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2006.08.09

時間のムダづかい

Kitashiba
今週号の「週刊プレイボーイ」に、玲奈ちゃんのセクシーグラビアが出るって話だったから、昨日、コンビニに寄って買って来た。あたしが「週刊プレイボーイ」を買ったのは、2年くらい前に、MAXの袋とじがついてた時と、4年くらい前に、玲奈ちゃんのソロ写真集とタイアップしたグラビアが載った時だから、2年に1回のペースだ。今年の2月か3月ころに、「きっこの日記」のことが取り上げられたことがあったんだけど、その時も、立ち読みしただけだった。だって、360円もするんだもん。

で、今回の玲奈ちゃんのグラビアは、表紙には「手ブラでエロス」って書いてあって、その通り、水着から手ブラまでを網羅したセクシーショットの数々だった。いつものように、MAKIさんのヘアメークはサイコーだし、写真としては素晴らしい作品ばかりだった。だけど、男性誌特有の下品なコピーが添えてあったりして、リトル残念な部分もあった。まあ、男性を対象とした雑誌なんだから、こういうのもジンジャエールなんだけど、あたし的には、この下品なコピーのセイで、永久保存用にもう1冊買う気が無くなった。

だけど、そんなことより、あたしが気になったのは、「週刊プレイボーイ」のナンミョー汚染度だ。表紙と最初のグラビアは、池田大作がジキジキに「わがファミリーの一員」って言って大々的に発表した上戸彩だし、ハロプロを代表するナンミョー患者の矢口真里とナンミョーの広告塔の志村けんの対談も載ってるし、重症のナンミョー患者を母に持つ松本人志の連載みたいのもあるし、ナンミョー専属のマンガ家、ゆでたまごの「筋肉マン」も連載してるし、他にも、ナンミョーの疑いがあるグラビアアイドルや作家が何人も目についた。これじゃあまるで、ナンミョーの機関誌じゃん。1冊の週刊誌が、表紙やグラビアから対談やマンガに至るまで、これほど、国際的カルト教団の信者ばかりを起用してるって、どう考えても異常だと思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしは、「週刊プレイボーイ」のナンミョー汚染度も気になったんだけど、それよりも、最近、テレビを見てて、もっと気になってることがある。それは、「北芝健」ていうオッサンだ。元刑事とかで、今は何をやってる人なのか知らないけど、とにかく、ヤタラと色んなワイドショーとかに出まくってる。朝、どっかの局のワイドショーで見かけて、それからお仕事に出かけて、お昼ごはんを食べにどっかのおそば屋さんに入ると、そこのテレビで流れてるワイドショーにも映ってたりする。それから、テレビ朝日の「TVのチカラ」でも見かけることがあるし、とにかく、ヤタラと目にする。あたしは、一度たりとも、「北芝健を見よう」と思ってチャンネルを替えたり、番組を選んだりしたことはないから、すべて、「タマタマ見てたテレビに偶然出てた」ってことだ。それなのに、とにかく、ものすごい頻度で目にする。だから、「北芝健」て名前も、覚えたくて覚えたんじゃなくて、自然に覚えちゃった。

それで、あたしは、この北芝健の何が気になってるのかっていうと、1つ目は、「ミケンのシワ」だ。これが、「刑事をやってたから厳しい表情になった」っていうんなら、そんなに気になんないんだけど、この人の場合は、「刑事をやってたから厳しい表情になった‥‥って雰囲気を演出するために、ワザとミケンにシワを寄せてる」ってふうに見えちゃうのだ。ようするに、本物の刑事じゃなくて、テレビドラマの刑事って感じで、一般の人たちが、「きっと本物の刑事ってこんな感じなんだろうな」って思い浮かべる人物像を演じてるようにしか見えないのだ。だって、本物の刑事だったら、どこに潜んでるか分かんない犯人に、自分が刑事だってことを悟られないようにするワケで、あの人みたいに、「いかにも刑事です」みたいな表情はしないと思うからだ。

だから、あたしは、別に、北芝健が元刑事だってことを疑ってるワケじゃなくて、「刑事をやってたころは、あんなミケンのシワなんか無かったんじゃないか?」ってことを疑ってる。つまり、「刑事をやめて、元刑事ってことを売り物にしてテレビに出るようになってから、いかにも元刑事って雰囲気を出すために、ワザとミケンにシワを寄せてるんじゃないか?」ってふうに疑ってるのだ。だって、あんな、見るからに「刑事刑事した刑事」なんて、ドラマやマンガの世界じゃあるまいし、現実の警察には存在しないと思うからだ。あたしが知ってる刑事さんたちは、普通のおじさんみたいな人か、ホニャララ団の構成員みたいな人か、どっちかしかいない。

‥‥そんなワケで、あたしは、北芝健の「ミケンのシワ」に関しては、気になるって言っても、テレビ朝日の「愛のエプロン」の武内絵美アナのレベル2くらいの気になり方で、ハッキリ言うと、そんなには気になってない。それよりも、あたしが気になってる2つ目、北芝健の「しゃべり方」に関してのほうが、レベル10を振り切って、レッドゾーンに突入しちゃうくらい、ホントに気になりまくってる。それは何かって言うと、北芝健て、とにかく、「ですねー」を連発するのだ。たとえば、「この事件はですねー、犯人がですねー、事件現場からですねー、駅までですねー、向かう途中にですねー、この川の橋をですねー、渡りかけた時にですねー、反対車線をですねー、走って来た軽トラックにですねー」って感じで、まるで九官鳥の霊か何かに取り憑かれちゃってるみたいに、すべての言葉のあとに「ですねー」をつけてしゃべるのだ。

あたしは、コレが、気になっちゃって気になっちゃって、テレビに北芝健が出てると、いつも「ですねー」の数を数えちゃう。だから、カンジンのコメントの内容なんかぜんぜん聞いてないし‥‥っていうか、「ですねー」の連発が気になっちゃって、コメントどころじゃなくなる。ちょっと前に、秋田の小学生殺害事件のことをしゃべってた時なんか、あたしは自宅にいたから、手元にあった目覚まし時計の秒針を見ながら数えてたんだけど、1分間に34回も「ですねー」って言ってたのだ。短い時間にたくさんのことを言おうとして、いつもより早口でしゃべってたこともあるけど、それにしても、これは異常すぎる。「ですねー」を1回言うのに掛かる時間が1秒だとしたら、北芝健は、1分間のコメントで、意味のあることをしゃべってるのはたった26秒で、あとの34秒は「ですねー」を繰り返してるだけなのだ。だけど、「ですねー」は1秒じゃなくて、正確に計れば1秒以上掛かってると思うから、実際には、もっと内容が少なくなると思う。

もちろん、誰にだって口癖ってもんはあるし、「えー」とか「あのー」とか、そういった言葉をいっさい使わないで、ムダな言葉をゼロでしゃべる人なんていないだろうから、どんな人だって、1分間のコメントをすれば、そのうちの1割とか2割とかは、内容の無い部分もあるだろう。だけど、いくらなんでも、たった1分間の中で、無意味な「ですねー」を34回も連発して、与えられた時間の半分以上もムダにしてるってのは、あまりにもワンダホーだと思う。しゃべってる本人は何も気にならないんだろうけど、聞いてるこっちとしては、2秒に1回は「ですねー」を聞かされてるワケで、サスガのあたしも、ここまで連発されると、もはやコメントなんかどうでも良くなっちゃって、つい、「ですねー」を数え始めちゃうのだ。

‥‥そんなワケで、あたしは、北芝健の「ですねー」のことが頭から離れないほど気になっちゃって、この人って、生まれてから今までに何回くらい「ですねー」って言ったのかな?‥‥ってことまで気になり出しちゃった。だけど、子供のころには、今みたいに「ですねー」を連発してたワケはないだろうし、この口癖を言うようになったのは、テレビに出るようになってからだと推測した。でも、あたしは、北芝健が、いつごろからテレビに出てるのか知らないから、「あたしがチラチラと目にするようになってから」ってことにすると、ここ2~3ヶ月くらいかな? だから、もしかすると、今年の3月まで刑事をやってて、4月からテレビとかに出るようになった人なのかも知れない。

で、北芝健が、今までに言った「ですねー」の総数だけど、テレビに出てる時だけじゃなくて、家族とかお友達とか以外の、あらたまってしゃべるような相手に対しては、やっぱり、あの口調なんだと思う。だから、テレビに映ってないからって、あたしは安心してらんない。今、この瞬間も、ミケンにシワを寄せた北芝健が、どこかで誰かを相手にして、「ですねー」を連発してるかも?って想像すると、気になって何も手につかなくなる‥‥ってのは大ゲサだけど、たとえば、北芝健が、新星堂に行って、「あのですねー、今日はですねー、この前ですねー、予約しといたですねー、AKB48のですねー、DVDがですねー、入荷したって聞いたからですねー、受け取りにですねー、来たんですねー」なんて言ってるかもしんないし、駅前のドコモショップに行って、「あのですねー、この前ですねー、ここでですねー、ケータイのですねー、電池パックをですねー、溜まってたポイントでですねー、交換してもらったんですねー、でもですねー、それから1週間しかですねー、経ってないのにですねー、もうですねー、すぐにですねー、充電の目盛りがですねー、1個になっちゃうんですねー」なんて言ってるかもしんないと思うと、気が気じゃなくなる。

だから、コレは、あくまでも、何の根拠もない単なる推測だけど、北芝健が、テレビ出演や、その打ち合わせや、その他の「あらたまった会話」をしてる時間を1日のうちに「4時間」てことにして、そのうちで、北芝健がしゃべってるのは、半分の「2時間」てことにする。そうすると、1分間に34回の「ですねー」は、120分で120倍になるから、1日に4080回の「ですねー」を言ってるってことになる。「1日にそんなに、あらたまった会話はしないだろう」って思う人もいるかもしんないけど、何かの講演会とかに呼ばれれば、1時間とか2時間とか、ひとりでしゃべり続けるワケだし、そうなったら、その1本の講演だけで、1日ぶんの「ですねー」のノルマを達成しちゃうだろう。そして、その日、それ以外の場面でも、あちこちで「ですねー」を連発してたら、その日は、4080回どころか、2倍の8000回くらい言ってるかもしんない。

だから、1000回とか2000回とかの日もあれば、8000回とか10000回とかの日もあって、平均すると、1日に4000回前後なんじゃないかってことが推測される。そうすると、4月から今までの4ヶ月間なら、約120日で、約48万回ってことになる。そして、このペースで、「ですねー」の連発を1年間続けると、146万回になる。146万回ってことは、単純計算すると、一睡もしないで、24時間ずっと、「ですねー、ですねー、ですねー、ですねー」って言い続けたとしても、約20日間にもなる。つまり、北芝健は、1年365日のうち、約20日間は、「ですねー」って言葉を言うためだけに、時間をムダにしてるってワケだ。

これが、あと10年続けば、「ですねー」を言ってる時間は、200日になる。20年続けば、400日になる。あたしは、北芝健が何才なのか知らないけど、見た感じは、まだ40代かそこらだと思うから、ナニゴトも無ければ、最低でもあと20年くらいは生きると思う。そして、あと20年生きると仮定して考えると、そのうちの400日間、つまり、1年以上もの時間を「ですねー、ですねー、ですねー、ですねー」って言い続けてるだけで、ムダに過ごしちゃうってワケだ。だから、年数としては20年生きても、内容としては19年しか生きれなかったことになって、ものすごく、もったいないと思う。

逆に言えば、北芝健は、この「ですねー」って口癖さえやめれば、1年で20日間、20年で1年間以上も、時間を長く使えるようになるってワケだ。だけど、北芝健が、この「きっこの日記」を読んでるわきゃないし、あたしがワザワザ何らかの方法を使って教えてあげる義理もないし、つまり、この健‥‥じゃなくて、この件に関しては、このまま放置する。でも、せっかく、こんなに長いことあれこれと書いて来たんだから、今回の北芝健のケースを自分のことに有効利用したいと思う。それは、北芝健の「ですねー」と同じように、あたしにも、自分じゃ気づいてない「時間のムダ」があると思うから、それを発見して、改善することによって、今まで、知らず知らずのうちにムダにして来た時間を取り戻そうって作戦だ。名づけて、「北芝健は反面教師大作戦」だ。

‥‥そんなワケで、あたしが、まず思い浮かんだのが、この「‥‥そんなワケで」だ。これは、多い時は、1日の日記に5~6回は使ってる。だけど、ここだけの話、この「‥‥そんなワケで」は、他の「ビックル一気飲み」とか「ジンジャエール」とか「アリエナイザー」なんかと同じく、文字登録しちゃってるから、呼び出して打ち込むのに1秒も掛からない。だから、この言葉を使わなくしても、ほとんど時間短縮にはならないし、口癖とかじゃないと意味が無いと思う。だけど、あたしにも多少は口癖があるけど、北芝健の「ですねー」みたく、1分間に何十回も言うような、病的な口癖なんか無いから、しゃべり方を気をつけても時間短縮にはならない。やっぱ、あたしの場合は、毎朝の「最低40分、場合によっては1時間以上」のメーク時間や、1日に何度かメークを修正する10分、15分の時間を半分にでもすれば、それだけで1日に30分以上は短縮できるんだけど、これだけは絶対に譲れない時間だから、現実的にはムリな話だ‥‥っていうか、良く考えてみたら、あたしには、ムダにしてる時間なんて最初から無かったと思う今日この頃なのだ。


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