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2006.08.25

お風呂でヨーガ

毎月のことなんだけど、あたしは、22日から月末までが、とにかくイソギンチャクになる。以前は、寝る時間も削ってがんばってたんだけど、今は、少しは自分の体のこととかもカンガルーようにしたから、5~6時間は寝るようにしてる。だから、そのぶん、起きてる時間がヨケイにイソギンチャクになる。時間に余裕がある時は、1時間くらいお風呂に入って、お風呂上りに、スキンケアと、自己流ストレッチと、千葉麗子ジコミのヨーガとで、1時間くらいは使ってるし、場合によっては、ヨーガのあとに自己流のインチキ瞑想を15分くらいしたりする。だから、お風呂とお風呂上りとで、最低、2時間は使うんだけど、これが、月末のイソギンチャクな時期になると、30分でお風呂を済ませ、お風呂上りもフェイスケアだけになる。だから、イソギンチャクな時期になっても、最初の1日、2日は変わんないんだけど、3日目あたりから、つまり、今日あたりから、体のあちこちが痛くなって来る。それで、あたしの自己流のストレッチや、千葉麗子ジコミと言いながらも、前に、NHKの教育テレビでザッと見ただけで、テキトーにマネしてるだけのヨーガも、それなりに効果があったんだってことをあらためて思い知らされることになる。

それで、ふと思ったんだけど、見よう見まねでテキトーにやってるストレッチやヨーガでも、それなりに効果があったってことは、ちゃんとしたストレッチやヨーガを覚えたら、もっともっと、遥かに効果がアルマジロじゃないかって思った。あたしの自己流だと、その月の1日から21日まで、ほとんど毎晩やってても、イソギンチャクになってパタリとやらなくなったら、2日間くらいは体調がいいけど、3日目くらいから、腰痛とか足のムクミとかが出始めちゃう。だけど、ちゃんとしたストレッチやヨーガを覚えて、それを1日から21日まで続けたら、パタリとやらなくなっても、あんがい、月末まで体調がいいかもしんない。「月末まで」ってのは、高望み&買いかぶりかもしんないけど、少なくとも、2日間以上は体調がいいハズだと思う。だから、どうせ毎晩おんなじ時間をストレッチやヨーガに割くんなら、自己流よりも、ちゃんとしたのをやったほうが得だと思った今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしは、新しい言葉を作ろうとして、「忙しい」を「イソギンチャク」にしてみたり、「考える」を「カンガルー」にしてみたりしたんだけど、あまりにも中途半端で、収拾がつかなくなった挙句に、ムヤミに「アルマジロ」なんてのまで折り込んじゃったから、今日のマクラはボロボロになっちゃった。でも、22日から月末までの忙しい時期は、「考えてから書く」んじゃなくて、「書きながら考えてる」っていうか、場合によっては「考えずに書いてる」から、昔から「きっこの日記」を読んでくれてる人の中には、「もともとザツな文章だけど、月末になると、よりザツになる」っていう特徴を把握してる人も多いと思う。だから、あたしは、今の時期になると、安心して、文中に変な言葉を折り込んでみたり、寒いオヤジギャグを連発してみたりする。そして、文章の垂れ流し具合に拍車が掛かったりすることが多くなるし、もっとセッパ詰まると、読者からのメールを紹介してお茶を濁したりするパターンを使ったりもする。じゃないと、いくら「長文の垂れ流し」をストレス発散にしてるって言っても、あまりにも時間が足りなくて、自分が納得できるだけの長さを確保できなくなっちゃうのだ。

それで、あたしは、この、忙しくて時間がなくなって来て、「考えてから書く」が「書きながら考える」に変化するって方式が、忙しい時期のストレッチやヨーガにも利用できるんじゃないかって考えた。つまり、時間に余裕のある時は、「お風呂から出てからストレッチやヨーガをする」ってことだったけど、これを「ストレッチやヨーガをしながらお風呂に入る」ってことにするワケだ。こうすれば、お風呂の時間だけで、お風呂も、ストレッチやヨーガもできるから、すべては丸く収まる。それで、通常のお風呂タイムってのは、「体を洗う」と「バスタブに浸かる」とに大きく分けられるから、あたしは、体を洗いながらストレッチをして、バスタブに浸かりながらヨーガをしてみることにした。

体の動きや形を文章で説明するのって、ものすごく大変なんだけど、何とかがんばって書いてみると、手のひらを上にして左腕をまっすぐ前に伸ばして、ハンドバッグを掛ける時みたく、ヒジから先を90度上に曲げる。それで、その、左腕のハンドバッグを掛けるとこに、右腕をまっすぐに伸ばして乗せる。それから、左腕で右腕を引っぱりながら、上半身だけを左に「グイッ!グイッ!」ってひねる。何度かやったら、今度は、逆向きにやる。誰でも良くやる簡単なストレッチだと思うけど、この説明で分かったかな? あたしは、肩は凝らないんだけど、腰痛がひどくて、ホントにひどくなると、腰だけじゃなくて、背中一面がパンパンに張るみたいになる。だから、このストレッチだけは、車の運転中に信号待ちしてる時とか、色んな時にやってる。

それで、お風呂なんだけど、あたしは、左腕から洗い始める。右利きだから、右手にスポンジを持って、左腕を全部洗って、それから、スポンジを左手に持ち直して、右腕を洗う。それから先は、首とか体の前面とかを洗って、脚に行く場合もあるし、先に背中を洗う場合もあるし、その時によって違うんだけど、最初に、左腕と右腕を洗うのだけは、いつでも決まってる。それで、あたしは、この腕を洗う時の形が、さっきのストレッチに似てるってことに気づいたから、左腕の上面を洗ったら、左に2回ストレッチ、左腕の裏側を洗ったら、左に2回ストレッチってふうにやってみた。そしたら、これが、ワリといい感じだった。

それで、左右の腕を洗いながら左右のストレッチを済ませて、その次に考えたのが、脚を洗う時のストレッチだ。いつもは、お風呂のイスに腰掛けたまま、片脚ずつヒザを立てるように曲げて洗ってたんだけど、今回は、脚をまっすぐに伸ばしたまま、上半身のほうを曲げて脚を洗ってみた。こうすると、足首とか足の甲を洗う時には、手もまっすぐに伸ばしてるし、腰もケッコー曲げてて、なかなか本格的なストレッチっぽい感じになった。

それから、あたしは、背中を洗う時は、長い持ち手のついた背中用のブラシを使う時と、ラップの芯をもうちょっと太くしたくらいのタワシの両側にヒモがついてるのを使う時がある。いつもはブラシなんだけど、1週間に1回くらい、タワシを使う。タワシって言っても、体を洗うためのタワシだから、普通のタワシよりもずっと柔らかいんだけど、それでもケッコー硬いから、背中が痒い時とかはチョー気持ちいい。このタワシをお湯に浸けて、ボディーシャンプーをつけて、両方のヒモを両手で持って、背中を左右に擦るのだ。このタワシは、楕円形の小型のもあって、こっちは、スポンジとおんなじに、片手に持って使うんだけど、あたしは、体の前面とか手足とかは、背中よりも皮膚が弱くて、何度かチャレンジしたんだけど、マッカッカになっちゃった上に、お湯がヒリヒリしてバスタブに入れなくなっちゃったから、今は使ってない。

で、今回は、ストレッチってことなので、久しぶりに、この小型のタワシを使って、腕を背中のほうに回して洗ってみた。背中用のブラシや背中用のタワシと違って、背中をぜんぶ洗うためには、腕を肩のほうから回してみたり、ワキのほうから回してみたりと、日常生活じゃやらないようなヘンテコな姿勢をしなくちゃなんないし、その上、そのムリな姿勢で手を動かすワケだから、色んな場所のスジが伸びたみたいな感じがした。

これで、体はぜんぶ洗い終わって、あとは、顔と髪なんだけど、サスガに、顔を洗いながらストレッチはできないから、顔は普通に洗った。それで、あたしは、最後に髪を洗いながら、今までのストレッチを振り返ってみた。そしたら、左右のストレッチと前へのストレッチはクリアしてたけど、後ろへ反るストレッチをやってないことに気づいた。それで、あたしが思いついたのが、すでに名づけちゃったけど、「イナバウアーシャワー」だ。このネーミングだけで、もう説明もいらないと思うけど、その通り、今、あなたの頭の中に浮かんでる形が、コレだ。いつもはイスに座ったまま、下を向いてシャンプーを流してるんだけど、シャワーを高いほうのとこにセットして、シャワーに背中を向けて、イナバウアーみたいに体を後ろに反らして、それでシャンプーを流す。

あたしは、我ながらワンダホーなアイデアに、髪を洗いながら、心の中でちっちゃくガッツポーズをした。それで、顔面の泡だけシャワーで流して、目を開けられるようにしてから、シャワーを高い位置にセットして、イスとかをどけてスペースを作って、後ろを向いた。だけど、バスルームが狭くて、普通に立ってれば後頭部あたりにシャワーが掛かるんだけど、体を後ろに反らすと、シャワーはあたしの顔の前を通り越して、胸のあたりに掛かっちゃう。このままの体勢で、あと50cm前に出られれば、ちょうど頭のあたりに掛かるんだけど、これ以上は前に進めない。

それで、あたしは、リトル考えてみたんだけど、ようするに、シャワーがナナメに噴射してんのがダメってことに気づいた。シャワーが、真下に向かって噴射してれば、あたしのイナバウアーの頭は、ちょうどピッタリの位置になる。だけど、家のシャワーは、角度を変えることができない。それで、もう諦めて、普通に流そうかと思った瞬間に、あたしの頭の上で、いいことを思いついた時に光る電球がピカッと光った。それは、「シャワーのお湯の量を少なくすれば、今よりも下向きになる」ってことだ。

で、もう目にもシャンプーの泡が入り始めてたし、早く流したかったあたしは、シャワーのコックをテキトーに半分くらいまで絞った。そしたら、湯量は減ったけど、そのぶん、お湯は下向きになったから、あたしは、すぐに後ろ向きになって、両脚をシッカリとひらいて、腰に手をあてて、体を後ろへグッと反らせた。そして、頭と顔にシャワーが掛かった瞬間!


「アチチチチチチ~~~!」


‥‥ってなワケで、あたしは、いつも全開でシャワーを使ってたから、お湯の量を減らすと熱くなるっていう当たり前のことをウッカリと忘れてたのだ。それで、たいていのシャワーはおんなじだと思うけど、お湯の量を減らしても、すぐには熱くならなくて、リトル遅れ気味に熱くなる。だから、あたしが、前を向いてお湯の量を減らした時には、最初のまんまの温度で、後ろを向いた時に、熱くなってたのだ。結局、あたしは、後ろへ反るストレッチは諦めて、普通にイスに座ってシャンプーを流して、トリートメントをして、タオルを巻いてから、バスタブに入った。それで、うちのバスタブは、2人でゆったりと入れるくらいの大きさがあるから、1人なら、ある程度は体を動かすことができる。

だから、ヨーガをすることもできそうなんだけど、いくらバスタブだからって、「魚のポーズ」みたいに、床に横に寝るポーズをやったら、間違いなく溺れちゃうだろう。それから、頭を床につける「ウサギのポーズ」とかも、バスタブの中じゃムリだ。だからって、「白鳥のポーズ」や「イーグルのポーズ」みたいに、立ってやるポーズだと、お湯に入ってるのは脚だけってことになるし、特に、「白鳥のポーズ」の場合は、片脚だけしかお湯に入ってないから、そもそも、バスタブでやってる意味がなくなっちゃう。

つまり、基本的には、床に座ったポーズのものしかできないってワケで、数少ないポーズしかできないあたしが考えたのは、片方のヒザを立てて、背中で両手をつなぐ「牛のポーズ」だ。これを左右交互にやれば、それなりに効果がありそうだ。ただ、ヨーガってのは、あたしの僅かな聞きかじりの知識で言うと、ひとつのポーズだけをずっとやってても、あんまり意味がない。すべてのヨーガには、「流れ」ってのがあって、まずは、正しい呼吸をするとこから始まる。そして、いくつかのポーズを呼吸に合わせて続けて行くんだけど、たいていは、頭を床につけたり、床に寝たりってのが入ってるから、バスタブの中で一連の流れをやったら、どっかで溺れちゃう。それで、あたしは、正しいヨーガとはホド遠いんだけど、「牛のポーズ」をベースにして、あぐらで上半身だけをひねるポーズとか、両ヒザを抱えながら上を向くポーズとか、バスタブの中でできるのを組み合わせて、自分なりに色々とやってみた。

‥‥そんなワケで、体の疲れを取るためのお風呂であり、ストレッチであり、ヨーガなのに、色んなことをやってるうちに、あたしは、何だかクタクタになって来ちゃった。それで、こんなんじゃ本末転倒だってワケで、お風呂から出ることにした。そしたら、ナナナナナント! お風呂に入ってから2時間近くも経ってたのだ! お風呂が1時間、お風呂を出てからのスキンケアやストレッチやヨーガが1時間、だけど、今は忙しくてそんな時間はないから、少しでも短縮しようと思ってのココロミだったのに‥‥。だから、このココロミが大失敗したのは見ての通りなんだけど、それだけじゃなくて、明日になったら、体のあちこちがヨケイに痛くなってそうな気がする今日この頃なのだ。


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