女性が嫌う女性タレント
子供のころに、お父さんを「パパ」、お母さんを「ママ」って呼んでた人って、何才くらいで、「お父さん」「お母さん」に変えるのが普通なんだろう? あたしは、子供のころから、ずっと、「父さん」「母さん」て呼んでたから、その境目が分からない。まあ、女の子の場合は、中学生になっても、高校生になっても、場合によっては、大学生や社会人になっても、「パパ」「ママ」って呼んでても、死ぬほどは恥ずかしくはないだろう。もちろん、大学生や社会人になって、大学のお友達や会社の同僚とかに、「うちのママが」なんて言ってたら、これはサスガに恥ずかしいけど、自宅で、家族だけしかいないとこで呼んでるぶんには、そんなには恥ずかしくないと思う。
だけど、男性の場合は、自宅で、家族だけしかいないとこであっても、絶対にアリエナイザーだ。あたしの感覚だと、男の子が両親のことを「パパ」「ママ」って呼んでも許されるのは、最高で中学生までだね。高校生になっても、両親のことを「パパ」「ママ」なんて呼んでたら、あまりにもキモすぎる。そして、大学生や社会人になっても、「パパ」「ママ」なんて呼んでるような男がいたとしたら、もう、キモイとかのレベルじゃなくて、何かの病気なんじゃないかって思う。そういう男は、あたしの半径2m以内には近づかないで欲しいって思っちゃうほど不気味に感じる。たとえば、ふかわりょうとか‥‥。ふかわりょうは、ハタチどころか、もう30才を超えてるのに、自分の両親を「パパ」「ママ」だなんて、これほど気持ちの悪いことは、そうそう無いだろう。
あたしは、ふかわりょうの外見とかギャグとかは、特別に好きでも嫌いでもないんだけど、ずいぶん前の「内村プロデュース」か何かで、ふかわの自宅でイタズラをするみたいな企画があって、タマタマ見てたら、ふかわりょうが、「そんなことしたらママが怒るからさ~!」とかって言ったのを聞いて、全身が凍りついた。そして、あたしは、それ以来、ふかわりょうを見る目が変わったんだけど、決定打になったのは、それから何ヶ月後かの「いきなり黄金伝説」で、お母さんと2人で「1ヶ月1万円生活」みたいなのをやる企画の時だった。ハッキリとは覚えてないから、もしかしたら「1週間」だったかも知れないけど、とにかく、ふかわりょうとお母さんが、マンションの一室で生活したんだけど、そこで、ふかわりょうは、「ママ」を連発した今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?
‥‥そんなワケで、あたしは、ふかわりょうが、堂々と「ママ」って呼んでたんなら、単なるマザコン男だと思うだけで、そんなには気持ち悪くなかった。だけど、そうじゃなくて、テレビで「ママ」なんて呼んでるとこを放送されちゃったら恥ずかしいと思って、自分では言わないように気をつけてるのに、つい、ウッカリ、自宅でのいつものクセが出ちゃって、「ねえ、ママ」とかって言ってから、ハッとして、言いかけてた言葉がカミカミになっちゃうってパターンばっかだった。だから、あたしは、「あっ!この人は自覚してんのに直すことができないんだ!」って思って、すごく薄気味悪く感じるようになった。その上、ふかわりょう自身は、自分がテレビで「ママ」なんて言っちゃった恥ずかしさでオロオロしてんのに、そんなことにはまったく気づいてないお母さんが、「なあに、りょうちゃん」なんて答えちゃう。だから、自分の「ママ」発言だけでも赤面モノなのに、さらに、30才を超えた自分が、お母さんから「りょうちゃん」だなんて呼ばれてるってことを世間に晒しちゃった恥ずかしさまでもが加算されて、プチパニック状態に陥り、どうしていいのか分からなくなったふかわりょうは、お母さんに乱暴な言い方をしたりする。そして、何で息子が急に怒り出したのか分からずに、お母さんは、「なあに? どうしちゃったの? りょうちゃん! ねえ、りょうちゃん、どうしたのよ?」なんて、ダメ押しをしたりしてた。この一連の流れの気味悪さが、あたしには耐えられなかった。
自分でも分かってないマザコン男も気持ち悪いけど、自覚してんのに直すことができない男は、もっと気持ち悪い。それどころか、ふかわりょうの場合は、最近じゃあ、それを売りのひとつ、ネタのひとつにまでし始めちゃったから、もう、気持ち悪いを通り越して、気の毒になって来た。こういうのって、自分の性癖を売り物や笑いのネタにするのとおんなじで、ここまでしても芸能界にしがみついていたいのかって思えちゃうから、見てるこっちも、素直に笑えない。なんか、見てるほうがミジメな気持ちになって来る。
だけど、あたしは、カンニングの竹山が、自分のお母さんのことを「ママ」って呼んだのを聞いた時には、ふかわりょうのケースほどは、気持ち悪くなかった。それは、竹山の口から「ママ」って言葉が出た瞬間に、あたしがイメージしたのが、「スナックのママ」だったからだ。もちろん、会話の流れから、それがお母さんのことだって知った時には、やっぱり気持ち悪くなったけど、第一声では、「スナックのママ」だと思った。あたしは、自分の感覚を他人に押し付けるつもりはないんだけど、おんなじ「ママ」って言葉でも、ふかわりょうの口から出れば「お母さん」のこと、カンニングの竹山の口から出れば「スナックのママ」のことって感じるのは、あたしだけじゃないハズだ。こう考えると、あたしは、最初に、いい年こいた男が「パパ」「ママ」なんて言うのは耐えられないほど気持ち悪いって書いたけど、誰でもおんなじに気持ち悪いってワケじゃなくて、その男のタイプによって、気持ち悪さのレベルが変化するってことが分かった。
女の子が自分のことを名前で呼ぶっていう、もうひとつの、あたしの耐えられない行為について考えても、この「相手のタイプによってレベルが変化する」ってのは共通してる。あたしが、聞くたびに、とにかく耐えられなくて、ぶん殴ってやりたいほどムカツクのは、あびる優が自分のことを「優はねぇ~」って呼ぶ時だ。厚顔無恥の犯罪者が、公共のテレビに出てるだけでも腹が立つのに、ハタチを過ぎたのに自分のことを名前で呼ぶなんて、バッカじゃないの?って思う。そして、あびる優と同レベルで腹が立つのが、山本梓が自分のことを「あずはねぇ~」って呼ぶ時だ。これも、聞くたびに拒絶反応が出るくらい気持ち悪いし、イライラする。
これは、単に、その行為自体が気持ち悪いっていうよりも、「自分のことを名前で呼べば男性の目に可愛く映るだろう」って思い込んでる稚拙な心理状態が気持ち悪い。これは、周りにカッコイイ男性タレントがいる時ほど、あびる優の「優はねぇ~」や、山本梓の「あずはねぇ~」の回数が激増するって事実を見れば明らかだろう。公共のテレビでもこんなアリサマなんだから、お目当ての男性タレントと飲みに行ったりしたら、どれほど「優はねぇ~」や「あずはねぇ~」を連発してるのかは、簡単に想像がつくし、想像すると吐き気がしてくる。
だけど、あたしは、小倉優子が、自分のことを「優子はぁ~」って呼んでるのを聞いても、何とも思わないっていうか、逆に、可愛いと思う。ゆうこりんのほうが、あびる優よりも年上なのに、あたしの受ける感覚は正反対だ。それは、自分を名前で呼ぶって行為が、ゆうこりんのキャラに合ってるってこともあるけど、それよりも、最大の理由は、「アサマシサが無い」ってことだ。あびる優や山本梓の場合は、男にこびるために、自分を可愛く見せようとしてるから、その、ガツガツとしたアサマシサが丸見えになってて、見る者を不快にさせる。だけど、ゆうこりんの場合は、男にこびるためにやってるワケじゃないし、ぜんぜんガツガツしてない。
ゆうこりんは、自分を好きで好きでたまんなくて、自分を可愛く見せることが大好きなのだ。男にこびたり、男にチヤホヤされることが目的なんじゃなくて、自己愛から発生してる行為のひとつとして、自分のことを名前で呼んでるのだ。もっと言えば、それすらも策略で、ひとつの「小倉優子」っていう商品イメージを完璧にするための行為とも思える。そう考えると、その場、その場で、男にチヤホヤされることしか頭に無いあびる優や山本梓の下品さ、粗雑さ、頭の悪さと対照的に、ゆうこりんは、ソートー頭がいいし、ソートー考えて行動してるってことが分かる。
デビュー当時のゆうこりんは、今とはぜんぜん違うしゃべり方だった。もっと低くてハスキーな声で、今どきの女子高生とおんなじに、早口でペラペラとしゃべって、大声で「ギャハハハ~!」って笑ってた。だけど、そのままだったら、周りのアイドルのタマゴたちと一緒に、アッと言う間に消えてっただろう。だけど、ゆうこりんは、周りとは違ったキャラを作るために、空気を抜いたバカっぽいしゃべり方を習得したり、ロリータの走りみたいなファッションをしてみたりと、自分なりに努力をして、「小倉優子」っていうキャラを作り上げた。そのうちのひとつが、「優子はぁ~」なのだ。その証拠に、ゆうこりんが高校生くらいの時の何かのオーディションでのVを見ると、自分のことを「私は」って言ってる。
‥‥そんなワケで、あたしは、ゆうこりんが「優子はぁ~」って言うのも、深田恭子ちゃんが「恭子はね」って言うのも、不快に感じるどころか、すごく可愛いと思う。だけど、あびる優の「優はねぇ~」や、山本梓の「あずはねぇ~」には、これでもか! これでもか!ってほどの性格の悪さを感じて、ぶん殴りたいほど腹が立つ。でも、これは、あたしだけの感覚かも知れない。週刊文春か何かでやってる「女性が選ぶ嫌いな女性タレント」っていうアンケートを見ると、4位があびる優、6位が小倉優子になってるから、もちろん、「自分のことを名前で呼ぶ」ってことだけで嫌われてるんじゃないと思うけど、あたしの感覚は特別なのかも知れない。
ちなみに、このアンケートは、毎年やってるみたいで、今年の順位は、1位が細木数子、2位がさとう珠緒、3位が和田アキ子、4位があびる優、同率4位が泉ピン子、6位が小倉優子、7位が梨花、8位が神田うの、同率8位が西川史子、10位が叶姉妹で、以下、デヴィ夫人、青木さやか、浜崎あゆみ、野村沙知代、村上里佳子、ほしのあき、叶恭子、久本雅美、米倉涼子、熊田曜子、工藤静香、川島なお美って続いてくんだけど、コレって、ホントに1000人の女性にアンケートしたのかな? 週刊誌のアンケートなんて、ほとんどがヤラセだから、あたしは、イマイチ信用してない。
つーか、10位が叶姉妹で、17位が叶恭子ってのも意味不明だし、だいたいからして、ナンミョーの団体票で「高感度タレント」に居座ってるだけで、ホントはニポン中から嫌われてる久本雅美が、「嫌われてる女性タレント」のほうで18位ってのもおかしい。あれほどテレビに出てるのに、CMの話がぜんぜん来ないのは、下品でナンミョーな久本をCMに使うと、企業イメージが悪くなるって思われてるからだし、ナンミョータレントを使わないとやってけないテレビ局側と、ナンミョータレントなんか見たくないと思ってるお茶の間との温度差は、ますます広がってる。だから、マトモにアンケートをとれば、久本雅美がワースト3に入るのは当然として、柴田理恵だってワースト10に入るハズだ。
それに、あたしが、ゆうこりんを好きだから言うワケじゃないけど、このラインナップで、ゆうこりんが6位にポツンと入ってるのも、すごく不自然に感じる。なんか、週刊文春の編集部に、ゆうこりんを嫌いな人がいるんじゃないかって勘ぐっちゃう。だって、「ブスは生きてる価値が無い!」「ブスは生きてる資格が無い!」って言って、全国の女性を敵に回しちゃった、カン違い女医の西川史子が8位で、それよりも、人畜無害なゆうこりんのほうが嫌われてるなんて、あたしにはまったく理解できない。男性にも女性にも聞いたアンケートなら分かるけど、女性だけに聞いたアンケートなら、女性からテッテーテキに嫌われてる西川史子は、もっと上位に行くハズだし、同じく、女性から嫌われてる優香や大塚愛が20位までに入ってないのも不自然だ。
で、あたしは、週刊文春は読んだことがないし、このアンケートも、どっかのサイトに掲載してあったのを見ただけなので、細かいとこまでは分かんないけど、そのサイトに引用されてた週刊文春掲載のコメントを見ると、西川史子に1票入れた女性のコメントとして、「そんなにテレビに出て、本業はどうなっているの?って感じがする」って書かれてた。だけど、ホントにこんな理由で、西川史子に1票を投じた人がいるんなら、それこそおかしな感覚だ。だって、こんなこと、どう考えたって「ヨケイなお世話」じゃん。西川史子を嫌うんなら、「ブスは生きてる価値が無い!」ってノタマッたことや、あの高飛車な態度や、でかい鼻の穴が正面から丸見えなのに自分のことを美人だと思い込んでるカン違いっぷりにツッコミを入れるべきで、もともと大金持ちで、何の不自由もなく生きて来た西川史子の本業の心配なんかする必要は無いと思う。
そして、ゆうこりんに1票入れた女性のコメントは、「わけがわからん」ってものだった。こんな理由で嫌うんなら、ワケの分かんない人たちだらけの芸能界なんて、嫌いな人だらけになっちゃうと思うんだけど‥‥。結局、色々と書いてあったコメントの中で、あたしが納得できた理由は、和田アキ子に対する「本人が嫌いというより、和田アキ子をあがめたてる周囲、芸能界がいや」っていうのと、梨花に対する「ギャーギャーうるさい!」っていうのだけで、あとの理由は、「そんな程度のことで嫌うなよ」っていうか、どうも女性の感覚とは違う感じのものばっかだった。ここに挙げたコメントも、どう見ても、男性の感覚みたいに感じるし、特に、ゆうこりんに対する「わけがわからん」ってのは、どう考えても世の中のお父さんたちの感覚であって、女性だったら、どうしてゆうこりんがああいうキャラを演じてるのかとか、ああいうキャラを演じるメリットとか、誰にでも理解できるハズだ。だから、あたしは、このアンケート自体も、これらのコメントも、編集部のオッサンたちがテキトーに書いてるんじゃないかって勘ぐっちゃう。そんな中で、神田うのに対する、こんなコメントを発見した。
「そろそろいい歳なのに自分のことを『うの』と呼んでいる」
‥‥そんなワケで、あたしは、神田うのが自分のことを「うの」って呼んでることに関しては、このコメントの人とおんなじに、そろそろいい年なんだから、ちゃんと「私」って言うようにすればいいのに‥‥って思うけど、別に、「だから嫌い」とはならない。なんでかっていうと、神田うのの場合は、男にこびてる感じもしないし、自分を可愛く見せようとしてる感じもしないからだ。ただ、子供のころから、両親のことを「パパ」「ママ」、自分のことを「うの」って呼んで来て、それがそのまま続いてるってだけみたいな感じがする。つまり、神田うのの場合は、単に大人になりきれていないってだけで、あびる優や山本梓のような、下品で計算高い下心は感じないのだ。何よりも、神田うのの違うとこは、あびる優や山本梓みたいに、男やお金に対してガツガツしてない。だから、ホントに1000人の女性にアンケートをしたんなら、「いい年こいて自分のことを名前で呼んでる」って理由で嫌うんなら、神田うのよりも、あびる優や山本梓に1票入れるハズで、神田うのを嫌うんなら、別の理由を挙げるもんだと思う。
ま、信頼性の無い週刊誌のことなんかは、別にどうでもいいんだけど、結局、「いい年こいた大人の女性が自分のことを名前で呼ぶ」っていう愚かな行為でも、すべてが同一線上にあるんじゃなくて、中には、許されるもの‥‥っていうか、あたし的には許容範囲のものもあるってことだ。ただ、ひとつだけ言っとくと、あたしは、あびる優は嫌いだし、ゆうこりんは好きだけど、好き嫌いだけで決めてるワケじゃない。なんでかっていうと、山本梓に関しては、最初は好きでも嫌いでもなかったからだ。そして、ある深夜番組で、若手の男性芸人たちに囲まれてる時に、「あずはねぇ~」を連発してるのを見た瞬間から、大っ嫌いになった。だから、好きでも嫌いでもなかったふかわりょうが、「ママ」って言ったのを聞いてから、トタンに気持ち悪く感じるようになったのとおんなじで、もともとの好き嫌いは関係無い。
だけど、ふかわりょうが「ママ」って言うのは、何も計算してなくて、プライベートの恥ずかしい習慣がテレビにも出ちゃったってだけだ。それで、最初のころは、本人も、ホントに恥ずかしいことだって思ってたのに、周りから冷やかされたりして、笑いのネタにされ始めたからは、半ば、アジのヒラキ直りで、自虐的なネタにしちゃったみたいな傾向がある。だから、今でこそ、ふかわりょうの「パパ」「ママ」には、コソクな計算を感じるけど、最初から計算して自分を演出してるあびる優や山本梓とは大きく違うし、いやらしさの度合いに雲泥の差がある。
‥‥そんなワケで、女性タレントでも、男性からも女性からも好かれてる人と、男性からだけ好かれてて、女性からは嫌われてる人がいる。これは、世の中の一般人でもおんなじことだけど、一般人の場合には、知り合いとしてとか、お仕事の上でとか、実際にその人と関わってみて、その上で、好き嫌いが決まる。だから、外見や言葉づかいよりも、その人の性格とか人間性が重要な判断基準になるワケで、メチャクチャ性格のいい子なのに、「あの子の顔が嫌いだから気にくわない」なんて人は、メッタにいないだろう。だけど、タレントの場合は、ホントの性格や人間性なんかぜんぜん分かんないのに、テレビに映ってるイメージだけで、勝手に想像して、勝手に好き嫌いを決めてるワケだ。だからこそ、未成年のぶんざいで、テレビ局の楽屋やトイレでプカプカとタバコを吸って、プライベートじゃ男の部屋に入りびたってセックス三昧のアイドルなんかにも、それなりにファンがいるワケだ。ま、それがタレントってもんだから、深くは追究しないけど、ひとつだけヒントを与えると、少なくとも、男性よりは女性のほうが、女性を見る目は正確なワケで、女性から嫌われてる女性タレントは、間違いなく性格が悪いと思う今日この頃なのだ。
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