物理的類似と精神的類似
あたしのパチンコの師匠から、定期便のパチンコデータと攻略法のメールが届いたんだけど、今回は、研究中の「スーパー海物語」のものすごい秘密が、ついに解明されてた。もちろん、重要な内容だから、ここに書くワケには行かないし、書いたとこで、パチンコをやらない人には意味不明なんだけど、あたしが、ずっと不思議に思ってた「スーパー海物語」のクセ‥‥って言うか、納得できない部分が、ミゴトに解明されてて、それに対する攻略法もきちんと確立されてたから、「サスガ、師匠!」って思っちゃった。
三洋物産の「海シリーズ」って、大ザッパに言うと、「ギンギラパラダイス」「海物語」「新海物語」「大海物語」「スーパー海物語」って進化して来た。それで、これも大ザッパに言うと、「ギンギラパラダイス」の攻略法の一部は「海物語」にも使えて、「海物語」の攻略法の一部は「新海物語」にも使えて‥‥って感じだった。だけど、「新海物語」と「大海物語」には攻略上の共通点が何点かあったのに、今の「スーパー海物語」になったトタンに、今までの攻略法は、まったく通用しなくなった。数字のキャラや配列、出て来るキャラのアクションやリーチアクションなんかが、今までの機種をきちんと継承してるから、ついつい、「同じシリーズの新型」って思い込んじゃうけど、打ってみると分かるように、中身はぜんぜん違う。
「スーパー海物語」に、「新海物語」や「大海物語」の攻略法がぜんぜん通用しないのは、まったく別の抽選機能が搭載されてるからで、これは、ノーマルモードでの「マリンチャンス」や、マリンちゃんモードでの「ワリンチャンス」のハズレ方を見れば一目瞭然だった。どっちかって言うと、初代の「ギンギラパラダイス」に近いノリだったんだけど、この秘密を解明しない限り、「確実に勝つ」ってことはできない。それで、あたしは、正体の分かんない危険なモノには手を出さないってことで、「海」を打つ時は、「新海」か「大海」だけにしてた。だけど、いっつもオンブにダッコで申し訳ないんだけど、師匠から確実な攻略法が届いたから、これからは、「スーパー海物語」にも進出できるようになった今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?
‥‥そんなワケで、あたしは、サスガに今は忙しすぎて、パチンコに行く時間なんかないんだけど、師匠からのメールの最後に、ものすごく気になることが書いてあった。メンドクサイから、メールのその部分をそのままコピーするけど、こんな内容だ。
「それからね、きっこはハロプロ嫌いだから打たんとおもうけど、ビスティの新台の松浦あややに出てくる女性マネージャーが、きっこにクリソツだよ。ゆるい台だから、打つんなら初引きと継続のデータ送るよ」
‥‥って、今どき「クリソツ」ってのは「原文ママ」なのでカンベンしてもらうとして、あたしにソックリな女性マネージャーってのが、ものすごく気になる。それで、地元のお店にも導入してるって話は聞いてるんだけど、見に行ってるヒマもないので、今、これを書いてる時点でも、気になってるのが持続してるのだ。あたし的には、「中森明菜・歌姫伝説」の「デザイアちび菜」に似てるって言われたら嬉しいんだけど、未だかつて誰からも言われてない。それどころか、ずっと前に、「ドロンジョにおまかせ」を打ってたら、この師匠がやって来て、「自分の台を打ってんの?」って言われたことがある。
ま、ドロンジョ様とかマージョ様とかは、高校時代に言われてたから慣れてるし、どっちかって言ったら好きなキャラだから、似てるって言われてもイヤじゃないんだけど、松浦亜弥のマネージャーに似てるってのは、ものすごくムカツク。どんなキャラだか見てないから、ホントは、まだ何とも言えないハズなんだけど、「松浦亜弥のマネージャー」っていう立場自体が、すでにムカツク。あんな、映画の「猿の惑星」に出て来るメスの猿みたいな顔したヤツのマネージャーだなんて、どう考えてもムカツク。ちなみに、今の時季に鳴いてるセミは、オーシーツクツク‥‥なんてことも言ってみつつ、どっちにしても、今月中はパチンコなんか行くヒマがないから、この話題はオアズケだ。
‥‥そんなワケで、タレントでも有名人でも、実際の人間に似てるって言われた場合は、その時のリアクションが取りやすい。「MAXのレイナに似てるね!」なんて言われちゃった日にゃあ~って、あたしゃ猫じゃないけど、こんなに嬉しいことはないから、もう、電車の中でも、「ニライカナイ」の間奏の部分のカチャーシーを踊り出しちゃうだろうし、「浜崎あゆみに似てるね!」なんて言われちゃった日にゃあ~って、あたしゃ猫ひろしじゃないけど、こんなにイヤなことはないから、「ナンミョ~ホ~レンソ~」ってお題目を唱えながら、次の池尻大橋で降りちゃうだろう。
ようするに、MAXの玲奈ちゃんにしても、浜崎あゆみにしても、相手が人間だから、「似てる」って言われたら、それがダイレクトに「似てる」って思われてるってワケで、憧れてる人に「似てる」って言われたんなら素直に嬉しいし、嫌いな人に「似てる」って言われたんなら思いっきり不愉快になるってことだ。だけど、これが、人間じゃなくて、今回みたいに、パチンコのキャラだったり、動物だったり、場合によっては、無機物だったりした場合には、こっちのリアクションの取り方もビミョ~になって来る。
たとえば、「ブタに似てるね」とか、「カバに似てるね」みたいのなら、ホントに、「ブタ」とか「カバ」とかに、目も、鼻も、口も、耳も、輪郭も、配置も、すべてがソックリなワケはなくて、ただ「太ってる」とか「ブス」だってだけで、安易に「ブタ」とか「カバ」とか言われてるってことが明白だから、リアクションは簡単だ。そのセリフを言ったヤツの頭を「欧米か!」って言いながら、金属バットかゴルフの4番アイアンで、思いっきりひっぱたけばいいだけだから、話は簡単だ。だけど、こういう小学生の悪口みたいなのじゃなくて、マジで「似てる」って言われた場合には、人間以外の対象の場合は、リアクションに困る。
「ねえねえ、きっこってさぁ~顔がワオキツネザルに似てるよねぇ~」なんて言われちゃったら、怒るとか喜ぶとかって以前に、とりあえずは、ワオキツネザルがどんな顔なんだかを調べなかったら、その先には進めないし、リアクションどころの騒ぎじゃない。それで、インターネットが何かで、ワオキツネザルがどんな顔なんだかを調べてみても、極端にブサイクなワケでもないし、極端に可愛いワケでもないし、人間で言ったら、ごく平均的な顔だから、怒っていいんだか喜んでいいんだか分かんなくて、結局、泣き寝入りすることになっちゃう。この場合、「泣き寝入り」って表現はテキトーじゃないかもしんないけど、他に言葉が思い浮かばないから、これでカンベンしてちゃぶだい。
‥‥そんなワケで、あたしは、中学生の時に、「タレ目のキタキツネ」って言われたことがある。でも、これは、自分でも納得できた。実際に、ガリガリで、顔が逆三角で、目が離れてて、口が大きくて、ただでさえキツネっぽかったのに、髪を高い位置でツインテールに結んだりしてたから、それがキツネの耳みたいだって言われて、自分でも納得できた。それに、キタキツネって可愛いから、そう言われてもイヤな気はしなかった。
だけど、「タレ目の」って部分だけがどうしてもイヤで、あたしは、中3の時から、メークで目尻を上げることに専念し続けて来たし、今でも、あたしのアイメークは、真っ黒のリキッドアイライナーで、極端に目の輪郭を変えることが基本になってる。ハッキリ言って、あたしは、タレ目じゃないんだけど、なんていうのかな、上がカーブしてんのに、下が直線で、ミカンの1フサみたいな、半月みたいな、分度器みたいな、カマボコみたいな、フォルクスワーゲンを真横から見た時みたいな形の目だから、ノーメークだと、ものすごくゆるんでる顔つきになっちゃって、タレ目っぽく見られちゃう。オマケに、目と目の間隔が離れ気味だから、ヨケイにゆるんだ顔で、結果として、「タレ目」って思われちゃう。
だから、あたしは、アイラインの入れ方に関しては、高校生の時に、すでに職人ワザの域に達してたし、今は、それにプラスして、ノーズシャドウで目と目の感覚を狭く見せるワザも併用して、ようやく、人並みの目の形と目の位置を手に入れてるってワケだ。つまり、こんだけの苦労をして、「タレ目のキタキツネ」から、「普通のキタキツネ」へとステップアップしたワケなんだけど、これだって、「似てる」って言われた対象が、哺乳類だから何とかなってるワケだ。これが、もしも、「ハコネサンショウウオに似てるね」とか、「ウーパールーパーに似てるね」とか、「モンガラカワハギに似てるね」とかだったら、どんなメークテクを持ってたとしても、もはや、修正することはできなかっただろう。
‥‥そんなワケで、「似てる」って言われたのが、生物だってこんなに大変なんだから、これが、無機物だったら、さらに大変なことになる。たとえば、「丸底フラスコに似てるね」とか、「アルコールランプに似てるね」とか、「試験管立てに似てるね」とか、「石綿金網に似てるね」とか、「シャーレーに似てるね」とか、「プレパラートに似てるね」とか‥‥って、何で理科の実験に使うものばっかなのかって言うと、ただ、何年ぶりかで「プレパラート」って言葉を思い出したから、使ってみたかっただけなんだけど、そう言えば、「石綿金網」って、アスベスト問題で、今は使えなくなったんだよね? そしたら、今の理科の実験て、どんな金網を使ってんのかな? 「スーパーセラミック金網」とかなのかな?
ま、そんなこたーどうでもいいんだけど、こういった「生物以外」のモノに似てるって言われるのって、言われた本人も戸惑うと思うけど、周りの人たちの共感を得るのも難しいと思う。たとえば、「ガッツ石松は漬物石に似てる」とかなら、まあまあ過半数以上の賛同は得られると思うんだけど、「三宅裕二はカバンに似てる」とか、「真鍋かをりは靴べラに似てる」って言っても、ほとんどの人から、「はあ?」って言われちゃうと思う。それで、100人のうち2~3人だけが、この感覚に共鳴してくれると思う。
だけど、これらは、あたしがムリして考えたんじゃなくて、テレビで三宅裕二を見るたんびに、自然と「カバンに似てる顔だな~」って思っちゃうワケだし、テレビで真鍋かをりを見た時に、ヤタラとテカるファンデを使ってて、顔がツルツルに見える時には、「この顔を靴べラにしたら、きつい靴を履く時に便利そうだな~」って思っちゃうワケだ。だから、「どこがどう似てるのか?」って聞かれても、うまく説明できないし、あたし自身が良く分かってない。輪郭だったり、お肌の質感だったり、色んな条件が複合的に組み合わさってできた全体的な雰囲気が、なんとなく、「カバン」ぽく感じたり、「靴ベラ」っぽく感じたりしてるみたいだ。
だから、これは、松浦亜弥が、映画「猿の惑星」に出て来るメスの猿に似てるって思うのとは、根本的に違う。松浦亜弥の場合は、鼻から口にかけての造作が猿に似てるワケで、日本テレビの「サルヂエ」の特殊メークをしたみたいな鼻と口をしてるから、「雰囲気」とか「イメージ」とかが似てるってこととは違う。ようするに、ホンジャマカの恵俊彰と、安田大サーカスの団長が似てるってのとおんなじで、顔の造作が物理的に似てるってワケだ。だから、誰かに話した時にも、賛同を得られることが多い。でも、「三宅裕二はカバンに似てる」とか、「真鍋かをりは靴べラに似てる」ってのは、物理的には似てるワケがないし、なかなか賛同は得られない。
ようするに、あたしとおんなじ感性の人にしか通用しないってことなんだけど、そしたら、「ガッツ石松は漬物石に似てる」ってのは、どうして多くの人たちの賛同が得られるんだろう? それなら、「パッション屋良は軽石に似てる」ってのも、多くの人たちの賛同を得られるんだろうか? さらには、「松平健は御影石(みかげいし)に似てる」ってのはどうだろう? ついでに、「小沢一郎は花崗岩(かこうがん)に似てる」ってのもあるんだけど(笑)
あたしが、「似てる」って思う感覚って、どこまでが一般的で、どこからが個人的な感覚になるんだろう? そのボーダーが分かんない。たとえば、「村上ファン怒の村上被告が欽ちゃんに似てる」ってのは、ニポン中で言われてることだし、多くの人たちがそう感じてると思う。だけど、あたしがいつも思ってる、「ライブドアのイノシシ被告は豚の角煮に似てる」ってのになると、どれくらいの人たちが賛同してくれるか分かんないし、「北陽の虻川美穂子はホヤに似てる」ってのになると、正直、「誰も分かってくれないだろうな‥‥」って思いながら言ってる自分がいたりする。
‥‥そんなワケで、あたしは、人様のことを「カバン」だの「靴べラ」だの「御影石」だの「豚の角煮」だの「ホヤ」だのって言っときながら、自分が「CR松浦亜弥」に出て来る「女性マネージャー」に似てるって言われたことに対して、まだ、どんなキャラなのか見てもいない状況で、ムカついたりしてる。でも、それは、そのキャラに外見が似てるってことに対しての不満じゃなくて、「あんなヤツのマネージャー」っていう立場に対してのムカツキだから、ムカツクほどのことでもない。それよりも、今、あたしがすべきことは、1日でも早くパチンコ屋さんへ行って、どんなキャラなのかを確認して、「美人だったら喜ぶ、変なのだったらガッカリする」ってのが、正しい選択だと思う今日この頃なのだ。
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