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2006.08.11

スーパーヤサイ人の暴走

Shinumi1
あたしが、たびたび、キュウリのキューちゃんを好きだってことを書いてたら、しばらく前に、ある女性の読者が、「キュウリのキューちゃんの作り方」をメールしてくれた。正確に言えば、「キュウリのキューちゃんの作り方」を紹介してるサイトをメールで教えてくれたんだけど、その人も、実際に作ってみて、買うよりも安上がりだし、ずっと美味しかったって書いてあった。それで、あたしは、さっそく、そのサイトを見てみたんだけど、調味料は、お醤油とかミリンとか、すべてお家にあるものだけで作れることが分かった。そのサイトで紹介してたのは、「キュウリ7本」で作る場合のレシピだったんだけど、キューちゃんにすると縮むから、「あっと言う間に食べられちゃうほど」の量みたいだ。だから、あたしも作ってみようと思って、お仕事の帰りにスーパーに寄ったら、ナナナナナント! キュウリが3本で250円! バラ売りだと、1本98円! つまり、キュウリ7本てことは、「3本+3本+1本」てことで、「250円+250円+98円」てことで、598円もしちゃうのだ!

このスーパーでは、キュウリのキューちゃんを1袋95円で売ってるから、この金額で、6袋も買える上にオツリまでもらえちゃう。その上、キュウリのキューちゃんを作るためには、ニンジンの千切りも入れるから、ニンジンも1本買わなくちゃなんないし、お家にある調味料はケッコーたくさん使うみたいだし、何度もお鍋を火にかけるから、ガス代も労力もかかる。そういうのも加えると、キュウリのキューちゃんを8袋か9袋、ヘタすると、10袋くらい買えちゃうかもしれない。こんなことなら、できてるのを買ったほうが、ぜんぜん得だと思った。

だけど、これは、お野菜がアホみたいに高くなってるのが問題なんであって、親切にメールで教えてくれた人も、詳しいレシピを紹介してくれてるサイトも、何の責任もない。つい、この前までは、キュウリは3本で100円くらいだったから、その値段で考えれば、わずか200円ちょっとで、キュウリのキューちゃんをいっぱい作れたワケで、できてるのを買うよりもダンゼンお得だったワケだ。その上、味もイイってんだから、言うことキュウリ‥‥じゃなくて、言うことナスだと思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんかワケで、あたしの「キュウリのキューちゃんを作る計画」は、もうちょっとキュウリの値段が安めぐみになってからやることにして、しばらくは東海漬物のキューちゃんのお世話になることにした。そしたら、そのあと、別の女性から、「最近ハマッてる秘伝のタレ」ってのを教えてくれるメールが届いた。コチュジャンとお醤油をベースにして、そこに、ゴマ油とかニンニクとか色んなものを混ぜて作るんだけど、その人が言うには、「サニーレタスにカツオを乗せて、このタレをかけて、巻いて食べるとすごく美味しい」ってことだった。それで、カツオも買って来なくちゃなんないなら、ハナッからムリな話だったんだけど、あまりにもワンダホーなことに、フリーザーには、まだ、いただいたカツオのタタキが1本とってあったのだ。さらには、この「秘伝のタレ」を作る調味料も、すべて揃ってる。つまり、サニーレタスさえ買ってくれば、この人が「やみつきになってます」って言ってる素晴らしいものを食べることができるのだ。

ただ、コレって、どう考えても、「ごはんのオカズ」じゃなくて「お酒のオツマミ」だと思ったから、お酒を飲む時に、やってみようって思ってた。それで、カツオのタタキと同じころにいただいた業務用の巨大な焼酎は、ちょっと前に飲みきったし、ここんとこ、色んな支払いでキビシイ生活をしてるから、あたしには珍しく、お酒のない生活をしてた。だから、サニーレタス以外の材料はすべて揃ってるんだけど、もう少し生活がラクになって、お酒を買う余裕ができてから、やってみようと思ってた。

そしたら、3日前に、信じられないものが届いたのだ。それは、「新海物語」の焼酎だ! しばらく前には、立派な本物の梅干をいただいて、まだ、そのお礼もしてないのに、同じ人が、今度は焼酎を送ってくださった。それも、「新海物語」の焼酎だなんて、世の中にこんなものが存在してたなんて、あたしは、これこそ、ビックル一気飲みしちゃった。ブルーの美しいボトルに、紅イモの焼酎が入ってて、ラベルには、真ん中にタテに「新海物語」って書いてあって、右側にはマリンちゃんが、左側にはサムが立ってる。それが、ピンクのラベルのと、ブルーのラベルのと、2本セットになってて、もちろん箱にも「新海物語」のマークや、マリンちゃんやサムの他に、ウミガメやジュゴンなど、オナジミの9種類の仲間たちが、輪になってる。あっ! こんな説明よりも、まずはお礼を言わないと‥‥。

Nさん、いつもホントにありがとうございます♪

‥‥そんなワケで、この流れから見れば分かるように、あたしに必要なものは、そう! 「サニーレタス」だ! いただきもののカツオのタタキと、いただきものの「新海物語」の焼酎と、教えてもらった秘伝のタレと、あまりにも他力本願な「きっこ家の食卓」だけど、 「サニーレタス」くらいは、自力で入手しなくちゃね‥‥ってなワケで、あたしは、いつものスーパーへ欽ちゃん走りしようとしたんだけど、欽ちゃんは、最近なんだか支離滅裂なことばっか言ってて、だんだん好きじゃなくなって来たから、今回は、デューク更家のヘンテコな歩き方をマネして、「シュッ! シュッ!」って言いながら、スーパーへと向かってみた‥‥わきゃない(笑)

で、スーパーの「野菜コーナー」に到着したあたしを待ち受けてたのは、1本350円のダイコン、1個298円のキャベツ、1個150円のトマト、1本180円の長ネギ、1袋250円の水菜、1把180円のニラなど、想像を絶する光景だった。オマケに、サニーレタスは入荷してないし、普通のレタスは、いつもよりも2まわりくらい小ぶりなのに、1個298円、半分のが150円だった。これじゃあ、お野菜がすべて「雪国もやし」の世界で、値段が高いから誰も買わないんだか、ナンミョータレントの「はなわ」がCMをやってるから誰も買わないんだら、どっちなんだか分かんなくなっちゃう。ちなみに、キュウリは、3本298円で、前回の3本250円よりも高くなってた。

それで、あたしは、普通のレタスを買おうと思ったんだけど、いつもの3倍の値段で、いつもの3分の2の大きさで、これだけでもバカバカしいのに、どのレタスも、あちこちが茶色に変色してて、持ち上げてみると、ビニールの底に茶色い水が溜まってたもんだから、とてもじゃないけど買う気が無くなった。高くても、小さくても、新鮮で美味しそうだったら、カツオも焼酎も揃ってんだから、ムリしても買ったんだけど、変色してるレタスなんかには、100円だって払いたくない。それで、あたしは、何か別のお野菜で、代用できるものはないか探してみたんだけど、そしたら、レタスの棚の上の段に、サラダ菜を発見した。だけど、これまた人をバカにした値段で、サラダ菜ごときが、1個250円もしやがった! いつだったかは忘れちゃったけど、何ヶ月か前に、このスーパーでサラダ菜を買った時は、1個50円だったのに‥‥。

サラダ菜は、レタスと違って、新鮮そうだし変色もしてなかったんだけど、とにかく量が少ないから、カツオを巻いて満足するまで食べるためには、1個じゃぜんぜん足りない。最低でも2個、いや、3個は必要だ。そうすると、750円てワケで、いくらなんでも、こんなには払えない。それで、あたしは、せっかくスーパーまで行ったのに、結局、何も買わずに帰って来た。帰り道、トボトボと歩きながら、「レタスやサラダ菜に巻かずに、カツオのタタキを秘伝のタレにつけて、それだけで食べるのはどうかな?」って考えた。だけど、普通なら、それだけでも十分すぎるほどのゴチソウなのに、メールには「サニーレタスに巻いて食べるのが、とにかくメチャクチャ美味しい」って書いてあったから、やっぱり、どうせなら、巻いて食べたい。

だいたいからして、もしも、今、サニーレタスに巻かずにカツオを食べちゃったら、今後、サニーレタスが安く入荷してたり、普通のレタスでも、新鮮で美味しそうなのが100円で売られてたりした場合に、それを買って来ても、今度は、カンジンのカツオが無いってことになっちゃう。そうなると、今度は、カツオも買わなくちゃならないワケで、レタスどころの騒ぎじゃなくなる‥‥っていうか、カツオもレタスも買うワケで、場合によっては、焼酎も飲んじゃってたりすると、焼酎も買わなきゃなんないし、わが家にあるのは、「秘伝のタレ」だけってことになる。これじゃあ、何も無い状態で、普通にお買い物するのとおんなじで、「せっかく、カツオと秘伝のタレと焼酎があるから、レタスを買って来よう」ってのとは、根本的に話が変わって来る。

‥‥そんなワケで、あたしは、フリーザーにあるカツオのタタキと、2本ある「新海物語」の焼酎のうちの1本は、新鮮で美味しそうなサニーレタスが、最低でも1個200円以下で買えるようになるまで、キープしとくことにした。それで、焼酎を1本だけ開けて、キュウリのキューちゃんと、東京タクアンと、イワシの味噌煮のカンヅメをオツマミにして、ちびちびと飲んでる今日この頃なのだ。


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