2006年度の新製品
今日は「水族館」の話題を書くつもりだったんだけど、昨日の補足として、どうしても触れておきたいことがあるので、「水族館」のことは明日に回して、昨日の「アメリカが開発、使用している恐ろしい化学兵器」について、補足的な続きを書くことにした。それで、まずは、1週間ほど前の、7月12日付の「アルジャジーラ」のニュースで、こんなのがあったので、読んで欲しい。
「イスラエル軍がガザ地区で化学兵器使用か 死傷者が異常な火傷を受ける」(アルジャジーラ)
7月11日付で、パレスチナ医療関係者が明らかにしたところによると、ガザ地区のシファ病院で手当を受けた患者の火傷の状態と、安置されている遺体の火傷の状態が異常なため、「イスラエル軍が新型の化学兵器を使用している」という疑惑が高まっている。救急医療主任のアル・サッカ博士は、同病院に搬送されて来た遺体のほとんどがばらばらになり、完全に焼けていたとして、アルジャジーラに対して、「遺体だけでなく、負傷者の体もほとんどが完全に焼けただれています。非常に醜くく変形しており、これまでに見たこともない状態です」と話した。同博士は、家族でも遺体を識別できないほどの状態であると述べ、「遺体のX線写真を撮っても、その人の命を奪った砲弾の破片はかけらすら見つかりません」と説明し、「遺体は化学薬品で焼かれたように見える」と付け加えた。「イスラエル軍は、今回の作戦で、新しい化学兵器か放射線兵器を使っていることは間違いありません。そして、負傷者の25%以上は16歳未満の子どもなのです」とも語った。
‥‥連日、双方の国の一般市民が殺され続け、ますます泥沼化するイスラエルとレバノンのヒズボラとの戦争に対して、このままでは収拾がつかなくなるとして、カタールは、「イスラエルに軍事行動中止を求める安保理決議案」を提案した。そして、世界中の誰もが両手を挙げて賛成であろうこの提案に対して、当然、イギリス、イタリア、カナダ、ドイツ、日本、フランス、ロシアの7ヶ国は賛成した。だけど、G8の中で、たった1ヶ国だけ、拒否権を発動してまで、この決議案に反対して、イスラエル軍の攻撃を支持したのが、アメリカだったってワケだ。8ヶ国の中で7ヶ国が賛成しても、たった1ヶ国が拒否権を発動すれば、その提案は却下される。そして、今、この瞬間も、激しい戦争が続いている今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?
‥‥そんなワケで、昨日の日記では、「アメリカが恐ろしい対人化学兵器を開発していて、イラク戦争では実際に使用していた」ってことを書いたけど、最後にリンクしておいた、問題のビデオニュースを見てくれた人なら、その化学兵器がどんな形で実用されてるのかを知ったハズだ。ハマー(四輪駆動車)の屋根の上に四角いレーダーみたいなのがついてて、そこから帯状の殺人光線を出すものや、空を飛んで来る敵機やミサイルなどに対して、ピンポイントで光線を放射するものなど、色んな兵器が開発されてた。そして、この殺人光線の発射装置と、暗闇や壁の向こう側にいる人間を体温で見つけるための、サーモなんとかって言う装置を合わせたものもあった。ようするに、敵が暗闇に隠れていようが、建物の中に隠れていようが、その場所を正確に探し出して、殺人光線を発射できるってワケだ。
それで、アメリカは、こういった恐ろしい化学兵器を開発して、イラクで実際に使用しながら改良して来て、ようやく、商品化にこぎつけたんだろう。そして、世界一の武器商人であるブッシュは、この殺人兵器を「2006年度の新製品」として、まずはイスラエルに売りさばいた。だから、今回のイスラエルとレバノンのヒズボラとの戦争は、アメリカにとったら、自分のとこの新製品を使ってくれてるお得意様の戦争ってワケだし、もっとガンガンと人殺しをしてもらって、新製品の性能をアピールしてもらいたいワケだ。
爆弾も、銃弾も、何も当たっていないのに、突如として人体が爆発する。突如として人体が焼けただれる。そして、この殺人光線の射程距離は、ライフルの射程距離の数倍にも及ぶ上に、ライフルのように目標を外すことがない。建物の中に隠れていても、数キロ先から狙われてロックされたら、もう終わりなのだ。
‥‥そんなワケで、ニポンがお金だけを出してた湾岸戦争の時は、連日連夜、まるで映画みたいに、空爆の様子を放送して視聴率を稼いでたテレビだけど、自衛隊を派遣することになったイラク戦争の時には、コイズミ内閣の検閲の入った限られた映像しか放送できなくなった。激しい銃撃戦や民家への空爆などはすべて封印され、自衛隊がサマワの子供たちに水を配ってるような、まるで日本テレビが制作したみたいなヤラセ映像しか、テレビでは放送できなくなった。それでも、テレビほど腐りきっていない新聞では、アルジャジーラから入って来る現地での惨劇の様子を断片的に伝えていた。
だけど、今度のイスラエルとレバノンのヒズボラとの戦争に関しては、あまりにもロコツなコイズミ内閣の口封じが炸裂してるために、まったくと言っていいほど何も伝えられていない。もちろん、100%何も報道しなければ、逆に「何かあるのでは?」って疑われちゃうから、ほんの数%だけ、コイズミ内閣にとって当たり障りのないことだけは、お茶を濁す意味でチョロって報道されてるけど、連日、アルジャジーラが伝えてる悲惨な現地の情報は、90%以上が報道されていない。
そして、その中でも、完璧に封印されてるのが、冒頭に挙げた7月12日付のニュースなのだ。たとえば、グーグルを始めとして、ヤフー、グー、ニフティ、インフォシーク‥‥って、ひと通りのニュースコンテンツの検索で「化学兵器」ってサーチしてみても、そこに現れるのは、「中国に遺棄した旧日本軍の化学兵器」のニュースばかりで、たったの1件すら、「イスラエル軍の化学兵器」についてのニュースはヒットしない。アルジャジーラでは、当日のトップニュースとして扱われてるのに、こんなバカなことは考えられない。ようするに、ニポン人には知られたくないから、ニポン語の記事にしないようにと、どこかが圧力をかけてるってワケだ。
コイズミ内閣の圧力に屈して、伝えるべきニュースを伝えられない腰抜け報道機関なんか、別にどうでもいい。こんなことは、今に始まったことじゃないから、真実を知りたい国民は、とっくに新聞やテレビなんかには見切りをつけてるし、情報はインターネットで得るようにしてるからだ。だけど、すべての国民が、アルジャジーラのサイトを見て、いちいち和訳して、読んでるワケはない。だから、誰かがそれをして、ニポン語の検索エンジンに引っかかるようにしないと、この国の国民は、永久に政府の書いたシナリオ通りに騙され続けてくだけなのだ。
アメリカが開発した恐怖の殺人兵器に関しては、必死にインペイし続け、それを使用してるイスラエル軍に関しても、執拗にインペイし続けてるコイズミ内閣だけど、屁のツッパリにもなんないような北朝鮮のヘッポコミサイルに関しては、毎日毎日大騒ぎ。これぞ、茶番だろう。本当に恐ろしい兵器は何なのか、本当に恐ろしい国はどこなのか、国民の目に真実を見せないために、マスコミに圧力をかけての情報操作。分かりやすいとこで言えば、イラクの自衛隊に関する報道だ。イラクから還って来る陸上自衛隊に関しては、お父さんの帰りを待つ家族まで出演させてのヤラセ映像を炸裂させてるクセに、戦闘地域にまで活動の範囲を拡大して、殺人光線を装備したハマーを空輸してる航空自衛隊に関してのニュースは、完全にシャットアウトしてる。
‥‥そんなワケで、これらのアカラサマな情報操作を見れば分かるように、コイズミとしては、このまま北朝鮮が脅威の国だっていう印象操作を続けて、国民をビビらせて、「軍備拡大も止む無し」って世論へ持って行き、安倍晋三へとバトンタッチしたいんだろう。そうすれば、自分がブッシュとの間で密約してるであろう「2006年度の新製品の大量買付け」にも持って行けるし、その頃には、自衛隊も軍隊になってるだろうし、憲法も捻じ曲げられてるだろうし、徴兵制も導入されてるだろうし、今のアメリカと同じように、ニポンの若者たちは、世界中の戦争にかり出されるようになってるってワケだ。ま、ワケの分かんない光線で焼き殺されたくないあたしとしては、これからもテッテーテキに、コイズミと安倍晋三の売国路線には反対してくつもりの今日この頃なのだ。
★ 今日も最後まで読んでくれてありがとう♪
★ そんなに戦争したいんなら、コイズミと安倍晋三と石原慎太郎だけで勝手にやって欲しい、と思う人は、クリックお願いしま~す!
↓ ↓
人気blogランキング
| 固定リンク