゃなくて、成り立ってた事実であって、最初っから、「近いうちにムリヤリに輸入再開させちゃうから、そしたら混ぜて流通させちゃおうぜ」っていう暗黙の了解があったってことだ。これぞ、コイズミ方式、これぞ、アメリカの属国としての本領発揮って感じだ。

‥‥そんなワケで、不安だらけのニポンの消費者の気持ちとはウラハラに、アメリカ側の食品安全意識はあまりにも低すぎる‥‥っていうか、まるで、「海の向こうのイエローモンキーなんかに食わせるんだから、何だって構わないだろう」ってくらいの、完全にバカにされてるような感じを受ける。だって、輸入停止期間中の7月11日に、アメリカから輸入した七面鳥の冷凍肉や冷凍ハムのコンテナの中に、狂牛肉のローストビーフが混入してた問題に対して、アメリカの農務省は、「そんなことは、ささいな問題だ」ってノタマッたのだ。さらには、今回の輸入再開について、多くのニポン国民が不安を感じてて、「また前回のように危険部位の混入が起こるんじゃないか」って思ってるって質問に対して、アメリカのダニエル・バーマン公使は、「ミスなんてものは起こって当然です。自分の作っているものが完璧だなんて断言できる人がいますか?」と来たもんだ。

何度も何度もミスを犯しながら、それでも何の改善もせずに、輸入再開をゴリ押しして来たアメリカ側の言いぶんがコレなんだから、それでもこんなもん食べるのは、命知らずのバカだけだろう。ようするに、アメリカ側にしてみたら、10年後にニポン人が何万人狂い死んだって、知ったこっちゃないワケだし、その糸を引いて来た殺人鬼コイズミにしたって、10年後には、もうこの世にはいないだろうから、誰にも責任なんか追及できないワケで、コイズミの言う通り、食べた人の「自己責任」てことになる。だから、脳みそがスポンジ状になって狂い死にたくない人は、自分の責任で、絶対にアメリカ産の狂牛肉を食べないようにするしかないってことだ。

だけど、あたしたちが、いくら北朝鮮産のアサリを食べないように気をつけてても、そこら中のスーパーとかで、北朝鮮産のアサリが中国産のアサリってことになって売られてるってことは、北朝鮮への経済制裁ファンの皆さんの間では、周知の事実だろう。他にも、肉や野菜やお米や魚からワインに至るまで、産地を偽装したラベルを貼って販売してるのは、今や当たり前になってる。有名な事件だと、2002年の雪印食品の「牛肉偽装事件」があるけど、天下の雪印食品みたいな大企業が、外国産の牛肉のパックに国産のシールを貼って大掛かりな詐欺をやってたなんて、あたしたち消費者は何を信じればいいんだろう。あたしの大好きなお魚にしても、「日本一の魚屋」を謳い文句にしてる天下の北辰水産が、インドマグロを本マグロ、中国産ウナギを国産ウナギと偽って販売してたことが判明して、農林水産省から指導を受けてる。

もちろん、こんなのは、氷山の一角で、大企業から個人の農家に至るまで、今や表示の偽装なんて日常茶碗蒸しだ。この前なんか、1袋に10個くらい入ってる千葉県産のサトイモが、実は千葉県産なのはそのうちの2個か3個で、残りはぜんぶ中国産だったなんてニュースを見た。呆れ果てたことに、中国産のサトイモに、ワザワザ千葉県の土をつけて偽装してたってんだから、姉歯もビックル一気飲みだろう。

ようするに、アメリカ産の狂牛肉が輸入再開される前から、牛肉の産地偽装は当たり前に行なわれてたんだから、今さら、スーパーに並んでる「○○産」なんて表示を頭から信じられるワケがない。だから、あたしたちができる自己防衛手段は、「アメリカ産の牛肉は扱わない」って断言してる企業の店舗や商品を選択するってことしかない。「アメリカ産の牛肉を扱います」って言ってる企業の場合は、アメリカ産の狂牛肉にオーストラリア産のシールを貼ってトボケて売っちゃう可能性だってあるし、ひき肉なんかになったら、絶対にインチキしそうな気がする。だいたいからして、これだけ世論が「アメリカ産は食べたくない」って言ってんだから、店頭に並べても買う人なんかいないと思う。そうなったら、売れ残る。売れ残ったら困るから、産地を偽装して売っちゃう‥‥ってワケで、企業の規模に関わらず、経営者の理念が問われる問題なんだと思う。

‥‥そんなワケで、「きっこの日記」としては、ずっと、「すき家」や「S&B食品」を支持して来たけど、他にも、独自の視察チームをアメリカに送って現地調査した結果、「現状では、安全が保証できるとは言えない状態だったので、とても消費者には販売できません。輸入が再開されても、うちでは取り扱う予定はありません」て断言した「ダイエー」も支持しちゃう。牛丼を食べるなら「すき家」、加工食品を買うなら「S&B食品」、スーパーで牛肉を買うなら「ダイエー」ってことだ。そして、こんな危険なものを平然と販売しようとしてる売国企業なんかは、テッテーテキに不買運動をして、国民の力で潰してやろう!‥‥なんて思う今日この頃なのだ。


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2006.07.27

差別用語のひとり歩き

Chibikurosannbo
昨日の日記に関して、「ダイアル式」についてとか、「株式会社」についてとか、「縄文式土器」についてとか、色んなメールをいただいたんだけど、その中に、次のようなメールが何通かあった。


お名前:OJ
E-mail:xxxxx@xxxxx.ne.jp
コメント:きっこさん、こんにちは。今日の日記に「片手落ち」という言葉が何度も出てきますが、これは障害者に対する差別用語に当たると思われますので、使わない方が好ましいと思います。(後略)


1通か2通ならワザワザ取り上げないんだけど、16通もあったので、世の中にはカン違いしてる人がケッコーいるんだと思って、今日のマクラで取り上げることにした。「片手落ち」ってのは、「片手/落ち」じゃなくて、「片/手落ち」ってことで、「片方のことはきちんとやったのに、もう片方のことは中途半端にしてしまった」って意味から、「片方に対する配慮が欠けている/不公平」って意味として使われている言葉だ。だから、この「片手落ち」ってのは、差別用語でも何でもない。

だいたいからして、「片手落ち」を「片手が落ちた」って意味に曲解して差別用語だって言うんなら、「手数が足りない」とか「手抜き工事」とかはどうなるの? どれもみんな差別用語になっちゃうじゃん。あたしの感覚で言うと、ヤタラと神経をピリピリさせて、差別用語でも何でもないこういう言葉まで、「差別用語だ!」って騒ぎ立ててる人たちのほうが、よっぽど差別的な感覚が強いんじゃないかと思っちゃう今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしは、この「片手落ち」みたいに、正しい意味を知らない人たちが勝手に「差別用語だ!」って騒いでるような言葉に関してはおへそがカプチーノだけど、他の、正しい意味で使われている言葉に関しては、一般的な感覚とリトル違うっぽいとこがある。たとえば、テレビやラジオのニュースとかで、「知的障害者」って言葉を良く聞くけど、あたしの感覚だと、この言葉だって、差別用語みたいに聞こえる。それ以前に、「障害者」って言葉自体が、差別用語みたいに感じる。

ちょっと話はダッフンしちゃうけど、今年の5月29日に、ファンファンの愛称で親しまれてた俳優の岡田真澄が亡くなった時に、あたしは、色んな芸能人たちの追悼のコメントを集めてた。これは、別に、岡田真澄に限ったことじゃなくて、有名人が亡くなった時には、いつもやってることだ。なんでかっていうと、亡くなった人じゃなくて、コメントを言ってる芸能人たちのほうの人間性が良く分かって、面白いからだ。すごく多いのは、故人に対して語るんじゃなくて、いかに自分が故人のことを思ってる心の温かい人物なのかってことを必死にアピールする芸能人たち。生前、ホントに仲良くしてて、ホント悲しんでる人だったら、レポーターにマイクを突きつけられても、コメントなんかできないほどの状態なのが普通で、ここぞとばかりに調子のいいことをペラペラとノタマエルのは、実際には、ほとんど交流のなかった人たちだ。

そういう人たちのコメントは、たいていが、「いかに巧いことを言うか」とか、「いかに自分を良い人に見せられるか」とか、そんなことを考えてコメントしてるのがバレバレだ。お葬式の映像を見ても、心から悲しんでるのなんか、ホントに深い交友のあった数人だけで、9割以上の参列者は、ツキアイで顔を出しに来た芸能人や関係者ばっかだから、レポーターにマイクを向けられれば、テレビを見てる人たちに、いかに自分を良く見せるかってことしか頭にない。で、今回の岡田真澄に関する色んな人たちのコメントの中で‥‥って言っても、ぜんぶはとても見てないけど、あたしが見た中で、ビックル一気飲みをしたのが3人いた。それは、やくみつると、みのもんたと、デヴィ夫人だ。

有名人のサインなどのコレクターとしてもオナジミの漫画家、やくみつるは、こう言った。


「岡田真澄さんとは、テレビ局の廊下で何度もすれ違ってたのに、声をかけたことはありませんでした。こんなことになるんなら、サインをもらっときゃ良かった! ウカツだった!」


みのもんたは、こう言った。


「ファンファンは、タキシードの似合う唯一の日本人でしたね~」


おいおい、いくら故人を立てるって言っても、そんなこと言っちゃったら、ダンディー坂野の立場はどうなる?‥‥なんてことを言ってみつつも、これらの発言は、別に何の問題も無いし、当然、放送コードにも引っかからない。それで、賢明なる「きっこの日記」の読者諸兄なら、この流れから、「次のデヴィ夫人のコメントがオチなんだろうな?」って思っただろうけど、皆さんのご想像通り、デヴィ夫人は、こう言った。


「初めてファンファンと出会ったのは、私が17くらいで、ファンファンが22くらいだったんですが、あのころは、まだ、アイノコってものに対して、世間の目が」


なんで、「世間の目が」ってとこで途切れてるのかって言うと、このワイドショーは、お葬式の会場から生中継してて、このデヴィ夫人のコメントも、ナマだったのだ。それで、コメントの途中だったのに、この「アイノコ」って言葉が出たトタンに、突然、CMに切り替わったのだ。そして、この、某テレビ朝日のワイドショーは、ナニゴトもなかったかのように、CM明けからは別の話題を始めた。たぶん、これが、スタジオにいた司会者やゲストの発言だったとしたら、ソッコーでお詫びが入ってたと思うけど、お葬式の会場前からの生中継だったので、そのまま「なかったこと」にしちゃったんだろう。

‥‥そんなワケで、おんなじ差別用語でも、浮世離れしてて世間の常識を知らないデヴィ夫人なら許されるけど、スタジオに来てる文化人だとNGなのか、非常識なマスコミの常識なんか、あたしには良く分かんないけど、それ以前に、あたしには、なんで「アイノコ」って言葉が差別用語なのか、放送禁止用語なのかが分かんない。「アイノコ」とか「混血児」が差別用語なのに、「ハーフ」とか「クウォーター」とかはオッケーっていう線引きが、あたしには理解できない。マサカ、「英語ならカッコイイ」とかっていう昭和の感覚で決められてるとは思わないけど、おんなじ意味の言葉なのに、ニポン人がニポン語で表現することがNGなのに、英語ならオッケーって、「お前はマッカーサーか?」って、誰に向かってツッコミを入れればいいんだろう?

ちなみに、FMの「NACK5」のナマ番組に、アイドルの宮路真緒がゲスト出演した時のこと、自分のペットの犬のことを話してる中で、「この犬はアイノコなんですよ~」って言ったら、すぐにDJが、「ただ今、不適切な言葉がありました」って言って、謝罪してた。放送禁止用語って、すべてのラジオ、テレビ局で統一されてるのか、それとも、局によって違うのか分かんないけど、テレビ朝日ではヒトコトの訂正も謝罪も無かった「アイノコ」って言葉が、FMの「NACK5」の場合は、犬に関してのことでもNGだったワケだ。

あたしは、前に、ポメラニアンとパピヨンをかけあわせた「ポメパピ」とか、チワワとプードルをかけあわせた「チワプー」とか、マルチーズとダックスをかけあわせた「マルダックス」とか、チワワとダックスをかけあわせた「チワックス」とか、こういった「ミックス犬」についてリトル書いたことがあるけど、ようするに、宮路真緒の飼ってる犬は、この「ミックス犬」なんだと思う。だけど、これはどう見ても「アイノコ」で、「ミックス犬」て呼ぶのはいいけど、「アイノコ」って呼ぶと「不適切な言葉」になっちゃうシステムが、あたしには理解できない。だって、どう考えたって、「ミックス」なんて呼ぶほうが、ジュースじゃあるまいし、命ってもんをもてあそんでるように感じるじゃん。「アイノコ」のほうが、「愛の子」みたいで、よっぽど温かみを感じるよ、あたしは。

‥‥そんなワケで、1994年に出版された「徹底追求、言葉狩りと差別」(週刊文春編)の中の「大新聞の言い換えリスト」では、差別用語はABCの三段階に分けられてて、「アイノコ」は、Bランクになってる。このBランクってのは、「特別な場合以外は使わない方が良い」って言葉だそうで、「アイノコ」は「混血児」に言い換えるように書かれてる。つまり、今から12年前の新聞の感覚だと、「アイノコ」は「なるべく使わないようにする言葉」だけど、「混血児」ならオッケーってことだったのだ。

だけど、今では、「アイノコ」も「混血児」もおんなじように差別用語一覧に載ってて、両方とも「ハーフ」に言い換えるように指導されてる。ようするに、この10年ほどの間に、世の中の言葉の感覚が変化したってことなんだろうけど、こういうのって、いったい誰が決めてんだろう? だって、言葉の感覚なんて人それぞれ違うし、特に、差別用語ってもんに関しては、差別される側の人たちの意見を聞かなかったら、決められないハズだからだ。

たとえば、「アイノコ」や「混血児」を差別用語に認定するんだったら、ニポン中のニポン国籍のハーフやクウォーターの人たち全員にアンケートをとって、それで、決めるべきだと思う。それがムリでも、少なくとも何千人かのハーフの人たちに聞いて、本人たちが「差別だ!」って言ってんならジンジャエールだけど、なんか、こういうのって、どっかのナントカ学者みたいなオッサンが、勝手に決めちゃってるような気がする。じゃなかったら、ポメラニアンとパピヨンをかけあわせた犬のことを「アイノコ」って呼んで、それが「不適切な言葉」になっちゃうような、こんなトンチンカンな事態にはならないと思う。だって、「アイノコ」がダメでも「ミックス犬」がいいんなら、ハーフの人のことも「ミックス人」て呼んでいいってことでしょ? こんなことを書くと、「人間と犬を一緒にするな!」って人もいるかも知れないけど、これは、あたしが言ってんじゃなくて、FMの「NACK5」がこういった感覚で放送してるってことだ。

あたしは、差別用語なんてもんは、言われたほうが「差別だ!」って感じれば、どんな言葉だって差別用語になっちゃうと思うし、誰かが決めることじゃないと思う。そして、あたしは、ホントの差別用語ってのは、言われた相手が不愉快な気持ちになるのは当然として、その言葉を使ったほうも、あんまりいい気持ちがしない言葉なんじゃないかって思ってる。だって、差別用語ってのは、相手を差別するための言葉で、誰が相手を差別してんのかっていえば、それは、その言葉を使った自分自身だからだ。

たとえば、しばらく前から、「老人性痴呆症」を「認知症」って呼ぶことになったけど、この「痴呆症」って言葉は、あたしは使うのがイヤだった。もちろん、言われてるほうの家族とかもイヤだったと思うけど、使ってるこっちもイヤだった。これは、きちんと決められた病名だから、正確には差別用語とは違うんだと思うけど、あたしは、「痴呆症」って言葉を使うたびに、ひどい差別用語を使ってるのとおんなじような、すごくイヤな気分がしてた。なんてセンスの悪い、なんて無神経なネーミングなんだろうと思って、こんな最悪な名前を考えたヤツの顔を見てみたいと思ってた。だから、「認知症」って呼び方に換わってくれて、すごく良かったと思ってる。

‥‥そんなワケで、あたしは、「痴呆症」を「認知症」に換えたことには大賛成するけど、「アイノコ」や「混血児」を「ハーフ」や「ミックス」に換えることが、これとおんなじ感覚だとは、とうてい思えない。これは、「アイノコ」や「混血児」が差別用語じゃないって言ってるんじゃなくて、あたしの感覚だと、「ハーフ」や「ミックス」のほうが、さらに悪い言葉のように感じちゃうからだ。お葬式で岡田真澄のことを「アイノコ」って言ったデヴィ夫人には、これっぽっちも相手を差別する気持ちなんかなく、当時のことを当時の言葉で話してただけだ。それを「不適切」として、大慌てでCMに切り替えたテレビ局のほうが異常なのだ。自分の犬のことを「アイノコ」って説明した宮路真緒も、自分の大切な愛犬を差別するワケもないし、それが差別用語だなんて認識なんかミジンもなかった。そんなことに対して、ワザワザ謝罪するラジオ局のほうが異常なのだ。重要なのは、「どんな言葉を使ったか」じゃなくて、そこに「差別意識があったかどうか」ってことなのに、こんな当たり前のことすら分からずに、大切なニポン語を破壊し続けてるバカなマスコミこそ、あたしは、差別すべき対象だって思う今日この頃なのだ。


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2006.07.26

きっこ式

Sakuma3 あたしが、ずっと前から不思議に思ってる‥‥って言うか、ヤタラと好奇心をくすぐられちゃう‥‥って言うか、琴線に触れまくる‥‥って言うか、うまく言えないんだけど、奇妙な言葉だと思ってるものに、「式」ってのがある。これは、結婚式とかお葬式とか入学式とか卒業式とかの「式典」のほうの「式」じゃなくて、数式とか方程式とかのほうの「式」だ。もっと分かりやすい例をあげると、避妊の方法のひとつとして、昭和中期に広まった「オギノ式」とか、アニメの「ほたるの墓」に出てきて、多くの人たちの涙を誘った「サクマ式ドロップス」とか、つげ義春の代表作の「ねじ式」とか、そういうほうの「式」だ。「ほたるの墓」の流れで行くと、ゼロ戦の正式名称の「零式艦上戦闘機」とか‥‥あっ!「正式名称」の「式」もおんなじだ!

 

ようするに、「○○ふう」とか、「○○の一種」って意味っぽいんだけど、もうちょっと硬い感じで、きちんと分類してる時に使う言葉なんだと思う。たとえば、「投げ釣り」のことを調べてたら、投げ釣りに使う「テンビン」っていうオモリがあって、そのオモリを釣り糸に固定する方法として、「固定式」「遊動式」「半遊動式」って書いてあった。「固定式」と「遊動式」なら、釣りをしないあたしにも想像がつくけど、「半遊動式」ってのが、イマイチ分かんない。「プチ遊動式」とか「リトル遊動式」とかなら分かるんだけど、「半遊動式」って言われても、何の「半分」なんだかが分かんない。

 

ま、それはいいとして、この投げ釣りのテンビンの固定方法は、何種類あるのか知らないけど、すべて、「固定式」「遊動式」「半遊動式」のどれかに入るんだと思う。だって、動かないものと、動くものと、その中間のものってふうに区分けしてあるんだから、このうちのどれにも含まれない固定方法は、アリエナイザーだろう。だから、今まで、どんな釣り人も考えたことのない新しいテンビンの固定方法を思いついたとしても、それが動かないんなら「固定式」になるし、動くんなら「遊動式」になるし、どっちでもないんなら「半遊動式」になると思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?

 

 

‥‥そんなワケで、この投げ釣りのテンビンの固定方法みたいに、どんなものでも、必ずどれかに振り分けられるように、ソツなく、「A式」「B式」「C式」ってなってればいいんだけど、あたしが「ずっと前から不思議に思ってる」のは、ようするに、片手落ちのホニャララ式のことだ。避妊具の場合だったら、コンドームみたいなタイプのものを「直接的制御式」って呼んで、ピルみたいなものを「薬物方式」って呼ぶんなら、安全日を計算する方法を「オギノ式」って呼んでもいいけど、その場合には、基礎体温法も「オギノ式」に含まれることになる。だけど、現在の避妊法は、「オギノ式」以外には「式」ってついてないし、基礎体温法は基礎体温法で、「オギノ式」とは別物だ。つまり、現在の色んな避妊法を「式」で分類すると、「オギノ式」と「オギノ式以外式」ってワケで、あまりにもアバウトだし、あまりにも片手落ちだと思う。

 

こういう「片手落ち」って、ホントにたくさんある。電話にしても、プッシュホンに対して、昔の電話のことを「ダイアル式」って呼ぶけど、それなら、プッシュホンのことは「プッシュ式」って呼ぶべきなのに、そうは呼ばない。さらには、昔の電話を「ダイアル式」って呼ぶんなら、ケータイのことは、「携帯式プッシュ式電話」って呼ばなきゃなんないと思う。だけど、実際には「携帯電話」なワケで、「プッシュ式」なのは今どき当然だから省略するとしても、「携帯式」とも言わない。他にも、「株式会社」に対する「有限会社」ってのもヘンだ。なんで「有限式会社」って呼ばないんだろう? 逆に、「有限会社」って呼ぶんなら、「株式会社」じゃなくて「無限会社」って呼ぶべきだ。

 

これって、あんがい、この問題のポイントだと思う。なんでかって言うと、あたしが昔から不思議に思ってたことのひとつに、「縄文式土器」とか「弥生式土器」とかの「式」があるからだ。「縄文土器」とか「弥生土器」とかで通じるのに、なんでワザワザ「式」をつけるのか、あたしには理解できなかった。これは、「竪穴式住居」とか「高床式住居」とかもおんなじで、竪穴の住居なんだから「竪穴住居」、高床の住居なんだから「高床住居」でいいのに、なんでワザワザ「式」をつけるんだろう?

 

あたしは、こういう「式」って、カン違いを誘発するような気がするんだよね。だって、「縄文土器」と「縄文式土器」が並んでたとしたら、「縄文土器」こそが縄文時代に作られたオリジナルの本物で、「縄文式土器」は、あとの時代の人が、本物の「縄文土器」を見ながらマネして作ったレプリカみたいに感じちゃうからだ。「竪穴式住居」にしても、ちゃんとした竪穴の住居は「竪穴住居」であって、それをマネして作った、なんとなく雰囲気だけが竪穴住居っぽいニセモノが、「竪穴式住居」って感じがしちゃう。ようするに、これらの「式」は、「ぽい」って感じなのだ。「縄文式土器」ってのは「縄文ぽい土器」、「竪穴式住居」ってのは「竪穴っぽい住居」ってふうに、あたしはイメージしちゃう。

 

だから、あたしは、「サクマ式ドロップス」に関しても、このイメージがつきまとう。おんなじような缶に入ったキャンディーで、「サクマ式ドロップス」と「サクマドロップス」の2種類があるけど、あたしのイメージだと、「サクマドロップス」のほうが本家本元で、「サクマ式ドロップス」ってのは、それをマネして作った「サクマっぽいドロップス」って感じで、なんか、バッタモンみたいに思えちゃう。

 

だけど、ホントは、「サクマ式ドロップス」のほうが古いのだ。もともとは、戦前に、「サクマ製菓株式會社」ってとこが作ってたキャンディーが「サクマ式ドロップス」だった。それで、戦後になって、「サクマ製菓株式會社」の社長の息子と番頭さんが、それぞれ別々の「サクマ製菓株式會社」を立ち上げて「サクマ式ドロップス」を販売しようとした。でも、そうすると、おんなじ名前の会社が2つできちゃうので、裁判になり、社長の息子のほうは会社名を使う、番頭さんのほうは商品名を使うってことで決着した。結局、社長の息子のほうは、先代からの社名、「サクマ製菓株式会社」を引き継いだけど、商品名のほうを「サクマドロップス」に替えたってワケで、番頭さんのほうは、「サクマ式ドロップス」って商品名は使わせてもらえたけど、会社名は「佐久間製菓株式会社」って漢字表記に替えたってワケだ。

 

で、「サクマ式ドロップス」に関しては、商品名だけで判断すれば、「サクマ式ドロップス」のほうが本家本元ってことになるんだけど、こんな判断をしちゃったら、それこそが「片手落ち」になっちゃう。本家本元の「サクマ式ドロップス」ってのは、正確に言えば、「サクマ製菓株式會社から販売されてるサクマ式ドロップス」なんだから、現在の「佐久間製菓株式会社から販売されてるサクマ式ドロップス」とは、会社名が違うってことになる。逆に、会社名に重きを置いて判断すれば、先代からの流れを汲む「サクマ製菓株式会社から販売されてるサクマドロップス」のほうが、本家本元とも言える。結局のところ、両方とも本物であると同時に、両方とも戦前のものとは違うってワケで、つまりは「引き分け」ってことなんだけど、「ほたるの墓」を記念して作られた「戦前の復刻版」のキャンディーが「サクマ式ドロップス」である以上は、番頭さんが興した会社のほうに、ブがあると思う。

 

‥‥そんなワケで、「サクマ式ドロップス」は特殊な例だとして、やっぱり、あたしは、「式」がついてるほうが、あとからできたニセモノみたいに感じちゃう。たとえば、「ルイヴィトン・ミニリントラペーズ」と「ルイヴィトン式ミニリントラペーズ」が、2つ並んでおんなじ値段で売られてたら、誰だって「ルイヴィトン・ミニリントラペーズ」のほうを買うと思う。ま、ヴィトン程度ならいいとしても、「エルメス式バーキン」を買う人はいないと思う。

 

なんで、あたしが、こんなふうに思っちゃうのかって言うと、この「サクマ式ドロップス」とかの「式」ってのが、「方式」って意味みたいだからだ。「サクマ式ドロップス」なら、「サクマが開発した製造方式で作られたドロップス」ってワケで、それを縮めて「サクマ方式のドロップス」ってワケで、さらに縮めて「サクマ式ドロップス」ってワケだからだ。だから、「サクマ製菓株式会社」が作ってなくても、おんなじ方式でおんなじものを作れば、グリコ製菓が作ろうとも、明治製菓が作ろうとも、「グリコ式」でも「明治式」でもなく、「サクマ式ドロップス」ってことになる。

 

「オギノ式」は、「オギノ式避妊法」の略で、これは、産婦人科医の荻野久作先生が考え出した方式ってワケで、まったくおんなじ方法を田中先生が指導しても佐藤先生が指導しても、「タナカ式避妊法」や「サトウ式避妊法」にはならない。でも、だれが指導したとしても「オギノ式」は「オギノ式」だけど、田中先生がちょっとだけオリジナリティーを加えた避妊法だったりすると、「タナカ式オギノ式避妊法」になるかもしんないし、それをさらに佐藤先生がアレンジした避妊法だったりすると、「サトウ式タナカ式オギノ式避妊法」になるかもしんない。

 

ま、それはともかくとして、グリコ製菓が作っても明治製菓が作っても「サクマ式ドロップス」なんだし、田中先生が指導しても佐藤先生が指導しても「オギノ式避妊法」なんだから、この、つかみどころのない「式」ってもんを確立するためには、本家本元には「式」をつけずに、それをマネしたものに「式」をつけるべきだと思う。サクマ製菓株式会社が作るキャンディーは「サクマドロップス」で、他のメーカーが似たものを作る場合に「サクマ式ドロップス」と呼ぶ。荻野久作先生が指導した場合は「オギノ避妊法」で、他の産婦人科医が指導する場合に「オギノ式避妊法」と呼ぶ。ルイヴィトンの製品は「ルイヴィトン」で、ソックリのコピー商品は「ルイヴィトン式」って呼ぶ。こうすれば、すごく分かりやすくなる。

 

‥‥そんなワケで、あたしは、投げ釣りのテンビンの固定方法みたいに、きちんと区分けされてる「式」ならぜんぜん問題ないんだけど、片手落ちっぽい「式」に関しては、どうしてもニセモノっぽく、ウサン臭く感じちゃう。たとえば、世の中の果物が、リンゴ、イチゴ、ミカン、カキ、バナナ、レモンの6種類しか存在しないんだとしたら、果物を「赤色式果物」「オレンジ色式果物」「黄色式果物」って区分けしてもいいと思う。リンゴとイチゴが「赤色式」、ミカンとカキが「オレンジ色式」、バナナとレモンが「黄色式」ってことで、投げ釣りのテンビンの固定方法とおんなじに、すべてきちんと区分けできるからだ。だけど、実際の世の中には、桃色のモモもあるし、ムラサキ色のブドウもあるし、完熟マンゴーみたいに、赤とオレンジの中間みたいな色の果物もある。また、リンゴでも赤くないものもある。そんな状況なのに、赤いリンゴとイチゴだけが、勝手に「赤色式果物」を宣言しちゃったみたいなのが、この、片手落ちの「式」なのだ。ようするに、偉そうに「○○式」なんて言ってても、そのうちの何割かの「式」は、ものすごくアバウトで、「宣言しちゃったもん勝ち」ってワケな今日この頃なのだ‥‥って、今日も「きっこ式」にシメてみた(笑)

 

 

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2006.07.25

お知らせです♪

大好評にお応えして、「きっこの音楽日記」に、「洗脳虫のサンバ」をアップしました!

お友達の結婚式で歌うと、盛り上がることでしょう(笑)

 ★きっこの音楽日記★


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アメリと猫と夜更かしと

Ameli
ちょっと前の話で給食‥‥じゃなくて、教職‥‥じゃなくて、恐縮なんだけど、夜中の3時だか4時だかから、サッカーのワールドカップの決勝戦があった日、つまり、ジダンの頭突きが炸裂した日のことだけど、サッカーに興味のないあたしは、深夜の2時すぎから放送する映画、「戦場のピアニスト」を楽しみにしてた。たしか、3~4年前に話題になった映画なんだけど、あたしは、戦争モノって苦手だし、映画館に行くほど観たかったワケじゃないから、テレビでやったら観ようと思ってた。それで、愛読誌の「テレビブロス」の番組欄に、「戦場のピアニスト」って書いてあったから、何日も前から楽しみにしてた。

で、お酒でも飲みながらのんびりと観ようと思って、1時半ころからオツマミを作り始めた。いただいたジャガイモを2個、1cmくらいの太さのスティック状に切って、フライパンで良く炒めて、火を止めてからイカの塩辛を入れて、余熱で塩辛に軽く火を通しながら和える。味つけは塩辛の味だけで、最後に一味唐辛子をパラパラッとかけて、5分で完成! 「タモリ倶楽部」の「浅草チャンジャ祭」で見てから、ずっと、ゴーヤーとチャンジャの炒め物が食べたかったので、手元にあるもので、それに順ずるものを作ってみたってワケだ。

それで、コレと、キュウリのキューちゃんの入ってる小さなタッパーを冷蔵庫から出して、あとは、お酒を作る。最近、凝ってるのは、「渋茶サワー」だ。炭酸は入ってないから、ホントは「渋茶割り」なんだけど、「サワー」って言ったほうが涼しい感じがするから、テキトー名づけちゃった。コレは、ヤカンでミネラルウォーターを沸かして、お茶っ葉を多めにネットに入れて、そのヤカンの中に入れたら、自然に冷めるまで、2時間くらいずっと放っとく。そうすると、ものすごく濃くて渋いお茶が出来る。コレをペットボトルに入れて、冷蔵庫で冷やしとく。で、大きなグラスに大きな氷を入れて、7分目くらいまで焼酎を入れて、残りの部分にこのお茶を入れると、サワーじゃないけど「渋茶サワー」が出来上がる今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、35度以上の焼酎なら、ウーロン茶とかで5対5くらいに割ってもいいんだけど、25度の焼酎だと、5対5で割ると薄くなりすぎちゃう。だからって、焼酎とお茶を7対3にすると、今度はお茶の味があんまりしない。それで、考えついたのが、うんと濃くて渋いお茶を作っておいて、それで割る方法だ。この方法だと、お茶の渋味が蒸し暑さを吹き飛ばしてくれるから、夏の夜にピッタリなのだ! なのだったら、なのなのだ!‥‥なんて、ショッパナから力説してみたりしつつも、あたしは、番組が始まる前から、チビチビと飲み始めてた。それで、2時10分ころから番組が始まったんだけど、最初は他の映画の宣伝みたいなのを放送してて、カンジンの映画が始まったのは、ずいぶん経ってからだった。

そんな感じで、ようやく映画が始まった時には、あたしは3杯目くらいを飲んでて、ワリと酔い始めてた。それで、主人公がラジオ局でピアノを弾いてる時に空爆されたり、女性と出会ったり、家族とやり取りしたりする最初のころは良かったんだけど、それからどんどんと悲しい展開になってって、だんだん観てるのがつらくなって来た。そのうち、冷血なドイツ兵が、ユダヤ人たちを虫ケラのように射殺してくシーンがヒンパンに映るようになって来て、あたしの神経は限界に近づいて来た。それで、「渋茶サワー」が7杯目か8杯目になったころには、このまま観てたら、オツマミの塩辛が人間の内臓みたいに思えて来ちゃいそうな雰囲気になって来たから、せっかく途中まで観てたんだけど、あたしはチャンネルを替えた。

だけど、時間も時間だし、ロクな番組もやってないし、そんなことよりも、せっかく「映画を観ながらお酒を飲もう」って思ってたから、とにかく、なんか楽しい映画を観たかった。それで、パソコンテレビの「GyaO」の映画チャンネルを見てみたら、あたしの大好きな映画、「アメリ」が配信されてたから、それを観ることにした。「アメリ」は、2回ほど観てるけど、とにかく、すごく好きな映画なので、何度でも観たい。それに、観たことのない映画を選んで、それが期待外れだったりして、「戦場のピアニスト」みたいに途中で観続けられなくなるよりは、観たことのある映画でも、楽しい気分になれることが確定してるもののほうが、あたし的にはリラックスできる。

‥‥そんなワケで、「アメリ」を選択してスタートさせてから、キッチンに新しい「渋茶サワー」を作りに行き、おトイレに行って戻って来たら、ちょうど映画がスタートした。「GyaO」の映画って、映画が始まるまでのCMがウザイから、あたしは、いつもこの方法で回避してる。で、ストーリーを書くと、これから観る人たちに悪いから、「GyaO」の解説に書いてある範囲でリトル書いてみると、アメリっていう22才の女の子のお話で、子供のころから空想癖があって、水面に平たい石を投げる水切り遊びが好きで‥‥って、やっぱ、説明するのはメンドクサイから、8月1日まで無料で配信してるから、興味のある人は観てちゃぶだい。

何が素晴らしいって、とにかく、カメラワークだ。ちょっとだけネタバレになっちゃうけど、たとえば、ある男性が、別の男性を追って、地下鉄の構内から地上へ出て行くシーン。車に乗って走り去る男性をバイクで追うんだけど、横から出て来た車にバイクがぶつかりそうになって、そこで、バイクの後ろのバッグが落ちる。そして、そこまで走って追いかけて来たアメリが、そのバッグを拾うんだけど、ここまでの一連の流れが、ひとつのカメラで切れ目なく撮られてて、そのカメラワークが芸術的なのだ。他にも、数え切れないほど、素晴らしいカメラワークが炸裂してて、もう、たまんない。

もちろん、定点カメラの映像も素晴らしい。たとえば、地面の低い位置にカメラがあり、手前の小石をナメながら道を映してる。そこに、アメリが右側から歩いて来て、左側の家を目指してる。 それなのに、カメラの前を右から左へ歩いて行くんじゃなくて、こっちへ、カメラのほうに向かって歩いて来る。そして、カメラのすぐ横にあった平たい小石を拾って、パッとポケットに入れて、それから、左の家へと歩いて行く。 ようするに、大好きな水切りをするための理想的な小石をいつでも探してるってことなんだけど、この計算しつくされたカメラアングルが、シビレちゃうほどステキなのだ。

他にも、レトロな雰囲気の中で、突然、控えめに使われるCGが、とってもワンダホーだ。逃がした金魚が寂しそうに見上げてたり、ドキドキする心臓が透けて見えたり、ポケットの中の鍵が透けて見えたり、好きな男性と会えた緊張が解けた時に、アメリの体が水になって流れちゃったりと、もう、ホントにツボだ。作品のほとんどがCGで出来てるような、最近のバカ映画なんかと比べると、あまりの水準の違いに、おんなじ「映画」ってジャンルの作品だとは思えないほどだ。この夏に公開されるニポンやアメリカのおバカ映画を「映画」って呼ぶんなら、「アメリ」は映画じゃなくて「芸術」になるだろう。

‥‥そんなワケで、大好きな「アメリ」を観ながら、「渋茶サワー」を飲んでたあたしは、酔っ払って爆睡しちゃって、気がついたら、パソコンはつけっぱなしだし、お酒やオツマミは出しっぱなしだし、最悪の状態だった。当然、「アメリ」も、最後までは観てない。それで、機会があったら、もう一度、ちゃんと観ようと思ってたんだけど、忙しくてなかなか時間がとれなかった。特に、先週の中ごろからは、メチャメチャ忙しくて、寝る時間も3~4時間しかとれない日が続いてた。それで、ゆうべも徹夜で作業しなきゃなんないことがあったんだけど、クタクタのヘトヘトだったから、すべては次の日の回して、とにかく寝ることにした。

だけど、ベッドに横になっても、あまりにも疲れすぎてて、ぜんぜん眠れなかった。それでも、少しでも体を休めようと思って、目をつぶって横になってたんだけど、30分経っても1時間経っても眠れない。それで、もうどうしようもないから、起きて、少しお酒を飲むことにした。そうすれば、眠れるかなって思ったからだ。それなのに、お酒を飲み始めたら、ヨケイに目が冴えちゃって、2杯目、3杯目って、またまた「渋茶サワー」が増えて行く。それで、あたしは、こうなったらアジのヒラキ直りってことで、「アメリ」を観ながら飲むことにした。

で、今回は前回と違って、あたしは、眠りたくても眠れないような状態だったワケで、完全に最後まで観られそうだと思ったから、途中を早送りしないで、またまた最初っから観ることにした。それで、のんびりと飲みながら観始めたんだけど、3分の2くらいまで観たとこで、ベランダの外から、ものすごい猫の声が聞こえて来た。少し蒸し蒸ししてたから、ベランダのサッシを半分くらい開けて、カーテンだけ閉めて、風を通してたんだけど、「ウギャギャギャ~~!」って、すごい声が聞こえて来たのだ。それで、あたしは、慌ててベランダに出てって、下を見たんだけど、暗い植え込みの中みたいで、良く分かんない。とにかく、植え込みがガサガサいう音と、「ウギャギャギャ~~!」「ハァ~~!」「ウギャウギャ!」って感じで、猫同士がケンカしてる。

だけど、サスガに、深夜の2時近くに、2階のベランダから大声で猫を呼べないから、そのまま上から見守ってたら、「フギャ~!」って鳴きながら、1匹の猫が植え込みから飛び出して来た。ハッキリとは見えなかったけど、黒っぽいから、ジジかジジの兄弟みたいだった。たぶん、ヨソの猫がやって来てケンカになったんだと思う。それで、あたしは、居ても立ってもいられなくなって、キャミに短パンっていう最悪のカッコをしてたんだけど、上にカーデを羽織って、下に降りてった。

だけど、さっきいた辺りを探しても、もうどっかへ逃げちゃったみたいで、見つからなかった。それで、あたしは、小さな声で、「ジジ~ジジ~」って呼びながら、マンションの反対側の駐車場まで、グルッと回ってみたんだけど、そしたら、あたしの車の下から、「ア~‥‥ア~‥‥」って鳴き声が聞こえた。覗き込んでみたら、ジジっぽい猫が、目を光らせてた。それで、あたしが、「ジジなの? あたしだよ。もう大丈夫だよ」って声を掛けたら、「ア~ア~」って鳴きながら出て来て、しゃがんでたあたしの脚の間に頭をねじ込んで来た。あたしは、しばらく撫でて落ち着かせてから、ヒザの上に抱き上げて、どこかケガしてないか点検したんだけど、これといってケガはしてないようだった。

それにしても、イマイチ頼りにならないマックスやペペロンチーノはともかくとして、マイケルや小林君はどうしたんだろう? このエリアに、ヨソモノの猫が来た場合には、必ず体の大きいマイケルか小林君が撃退するシステムになってるのに、ジジだけを残してみんなどっかに行っちゃうなんて、無責任っていうか、無責ニャンっていうか、困ったもんだ。もしかしたら、ここんとこ、雨が降ったりやんだりが続いてて、いつもの居場所が濡れてて、居心地が悪いから、どっか別の場所に行ってんのかも知れないけど、それにしても、今は雨が降ってないんだから、定期的に猫パトロールしてくんないと、小柄な猫たちだけだと心配だよ。

そんなことを考えながら、ヒザの上でジジをかまってたら、あたしの白い短パンは、ジジの足でドロドロになってた。あ~仕事が増える‥‥なんて思ってたら、今ごろ、マックスがやって来た。マックスはヤキモチ焼きだから、あたしが他の猫をかまってると、どこからともなく、トットットットットットッて、変な早足でやって来る。それで、あと1mくらいのビミョ~な位置に停止すると、なんにも言わずに、ジーッとあたしを見る。何かを訴えてるみたいなその目が、ヤタラと重い(笑)

‥‥そんなワケで、あたしは、ジジをヒザから下ろして、今度はマックスを抱き上げたんだけど、マックスったら、まだ何もしてないのに、もう目を細くして、「グルルルル‥‥グルルルル‥‥」って言い出した。それで、一番喜ぶ首のつけねのとこをカリカリと掻いてあげたら、もう恍惚の表情で、ヨダレを垂らしながら、「グルルルル‥‥グルルルル‥‥」がひときわ大きくなった。それで、あたしは、しばらくマックスをかまってやってからお部屋に戻ったんだけど、あたしの短パンは、泥汚れの上にヨダレまで垂れちゃったし、そんなことはともかくとして、途中まで観てた「アメリ」が、またまた終わっちゃってた今日この頃なのだ。

 ★アメリ★(8月1日まで)

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2006.07.24

ナンミョーCMはマイナス効果

Hanawa1
ずいぶん前からやってる、どっかの保険会社のCMで、アニメのコアラが出て来るやつで、「見っ直そう~見直そう~自動車保険を見直そう~」ってのがあるけど、あたしは、あの歌を聞くたびに、たまんないほどイライラしてた。それは、歌が嫌いなんじゃなくて、あの声が気持ち悪いからだ。あの、レコーディングした歌のピッチを変えて変な声にするってパターンが、あたしには耐えられないのだ。あのCM、テレビだけならともかく、ラジオでも、まるでナンミョーの勧誘みたいに、しつこくしつこくしつこく流してるから、車の運転中に、イヤでも聞くことになる。

だけど、今は、もっとイライラするCMがあるから、コアラのCMには、そんなにイライラしなくなった。その、「もっとイライラするCM」ってのは、新ウナコーワクールの「もろこし体操」のCMだ。早朝から深夜まで、いつテレビをつけても流れてるし、何より、あのバカ丸出しの動きと、あのオレンジ色の服の女の表情にイライラする。なんか、はしのえみを見るたびに感じるイライラ感とおんなじ種類のもので、言葉じゃうまく説明できないけど、とにかく、あたしのカンに障る。

ワザと狙ってるのは分かるんだけど、あのダサい服といい、ダサいヘアスタイルといい、ダサいカチューシャといい、隣りの薄気味悪いキャラクターといい、後ろに勢ぞろいしてる夏休みっぽいワザとらしい人々といい、とにかく、何から何までがワザトラシサのカタマリで、完全に外しちゃってて、見てるほうが恥ずかしくなって来る。その上、あの動きとあの表情‥‥もう、ガマンできない。なんなの?あの昭和のセンス。たった15秒で、これほどあたしを不愉快な気分にさせるなんて、ある意味、グレートだと思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、頭の古いCMプランナーの中には、未だに、「商品名連呼」だの「インパクト」だのって、20年前のノリで制作してるオッサンとかが鎮座しちゃってるから、テレビを見てるこっちはたまんない。もう2006年だってのに、あんな80年代みたいなダサいCMを朝、昼、晩と流されちゃったら、どんなに蚊に刺されても、どんなに痒くても、新ウナコーワクールだけは絶対に買うのをやめようって思っちゃう。特に、あれほど恥ずかしい体操を繰り広げた挙句に、「気持ちいい~!」とか言われると、タカアンドトシでも連れて来て、「欧米かよ!?」の変形バージョンで、「昭和かよ!?」って、激しくツッコミを入れて欲しくなる。

それにしても、見てるほうが恥ずかしくなって来るバカ丸出しの体操やダンスのCMって、次から次に出て来るけど、マジで、そろそろイイカゲンにしてもらいたい。ずっと前の「武富士ダンス」までは、ゲラゲラ笑いながら見てられたし、忘年会でマネしたりして、ギャグとして使えてたけど、「子供たちを中心に流行させることを前提として考えられてることが見え見えの時代錯誤のダサい体操」とかは、痛すぎて見てらんない。ダントツのイライラ感が炸裂する「もろこし体操」の他にも、「エバラ浅漬けの素」の川平慈英のアホみたいダンスもイライラするし、「キンカン」のグッチ裕三のダンスも心の底からイライラするし、なんでこんなにあたしをイライラさせる気持ち悪いCMばっか作るんだろう?

見てるだけで不愉快になって来るCMのダンスって言えば、志村けんと研ナオコのナンミョー広告塔コンビがやってる「プチプチプチプチプチシルマ~」の「プチシルマ」があるけど、アレは、あまりにもウサン臭いから、誰も騙されないだろう。あの「プチシルマ」を販売してる「レダ」って会社の加畑雅之社長は、悪質な霊感商法でオナジミのカルト教団、「慧光(えこう)塾」の信者だ。そして、この「慧光塾」ってのは、ナンミョーと深いつながりがあって、ようするに、ナンミョーの子会社みたいなもんだ。

「慧光塾」は、教祖の光永仁義が、大量の塩をまいて悪魔祓いをしたり、デタラメなお告げをして大金を巻き上げたりと、絵に描いたような霊感商法で私腹を肥やして来た悪質極まりないカルト教団だけど、なんで警察に摘発されないのかって言うと、安倍晋三が親の代から家族ぐるみで心酔しててて、光永仁義がやってた別の団体でも、安倍晋三が名前を連ねてるからだ。ようするに、安倍晋三のお墨付きをもらって霊感商法をやってるってワケだ。その上、光永仁義は、警視庁にも太いパイプを持ってて、「月刊ポリスマガジン」なんてのも発行しちゃってるから、どんなに悪どいことをやっても、警察には捕まらないってワケだ。

で、去年、教祖の光永仁義が原因不明の不審死を遂げたんだけど、光永仁義の長男と、穴吹工務店の社長の娘との政略結婚が行なわれて、これで、慧光塾とナンミョーとの素晴らしい合体が実現したってワケで、これからも、ますます、ナンミョーが洗脳信者から集めたお金や、ナンミョーミュージシャンどものCDの売り上げが、北朝鮮へと送られるってワケだ。ちなみに、この史上最悪の政略結婚の披露宴には、安倍晋三をはじめ、プチシルマの加畑雅之社長、貴乃花親方など、熱心な慧光塾信者と、志村けんや野村克也夫婦をはじめとした熱心なナンミョー信者が、そろって出席してた。

‥‥そんなワケで、こんなウサン臭いカルト教団の結婚式に平然と出席しちゃう志村けんと、テレビで堂々と「毎日お題目をあげてます」って公言しちゃうほどの重症ナンミョー患者の研ナオコとが、2人そろってバカ丸出しのダンスを披露してる「プチシルマ」のCMは、ある意味、重要文化財だと思う。昔っから、「健康器具」って言えば「詐欺」ってのがパターンだったけど、これほど名前の売れた芸能人を2人も使って、大々的に宣伝をしてんだから、「プチシルマ」に関しては、きっと、素晴らしい効果がある立派な健康器具なんだろう。だけど、社長はカルト教団の信者で、CMに使ってるタレントは2人とも重症ナンミョー患者だってのは、消費者に対して、マイナスのイメージしか与えないんじゃないの? ま、あたしは別に関係無いからいいけど。

だけど、やっぱり、ナンミョータレントをCMに使うのって、絶対に企業イメージが悪くなるよね。はなわが宣伝してる「雪国もやし」とかも、きっとぜんぜん関係無いんだと思うけど、どうしてもナンミョー系の企業みたいに感じられちゃうし、相田翔子が宣伝してる「アイダ設計」とかも、たまたま名前がおんなじだから起用したんだと思うけど、どうしてもナンミョー系の企業みたいに感じられちゃう。サスガに、上戸彩が出てるCMは、大きな企業ばっかだから、短絡的にナンミョー系の企業とは思わないけど、小さい会社の場合は、どうしてもナンミョーつながりでタレントを起用したって勘ぐっちゃう。

でも、「ソニー」の場合なんかは、ナンミョー系の企業じゃないのは分かってても、ナンミョーの青年拡大のためにデビューした洗脳音楽隊、ナンミョーテックの曲なんかを使ってるから、ものすごく企業イメージが悪くなった。あれほどオオヤケにナンミョー患者だってことを前面に押し出してるのに、そんな反社会的なミュージシャンの曲をCMに使うなんて、まるで自殺行為だ。ナンミョーテックのチビは、ナンミョーの聖地、大田区大森の出身で、ナンミョー青年部の地区リーダーも勤めてるほどのバリバリの重症ナンミョー患者だ。そして、すでに、30人もの罪も無い人たちを洗脳し、国際的カルト教団の一味に加えるという大罪を犯している。こんな人間がやってる音楽をCMに使うなんて、とてもマトモな神経の企業とは思えない。

‥‥そんなワケで、CMってのは「宣伝」なのに、センスのカケラもないプランナーによって、マイナス効果しか生まれない駄作を作られちゃったり、どんなにいいプランであっても、ナンミョータレントを起用したりナンミョーミュージシャンの曲を使ったことによって、一気に企業イメージが悪くなったりする。だから、ナンミョー系の企業がナンミョータレントを使うのは「どうぞご自由に」って感じだけど、マトモな企業は、もうちょっと考えてキャスティングして欲しいと思う。そうじゃないと、「慎吾ママの生みの親」を自負してるどっかのナンミョー放送作家みたいに、ナンミョータレントだらけの企画ばっか持ち込むようになって来て、番組もCMもナンミョー一色‥‥じゃなくて、ナンミョー3色になっちゃうと思う今日この頃なのだ(笑)


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2006.07.23

歌姫伝説、再び!

Keitai1
あたしは、さんまの「恋のから騒ぎ」って、どこが面白いんだかぜんぜん理解できないから、好きなゲストが出る時しか見ない。それで、今日、中森明菜ちゃんがゲストだったから、1年ぶりくらいに見た。でも、もしかしたら、2年ぶりかも知れないし、ヘタしたら3年ぶりかも知れない。とにかく、あたしが最後に「恋のから騒ぎ」を見た時は、「クエ」ってアダ名をつけられた不気味な女の子が出てた時で、それ以来、見てない。

それで、あたしは、すごく久しぶりに見たもんだから、当然、誰ひとり見たことのない女の子ばっかだったんだけど、あたしの目的は明菜ちゃんを観察することだったから、他の女の子はどうでも良かった。だけど、さんまは、ぜんぜん明菜ちゃんに振らないから、なんか終始無言で、さみしそうだった。ま、カメラには映ってたから、あたし的にはそれだけでも十分なんだけど、でも、もうちょっと振ってくれてもいいのになぁ~って思って見てたら、最後のとこで、ちょっと嬉しいことがあった。

「カレシに対して三日坊主で終わったこと」っていうお題で、1人の女の子が、タバコの話をした。その女の子は、タバコもお酒も男も好きなんだけど、付き合ったカレシがタバコもお酒もやらない人だったから、自分もカレシに合わせて、ぜんぶやめたそうだ。でも、そのうちにイライラして来ちゃって、結局、カレシよりもタバコを選んで、カレシとは別れた‥‥って話だった。それで、その女の子は、やめられないものの1番がタバコ、2番が男、3番がお酒って言ったんだけど、そしたら、さんまも、カノジョに「タバコをやめて」って言われたら、タバコはやめられないから、カノジョと別れるって言った。

それで、その流れから、さんまが明菜ちゃんに「タバコ吸うの?」って聞いて、明菜ちゃんは「はい」って答えて、さんまに「(タバコを)やめられる?」って聞かれたら、「ムリムリムリムリ‥‥」って感じのリアクションをしたんだけど、それが可愛くて、あたしのツボだった今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、パチンコの「中森明菜・歌姫伝説」にハマッちゃったあたしは、ずっと前に夢中だった明菜熱が再発しちゃてるんだけど、森高千里が登場するまでは、明菜ちゃんて何て美しいんだろうって思ってた。それで、森高千里が登場してからは、明菜ちゃんと森高千里が、あたしの思う2大美人だった。聖子ちゃんも好きだったけど、それは歌が好きなだけで、とても美人とは言えないから、子供のころから「キレイなお姉さん」が大好きだったあたしとしては、ちびまる子が「百恵ちゃ~ん♪」って言うのとおんなじノリで、「明菜ちゃ~ん♪」って感じだった。

それが、あたしがもうこんな年になったっていうのに、明菜ちゃんは、昔とぜんぜん変わらない。今でも、相変わらず美人だし、.スタイルはバツグンだし、二の腕はスラッとしてるし、鎖骨のラインなんかたまんないし、とても40才には見えない。今日の「恋のから騒ぎ」を見ても、あたしが子供のころに見てた明菜ちゃんが、そのままテレビに出てるって感じだった。だけど、松本伊代なんか、もうシワクチャになっちゃったし、早見優と堀ちえみと3人でやってたミッキーマウスの歌みたいなのを見たら、なんか、老体にムチ打って踊ってるみたいで、すごく痛々しかった。見てるほうが恥ずかしくなって来ることって良くあるけど、あまりにも痛々しくて、見てるほうがつらくなって来るのってメッタにないから、この3人組を見た時は、ホントにいたたまれなくなった。何も、こんなになってまで芸能界なんかにしがみついてなくてもいいのに‥‥って気持ちになった。

他にも、しぶガキ隊の布川とか、光ゲンジの諸星とか、必死に芸能界にしがみついてる姿が、痛々しくて見てらんない‥‥って、今、念のために確認してみたら、「しぶガキ隊」じゃなくて「シブがき隊」が正しいみたいだ。「ドラえもん」の場合は、「どらエモン」なんて書くやつはそうそういないだろうし、パソコンなら、「doraemon」て入力すれば、一発で「ドラえもん」って変換される。だけど、「シブがき隊」の場合は、半分がひらがな、半分がカタカナってことだけは、ワリと多くの人が覚えてるだろうけど、「シブがき」なのか「しぶガキ」なのかは、ファンだった人ですら忘れてそうだ。それに、パソコンで「shibugakitai」って入力すると、「支部が来たい」って変換されるし(笑)

‥‥そんなワケで、あたしは、とあるツテで、「中森明菜・歌姫伝説」の液晶開発、ようするに、あたしが夢中になってるメッチャ可愛い明菜ちゃんのアニメとかの開発を手がけた女性と、リトル知り合いになったり、とあるツテで、「中森明菜・歌姫伝説」の特集が掲載されてるパチンコ雑誌をいただいたり、とあるツテで、「中森明菜・歌姫伝説」の販促グッズのCDを入手したり、とあるツテで、「中森明菜・歌姫伝説」の販促グッズの「ちび菜ストラップセット」を入手したりと、ここんとこ、あたしの明菜熱は上昇しまくりで、もう、居ても立ってもいられなくなった。だけど、お金も時間もないから、北朝鮮には行くことができない‥‥なんて思ってたら、水曜日に、午後から半日だけポッカリと空いたので、夢にまで見た「中森明菜・歌姫伝説」を打ちに行くことができた‥‥って、あたしってば、何回、「中森明菜・歌姫伝説」って書けば気が済むんだろう?(笑)

だけど、いくら時間ができても、先立つモノが無いので、まずは「海」でお金を作って、それから明菜ちゃんを打つしかない。明菜ちゃんをタップリと楽しむためには、最低でも1万円、できれば2万円くらいは必要だから、全財産の3000円を5倍くらいにはしなくちゃなんない。それで、「大海」でも良かったんだけど、時間ももったいないし、絶対に確実な「新海」を打つことにした。とにかく、新しい「スーパー海」は、今までの「新海」や「大海」とぜんぜん違うパターンだから、あたしの方式がぜんぜん通用しない。それで、「新海」で通用する方式は、半分くらいしか「大海」には通用しない。だから、確実にお金を増やすためには、「新海」しかないってワケだ。

で、ここはサクッと省略しちゃうけど、1500円で確変を引いて、あとは滑らかに5連チャンしたので、まだつながる確率が6割か7割あったけど、明菜ちゃんの台を見に行った。そしたら、3台も空いてたので、ソッコーで台を選んで、確変2回で合計11回当たってた台をタバコでキープして、「新海」で出したぶんを両替して来た。25000円ちょっとになったから、これで、タップリと明菜ちゃんを楽しめるってワケで、あたしは、まるで、ずっと会えなかった恋人に、やっとのことで会えたみたいな気分で、打ち始めた。

だけど、あたしは、いただいたパチンコ雑誌をチョロっと読んだだけで、何の攻略法も無しで普通に打ってるだけだから、勝てるかどうかは運まかせ‥‥っていうか、明菜ちゃんまかせってワケで、とにかく、楽しむことにした。何しろ、未だかつて、勝てても負けても楽しい台なんて初めてだから、いっぱい楽しんで、その上で勝てたら言うことなしってワケだ。で、左のおじさんは5箱積んでて、現在は6箱目を飲まれ中、右のお兄さんは、確変を引いたんだけど1セットで終わっちゃって、2箱目を飲まれ中って感じだった。あたしは、通常からの「少女A」のリーチと、暗転からの「1/2の神話」「北ウイング」「DESIRE」のどれかへと発展するリーチがコンスタントに掛かるも、あと一歩でダメって感じが続いてた。前回もそうだったけど、「十戒」のリーチだけはメッタに掛かんない。

それから、チャンス目からの「歌姫モード」への発展は、前回は2回に1回は発展したんだけど、今回は3回連続でハズレちゃった。台の左下に、3個並んでるちっちゃいランプがあって、左端に「15R」、右端に「2R」って書いてあるんだけど、チャンス目から「上を狙え」の指示が出て上のフタが開いた時に、このランプの右端が光ると、「突然確変」に突入するって、パチンコ雑誌に書いてあった。それで、あたしは、チャンス目になるたびにワクワクしながらランプを見てたんだけど、何も光らなくて、上のフタが開きもしなかった。だから、リーチはハズレまくるし、歌姫モードにも発展しないんだけど、何しろ打ってること自体が楽しくて楽しくてジンジャエールだったから、そんなにガッカリしなかった。

そんな感じで5000円、6000円って使って行って、1万円入れた残りが2500円になった時、ルーレットが回る時にピロピロと出てくる明菜カードが、3枚出て来た! 1枚か2枚なら、今までに数え切れないほど出て来てるんだけど、3枚出たのは初めてだった! そしたら、3枚のカードが合体して、大きな「1/2の神話」のカードになって、リーチになった。それで、ワクワクしながら見てたら、ミゴトに揃った! ノーマルの「2」だったけど、とにかく当たりは当たりだし、ラウンド中に確変にステップアップする可能性もあるから、すごく嬉しかった!

それで、ラウンド中のステップアップは、「1/2の神話」「北ウイング」「DESIRE」のちび菜の中から1人を選ぶんだけど、「1/2の神話」が、ライブモード(確変)とプライベートモード(ノーマル)をカードみたいなので決めるタイプ、「北ウイング」が、滑走路みたいなとこに光みたいなのが飛んで来るタイプ、「DESIRE」が、画面の右側にある筒が半回転して、明菜ちゃんのフィギアがアタリとハズレに玉を振り分けるタイプになってる。で、あたしとしては、「DESIRE」のちび菜が一番好きなんだけど、フィギアの振り分けは何度もハズレてるから、今回は「北ウイング」にしてみた。そしたら、ミゴトにライブモードに昇格した。

大当たりのラウンドが終わって、ライブモードが始まると、鉄の扉みたいなのが半分くらい閉まりかけてるとこで明菜ちゃんが歌ってて、4回、扉が閉まりそうになるのをかいくぐり、最後まで歌えて「完走」すると、大当たりになる。歌も色々あるんだけど、今までの数少ないあたしの経験だと、「DESIRE」は確変になる確率が高くて、「1/2の神話」はノーマルになる確率が高くて、「北ウイング」は半々て感じだ。それで、今回は、「DESIRE」を歌いきっての確変だった。

‥‥そんなワケで、7500円使ってノーマル当たりを引き、それがラウンド中に確変に昇格して、それがさらに確変に続いたんだから、普通なら大喜びのとこなんだけど、明菜ちゃんの台は、一筋縄じゃ行かない。何箱も積んでる人たちも、確変、確変、確変てキレイにつながってって、ムダ無く積んでるワケじゃなくて、出したり飲まれたりを繰り返しながら、ジワジワと増やしてるって感じだ。で、あたしもゴタブンに漏れず、せっかく4箱出たのに、そこからは下り坂で、時短のぶんも入れて400回近くの中ハマリ、2箱も飲まれちゃった。

それで、ここから700回、800回の大ハマリへ行くか、それとも引き戻すかは、神の味噌汁‥‥じゃなくて、神のみぞ知る‥‥ってのはハワハワのギャグだけど、あたしの場合は、「勝とう」と思って打ってるんじゃなくて、大好きな台で遊ばせてもらってるだけで、「勝てたらラッキー」ってくらいの気持ちだし、出した4箱をぜんぶ飲まれたとしたって、もともとは「新海」で勝ったぶんで遊んでるんだから、ぜんぜん惜しくない。それで、4箱のうち2箱を飲まれた時点で、気持ちはサクッと切り替わり、残りの2箱もキレイサッパリと突っ込むイキオイになってた。

そしたら、3箱目が残り少なくなって来た470回転目くらいに、ステージ奥のスクリーンがアップになって、今までなら、バラかワインが映し出されて終わりだったんだけど、初めて、明菜ちゃんが映し出された! だけど、「中森明菜・歌姫伝説」のオフィシャルサイトには、「スクリーンに実写の明菜が映し出されると激アツ!」って書いてあったんだけど、あたしのは実写じゃなくて、シルエットだった。ノーマル大当たり後のプライベートモードの時に出て来る、ムラサキとピンクのグラデーションみたいな明菜ちゃんのシルエットがあるんだけど、それとおんなじやつが、右を向いて立ってるシルエットだった。だから、ワクワクしながらも、「実写じゃないから中アツくらいで、リーチが最後まで発展しても、最後の最後でスカ‥‥って感じかも?」なんて思って見てた。

それで、「北ウイング」のリーチに発展して、それも「7」で、リーチは順調に発展してって、最後に「7」「6」「7」ってなった。あたしは、心の中で、「飛行機来~い!飛行機来~い!飛行機来~い!」って念じてたら、飛行機が飛んで来て、真ん中の「6」を回転させてくれて、最終段階へと突入した。この時点で、あたし的には、ほぼ100%、大当たりが来たって信じてた。それなのに、マサカ、マサカの結果で、「7」「6」「7」で終わっちゃって、サスガのあたしもガックリ来た‥‥と思った瞬間、ビルの下から光の玉がフワ~ッて上って行って、「6」がピカッて光って、パッと「7」に変わった!


「おお~~~! 愛はミステリ~~~! 明菜ちゃ~~~ん!!」


‥‥そんなワケで、あたしのオタケビは、ホール中に響き渡った‥‥ってのはウソだけど、マジで心の中で叫んじゃったよ。それに、コーフンしすぎてイスから腰を浮かしちゃったし(笑) それにしても、なんて素晴らしい台なんだ。ここまでやってくれれば、もう、勝ち負けなんて関係ない。結局、このアトも、連チャンは大して続かなくて、出たり飲まれたりの繰り返しだったけど、初めて、大当たり予告の「花火の連発」も見れたし、4箱で7000発ちょっとにしかならなかったけど、今回も、逆にお金を払ってもいいって思えるほど楽しませてもらっちゃって、もう、あたしは、「中森明菜・歌姫伝説」にゾッコンな今日この頃なのだ。


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2006.07.22

ブルーベリーな朝

Jam
昨日、九州に住む俳句仲間が送ってくれた、摘み立てのブルーベリーが届いたんだけど、時間が無かったので、そのまま冷蔵庫に入れて出かけた。それで、今日の午前中、少し時間があったので、ジャムを作ることにした。保冷ボックスの宅配便には、ビニール袋2つに分けたブルーベリーが入ってたんだけど、2つがまったく同じ量じゃなくて、4対6くらいの感じだった。あたしは、そのまま食べるのも好きなので、4のほうはフリーザーに入れて、6のほうをジャムにすることにして、片手鍋にドバッと入れた。

で、あたしは、ブルーベリージャムの作り方を正確には知らないんだけど、朝からインターネットで調べるのもメンドクサイから、カンで作ることにした。ようするに、お砂糖を入れて煮ればいいワケだから、まず、大きなスプーンで大ザッパに潰して、細火にかけて、焦げつかないように、付きっきりでかき混ぜた。それで、混ぜてたスプーンをぺロッと舐めたら、酸っぱくて美味しいんだけど、ジャムとしては甘味が足りないから、サトウキビのお砂糖をテキトーにパラパラッと入れた。それで、またしばらくコトコトと煮込んで行って、ぺロッと味見したら、まだまだ甘味が足りなかった。

だけど、お砂糖を入れすぎたら台無しになっちゃうので、またお砂糖を少なめにパラパラッと入れて、味見をしながら煮込んで行った。そんな感じで、味見をしながら煮込んでったんだけど、冷蔵庫の上のラジオをつけて、音楽を聴きながら、スプーンでグルグルとかき回し続けてるのが、すごく楽しかった。それで、20分くらい煮込んでたら、だんだんトロトロになって来て、酸味がシッカリしてて甘味を抑えたあたし好みのジャムができた今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、できたジャムを何に入れようかと思って、食器棚を物色したら、ちょうど良さそうな大きさのブレンディの空き瓶があった。あたしは、いつもは入れ替え用の袋のブレンディを買って、瓶に移し替えて使ってるんだけど、スーパーのセールの時とか、瓶のほうがお得だったりすることがある。たとえば、コーヒーを売ってるいつものコーナーには、入れ替え用の袋のが580円で売られてるのに、通路に置かれた台のとこには、瓶と入れ替え用の袋のがセットになってるヤツが680円で山積みになってたりすることがある。そうすると、こっちのセットのを買えば、いつも500円以上してる瓶が100円てワケで、ダンゼンお得になる。

お酒、タバコ、コーヒー、チョコレート‥‥これが、今のニポンで許されてる麻薬だけど、麻薬だから肉体的な依存があるワケで、この全部が好きなあたしとしては、この全部に肉体的な依存がある‥‥ってのはウソだけど、お酒はお金が無ければ飲まないし、タバコも1日に5本くらいだし、ぜんぜん吸わない日もある。去年の秋ごろ、あまりにもお腹が痛くて、死ぬ気で胃カメラをやって、初期の胃カイヨウが発見された時には、1ヶ月くらい禁酒禁煙したけど、別に何でもなかった。だから、少なくとも、お酒とタバコは、まだ、中毒にはなってないと思う。

だけど、コーヒーに関しては、1日に最低でも1杯は飲まないといられないし、場合によっては、1日に5杯くらい飲んでる日もあるので、もしかしたら、もう軽い中毒になってるのかもしんない。でも、コーヒー中毒の人に聞いたら、「中毒になると薄めのブラックを何杯も飲むようになる」って言ってたから、普通の濃さのコーヒーを飲んでるあたしは、まだ大丈夫かな? ちなみに、そのコーヒー中毒の人は、毎朝、自宅のコーヒーメイカーで大量のコーヒーをいれて、魔法瓶の水筒に入れて持ち歩いてるんだけど、夕方までには飲みきっちゃって、朝からずっとコーヒーばっか飲んでたクセに、会社の帰りにカフェに寄って、そこでまたコーヒーを飲んだりしてる。あたしが、「お金がもったいないから缶コーヒーでも飲めば?」って言ったら、「あんなもんコーヒーじゃないわよ」って言ってた。

他にも、すごく珍しいケースなんだと思うけど、あたしがプライベートで仲良くしてるタレントさんで、チョコレート中毒の女性がいる。高級マンションの立派な冷蔵庫の中は、チョコ、チョコ、チョコ、チョコ、すべてチョコ! それも、あたしが食べてるチロルチョコとかキットカットとか、そんなんじゃなくて、何千円もするベルアメールだのゴディバだのカフェコヴァだの、ひと粒で200円も300円もするような高級チョコが、ドバ~ッと詰め込まれてる。それで、「ひとり暮らしなんだし、何もそんなに買いだめしなくてもいいのに」って言ったことがあるんだけど、彼女が言うには、「冷蔵庫がチョコでいっぱいじゃないと不安になる」そうだ。これこそが、中毒者の証だろう。だから、1箱食べたら1箱買って来る、1箱買って来たら1箱食べるってことをエンエンと続けてる。それなのに、スタイルはいい(笑)

‥‥そんなワケで、話はクルリンパと戻って、あたしは、ブルーベリージャムを入れるのに、ちょうど良さそうな大きさのブレンディの空き瓶を見つけた。いつもなら、コーヒーの空き瓶は捨てちゃうんだけど、これは、瓶の周りのグリーンのラベルを剥がすと、瓶自体に模様が描いてるヤツだったので、可愛いからとっておいたのだ。「Blendy」って文字の他に、「Caffe Latte」とか「Mocha」とか「2004」とかって文字が、子供が書いたみたいな字で散りばめられてて、すごく可愛い。あっ! 「2004」て書いてあるってことは、2年前なのか‥‥なんてことにも気づいてみたりしつつ、さっきは「ちょうど良さそうな大きさの」って書いたけど、ホントは、入りきらないと思ってた。

だって、片手鍋には半分以上もジャムが出来てるのに、ブレンディの空き瓶は中くらいの大きさだったから、きっと全部は入らないと思ったのだ。だけど、入りきらないとしても、大幅に入りきらないんじゃなくて、ちょうど今、食べるぶんくらいが入りきらないって感じだった。だから、あたしの計算では、作ったジャムの8割か9割くらいで瓶がいっぱいになって、入りきらなかったぶんを朝ごはんにすれば、すべては丸く収まるって思ってた。

でも、実際に入れてみたら、これが不思議なことに、まるで計ったかのように、ピッタリと瓶の口までいっぱいになって、ぜんぶ入っちゃったのだ。ようするに、コーヒーの中くらいの瓶は、思ったよりもたくさん入るのか、それとも、あたしの使ってる片手鍋が、思ったよりも小さかったのか、そんなことは分かんないけど、とにかく、瓶の口までピッタリとジャムが入ったことが、すごく嬉しかった。たとえば、これが、瓶の8割くらいだったりすると、なんかガッカリしちゃう。せっかく作ったのに、なんか、食べかけのジャムみたいだからだ。やっぱり、口までいっぱいになってこそ、「新品のジャムが出来上がりました~!」って感じがする。

それで、あたしは、ここでハッと気づいたんだけど、「4」と「6」のブルーベリーのうち、「6」のほうをジャムにしたから瓶にピッタリになったワケで、もしも「4」のほうを選択してたら、瓶はいっぱいにならなかったってワケだ。う~ん、なんてワンダホーな動物的カン!‥‥なんて自画自賛しつつも、あたしは、ここでもうひとつ、ハッと気づいたことがあった。それは、せっかく瓶の口までジャムでいっぱいになったのに、今食べたら、減っちゃうってことだ。つまり、口までピッタリ入ってて、お店で買って来た新品のジャムを開ける時のワクワク感をジックリと味わうこともなく、もうジャムが減っちゃうのだ。

‥‥そんなワケで、あたし的には、最初に想像してたみたいに、「瓶には入りきらなくて、朝食べるぶんだけが余る」ってパターンが、ホントは理想だった。そうすれば、朝ごはんに作りたてのジャムを食べられた上に、次に食べる時に瓶を開けると、口までいっぱいに入ってるワクワク感も味わえたからだ。だけど、出かける時間も迫って来たし、そんなことも言ってらんないので、ナナメに切ったバケットを2枚、トーストにして、薄く無塩バターを塗ってからスライスチーズを乗せて、もう一度、トースターで焼いて、チーズがトロッとしたとこで取り出して、その上に作りたてのブルーベリージャムをたっぷりと乗せて、大好きな「ブルーベリーチーズトースト」を作った。そして、中毒になりかけてるコーヒーをいれて、少し遅い朝食にした今日この頃なのだ。


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2006.07.21

表向きの企業理念

Moudouken
「黒の翡翠さま金の恵比寿さま」っていう、盲導犬ユーザーのブログがあるんだけど、そのブログで、ちょっとした問題提起があった。 コトの発端は、このブログを書いてるお父さんが、自分の「目」である愛犬と一緒に「ユニクロ」に行ったら、出て来た女性店員に「入店拒否」されたことから始まる。それで、もともと盲導犬の入店を拒否してるような反社会的な店舗ならともかく、「ユニクロ」は、2001年に「社会貢献・環境活動を専門に行う部門」を設立したそうで、会社のホームページにも、「障害者への取り組み」なんていうコンテンツに、ご立派なことがツラツラと書き連ねてある。その上、全国の「ユニクロ」には、盲導犬を連れて入店できることを示した「介助犬ステッカー」が貼られてるのだ。それなのに、このお父さんは、入店拒否されたのだ。

このお父さんの連れてる盲導犬には、大きく「盲導犬」と書かれた服(ケープ)が着せられていて、対応した女性店員も、「盲導犬ですよね?」と言って近づいて来たそうだ。そして、お父さんが、「そうです、この文字を読んでいただけますか?」と言ってケープの文字を指差したところ、その店員は、「当店は盲導犬でも外でお待ちいただくことになっております」と言い放ち、結局、入店を拒否されたってワケだ。

それで、お父さんは、「ユニクロは盲導犬を連れては入店させてもらえない店」だと理解したため、自宅に帰ってから、ユニクロのカスタマーセンターに、「福祉先進国の英国に進出している企業である事実を自覚して欲しい」というような意見メールを送った。すると、該当店舗の店長から謝罪のメールが返信されて来て、「店長と当事者の女性店員から直接お詫びしたいから都合のいい時間を知らせて欲しい」ということが書かれていた。でも、実際に電話を掛けてみたら、店長としか話すことができずに、カンジンの女性店員はバックレちゃった今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、このお父さんのブログを読んで、あたしはガクゼンとした。この女性店員は、店長に対して、「盲導犬だとは気づかなかった」って、大嘘をぶっこいてたのだ。そして、ケープに大きく「盲導犬」と書かれてた事実に関しては、「片側にしか書かれていなかったので気づかなかった」とノタマッたそうだ。前出のお父さんと女性店員のやりとりを見れば、ケープの文字を確認するまでもなく、この女性店員は「盲導犬」であることを認知していたことは明白で、その上で、お父さんは、ケープの文字を指し示してる。そして、女性店員は、ハッキリと、「当店は『盲導犬でも』外でお待ちいただくことになっております」と言ったのだ。それなのに、この女性店員は、店長に呼び出されて、コトの重大さを知った瞬間に、大嘘をついて自己保身に走ったってワケだ。

こんな大嘘をついちゃったら、そりゃあ、お父さんの電話に出ることはできないよね。結局、お父さんは、その場にいなかった店長からだけ、表向きの謝罪の言葉を並べられたみたいだけど、このお父さんとしては、頭にきたから謝罪して欲しくて電話したワケじゃなくて、障害者に対してもっと理解ある企業になって欲しくて、それで電話したワケだ。それで、お父さんは、全国のユニクロの店舗を視覚障害者が利用できるように「介助犬ステッカー」を貼っていただけないかと、店長にお願いしてみた。そしたら、店長から返って来た返事は、ナナナナナント! 「既に貼ってあります」だと!

ここで、お父さんは、初めて、全国のユニクロに「介助犬ステッカー」が貼ってあったってことを知ったのだ。ようするに、あれほどハッキリと、「当店は『盲導犬でも』外でお待ちいただくことになっております」と言われたもんだから、マサカ、1人の女性店員の差別的対応とは思わずに、ユニクロ自体の対応だと思ってたのだ。「介助犬ステッカー」が貼ってありながら盲導犬を連れたお客さんの入店を拒否したなんて、これがアメリカだったら、完全に裁判沙汰になり、莫大な賠償金を取られてるとこだね。

あたしは、無知な女性店員の対応はともかくとして、その後のユニクロの対応にも大きな問題があると思う。本来なら、本社の人間が出て来て、正式に謝罪した上で、今後、末端の従業員まで、きちんと教育を行き届かせることを確約すべきだと思うのに、今回、ユニクロが取った行動は、コイズミと同じ「丸投げ」だ。お父さんは、本社のカスタマーセンターに意見メールを送ったのに、そのカスタマーセンターは何も対応せず、該当店舗の店長に「丸投げ」したってワケだ。だから、何も事情を知らない店長としては、「自分の部下の不適切な対応に対するクレーム」として受け付け、マニュアル通りの謝罪をしただけで、今回のことは、当然、他の店舗や、ユニクロという企業自体には、まったく生かされないだろう。

今回のユニクロの対応に関して、お父さんは、「店長にばかり謝罪させずに、企業として今回のことをどう考えどう対処したいと思っているのか、それも是非とも伺いたいところだった」「これで終わりにするとしたら、外向きの理念ばかり飾り立て、末端教育がきちんとできていないのは企業体質」って書いてるけど、まったくもって、その通りだと思う。

‥‥そんなワケで、「盲導犬」で思い出したんだけど、ずいぶん前に、あたしが、犬に洋服を着せてる人たちを批難するような内容のことを書いた時に、「盲導犬に着せている洋服やケープは、公共の車内や店内などに犬の毛が落ちないようにとの配慮であったり、盲導犬であるということを知らせるためのものです。それなのに、犬に洋服を着せるのは悪い!と決めつけるのは良くないと思います」ってメールをいただいたことを思い出した。だけど、コレって、どうなの? あたしが言ってんのは、あくまでも、ペットとしての犬のことで、飼い主の身勝手で、洋服だのリボンだので生き物を飾り立てる行為に対して「かわいそう」って言ってるだけだ。

こういうパターンって、他にもある。たとえば、スマップの中居正広が、自分の彼女を妊娠させた時、彼女のほうは産みたいって言ったのに、今後のスマップの活動に影響が出るって理由で、強制的に人工中絶させられた事実について、あたしは、「人工中絶は殺人だ」って書いた。胎児だって「命」なんだから、こんなこと当たり前でしょ? それで、あたしは、中居にしろ、元・極楽とんぼの山本にしろ、避妊もしないでセックスをやりまくってるクセに、相手が妊娠したら「人工中絶すれば済む」って思ってるような、無責任なクズ男どものことを「殺人者」だって思ってるし、そう書いた。

その時にも、「きっこさんは人工中絶に反対のようですが、見ず知らずの男からレイプされて、それで妊娠してしまうようなケースだってあるのに、人工中絶はすべて悪いというような書き方はどうかと思います」ってメールが来たんだけど、これも、「盲導犬の洋服」とおんなじだ。世の中のほとんどのことには、「特殊なパターン」てものがあるワケで、あたしは、そんなことは分かった上で書いてるワケだし、読んでる人たちも、そんなことは分かった上で読んでると思ってる。じゃなかったら、何か書くたびに、考えられるすべての特殊なパターンを羅列して、ひとつひとつに注釈を入れなきゃなんないし、そんなことしてたら、何も書けなくなる。

ちょっと前の、ジダンの頭突きの話題の時も、あたしは、「侮辱発言で相手を挑発したマテラッツィは悪いに決まってる」っていう大前提があっての上で、「その挑発に乗って短絡的に暴力行為に出たジダンのほうがもっと悪い」って趣旨のことを書いた。だけど、あたしのとこに届いたメールは、「ジダンだけが悪くて、挑発したほうのマテラッツィは悪くないというのは、納得できません」っていう内容のものがあった。あたしは、「ジダンだけが悪い」なんて書いてないし、「マテラッツィが悪くない」とも書いてない。

あっ! そういえば、FIFAによる双方の事情聴取が終わって、ジダンも「差別的な発言は無かった」って認めて、他の選手も日常的に使ってる「一般的な悪口」だったってことが明らかになったそうだ。結局は、「普通の悪口に対してジダンがカッとして暴力を振るった」ってことだったみたいだけど、今まで、「家族を侮辱されたら暴力も当然」だとか、「ジダンは移民の子だからナンタラ」とかノタマッてた人たち、完全にマト外れだったけど、この結論に対して、どう釈由美子‥‥じゃなくて、どう釈明するんだろう? 無責任な個人ブログとかはどうでもいいけど、ジダン擁護の記事を掲載してたマスコミは、キッチリとフォローの記事を書くべきだろうね。そうしないと、ユニクロの女性店員とおんなじレベルになっちゃうよ。

それにしても、「盲導犬の洋服」しかり、「レイプによる妊娠」しかり、こうなって来ると、幼稚園児に説明するみたいに、なんでもかんでも「1」から書かなくちゃなんないの?‥‥って気持ちになって来る。こっちとしては、たいていの人は「1」から「3」くらいまでのことは分かってるって前提で、「4」から先のことを書いてんのに‥‥。で、幼稚園児にも分かるように、「1」から書いたりすると、今度は、「1」から「3」までの一般常識を持ってる人たちにしてみたら、「分かりきってることをイチイチ書くな!」ってことになっちゃうと思う。だから、あたしとしては、これからも、「たいていの人は分かりきってること」に関しては、イチイチ書くつもりはない。

‥‥そんなワケで、話はクルリンパと戻って、ユニクロの視覚障害者に対する入店拒否の問題だけど、お父さんの考え方に賛同した人たちが、みんなでユニクロのカスタマーセンターに「改善」を要求するメールを送ったことによって、ついに、ユニクロの上層部も動かざるを得なくなった。7月20日付のブログでは、ユニクロの社員研修の担当者とその上司が、お父さんの家を訪問して、直接、謝罪したいという申し出があったと報告されている。社員研修の担当者が来るということは、お父さんの意見が今後の社員教育に生かされる可能性も高いワケで、これが、再生紙の名刺を配りまくるような、大企業お得意の表向きだけのゴマカシなのか、それとも、ホントに反省しての行動なのかは、今後のユニクロの店員の対応を見て決めたいと思う今日この頃なのだ。

 ★身体障害者補助犬法の改正に関する請願署名運動★


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2006.07.20

息抜きするなら水族館

Shinagawa1 あたしの大好きな「しながわ水族館」の中に、ずっと楽しみにしてた「アザラシ館」が、児島玲子ちゃんのお誕生日を記念して‥‥ってワケじゃないけど、玲子ちゃんのお誕生日の7月20日に、いよいよオープンする。それで、20日を過ぎたら絶対に行こうって思ってたのに、ナナナナナント! 「アザラシ館のオープンにともない一部料金を改定いたします」ってことで、今まで1100円だったのが、有無を言わさずに1300円に値上げになる! しながわ水族館の魅力は、なんと言っても入館料の安さだったのに、こんなやり方ってひどすぎる! まるで、マイルドセブンの便乗値上げみたいじゃん! 普通なら、入館料は今まで通りに1100円のままにしといて、「アザラシ館」を見たい人だけ、別料金を200円取るべきなんじゃないの?

 

あたしは、最初の1回だけは「アザラシ館」も見るけど、2回目も3回目も「アザラシ館」を見るかどうかは分かんない。あたしが、しながわ水族館に行くのは、基本的には、トンネル水槽で顔ナジミの「ハタ」にアイサツするためと、地下の「イルカの窓」からボケーッとイルカを見るためだ。イルカショーもアシカショーもタマにしか見ないし、他のコーナーも見飽きてる。ただ、あたしにとっては決して安くはないけど、「1100円」ていう金額が、1ヶ月に一度のゼイタクとして、気持ちをリフレッシュするためには、ギリギリ許される金額だったのに‥‥。

 

ものすごく立派な「アザラシ館」らしいから、きっと、作るのにすごくお金も掛かったんだろうけど、だからって、短絡的に入館料を値上げにするのって、どうなんだろう? 品川っていう立地を考えれば、遠くからワザワザ来る家族連れだけじゃなくて、近くで働いてるサラリーマンやOLが、ちょっとした息抜きに来たりもしてるワケで、あたしを含めて、そういう人たちが、入館者の何割かを占めてると思う。そういう人たちは、毎回、「アザラシ館」は見ないと思うし、いつも見るコーナーが決まってる。あるサラリーマンは、来るたびに半日も「東京湾の魚コーナー」でボーッとしてたり、あるOLは、毎週末に通って来て、何時間もアマゾンの水槽の前で「アロワナ」だけを眺めてたりしてる‥‥かも知れないと思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?

 

 

‥‥そんなワケで、あたしの場合は、しながわ水族館に行くと、まずは、巨大なトンネル水槽で、いつもの「ハタ」を探す。それで、見つけることができたら、心の中で、「ケンイチ~!」って名前を呼ぶ。もちろん、サスガの水族館も、イルカやアシカならともかく、ハタには名前なんかつけてないだろうから、この「ケンイチ」ってのは、あたしが勝手につけた名前だ。それで、なんで「ケンイチ」なのかって言うと、一番最初に見た時に、スミッコのとこにじっとしてて、たまに口を少しだけひらいてたんだけど、それが、コロッケがモノマネする美川憲一の口にソックリだったからだ。あと、美空ひばりの口にも似てたんだけど、このハタがオスなのかメスなのか分かんなかったから、どっちでもいいように、美川憲一の「ケンイチ」にしたってワケだ。

 

ケンイチは、体長が60cmか70cmくらいありそうなんだけど、ぶ厚いガラスのトンネル水槽の中にいるので、もしかしたら実際よりも大きく見えてるのかも知れないから、ホントは50cmくらいかも知れない。ま、大きさはどうでもいいんだけど、左側から見た時の模様にちょっと特徴があるから、他のハタと区別することができるのだ。でもこれは、あくまでも、あたしサイドの問題であって、ハタにとってみたらハタ迷惑な‥‥って、あっ! つい、寒いのやっちゃったよ!(笑)

 

で、あたしが勝手に名前をつけてるお魚は、他にもいるんだけど、ハッキリ言って、区別がつかない。たった1匹しかいない「電気ウナギ」とかなら、間違えることはないんだけど、あたしが名前をつけたのは、何匹もいる種類ばっかだから、名前をつけた本人のあたしも、どのお魚だか分かんなくなる。たとえば、おんなじトンネル水槽の中に、「イトマキエイ」がいるんだけど、あたしとしては、当然、「エイ」だけに「ロクスケ」って名前をつけた。だけど、何匹もいるから、どれが「ロクスケ」なのか分かんないのだ。

 

でも、おんなじ種類でも、もっと体が大きくなれば、それぞれの外見的な特徴も分かるようになって来るし、もっと知能が高くなれば、それぞれの性格や個性も分かるようになって来て、簡単に見分けることができるようになって来る。たとえば、イルカだ。ま、哺乳類で知能の高いイルカと、お魚とを比べるのはおかしい話かもしんないけど、それにしたって、海の中に10頭、20頭のイルカが泳いでたとしたら、みんなおんなじに見えちゃうと思う。

 

だけど、広い海に何十頭ものイルカがいるんじゃなくて、決まったプールの中に5頭のイルカがいて、会いに行くたびに、いつもの顔ぶれで迎えてくれれば、何度目かには、ちゃんと見分けられるようになる。しながわ水族館のバンドウイルカは、オスの「サーフ」と、メスの「カイ」「サンディー」「ホップ」「ラン」の5頭だけど、何度かイルカショーを見て、あとは地下の「イルカの窓」から観察してれば、すぐに分かるようになる。泳ぐイルカを見て、ただ単に「イルカだ~!」って思うよりも、「おっ!サーフ!今日も元気だね!」って思えたほうが、何倍も楽しい。

 

‥‥そんなワケで、5年くらい前は1000円だったのに、知らないうちにコッソリと1100円になり、明日からは1300円になっちゃう「しながわ水族館」だけど、この値上げは痛いけど、それでも、他の水族館よりはずっと良心的な値段だ。あたしの大好きな「サンシャイン国際水族館」は、ずっと1600円だったのに、いつの間にか1800円に値上げしたし、「新江ノ島水族館」に至っては、最初っから2000円だし、こうなって来ると、水族館て、「気が向いた時にフラッと息抜きに行ける場所」じゃなくなって来る。

 

不景気が続く今の世の中、ランチはワンコイン(500円)、映画は1000円てのが基準みたいだけど、それにしたって、毎日毎日500円のランチが食べられる人なんか少ないと思うし、100円のハンバーガー1個でガマンしてる人もいれば、あたしみたいに、自分でゴマ塩のおにぎりを作って、持ってく人も多いと思う。映画にしても、「釣りバカ日誌」が1000円になったり、普通の映画館でも、1000円のレディースデーを設けたりと、色々とがんばってくれてるけど、だからって、観たい映画をカタッパシから観に行けるような人は少ないだろう。

 

だから、1000円の映画でさえ、1年に1回か2回のゼイタクなあたしにとって、1000円以上の水族館てのは、ものすごいゼイタクってことになる。ま、映画の場合は、ほっとけば1年後か2年後にテレビでやるから、それを待てばいいやって気持ちにもなるし、一期一会の水族館の魅力とは比べ物にならないけど、それにしても、最低でも1年に10回は行きたいあたしとしては、1回が1000円以上ってのは、すごく痛い。だから、しながわ水族館も、他の水族館みたく、年間パスを作ってくれればいいのになって思う。ま、あたしの場合は、800円になる割引券を使ってるから、あんまり大きなことは言えないけど(笑)

 

ちなみに、「新江ノ島水族館」は、入館料が2000円とバカ高いけど、そのぶん、年間パスを4000円にしたから、「2回来ればモトがとれる」ってことで、遠くから来た人も、ほとんどが年間パスを買ってる。これは、お客のほとんどが遠くから来るってことを想定したものだから、これとおんなじ方式を都内のしながわ水族館には当てはめられないと思う。だから、1300円の入館料の2倍の2600円てワケには行かないだろうけど、でも、3500円くらいで年間パスを発行すれば、お客の側だけじゃなくて、水族館側にとっても、色んなメリットがあると思う。

 

都内だと、「葛西臨海水族園」が、700円か800円くらいで一番安いし、年間パスは2800円だから、ものすごく良心的だ。だけど、あたしの住んでる場所からだと、東京の反対側だから、なかなか行くことができない。それに、こんなこと言うと「すごくイヤな大人」になっちゃうんだけど、「葛西臨海水族園」て、幼稚園とか小学校とかの遠足がヤタラと多い。だから、静かにお魚を見てボーッと過ごしたいと思ってる時のあたしとしては、周り中でギャーギャーと大騒ぎする子供たちの群は、ちょっと苦手なのだ。

 

なんか、水族館の内容よりも、値段のことばっか言っててセコイんだけど、どんなとこでも少しでも安く入りたいあたしとしては、コレはすごく重要な問題なのだ。ずいぶん前に、女の子2人で「鴨川シーワールド」に行った時、一応、200円か300円か安くなる割引券は用意してったんだけど、入ろうと思ったら、入り口のとこに、「カップルデー」とか何とかの看板が出てた。それで、良く見たら、男女のカップルだと1000円くらい安くなる日だって書いてあった。だから、あたしたちは、誰でもいいから男の人が来るのを入り口のとこで待ってた。それで、10分くらいしたら、男の人の3人組が来たから、事情を話して、そのうちの2人とあたしたちがカップルだってことにしてもらって、それで大幅に安い値段で中に入った。この時は、ま~得した気分だった(笑)

 

‥‥そんなワケで、あたしが水族館を選ぶポイントとして、「入館料が安い」「お家から近い」「静かに過ごせる」って3点がすごく重要なんだけど、世の中、そんなに甘くはないから、この3点がすべてそろってる水族館なんか、存在してない。だけど、限りなく透明に近いブルー‥‥じゃなくて、限りなく理想に近い水族館ってことになると、やっぱ、しながわ水族館てことになる。

 

そして、そんな、しながわ水族館のライバル的な存在なのが、去年の春にオープンした、「エプソン品川アクアスタジアム」だ。こっちは、水族館だけじゃなくて、色んなアトラクションもあるし、お金にモノを言わせた数々の展示はグレートだ。トンネル水槽も、しながわ水族館に負けず劣らずで、長さもほぼおんなじだ。それから、イルカショーのブールは、円形になってて、ブールを取り囲むようにグルッと客席があるから、どの位置からでも良く見える。ま、1800円ていう入館料を考えれば、これくらいの内容は当然だし、バカ騒ぎしたりしないで、純粋に水族館を楽しみたいあたしとしては、しながわ水族館のほうが、ずっと好みだ。

 

だけど、たったひとつだけ、しながわ水族館へ行こうとするあたしの後ろ髪を引っぱる、エプソン品川アクアスタジアムの呼び物がある。それが、あたしの大好きな「カマイルカ」だ。前にも書いたかもしんないけど、あたしは、「バンドウイルカ」も好きだけど、それよりも、鼻がスッとしてて、小型で可愛い「カマイルカ」のほうが、もっともっと好きなのだ。

 

カマイルカは、バンドウイルカよりも少し知能が低いそうで、あんまりものすごい芸はできないって言われてる。ホントかどうか分かんないけど、前に、沼津にある「淡島マリンパーク」に行った時に、イルカショーの調教師のお姉さんが、そう説明してた。確かに、バンドウイルカの複雑な芸と比べると、カマイルカの芸は、ただジャンプするだけだったりと、ワリと単純なものが多い。だけど、あたしは、「動物に芸をやらせる」ってこと自体が、あんまり好きじゃないみたいで、若いころはキャーキャー騒ぎながら楽しんでたことは事実だけど、三十路を過ぎたら、何にもしないで自然に泳いでるお魚やイルカをボーッと眺めてるほうが、好きになった。

 

それで、しながわ水族館には、バンドウイルカしかいないんだけど、エプソン品川アクアスタジアムには、5頭のバンドウイルカの他に、4頭のカマイルカがいるのだ。ちなみに、バンドウイルカは、オープンした時からいた、メスの「アンク」と「ネイル」の他に、今年の春にデビューした、メスの「ファイン」「レイニー」「スノーウィ」の3頭で、ぜんぶメスだ。そして、あたしの大好きなカマイルカは、オスの「ラッキー」と、メスの「ナタリー」「ロロ」「リップ」の3頭がいる。つまり、カマイルカの「ラッキー」としては、自分以外のイルカはみんな女の子ってワケで、名前の通り、ラッキーってワケだ(笑)

 

‥‥そんなワケで、明日から入館料が値上げになる「しながわ水族館」に対して、あたし的な希望を言わせてもらうと、まずは、とにかく、「年間パス」を作って欲しい。できれば、3000円から3500円くらいの間で。それから、こっちは、リトル難しいとは思うんだけど、できることなら「カマイルカ」を導入して欲しい。そうしてくれたら、あたしは、「しながわ水族館」の近くに引っ越して、年間パスを買って、1年に100回くらいは見に行くと思う今日この頃なのだ。

 

 

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2006.07.19

2006年度の新製品

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今日は「水族館」の話題を書くつもりだったんだけど、昨日の補足として、どうしても触れておきたいことがあるので、「水族館」のことは明日に回して、昨日の「アメリカが開発、使用している恐ろしい化学兵器」について、補足的な続きを書くことにした。それで、まずは、1週間ほど前の、7月12日付の「アルジャジーラ」のニュースで、こんなのがあったので、読んで欲しい。


「イスラエル軍がガザ地区で化学兵器使用か 死傷者が異常な火傷を受ける」(アルジャジーラ)

7月11日付で、パレスチナ医療関係者が明らかにしたところによると、ガザ地区のシファ病院で手当を受けた患者の火傷の状態と、安置されている遺体の火傷の状態が異常なため、「イスラエル軍が新型の化学兵器を使用している」という疑惑が高まっている。救急医療主任のアル・サッカ博士は、同病院に搬送されて来た遺体のほとんどがばらばらになり、完全に焼けていたとして、アルジャジーラに対して、「遺体だけでなく、負傷者の体もほとんどが完全に焼けただれています。非常に醜くく変形しており、これまでに見たこともない状態です」と話した。同博士は、家族でも遺体を識別できないほどの状態であると述べ、「遺体のX線写真を撮っても、その人の命を奪った砲弾の破片はかけらすら見つかりません」と説明し、「遺体は化学薬品で焼かれたように見える」と付け加えた。「イスラエル軍は、今回の作戦で、新しい化学兵器か放射線兵器を使っていることは間違いありません。そして、負傷者の25%以上は16歳未満の子どもなのです」とも語った。


‥‥連日、双方の国の一般市民が殺され続け、ますます泥沼化するイスラエルとレバノンのヒズボラとの戦争に対して、このままでは収拾がつかなくなるとして、カタールは、「イスラエルに軍事行動中止を求める安保理決議案」を提案した。そして、世界中の誰もが両手を挙げて賛成であろうこの提案に対して、当然、イギリス、イタリア、カナダ、ドイツ、日本、フランス、ロシアの7ヶ国は賛成した。だけど、G8の中で、たった1ヶ国だけ、拒否権を発動してまで、この決議案に反対して、イスラエル軍の攻撃を支持したのが、アメリカだったってワケだ。8ヶ国の中で7ヶ国が賛成しても、たった1ヶ国が拒否権を発動すれば、その提案は却下される。そして、今、この瞬間も、激しい戦争が続いている今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、昨日の日記では、「アメリカが恐ろしい対人化学兵器を開発していて、イラク戦争では実際に使用していた」ってことを書いたけど、最後にリンクしておいた、問題のビデオニュースを見てくれた人なら、その化学兵器がどんな形で実用されてるのかを知ったハズだ。ハマー(四輪駆動車)の屋根の上に四角いレーダーみたいなのがついてて、そこから帯状の殺人光線を出すものや、空を飛んで来る敵機やミサイルなどに対して、ピンポイントで光線を放射するものなど、色んな兵器が開発されてた。そして、この殺人光線の発射装置と、暗闇や壁の向こう側にいる人間を体温で見つけるための、サーモなんとかって言う装置を合わせたものもあった。ようするに、敵が暗闇に隠れていようが、建物の中に隠れていようが、その場所を正確に探し出して、殺人光線を発射できるってワケだ。

それで、アメリカは、こういった恐ろしい化学兵器を開発して、イラクで実際に使用しながら改良して来て、ようやく、商品化にこぎつけたんだろう。そして、世界一の武器商人であるブッシュは、この殺人兵器を「2006年度の新製品」として、まずはイスラエルに売りさばいた。だから、今回のイスラエルとレバノンのヒズボラとの戦争は、アメリカにとったら、自分のとこの新製品を使ってくれてるお得意様の戦争ってワケだし、もっとガンガンと人殺しをしてもらって、新製品の性能をアピールしてもらいたいワケだ。

爆弾も、銃弾も、何も当たっていないのに、突如として人体が爆発する。突如として人体が焼けただれる。そして、この殺人光線の射程距離は、ライフルの射程距離の数倍にも及ぶ上に、ライフルのように目標を外すことがない。建物の中に隠れていても、数キロ先から狙われてロックされたら、もう終わりなのだ。

‥‥そんなワケで、ニポンがお金だけを出してた湾岸戦争の時は、連日連夜、まるで映画みたいに、空爆の様子を放送して視聴率を稼いでたテレビだけど、自衛隊を派遣することになったイラク戦争の時には、コイズミ内閣の検閲の入った限られた映像しか放送できなくなった。激しい銃撃戦や民家への空爆などはすべて封印され、自衛隊がサマワの子供たちに水を配ってるような、まるで日本テレビが制作したみたいなヤラセ映像しか、テレビでは放送できなくなった。それでも、テレビほど腐りきっていない新聞では、アルジャジーラから入って来る現地での惨劇の様子を断片的に伝えていた。

だけど、今度のイスラエルとレバノンのヒズボラとの戦争に関しては、あまりにもロコツなコイズミ内閣の口封じが炸裂してるために、まったくと言っていいほど何も伝えられていない。もちろん、100%何も報道しなければ、逆に「何かあるのでは?」って疑われちゃうから、ほんの数%だけ、コイズミ内閣にとって当たり障りのないことだけは、お茶を濁す意味でチョロって報道されてるけど、連日、アルジャジーラが伝えてる悲惨な現地の情報は、90%以上が報道されていない。

そして、その中でも、完璧に封印されてるのが、冒頭に挙げた7月12日付のニュースなのだ。たとえば、グーグルを始めとして、ヤフー、グー、ニフティ、インフォシーク‥‥って、ひと通りのニュースコンテンツの検索で「化学兵器」ってサーチしてみても、そこに現れるのは、「中国に遺棄した旧日本軍の化学兵器」のニュースばかりで、たったの1件すら、「イスラエル軍の化学兵器」についてのニュースはヒットしない。アルジャジーラでは、当日のトップニュースとして扱われてるのに、こんなバカなことは考えられない。ようするに、ニポン人には知られたくないから、ニポン語の記事にしないようにと、どこかが圧力をかけてるってワケだ。

コイズミ内閣の圧力に屈して、伝えるべきニュースを伝えられない腰抜け報道機関なんか、別にどうでもいい。こんなことは、今に始まったことじゃないから、真実を知りたい国民は、とっくに新聞やテレビなんかには見切りをつけてるし、情報はインターネットで得るようにしてるからだ。だけど、すべての国民が、アルジャジーラのサイトを見て、いちいち和訳して、読んでるワケはない。だから、誰かがそれをして、ニポン語の検索エンジンに引っかかるようにしないと、この国の国民は、永久に政府の書いたシナリオ通りに騙され続けてくだけなのだ。

アメリカが開発した恐怖の殺人兵器に関しては、必死にインペイし続け、それを使用してるイスラエル軍に関しても、執拗にインペイし続けてるコイズミ内閣だけど、屁のツッパリにもなんないような北朝鮮のヘッポコミサイルに関しては、毎日毎日大騒ぎ。これぞ、茶番だろう。本当に恐ろしい兵器は何なのか、本当に恐ろしい国はどこなのか、国民の目に真実を見せないために、マスコミに圧力をかけての情報操作。分かりやすいとこで言えば、イラクの自衛隊に関する報道だ。イラクから還って来る陸上自衛隊に関しては、お父さんの帰りを待つ家族まで出演させてのヤラセ映像を炸裂させてるクセに、戦闘地域にまで活動の範囲を拡大して、殺人光線を装備したハマーを空輸してる航空自衛隊に関してのニュースは、完全にシャットアウトしてる。

‥‥そんなワケで、これらのアカラサマな情報操作を見れば分かるように、コイズミとしては、このまま北朝鮮が脅威の国だっていう印象操作を続けて、国民をビビらせて、「軍備拡大も止む無し」って世論へ持って行き、安倍晋三へとバトンタッチしたいんだろう。そうすれば、自分がブッシュとの間で密約してるであろう「2006年度の新製品の大量買付け」にも持って行けるし、その頃には、自衛隊も軍隊になってるだろうし、憲法も捻じ曲げられてるだろうし、徴兵制も導入されてるだろうし、今のアメリカと同じように、ニポンの若者たちは、世界中の戦争にかり出されるようになってるってワケだ。ま、ワケの分かんない光線で焼き殺されたくないあたしとしては、これからもテッテーテキに、コイズミと安倍晋三の売国路線には反対してくつもりの今日この頃なのだ。


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2006.07.18

激痛光線と殺人光線

Koizumi9
ニポンの歴代の総理大臣て、少なくとも、あたしが生まれてからは、ロクなやつがいなかった。どいつもこいつも最悪な守銭奴だったり性犯罪者だったりと、国民としてホントに恥ずかしい限りだった。だけど、地球上で最低最悪の恥知らず、コイズミが出現し、この国をメチャクチャにしただけじゃ飽きたらず、アメリカじゃヘベレケの酔っ払いみたいになってプレスリーのマネ、ロシアじゃ薄らバカみたいな顔でコサックダンスと、全世界に赤っ恥を晒してくれたオカゲで、過去の無能総理大臣たちが、みんな素晴らしい人たちに見えて来た。

たとえば、平成10年7月から12年4月まで総理大臣だった小渕恵三なんて、「ブッチホン」てオヤジギャグを流行らせただけで、他には何ひとつ仕事なんかしてないと思われてるけど、低脳コイズミに比べたら、百万倍も素晴らしい仕事をしてる。それは、「対人地雷全廃」っていう大仕事だ。世界の国の約半分、約90ヶ国には、未だに数え切れないほどの地雷が埋まっていて、毎年、2万人から3万人の人たちが、死んだり手足を失ったりと、被害に遭っている。そういった現状に目を向けた小渕恵三は、まずは自国の地雷を全廃することを決め、当時、陸上自衛隊が保有してた100万個もの対人地雷をすべて破棄させたのだ。アメリカの戦争の援助ばっかしてる売国奴コイズミと比べたら、これこそが、この国の総理大臣としての仕事だと言える。

この国に、コイズミという史上最悪の大犯罪者を誕生させた立役者の1人、田中真紀子は、「軍人、変人、凡人」て言ってたけど、この「軍人」てのは梶山静六のこと、「変人」てのはコイズミのこと、そして、「凡人」てのは小渕恵三のことだ。そして、凡人は100万個の地雷を破棄してくれたけど、それから数年も経たないうちに、変人がその何百倍もの武器を装備し、平和憲法を改悪し、自衛隊を軍隊にし、この国をアメリカの「アジア前線基地」にし、飼い主であるブッシュ軍曹に頭をなでてもらおうと思ってる今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、今日付の「One World net」に、法人機関、「CCSS(カルフォルニア戦略研究センター)」のセンター長、ブレット・ワグナー氏による、恐るべきレポートが掲載された。全文だとすごく長くなるので、以下、重要な部分の和訳を引用する。


「米軍、イラクでエネルギー兵器を使用」

現在、最も議論の的となっている「次世代の新兵器」が、すでにイラクで極秘裏に使用されたことが最近公開されたビデオニュースの中で触れられていて、私は心臓が止まるほど驚いた。数年間、アメリカ軍は「誘電エネルギー」(directed energy)を基礎に、次世代の兵器を開発して来た。そして、現在、開発された誘電エネルギーを使用した兵器は、2つある。

1つめの誘電エネルギー兵器は、「活動拒絶システム(Active Denial System)」を利用したもので、その特徴から、「激痛光線(pain ray)」と名づけられた。この「活動拒絶システム」は、ミリメートルの「波」(電子レンジの中で使われるマイクロウェーブの親戚のようなもの)を95ギガヘルツの範囲で発射する。この目に見えない光線が人間に当たると、肌の1インチ(=2.54cm)の1/64下に直接作用して、神経組織を破壊する。2秒後には、肌の温度を130度にまで上昇させることができる。致死に関わらない兵器研究の権威であるチャールズ・ヒール(Charles Heal)氏は、この「激痛光線」の効果が、まっ赤に焼いた鉄を肌に押し付けられるのに似ていると例え、その威力から、「群集を統制する聖杯」(Holy Grail of crowd control)と名づけた。国際法では、「痛み」を主な目的とした兵器の装備や使用を禁止しており、アメリカ軍がこの「激痛光線」を装備することは、確実に国際法違反である。しかし、今年の早い時期に、イラクに駐留しているアメリカ軍の司令官は、国際法を無視して、この「激痛光線」の装備を政府に要求して来たのである。しかし、私たちの機関(CCSS)や他からの反対によって、その要求は退けられ、政府はイラクでの「激痛光線」の人体実験や分析を引き伸ばすことになった。

2つめの誘電エネルギー兵器は、電子レンジで使われているマイクロウェーブを応用させた兵器である。私は、この兵器を「殺人光線」と名づけた。これは、哺乳類を電子レンジに入れると爆発することに由来している。問題のビデオニュースは、2006年5月16日にイタリアの通信社がウェブ上で公開したもので、2003年のバグダッド空港でのアメリカ軍の「誘電エネルギー兵器」の使用を調査するものであった。「誘電エネルギー兵器」の効果を伝える報告から判断してみると、それは「レーザー」以外の「光速」の技術が使用されており、一般的な「レーザー」という用語は使われていなかった。そして、これは、私の意見だが、「爆発した」という表現から察するに、2つめの誘電エネルギー兵器であるマイクロウェーブが使用されていた可能性が高いのではないかと考える。これは、不可解に爆発している人体の破損状況からの、専門家としての私の見解だ。(ひとまず、以上)


‥‥そんなワケで、このレポートの引用元や、問題のビデオニュースも最後にリンクしておくので、興味のある人はアトでゆっくり見てもらうとして、このリトル難しい話を簡単にマトメると、アメリカ軍は、イラク戦争において、人間の頭に放射すると頭が爆発する次世代の殺人兵器を使用して、人体実験してたってことだ。昔、超能力者同士が戦う「スキャナーズ」って映画があったけど、敵に向かってテレパシーみたいな念力みたいな何かを「ムム~~!」って送り続けると、敵の体がふっ飛んだり、顔や頭がボコボコと変形して、最後には頭が爆発しちゃうって映画だった。アレとおんなじことを可能にする殺人兵器が、アメリカの殺人科学者の手によって実際に開発されていた上に、すでにイラクで使用されてたってワケだ。

問題のビデオを見ると、ハッキリと「頭が爆発した」って証言してるし、海外のサイトなどでイラクでの悲惨な写真の数々を見ると、頭だけが爆発したように吹き飛んでる死体がヤタラと多かったけど、これでツジツマが合った。正面からライフルで顔面を撃っても、頭は吹き飛ばない。後頭部にショットガンやマグナムの銃口を当ててヒキガネを引けば、顔面は吹き飛ぶけど、頭の後ろ半分は残る。それなのに、イラクの道端に並んでる死体を見ると、首から下は何でもないのに、頭だけが吹き飛んでいるものが多かった。本来なら、頭が吹き飛ぶほどの攻撃を受けたなら、体だってグチャグチャになるハズだ。

それで、あたしが、このレポートで何よりも恐ろしさを感じたのは、政府のほうから「この新兵器を試すように」って言ったワケじゃなくて、イラクに駐留してるアメリカ軍の司令官のほうから、「例の新兵器を使わせて欲しい」って言って来たって事実だ。つまり、これらの新兵器は、政府や軍の上層部だけのトップシークレットってワケじゃなくて、司令官クラスなら誰でも知ってるレベルの話だったってワケだ‥‥ってことは、アメリカの最大のパトロンであるニポン政府が、この兵器のことを知らなかったワケがない。コイズミも、安倍も、額賀も、当然、知ってたハズだ。逆に、知らなかったら不自然だし、ヘタしたら、コイズミは、ブッシュとすでにこの兵器を買う約束までしてるかも知れない。コイズミが約束しといて安倍が買う‥‥なんて、想像にしちゃあ、あまりにもリアリティーがありすぎる。

‥‥そんなワケで、前出のブレット・ワグナー氏のレポートは、「ひとまず、以上」って書いといたように、続きがある。続きの部分には、「1mの長さに縮んでいる大人の死体」という異常な報告があり、それについて、ブレット・ワグナー氏は、「これは、大きなバスが濡れた布のようにグニャリと変形して、フォルクスワーゲンの大きさに縮んでしまったようなもので、私には説明できない」と言っている。そして、これが新兵器によるものであれば、想像を絶するようなマイクロウェーブの兵器が使われたのだろう、と言っている。

それで、ビデオニュースの中に、2003年のペンタゴンでの記者会見で、これらの問題について答えるラムズフェルド国防長官と、イラク戦争を指揮したリチャード・マイヤーズ統合参謀本部議長の会見の様子が映ってるんだけど、それを見て、あたしは、セスジが寒くなった。記者から、「長官、あなたは、開発中のマイクロウェーブを利用した強力な殺人兵器を実際に使用するつもりですか?」って質問されたラムズフェルドは、思いっきりイヤな顔をして、「あなたが私の立場なら、普通なら、開発したものは、当然、実戦で使用して効果を確かめるでしょう?」って答えてる。それに対して、記者が、「あなたのその答えは、戦場で新兵器の実験をすることを肯定しているように聞こえますが?」とツッコミを入れると、今度はマイヤーズのほうが、「はい、私はそこが重要だと考えます。まだ試作段階の新兵器であっても、イラクにいるアメリカ軍の司令官が利用可能だと判断すれば、実戦に導入し続けて行くつもりです」と来たもんだ。

ようするに、3年前の時点で、イラク戦争を実質的に支配してたラムズフェルドとマイヤーズの殺人鬼が2人そろって、開発中の「殺人光線」をイラクで実際に使って、その効果を確かめながら、開発、改良を続けてくってことをオオヤケの場で明言してたってワケだ。つまり、アメリカにとってのイラク戦争ってのは、単なる石油の利権のための殺戮ってだけじゃなくて、新たな殺人兵器の人体実験の場でもあったってワケだ。そして、アメリカの殺人兵器の開発に、国を挙げて全面的に協力してたのが、飼い犬のコイズミと、安倍晋三と、山本一太の「バカの3段ロケット」だったってワケだ。ありもしない「大量破壊兵器」なんてものを大義名分にして、多くの一般市民を殺戮し続けて来たってのに、イラクの人たちを殺して来たテメエラの武器のほうが、新開発の大量殺人兵器だったなんて、シャレにもなんないね、まったく。

‥‥そんなワケで、前出のブレット・ワグナー氏のレポートだけど、もうちょっと詳しく説明すると、まず、この事実を知ったワグナー氏は、2~3週間前に、「私が今までに見た中で最もショッキングなもの」ってタイトルの緊急メールを「One World net」に送ってる。だけど、その時点では、まだ確実な証拠が不足してたために、それから証拠集めを始め、「アメリカ政府が議会承認なしに、非常に危険な新兵器をイラクで配備、使用した」って事実を確認するに至り、今回、レポートを提出したって書かれてる。そして、「激痛光線」と「殺人光線」の開発と使用に反対する声明を出し、ネット上から陳情できるフォームを作り、それも合わせて掲載している。ま、コイズミの言いなりになって、イスラエルとレバノンの戦争をまったく放送せずに、ジダンの頭突きばっか放送して、「大義名分があれば暴力も正義」なんていうトンデモナイ風潮を広めようとしてるマスコミなんかに洗脳されちゃってる人たちは、まったく興味が無いと思うけど、「戦争反対!」「暴力反対!」っていう人たちは、チョロっとでも見て欲しいと思う今日この頃なのだ。


 ★「One World net」の該当記事★

 ★5月16日に放送されたビデオニュース★(メディアプレイヤー)


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2006.07.17

フランスVSイタリア

試合中に薄汚い言葉で相手を罵り、審判に隠れて卑怯な妨害の応酬、殴る蹴るから頭突きや踏み付けなどの暴力、人種差別、そして、サポーター同士の罵り合いや殴り合い、果ては、発炎筒を投げ込んだり、街中で暴動を起こしたり、放火をしたり、何人もの死者が出たりと、こんなものを「スポーツ」って呼ぶんなら、イスラエルがレバノンを空爆してるのも、レバノンのヒズボラがロケット弾で応戦してるのも、立派な「スポーツ」に見えて来ちゃう。そして、カタールが提案した「イスラエルに軍事行動中止を求める安保理決議案」に対して、G8の中で、唯一、拒否権を発動して戦争を煽っているアメリカは、まるで凶暴なフーリガンのように見えて来ちゃう。だから、いかなる理由があろうとも、野蛮な暴力には絶対反対のあたしとしては、暴力を振るった選手にMVPを与えるようなものは、とてもスポーツとは思えないし、やっぱり、どんなに熱く燃えても、文字通り命を賭けて戦っても、試合が終わればライバル同士がお互いを讃え合う本物の紳士のスポーツ、F1が好きだ。

そんなF1の第11戦、フランスGPだけど、2週間も前から楽しみにしてて、やっと放送が始まったと思ったら、テレビの画面に映し出されたのは、ナナナナナント! もうウンザリの、マテラッツィに頭突きをするジダンの映像だった‥‥。それも、何度も何度も繰り返して、まるで、懐かしの「どっきりカメラ」のブーブークッションの映像みたいに‥‥。あたしは、間違ったチャンネルにセットしてたのかと思って、デッキのチャンネル表示を確認しちゃったよ。だけど、間違いなくフジテレビだった。それで、なんでかって言うと、こんな予選の結果だったからだ。


1.シューマッハ兄(フェラーリ)
2.マッサ(フェラーリ)
3.アロンソ(ルノー)
4.トゥルーリ(トヨタ)
5.シューマッハ弟(トヨタ)
6.ライコネン(マクラーレン)
7.フィジケラ(ルノー)
8.デラロサ(マクラーレン)
9.ロズベルグ(ウィリアムズ)
10.クルサード(レッドブル)
11.ウェバー(ウィリアムズ)
12.ハイドフェルド(ザウバー)
13.クリエン(レッドブル)
14.バリチェロ(ホンダ)
15.スピード(トロロッソ)
16.アルバース(ミッドランド)
17.リウッツィ(トロロッソ)
18.ヴィルヌーヴ(ザウバー)
19.バトン(ホンダ)
20.モンテイロ(ミッドランド)
21.モンタニー(スーパーアグリ)
22.佐藤琢磨(スーパーアグリ)


そう、これを見れば分かるように、ルノーのお膝元のフランスなのに、予選で、イタリアのフェラーリがフロントローを独占しちゃったからだ。その上、タイヤに関しても、ミシュランのお膝元のフランスなのに、ブリジストン勢が上位5台のうち4台を占めちゃった。それで、視聴率のためなら何でも利用するフジテレビだから、この、ルノーやミシュランの不調をジダンの問題に結び付けて放送した今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、純粋にこの予選の結果だけを見れば、あたし的には、フェラーリのフロントロー独占もヒューヒューもんだし、マクラーレンのモントーヤが、マチュピチュ遺跡‥‥じゃなくて、ナスカの地上絵‥‥じゃなくて、ナスカーへの移籍を発表して、あたしの大好きなサードドライバーのデラロサがタナボタ式に走れることになったのもウヒャウヒャもんだし、バリチェロはホンダのヘナチョコマシンのセイで2回目の予選でKOされちゃったけど、それでも、ものすごくワクワクする予選の結果だった。それなのに、空気の読めないフジテレビが、小学生のケンカみたいなジダンとマテラッツィの問題なんかを神聖なるF1の世界に持ち込んで来たオカゲで、放送が始まったトタンに、あたしのテンションはガクッと下がっちゃったよ、まったく‥‥。

その上、永井大や、山田優ちゃんや、ゲストの「走る吉本芸人」の脇阪ジュイチは、用意された台本をリハ通りに読まされてんだから責められないけど、映像だけじゃ飽き足らずに、トークでも、ジダンとマテラッツィの問題をムリヤリにルノーとフェラーリの対決の図式に当てはめての展開は、完全に「逆フォロー」としか言えないし、フジテレビ、しつこすぎる! ア~ンド、センス悪すぎる!

さらには、今回は、せっかく、マッチとウキョーの2大バカが出ないってのに、実況が、今年の開幕戦のバーレーンGPで、これ以上の恥ずかしさはないってくらいの、北朝鮮のニュースみたいなアホ実況を炸裂させてくれた竹下陽平アナだったから、あたしも、小さいきっこたちも、いっせいに溜息をついた‥‥なんてネガティブなことばっか言ってても悲しいだけだから、気持ちを切り替えて、焼酎の渋茶サワーとコンニャクのキンピラとキュウリのキューちゃんを用意して、いよいよフランスGP決勝戦のスタートだ!‥‥って言っても、ロズベルグとリウッツィが、予選後のエンジン交換で、それぞれ10グリッド降格になった。だから、ロズベルグは19番グリッド、リウッツィは22番グリッドからのスタートで、予選9位だったロズベルグ以降は、そのぶん繰り上がってのスタートだ!

で、フォーメーションラップでは、まだ、竹下陽平アナは抑え気味だったんだけど、それは、前回の実況を反省したんじゃなくて、スタートへ向けてのアイドリングだったみたいだ。フォーメーションラップが終わり、スタートの瞬間が迫るに連れて、だんだんと、例の北朝鮮のニュースみたいな、ギョーギョーしい演劇口調に変化して来た。それで、聞いてるこっちのほうが恥ずかしくなって来たんだけど、音を消すと臨場感が無くなっちゃうし、画面に映ってないマシンの情報が入らなくなっちゃうから、あたしは、少し小さい音にした。

‥‥そんなワケで、スタート直後、3番手のアロンソは、一気にマッサを抜きに掛かって、1コーナーでは並んだけど、マッサは必死にブロックした。そして、次のヘアピンでもガンガン仕掛けて行ったんだけど、これもマッサが必死にブロック。後ろのほうでは、タクマが何かのトラブルで発進できなくて、クラッチをコンコン当てながらちょっとずつ進んでる。他のマシンは、みんな無事にスタートして、久しぶりに、ワリと滑らかに1コーナーに流れて行った。タクマは、何とか走り出すも、2周目でリタイア。

マッサは、前を走るシューマッハ兄が、少しでもアロンソとの差を広げられるようにと、後ろのアロンソをブロックしつつ、それなりのチンタラ走行を続けて、頼りないながらも、フェラーリのセカンドドライバーとしての役割を何とか遂行してる。そして、それにイラつくアロンソは、タイヤスモークを上げながらのオラオラ状態で、明らかに熱くなってる。アロンソは、ニュータイヤに替えてのスタートだから、予選からのユーズドタイヤでスタートしたフェラーリ2台に対して、早い周回で勝負がかけるつもりだ。うう~ん、1周目からの熱いバトル、いいね~いいね~楽しいね~♪

あたしとしては、マッサがアロンソを押さえて、フェラーリがワンツーフィニッシュするだけじゃなくて、できるだけアロンソに後ろへ行ってもらって、シューマッハとアロンソとのポイント差が縮まったほうが、残りのシーズンが楽しくなるから、ここはひとつ、2番手のマッサだけじゃなくて、3番手のアロンソを狙う4番手、5番手のドライバーにもがんばってもらいたい。だけど、アロンソの後ろが、マクラーレンのライコネンやデラロサなら、ガンガン攻めてくれそうなんだけど、なんせトヨタのトゥルーリだから、攻めるってよりも、アロンソのペースについてくのがヤットって感じだ。

あ、念のために書いとくけど、デラロサってのは、ペドロ・デ・ラ・ロサだから、ホントは「デ・ラ・ロサ」って書くんだけど、ゴチャゴチャしちゃうから、あたしは「デラロサ」って書いてる。それから、全世界の人が見てる前で、デラロサが川に落っこちた話は、2005年4月4日の日記、「熱いぜ!デラロサ」に書いてあるので、興味がある人は過去ログへどうぞ♪‥‥ってワケで、ヘタしたら、モントーヤよりもマクラーレンの「MP4-21」に乗り慣れてるデラロサは、1年以上ものブランクがあっての出走なのに、吉田照美以上にやる気マンマンで、前を走るウィリアムズのウェバーを煽りまくり、まさしく、水を得た魚って感じだ。レギュレーションの締め付けなどによって、今のF1は、守りに入ったジミなドライブが主流になっちゃったから、どうしても観戦してて熱くなれる場所が少なくなっちゃったけど、デラロサの走りは、かつてのマンセルをホーフツとさせるほど熱い。

‥‥そんなワケで、12周目に、リアがロックしてフロントがコーナーの縁石に乗り上げて飛んじゃったモンテイロがリタイアした他は、レースはサクサクと進み、波乱のアメリカGPとは正反対の、レースらしいレースって感じだ。トップの3台は、コース上でのバトルよりも、ピットインのタイミングと作業タイムでのバトルへと移行したみたいで、トップのシューマッハ兄だけは冷静に自己ベストの走りを続けてアロンソとの差を広げてるけど、アロンソはムリにマッサに仕掛けなくなった。そして、バリチェロ以降の後方集団は、カルガモ大行進のダンゴ状態で、楽しいレースを繰り広げてるのは、真ん中あたりって感じになった。

トップの3台は、みんな3ストップ作戦だから、マッサが17周目、アロンソが18周目、シューマッハ兄が19周目に1回目のピットインをしたんだけど、ほぼ互角‥‥って言っても、1分17秒台前半のハイペースで走り続けてた上に、6秒7でピットを出たシューマッハ兄と、アンダーが出ちゃってラップタイムを縮められない上に、ピットで8秒かかったアロンソは、ここでも差がひらいちゃった。そして、このピットのバトルが序盤の一番のミドコロだってのに、優秀なる竹下陽平アナは、アロンソがピットに入る時に、「さあ!そしてマッサが入ります!」ってやっちゃって、解説の森脇さんが、小さな声でボソッと、「‥‥いえ‥‥アロンソです」って訂正してた。

それにしても、F1の実況でワールドチャンプの名前を言い間違えるなんて、紅白歌合戦で都はるみのことを「美空‥‥」って言っちゃった生方惠一並みのお粗末さだよ。生方惠一の場合は、責任をとって、翌年、NHKを辞職したよね。別に、竹下陽平アナにフジテレビを辞職しろとは言わないけど、竹下陽平アナって、あまりにも言い間違いが多すぎる。あたしも鬼じゃないから、たった1回の言い間違いくらいで「辞めろ!」とは言わないけど、竹下陽平アナの場合は、たった1時間ちょっと放送で、3回も4回もドライバーの名前を言い間違えてて、そのたびに森脇さんに訂正されてるから、すごく耳障りだ。ハッキリ言って、ここまで言い間違いが多いと、レース観戦に集中できなくなって来るし、レース観戦のジャマをされてるような気分になって来る。

その上、ちゃんとした実況もできないクセに、「青きマタドール!」だの「灼熱のナントカ~!」だの、ヨケイなことばっか叫ぶし、3回目のピットインを「2回目のピットインです!」って言ったり、もうすでにマッサはピットに入って作業をしてんのに、「そろそろマッサがピットに入ります!」って言ったり、何から何までトンチンカン。1回くらいの名前の言い間違えなら大目に見てあげるけど、ここまでテッテーテキにひどい実況をやられちゃうと、せっかくのレースに水を差されるっていうか、全身が脱力しちゃう。

‥‥そんなワケで、レースも中盤に差し掛かり、2回のピットを終えたシューマッハ兄が、まだピットが1回のアロンソの後ろについて、オラオラ状態だし、なかなか面白い展開になって来た‥‥と思ってたら、39周目に、ウェバーがハデにスピンして、左のリアタイヤが剥がれて吹き飛んだ。ここで、竹下陽平アナは、「マーク・ウェバーがリタイアに終わっています」って実況した。それからしばらくしたら、ピットでウェバーのマシンのリタイアを交換してる映像が映し出されたから、あたしは、「え?ウェバーはリタイアしたんじゃないの?」って思ったんだけど、その映像に対する竹下陽平アナのフォローは何もなく、ぜんぜん関係無いことをペラペラとしゃべってた。

それで、あたしは、ワケが分かんないまま観てたんだけど、それから1~2周したら、今度はウェバーのマシンがバックでガレージに入る映像が一瞬映し出されて、竹下陽平アナは、「こちらはマーク・ウェバー、どうやらレースを諦めるようです」って実況した。てことは、さっきの「マーク・ウェバーがリタイアに終わっています」ってのはウソで、タイヤを交換してコースに復帰して、何周か走ったけど、結局、リタイアになったってことなの?何のフォローもないメチャクチャな実況で、何が何だかぜんぜん分かんないよ‥‥。

この時点で、レースは42周目で、そのままCMに入り、CMが明けたら、48周目になってた。いつものハショリで、ここでは6周をハショッたんだけど、そのすぐアトに画面に出た順位は、16位のロズベルグまでで、その中にウェバーの名前は無かった。画面に映るのは上位のマシンだけだし、竹下陽平アナもナニゴトも無かったかのように、シューマッハがどうの、アロンソがどうのって、上位のことしか実況しないから、これは、誰がどう見ても、ウェバーは39周目から42周目の間でリタイアしたって思うよね? 竹下陽平アナも、2回も「リタイアした」って実況してたし。

だけど、レース後にリザルトを見たら、ウェバーは「53周でリタイア」って書いてあった。つまり、実際には、ウェバーはタイヤを直してレースに復帰して、この時点でもちゃんとコースを走ってたのだ。後方のマシンが画面に映らないのはフジテレビの責任じゃないけど、映らないマシンの状況を伝えるべき実況アナが、ウェバーが10周も前にリタイアしちゃったとウソをつき、その後、まだコース上を走ってるのに、すでにリタイアしたものとして放送した挙句に、何のフォローも無し。なんだこりゃ? バラエティーのヤラセよりもひどいじゃん‥‥。

‥‥そんなワケで、竹下陽平アナのあまりにもひどい実況で、レース展開がぜんぜん分からなかったから、とにかく結果だけを書くと、優勝は、ダントツの速さを見せたシューマッハ兄(フェラーリ)、2位は、アグレッシブな走りと最後のピットワークでのチームプレーが幸いしたアロンソ(ルノー)、3位は、イマイチ踏ん張りきれなかったマッサ(フェラーリ)、4位はシューマッハ弟(トヨタ)、5位はライコネン(マクラーレン)、6位はフィジケラ(ルノー)、7位はデラロサ(マクラーレン)、8位はハイドフェルド(ザウバー)、ここまでがポイント獲得で、以下、9位はクルサード(レッドブル)、10位はスピード(トロロッソ)、11位はヴィルヌーヴ(ザウバー)、12位はクリエン(レッドブル)、13位はリウッツィ(トロロッソ)、14位はロズベルグ(ウィリアムズ)、15位はアルバース(ミッドランド)、16位はモンタニー(スーパーアグリ)、残り6台はリタイアってことみたいだ。デラロサは7位に入賞してるし、4位、5位、6位あたりのバトルも素晴らしかったんじゃないかって予想できるけど、何しろトップの3台以外はテレビには映らないし、アナウンサーは何も伝えてくれないから、最初から最後までずっと放送を観てたのに、「いかに竹下陽平アナが使いもんにならない無能アナだったか」ってこと以外、感想が書けない今日この頃なのだ。


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2006.07.16

挑発に乗るのは愚か者

オトトイの日記、「北朝鮮にヘッドバット」に関して、賛否両論、思ったよりもたくさんのメールが来たので、今回は、そのうちの何通かを紹介しようと思う。それから、デタラメなメールアドレスやフリーのアドレスのものは、自動的にゴミ箱行きになるように設定してるっていつも言ってるのに、今回も、そういったメールがワリと届いてたみたいだ。それで、ゴミ箱の中のメールまで読んでる時間はないから、ちゃんとアドレスが書いてあって、ちゃんと届いたメールだけで言うと、賛成と反対がちょうど半々くらいだった。で、まずは反対意見のメールから。


お名前:I
E-mail:xxxxx@xxxxx.co.jp
コメント:きっこさん、暴力を振るったジダンは悪い。でも、マテラッティの挑発、言葉の暴力は悪くないのですか?それだって悪いことです。ミサイルを打った北朝鮮も悪いです。挑発した人間は悪くない、と言う風にもとれてしまう文章は少し悲しいです。


お名前:KM
E-mail:xxxxx@xxxxx.ne.jp
コメント:きっこさん、何時も読まさせて頂いています。ほとんど、きっこさんのするどい観察に感心して勉強させていただいております。しかし、今日の時短・・じゃなかった、ジタンの件についてのきっこさんの御意見については、これだけは賛成できませんでした。きっこさんの御意見の前提は「言葉は暴力では無い」という気がします。本当でしょうか?人は、一言で死ぬこともあるし、また逆に素晴らしい人生を悟ることもあると思います。そして、言葉の重みは、人によってまちまちですよね。人はみな、絶対に許せない限界持っていると思います。その人の金銭・・じゃない、琴線に触れる事を言われたら・・・暴力は何があってもいけない・・・そう言うのは簡単と思うのですが、私が家族を侮辱されたらと考えると、果たして自制できるかどうか自信はありません。「言葉は暴力には絶対になりえない」・・・こう、言い切ることは果たして出来るのでしょうか?では、失礼致します。つい、思いを書き込んでしまいました。これからも頑張ってください。


お名前:NN
E-mail:xxxxx@xxxxx.ne.jp
コメント:ちょくちょく楽しく読ませていただいております。人にとって、言葉はとても重要で大切なものだと思います。悪口は、ときには頭突きよりも効果的に相手を傷つける事があるでしょう。私も暴力反対で同意ですが、彼がカッとなってやったのか、どーしても許せないので公に処分が行われる何かを考えて行動したのか、俳句をたしなみ、言葉を大切に扱われると思っていたきっこさんが、悪口は暴力に比べたら全然大した問題じゃないから無視しろと言うのは意外でした。


お名前:MK
E-mail:xxxxx@xxxxx.or.jp
コメント:いままでとても楽しく読ませていただきましたが、今日の日記はちょっときっこさんの言葉とは思えませんでした。残念です。“殴られるよりも痛い言葉”ってありますよね。言葉によって人を死に追いやるということだってあります。ジダン選手の行為が正当化されることはありえないし、あってはならないと思いますが、「何を言ったかは関係ない」というようにはどうしても思えませんでした。「バカはほっとく・・・」というのは、野放しにして(結果として)許すということですか?


お名前:KS
E-mail:xxxxx@xxxxx.ne.jp
コメント:いつも読ませてもらってます。ジダンのネタですが、納得できません。個人間の事を国と国とのことと絡めるのは絶対に納得できません。あきらかに、きっこさんはまちがってます。もちろん、サッカーでは暴力行為は絶対やってはいけないことです。しかし、それをこえて絶対に許せないことってあるはずです。もし、イタリア選手が言ったとされていることがほんとだとすると、よく頭突きだけですんだなと思います。人種差別や、民族差別と、国家間の外交や政略や損得と一緒にするは絶対におかしいです。それに、サッカーに興味がなくて、知らないのであれば、サッカーの事は書かないでください。


お名前:IB
E-mail:xxxxx@xxxxx.ne.jp
コメント:きっこさん、「ジダンの頭突き」についての貴方のコメントは一方的過ぎませんか。軽々しくジダンの「頭突き」をネタにして欲しくなかった。暴力は誰だってよくないことは百も承知している。ジダンの頭突きの場面だけを取り上げれば、貴方の言うとおりかもしれない。だが、ジダンが頭突きする前までの状況をみてもらいたい。マテラッツィが、ジダンにまとわりついて両手で羽交い絞めにする、ジダンのシャツをひっぱるなどして、ジダンの攻撃参加を執拗に妨害しようとしている。この状況のなかで、マテラッツイが追い討ちをかけるようにの言葉の暴力を発した。貴方はこの「きっこの日記」のなかで、社会の不正や不公正に対して貴方自身が「頭突き」をしているようなもの、違いますか?そういう貴方の勇気ある「頭突き」こそ、多くの方が共鳴しておられる、私もその一人です。今の日本社会、若者から大人から老人にいたるまで怒らない大人が多すぎる。


お名前:KS
E-mail:xxxxx@xxxxx.ne.jp
コメント:いつも楽しく見ています。でも今回の発言は許せません!ジダンが頭突きをしたのは悪いと思いますが人間としてすばらしい人です。それをクソブッシュやくそくそ小泉と同じにするのはおかしいと思います。人間だれでもいわれたくないことがあったりいらいらしている時があると思うんで、ちょっとのことでジダンの人間性を否定するのをおかしいと思います。しかもジダンは日本でいう松井ではなく長嶋さんぐらいです。


お名前:T
E-mail:xxxxx@xxxxx.ne.jp
コメント:きっこさん、初めてメールします。いつもうんうんと首を縦に振りながら拝見させていただいておりますが、今日のジダンの件につきましては、きっこさんの意見にはどうにも賛成しかねます。サッカーに興味のないきっこさんはご存知ないと思いますが、ジダンはアルジェリア移民の子で、幼少より苦労して育ってきました。家族の支えによってようやく一流プレイヤーになる事ができ、今はその家族に恩返しをしているのです。ジダンが家族を思う気持ちは誰よりも強く、ワールドカップ決勝戦当日は最愛の母が入院した事もあり、愛する家族を執拗に侮辱したマテラッツィに対して、思わず反応してしまったのです。このような事情を知らないきっこさんが、一方的に「暴力を振るったジダンが悪い」と決め付けるのはどうかと思います。


お名前:GF
E-mail:xxxxx@xxxxx.ne.jp
コメント:ジダンの頭突きに対してきっこさんは北朝鮮の金正日と比較し、愚かな行為だと断じていますが、ジダンは移民の子で家族の支えがあってあれほどの名選手になったことを本人自身が一番感じており、自分を支えてくれた家族のことを1度ならず2度も3度も汚い言葉で罵られ、ついに我慢しきれずに頭突きといった暴力行為に及んだものと思われます。ワールドカップの決勝戦で、しかも勝敗を決するような選手が一発退場になるような行動をとったことは愚かであるという考えもありますが、しかし、なぜワールドカップという神聖な場で、相手が耐え難いような暴力的的な言葉を投げつけるような選手を出すのか、そのことのほうがよっぽど問題があります。ジダンに同情的な人たちにきっこさんは批判的な意見を述べていますが、きっこさんが大好きなタレントがもしジダンと同じようなことをしたら、果たして同じような感想をもつでしょうか。つまり、多くの人たちがジダンに同情するかというと、暴力はもちろんいけないことですが、自分のことでなく、大切な家族のことを侮辱されたことに対して怒っているジダンに対し、自分の名声よりも家族への思いを大事にするジダンに共感しているのだと思います。世界の人々からジダンが愛されているのも、家族を大事にするジダンが愛されているのだと思います。これまでサッカー界に貢献し、今回で引退を表明しているジダンに対し、家族思いのジダンが我慢できないような暴力的な言葉を3度も吐いたイタリアの選手は、その品性においてワールドカップに出るような資格はないと思います。最低限のモラルもないような選手を代表に選んだイタリアの優勝には、まったくムカつきます。


‥‥だいたいの反対意見のメールはこんな感じの内容で、あたしの書いたことに反論してる人たちは、I さんみたいに、あたしが「挑発したほうは悪くない」って言ってると思ってる。また、NNさんは、あたしが「悪口は暴力に比べたら全然大した問題じゃないから無視しろ」って言ってると思い込んでるけど、これは曲解だ。暴言を吐いて相手を挑発するなんて、悪いに決まってることであって、あたしが言ってんのは、それを大前提として、そんな挑発に乗って短絡的に暴力に訴えるのはバカだって言った今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、もうひとつの反対意見のパターンは、「確かに暴力を振るったジタンは悪い」ってことを認めた上で、ジダンの生い立ちだとか、家庭の事情だとか、お国の事情とか、ジダンは素晴らしい人だとかで、「一方的にジダンだけを悪く言うのはおかしい」っていう意見だ。だけど、あたしから見たら、ジダンの家庭の事情もお国の事情も、ピッチに立ったら、まったく関係無いことだと思う。だって、こんな理屈を通しちゃったら、もしも今回、ジダンとマテラッツィの立場が正反対だったらどうなるの?ってことになっちゃう。ジダンがマテラッツィに対してしつこく暴言を吐いて、マテラッツィがキレちゃってジダンに頭突きをしてたら、今回、ジダンを擁護するような発言をしてる人たちは、移民の二世でもなく、立派な人間でもないマテラッツィのことは、擁護しないってことになる。

おんなじ試合の、おんなじ状況で、おんなじ暴言があって、おんなじ暴力行為に発展しても、ジダンの場合は擁護するけど、マテラッツィの場合なら擁護しない。移民二世として苦労して来たジダンなら擁護するけど、ふだんから素行の悪い選手や、裕福な家庭に育った選手なら擁護しない。これじゃあ、自分がヒイキにしてる選手を擁護してる人たちと同レベルで、公平な立場からの意見じゃなくなる。

あたしは、スポーツは常に公平であるべきだと思うし、試合中に相手の挑発に乗って暴力を振るい、それで退場になったら、やっぱりその選手のほうが悪いし、その選手の負けだと思う。そして、挑発した相手の言葉の内容なんか関係無いと思うし、いかなる暴言を吐かれようとも、暴力で返すことは絶対に許されないと思う。だって、挑発するほうの選手は、相手をカッとさせて手を出させる目的で暴言を吐くんだから、相手がもっともカッとするような言葉を選んで言って来るに決まってんじゃん。カッとさせたい相手がジダンなら、ジダンがもっともカッとすること、つまり、ジダン本人の悪口じゃなくて、ジダンが誰よりも愛してる家族の悪口を言うだろう。こんなことは容易に想像がつくのに、マンマとその挑発に乗って暴力を振るい、相手の思惑通りに退場になっちゃったジダンは、自分の置かれてる立場も分かってないし、プロとしての自覚も欠落してたってことだ。

今回、試合後に、イタリアチームの監督は、「イタリア優勝の立役者は、ジダンを退場させることに成功したマテラッツィだ」ってコメントして、マテラッツィがジダンに対して行なった行動や言動を評価してるけど、この監督の発言を見れば、マテラッツィの暴言が作戦だったってことは明らかだろう。だから、「どっちが悪いか」ってことを問う前に、非人道的な汚らしい暴言が日常的に飛び交ってるサッカーっていうスポーツ自体の下品さを問うべきだと思う。今回のマテラッツィの暴言だけが特別なんじゃなくて、他の選手たちもこういった暴言を連発してる事実があるワケなんだから、相手を侮辱する暴言が、「心理的作戦」として認識されちゃってる現実を問題視すべきだと思う。そして、相手に対する暴言も「心理的作戦」として容認されてる現状では、やっぱり悪いのは相手の作戦に引っ掛かって暴力行為に出たジダンだと思う。で、こんな意見もある。


お名前:TA
E-mail:xxxxx@xxxxx.com
コメント:きっこさん、「お前の姉さんは売春婦だ!」ってのは、イタリアでは日常的に言われている言葉みたいですね。日本で言うところの「お前の母ちゃんでべそ」と同じです。ただイタリア語を直訳でしか分からないジダンはぶちきれた、と。それをマスコミが偏った情報操作でジダンを善良な人物として報道するとは。まったく笑い話ですね。


お名前:DS
E-mail:xxxxx@xxxxx.ne.jp
コメント:きっこさん、いつも楽しく拝見しています。しかし今回は黙っていられないのでメールいたしました。ヨーロッパのサッカーでは試合中の悪口は日常茶飯事のようです。マテラッツイも一言だけ悪口をいったのではなくて、しつこく言っているはずです。一言いっている場面だけがTVでは流れていますが、きっこさんはマスコミの情報操作に流されていませんか?批判するべきは普段から悪口が飛び交うようなサッカー界の体質であってジダンの行為を批判すべきではないと思います。ジダンは自分の行為が悪いと確信しながら、サッカー界に警鐘を鳴らすためにあえて頭突きをしたのだと思います。何を言ったのかははっきりとはしないと思いますが、事実は頭突きです。サッカーでは非紳士的行為にはイエローカードが出ます。だから本来なら悪口を言っているような選手が退場すべきなのです。審判が聴いていないから見逃されているだけなのです。スポーツを知らない人は単純にジダンの頭突きが悪いと思うでしょうが、悪口が飛び交うような世界がおかしいのです。誰が引退試合でしかもワールドカップの決勝でわざと退場しますか?


お名前:NM
E-mail:xxxxx@xxxxx.co.jp
コメント:いつもきっこさんの、手に布を着せぬキーボード乱れ討ちを楽しみに見させて貰ってます。今回のジズー(ジダン)の豪快ヘッドバットの件ですが、普通の選手同士なら、ここまでの騒ぎにならない程、溢れかえった事なんですよね。何処にでもある行為ですよ、サッカーではね。イングランドのルーニー坊やなんざ、倒れた相手の股間踏みつけて一発レッドカード貰ってますし。あれは私も、ビックル一気飲み、まずい、もう一杯ってな感じで笑い転げましたけど。今回は、ジダンとマテラッティがやっちゃったので世間がイヤンバカンとなっております。マテラッティはピッチ上のヤクザですハイ。所属リーグのセリエA自体も荒いプレー連発するけど、彼は群を抜いてヤクザです。試合後の乱闘は当たり前、差別用語も連発。事件当日の試合も1-1でしたが、フランス唯一の得点の原因もマテラッティのファウルで、ジダンのpkゴールですし、イタリアの1点もマテラッティの豪快ヘッドで入れており、ある意味この試合のマンオブザマッチ(やったもん勝ち)です。素晴らしい仕事をしました。色んな意味で。ジダンはと言うと、世界的なプレイヤーでメンタル的にも殆どの人から愛されている人格者です。今回のワールドカップには、高齢でもあり進んで後輩に道を譲り、フランスチームの世代交代を促しました。おっさんチームでしたからね。それにより、新しい血が入りチームが若返ったのです。しかし、フランスはヨーロッパ予選で有り得ないほど苦戦していました。すると、ジダン復帰を要望する世論とチームメイトが彼を呼ぼうとなり、彼を説得しチームに返り咲き、連勝しワールドカップに出場出来たのです。そして、このワールドカップで引退を発表、決勝トーナメント進出後、これが最後の試合だ、あ、勝っちゃった。んじゃ、これが最後の試合だ、あ、勝っちゃったと。気付けば決勝まで勝ち進んでました。みんなは彼の最後を見届ける為に、応援していたとも言えます。私もその一人です。そんなこんなで豪快ヘッドバット炸裂ですわ。ヤクザの肩にぶつかって、慰謝料を請求されちゃったんですはな。ヤクザはウホウホですはな。しかし、相手が悪かった。世間が黙っていない。F1で言うと、周回遅れの壊し屋チェザリスが、現役最後のレースでトップを走っているプロストに、ちょこちょこ手を出し抜かせない状態が3周続き、怒ったプロストが強引にコーナーのinを狙ったところ、待ってましたとばかりの大破・炎上。私はどっちのドライバーも好きなんで楽しめますがね。世間は騒ぐと思います、ハイ。今回の件で同じ様なメールが送られて来てるとは思いますが、つい送りたく、メールを送りました。


‥‥で、今度は、あたしの意見に賛成寄りのメールを紹介する。


お名前:KO
E-mail:xxxxx@xxxxx.co.jp
コメント:きっこさん、ジダンの件に関してですが、全く同感です。悪いのは、暴力をふるったジダンなのです。フランスでは、アルジェリア移民のみならず移民の英雄であるジダンに対しては腫れ物に触るような対応になりがちですが、現在のフランス国内での移民とのある種の緊張状態を考えると致し方ないのかもしれません。しかし、日本人はきちんと正邪を見極めておかなくてはいけません。このことで思い出されるのが、子どものいじめの事件です。かつて、いじめた子が優等生だったりすると、いじめられる子どもにも問題がある的な言葉が聞こえてきたこともありますが、冗談じゃない。やはり単純にいじめた子が悪いに決まっているのに、などと思ったものです。


お名前:K
E-mail:xxxxx@xxxxx.ne.jp
コメント:初めまして。Kといいます。いつも楽しみに日記を拝見してます。ジダン選手の頭突きは確かにやってはいけない!何か、マテラッツィ選手に「差別的、母、姉への侮辱的」な事を言われたみたいですが。サッカー界、特に欧米では、今だに「差別、人権侵害」があって、2006W杯はそれを根絶する目的もあったようです。だけど、暴力は絶対にやってはいけないこと!ジダンは以前も相手選手を踏み付けたり、殴ったりと、短気な選手ですよ。マテラッツィも危険なプレ-ヤ-で一発退場も多々あるし、口も悪いですよ。まぁどっちもどっちって事ですね(苦笑)


お名前:SJ
E-mail:xxxxx@xxxxx.com
コメント:きっこさん、いつも楽しく見させてもらってます。今回のジダンの件については完全に同感です。手を出した方が悪いにきまってますよね。挑発に軽々しくのってはいけないはずです。ちなみに、マスコミはなぜかあまり語りたがりませんが、ジダンは立派な前科者ですよ。過去に、頭突きで2回、平手打ちで1回、相手選手への踏みつけで1回、退場になってます。(頭突きは、ユベントス時代とレアル時代、平手打ちはレアル時代、相手選手への踏みつけは98W杯のフランス代表にて)ユベントス時代の頭突きは酷いものでした。チャンピオンズ・リーグという舞台でハンブルガーSVというクラブのDFのキエンという選手に行われたものなのですが、暴言など一切言われてないのに、激しいマークに逆上して、キエン選手に馬乗りのような形になって頭突きをしています。キエン選手はこれで、顔面骨折になり、ジダンは5試合の出場停止になりました。これが原因でユベントスはこの大会から敗退しました。なぜか、ジダンの暴行歴には触れないで、ジダンを聖人君主化するマスコミは不思議です。なぜ、偶像視するのか不思議です。


お名前:AM
E-mail:xxxxx@xxxxx.ne.jp
コメント:きっこさん、こんにちは。ジダンとマテラッツィに対してのマスコミの取り上げ方があまりにも偏向的なのでメールしました。マスコミでは、ジダンが「善」、マテラッツィが「悪」と印象付けるような情報操作が行なわれていると感じます。何故なら、ジダンに関しては「母や姉を愛する立派な人格者」「子供達への教育に熱心な人」「幼い頃から苦労して来た移民二世」といった良い面の報道ばかりで、ジダンが過去にやってきた数々の暴力行為の前科には全く触れないからです。逆にマテラッツィに関しては、過去の暴力行為を羅列して、いかに悪い人間かということを強調しています。たしかにマテラッツィはロッカールームで相手チームの選手を殴ったりしていますが、そのことは取り上げるのに、ジダンが過去の試合中に相手選手を殴ったり踏みつけたりしたことを報道しないのはマスコミの偏向報道だと感じました。


‥‥なんだ、ジダンて、こんなに酷いこともしてたんだね。あたしは、ジダンを擁護する人たちのメールを読んで、「ジダンは本当に素晴らしい人で、今までは一度たりとも試合中に暴力を振るったことなどない人だったのに、執拗に家族を侮辱し続けたマテラッツィに対して、今回だけはガマンできなくて暴力行為をしてしまった」のかと思ってた。でも、このSJさんのメールを読むと、相手が何も言ってないのに、激しいマークにキレちゃって、相手に馬乗りになり、頭突きで顔面骨折って‥‥これ、サッカーじゃなくて、ボクシングやK1だとしたって反則負けじゃん。それから、ジダンを擁護する人たちって、ジダンの生い立ちだの家庭の事情だのについては色々と書いて来るけど、こういったジダンの悪いことについては、まったく触れないんだね。

ジダンを擁護する人たちのメールの多くには、「ジダンが暴力を振るったことは悪いことだけど、マテラッツィの言葉の暴力も許されない」とか、「言葉の暴力は、時として実際の暴力よりも人を傷つける」とかって書かれている。それで、勘違いされると困るんだけど、あたしは、言葉の暴力を肯定してるワケでもないし、ましてや、試合中の暴言を奨励してるワケでもない。あたしが言ってるのは、「サッカーの試合中の暴言は、相手の作戦なんだから、それに乗せられて手を出してしまったら相手の思うツボだ」ってことを言ってるだけだ。ようするに、ボクシングとかK1とかで、ノーガードにしてみたり、中には舌をベーッて出したりする選手がいるけど、アレとおんなじことだと思ってる。ボクシングやK1におけるノーガードってのは、「お前のヘナチョコパンチなんか当たらねえよ!」ってことで、相手に対する挑発行為だし、やられたほうはバカにされてると思うワケだ。だけど、ここでカッとして不用意に殴りかかっちゃったら、カウンターを食らっちゃう。だからこそ、舌まで出してベロベロベーッてやられたり、ニヤニヤと笑われたりしても、賢い選手は、絶対に相手の挑発には乗らないで、冷静に闘うんだと思う。

だから、あたしは、ジダンがマテラッツィにどんなに挑発されても、やっぱりガマンすべきだったと思うし、本物のプロスポーツ選手なら、その怒りをプレーに反映させて、試合に勝つことで仕返しすべきだったと思う。そして、それでもマテラッツィの暴言が許せないと思ったのなら、試合後に、FIFAだか何だかに直訴するなり、名誉毀損で訴えるなりすればいいわけで、どんなに侮辱されようとも、「カッとして暴力」ってのは、あたしはやっぱり最低だと思う。こんなことを書くと、「きっこさんは言葉の暴力がどんなに酷いものか分からないんですか?」とか言われそうだけど、あたしにも経験があるから、言葉の暴力がどれほど人の心を傷つけるのかは、身にしみて分かってるつもりだ。

あたしは、ジダンのようにたくさんの家族がいるワケじゃなくて、この世に肉親は母さんひとりしかいない。あたしにとって母さんは、自分の命をかえても守るべき存在だし、世界中の誰よりも母さんのことを愛してる。だから、あたしもジダンと同じように、自分の悪口を言われてもガマンできるけど、母さんの悪口を言われたらガマンできない。それで、半年くらい前のことなんだけど、インターネットや三流週刊誌とかで、「きっこの正体は?」ってことが話題になったことがあった。正体も何も、あたしはあたしなんだけど、世の中にはヒマなバカが多いみたいで、あたしのことをあれこれと推測して、「きっこの正体は週刊誌の記者」だとか、色んなデマを流された。中には、「左翼のテロリスト」だの「北朝鮮の工作員」だの「オウム真理教の信者」だの、あまりにもバカバカしいデマが広まってたので、その時は、ゲラゲラ笑いながら見てた。

だけど、そんな中で、ひとつだけ、どうしても許せないデマがあった。これは、読者がメールで知らせてくれたんだけど、どっかのバカが、あたしの母さんに関するデマを流したのだ。それは、あたしの母さんが強制連行されてきた朝鮮人で、九州の炭鉱で働かされていた‥‥というもので、色々と薄汚い言葉で誹謗中傷されてたのだ。もちろん、1から10まですべてが事実無根のデタラメなんだけど、自分のことなら何を言われても笑ってられたあたしも、サスガに、誰よりも大切なたったひとりの母さんのことをボロクソに書かれたのには、悔しくて、悲しくて、涙が出た。

こんなことがあったから、あたしは、言葉の暴力がどれほど人の心を傷つけるのかは分かってるつもりだし、当然、言葉の暴力なんかは認めてない。だけど、そのことと、カッとして短絡的に暴力を振るうこととは別の次元の問題だと思う。どんなに侮辱されても、どんなに言葉の暴力を振るわれても、そこでカッとして手を出したら、やっぱり手を出したほうの負けだと思う。言葉の暴力に実際の暴力で返すということは、くだらない相手のレベルにまで自分を下げることであって、自分自身を貶める行為でしかない。何を言われても、グッとガマンして、素晴らしいプレーを見せて、試合の勝敗で決着をつけてこそ、世界中の子供たちの見本になるんじゃないの? だから、世界中の人が見てる場で暴力を振るったジタンが正しくて、挑発したほうのにマテラッツィに問題がある、なんてことにでもなったら、世界中でサッカーの試合中に頭突きをする子供たちが続出しちゃいそうだ。

‥‥そんなワケで、あたしとしては、サッカーのことなんかホントはどうでも良かった。あたしが言いたかったのは、北朝鮮のバカバカしい挑発にマンマと乗せられた上に、それを支持率稼ぎにまで利用しようとしてる「安倍晋三の愚かさ」であり、このチャンスに自民党が前々からもくろんでた「戦争のできる国への変革」を遂行しようとしてるってことなのだ。ようするに、コイズミによってメチャクチャにされたこの国が、安倍晋三によってトドメを刺されるってワケで、それで、「バカな相手の挑発に乗ってしまうことがどれほど愚かなことか」ということを説明する上で、たまたまちょうどいい例として、バカな相手の挑発に乗って痛い目にあったジダンの問題が騒ぎになってたから、それを使わせてもらったってだけなのだ。でも、あたしのとこに届いたメールの9割以上は、ジダンがどうの、マテラッツィがどうのって、サッカーに関することばかりで、自分たちの命がかかってる愚かな官房長官のイサミ足に関しては、ほとんどの人が触れてなかった。つまり、この国の多くの人たちは、自分の国が戦争を始めるかどうかよりも、海の向こうの国のサッカーのほうが重要なんだろう。ま、それはそれでオメデタイことで、たいへんケッコーだと思うけど、あたしの脳裏には、「平和ボケ」って言葉がよぎった。そんな中で、74才の人からの1通のメールが届き、「ああ、あたしの言いたかったことを分かってくれた人もいたんだな‥‥」って思った今日この頃なのだ。


お名前:KS(74才)
E-mail:xxxxx@xxxxx.co.jp
コメント:きっこさん、こんにちわ。メール送信は今回で4度目になります。ボランティアでHP「戦争を語りつぐ60年目の証言」を開設している者です。7/13付「北朝鮮にヘッドバット」その通りと共感しました。私も上記の証言ブログで「挑発に乗るな」と書き込みました。60年前と違って現在は、何らかの理由なしに他の独立国を攻撃することは許されないから、正当化する理由を相手に与えないことが大事だと思います。いま政府は振り上げた拳のやり場に困る醜態を曝しています。ヘタすると孤立するのは日本の側になるでしょう。(マスコミは知らぬ顔を決めこんでいます)とにかく政治家も国民も、60年前の敗戦の歴史から学ぶ姿勢が無さすぎます。その意味からも私どものHPに関心をお持ち下さることを願っています。

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2006.07.15

明治時代のルアーフィッシング

Egi1 楽しみに見てたテレビ朝日の「いきなり!黄金伝説」の「海の上で釣った魚しか食べられない1週間」が、ゆうべの第3回で無事にフィニッシュを迎えた。「いきなり!黄金伝説」は、ヤラセが満載でバカバカしいし、カルト教団ナンミョーの洗脳広告塔、久本雅美が出てて気持ち悪いから、ふだんはほとんど見ないようにしてるんだけど、釣り関係の企画の時だけは、釣り番組ウォッチャーとしてなるべく見るようにしてる。だから、当然のヤラセとして、釣った魚以外にも、差し入れのお弁当を食べたり、陸に上がって普通に食事をしてることは知ってるけど、そんなことは抜きにして、企画として楽しんで割り切って見てる。

 

日本テレビの「ラブカツ」のように、一般人の番組参加者を騙すようなヤラセは最低だけど、バラエティー番組の企画をシナリオ通りに遂行して、視聴者を楽しませる目的でのヤラセなら、こんなのは許される範囲だろう。だいたい、オリエンタルラジオが、ホントにマグロだけを食べ続けただなんて、誰ひとり信じてないと思うし、テレビに映ってないとこで何を食べてても、誰も何とも思わないだろう。所詮、バラエティーなんてそんなもんなんだから‥‥。

 

で、今日の放送だけど、相変わらず異常なテンションの高さを見せるさかなクンと、相変わらず異常なテンションの低さを見せるまちゃまちゃが、最初はマダイを狙うんだけど、なかなか釣れなくて、ようやく釣れたのはチカメキントキって言うお魚。次の日は、最終日ってことで、大物のメダイを狙うんだけど、海がシケてて苦戦するも、ラスト1時間でまちゃまちゃが大物を釣り上げ、メデタク最後の豪華な晩餐をした。それで、マダイ釣りもメダイ釣りも、仕掛けは少し違ったけど、エサはおんなじで、コマセカゴにオキアミを入れて、その下の釣り針には大きめのアミエビをつけてたんだけど、メダイ釣りの時には、ゴマサバも釣れてた。つまり、おんなじエサで、チカメキントキとゴマサバとメダイが釣れた今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?

 

 

‥‥そんなワケで、釣りの経験はほとんど無いけど、釣り番組ウォッチャーとしてはキャリアのあるあたし的には、釣りのエサにも興味がある。なんでかって言うと、「えっ?」って思うようなエサを使う釣りがあるからだ。たとえば、釣りをする人には常識なんだろうけど、釣りをしないあたしがビックル一気飲みしたのは、イイダコ釣りだ。イイダコは、ナナナナナント! 「ラッキョウ」をエサにして釣るのだ!

 

「テンヤ」って呼ばれてる小さなソリみたいな形の仕掛けがあって、そこにラッキョウをセットして投げて、少しずつ引いて来ると、そのラッキョウにイイダコが乗っかって、テンヤの後ろについてる釣り針に引っ掛かるってシステムだ。だけど、イイダコは、別にラッキョウが大好物なワケでもないし、それ以前に、海の中にはラッキョウなんか無いから、ふだん、イイダコはラッキョウを食べてない。じゃあ、なんでラッキョウをエサにして釣れるのかって言うと、ラッキョウの白い色が、イイダコには何かのエサに見えるからだそうだ。

 

ミミズをエサにしてフナを釣ったり、ゴカイをエサにしてハゼを釣ったりするのは、ふだんから食べてるものをエサにしてるワケだけど、イイダコ釣りの場合は、ふだんから食べてるものじゃなくて、エサっぽく見えるもので騙して釣るワケで、食べ物をエサにしてても、どっちかって言うと、疑似餌(ぎじえ)釣り、ルアー釣りって感じになるんだと思う。

 

他にも、タチウオを釣る時には、ドジョウをエサにするんだけど、これも、ドジョウは淡水魚だから、海にはいない。だから、タチウオは、ふだんはドジョウを食べてないってワケで、何でドジョウで釣れるのかって言うと、海中でのドジョウの体の光り方が、タチウオの好むエサに見えるから食いつくそうだ。だから、タチウオ釣りも、ナマのエサを使ってても、ルアー釣りに近い感じになるんだと思う。その証拠に、ドジョウが手に入らない時には、ドジョウの代わりに白いサラシの布を細長く切って、それを釣り針につけて釣ることもあるそうだ。あとは、スイカをエサにして釣るクロダイ釣りとか、エサもルアーも使わずに、縄張りの習性を利用して釣るアユの友釣りとか、魚釣りには、ホントに色んな釣り方がある。

 

‥‥そんなワケで、前にも紹介したことがあるけど、正岡子規の「病牀六尺(びょうしょうろくしゃく)」って本がある。これは、新聞「日本」に連載してたミニエッセイをまとめたもので、明治35年5月5日に連載を開始して、同年の9月17日まで、127回も続いた。ちなみに、子規は、9月18日のお昼ころに絶筆の3句を書き残し、その日の深夜、日付の変わった19日の午前1時ころに亡くなってるから、亡くなる日の前日まで、新聞の連載の原稿を書いてたのだ。さらに、ちなみに‥‥って言うか、念のために書いておくと、子規が生まれたのは、慶応3年、つまり、江戸時代の最後の年ってワケで、翌年は明治元年になる。だから、明治35年に亡くなった子規は、享年36才だったってワケで、ボブ・マーリィとおんなじだ。

 

そんな正岡子規の「病牀六尺」だけど、連載29回目の6月10日のところに、釣りのエサに関する興味深い記述がある。子規の生まれ故郷の愛媛は伊予松山の魚釣りのエサについて、細かく書かれているのだ。

 

 

二十九

 

魚を釣るには餌が必要である。その餌は魚によって地方によってよほど違いがあるようであるがわが郷里伊予などにては何を用いるかと、その道の人に聞くに

 

蚯蚓(ミミズ)を用いるものは鮠(ハヤ)釣、鮒(フナ)釣、ドンコ釣、ゲイモ釣、鰻(ウナギ)釣、手長海老釣、スッポン釣

 

川海老を用いるものは鮠釣、ゲイモ釣、ギゾ釣

 

エブコ(野葡萄のごとき野草の茎の中に棲む虫)を用いるものは鮠釣

 

キスゴ、ハタハタを用いるものは鮠釣

 

蚕(カイコ)を用いるものは鮠釣

 

セムシ(川の浅瀬の石に蜘蛛(クモ)のような巣を張りて住む大きなものと川の砂の中に砂を堅めて小さき筒状の家を作りて住む形の小さなものとの二種類ある)を用いるものは鮠釣

 

田螺(タニシ)を用いるものは手長海老

 

赤蛙(アカガエル)を用いるものは鯰(ナマズ)釣

 

海の小海老を用いるものは小鯛(コダイ)釣、メバル釣、アブラメ、ホゴその外沖の雑魚(ザコ)釣

 

シャコを用いるものは小鯛釣

 

小烏賊(コイカ)を用いるものは大鯛釣

 

シラサ海老を用いるものは大鯛釣、鱸(スズキ)釣、チヌ釣

 

ゴカイ、チヌ釣、雑魚釣

 

などのごとく多くは動物を用いるのであるが、中には変則な奴もある、それは鮎を釣るにカガシラ(蚊頭)を用い、鮠を釣るにハイガシラ(蝿頭)を用い、ウルメを釣るにシラベ(白き木綿糸を合せたるもの)を用い、烏賊を釣るに木製の海老を用いるごとき類いである。カガシラとは獣毛を赤黒黄等に染めたる短きものを小さき鈎(ハリ)につけて金または銀の小さき頭がついている。鮎はこの美しき鈎を見て蚊と思いあやまりて喰いつくという事である。ハイガシラは獣毛を薄墨色に染めた短いものを鈎につけてそれに黒い頭がついている。木製の海老とは木で海老の形に作った二寸ばかりのもの、尾の所に三本の鋭き鈎が碇形についている。烏賊はこれを真の海老だと思って八本の手で抱きつくと鈎は彼れの柔かな肉を刺すのである。

 

東京の釣堀なぞではおもに鯉(コイ)を釣るのであるが、さてその餌とすべきものは甚だ種類が多い。フカシイモ、ウドン、ゴカイ、ムキミ、ミミズ、サナギを飴糟にて練りたるもの、などを用いる。さすがは都の産れだけに東京の鯉は贅沢になってこんなに様々なご馳走を貪(むさぼ)るのであろうか。地方によってはこの外になお種々の異った餌があるであろう。

 

(六月十日)

 

 

‥‥そんなワケで、色んなお魚が出て来たけど、あたしは、「ゲイモ」と「ギゾ」と「ホゴ」ってのは聞いたことなかったから、調べてみた。それで、「ギゾ」と「ホゴ」は、今でも釣られてるお魚だってことが分かったんだけど、「ゲイモ」だけは分からなかった。ミミズをエサにするってことと、ハヤやフナやドンコやウナギと一緒に書かれてるから、淡水魚には違いないと思うけど、図書館にまで行って調べたのに、分からなかった。

 

その上、インターネットで「ゲイモ」って調べてみたら、「ゲイモ」とは「ゲイ・モード」の略だってのしか見つけられなくて、ガックリ来ちゃった。ちなみに、「ゲイ・モード」ってのは、カミングアウトしてないゲイの人間が、同性愛者たちの集まる店などに行き、本来の自分の姿に切り替わった状態のことみたいだ。たとえば、男性のゲイの場合なら、会社や家庭ではゲイだと分からないように生活してる人が、新宿2丁目のお店に着いたトタンに、急にオネエ言葉に切り替わって、仕草とかも変わるようなことなんだと思う。これが「ゲイモ」って言う状態のことみたいだ。だから、あたしの頭の中には、ものすごいお魚のイメージが出来上がっちゃって、ゲイモの大群が夢にまで出て来そうになった(笑)

 

ゲイモの他にも、あたしは、「キスゴ、ハタハタを用いるものは鮠釣」って部分が分かんなかった。「キスゴ」ってのは、関西方面での「シロギス」の呼び名だし、「ハタハタ」ってのも秋田のお魚だ。だけど、ここでは、ハヤを釣る時のエサの名前として書かれてる。だから、お魚のシロギスやハタハタのことじゃなくて、同名の別のものってワケだ。それで、あたしは、ハッと思い出したんだけど、確か、「バッタ」のことを「ハタハタ」って呼んだような気がした。もちろん、あたしは「バッタ」は「バッタ」って呼んでるけど、俳句の歳時記に書いてあったハズだ。それで、歳時記で調べてみたら、やっぱり、秋の季語の「バッタ」のとこに、「はたはた」とか「ちきちき」とかの別名が書いてあった。

 

だから、この正岡子規の書いた「ハタハタ」が「バッタ」のことなら、一緒に書いてある「キスゴ」ってのも、バッタみたいな昆虫って可能性が高くなって来る。だけど、これも、色々と調べてみたんだけど、分からなかった。ま、「ゲイモ」と「キスゴ」のことは保留しとくとして、今回、重要なのは、後半の文章の部分だ。ここを読んでみると、アユやハヤは毛針を使って釣るし、ウルメイワシはサビキで釣るし、イカはエギで釣るってことが分かる。釣りをする人にはオナジミだと思うけど、サビキってのは、たくさんの釣り針が等間隔に並んでて、それぞれにお魚の皮とかゴムとかがついてて、それをエサと間違えてイワシやアジが食いつく仕掛けだ。

 

あたしの大好きな映画、「釣りバカ日誌12 史上最大の有給休暇」で、ハマちゃんが、このサビキ仕掛けを作るために、薬局にコンドームを買いに行くシーンがある。サビキに使うのは、コンドームのゴムが何よりも向いてるそうで、ハマちゃんは、元気良く、「コンドームくださ~い!」って言うんだけど、奥から出て来た店員さんが知り合いの女性(宮沢りえ)だったので、大慌てで「風邪薬」に言い直す。こういうシーンも、「サビキ仕掛けに使うには、コンドームのゴムがいい」って知識を持ってると、より、楽しんで観ることができる。

 

それから、イカを釣るほうの「エギ」ってのは、「餌木」って書くんだけど、基本的には、岸から投げて引いて来る釣りに使うもののことで、船から垂直に垂らして使うものは、「イカ角(ヅノ)」って言って、ちょっと違う形をしてる。他にも、「スッテ」って呼ばれてる種類もあるし、「餌木」と「スッテ」を合体させた「餌木スッテ」って言うのもあるし、色々と研究してるんだけど、なんせ、イカ釣りをやったことがないあたしには、どうもイマイチ分かんない。

 

児島玲子ちゃんが提携してる釣具メーカー、「ヤマリア」は、こういったイカ用のルアーもたくさん開発、販売してるんだけど、今年の春に新発売されて爆発的に大ヒットしてるのが、ナナナナナント! その名も、「おっぱいスッテ」! この素晴らしいネーミングを見た時に、あたしは、全身に電気が走ったような衝撃を感じた。たとえば、あたしが、ひとりで釣り具屋さんに入って行ったとして、お店のカッコイイお兄さんに、「お客様、何かお探しですか?」とかって聞かれた時に、あたしが、うつむきかげんで、モジモジしながら、「あの‥‥おっぱいスッテ‥‥」なんて言えるだろうか? これは、ある意味、ハマちゃんが薬局にコンドームを買いに行くのよりも恥ずかしい(笑)

 

で、なんでこんな名前なのかって言うと、今までのイカ用のルアーは、本体の材質が木だったりプラスティックだったりと硬いものだったんだけど、この「おっぱいスッテ」は、やわらかい素材で出来てるから、やわらかいものの代表として、「おっぱい」ってことになったみたいだ。なんで、やわらかい素材にしたのかって言うと、イカがエサと間違えてルアーに抱きついた時に、材質が硬いと、ニセモノだってことに気づいちゃって、すぐに離しちゃうらしい。それで、やわらかい材質にすれば、本物のエサと感触が似てるから、イカが騙されて抱きついてる時間が長くなり、結果として、釣り針に引っ掛かる確率も高くなるってことらしい。

 

だけど、これは、あくまでもあたしの推測なんだけど、「やわらかいもの」イコール「おっぱい」ってだけの発想じゃなくて、絶対に、「スッテ」って言葉につなげた時のことまで考えてのネーミングだと思う。だって、ヤマリアの商品紹介のページを見てみると、「ぷにぷに感がたまらない!触って下さいおっぱいスッテ!」だとか、「離したくない抱き心地!!」だとか、どう考えてもエッチな想像をしちゃうようなコピーが見られるからだ。だから、メーカー側にそういう意図が無かったとしたら、あたしが欲求不満で、何でもエッチな方向へと連想しちゃうってことなんだろうけど、自分でもモンモンとしてワケが分かんなくなって来ちゃったから、この判断は、皆さんのご想像におまかせしまスッテ(笑)

 

‥‥そんなワケで、話をクルリンパと戻して、正岡子規は、この「病牀六尺」の中で、他にも魚釣りのことを書いてる。たとえば、連載をスタートしたばかりの5回目、5月10日付の文章の中には、ドンコ釣りについての記述が見られる。

 

 

 

(前略)
ドンコ釣の話し。ドンコ釣りはシノベ竹に短き糸をつけ蚯蚓(ミミズ)を餌にして、ドンコの鼻先につきつけること。ドンコもし食いつきし時は勢よく竿を上ぐること。もし釣り落してもドンコに限りて再度釣れることなど。ドンコは川に住む小魚にて、東京にては何とかハゼという。
(後略)

 

(五月十日)

 

 

「ドンコ」ってのは、川にいるハゼの一種で、マハゼよりも小さくて黒くて、天ぷらとかじゃなくて、佃煮にしたりして食べる。全国で色んな呼び名があるんだけど、関西の「ドロボウメ」をはじめとして、ガンゾ、ガンド、ガブロ、ドグロ、トチンコ、クロドンボ、ゴオンなど、変な名前で呼ばれてる。中には、「コジキマラ」、ようするに、「乞食のオチンチン」なんて言うとんでもない名前で呼んでる地域もある。で、「病牀六尺」だけど、亡くなる1週間ほど前、連載122回目には、次のような記述も見られる。

 

 

百二十二

 

(前略)
四方太(しほうた)品川に船して一網にマルタ十二尾を獲しかも網を外れて船に飛び込みたるマルタのみも三尾あり、すべてにて一人の分前四十尾に及びたりという。非常の大漁なり。昨また隅田の下流に釣して沙魚(ハゼ)五十尾を獲(とり)同伴のもの皆十尾前後を釣り得たるのみと。その言にいう釣は敏捷(びんしょう)なる針を択ぶことと餌を惜まぬこととに在りと。
(後略)

 

(九月十一日)

 

 

四方太(しほうた)ってのは、子規の弟子の高浜虚子(たかはまきょし)や河東碧梧桐(かわひがしへきごとう)の親友の阪本四方太のことで、この日、寝たきりの子規のところに訪ねて来て、この話をしたのだ。子規は、世の中の色んなことに興味を持ってたけど、ずっと寝たきりだったから、毎日のように訪ねて来る俳句の弟子や仲間から、色んな話を聞くことを何よりの楽しみにしてた。それで、この日は、四方太の魚釣り‥‥って言うか、魚獲りの話を聞いて、ワクワクしたんだと思う。

 

ちなみに、「マルタ」ってのは、別名「マルタウグイ」とも言うんだけど、「ウグイ」ってのは「ハヤ」のことだから、ハヤの仲間ってことになる。普通のハヤは、大きくても25cmとか30cmくらいまでにしかならないけど、マルタは50cm以上にもなる。川で生まれて、海に降りて、産卵のためにまた川を上って来るお魚で、昔は、隅田川だけじゃなくて、江戸川でも多摩川でもいっぱい獲れたそうだ。多摩川で川漁師をしてたおじいさんの話によると、戦前はひと網で20匹、30匹ものマルタが獲れたそうだ。

 

‥‥そんなワケで、100年以上も前の正岡子規の時代にも、現代と同じような毛針やサビキやエギ、つまり、フライやルアーがあったってワケで、これらは、外国から入って来たものがニポンふうにアレンジされたものって考えるよりは、ニポン古来のもの、ニポンの漁師や釣り人が考え出して進化して来たものって考えられる。そう思うと、今では、西洋から入って来た釣りの代表みたいに思われてるフライやルアーだけど、ニポンにはニポンの疑似餌(ぎじえ)釣りのルーツがあるワケで、魚釣りウォッチャーを自負するあたしとしては、こういったことをもっと調べてみるのも、ワクワクして来るような感じがした。だから、病床の子規が、明治時代のフライフィッシングやルアーフィッシングに思いを馳せて色々と調べたように、あたしも、もうちょっと調べてみようと思った今日この頃なのだ。

 

 

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2006.07.14

北朝鮮にヘッドバット

Tepodon4
サッカーのワールドカップの決勝戦で、フランスのジダンていう選手が、イタリアのマテラッツィって選手に何か悪口を言われて、それにカッとしちゃって頭突きをしたそうで、それが大騒ぎになってるみたいだけど、サッカーに興味がないあたしの耳にも入って来たくらいだから、よっぽどの大事件なのか、もしくは、よっぽど世の中が平和なんだろう。それで、「ジダンは悔しくて地団駄を踏んだのか?」とか、「ジダンは示談にしなかったのか?」とか今ごろ書いても、きっと、何万人もの人が先に書いてんだろうな‥‥なんてことを思いつつも、ちょっと挑発されたくらいで暴力に訴えるなんて、とてもプロのスポーツ選手とは思えない。野蛮人じゃあるまいし、まるで、北朝鮮の幼稚園児レベルの挑発に乗っちゃって、ミサイル基地を攻撃するとかしないとか言い出した安倍晋三並みのバカさ加減が炸裂って感じだン‥‥って、このパターンは、まだ使われてなさそうだ(笑)

それにしても、腹が立ったから頭突きをする。カッとしたから殴る。ムカついたから殺す。挑発されたから攻撃する。支持率を上げたいから他国に戦争をふっかけるって、お前ら、そこらの通り魔か? ま、女子大生をレイプするような、野蛮なプロ選手がいるのは、サッカー界くらいのもんだと思うし、「正義」っていう大義名分を振りかざして、他国にミサイルをぶち込めるのは、ブッシュ親子とその飼い犬どもくらいだと思うし、サッカー選手の暴力も、安倍晋三の好戦宣言も、血筋から見れば当然っちゃ当然なんだろうけど、こういうトチ狂った感覚が平然とまかり通る世の中って、なんだかなぁ~って感じがする。

あたしは知らなかったけど、ジダンて、すごく有名な選手なんでしょ? 比べるのはどうかと思うけど、フランスにおけるジダンてのは、ニポン人のプロ野球選手で言ったら、松井とかイチローみたいな感じなんだと思う。だから、選手として優秀なのは当然として、人間性とかも問われるワケで、どっかのバ歌舞伎役者みたいに、愛人を乗せて酔っ払い運転をするようなことはできないワケだ。それなのに、試合中に相手チームの選手に悪口を言われたくらいで、短絡的に暴力に訴えるなんて、お話にもならない。どんなに素晴らしい能力を持った選手だったとしても、それ以前の、人間としての部分で、大切なことが欠落してるとしか思えない今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、ロクでもない悪口を言って来たマテラッツィにしても、屁のツッパリにもなんないヘナチョコ無気力ミサイルを飛ばした北朝鮮にしても、相手に手を出させる目的で挑発してんのなんか見え見えだってのに、なんでそんな子供騙しの作戦なんかに乗せられちゃうんだろう? マテラッツィがホントにジダンにムカついてたんなら、悪口なんかじゃなくて、最初から殴り掛かって来ただろう。北朝鮮がホントに戦争をオッパジメル度胸と覚悟があるんなら、海なんかじゃなくて、最初からニポンにミサイルを打ち込んで来ただろう。

だけど、そんなことをしたら、マテラッツィはソッコーで退場になっちゃうし、北朝鮮にはアメリカのミサイルが雨あられのように降りそそいじゃう。そんなことになったらシャレになんないから、マテラッツィも北朝鮮も、先には手を出さないで、挑発してんじゃん。それなのに、バカの挑発なんかにカッとして頭突きをしたジダンも、北朝鮮なんかの挑発にホイホイと乗せられた上に、今こそ支持率の稼ぎ時だとばかりに、1人でコーフンしちゃってイサミ足で爆走中の安倍晋三も、あまりにも頭が悪すぎて見てらんない。

だって、こんなの、昔っから、チンピラとかヤンキーとかの常套手段じゃん。最初は、自分からは絶対に手を出さないで、悪口を言いまくる。挑発しまくる。それで、相手がカッとして1発でも殴って来たら、ボコボコにしてやる。そして、警察が来たら、「向こうが先に殴って来たから」ってイイワケする。こんなの、百万年前からの伝統芸能だと思うんだけど、今どき、こんなのに引っ掛かっちゃうバカって、きっと、オレオレ詐欺に引っ掛かったり、ナンミョーに洗脳さりれたり、統一協会のヘンテコな壺を買わされたりするバカと一緒なんだろうな‥‥なんて思う。「バカは放っとく」「バカは無視しとく」ってのは、古今東西、基本中の基本だと思うんだけど。

‥‥そんなワケで、「スポーツ選手としての資質や才能うんぬん以前に、人間として最低最悪」って言えば、最近だと、真っ先に思い浮かぶのが亀田3兄弟だけど、そう言えば、ジダンて、亀田の一番上のガキとおんなじようなヘアスタイルだよね。今度から、あのヘアスタイルのことを「厚顔無恥ヘア」とか名づけたほうがいいかもしんない‥‥なんてことも言ってみつつ、あたしが、何よりも不思議なのが、「マテラッツィがどんな言葉を言ったのか?」ってことに、たくさんの人たちの注目が集まってるってことだ。だって、どんな言葉を言ったのかなんて、ぜんぜん関係無いじゃん。カンジンなのは、どんな言葉であれ、悪口を言われたことに対して、暴力で返したってことでしょ? それも、国を代表するほどのプロスポーツ選手が、全世界の人たちが見てるワールドカップの決勝戦で‥‥。これほど恥ずかしいことはないと思うよ、あたし的には。

ジダンのほうは、「母や姉を侮辱された」って言ってて、マテラッツィのほうは、「母親のことなど言っていない」って言ってて、言った言わないの水掛け論みたいになっちゃってる。だけど、マテラッツィは、お姉さんのことに関しては、ハッキリとは否定しなかったみたいだ。だから、ジダンのお姉さんのことを侮辱したのかも知れないけど、それにしたって、映像を見る限り、ほんのヒトコトくらいしか言ってない。ようするに、「お前の姉さんは誰とでも寝る性病持ちの売春婦で金正日やブッシュやコイズミ並みの史上最低の凶悪犯罪者で今すぐ射殺したほうが世の中のためだ!」とかって言ったワケじゃなくて、「お前の姉さんは売春婦だ!」とかって感じの、ヒトコトの悪口を言ったんだと思う。それなのに、暴力で返すなんて、とてもマトモな人間とは思えない。

世界中の人たちが見てる場で、あんなことをしたってことは、たとえば、そこらの街角でジダンと会った人が、マテラッツィが言ったのとおんなじセリフをジダンに言ったとしたら、100%頭突きを食らうってことで、これじゃあ狂犬と同じだ。危ないったらありゃしないし、これは、完全に傷害罪に当たる。それなのに、なんでか知らないけど、フランス国内では、ジダン擁護の風向きになって来た。ようするに、ジダンは立派な人間だけど、それと比べて、マテラッツィのほうは、全身にタトゥーを入れてるし、以前から試合中や試合後に相手チームの選手を殴ったりしてる札付きのワルだからってことで、暴力に訴えたジダンよりも、挑発したマテラッツィのほうが悪いっていう、トンチンカンな世論が巻き起こっちゃったってワケだ。

だけど、ジダンが今までにどれほど立派なことをして来ようが、マテラッツィが過去にどんなに悪いことをして来ようが、問題になってるのはワールドカップの決勝戦でのジダンの暴力事件なのであって、過去のことは関係無い。ジダンは、あの場で、どんなことを言われようとも、絶対に暴力を振るったらいけなかったのだ。それがスポーツであり、それが人間てもんだ。それなのに、相手の悪質な挑発に乗って、感情に任せて短絡的な暴力行為に出たってことは、その時点で、すでに負けなのだ。

それなのに、そのジダンの行為を正当化するような世論が巻き起こるってことは、もう、完全に本末転倒だ。これは、ブッシュやコイズミのセイで、世界中で戦争やテロが続いてるから、だんだんに世の中の常識が狂い始めて来た前兆のようにも思える。相手の挑発に乗った暴力だって、暴力は暴力であって、決して正当化されるべきじゃない。挑発したほうが悪いんじゃなくて、その挑発に乗って暴力を振るったほうが悪いなんてことは、マトモに考えたら、子供にだって分かることだ。それなのに、暴力を振るったほうより、挑発したほうが悪いなんていう支離滅裂な論理が通用するんなら、「腹が立ったから殴った」「ムカついたから殺した」ってのも、すべて許されることになっちゃう。

‥‥そんなワケで、「イラクには大量破壊兵器があるからムカついた」って理由で戦争をオッパジメちゃった世界の番長ブッシュと、そんなブッシュのガセネタに騙されて、戦争の片棒を担いじゃった忠犬コイズミだけど、その大義名分だった「大量破壊兵器」がどこにも無かったってことに対する弁明は、未だ、コイズミの口からはヒトコトも聞かされてない。これをワールドカップにたとえたら、マテラッツィが何でもない言葉を言っただけなのに、それをジダンが悪口だと聞き間違えて、突然、暴力行為に出たってことになる。そして、実は自分の聞き間違いだってことが分かったのに、何の弁明も謝罪もしないで、ごまかし続けてるってことになる。ブッシュやコイズミは、世界中の人たちから突きつけられてるレッドカードが、目に入らないんだろうか? いかなる理由があろうとも、暴力や戦争を肯定するような異常者は、トットと地球上から退場して欲しいんだけど‥‥なんて思う今日この頃なのだ。


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夏の奇蹟

Max123
ついに! いよいよ! At last! ニポンイチのスーパーダンスユニット、われらが「MAX」のニューシングルが完成した!‥‥ってなワケで、何よりも最優先してお知らせしちゃうけど、今度のニューシングルは、新曲の「SPLASH GOLD―夏の奇蹟―」と、「魔弾戦記リュウケンドー」のエンディングテーマの「Prism of Eyes」とのカップリングの上に、「SPLASH GOLD―夏の奇蹟―」のPVとメイキング映像のDVDがセットになってる豪華絢爛ぶりだ。ジャケ写の「水浴びMAX」も、なんとも言えない素晴らしさで、玲奈ちゃんのセクシービームも最高だし、りっちゃんの半開きクチビルも申しぶんなしだし、ナナさんの二の腕もイイ具合だし、アキちゃんの肩甲骨もグッジョブって感じだ。リリース前から、こりゃあたまらん!

さらには、お子様用なのか、「魔弾戦記リュウケンドー」仕様のパッケージも同時発売されちゃう。こっちはDVDが無しで、CDのみなんだけど、曲順も、「Prism of Eyes」のほうが先に収録されてる。ま、生粋のファンとしては、こっちのCDも念のために押さえとくけど、三十路を超えてんのにお子様用のCDを買うのって、なんかリトル虚しい気持ちになりそうだ。

どっちにしても、あたしは、8月2日のリリース日に向けて、コツコツとプライベートの広報活動にいそしまなきゃなんない。1人にでも多くの人に、MAXの素晴らしさ、玲奈ちゃんの素晴らしさを伝えて、1枚でも多くのCDをセールスするためには、ファン1人1人の地道な活動が重要なのだ。どっかの薄気味悪いカルト教団の専属歌手なら、全国の洗脳信者どもがCDをマトメ買いしてくれるから、黙っててもヒットするんだけど、MAXは純粋で正常なアーティストだから、CDをセールスするのってなかなか大変な今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、新曲がリリースされるってことは、新曲のお披露目のイベントもあるってワケで、今年も、湘南の由比ガ浜だ。それも、2連発!‥‥なんだけど、その前に、玲奈ちゃんのテレビ出演があるので、まずはそっちの告知をしとく。

来週、7月18日(火)のテレビ朝日の「ロンドンハーツ」で、「バランスファイト!」と、この前から始まった新コーナー、「女のココがわからない」の両方に、玲奈ちゃんが出演する。これは、シッカリと録画して、何度も何度も、お腹がいっぱいになるまで繰り返し鑑賞したい。

で、由比ガ浜だけど、7月22日(土)、13時から13時30分まで、FM横浜の「AIR CRUISE SPECIAL」のゲストとして登場する。DJは、鈴木裕介と鈴木まひる、番組の告知では、「夏突入で大盛りあがりの由比ガ浜ビーチハウスから公開生放送! ゲストにMAXが登場! 真夏の太陽のような笑顔&トークで、会場をさらに熱く盛り上げます♪ 遊びに来てね☆」とのことなので、行ける人はラッキーだし、行けない人はラジオを聴こう!

それから、こっちがメインなんだけど、今年の8月10日(木)、鎌倉花火大会の当日に、由比ガ浜の海の家、「チャイナクリックリゾート」で、MAXが特別ミニライブをやっちゃう! 「チャイナクリックリゾート」ってのは、7月8日にグランドオープンしたデカイ海の家で、ステージもある。JR鎌倉駅から徒歩15分、江ノ電の由比ガ浜駅から徒歩5分で、すごく利便がいい。

それで、今年は、avexとテレビ朝日が協賛して、色んなライブを行なうんだけど、その中のメインステージが、地上に降りて来た4人の女神、MAXだぁ~!ってワケだ。MAXを鑑賞した上に花火まで見られるなんて、この世の美しいものを堪能しまくっちゃう感じで、あまりの素晴らしさに、水着の中のヌーブラもはがれそうなイキオイだ。

それで、このライブは、この海の家を利用した人が観られることになってんだけど、例によって早い者勝ちだろう。詳しくは、以下、「チャイナクリックリゾート」のオフィシャルサイトで。「STAGE」ってとこをクリックすれば、MAX以外の出演者のスケジュールも見られる。

 ★チャイナクリックリゾート★

で、「関東ばっかじゃん!」って人のために、7月30日(日)の大阪でのMAX情報もあるんだけど、あたしは、イマイチ大阪のことが分かんないので、MAX関西エリア担当部長のハワハワの告知をどうぞ♪

 ★ハワハワの告知★

‥‥そんなワケで、某お仕事でスペインに行ってた玲奈ちゃんは、帰国早々忙しいけど、大好きな海でのライブだし、新曲はリリースされるし、ミスバニーTシャツの限定色も発売になったし、今年の夏もMAXにメロメロな今日この頃なのだ♪

 ★玲奈ちゃんのブランドの「ミスバニーTシャツ」★


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2006.07.13

マスカラのレーゾンデートル

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「天マス」って言えば、ほとんどの女性は知ってるだろうし、愛用してる人も多いと思うけど、逆に、男性は知らない人のほうが多いと思う。で、知ってる人にとっては、あまりにも有名すぎて、今さら説明なんかされても‥‥って思うだろうけど、知らない人たちのために説明しとくと、去年、大ヒットして、爆発的に売れ続けてるマスカラだ。正式な名前が「天まで届け!マスカラ」だから、略して「天マス」なんだけど、チープなコスメの老舗、「キスミー」から発売されてて、980円(税込み1029円)て安さと、ものすごいストレッチ効果やキープ力などで、アッと言う間にクチコミで広がり、大ヒットになった。テレビのCMなんかやってなくても、優れたモノは売れるってワケで、「@cosme」の「2005年ベストコスメ大賞」のマスカラ部門で1位、総合でも2位に輝いた。

それで、このマスカラのすごいとこは、そのネーミングと双璧を誇るパッケージの絵なんだけど、「エースをねらえ!」のお蝶夫人みたいな、昔の少女マンガみたいな絵が描いてあって、とにかく、インパクトが満点なのだ。きっと、レトロさとチープさを狙ってるんだと思うけど、ドラッグストアとかにぶらさがってると、なんか、子供用のオモチャのコスメか、「花とゆめ」かなんかのフロクみたいに見えちゃう。オマケに、そのお蝶夫人みたいな人の横に、「掟」として、まるでマンガのセリフみたいに、「まつ毛は常に上を向いていなければ。」って書いてあるから、どこまで本気なんだか分かんなくなって来る。

そんな「天まで届け!マスカラ」なんだけど、何日か前に、第2弾の「豪華な迫力!マスカラ」ってのが発売された。今までのがストレッチ効果とカールキープ力重視だったのに対して、今度のはボリューム重視なんだけど、これを昨日、もらった。それで、こっちには、「掟」として、「ポルシェ」‥‥じゃなくて、「ボリューム過剰でも美しくてよ。」って書いてあった。「天マス」の「まつ毛は常に上を向いていなければ。」は、普通の人の言葉とも思えるんだけど、今度の「美しくてよ。」は、完全にお蝶夫人のセリフだと思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、今日、この「豪華な迫力!マスカラ」ってのを使ってみたんだけど、その結果を報告する前に、まずは呼び方を決めなくちゃなんない。だって、「天まで届け!マスカラ」が「天マス」なのに、「豪華な迫力!マスカラ」を「豪華な迫力!マスカラ」って呼び続けるのにはムリがあるからだ。だからって、単純に、「天マス」とおんなじように「豪マス」なんてしちゃうと、過去の判例通りの判決しか下せない無能な裁判官みたいになっちゃうから、ここはひとつヒネリを入れて、「カマス」にしてみようかと思う。

なんでかって言うと、ちょっと前に、新しい省略を発見したからだ。昨日、児島玲子ちゃんの出てる「カヌーライフ」と「ベストカー」を買って来たんだけど、「カヌーライフ」の玲子ちゃんの特集の写真の数々が素晴らしくて、あたしは大感激しちゃった。特に、見開きの写真で、3艇のカヌーが浮かんでる大きな写真があったんだけど、まるで、モネの風景画みたいで、ホントに素晴らしかった。カメラマンの笠原修一さん、グッジョブ!‥‥なんてことも言ってみつつ、プチダッフンした話をクルリンパと戻すけど、あんまり素晴らしかったから、某所に、「カヌーライフ」の宣伝レビューを書くことにした。それで、ベタボメのレビューを書き終わってから、他の人たちの書いてたレビューを見てみたら、「カヌーライフ」って、昔から読んでる愛読者の間では、「ヌーラ」って愛称で呼ばれてるって書いてあったのだ。なんか「ヌーブラ」みたいだけど、ようするに、長い名前の前後の部分を省略して、真ん中の部分を使ってるってワケだ。

それで、この方式を使うと、「豪華な迫力!マスカラ」は、「迫力マス」になる。だけど、前回のが「天マス」だから、同じ4音にすると、「力マス(リョクマス)」ってことになる。でも、「力マス」って書くと、たぶん、漢字の「力」をカタカナの「カ」だと思われて、「カマス」って読まれちゃいそうだから、どうせ間違って読まれるんなら、最初っから「カマス」にしとこうと思ったってワケだ。だけど、あたしがいくら「力説」してみたところで、どうせ1ヶ月もしたら、あちこちで「豪マス」「豪マス」って呼ばれ始めちゃうんだろうな‥‥。

‥‥そんなワケで、この「天マス」とか「カマス」とかは、キスミーの「ヒロインメイクシリーズ」って言うラインナップの中の商品なんだけど、「シリーズ」って言うくらいだから、当然、他の商品もある。そして、それぞれに、素晴らしいネーミングと、お蝶夫人みたいな絵と、「掟」のひとことが書いてある。たとえば、「涙が似合うアイライナー」には、「涙は美しく流すものです。」って書いてある。「永遠の美眉アイブロウ」には、「素眉は誰にも見せません。」って書いてある。他にも、マスカラリムーバーやフェイスパウダー、下地なんかがあって、それぞれにワンダホーな絵と「掟」がついてる。そして、値段も、すべて1000円前後だ。

だから、基本的には、お小遣いでコスメを買う高校生用って感じなんだけど、この「天マス」だけは、その威力がクチコミで広まって、「シャインリップ」以来のキスミーの大ヒットになったってワケだ。まあ、あちこちで絶賛されてる「天マス」を悪く言うつもりはないけど、あたしは、ファイバーが粗すぎるのとブラシが固すぎるのがイマイチで、キープ力とかはそれなりなんだけど、結局は、「値段のワリにはいいんじゃないの?」って感じだった。

それで、今日、新製品の「カマス」を使ってみたんだけど、あたし的には、こっちのほうが良かった。マスカラの基本能力を見るために、トップコートは使わず、マスカラベースにランコムのシィルブースターを使って、その上に「カマス」を塗っただけにしたんだけど、約9時間、崩れなかった。カールも、まつげくるんのラインが夜までキープされてたし、悪くはない。何よりも良かったのは、「天マス」よりもファイバーが細かいみたいなので、塗り方ひとつでボリュームを変えられるってとこだ。だけど、つまりは、「天マス」も「カマス」も、深田恭子ちゃんみたいな、お人形さんみたいなまつ毛を目指す女の子用ってことで、どんなにムリしても、使えるのは20代前半までだろう。

あっ! 例外中の例外があった! 今年で66才になる水森亜土だ! 水森亜土なら、70才になろうとも、80才になろうとも、90才になろうとも、ヒジキみたいなまつ毛をしててもおかしくない‥‥っていうか、ヒジキみたいなまつ毛じゃないと、水森亜土とは言えない‥‥なんてのも挿入しつつ、ひとまず先へ進むけど、今回みたいな話題を書いてると、「男の人は面白くないだろうな‥‥」って思っちゃう。だから、普段は、なるべく書かないようにしてるんだけど、タマに女性の読者から、「コスメやヘアメークのことも書いてください」なんてメールも来る。あたしとしても、そう言う話題ならいくらでもネタがあるんだけど、正直、お仕事の延長みたいな感じで、書いててもあんまり楽しくない。

あたしとしては、お蝶夫人みたいな絵が描いてるマスカラの話題よりも、お蝶夫人が出て来るパチンコ台、「エースをねらえ!」の話題のほうが、書いてて楽しい。でも今は、とにかく、「中森明菜・歌姫伝説」にゾッコンだから、他のパチンコ台のことは書く気にならないし、そう考えると、あたしって、ワガママ?‥‥でも、「ストレス発散のために書きたいことを書く」ってのが、この「きっこの日記」のレーガン元大統領‥‥じゃなくて、レーズンバター‥‥じゃなくて、レーゾンデートルだから、ま、いっか!

‥‥そんなワケで、中森明菜で思い出したけど、明菜ちゃんと同じころのアイドルだった甲斐智枝美が、昨日、43才の若さで急死したんだよね。死因も不明で、色々と憶測が飛び交ってるけど、あたしは、甲斐智枝美には興味が無いから、この話題も取り上げない。だって、顔も良く覚えてないし‥‥ってことで、今回は、あまりにもとっちらかっちゃったので、最後に、キスミーの「ヒロインメイクシリーズ」のワンダホーな絵でも見てもらって、閉会のアイサツに代えさせてもらおうと思う今日この頃なのだ。

 ★ヒロインメイクシリーズ★


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職業は火事手伝い

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7月10日、長野県警諏訪署は、諏訪市で続いていた連続放火事件の犯人として、諏訪市湖南、飲食店手伝い、平田恵里香容疑者(20)を長野地検松本支部に身柄送検した。これだけだったら、そんなに大騒ぎになるようなニュースでもないんだけど、この女は、自分のことを「日本一の熊田曜子のそっくりさん」として、色々なオーディションなどに応募したり、出版社や芸能プロダクションに履歴書を送ったりしていて、その上、自らのブログで、自分が放火した火事の様子を画像つきでレポートしていたため、それが逮捕のキッカケにもなり、ワイドショーなどで騒がれることにもなった。

諏訪市周辺では、今年の4月13日から6月にかけて、20件もの不審火が発生したんだけど、5月11日には、平田恵里香が卒業した市立諏訪西中学校の体育館も全焼した。そして、この時のことも、平田恵里香のブログに書かれてる。だけど、悪いことはいつまでも続かない。ブログの存在が警察の知るところとなり、内定を進めていたところ、5月26日にも下諏訪町の自動車修理販売会社の駐車場の乗用車への放火事件が起こり、それがまた、すぐにブログに書かれたため、それが決め手となり、とうとうこのバカ女は、7月8日に逮捕された。そして、本人も、「私が放火しました」と容疑を認めた。

最近、自宅に放火して家族を殺すような犯罪が連発してるけど、それらは、親の過度の期待が重荷になっての犯行だったりと、色んな背景があって、一概に犯人だけを責めることはできなかったりする。もちろん、放火なんて、絶対に許されない凶悪犯罪だし、隣近所が類焼すれば、無関係な人たちにまで被害が及ぶんだから、どんな理由であれ、絶対にいけないことだとは思う。だけど、何らかの事情があっての犯行とは違い、目立ちたがり屋のバカ女が、そこら中に火をつけて回った今回の事件は、特に凶悪だと思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、このバカ女、平田恵里香は、自分を「熊田曜子のそっくりさん」と称して、ホームページを運営してた。ホームページは、捜査当局によって閉鎖されて、現在は閲覧することができないんだけど、ケータイで作ることができる簡易ホームページで作られていた。トップ画面には、「日本1の熊田曜子のソックリさんです(^_^)街を歩けば視線や握手の嵐!」っていうセリフが流れてて、「※警告※くまぇりの家族構成、仕事内容などの書き込みをした場合、人権損害・営業妨害・ストーカー行為として即ID(携帯認識番号)を確認し警察へ届け出ます。以上を守って書き込みをして下さい」っていう警告文が書かれてた。そして、その下に、自分の写真を貼り、「熊ェリちゃんねる掲示板」「熊ぇりとゎ」「写真集&movie」「くまぇり宅のワンニャンのお部屋だょ」「ブログ」「くまぇりにお手紙を出そう」などのコンテンツがあり、「くまぇりが皆なに知ってもらぇますょぅに。見かけたら気軽に声かけてね」ってセリフで締めくくられていて、本人はアイドル気取りだったみたいだ。

それで、この「熊ェリ」とか「熊ぇり」とか「くまぇり」とかってのが、自分で自分につけたハンドルネームで、ようするに、憧れの「熊田曜子」の名前と、自分の「平田恵里香」を合体させて、「熊田恵里香」、略して「くまえり」ってことなんだけど、それにしても、20才にもなって、「え」を「ぇ」って書く知能程度の低さは、犯した犯罪のレベルと合致する。たとえば、「熊ぇりとゎ」っていう自己紹介のページを見てみても、とても成人とは思えない。まるで、小学生並みの知能程度だってことが分かると思う。


「くまぇ~の事が知りたいって方ゎ見てちょ」
なまえ くまぇり
あだ名 クマちゃん
性別 女の子
年齢 20になったょ
地域 長野県S市
職業 ひみちゅ
趣味 カラオケ、絵、ペット
食べ物 茶碗蒸し、抹茶、アメリカンチェリー
音楽 トラパラ大好き、踊れるょん
芸能人 熊田曜子さん!って間違えられる
タイプな人 ジョニーデップ大好き、パイカリの時のジョニーデップゃばぃ、浮気しない人、動物が好きな人、嘘つかない人
ひとこと くまぇりが沢山の人に知って頂けますょぅに、みんな仲良くしてってね、掲示板でヮィヮィ語ろうもし見かけたら熊ちゃん♪って気軽に声掛けて、石ゎ投げないでょっ(`へ´)


‥‥そんなワケで、他にも、あたしも利用してる「前略プロフ」も使ってるんだけど、そっちも同レベルの記述ばかりで、とても20才とは思えない。また、色々な掲示板に出没してて、他人に成りすまし、「熊田曜子に激似のチョー美人のHPを見つけたよ!」とかって書いて、自分のホームページの宣伝などを繰り返してた。一番すさまじい自作自演は、「諏訪市湖南で人気の海鮮居酒屋、『旬香の里』は隠れた穴場。刺身など食べ物が美味で、家族で経営しており、娘の三姉妹が美人揃い。」という自分の家の店の紹介文を載せたあとに、他人に成りすまして、「旬香の里の三姉妹の一人のホムペみつけたよ!熊田曜子にソックリだよ!」と書き込み、自分のホームページのURLを貼っているものもあった。

ちなみに、この「旬香の里」って店のホームページを覗いてみたところ、絵が得意だという平田恵里香が書いた「旬香の里のマスター」という似顔絵がトップページにあり、「Elica」とサインがしてあった。ま、実家のことは置いといて、カンジンの平田恵里香のブログなんだけど、一部、新聞などでも断片的に公表されてるけど、ここでは、関連箇所を全文掲載しておく。


2006/04/17(月)
「昨夜ゎ近くで火事がぁり大騒ぎでした」  今日の熊ぇり・晴れ
近くで火事がぁり夜中サイレントの音で飛び起きました ほんとに近くでビックリしたょ


2006/05/01(月)
「火事」  今日の熊ぇり・ビックリ
さっき午後11時30分頃近所で大火事がぁりました一軒家まるまる燃えて全焼燃え上がった炎が電線を燃やし電線がバチバチバチっと爆発してあたり全部停電で真っ暗消防や警察や野次馬ですっごぃ人だかりでまるでお祭りのような騒ぎでした 最近不審火が多発してて今月で6・7件位発生してます 怖いょ~


2006/05/11(木)
「また火事だょ」  今日の熊ぇり・ビックリ
また近くで火事がぁったょ今回ゎ中学校の体育館が全焼だょ くまぇりの母校だからショックだょ~もぅ先月から合わせると10件にもなるらしぃ 今回の体育館が燃えたのゎ全国ニュースになってたょ~ 怖いょ~


2006/05/13(土)
「梅雨になるらしぃ」  今日の熊ぇり・ショボーン
今日ゎ仕事がなんだかメッチャ疲れた……腰ゃ肩がこってこってそれに天気予報でソロソロ梅雨らしい天気になるでしょぅとか言ってて最悪~梅雨の季節って寂しぃ気分になるんだょね(ノ_・。)鬱っぽくなるからだぃっきらぃ


2006/05/25(木)
「またまた火事」 今日の熊ぇり・ビックリ
ぇ~とちょっと前5日位前かな?又火事が近くであったょ~(@@)もう諏訪で10件以上岡谷でも10件以上茅野市でも何件か起きてるからかなりの数だね!夜ゎ家の周りは消防車やパトカーや覆面パトロールや交代制の歩きの見回りである意味賑やかです…(--;)普通に犬の散歩してるだけなのに職務質問されるし(`へ´)ちあんが悪くなったなぁ(・_・;)怖い…


2006/05/26(金)
「また火事」 今日の熊ぇり・ビックリ
昨日、下諏訪で火事があったよ! 乗用車2台を焼く火事だって!もう諏訪では不審火が18件も起きてるらしい!だから隣町とか合わせるとかなりの件数だね!もう近所中警戒して電気つけたり見回りの車とか凄いよ~Y(>_<、)Y


2006/06/02(金)
「5月30日に又不審火」  今日の熊ぇり・ビックリ
30日か31日にまた不審火の火事があったらしい!ウサギ小屋が燃えてウサギが1羽死んじゃったらしい!犯人許せない


2006/06/04(日)
「放火魔捕まる!!」 今日の熊ぇり・ビックリ
あの連続不審火の放火魔がついに捕まりました!!ニュースですごいゃってました!現行犯だったらしぃです!しかもくまぇりとタメの20歳の男性でした!!でも捕まったのゎ下諏訪だから富士見や茅野や諏訪の放火魔とゎ別人らしぃ…だから他にも放火魔が居るって事だね!またニュースやってたらお知らせします!後今日生まれて初めてドラゴンボールというのをDVDでみました☆結構面白かったから続きが見たいです(^ε^)-☆あと美女と野獣も久しぶりに見て感動しちゃった☆ゃっぱぃぃなぁ~美女と野獣ゎ☆大好きょ~みんな見た事ぁる?めっちゃォススメだょ


‥‥そんなワケで、よほど熊田曜子を好きだったのか、自分が熊田曜子に似てるってことが自慢だったのか知らないけど、このブログの他に、もうひとつ別のブログがあって、そっちにも、「熊田曜子ちゃんにソックリの通称くまぇりのブログだょ 街を歩けば間違えられるほどです…皆さんくまぇり応援ょろしくです」って書いてあった。写真を見ると、熊田曜子の顔を腫らしたような感じで、確かに似てることは似てるんだけど、これは、整形で似せたようだ。

市立諏訪西中学校時代の同級生によると、平田恵里香は、ほとんど授業には出ず、不良仲間と遊びまわり、タバコやお酒、万引きなどから、自分の下着をブルセラショップに売ったりと、ひと通り、悪いことをしていたそうだ。そして、何とか高校に進学するも、すぐに結婚して、痴話ゲンカの果てに相手を刃物で刺し、補導された。それで、釈放されてからは、実家の居酒屋の手伝いをしながら、タレントを目指していたようだ。顔は、目を熊田曜子に似せた幅の広い二重に整形していて、今度は、鼻を整形する予定で、東京の美容整形外科に予約していたそうだ。逮捕された当日も、お隣りの山梨県で行なわれた撮影会に、モデルとして参加してて、それなりにタレントを目指していた。それは、逮捕される3日前のホームページの掲示板を見ても分かる。


「嬉しいっ」BY:くまぇり
[雨/お出かけ中☆/にこにこ☆]
くまぇりの応援とか編集局に応援メッセージくれたらぇりメッチャ嬉しい!! 
みんなのささいな応援がくまぇりの大きな未来に繋がるからほんとそれ嬉しい! 
ぜひ応援お願いします 
一週間で3kg減ったょ!
頑張ってる結果がどんどん出て来た 
まだまだもっとやせるぞ!まぢで頑張るぞっ!!! 
あと体を綺麗に保つためにアザとか傷をつくらないょぅに気をつけてるょ
毎日腹筋も頑張ってるょ☆日曜日ゎ歌のオーディションだ!
頑張るぞ!歌の練習も毎日頑張ってるょ☆
☆みんな応援ょろしくね☆絶対頑張るね☆
07/05 13:40[EZ]


‥‥そんなワケで、平田恵里香のオヤジは、平田恵里香が高校時代に刃物でダンナを刺す事件を起こした時には、不良仲間の家へ怒鳴り込み、「お宅の娘と付き合っていたから、うちの娘がこんなことをするようになったんだ!」って言ったそうだけど、今度は、自分が怒鳴り込まれる立場になっちゃった。実家の居酒屋のホームページの掲示板は、当然のことながら、ものすごい誹謗中傷でメチャクチャに荒らされ続けてる。ま、20才になっても、こんな文章しか書けないほどの非常識な人間に育てたのは、半分はオヤジの責任なんだから、これもジンジャエールだと思う今日この頃なのだ。


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2006.07.10

お知らせです♪

Reiko47
本日発売の「カヌーライフ」(夏号)は、児島玲子ちゃんの北海道リバーツーリングの特集が載ってます!
カラー写真の数々もボリュームのある記事も、サイコーの内容です♪

表紙も、釧路川をカナディアンカヌーで下る玲子ちゃんで、川底にカヌーの影が映るほどの美しさです!
(画像をクリックで拡大して、川の美しさと玲子ちゃんの美しさをご覧ください)

玲子ちゃんのオフィシャルサイトに、詳しい説明がありますので、リンクからどうぞ♪

皆さん、立ち読みじゃなくて、ちゃんと買って読んでくださいね♪


 ★玲子ちゃんのオフィシャルサイト★

 ★カヌーライフのオフィシャルサイト★

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イーホームズ藤田社長の意見書

7月7日、イーホームズの藤田東吾社長の初公判が、東京地裁で行なわれた。これは、皆さんご存知の通り、イーホームズが架空増資をしたって言う容疑で、耐震偽装事件とはまったく関係の無い別件だ。でも、耐震偽装事件の重要な主犯たちを1人も逮捕、立件できなかった役立たずの検察は、この無関係の別件をムリヤリに耐震偽装事件と結びつけようとして、開いた口からエクトプラズムが出て来て幽体離脱しちゃうような、トンチンカンな珍説を披露した。

それは、イーホームズが架空増資をして、会社の規模を大きく見せたのに、それに見合っただけの検査員を雇わなかったから、人手不足になり、結果として、構造計算書の見落としが起こり、耐震偽装事件へと発展した‥‥って言う屁理屈だ。こんな、「風が吹けば桶屋が儲かる」みたいなことを言い出すから、検察は能無しだって言われるんだよね。だって、こんなことを言うんなら、もっと根本的な問題として、検査機関を民営化させた自民党の責任はどうなるの?‥‥ってことになる。

最大手の検査機関、「日本ERI」の鈴木崇英社長だって、「国が定めた今の検査基準では見落としがあるのは当然」ってノタマッてるし、イーホームズの見落としが「人手不足によるもの」って言うんなら、国交省の天下りがウジャウジャいる日本ERIや、ムダな公務員をたくさん遊ばせてる各自治体など、人手が十分に足りてる検査機関の見落としは、何が原因だって言うの?‥‥って言うか、民間の検査機関の担当者たちは、資格を剥奪されるなどの重い処分を受けてるのに、今回、構造計算書の偽装を見落とした9都府県の29の自治体の担当者たちは、誰1人、何の処罰も受けてない今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、今回は、断片的、偏向的な報道ばかりで何も見えて来ないマスコミ報道の穴を埋めるために、7月7日の初公判で藤田社長が用意した「意見書」を全文掲載することにした。これは、イーホームズの関係者から送られて来たもので、もちろん、掲載の許可もいただいた。また、この内容に関して、あたしは、主観的なことは何も言わないので、読んだ人それぞれが判断して欲しい。


「起訴状の認否と意見表明」

平成18年7月7日  藤田東吾

1.起訴状の認否

起訴状に書かれたとおり、平成13年10月に行なった増資に関しその一部資金が一巡したことは確かにその通りであります。

この結果、公正証書不実登記記載という罪に問われたことは私の不徳の致すところであり、株主や従業員の期待を損なったことについて、深く反省し関係者各位に陳謝するしだいです。誠に申し訳ありませんでした。

2.意見表明

では、この事件についての意見を表明いたします。

私が言明したいことは、このいわゆる見せ金事件と耐震偽装事件とは全く関係がないということです。

イーホームズは、唯一の独立系機関として、個人の資質に重きを成し創業した会社です。21世紀の住環境の質の向上に貢献することを企業理念とし、これに賛同した誠実で優秀な技術者が集い、皆で協力して会社の成長を育んできました。結果的に、耐震偽装を世に公表したことで会社はこの世から消えていきますが、何のしがらみもない独立系の指定機関だからこそ耐震偽装という事件を世に公表できたこと、そして、公表した結果、建築基準法及び関係規定が抜本的に見直され、耐震偽装が生じてしまった制度上の不備が正されるに至ったことに、事件を隠蔽せずに公表を行なったイーホームズの存在価値はあったのだとやがて歴史的事実として評価認識されることを信じています。同時に、耐震偽装事件の被害者であるマンション住民の皆様に対しては、建築行政に携わった一員として、もっと早くにこの制度上の不備を指摘し解決する術に取り組み被害の拡大を防げなかったことを深く反省しております。

だからこそ、耐震偽装事件とは全く関係ない増資に掛る嫌疑によって、耐震偽装事件に関連してイーホームズが批難されるなら、または、当局が耐震偽装事件に対し無理に結び付け総括しようとするならそれは間違いであること、公の権力によって耐震偽装事件の真実を歪曲しようとすることであることを主張し、イーホームズとイーホームズに在籍したスタッフの名誉の為にも意見表明を行います。私共は、昨年10月に耐震偽装事件を国交省に通報しました。昨年の12月から行なわれた警察当局による捜査の過程で、5年前の増資に掛る嫌疑がかけられたわけですが、もしこの増資に掛る嫌疑を、次に述べるように耐震偽装事件を見過ごした理由に結び付けようとするなら明らかに関係ないことであり不当であることを主張いたします。

通常の企業においては創業期に資金繰りに窮する状況は生みの苦しみとして一般的な現象だと思います。たとえ資金繰りが厳しくても、未来の希望と努力によって困難な壁を越えて会社は成長をしていくものです。故に、創業期における資金的に厳しい状況を殊更に強調することによって、会社の心象を悪くし、耐震偽装事件を見過ごした理由に結び付けようとするなら不当であると主張いたします。

同じく、成長する企業においては人手不足の状況が生じることも一般的だと思います。人手不足の状況を改善するために、部門長が各組織員の時間配分や作業量を工夫したり、新しい人材を採用したり、または、より合理的な審査システムを構築しようとする努力を繰り返すことが重要な課題です。これも同様に、人手不足の状況を殊更に強調することで組織体制の心象を悪くして、無理な結び付けを図ろうとすることは不当であると思います。

いかなる業態の経営においても、その企業が生み出す品質と業績の両輪が相伴って健全な企業の成長に繋がるはずです。イーホームズにおいては、品質となる審査自体の正確さとスピードの両面を常に向上させることを経営方針の最重要課題として取り組むと同時に、事業計画上の業務数値との両面を達成する為にスタッフ一同で努力をしてきました。よって、当社の経営方針が業績至上主義に隔たっていたことはありません。それにも関わらず、人手不足の状況を、業務偏重の結果として生じているように、殊更に強調した調書を散見しましたが、同じく無理な結び付けであり、耐震偽装事件とは全く関係ないと断じることが出来るはずです。

増資に関してはさらに次の説明をいたします。

まず、指定確認検査機関を得る上での資本の要件には、資本金の額を一定額にするという定めがありますが、別な定めとして、損害賠償保険に加入することでも指定確認検査機関を得ることが出来ます。実際に、当初年間30万円ほどの保険料を払うことで、有限会社や資本金1000万円の株式会社でも多くの会社が指定確認検査機関として認可を得ています。資本金1000万円でも、床面積10,000?uを越える全ての建築物を対象とする指定確認検査機関が多く存在しています。つまり、実際に確認検査業務を行う上で資本金の額の多寡との関係には因果関係はありません。イーホームズにおいても平成14年11月には損害賠償保険に加入し全ての建築物を確認検査業務の対象にするように認可を得ております。

また、イーホームズでは、平成14年4月以降の増資は適正に行なわれていること。業績は順調に推移し、平成14年9月において月間のキャッシュフローが黒字化した以降月間損益は黒字の状況を継続し、平成16年3月期においては累積損失を一掃し、適正な納税を果たしていること。そして、平成13年10月に行なった増資によって生じた貸付金は既に全額を回収していることなどを付言いたします。実際に、株主に迷惑を与えたことも苦情を言われたこともありませんでした。

意見表明の結論として次のことを述べます。

確かに5年前の増資に掛る資金の流れについては、私の浅はかな考えだったと反省しています。深くお詫び申し上げます。

しかし、この見せ金事件と耐震偽装事件は全く関係ありません。耐震偽装事件は、制度上の不備によって誕生する原因が与えられ、悪意を持った建築士等の不法行為によって生み出された事件です。結果として確認検査業務で見過ごしたことを指摘されることは残念に思いますが、当社が見過ごした物件は氷山の一角であり、多くの特定行政や他の指定機関でも、いずれもが発見することは出来なかったのです。イーホームズだけに過重な処分を与えることで耐震偽装を総括する姿勢は許されない公権力の乱用です。

この事件を公表したイーホームズが指定機関の座を追われることになった結末は至極残念に思いますが、公表した結果、関係規定を含む建築基準法が抜本的に改正されるに至ったことは住宅購入者や建築業界にとって良い結果だったことは間違いありません。

私は、イーホームズを創業し、多くのスタッフと共にこの業界を切り開いていったことの誇りと自信は永遠に忘れることはありません。

以上


‥‥そんなワケで、今回の検査機関に関しての処分の違いを見てみると、26件の見落としをしたイーホームズは、検査機関としての指定を取り消され、事実上、廃業に追い込まれた上に、検査員2人が資格を取り消し、9人が業務停止、そして、藤田社長は別件逮捕されるという極めて重い処分を受けた。一方、15件を見落とした日本ERIは、検査員5人が業務停止処分を受け、会社が3ヶ月の一部業務停止を受けただけで、あとは何も無し。コレッて、2人までなら殺しても無期懲役で済むけど、3人以上殺したら死刑ってのと似てるような気がする。だけど、26件はダメだけど15件ならオッケーってのは、どうも理解できない。どっちかって言うと、国交省からの天下りがいるかいないかで、処分が決まったような気がするのは、あたしだけだろうか? だって、全員が公務員の各自治体は、同じ見落としをしてんのに、何のオトガメも無しなんだから‥‥なんて思う今日この頃なのだ。


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2006.07.09

地球にやさしいオヤジギャグ

Tamo3
オトトイ、お家に帰って来てテレビをつけたら、ちょうど「みなさんのおかげでした」の「食わず嫌い王」をやってて、倖田來未と石田純一だった。それで、どっちも興味がないので、ちゃんとは見てなかったんだけど、倖田來未のほうだったと思ったけど、「チャンジャ」を食べてた。知らない人はいないと思うけど、念のために書いとくと、チャンジャってのは、焼肉屋さんとか韓国料理屋さんとかで出る、タラの胃袋とか腸とかをキムチみたいな味つけで漬けた塩辛の一種だ。ご飯に乗っけて食べても美味しいし、ご飯に乗っけてから海苔で巻くともっと美味しいし、「サンチュ」で巻いても美味しいし‥‥って、知らない人はいないと思うけど、念のために書いとくと、サンチュってのは‥‥なんてやってるとキリがないから、このまま進むけど、とにかく、ご飯のオカズにも最適なんだけど、お酒のオツマミとしてもワンダホーな食べ物だ。

だけど、あたしは、もう4~5年は焼肉屋さんにはいってないし、韓国料理屋さんはあんまり得意じゃないからもともと行かないし、どっかで買って来たこともないし、誰かのお家で出たこともないし、考えてみたら、サダカじゃないけど、7~8年とか、ヘタしたら10年くらいチャンジャを食べてないかも知れない。それで、「食わず嫌い王」でのチャンジャを見て、久しぶりに食べたいなって思った。だけど、それは、軽く思っただけで、ひと晩寝たら、忘れチャンジャ‥‥じゃなくて、忘れちゃった。

それで、昨日の夜、「タモリ倶楽部」を見たら、浅草の韓国料理屋さんで、浅草の三社祭に対抗して、ナナナナナント! 「浅草チャンジャ祭」を開催してた! タモリの他に、なぎら健壱、元ルナシーの真矢、田山涼成、乾貴美子がゲストで、チャンジャを使った色んなアイデア料理を食べながら、美味しそうに生ビールを飲んでた今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしは、「食わず嫌い王」だけなら何ともなかったのに、「タモリ倶楽部」の「浅草チャンジャ祭」まで見ちゃったもんだから、すごくチャンジャを食べたくなった。「タモリ倶楽部」では、焼き海苔にスライスチーズを乗せて、その上にチャンジャを乗せて巻いたりと、邯鄲に味を想像できるようなオツマミも作ってたんだけど、あたしが、一番食べたくなったのは、薄切りしたゴーヤーとチャンジャの炒め物だ。ゴーヤーチャンプルーとおんなじように、半分に切ってからスライスしたゴーヤーを炒めて、仕上げにチャンジャを加えてザッと火を通した感じなんだけど、タモリもなぎら健壱も真矢も絶賛してて、「こりゃあビールに合うね!」とかって言ってた。何でも、軽く火が通ったチャンジャが、生の時とはヒトアジ違ったコリコリの歯応えで、すごく美味しいらしい。あたしも、冷酒のオツマミとして、イカの塩辛を炒めたり、ホイル焼きにしたりするから、そんな感じなのかも知れない。

この「タモリ倶楽部」は、昨日の日記を書きながら見てたんだけど、最後にデザートとして、バニラアイスの上にチャンジャを乗せたのが出て来た。それで、なぎら健壱は、「これはマズイよ!」って言って顔をしかめてたんだけど、他の3人はパクパクと食べてて、「意外にイケるよ」なんて言ってた。それは別にいいんだけど、バニラアイスの上にチャンジャがたっぷりと乗ってる、この衝撃的なデザートを映し出して紹介する時に、突然、「get up!get up!get up!get up!burning love~♪」って、明菜ちゃんの「DESIRE」が流れたのだ!

あたしは、自分が「DESIRE」のことを書いてる時に、予想もしてなかった「浅草チャンジャ祭」のスポットBGMとして「DESIRE」が流れたから、ビックル一気飲みしちゃったんだけど、ハッキリと分かったのは、「burning heart」のほうじゃなくて、「burning love」のほうが使われてた。それで、その瞬間は気づかなかったんだけど、一拍遅れてから、ハッ!と気づいた。明菜ちゃんの歌い方だと、「burning heart」のほうは、「ゲラッ!ゲラッ!ゲラッ!ゲラッ!バ~ニハ~~~♪」ってなる。そして、「burning love」のほうは、「ゲラッ!ゲラッ!ゲラッ!ゲラッ!バ~ニラ~~~♪」ってなる。そう! 「バ~ニラ~~~♪」、つまり、「バニラ」だ!

昔から「タモリ倶楽部」を見てるあたしは、「タモリ倶楽部」のこういうスポットBGMに、オヤジギャグが隠されてるって秘密を知ってる。たとえば、なんかのゲームをやる時に、最初にルール説明をしてると、由紀さおりの「夜明けのスキャット」が流れたりする。これは、「ル~ル~ルルル~♪」って歌が「ルール」にカケてあるのだ。普通は、その映像にマッチしたBGMを使うんだけど、「タモリ倶楽部」の場合は、映像にぜんぜん関係のないBGMが流れることが多い。それで、よくよく考えてみると、今回の「バ~ニラ~~~♪」みたいに、映像とBGMとがオヤジギャグになってるのだ。

そう言えば、1ヶ月くらい前の「タモリ倶楽部」でも、「DESIRE」が使われてた。その時は、井筒監督とかガダルカナルタカとかがゲストで、オリジナルの作業用ヘルメットを作るって企画だった。それで、番組の後半で、どのデザインにするか決めようってとこで、「まっさかさ~ま~に~落ちてDESIRE~♪」って流れてた。ようするに、「デザイン」と「デザイア」ってことなんだろうけど、これをそのまんま口頭でやられたら、真夏に冷房がいらないくらいの寒さになっちゃう。だけど、分かる人にだけにしか分かんない「BGMギャグ」だから、こんなにベタでも、それなりにウケちゃうのだ。ただし、この「デザイン」と「デザイア」ってのは、前にも何かの企画でデザインを考えた時にも使われてたから、リトル寒かった。やっぱ、いくらなんでも、同じネタを二度も三度もってのは、ちょっとね‥‥。

だけど、今回の「ゲラッ!ゲラッ!ゲラッ!ゲラッ!バ~ニラ~~~♪」は、すごく良かった。それから、今回は、他にも、ゴーヤーとチャンジャの炒め物のとこで、映画「荒野の七人」のテーマ音楽が流れたから、きっと「ゴーヤーの七人」なのかな?‥‥って思ったりもした。ただ、他のお料理のとこの、クラシックだとか色んな曲が流れたんだけど、あたしはクラシックはぜんぜん分かんないし、他の曲も分かんないのが多かったから、お手上げだった。でも、ものすごい「タモリ倶楽部マニア」の人だったら、全部のお料理のBGMが分かったんだろうな‥‥。で、MAXファンのあたしとしては、トラが出て来るシーンで「TORA TORA TORA」を流すなんていう使い古されたベタじゃなくて、今後、「タモリ倶楽部」で、ニラとイカの炒め物が出て来るようなシチュエーションがあれば、ぜひ、MAXの「ニライカナイ」を使って欲しい‥‥って言っても、そんなシチュエーションなんかメッタに無さそうだけど(笑)

オヤジギャグって、そのままダイレクトに言われると寒冷前線がやって来ちゃうけど、「タモリ倶楽部」のBGMみたいに、分かる人にだけ分かるようにコッソリとやってくれると、すごく楽しい気分になって来る。たくさんの人たちが同じ番組を見てるのに、使われてるBGMにオヤジギャグが隠されてるなんてことを知らずに見てる人たちもいっぱいいると思うと、なんか、選ばれた人たちだけが特別の楽しみに気づいてるみたいで、すごく嬉しくなって来る。それから、この秘密を知ってる人たちもいっぱいいるワケだから、そういう人たちのことを想像すると、今、ニポン中で、数え切れないほどの人たちが、「今の曲はどんなオヤジギャグになってんだろう?」って考えてるんだろうなって思って、変な連帯感みたいなものを感じちゃう。

コレッて、中学生の時に、深夜の2時とか3時とかに、お布団にもぐって、ヘッドホンでラジオの深夜放送を聴いてた時の感覚にも似てて、「こんな時間だけど、このラジオを聴いてる人、きっといっぱいいるんだろうな‥‥」って思ったら、どこの誰だかも分からない人たちに、妙な連帯感みたいなのを感じて、淋しかった気持ちが少し癒されたりもした。

‥‥そんなワケで、あたしは、「タモリ倶楽部」以上に、マニアックなオヤジギャグを考えてみた。今は、どこの映画館でも立派なサラウンドシステムを装備してるから、音響が左右だけじゃなくて前後にも立体的に聞こえる。それを利用したオヤジギャグなんだけど、サラウンドシステムをOFFにした状態で自主制作の映画をスタートさせて、途中で主人公が「長崎皿うどん」を食べるシーンだけ、サラウンドシステムをONにする。そして、「長崎皿うどん」を食べ終わったところで、また、サラウンドシステムをOFFにする。これで、映画館に観に来てるお客さんの7割くらいは、何も気づかないだろうし、2割くらいは、急に音が立体的になったことには気づいても、マサカ、それがオヤジギャグになってるとは気づかない。そして、1割くらいの人だけが、「皿うどん」と「サラウンド」がカケてあることに気づくってワケだ。「皿うどん」と「サラウンド」とか、「ひつまぶし」と「ひまつぶし」とかって、ずっと昔から言われてるし、今どき、口頭で言われると寒さが全開だけど、こういうタモリ倶楽部チックな方法なら、ギャグをリサイクルできると思う、地球にやさしいあたしなのであった‥‥なんて感じでシメてみた今日この頃なのだ。


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2006.07.08

DESIRE

Akina6
今日は7月7日だったので、朝の7時に起きて、確変スタート!‥‥ってワケでもないんだけど、とにかくお金が無くて、このままじゃヤバイから、駅前の北朝鮮に経済制裁を発動することにした。へなちょこテポドンのお礼もしたいし(笑)‥‥って言っても、先立つものがないから、まずは、いただいたビール券と商品券を金券ショップに売りに行って、タネ銭を作らなくちゃなんない。

あっ! 「金券ショップ」で思い出したけど、オトトイの日記に、金券ショップで買った首都高の安売り券のことを書いたら、親切な読者から、「以前の首都高速の回数券が利用できたのは去年の7月いっぱいまでで、現在は払い戻し期間ですよ」ってメールを何通もいただいた。教えてくれた皆さん、どうもありがとう。「以前の首都高の回数券が利用できたのは去年の7月いっぱいまでで」ってとこまで読んだ時には、「ええっ!? じゃあ、あたしが持ってる5枚の券は、もう使えないの!?」って思ってアセッたんだけど、その先の「現在は払い戻し期間ですよ」ってとこまで読んで、「じゃあ、1枚510円で買った券を700円で買い取ってくれるの!?」って思って大喜びした。

だけど、念のために、インターネットで調べてみたら、車に取り付けるETCとかいう機械の利用額に振り返るんなら、1枚700円だけど、現金での払い戻しだと、1枚571円なんだって‥‥。ようするに、あたしが持ってる券は、もともとは100枚綴りの回数券で、ホントなら100枚で70000円のところが、割引で57100円になってるものだから、原価での払い戻しってワケらしい。そして、道路公団がヤタラと推し進めてるETCって機械を買った人にだけは、特別に700円で換算してくれるってことみたいだ。ま、571円でも、あたしは損はしないけど、その場でお金をくれるんじゃなくて、1ヶ月後に銀行に振り込むんだって‥‥。

その場で払い戻ししてくれれば、振り込み手数料が掛かんないのに、なんでそんなことすんだろう?‥‥っていうか、たった1枚だけの人にも、振り込み手数料を払って、571円を振り込むのかな? それだったら、あたしは5枚持ってるから、嫌がらせのために、1枚ずつ5回に分けて申請してみようかな?‥‥なんて思った今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、午前中は道路が混んでるから、原チャリに乗って金券ショップに行ったんだけど、ビール券と商品券を売ったら、13000円弱になった。それで、経済制裁のタネ銭としちゃリトル心細いけど、イザとなったら「新海物語」を打てばいいやって思って、その足で北朝鮮に向かった。そしたら、ちょうど開店したばっかだったから、打ちたくて打ちたくてジンジャエールだったのに、いっつも満席で打てなかった憧れの台、「中森明菜・歌姫伝説」が、2つだけ空いてた! それで、あたしは、経済制裁のことなんか一瞬で忘れちゃって、ソッコーで片方を取ったんだけど、選んでる余裕なんかなかったから、自分に近いほうを取っただけだ。

とにかく、あたしは、この「中森明菜・歌姫伝説」を打ちたくて打ちたくて、夢にまで見ちゃったくらいだったから、何の躊躇もなく、1万円札を挿入した。それで、すぐに打ち始めたんだけど、打ち始めて1分で、想像してた何倍もワンダホーな台だってことが実感できた。何よりも、アニメの明菜ちゃんがメッチャ可愛くて、もう、言葉で説明できないくらい、あたしのツボにストライクだった。特に、「5」の「DESIRE」の明菜ちゃんは、バッグに仕舞って持って帰りたくなっちゃうほど可愛くて、もうメロメロになっちゃった。

「少女A」「十戒」「1/2の神話」「北ウイング」「DESIRE」、それぞれのアニメが、実際の衣装やヘアメークに沿って描かれてて、ホントに、たまんないほど可愛かった。たとえば、アイシャドウひとつ見ても、「北ウイング」はライトブルー、「DESIRE」はボルドーなんだけど、それも、目を閉じた時にハッキリ判るにようになってる。こういう細かい部分にまで気を使ってあると、感激しちゃう。

ずっと前に、あたしが運営してたホームページを覗いたことのある人なら、知ってると思うけど、あたしは、今から10年以上前に、あるシロートモノマネ番組に出て、明菜ちゃんの「DESIRE」を歌って、賞金をもらったことがある。もちろん、歌はぜんぜん似てなくて、「見た感じ」のモノマネだったんだけど、衣装もウイッグも本物そっくりのものをテレビ局で用意してくれたから、あとはメークで似せるだけで、ラクチンだった。いつもは、カラオケで歌ったりしてるだけだったので、ダンスはそっくりに踊れたんだけど、衣装やウイッグまでつけてモノマネをしたことはなかったから、メーク室で完成した自分を見て、あまりにも明菜チックだったから、「おおっ!」って思って、すごく感動した。

それで、その番組を見た何人かのお友達から、ヤタラと、ウイッグが似合ってたってホメられて、あたしもその気になっちゃって、それから、1年くらいかけて、髪の段をとってストレートにして、色も黒に戻して、今のヘアスタイルがスタートしたってワケだ。だから、今は、髪全体の量を少なくして、サイドのフロントを長くして、完全なストレートボブにしてるけど、最初のころは、バングスを少し長めにして内巻きにして、裾もサイドからバックまで長さをそろえて、アイロンで内巻きにしてた。今で言うと、ロリータ系の子しかしないようなヘアスタイルだった。だけど、ナゼか周りには評判が良かったから、時代とともに少しずつ変化しつつも、今や、あたしのトレードマークになっちゃってるから、35才までは変えるつもりはない。

ようするに、明菜ちゃんの「DESIRE」がなかったら、今のあたしはなかったワケで‥‥ってのは大ゲサだけど、今のあたしのヘアスタイルはなかったワケで、きっと、今だったら、落ち着いたマット系のブラウンにでもして、手間の掛からないように、ショートかミディアムのレイヤーにでもしてたとこだ。だから、明菜ちゃんが‥‥ってことじゃなくて、明菜ちゃんの「DESIRE」のヘアスタイルがなかったら‥‥ってことなんだけど、明菜ちゃんは、衣装とかヘアメークをセルフプロデュースしてたから、やっぱ、明菜ちゃんがいなかったら、今のあたしはなかったってワケだ。

‥‥そんなワケで、ずいぶんダッフンしちゃったけど、この「中森明菜・歌姫伝説」は、「ピンクレディー」とか「テレサテン」とかの台を作って来た「DAIICHI」の製品で、「ピンクレディー」にしても「テレサテン」にしても、大した台じゃなかった。ぜんぜん面白くないし、出ないし、一度打ったらオッケーって感じだった。それなのに、今回の「中森明菜・歌姫伝説」の素晴らしさは、いったいどういうワケなんだろう‥‥って思ったら、企画の段階から明菜ちゃん本人が参加してて、色んなアイデアを出したり、ダメ出しをしたりして、真心を込めて作った台だった。

それにしても、あまりにも色んな機能が満載で、とても説明しきれない。たとえば、停留ランプが8個まで増えたりする小さな機能から、画面の右端の「歌姫伝説」って書いてある赤い円柱が半回転して、玉がラッキーとアンラッキーに振り分けられる大掛かりな機能まで、マジで、数え切れないほどの新機能がついてる。停留ランプが8個まで増えるのは、「ジェイソンVSフレディ」もだけど、こっちは、大当たり中だけだ。でも、「中森明菜・歌姫伝説」は、通常時でも、4個が5個になり、5個が6個になり、どんどん増えてく。

そして、画面の前の凹んだ場所の一番奥にある穴もスタートチャッカーになってて、なかなか入らないんだけど、そこに入ると、停留ランプが明菜ちゃんの顔になって、それが解消される時は100%リーチになる。そして、その穴に入るたびに、右端にある「明菜メーター」っていう棒グラフみたいなのが点灯してって、満タンまで溜まると、一番上にちっちゃい明菜ちゃんが出て来て踊り出し、次のリーチをパワーアップしてくれる‥‥って、打ったことのない人には、ぜんぜん分かんないでしょ? 今、書いたのは、数え切れないほどある機能のうちの5%くらいだから、ぜんぶ書いても、長くなるだけで、チンプンカンプンだと思う。

だから、説明するのは明菜めて‥‥じゃなくて、あきらめて、実際の話に突入するけど、通常の画面は、野外のコンサート会場になってて、ステージの奥が巨大なスクリーンになってる。それで、「1」から「8」までと「歌」「姫」「伝説」のルーレットが回り、ルーレットが止まる前に、左から明菜ちゃんカードがクルクルと出て来て、プッシュボタンでステップアップしたりもする。あとは、突然、花火が揚がったり、観客がペンライトを振ったり、奥のスクリーンが巨大化してワインのボトルとかバラの花とかが映し出されたりと、色んな予告がある。だけど、これらのプチ予告は、ほとんど意味がなくて、ステージの床のライトが「当」の文字になったり、スクリーンに明菜ちゃんが映し出されたりする超プレミアムが出ない限り、リーチにすら発展しない。

とりあえず、リーチへの第一歩は、こんなプチ予告じゃなくて、「ジャン!」って音が鳴りながら、ライトが消えて真っ暗になってからだ。そのまま元の画面に戻ったらスカで、暗闇の中でフラッシュが焚かれたり、スポットライトが当たったりすれば、その先へ発展する。それで、そのライトの色も、白、黄色、水色ってあって、色がついてたほうが、確率が高くなるみたいだ。ポニーテールの明菜ちゃんが歌う「少女Aリーチ」とか、上からステージに明菜ちゃんが降りて来る「十戒リーチ」とか、数字が明菜ちゃんのまわりをグルグル回る「1/2の神話リーチ」とか、「数字がフワフワと上に上って行って、ビルの屋上みたいなとこに行く「北ウイングリーチ」とか、すんごく可愛い明菜ちゃんが歌いながらステップアップしてく「DESIREリーチ」とか、とにかく、確率うんぬん言う以前に、どれもが、たまんないほど可愛い。特に、「DESIREリーチ」は、もう芸術だし、芸術は爆発だ!(笑)

で、こんなにベタボメしてんだけど、笛吹けど踊らず‥‥じゃなくて、リーチは掛かれど当たらず‥‥ってワケで、あたしの挿入した1万円の残金ランプは、ついに「50」、つまり、残り5000円になっちゃった。それなのに、あんまり回ってなくて、5000円も使ったのに、85回くらいしか回ってなかった。「海」だったら、5000円もあれば、楽勝で120回以上は回せるから、あまりにも燃費が悪い。まるで、60年代のアメ車並だ。それで、ここで、ふと手を止めて考えてみたんだけど、あまりにも楽しくて、停留ランプが満タンになっても、打ちっぱなしにしてたっぽい‥‥っていうか、そろそろ「海」に行って勝っとかないと、残金的にも時間的にもヤバイことになる‥‥って思ったんだけど、明菜ちゃんがあまりにも可愛いのと、この台があまりにも楽しいから、あたしは、「あと1000円だけ」「あと1000円だけ」って思いながら、結局、残金ランプが「20」、つまり、8000円も突っ込んじゃった。

これで、お財布のお金をプラスしても、残金は5000円てワケで、サスガのあたしも、5000円はないと「海」でも勝てないから、今ある玉が無くなったら、この台を明菜める‥‥って、コレはさっきやったよね?(笑)‥‥なんて思ってたら、あとちょっとで玉が無くなるってとこで、「北ウイングリーチ」が掛かった。それも、確変の「1」で! その上、チビ明菜の大群が画面を横切ったので、あたしの期待はアップした! それで、今までに何度か掛かった「北ウイングリーチ」と同じに、最後の最後で揃わなかった‥‥と思ったら、ジャンボジェットが飛んで来て、真ん中の数字をクルクルと回転させてくれて、先へと発展して、ミゴトに「1」が揃った!

今まで、色んな種類の台で、数え切れないほど確変を引いて来て、もう、神経がマヒしちゃってて、大した感動も無かったんだけど、これは久しぶりに大感動だった。それで、「大当たり」の文字が出て、初めての大当たりラウンドがスタートしたんだけど、ナナナナナント! 大きな矢印が上を指して、上へ打てって言ってる。それで、良く見たら、一番下のガバッと開くとこは閉まったままで、その代わりに、画面の上のとこが開いてた。2ラウンド目も「上」で、3ラウンド目からは「下」になって、あとはずっと「下」、最後の15ラウンド目が「上」だった。それで、この矢印が出る前に、小さい矢印がいくつもゴチャゴチャと動いて、そのあとに大きな矢印が「上」か「下」かを指すから、ランダムなんだと思う。でも、先に結果を言っちゃうと、ぜんぶで7回大当たりしたんだけど、その7回がすべて、1、2、15ラウンドが「上」で、残りが「下」だった。だから、イマイチ、良く分かんない。

それで、ぜんぶで7回大当たりしたって言っても、結果としては、最悪だった。最初の確変のあとはノーマルで、その時短はスカ。それで、そのあと、1箱を丸々突っ込んで、ようやく確変を引いたんだけど、今度もノーマルで時短がスカで、今度は、1箱半も突っ込んで、やっとのことでノーマル当たり。そのあとも、1箱突っ込んでノーマルの繰り返しで、結局、台の上のデータランプには、「確変2回、大当たり7回」って点灯してんのに、手元の玉はと言えば、イスの後ろに3箱と、目の前に半分以下‥‥。

ここで時間切れで、ジンジャエールだから両替したんだけど、17500円にしかならなかった。だから、負けじゃないけど、大声で「勝ったぁ~!」とも言えないんだけど、とにかく、いくらかお金を払ってもいいくらい、ものすごく楽しめたから、考えようによっちゃ、すごく得したことになる。ゲーセンでこれだけ遊んだら、きっと、3000円とか4000円とか使ってたかも知れないから、それほど楽しいゲームをタダでやった上に、1万円近くもらえたってことで、良しとするしかない。

‥‥そんなワケで、あたしの右隣りの人も、やっとのことで確変を引いたのに、次がノーマルで、時短もスカで、その上、そこからハマッたみたいで、出した2箱を飲まれた上に、新たにお金を突っ込んでた。帰りに全員を見たんだけど、5箱くらい積んでる人は2人だけで、あとは1箱とか2箱がパラパラって感じだったから、あたしが打った感じと、他の人たちの様子から推測すると、連チャンしにくい台って感じがする。だから、こんなに書いといて申し訳ないんだけど、ハマリとかのCR機の波を読めない人は、よほどラッキーじゃない限りは勝てないから、お金を儲けるつもりで打つんなら、やめたほうがいいと思う。どんな感じなのか試しに3000円だけ打ってみる、とか、他の台で3万円勝ったから「中森明菜」で1万円だけ遊んでみる、とか、そんな感じで打たないと、魅力的な明菜ちゃんのエジキになっちゃうかも知れない。

たとえば、画面の右端に、「歌姫伝説」って書いてある赤い円柱があるんだけど、「歌姫チャンス」になると、これが半回転して裏側が現れる。そうすると、透明になってて、中にラッキーとアンラッキーとに振り分けられるシーソーみたいなのを持った明菜ちゃんのフィギアが入ってる。それで、玉がどっちに落ちたかによって決まるんだけど、それが、たいていは「残念」と「歌姫モード」なんだけど、たまに、「スーパー歌姫モード」ってのが現れる。それで、「歌姫モード」に玉が入ると、野球場みたいな野外ステージに切り替わって、大当たりの確率がアップする。そして、「スーパー歌姫モード」になると、天国みたいな感じの真っ白なステージになって、さらに大当たりの確率がアップして、「激アツ」になる‥‥って、台の横にある説明書に書いてあった。

それで、あたしは、「歌姫モード」には3回なったんだけど、一度も当たらなかった。だけど、最後のノーマルの時短が終わってから、上皿のぶんだけ打ってる時に、初めて、「スーパー歌姫モード」に突入した。それで、説明書には「激アツ」って書いてあるし、とにかくメチャクチャ回してて、ようやく初めて突入した「スーパー歌姫モード」だから、「こりゃあ絶対に来るな!」って思って打ち続けてたんだけど、リーチはヒンパンに掛かるし、それなりに発展するものの、最後の最後でダメってパターンが続いた挙句に、通常モードに戻っちゃった。もちろん、このモード中は、確変中や時短中みたいにチャッカーのチューリップはパカパカしないから、玉はどんどん減り続ける。これで、ずいぶん玉を減らしちゃった。それでも、あたしが、粘りに粘って打ち続けたのは、5連チャンすると、大当たり画面で、新曲「GAME」のPVが流れる‥‥ってことだったから、それがどうしても観たかったのだ。だけど、7回も当たったのに、連チャンじゃないから観られなかった。

‥‥そんなワケで、あたしは、長年パチンコをやってるけど、自宅にも欲しいと思った台は、この「中森明菜・歌姫伝説」が初めてだ。もちろん、そんなことはムリだけど、もしも、プレステのソフトで売り出されたら、絶対に買っちゃうと思う。何度も何度も書いて申し訳ないんだけど、とにかく、登場する明菜ちゃんがホントに可愛くて、あまりにもあたしのツボすぎちゃって、マジで、もうメロメロ‥‥って、これだけ書いたら、どんなのか見てみたくなるのが人情だと思うので、「中森明菜・歌姫伝説」のオフィシャルサイトと、ついでに、懐かしい「ザ・ベストテン」で「DESIRE」を熱唱する明菜ちゃんを紹介しちゃおうと思う今日この頃なのだ。


 ★中森明菜・歌姫伝説★

 ★DESIRE★


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2006.07.06

テポドン音頭♪

Tepodon4_1
スネークマンショーでオナジミの桑原茂一さんの「テポドン音頭」が視聴できます♪

 ★テポドン音頭★


※ 上記の図は、ヘンリー・オーツさまのご厚意により、お借りしております。

 ★ヘンリー・オーツの独り言★

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小野小町とカツオの煮物

相変わらずお金が無くて、ギリギリガールズのあたしだけど、それでも、無い無いとは言いながら、とりあえずは、2000円とか3000円とかは、いつでもお財布に入ってた。それくらいは持ってないと、出先で有料パーキングを使う時とか、何かあった時に困るからだ。首都高速を使う時には、金券ショップで買ってる安売り券を使ってるし、それ以外の高速は、ポイントのためにクレジットカードを使ってるんだけど、有料パーキングだけは現金しか使えないからだ。だから、どんなにお金が無いって言っても、多少は持ってたんだけど、今月に入ってからは、マジでお金が無くなって来て、ついに、全財産が500円を切った。だけど、お金は無くても、先月の終わりから今月にかけて、素晴らしいものが次々に届いて、あたしのお家はパラダイス状態になったのだ。

 

まず初めに、俳句仲間の人から、本場の「カツオのタタキ」が届いたんだけど、それも、普通の「カツオのタタキ」と「カツオのトロのお刺身」のセットで、それぞれが真空パックの冷凍になってて、食べたい時に解凍すればいい、すごく便利なものだった。それが、1本ずつとかじゃなくて、「タタキ」が3本、「お刺身」が2本、大きな冷凍パックで届いた。そして、その次の日には、やっぱり俳句仲間の人から、巨大な「焼酎」が届いた。それから、お仕事関係の人から「ビール券」が届いて、次の日には「焼酎」を送ってくれた人から、別便で「ぶどう」が届いた。さらに、去年、結婚式のヘアメークを担当したご夫婦から「商品券」が届き、そのあと、俳句仲間から、自家栽培の「お野菜セット」が届いた。これがまたワンダホーで、ジャガイモだけでも「男爵」「メークイン」「北あかり」の3種類が入ってて、他にも、タマネギ、ナス、キュウリ、エダマメ、インゲン、アスパラ、ピーマン、シシトウ、ニンニク、ニラ、プチトマト、アオジソが入ってて、何も食べるものがなかった我が家は、アッと言う間にパラダイスになった今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?

 

 

‥‥そんなワケで、あたしは、小さいきっこたちと、「魚ダンス」を踊ってお祝いをしてから、さっそく、カツオを食べることにした。それで、タタキとお刺身を1本ずつ、説明書の通りに流水解凍しながら、タマネギのスライスをたっぷりと作り、ニンニクのスライスも作り、お刺身用にアオジソの葉っぱも洗った。それで、大きなお皿2枚に盛りつけたんだけど、とにかく、ものすごい量だった。タタキかお刺身か、どっちかにすれば良かったんだけど、母さんに両方を食べさせてあげたかったから、両方を解凍しちゃった。

 

それで、ラップをして、車で母さんのとこに運んで、一緒に食べたんだけど、これがまた、美味しいの美味しくないのって、「どっちなんだい!」って上腕二頭筋に聞きたくなっちゃうほどの美味しさで、母さんもあたしも、ご飯もお酒も何もなしで、カツオだけをパクパクと食べ続けた。だけど、とにかく、量が多かった。カツオのタタキ1本が、約500グラムもあって、だいたい4人前くらいで、トロのお刺身のほうは、ひとまわり小さいんだけど、それでも400グラムくらいはあって、とても2人で食べきれる量じゃなかった。だから、今日はカツオのタタキ、明日はカツオのトロのお刺身って感じで、2日に分ければ良かったんだけど、ここんとこ、ずっと質素な食生活だったから、その反動で、ゼイタクをしたくなっちゃったのだ。

 

それでも、本場の土佐の1級品だし、ちゃんと藁(わら)で焼いた本物のタタキだし、お刺身も死ぬほど美味しいし、ワサビ醤油につけたお刺身をアオジソで巻いて食べてもバツグンに美味しいし、全体の8割くらい、信じられないほどの量を食べて、お腹がパンパンになった。何しろ、カツオを2割とご飯を8割で満腹になったんじゃなくて、カツオ10割での満腹だから、ゼイタクなこと、この上ない。

 

で、カツオのタタキとお刺身が、4切れずつくらい残っちゃって、どうしても食べられなかったから、持って帰って来て、煮物にすることにした。何しろ、お野菜がマウンテンだから、何でも作れるのだ。それで、あたしは、ジャガイモとタマネギとインゲンを使って、肉ジャガの肉の代わりにカツオを入れたものを作ることにした。ジャガイモは、丸ごと使える小さなものを10個ほど選び、タマネギ1個とインゲン10本ほど。これを煮て、8割ほど火が通ったとこで、カツオダシとお醤油とタカノツメを入れて、それから、カツオのタタキとお刺身を入れて、最後にお酒を入れた。それで、お酒のオツマミにするために、ちょっと濃いめの味つけにした。それで、お腹がパンパンなので、タッパーに入れて冷蔵庫に仕舞って、次の日の楽しみにした。。

 

せっかくのカツオを煮ちゃうなんて‥‥って思うかも知れないけど、世界三大美女のうちの1人、小野小町は、カツオの煮物が大好物だったから、世田谷三大美女のうちの1人のあたしも、カツオの煮物を食べるのだ。でも、この世界三大美女って、ニポン用のもので、ホントは、「クレオパトラ」と「楊貴妃」と、あとは、ギリシャ神話に出て来る「ヘレネ」っていう美女なんだよね。だけど、クレオパトラと楊貴妃が実在の人物なのに対して、ヘレネは神話の登場人物だから、それぞれの国で、このヘレネの部分を自分の国の女性に代えて、「世界三大美女」って言ってるだけなのだ。たとえば、フランスだったら、「クレオパトラ」と「楊貴妃」と「マリー・アントワネット」が、「世界三大美女」ってことになってる。

 

そりゃそうだよね。いくらなんでも、クレオパトラと楊貴妃は世界的に有名なのに、それに対して小野小町っていうのは、レベルが違いすぎる。世界三大珍味は、「キャビア」と「トリュフ」と「フォアグラ」だけど、ここに小野小町を入れちゃうと、「キャビア」と「トリュフ」と「ツナピコ」って感じになる。ちなみに、あたしは、ツナピコが大好きで、中身はおんなじなのに、なんとなく銀色のよりも金色のほうが美味しく感じる。さらに、ちなみに、あたしがツナピコをオツマミにして飲んでる時には、銀色と金色の包み紙を1枚1枚ていねいに指で伸ばして、1ヶ所に積み重ねてる。だけど、それで、ツルを折ったりはできないし、やろうとも思わない。

 

‥‥そんなワケで、小野小町が、いくら絶世の美女だって言っても、それはニポンの中だけの話だし、時代背景だって現代とは違うから、今、小野小町がいたとしたら、ぜんぜんモテないかも知れない。だって、小野小町は平安時代なんだから、今とはぜんぜん美人の基準が違ってたからだ。昔のニポンの美人の条件は、一重で切れ長の目とか、鼻筋は通ってても低くて小さな鼻とか、今とは反対だった。今は、二重の大きな目や、高い鼻が好まれるけど、現代のニポンで美女って呼ばれてる女性が、もしも平安時代にタイムスリップしたら、絶対に「醜女」って言われちゃうと思う。

 

ちなみに、クレオパトラは何人もいて、世界三大美女に挙げられてるのは、その中でも一番有名な「クレオパトラ七世」のことだ。好物はイチジクで、39才で自殺しちゃう。楊貴妃の好物はライチで、38才で処刑されちゃう。だから、この2人に共通してるのは、美しさや数々の男性をトリコにしたことは当然として、その他に、果物が好物だってことと、若くして亡くなってるってことだ。それに比べて、小野小町の場合は、好物はカツオの煮物だし、すごく長生きしてる。実在の人物だったことは確かなんだけど、出生地、出生年、没年など、ハッキリしたことは分かってなくて、全国に色んな説がある。小野小町のお墓も、全国のあちこちにあって、中には、100才で亡くなったなんて書いてあるお墓もある。ま、それはデタラメだとしても、複数の文献を総合すると、少なくとも80才までは生きてたみたいだから、クレオパトラや楊貴妃とはぜんぜん違う。

 

だけど、ものすごいフェロモンを振りまいて、たくさんの男性を夢中にさせてたって部分に関しては、クレオパトラや楊貴妃にも負けず劣らずの小野小町だった。有名な話だと、室町時代の猿楽師、観阿弥(かんあみ)が書いた、「通小町(かよいこまち)」っていう「能」の演目がある。これは、連日、たくさんの男性に言い寄られてた小野小町が、その中の1人の深草少将(ふかくさしょうじょう)に、「あたしのとこに100日通ってくれたら、あなたと付き合ってあげるわ」って言った話だ。それで、深草少将は、雨の日も風の日も雪の日も、来る日も来る日もラブレターを書いて、小野小町のとこに届けに通ったんだけど、あと1日で夢が叶うっていう99日目に、雪の中で倒れて、そのまま凍死しちゃった。だけど、小野小町のほうも、深草少将のことをもてあそんでたワケじゃなくて、好きだったから、この死を嘆き哀しみ、今までもらった99通のラブレターを燃やして、深草少将のことを弔ったのだ。

 

ちなみに、深草少将ってのは、正式な名前じゃなくて、京都伏見区の深草って場所に住んでた少将ってことで、実際に誰だったのかってことは、いくつかの説があるんだけど、出家して遍照(へんじょう)になった良峰宗貞(よしみねのむねさだ)だっていう説が、一番有力だ。ついでに書いとくと、「小野小町」ってのも正式な名前じゃなくて、「小野家の美女」っていう意味のニックネームで、アルトゥール・アントゥネス・コインブラ監督のことを「ジーコ(やせっぽち)監督」って呼ぶようなもんだ。つまり、「ジーコ・ジャパン」てのは、「やせっぽち日本」て意味で、見るからに弱そうな名前だったってワケだ。

 

で、話はクルリンパと戻って、深草少将だけど、それにしても、小野小町はこんなに大変なことをさせといて、死んでから嘆き悲しむくらいなら、なんで、こんなにもったいぶったことをしたの? もっと早く付き合ってあげれば良かったのに‥‥なんて思うのは、出会ったその日にラブホに行っちゃうような、味もソッケもない現代の女の子の感覚で、命がけで恋愛ゲームを楽しんでた平安時代には、この話みたいに、わざとじらしたりして、お互いの気持ちが燃え上がって行く過程を大切にしていたのだ。男性は、毎日毎日、何キロも離れた女性の家まで歩いてラブレターを届けに行き、そっとポストに入れて、また、何キロも歩いて帰って来る。女性は、そのラブレターを読みながら、その男性への思いを募らせる。そして、100日が過ぎたところで、やっと結ばれる。これが、平安時代の恋愛ゲームなのだ。現代のカップルで、10キロ離れた彼女の家まで、毎日歩いてラブレターを届け、何もしないで帰って来るってことを100日間続けられる男性が、果たして、どれくらいいるだろうか?

 

‥‥そんなワケで、これは、数々ある小野小町の恋愛話のひとつなんだけど、小野小町のスゴイとこは、数多くの恋愛が、すべて、「思い」だけで終わってて、セックスまで行ったものがひとつもないのだ。そのために、小野小町には、「穴なし伝説」ってのがある。ようするに、小野小町には女性器が無かったんじゃないのか?‥‥っていうトンデモナイ説なんだけど、たくさんの男性から言い寄られながら、生涯、誰とも交わらなかった小野小町だから、こんな説が出るのも宇奈月温泉だ。で、お裁縫に使う針には、みんな糸を通す穴があるけど、「まち針」だけは穴が無い。それで、この「まち針」ってのは、「小町針」がなまったものだって説までが出て来ちゃった。

 

他にも、昔の硬貨はみんな穴が開いてるんだけど、何千枚、何万枚に1枚とかって割合で、穴の部分がふさがっちゃってるエラー硬貨がある。こういうのは、古銭コレクターの間では、とても高く取り引きされるらしいんだけど、これを「小町銭」って呼ぶそうだ。これは、「まち針」みたいなマユツバっぽい話じゃなくて、ちゃんと「小野小町には穴なし伝説があるから、穴のない古銭を小町銭って呼ぶ」ってことでつけられた呼び名なのだ。

 

それにしても、ぜんぜんモテなかった女性ならともかく、モテモテだった小野小町が、生涯、誰ともセックスしなかったなんて、あたしには、どうも信じられない。だって、平安時代と言えば、恋愛に関してはものすごく自由で、一夫多妻も当たり前だったし、結婚しても、相手に対する愛情がなくなったり、別の人を好きになったら、ソッコーで離婚して、また別の相手と結婚してって感じで、生涯に何度も結婚をするのが普通の時代だったのだ。だから、そんな時代に生きていた、引く手あまたの絶世の美女が、誰ともセックスをしなかったなんて、どうも怪しい。だけど、小野小町の伝説は、ほとんどが、ずっとあとにテキトーに作られたものが多いから、何を信じていいのか分からないことも事実だ。実際には、小野小町が詠んだ歌が残っているだけで、後世の人たちが、その歌から受けたイメージや、六歌仙の中の唯一の女性ってことなどから、「きっと絶世の美女だったに違いない」って想像したのかも知れない。たとえば、小倉百人一首のすごく有名な次の歌。

 

 

 花の色は移りにけりないたずらにわが身世にふるながめせしまに  小町

 

 

この歌の意味は、「長雨が降りつづく間に、桜の花の色は褪せてしまった。虚しく人生を過ごし、もの思いにふけっている間に、私の容姿もすっかり衰えてしまった」って意味に解釈されてる。つまり、この歌の「虚しく人生を過ごし、もの思いにふけっている間に」って部分を「どんなにたくさんの男が言い寄って来ても、相手にしなかった」って解釈して、「私の容姿もすっかり衰えてしまった」って部分を「昔は絶世の美女だった」って解釈すれば、伝説通りの小野小町像が見えて来る。

 

でも、残されてる歌だけから、ホントの小野小町像を推測するのは、なかなか大変なことだ。たとえば、「小野小町集」には、100以上の歌が収められてるけど、専門家によると、後世に編集されたこの歌集には、色んな人の歌が混在してて、確実に小野小町の作だと言える歌は、たった18首しかないって言われてる。歌しか手がかりがないってのに、その歌もこんなアリサマじゃあ、サスガの迷探偵キッコナンも、お手上げのままゴールテープを切ることになっちゃうホノルルマラソン状態だ。

 

何しろ、小野小町に関しては、あまりにも色んなことが言われてて、どれもそれなりに納得できちゃうから、始末におえないのだ。たとえば、小倉百人一首の小野小町の絵は、後ろを向いてる。それが何でかっていうと、「ホントの小野小町は、世間で騒がれてるほどの美女じゃなかったから、顔を描くとイメージダウンになっちゃうので、後ろ向きの絵にした」とか、「あまりに美しい小野小町の顔を描くと、女性たちが嫉妬しちゃって、百人一首を買わなくなるから、後ろ向きの絵にした」とか、他にも色んな説がある。そして、どの説も、そうだって言われれば、そんな気がして来ちゃう。

 

だけど、これらの説を一蹴する、もっと強力な説もある。それは、小野小町が生きていた9世紀は、まだ遣唐使の廃止前だったから、唐(中国)の影響が強い時代だった。だから、当時の貴族の女性たちは、百人一首に描かれているような十二単(じゅうにひとえ)なんか着てなくて、それまでの奈良時代と同様に、もっと唐の影響を受けた天女みたいな衣装を着てたハズだ‥‥って説だ。そうなると、顔がどうこう言う以前に、着てるものからして違って来るワケで、百人一首の絵から小野小町像を推測すること自体に、信憑性がなくなるってワケだ。着てたものすら分かんないのに、ホントの小野小町が美女だったのかどうかなんて、分かるワケがない。だから、小野小町に関しては、あれこれと詮索せずに、絶世の美女だったってことを信じて、色んな伝説の中から、それぞれが好みのものを信じて楽しめばいいと思う。

 

‥‥そんなワケで、能の演目で、「卒塔婆(そとば)小町」ってのがあるんだけど、これも、「通小町」と同じ観阿弥の作品だ。どんな話なのかって言うと、卒塔婆に腰掛けてる乞食の老婆を見かけたお坊さんが、「そんなとこに腰掛けるとバチが当たりますよ」って、老婆を叱るとこから始まる。だけど、その老婆は、お坊さんに逆らって、色々と難しい仏教の道を説いて、ついにはお坊さんを言い負かしちゃう。それで、感心したお坊さんが、その老婆に名前を訪ねると、小野小町の成れの果てだってことが分かる。そして、小野小町は、美しくてみんなからチヤホヤされてた昔のことを語り出して、しまいには、今の落ちぶれ具合を嘆き出して、半狂乱みたいになっちゃう。実は、これが、かつて、100日間の「通小町」をさせて死なせちゃった深草少将の霊がとり憑いてのことなんだけど、それから、そのお坊さんに物乞いをして、烏帽子だの長絹だのを身にまとって、深草少将に成りきり、「通小町」のマネを始める。だけど、最後には、ようやく正気に戻って、仏道に入ることを願う‥‥ってストーリーだ。

 

これは、もちろん、能の演目として書かれた作り話で、もともとは、ある若者が野原でうたた寝をしてたら、夢の中に小野小町が現れて、「吹きむすぶ風はむかしの秋ながらありしにもあらぬ袖の露かな」って歌って、若いころは男性たちからモテモテだったって伝えたので、ハッと目を覚ましたら、その若者が寝てた場所が、小野小町が野たれ死んだ場所で、小野小町の卒塔婆があった‥‥って話がモトになってる。だけど、このモトの話にしたって、あまりにも非現実的で、作り話っぽい。

 

そして、この「卒塔婆小町」を現代風に書き直したのが三島由紀夫なんだけど、三島作品では、舞台は夜の公園で、乞食の老婆とお坊さんが、99才の乞食の老婆と酔っ払いの詩人て設定になってる。それで、乞食の老婆が、タバコの吸殻を拾ってるとこに、酔っ払いの詩人が現れて、なんだかんだとストーリーが展開してくんだけど、小野小町の成れの果ての老婆が、若いころの小町を演じて、詩人が深草少将を演じて、2人でワルツを踊るシーンがある。もちろん、2人の姿はそのままだから、あくまでも見た目は、醜い老婆と酔っ払いの詩人であって、気持ちの上での若いころの小町と、気持ちの上での深草少将ってワケなんだけど、「通小町」では、結ばれることのなかった2人が、時空を超えた現代に蘇って、ワルツを踊るってイメージだ。だから、それは、とてつもなく美しい世界だ。

 

 

「小町の美は、まつたく主観的な美であつて、客観的な美ではない。老婆はそのまゝで美しく見えて来なければならない。すべての幻影のめざましい変化は、詩人の主観をとほして表現されなければならない。」

 

 

これは、この作品に関する三島由紀夫の言葉なんだけど、ようするに、「小野小町の美しさは普遍である」ってことを言ってるんだと思う。つまり、若いころの外見の美しさなら、誰が見ても「美しい」って分るけど、それは単なる姿形だけの客観的な美しさであって、本質的な美しさじゃない。だけど、小野小町の美しさは、小野小町を愛する者が、小野小町を美しいと思い込む主観的な美しさだから、たとえ外見が老婆になろうとも、美しく感じる者には、いつまでも普遍の美しさを感じさせる‥‥ってことで、老婆とワルツを踊る詩人の目を通して見れば、美しい姿に見える‥‥ってことだ。

 

これは、なかなか、的を射た解釈だと思う。だって、ホントに美女だったかどうかも分らなくて、死んだあとにあれこれと話が作られて、後世の人たちが勝手に「絶世の美女」に祭り上げちゃったかも知れない小野小町なんだから、もしかして、美女じゃなかった場合には、数え切れないほどの人たちが、ガクッとしちゃう。だけど、三島由紀夫の捉え方なら、たとえ客観的な美女じゃなかったとしても、主観的な美女ってことになるから、小野小町が美女だったって信じてる人たちは、それぞれが理想とする美しい小野小町像を想像して、そのイメージを信じればいいってことになる。なんてワンダホーで都合のいい考え方なんだ。サスガ、三島由紀夫だ(笑)

 

‥‥そんなワケで、あたし的には、小野小町よりも、ダンゼン、クレオパトラのほうが理想なんだけど、そのクレオパトラにしたって、ホントは大して美女じゃなかった‥‥って言うか、つまり、現代の美女とは違ってたみたいだ。ちょっと前に、テレビで、クレオパトラの特番をやってたんだけど、その中で、クレオパトラの顔をコンピューターで再現して、立体映像みたくして紹介してたんだけど、それを見たら、なんか、ベッド・ミドラーみたいな顔で、ぜんぜん美女じゃなかった。その上、あの美しいストレートの黒髪も、実はウイッグで、ホントは天然パーマのヘンテコなヘアスタイルだった‥‥なんて聞かされちゃったから、あたしは、アララララララ~ッて感じになっちゃった。だから、科学が進んで、何千年も前のことが分るのはスゴイことだと思うけど、三島由紀夫みたいな感覚を持ってない人にとっては、知りたくないこともあると思った今日この頃なのだ。

 

 

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2006.07.05

インディアナポリスでサバイバル

タララタラタラタラタラタラッタ~~タタ~~タタ~~♪‥‥ってなワケで、今日は、オトトイのアメリカGPについて書く日なので、あたしも小さいきっこたちもノリノリで、頭の中には、F1のテーマ曲、Tスクエアの「TRUTH」が流れてるんだけど、文字で「タララタラタラ」って書いただけだと、あたしは「TRUTH」のつもりでも、読むほうの人には、「うさぎのダンス」だと思われそうな気がする。だけど、「うさぎのダンス」の場合は、「タララタラタラ」じゃなくて、「タラッタラッタラッタ」だし、「タラッタラッタラッタ」って書いてあれば、説明がなくても、誰でも「うさぎのダンス」だと分かると思う。それから、「ピ~ヒャラピ~ヒャラパッパパラパ~」って書いてあれば、説明がなくても、誰でも、ちびまる子ちゃんの「踊るポンポコリン」だって分かると思う。

それなのに、ああそれなのに、それなのに‥‥って、すごく久しぶりに、五七五の俳句調で嘆いてみたんだけど、答えは意外と簡単に分かった。それは、「うさぎのダンス」にしても、「踊るポンポコリン」にしても、「タラッタラッタラッタ」だとか「ピ~ヒャラピ~ヒャラ」だとかは歌詞だから、歌詞カードにもちゃんと書いてあるし、誰でもこの通りに歌うワケだ。だけど、Tスクエアの「TRUTH」の場合は、歌がないインストゥルメンタルだから、当然、「タララタラタラ」なんて歌詞はなく、楽器で演奏してる音をあたしが勝手に文字にしてるだけだから、「TRUTH」だって理解してもらえる確率は、安めぐみにしつこく付きまとってる島田紳助の人間性と同じく、極めて低い。

それは、10人に「TRUTH」を文字で書かせてみた場合に、「チャララチャラチャラ」って書く人もいれば、「ジャジャラジャラジャラ」って書く人もいれば、色んな書き方の人がいると思うからだ。だから、これからは、あたしの「タララタラタラ」に統一してもらうために、Tスクエアでリード楽器のウインドシンセサイザーを吹いてる伊東たけしさんに、タマには楽器を置いて、口で「タララタラタラタラタラタラッタ~~タタ~~タタ~~♪」って歌って欲しいと思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、いつもよりも日記が長くなるハズのF1の日だってのに、どうでもいいことだけでマクラの部分が終わっちゃったので、この先が思いやられたりしつつも、その時の気分によって、書いたり書かなかったりしてるスターティンググリッドだけど、今回は、久々のフェラーリのポールやら、バリチェロの4番グリッドやら、嬉ことが多いので、記念に書くことにした。


1.シューマッハ兄(イクラ)
2.マッサ(イクラ)
3.フィジケラ(ウニ)
4.バリチェロ(シャコ)
5.アロンソ(ウニ)
6.ヴィルヌーヴ(イカ)
7.バトン(シャコ)
8.シューマッハ弟(エビ)
9.ライコネン(白魚)
10.ハイドフェルド(イカ)
11.モントーヤ(白魚)
12.ウェバー(アナゴ)
13.スピード(中トロ)
14.アルバース(トビッ子)
15.モンテイロ(トビッ子)
16.クリエン(タコ)
17.クルサード(タコ)
18.佐藤琢磨(ガリ)
19.モンタニー(ガリ)
20.リウッツィ(中トロ)
21.ロズベルグ(アナゴ)
22.トゥルーリ(エビ)


で、「また回転寿司かよ!?」ってツッコミもありそうなんだけど、なんか、これ、気に入っちゃったので、しばらくはお寿司で行こうかと思う。念のために書いとくと、フェラーリが「イクラ」、ルノーが「ウニ」、ホンダが「シャコ」、ザウバーが「イカ」、トヨタが「エビ」、マクラーレンが「白魚」、ウィリアムズが「アナゴ」、トロロッソが「中トロ」、ミッドランドが「トビッ子」、レッドブルが「タコ」、スーパーアグリが「ガリ」ってことで、どうしてこんなことになってんだか理解できない人は、先週のカナダGPの日記に詳しく書いてあるので、そちらを読んでちゃぶだい。

‥‥そんなワケで、F1界のディカプリオ、ロズベルグは、予選での燃料の計量をシカトしちゃったために、せっかくのタイムを抹消されちゃって、最後尾へ。そして、トゥルーリは、予選でサスペンションにトラブルが出たために、ピットスタートってワケで、その後ろへ‥‥ってことなんだけど、FIAの傍若無人な対応のセイで、ミシュランタイヤを履いてる全チームがレースをボイコットしちゃった去年のアメリカGPのことを思えば、どんな順番だろうと、全チームがきちんと参戦してくれるだけでも、タイガー、タイガー、アリガタイガー!‥‥って、これまた懐かしい。ちなみに、あまりのヒドサに観客たちが怒り狂った去年のアメリカGPのことは、2005年6月19日の日記、「石橋を叩き忘れたミシュラン」に書いてある。

過去ログなんか読んでられっか!‥‥って人のために、簡単に説明しとくと、アメリカGPが行なわれる「インディアナポリス・モータースピードウェイ」は、いつもは、インディ500みたいな、楕円形のコースをグルグルと回るだけのレースが行なわれるため、コーナーがバンクになってる。それで、F1の場合は、この楕円形のコースだけじゃなくて、この内側に作られたF1用のコースも使うんだけど、平らなコースを走るように設計されてるF1のマシンにとって、このバンクのあるコーナーは、計算外の負荷が掛かる。特に、タイヤには、ものすごい付加が掛かるため、去年のレースでは、耐久性の低いミシュランタイヤを履いてるトヨタのシューマッハ弟が、フリー走行でタイヤがバーストして、大クラッシュしちゃった。そして、シューマッハ弟の代わりに走ったゾンタまでもが、激しいクラッシュ。それで、去年は、タイヤ交換も許されてなかったから、このままじゃ危なくて走れないってワケで、ミシュランを履いてる7チームが、FIAの無責任な対応にブチギレちゃって、みんなそろってレースをボイコットしちゃったってワケだ。結局、ブリジストンを履いてる3チームの6台だけしか決勝を走らず、観客から大ブーイングが巻き起こるF1史上、最低最悪のレースになっちゃったのだ。

だから、全チームが走ってくれるだけでもアリガタイガーなんだけど、やっとこさ2006年のアメリカGPがスタートしたと思ったのもトコノマ、1コーナーで、モントーヤ(白魚)がライコネン(白魚)に激しくオカマを掘るっていう仲間同士のクラッシュが、周り中を巻き込んじゃって、ハイドフェルド(イカ)、ウェバー(アナゴ)、クリエン(タコ)、スピード(中トロ)、モンタニー(ガリ)の合計7台が、ダンゴ状態の大クラッシュ! まるで、アメリカのカーチェイス物のバカ映画を観てるようなハレホレクラッシュで、特にすごかったのは、クルクルとキリモミ回転をしながら空を飛んでったハイドフェルドだった。ハイドフェルドは、あとから、「いきなり空輸されちゃって、いったい何が起こったのか分からなかったよ。ケガがなかったから良かったけど、リタイアは残念だよ」って言ってる。

それで、ハイドフェルドのマシンだけじゃなく、他のマシンもみんなメチャクチャで、コースの周りはスクラップの山になっちゃった。あ~もったいない! こんなことなら、あたしに1台くれれば良かったのに‥‥。で、当然、ソッコーでセーフティーカーが導入されたんだけど、それにしても、1周もしないうちに7台もリタイアだなんて‥‥って思ってたら、バトン(シャコ)のマシンもダメージを受けてたみたいで、「シャコ」だけに、ガレージに入っちゃったから、これで復帰できなかったら、8台がリタイアだ。

‥‥そんなワケで、あまりにも多くのマシンが巻き込まれちゃってたから、ぜんぶを片付けてレースが再開されるまでに、7周も掛かっちゃった。それで、やっとのことでレースが再開されたと思ったのもオチャノマ、またまたおんなじ1コーナーで、今度は、インを狙うモンテイロ(トビッ子)の、さらにインにタクマ(ガリ)がムリヤリに突っ込んで行って、ブレーキングが間に合わなかったかロックしちゃったかで、接触して、2台ともリタイア。どう見ても、タクマのミスだった。


「オープニングラップでの大きなクラッシュには、幸いにも巻き込まれなかったのに、レースがリスタートして、さあ、これからだ!って時に、タクマの非常識な行動で台無しにされたよ。僕のマシンはすごく調子良く走ってたのに、彼は異常にブレーキを遅らせて、まるでカミカゼのように、ホイールをロックさせて僕のマシンのサイドポッドに突っ込んで来たんだよ。その上、リタイア後も、彼は謝りに来ない。それで、僕のほうから話をしに行ったんだけど、彼は、『自分は悪くない。君が幅寄せして来たからアクシデントになったんだ』と来たもんだ。まったく最悪な男だよ」


こう言うモンテイロに対して、タクマの言いぶんはこうだ。


「前の2台のスリップについてストレートに入って、スピードも乗っていたので、思い切ってモンテイロのインに飛び込んで、僕のフロントタイヤが彼のリヤタイヤの前に出るような形で1コーナーのブレーキングに入ったら、後ろに僕がいるのが見えているはずのモンテイロが、マシンを僕のほうに寄せて来たんだ」


タクマの言いぶんは、「後ろに僕がいるのが見えているはずのモンテイロ」が、わざわざマシンをぶつけるために、「マシンを僕のほうに寄せて来たんだ」ってふうに聞こえるけど、そんなアホなことはアリエナイザーだから、ようするに、「モンテイロの後方確認ミス」ってことを言いたいのかな? だけど、「モンテイロが自分のマシンに気づいてくれてる」ってことを前提にムリなツッコミをしたタクマのほうが、責任が重いと思うけど。

‥‥そんなワケで、まだ、ほとんどマトモにレースをしてない状態なのに、バトンも結局ダメだったし、10台ものマシンがリタイアして、コザッパリとしたレースになっちゃった。とりあえず、このタクマのムリなツッコミで、チーム「ガリ」のマシンは1台もいなくなっちゃったので、鈴木アガリはやることがなくなり、お茶を飲んでからお会計をして、インディアナポリスの回転寿司をあとにした。

それにしても、ラッキーなのは、シューマッハ兄とマッサの「イクラ」の2台だ。目の上のタンコブの「ウニ」の2台は後ろだし、いつも追いかけられてる「白魚」の2台は最初のクラッシュでリタイアだし、いつもジャマする周回遅れのマシンたちもほとんどリタイアだし、まるで、シューマッハ兄とチーム「イクラ」のためのレースって感じになって来た。あたしとしては、「白魚」の2台が消えた今、5番手につけてるバリチェロに期待しつつも、バリチェロはミシュランだからな~なんて思ってた。

で、レースはサクッと中盤へ飛んで、29周目と30周目に、シューマッハ兄とマッサが順番に1回目のピットインをして、1番手を走ってたマッサと2番手だったシューマッハ兄を入れ替えた。ようするに、ドライバーズポイントのトップが「ウニ」のアロンソで、2位が「イクラ」のシューマッハ兄だから、チーム「イクラ」としては、同じワンツーフィニッシュなら、「マッサ、シューマッハ兄」よりも、「シューマッハ兄、マッサ」のほうがイイってワケだ。だけど、コース上で、アカラサマな順位の入れ替えはできないから、ピット作業で入れ替えたってワケだ。

そんなこんなのうちに、ヴィルヌーヴ(イカ)はエンジンブローでリタイア、アルバース(トビッ子)はマシントラブルでピットでリタイアって感じで、どんどんマシンが減って行く。40周を超えたあたりで、走ってるのは、前から、シューマッハ兄(イクラ)、マッサ(イクラ)、フィジケラ(ウニ)、アロンソ(ウニ)、シューマッハ弟(エビ)、バリチェロ(シャコ)、トゥルーリ(エビ)、ロズベルグ(アナゴ)、クルサード(タコ)、リウッツィ(中トロ)の10台だけになっちゃって、サッパリとしてコース上は、6台だけでレースをした去年の感じに近づいて来た。それにしても、ここでビックル一気飲みなのは、最後尾からスタートしたロズベルグと、ピットからスタートしたトゥルーリが、両方ともポイント圏内を走ってることだ。ようするに、1番最後にスタートしたから、オープニングラップの大クラッシュに巻き込まれずに済んだってワケで、タナからボタモチ、冷蔵庫から雪見大福って感じだ。

それにしても、今回は、まるで別人のように、アロンソが遅い。チームメイトのフィジコに抜かれたあと、2回目のピットでは、「エビ」のシューマッハ弟とトゥルーリにも抜かれちゃって、ついに6番手まで後退した。アロンソは、何度もオーバーステアを訴えていて、ピットインのたびに調整してもらってんだけど、いっこうに直らないみたいだ。それで、必要以上にリアタイヤに負担が掛かってて、マトモに走れないみたいだ。ここで、リトル説明しとくと、このコースに有利なブリジストンタイヤを履いてるのは、「イクラ」「エビ」「アナゴ」「トビッ子」「ガリ」の5チームで、それ以外の6チームが、不利なミシュランタイヤを履いている。

‥‥そんなワケで、有利なブリジストンのシューマッハ兄とマッサは、このままワンツーフィニッシュする可能性が大きくなって来たけど、シューマッハ兄としては、自分が優勝することは当然として、「アロンソにはできるだけ後ろへ行ってもらいたい」って思惑があった。F1は、1位が10ポイント、2位が8ポイント、3位が6ポイント、4位が5ポイント、5位が4ポイント、6位が3ポイント、7位が2ポイント、8位が1ポイント、9位以下が0ポイントになる。だから、開幕以来、1位、2位、1位、2位、2位、1位、1位、1位、1位って来てたアロンソは、ダントツの84ポイントを獲得してて、今年のチャンプは、ほぼ決まりの状態だった。そして、それを追うシューマッハ兄は、前回のカナダGPが終わった時点で、59ポイントと、大きく離されていた。

つまり、シューマッハ兄が優勝したとこで、アロンソが2位に入ってたら、その差は2ポイントしか縮まらないから、残り9レースをぜんぶシューマッハ兄が優勝したとしても、アロンソがチャンプになっちゃうってワケで、野球で言うと、「自力優勝が消滅した」って感じの状態なのだ。だから、今回の、シューマッハ兄がトップを走ってて、アロンソがジリジリと後退してって6番手って形は、シューマッハ兄にとっては理想的なワケだし、できることなら、アロンソがもっと順位を下げて、ポイント圏外まで行ってくれたら、言うことモモ‥‥じゃなくて、言うことカキ‥‥じゃなくて、言うことナシってワケなのだ。

でも、60周を超えたとこで、そんなアニキの気持ちなんか考えずに、アロンソの前を走ってたシューマッハ弟が、ピットに入り、そのままリタイアしちゃった。これで、アロンソは、順位をひとつ上げたワケだし、シューマッハ弟は、ずっと根に持ってた去年のモナコでのアニキに対するムカツキを晴らしたことになるワケだ‥‥ってのは、あたしの思い込みだけど、このままの順位でチェッカーを受けて、優勝はシューマッハ兄(イクラ)、2位はマッサ(イクラ)、3位はフィジケラ(ウニ)、4位はトゥルーリ(エビ)、5位はアロンソ(ウニ)、6位はバリチェロ(シャコ)、7位はクルサード(タコ)、8位はリウッツィ(中トロ)、9位はロズベルグ(アナゴ)で、残りの13台はリタイアっていう、文字通りのサバイバルレースだった。これで、アロンソが88ポイント、シューマッハ兄が69ポイントと、その差をグッと近づけて、残りのレースが楽しみになって来た‥‥って言っても、次回はルノーとミシュランのお膝元のフランスだから、見るのもウンザリなアロンソのポール・トゥ・フィニッシュなんだろうけど(笑)

それから、一度も入賞できずに、ずっと0ポイントだった「中トロ」「トビッ子」「ガリ」の3チームの中で、リウッツィがついに1ポイントを獲得して、下位チームの中で頭ひとつ抜け出したってワケだ。去年の第4戦、サンマリノGPで、レッドブルからF1デビューしたリウッツィは、燃料タンクの不正疑惑で、ホンダのバトンとタクマが失格になったオカゲで、繰上げラッキーで8位に入賞した。だけど、このデビュー戦での1ポイント以外には、自力でポイントを獲得したことがなかった。だけど、それは、チームの作戦上の問題やら何やらで、なかなか出走の機会を与えられなかったことも原因のひとつだった。

だけど、レッドブルがミナルディを買収して、トロロッソを作ってくれたオカゲで、シートの数が倍になって、今年からはフル参戦できるようになった。そして、今回、20番手からのスタートで8位入賞っていう、サイコーの仕事を果たすことができたもんだから、この1ポイントの重さは、優勝したシューマッハ兄の10ポイントと変わらないだろう。


「今までは、あと少しのところでポイントを逃して、悔しい思いをしたこともあったけど、今日は最高だよ! オープニングラップでの多重クラッシュで、チームメイトのスコット(スピード)がケガをしたんじゃないかって心配したんだけど、インカムで『スコットは無事だ』って聞かされて、安心して走ることができた。僕はチームにとっての初めてのポイントを獲得することができたし、本当に最高な結果を得られて、チーム全員でコーフンしてるよ!」


‥‥そんなワケで、このリウッツィのコメントが、下位チームがポイントを獲得することの難しさを物語ってるし、そして、ポイントを獲得した時の喜びをも物語ってる。シューマッハ兄が「イクラ」の意地を見せて、アロンソの2年連続ワールドチャンプを阻止できるか‥‥なんてことは、下位チームにとっては、雲の上の話なのだ。でも、ニポンのプロ野球でも、優勝レースとは遠く離れたCクラスのチームを応援してるファンはいっぱいいるワケだし、そういったファンたちは、去年、最下位だったチームが、今年、5位になったら、それで祝杯をあげる。だから、F1の場合も、そんな感じのファンが増えて来てくれると、アリガタイザーだ。だから、フジテレビの「タクマ祭り」「スーパーアグリ祭り」のウザさは相変わらずだけど、そのオカゲで、勝手にライバルにされちゃった「中トロ」や「トビッ子」にもスポットが当たるようになったので、その点だけは、フジテレビのバカ騒ぎに感謝したいと思う今日この頃なのだ。


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2006.07.04

本日の爆笑映像♪

ニポンの中の北朝鮮の集団発狂現場
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ナンミョーに洗脳されると羞恥心が無くなります
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カルト教団ナンミョーに魂を売ったコイズミ自民党
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鳥肌実の演説
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訂正です。

先日の日記に「猫ひろしは、まだナンミョーには洗脳されていない」という内容の記述をしましたが、その後の調査によって、すでに、猫ひろしも、久本雅美に強制洗脳され、世界を震撼させる狂ったカルト教団の一員になっていたことが判明しました。

ここに訂正するとともに、あたしは、この国を愛する者として、今後は、猫ひろしのことを好意的に取り上げるのはやめることをお約束いたします。

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ナンミョーテックにご用心

Souka
今日は、もちろん、ゆうべのアメリカGPについて書こうと思ってたんだけど、こんなメールが届いたので、昨日の続きを書くことにした。


お名前:Y子
E-mail:xxxxx@xxxxx.ne.jp
コメント:きっこさん、こんにちは。いつも情報の詳しさに、楽しみながら拝見しています。日記で学会のことが書いてあったので、思わずメールしました。私は親戚の人が学会の熱狂信者で、今まで何度もしつこく勧誘をうけました。2日に巣鴨の講堂で音楽会があって、久本雅美のトークショーがあるけど学会の集まりじゃないから行こうと誘われて、怪しいと思いつつ、マチャミ見たさに行って来ました。でも講堂に入ったら思いっきり学会で、周りの人は聖狂新聞読んでるし、学会の集まりじゃないって言ってたのに騙されました。司会が女性2人で、学会タレントの雨宮朋絵と関西のお笑いの人でした。30分間は例のアホ踊りや学会のビデオ、1時間はマチャミのトークショーでした。今年学会から販売されたマチャミの洗脳ビデオと同じで、学会に入ったきっかけや学会のすばらしさをえんえんと語っていました。オープニングはデフテックの「前に前に前に~」って曲、ビデオ紹介の時のBGMはAIの「光がなるほうで~」って曲、最後はSMAPの「Dere woman」が流れました。流れた曲は全部が学会タレントの曲でした。9日には浦和で岸本加世子がトークショーをやるそうですが、マチャミも必死になって入会を勧めていましたが、きっと同じような内容でしょうね。親戚の信者は、芸能人が学会に入ってると宣伝になるといっていましたが、入っている人多いんですね。大好きな藤原竜也が信者でないのか心配です。


‥‥Y子さん、藤原竜也は、あたしの手元のナンミョータレント一覧表には載ってないので、ひとまず安心してちゃぶだい。それにしても、ナンミョーの集まりで流れた音楽が、デフテックとAIとスマップだなんて、あまりにも分かりやすいナンミョー歌手ばっかで、おへそでロイヤルミルクティーを飲んだあとに、耳から福神漬けを食べちゃいそうになった今日この頃、皆さん、毎日のお題目を欠かしていませんか?(笑)


‥‥そんなワケで、スマップの場合は、自分達で曲を作る能力なんかないから、まだ安心なんだけど、デフテックは自分で歌詞を書いたりしてるから、その内容がスサマジイ。まるで、池田大作の洗脳本の中に出て来る言葉を羅列したみたいな歌詞ばっかで、サスガ、ナンミョー軍団が若者の信者を獲得するために送り出した刺客だけのことはある。たとえば、デフテックの「前に前に前に~」って曲だけど、ナンミョー本とか聖狂新聞とかを見ると、ヤタラと「前に前に」とか「前へ前へ」って言葉が出て来る。ザッと挙げてみると、こんな感じだ。


「凛々しく前に前にと進んでゆく」

「幸せになるには、前へ前へ進む以外ないんだ」

「広宣流布の大目的に向かって、同志と共に前へ前へと進む創価の人生。その心は雲一つない青空のように輝き渡っている」

「終生、前へ前へと歩み抜いていく決意を新たにしております」

「友を励まし、友を讃え、広布のため、同志のため、前へ前へ進んでいく」

「仏法者を前へ前へと動かすのは人々の幸福のためという強い意志」

「わが人生の旗、信念の旗、それを掲げて、前へ前へ、命燃え尽きる最後の最後の決勝点まで、掲げ続けて行進した人生は幸せである」

「私は創価学会に入会して今年で21年になります。臆病よりも勇気、愚痴よりも行動、諦めるよりも挑戦、前へ前へと進んだ人が勝利者だとの教えを守り~」


‥‥こんなのは序の口で、まだまだ死ぬほどあるんだけど、最後に挙げた「臆病よりも勇気、愚痴よりも行動、諦めるよりも挑戦、前へ前へと進んだ人が勝利者」ってのが、ずいぶんと良くできたコピーだなって思ったので、この長い文章でサーチしてみた。そしたら、このセリフは、1999年6月8日付の聖狂新聞の見出しだったってことが分かった。だから、数え切れないほどの洗脳バカどもが、このセリフをアレンジして使ってたんだね‥‥なんて思ってたら、これと一字一句おんなじに、「臆病よりも勇気!愚痴よりも行動!諦めよりも挑戦!前へ前へと進んだ人が勝利者」って書いてる人がいたので、チョロっと覗いてみた。そしたら、それは、ナナナナナント! 「清水國明の自然樂校便り」って言うメルマガの過去ログで、清水國明は、カヌー作りだとかナイフ作りだとかのことをメルマガで発信してて、その最後のとこに、この聖狂新聞のセリフを書いて締めくくってたのだ! サスガ、他人に作らせたナイフを自分が作ったってことにして、法外な金額で売りさばいてる男は、やってることがブックオフだ(笑)

で、話はクルリンパと戻って、デフテックだけど、他にも、全身で鳥肌実が演説を始めちゃうような、ナンミョーの洗脳本の中に書いてあることと同じ歌詞がマウンテンなのだ。とりあえず、あたしのプチツッコミを入れながら、ドドッと垂れ流してみる。カギカッコの中が、デフテックの洗脳歌詞、その下のが、あたしのプチツッコミだ。


「感じてその手を合わせて」

ナンミョ~ホ~レンソ~♪


「まず人を褒めよう」

それが洗脳の第一歩だ!


「地位や名誉や肩書きや財産、全部取っ払った時、何が残るか?」

カルト教団に対する訴訟。


「汚れないで磨いていこう僕達だけは私達だけは」

僕達だけは、私達だけはって、洗脳バカの思い込みってワンダホ~♪


「腹から声出したセリフが行き交い、混ざり合い、語り合い」

早朝から集まってやってるアレですか?


「でかいテーマとは世界平和」

世界征服だろ?


「この悪世、濁世、末法のこの世の中で、何を信じて行けばなんて」

出ました! お得意の末法思想!


「2000年間ひっくり返す時が来たぜ」

サスガ、オウムや統一協会と並ぶカルト教団!


「この地から世界に羽ばたく指導者」

愛しの大ちゃ~ん♪


「目を覚ませ」

お前がな!‥‥てなワケで、こんなチョロっと書いててもジンジャエールなので、もっとも恐ろしい部分をサクッと検証してみる。


「神とは人越えていく壁、無限の可能性引き出すため、観念の遊戯じゃなくて、実践という経験の中で、本質を見抜く洞察力と、時代を読み取る先見の明を養うのは今だ、我ら青年、拡大、拡大につぐ拡大」


これは、デフテックの洗脳ソングの中でも、とりわけ気持ちの悪い「Cansion de la Expansion」とかいう曲の歌詞の一部なんだけど、神様を「壁」として、人間はその壁を越えて行くもんだって教えは、ナンミョーの十八番なのだ。それから、「観念の遊戯」ってのは、ナンミョーの洗脳本に数え切れないほど出て来る言葉で、ようするに、「ひとりよがり」のことを指す時に、ナンミョーどもが良く使う言い回しだ。そして、何よりも恐ろしいのは、最後の「我ら青年、拡大、拡大につぐ拡大」って部分だ。ナンミョーでは、去年、2005年を「青年、拡大の年」と制定して、とにかく、ナンミョー青年部が全国一丸となって、青年層の信者獲得へと乗り出したのだ。聖狂新聞や会報などには、「青年拡大の年に向けて」っていうメッセージが乱舞して、その一環として、デフテックに、こんな気持ち悪いナンミョーソングを歌わせたのだ。

そして、2005年の「青年、拡大の年」に続いて、今年、2006年は、「青年、躍進の年」なんだそうだ。だから、デフテックには、まずは、もっともっとファンを増やしてもらって、それから、ジワジワと洗脳してくってパターンで、カルト教団の信者の輪を広げて行ってもらうんだろう。デフテックの歌詞のナンミョー具合は、曲によって様々だけど、次の歌詞もかなりイッちゃってる。洗脳されてるナンミョーどもが、朝っぱらから、その地区の道場みたいなとこに集まって、自分が過去に犯した悪いこととかを泣きながら話す、自己啓発セミナーみたいな、気味悪いヒステリックな集会があるけど、その様子を想像しながら、次の歌詞を読んで欲しい。


「まずマジ ”恥” ”劣等感” ”嫌悪感” 人に対する嫉妬心、ハズすバシバシ、話し吐き出し泣き出し、それで確かに今日はめでたし、でも明日からまた新しい日が始まる」


ラップの部分なので、韻を踏んだりしてて、意味が分かりずらいかも知れないけど、これはどう見たって、ナンミョーの例の集会のことを歌ってるとしか思えない。ちなみに、これは、デフテックが、去年の暮れの「紅白歌合戦」に初出場した時に歌った「My Way」って曲だけど、デフテックは、歌い終わったあとに、「人生の師匠と、NHKを見ている世界中の皆様に捧げます」とかってノタマッてた。もちろん、この「人生の師匠」ってのは、レイプ魔のエロ教祖様のことだろう。そして、デフテックが、ナンミョーの洗脳部隊だってことの決定的な証拠として、「Quality Of Life」って曲の中に、こんな歌詞が出て来るのだ。


「慈愛、尊敬、感謝、価値創造」


この、最後の「価値創造」ってのは、ナンミョーの創始者、牧口常三郎ってオッサンの「人生の目的である幸福とは、価値を創造し実現していくこと」っていうバカげた自論から作られた言葉で、この「価値創造」ってのを短く縮めたのが、「創価」って言葉なのだ。ウソだと思ったら、「創価」ってサーチしてみれば、「創価とは、価値創造を意味する」って出てるから。

‥‥そんなワケで、フランスでも、オーストラリアでも、ベルギーでも、チリでも、凶悪なカルト教団として認定されちゃってるナンミョー学会だけど、タレントや歌手を使った洗脳活動は、ますます激しくなるばかりだ。そして、「青年拡大の年」に、青年層の信者獲得のためにナンミョーの芸能部が放った刺客、デフテックは、歌詞の中に、「創価」のモトになった「価値創造」って言葉までが出て来る洗脳の宝石箱やぁ~! それどころか、歌詞のほとんどがナンミョー思想のカタマリでできてる洗脳の IT革命やぁ~! さらには、クチサキだけでたくさんの人たちを騙してる洗脳の竜宮城やぁ~!‥‥ってなワケで、せっかくだから、脳みそだけじゃなくて、五臓六腑までナンミョーに洗脳されちゃってる彦摩呂ふうにシメてみた今日この頃なのだ(笑)


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2006.07.03

ナンミョー専属テレビ局の恐怖

ニポン人の平均身長って、毎年、少しずつ高くなって来てるから、今のニポンだと、女性で170cm以上あっても、特別に背が高いとは思われない。和田アキ子がデビューした1970年ころは、174cmの和田アキ子は、すごく大きいほうだったと思うから、背が高いことをウリにしたみたいだけど、1990年代になると、ずいぶん違って来た。174cmの松嶋菜々子、173cmの佐藤江梨子、172cmの田丸麻紀、みんな1990年代のデビューだから、背が高いことに対して、悪い意味でツッコミを入れられることは少ない。どっちかって言うと、スタイルの良さを羨ましがられることのほうが多い。

でも、松嶋菜々子の場合は、デビュー当時のプロフィールには、170cmって書いてあって、その後は172cmに書き換えられたけど、未だにホントの身長は公表してないから、やっぱり、「和田アキ子と同じ身長」ってのは、どこかマイナスのイメージになるのかも知れない。「冬のソナタ」のヒロイン、韓国のチェジウも、ホントは175cmなのに、プロフィールには173cmって書いてあるから、ニポンに限らず、アジアの女性としては、現在では「174cm未満」てのが、ひとつのラインなのかも知れない。

でも、とりあえずは、170cm台の後半とかじゃなければ、特別に背が高いとは思われないから、165cmの女性なら、別に、現代なら平均くらいだと思う。だけど、その165cmの女性と付き合ってる男性が、147cmだったとしたら、この女性は、背が高いってことになる。これが誰の話なのかって言うと、猫ひろしが半同棲してる彼女のことだ。147cmの猫ひろしと、165cmの彼女との身長差は、18cm。だけど、ヒールの高い靴を履かない猫ひろしに対して、彼女のほうは、6~7cmのヒールを履くこともあるから、手をつないで歩いてるとこを見ると、25cmくらいの身長差があって、まるで、子供を連れてるお母さんのように見えちゃう今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、今の彼女とは、もう2年以上、3年近くも付き合ってる猫ひろしだけど、猫ひろしは「自分よりも背が高い女性がタイプ」で、彼女のほうは「自分よりも背が低い男性がタイプ」だから、その点では、双方のタイプが一致してる‥‥っていうか、彼女のほうのタイプはともかくとして、猫ひろしのほうの「自分よりも背が高い女性がタイプ」って、たいていの成人女性は、147cmの猫ひろしよりは背が高いだろう。でも、詳しく聞いてみると、猫ひろしは、自分よりも少しでも背が高い女性なら誰でもいいってワケじゃなくて、できれば、うんと背が高い女性がタイプなんだそうだ。170cm以上のセクシー女性が理想で、「田丸麻紀みたいなのがいいニャー!」って言ってたから、今の彼女の身長だと、まだ理想じゃないみたいだ。だけど、2人で仲良く、「ニャー!」「ニャー!」って言い合ってるとこを見ると、そろそろ結婚も近いかも?‥‥なんて思う。

ま、猫ひろしのことはどうでもいいんだけど、あたしが言いたいのは、付き合う男性の身長によって、女性が大きく見えたり小さく見えたりするってことだ。猫ひろしの彼女は165cmだから、1人で歩いてればぜんぜん目立たない身長だけど、自分よりも20cmも背が低い猫ひろしと手をつないで歩いてると、すごく目立つし、すごく背が高く見えちゃう。逆に、1人で歩いてるとちょっと目立っちゃう175cmの女性でも、190cmの男性と一緒に歩いてれば、背の高さは感じなくなる。ま、当たり前っちゃ当たり前のことなんだけど、この方式を利用するんなら、自分を細く見せたい女性は、ものすごく太った男性と歩けばいい。

だけど、この法則とは逆のこともある。猫ひろしの場合なら、ナンミョーの巣窟の「ワハハ本舗」に所属してるために、ナンミョー信者だと思われちゃうことが多い。ようするに、身長とか体重とか、ある程度は視覚的に判断されることなら、自分よりも背が高い人や自分よりも太ってる人と一緒にいれば、自分を逆に見せられるんだけど、頭のイカレタ宗教の洗脳信者たちと一緒にいると、その人まで仲間だと思われちゃうのだ。だけど、猫ひろしは、久本雅美や柴田理恵のしつこい勧誘に逆らえなくて、ナンミョーの会合とかには連れてかれたことはあるけど、まだナンミョーには入信してない。

でも、他のことはともかく、頭のイカレタ宗教が絡んで来ると、コレッて、ジンジャエールな感覚なんだよね。たとえば、「Def Tech」って言えば、2人そろってスジガネ入りの熱心なナンミョー信者として有名だし、ナンミョー関係者の話によると、「宗教に興味の無い若い世代の信者を増やすために作られたユニット」だってことだから、あたしから見ると、「Def Tech」を聴いてる人は、ナンミョー信者か、その予備軍に見えちゃう。中には、純粋に音楽として、好きで聴いてる人もいるのかも知れないけど、「Def Tech」の曲の歌詞自体が、すべてナンミョーのデタラメな教えに基づいて書かれてるマヤカシだから、繰り返し聴いてるうちに、知らず知らずのうちにナンミョーに洗脳されるような仕組みになってる。自宅でCDを聴いてるくらいなら、まだ洗脳レベルは低いけど、武道館のライブにまで出かけてくようになったら、もう完全に洗脳されてる。会場が一体になって、あのヤタラと前向きで偽善的な歌を合唱してるとこなんか、ナンミョーの洗脳音楽会とソックリだ。

‥‥そんなワケで、タレントや歌手を利用したナンミョーの洗脳活動は、ますます活発になって来たけど、特に、日本テレビは、まるでナンミョーの専属テレビ局かと思うほど、ナンミョータレントばっか使ってる。たとえば、「メレンゲの気持ち」の場合には、メインMCを久本雅美にした時点で、すでにどうなるのかは見えてたけど、相田翔子にしても、モンキッキーにしても、レギュラーのほとんどがナンミョー信者で固められてる。ちなみに、モンキッキーは、創価大学出身のバリバリのナンミョー信者だ。その上、毎回のゲストまで、久本雅美のマネージャーにお伺いを立てることになってるから、ナンミョー信者か、ナンミョーを否定しないタレントしか呼ばれない。今年の4月ころには、北海道を代表するナンミョー信者の松山千春なんかを呼んじゃって、くだらない弾き語りをさせて、わざとらしい感動の涙まで披露した久本雅美。他にも、長井秀和だのエレキコミックだのと、ナンミョー信者ばかりをゲストに呼んでる。サスガ、久本雅美、ナンミョーの「芸術部副芸術部長」の肩書きはダテじゃない。

他にも、日本テレビは、「ブラックバラエティ」の中居正広や、「天声慎吾」の香取慎吾など、ジャニタレの中でも、熱心なナンミョー信者を選んで冠番組を持たせてる。そして、これらの番組に呼ばれるゲストも、ハロプロの中で一番熱心なナンミョー信者の矢口真里など、明らかに偏った人選をしてる。ナンミョータレントの大御所、志村けんの「天才!志村どうぶつ園」では、ナンミョー信者の青木さやかやドンドコドンの山口智充がレギュラーで、過去には、モンキッキーもレギュラーだった。

ダウンタウンの場合は、浜ちゃんも松っちゃんもナンミョー信者じゃないけど、浜ちゃんの奥さんの小川菜摘や、松っちゃんのお母さんの松本秋子が、ものすごいナンミョー信者だ。だからってこともないけど、日本テレビでは、「ダウンタウンDX」「ガキの使い」「浜ちゃんと!」など、ダウンタウンの冠番組が多い。これは、所ジョージの場合も同じで、所ジョージ自身はナンミョー信者じゃないけど、奥さんが熱心なナンミョー信者だ。だからってこともないけど、日本テレビでは、「笑ってコラえて!」や「目がテン」を長いことやってる。

最近、あたしが、とにかくムカツクのは、ヤタラと夫婦でテレビに出まくってる、高橋ジョージと三船美佳だ。高橋ジョージのバンド、「虎舞竜」は、メンバーのほとんどが熱心なナンミョー信者としてもオナジミで、ナンミョーの専属バンドみたいなもんだし、三船美佳と言えば、オヤジの三船敏郎の時代からの家族ぐるみのナンミョー一家として有名だ。だいたい、この2人は、芸能関係の仕事とかじゃなくて、ナンミョーの集まりで出会ったのだ。そして、うんと年が離れてるのに、三船家が結婚を認めたのは、高橋ジョージも熱心なナンミョー信者だったからなのだ。あ゛~~~~薄気味悪い! そして、高橋ジョージは、日本テレビの番組でダイエットに挑戦したり、三船美佳は、日本テレビの番組で社交ダンスに挑戦したりと、なぜだか日本テレビで稼ぎまくってる。

‥‥そんなワケで、他にも、「エンタの神様」に出て来る新人のお笑いタレントは、ほとんどがナンミョー関係だったりと、ヤラセでもシコミでもカルト宗教でも、視聴率のためなら手段を選ばない日本テレビと、テレビを利用して洗脳活動をもくろむナンミョー軍団との利害関係が一致した結果が、今の日本テレビのナンミョー専属放送局化現象なのだ。中高年層の女性信者を増やすために作られた氷川きよしや、若者層の信者を増やすために作られた氣志團やDef TechやAIなど、次から次へと繰り出して来るナンミョーの洗脳攻撃は休むヒマもない。あたしにしてみれば、ナンミョーなんかのバカバカしい作戦なんかには騙されない自信があるけど、あんなに狂ってる久本雅美なんかが、女性タレントの好感度ナンバーワンになってる現状を見ると、中居正広や香取慎吾、氷川きよしやDef Techなんかに洗脳されちゃうようなバカも多いんじゃないかって思って、ヒトゴトながら心配になって来る今日この頃なのだ。


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2006.07.01

値上げラッシュで後半スタート

7月4日発売の「週刊アスキー」に、あたしのことが、リトル取り上げられる。なかなか面白そうな企画で、あたしはコメントも寄せたので、興味のある人は読んでみてちゃぶだい‥‥なんてことを言いつつも、週刊アスキーの関係者の皆さまには大変申し訳ないんだけど、あたしは、週刊アスキーって、今まで読んだことがなかった。だから、今回、「パソコン雑誌の週刊アスキーですが~」ってメールに書いてあったから、パソコン雑誌なんだって分かったけど、それが書いてなかったら、週刊ポストとかとおんなじ種類の週刊誌だと思ってたとこだった。

それで、念のために、インターネットで「週刊アスキー」を調べてみたら、出版元のサイトに今週号の目次みたいなのが書いてあって、パソコンやインターネットのことだけじゃなくて、カメラのこととかゲームのこととかが書いてあったから、良く分かんないけど、趣味的な週刊誌って感じがした。だけど、目次でさえも、あたしには理解不能な専門用語だらけだったので、中身は、あたしにはチンプンカンプンかも知れない。ただ、目次の中に、「連載小説 第10回 筋肉少女帯物語 大槻ケンヂ」ってのと、「今宮純のF1週記 今宮純」ってのがあったから、この2つは、あたしの好きな分野だから、読めば理解できそうだと思った。

でも、もっと基本的なこととして、あたしは、「アスキー」って言葉を初めて聞いたので、どんな意味の言葉なのか調べてみた。そしたら、「アスキー /ASCII (American Standard Code for Information Interchange) 情報交換用米国標準符号」って書いてあった。「情報交換用米国標準符号」って、いったいナニ? 難しすぎて、あたしにゃサッパリ分かんない‥‥なんて思ってたら、ナナナナナント! 今週号の表紙が、「大久保麻梨子」だってことに気づいたのだ! 「気づいた」っていうか、「表紙の人 大久保麻梨子」って書いてあったから分かったんだけど、あたしが、いつもお世話になってる「大海物語」で、5連チャンしたら登場する大久保麻梨子が、特技が腕相撲の大久保麻梨子が、お風呂でコロコロマッサージをするのが好きな大久保麻梨子が、「週刊情報交換用米国標準符号」の表紙を飾ってたなんて、あたしには、まだまだ知らない世界がいっぱいあるんだな~って思った今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしは、新聞も、週刊誌も、月刊誌も、まったく買わないし、ほとんど読まない。いつも書いてるけど、あたしがお金を払って買ってるのは、隔週の「テレビブロス」だけで、それ以外は、毎月送られて来る数種類のヘアメーク誌やファッション誌をパラパラ見るのと、図書館に行って俳句の月刊誌を読む程度だ。だから、新聞のニュースも、インターネットで拾い読みするだけで、新聞が1部いくらするんだかも知らないし、週刊ポストとか週刊新潮とかの、サラリーマンの人が読む週刊誌は、買わないどころか、立ち読みすらしたことがなくて、ものすごくタマに、1年に1回くらい、おそば屋さんとかに置いてあるのをチョロっと見る程度だった。

それで、今年の3月ころに、色んな週刊誌や月刊誌が、あたしのことを取り上げて書いてたことがあって、そのうちの何冊かは立ち読みしたんだけど、その時に、週刊誌が1冊350円もするってことを知って、ビックル一気飲みしちゃったのだ。あたしは、あんなに内容が充実してるテレビブロスでさえも200円なんだから、デタラメなパクリ記事ばっか載せてる週刊誌なんて、どんなに高くでも250円くらいだと思ってた。それが、330円とか350円とかだったから、こんなもん、いったい誰が買うんだろうって思った。だけど、サラリーマンの人たちは、週刊ポストとか週刊新潮とかを買って、そこに書いてある内容を鵜呑みにしてんだよね? よく、「500円亭主」だとか、「1ヶ月のおこづかいが1万円です」だとか言ってるサラリーマンがいるけど、そういう人たちにとったら、350円て大きいと思うんだけど、どうなんだろう?

とにかく、7月1日から、タバコが値上げになって、ガソリンが値上げになって、東京ガスが値上げになって、トイレットペーパーやティッシュが値上げになるから、タバコも吸うし、車にも乗るし、お風呂にも入るし、トイレも使うし、鼻もかむあたしとしては、今までも買わなかった週刊誌だから、これからも買う気はない。そんなことよりも、今回の値上げは、ホントに大きい。タバコは1箱20円の増税だけど、人気のあるマイルドセブンとかは、30円の便乗値上げをする。ガソリンも、最大で1リッター7円もの値上げ。トイレットペーパーやティッシュも、大幅の値上げだ。あたしがいつも買ってるのは、トイレットペーパーは、ダブルのが12ロールで180円くらい、テッシュは5箱で150円くらいなんだけど、これが、両方とも、50円も値上げするそうだ。

‥‥そんなワケで、あたしは、今日(6月30日)、とにかくガソリンを満タンにして、トイレットペーパーとティッシュを買いに行った。それから、駅前の北朝鮮に行って、カードの中にためといた玉が1500発くらいあったから、それで、タバコを20個交換した。でも、一度に交換できるのは10個までだから、2ヶ所のカウンターで10個ずつ交換した。今日までなら、セブンスターは1個70発だけど、7月1日からは75発になっちゃうから、タバコ20個で100発、金額にして400円も違うのだ‥‥なんて書くと、また、「タバコをやめたほうがいいんじゃないですか?」とか、「のどごし生やタバコを買うお金を食費に回したほうがいいのでは?」なんてメールがドバッと来ちゃいそうだけど、この流れで、メールをご紹介しちゃう。


お名前:G
E-mail:xxxxx@xxxxx.ne.jp
コメント:おはようございます。きっこさん。最近発見したキレイなゆで(?)卵の作り方をお伝えします。片手鍋にお湯を沸かします。沸いた所に卵を数個そっと入れ、時々お箸で転がしながら8分間煮ます。沸騰していてもそっと入れれば卵は割れません。時間が来たら火を止めお湯を捨てて鍋ごと流水で冷やします。よく冷えたら、卵を剥いてご覧なされ!面白いようにキレイに向けます。剥けたらポリ袋にお醤油と一緒に入れて冷蔵庫に一日ほったらかし・・・するとラーメン屋さんの味付け卵の出来上がり(チョー半熟だよ)。ご飯のおかずにも最適♪です。


他にも、「沸騰したお湯でも、オタマにタマゴを乗せてそっと入れれば割れません」とか、「沸騰したお湯にタマゴを入れて、10分で、カラの剥けやすい茹でたまごができる」とか、たくさんのメールが来た。でも、「茹でたまごは水から作るから、きっこさんの言う通り、煮たまごですね」ってメールもたくさん来た。ぜんぶで5~60通くらいだけど、だいたい、沸騰したお湯にタマゴを入れる人が4割、お水からの人が6割くらいで、ほぼ同数だった。あとは、こんなメールも来た。


お名前:T
E-mail:xxxxx@xxxxx.or.jp
コメント:はじめまして、いつも興味深く拝読しています。今回の茹でると煮るの違いについても面白く辞書の説よりきっこさんの説の方に説得力ありですね。わたしもそう思っていました。で、そのなかにトウモロコシ(こちら北海道ではトウキビと呼んでいます)の茹で方を水からはじめるとありましたが、それが一般的なのですか?こちらでは沸騰させたお湯に入れ塩を適度にかけて12分。これが美味しく茹でるこつだと思っていました。こんど水からやってみます。トウキビ大好き人間ですのでつい気になりました(笑)ついでにいいますが最近のトウキビは甘すぎて美味しくないですね。昔の餅キビが懐かしいです。これからもきっこさんのご健筆を愛読させていただきます。失礼しました。


これらのメールを読んで、まず、あたしが思ったことは、「ガスがもったいない」ってことだ。あたしが、茹でたまごを作る時は、お水から中火で茹でて、沸騰したら細火にして、1分半で火を止める。あとは、フタをして、そのまま熱湯が冷めるまで放置しとく。これで出来上がりだ。だから、沸騰してから入れるパターンの人たちと比べると、大幅にガス代が安いと思う。トウモロコシにしても、あたしは、お水から茹でて、沸騰してから3分で火を止めるけど、メールをくれた北海道のTさんは、沸騰してから12分だから、これも大幅に違うと思う。

特に、あたしの場合は、ひとり暮らしだから、タマゴなら1個か2個、トウモロコシなら1本か2本なので、ホントにガス代がもったいない。タマゴ1個のためにガスを10分もつけといたり、トウモロコシ1本のためにガスを12分もつけとくなんて、考えられない。やっぱ、沸騰してから入れるパターンは、4人とか5人とかの家族で、いっぺんにたくさんのタマゴやトウモロコシを茹でる家庭向きなんだと思う。なんせ、モトから高かったガス代が、7月1日からさらに値上げになったんだから、これからは、もっと節約しなくちゃなんない‥‥なんてことも言ってみつつ、最初のGさんからのメールにもちょっと書いてあったけど、こんなメールも10通以上届いた。


お名前:K
E-mail:xxxxx@xxxxx.co.jp
コメント:はじめましてきっこさん!日々勝手に楽しませてもらってます。ラーメン屋の味付け卵は、半熟に茹でた卵をタレにつけておくだけなので、あとから煮たりはしないんですよ。ちなみに半熟卵を「めんつゆの原液」につけておくとおいしい味付け卵ができます。つまみに最高です!ゆで卵は僕の場合水から茹でると、季節変動するので(冬は時間がかかるとか)沸騰してから入れてます。


お名前:E
E-mail:xxxxx@xxxxx.ne.jp
コメント:きっこさん初めましてこんにちは。茹で卵の話とても面白かったです。ラーメンに入っている煮卵は茹で卵の殻を剥いてチャーシューの煮汁に漬けておくのが一般的な作り方だと思います。良く見かける中が半熟状態の煮卵は卵を3分ほど茹で殻を剥き煮汁に漬けて12時間ほどおきます。チャーシューと一緒に卵を煮たらガチガチで美味しくない煮卵になってしまいます。煮卵を見ればそのラーメン屋がきちんとした仕事をしているか見分けることができますよ。これからも日記楽しみにしています。頑張って下さい。


つまり、ラーメン屋さんの「煮たまご」は、「煮たまご」でも「茹でたまご」でもなく、単なる「漬けたまご」だったってワケで、中には、「これじゃあ煮たまごじゃなくて漬けたまごですね」って書いてあるメールまであった。他にも、「煮る」と「茹でる」の違いについてのメールも、すごくたくさんいただいた‥‥って言うか、それ以前に、「能登のいしる」についてのメールもたくさんいただいてて、何かの機会に紹介したいと思う。

‥‥そんなワケで、今回のことに限らず、メールをくださった皆さん、ホントにどうもありがとう! それから、「大海物語」のアタリメに関してのお礼のメールもたくさん届いてるんだけど、そういうのを紹介しちゃうと、パチンコの宣伝をしてるみたいになっちゃうので、紹介はできない。だから、ここでマトメてお返事するけど、北朝鮮への経済制裁に成功した皆さん、おめでとう!‥‥ってなワケで、いよいよ今年の後半がスタートするので、煮タマゴと寝タバコには気をつけつつ、無事に生き抜いて行こうと思う今日この頃なのだ。


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