登別カルルスの夜
今日、何ヶ月ぶりかで、お風呂に入った‥‥なんて言うと汚い人みたいだけど、そうじゃなくて、ガス代と水道代の節約のために、夏からずっとオンリー・シャワーだった。ちなみに、「オンリー優」っていうバカ丸出しの名前なのは、飯島直子のヒモの新宿のホストだけど、そんなことは置いといて、自分で言っといてすぐに訂正しちゃうけど、完全にオンリー・シャワーだったワケじゃなくて、プチ・オンリー・シャワーだった。ホントは、毎日お風呂に入りたかったんだけど、そんなことしてたら、ガス代と水道代で首が回らなくなっちゃって、首を回すためには、ナポレオンズから、頭にかぶって回転させる覗き穴がついた筒みたいなのを借りて来なくちゃなんないから、あたしは、お風呂、シャワー、シャワー、シャワー、お風呂、シャワー、シャワー‥‥って感じで、そんなにキチンと決めてたワケじゃないけど、お風呂はだいたい1週間に2回くらいにしてた。毎日毎日、お風呂を沸かしてゆっくりと浸かって、その上、髪や体を洗ってシャワーで流すのと、シャワーだけで簡単に済ますのとじゃ、ガス代と水道代は、長い目で見ると穴はどれ?‥‥じゃなくて、アナドレナイ。
お風呂が1週間に2回だなんて、これだけだったら留置所みたいだけど、あたしの場合は、お風呂とお風呂の間の日はシャワーを使ってるワケで、留置所と比べたらパラダイスだ。だけど、留置所の場合なら、お風呂のガス代も水道代も税金から支払われる上に、朝、昼、晩と税金でご飯が食べられるし、家賃も税金だし、地検に行くバスも税金だし‥‥って、これじゃあまるで、悪いことして逮捕されたヤツのほうが得じゃん! お金が無くて無銭飲食して逮捕されたようなヤツならジンジャエールだけど、イノシシ被告だの村上被告だの、海外に何百億円も隠してるヤツラを留置所や拘置所に叩き込んだ場合には、1泊100万円くらい徴収して、被害者たちに分配すりゃいいのに‥‥なんてことも言ってみつつ、あたしは、1週間に2回お風呂に入って、他の日もシャワーを使ってたのに、なんで今日のお風呂を「何ヶ月ぶり」って感じたのかって言うと、それは、何ヶ月ぶりかで「温泉の素」を入れた今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?
‥‥そんなワケで、あたしにとってのお風呂ってのは、温泉の素を入れて、ゆっくりと浸かることであって、ただの水道水を沸かしただけだと、そんなに長くは入ってらんない。これは、あたしの自論なんだけど、「カルピスとかアイスコーヒーとかの味のついた飲み物のほうが、ただのお水よりもたくさん飲める法則」ってヤツで、ちょっと長い名前なのは、本格的に命名したことがないからだ。で、いくらお水よりは飲めるって言っても、カルピスやアイスコーヒーだって、3杯も飲んだらお腹がカポカポになっちゃうけど、これが不思議なことに、ビールだったら何リットルでも飲める。あたしの場合は、ビールはビールでも第3のビールだけど、別に気合いを入れなくても、普通の時でも500の缶を6本は飲むから、ぜんぶで3リットルになる。それでも、冷蔵庫の第3のビールが無くなったからここでやめるだけで、飲み放題のお店とかだったら、まだまだ飲める。
だから、ちゃんと計ったことはないけど、たぶん、6リットルは楽勝だし、もしかしたら10リットルくらい飲めるかもしんない。だけど、お水を6リットルとか10リットルとか飲むなんて絶対に無理だし、2リットルのペットボトルを1本飲み干すのだって無理だと思う。おんなじ水分なのに、味によってこんなに違うんだから、ホントに不思議なことだと思う。この理論‥‥って言っても、どうしてそうなのかが分かんないから、まだ理論とは呼べないワケで、だから「法則」って呼んでんだけど、この法則がお風呂にも適用されるってことに気づいたのは、ワリと最近だ。
とにかく、普通の水道水を沸かしただけのお風呂よりも、温泉の素を入れたお風呂のほうが、ずっと長く入ってられるし、一度出ても、また入りたくなる。さらには、ホントの温泉にでも行った日にゃあ、1回の入浴時間も長くなる上に、昼、夕方、夜、深夜、翌日の早朝って感じで、1日に5回も6回も入っちゃう。つまり、普通の水道水を沸かしただけのお風呂を「お水」だとしたら、温泉の素を入れたお風呂は「カルピスやアイスコーヒー」で、本物の温泉は「ビール」ってことになる。さらに言えば、群馬県の伊香保温泉や水上温泉や四万温泉や、山梨県の石和温泉をはじめとした、全国に数え切れないほどあるインチキ温泉は「第3のビール」ってことになるだろう。
‥‥そんなワケで、あたしは、何ヶ月ぶりかで、お風呂に温泉の素を入れて、ゆっくりと浸かることにした。それで、久しぶりだったので、何を入れようか迷うこともなく、一番好きな、ツムラの「日本の名湯シリーズ」の「登別カルルス」にした。だけど、これが最後の1袋だったので、一瞬だけためらったりもした。でも、この時点で、バスルームにあったのは、牛乳石鹸の「牛乳風呂シリーズ」の「牛乳風呂」、「ゆず香の湯」、「桃泉の湯」、「くちなし実の湯」、「抹茶楽の湯」がそれぞれ1袋ずつ、フェニックスの「昔のお風呂シリーズ」の「ゆず」と「さくら」が1袋ずつ、アース製薬の「露天湯めぐりシリーズ」の「秋田乳頭の湯」と「長野五色の湯」が1袋ずつ、おなじくアース製薬の「秘湯めぐりシリーズ」の「十津川の湯」が1袋で、あとは、パチンコ屋さんでバースデープレゼントとしてもらって来た五州薬品の「名湯旅行シリーズ」の「別府」と「下呂」と「登別」が3袋ずつだった。
あとは、いただきものの、バスシャルムとかバスキングって言う、大きな容器に入ったお徳用のが、「ゆず」「さくら」「ジャスミン」て感じで揃ってた。だから、いくらでも選べる状況だったんだけど、ずっと透明のお湯に浸かってたあたしとしては、お湯の中の自分の体が見えなくなるのに入りたかった。それで、あんまり考えずに、一番好きな「登別カルルス」にしたんだけど、よくよく考えてみたら、「牛乳風呂シリーズ」も、「露天湯めぐりシリーズ」も、ぜんぶ濁り湯だった‥‥って言うか、あたしは、濁り湯が好きだから、自分の意思で濁り湯系のを買ってたのだ。
あたしは、大好きな「登別カルルス」だけは、1箱に5袋入ってるやつを買うんだけど、それ以外は、ほとんどバラで買う。あたしが良く行く川崎のドラッグストアは、ほとんどの温泉の素をバラ売りしてて、安いのは50円からある。それで、アース製薬のは50円だから、なんか殺虫剤が入ってそうで不安なんだけど、値段の安さにつられて、つい買っちゃう。これって、あたし的には、2年くらい前まであった、カネボウのカップ麺とおんなじだ。カネボウから発売されてた「ホームラン軒」とかって、今は「加ト吉」になったけど、2年前までは「カネボウ」って書いてあったから、あたしは、なんか化粧品が入ってそうな感じがして、特に、ノンフライ麺の触感が、プラスチックとかビニールとかみたいな感じがしてた。
これとおんなじで、アース製薬って聞くと、どうしてもキンチョールとかと一緒で、「殺虫剤」のイメージが強いから、アース製薬の「温泉の素」って言われると、なんか殺虫剤が入ってそうな気がしちゃう。こういう感覚って、決してあたしだけじゃないと思うし、ニポン中の人たちが感じてるとは思わないけど、それなりの割合の人たちが感じてると思う。だから、企業も、自分とこの企業イメージってもんをちゃんと考えた上で、他のジャンルにも手を出すようにしたほうがいいと思う。たとえば、サキイカとかのオツマミでオナジミの珍味の「なとり」が、ランジェリーを売り出したらどうだろう? 「なとりのブラジャー」とか「なとりのショーツ」とかって、身につけたいと思う? なんか、すごくイカ臭そうな感じがする。
他にも、「昭和シェル石油株式会社」がコーラを売り出して、エンジンオイルの缶と似たようなデザインだったりしたら、ナニゲに飲むのはイヤな気がすると思うし、逆に、「日本コカコーラ株式会社」が、エンジンオイルを売り出して、コーラみたいなデザインだったりしたら、ナニゲに車には入れたくないと思っちゃう。ようするに、あまりにも1つのイメージができあがっちゃってる企業は、まったく別の分野の商品にまで手を広げると、それまでにできあがってる企業イメージが反作用するってことだ。
だけど、コンドームでオナジミの「株式会社オカモト」が、昔、発売してたタイヤとかゴムボートなら、絶対に空気がもれないような感じがするから、使ってみたいような気もする。これは、ゴムの専門メーカーが、「ゴム製品」の分野で手を広げたワケだから、「まったく別の分野」ってワケじゃない。でも、「株式会社オカモト」が、どんなに素晴らしい高性能タイヤを開発、発売したとしても、カッコにこだわって車にお金をかけてる若い人だったら、コンドームのメーカーのタイヤなんて、カッコ悪いと思って使わない可能性もある。やっぱり、ブリヂストンとかミシュランとかのほうが、ブランド名としてはカッコイイと思うだろう。
だから、もしも、ブリヂストンとかミシュランとかがコンドームを発売したとしたら、カッコイイと思って使う人が増えるかもしんないし、フェラーリやウィリアムズやトヨタのファンなら、ブリヂストンのコンドームを使うだろうし、ルノーやマクラーレンやホンダのファンなら、ミシュランのコンドームを使うと思う。だけど、それは、今年までの話で、今シーズンでミシュランはF1から撤退しちゃったから、来年からは事実上ブリヂストンのワンメイクってワケで、コンドームのほうも、フェラーリやルノーのファンから、ミッドランドやスーパーアグリのファンに至るまで、全員がブリヂストンのコンドームを使うワンメイク化になるってワケだ。
でも、アメリカGPとかを観てた人の中には、ブリヂストンタイヤの耐久性に疑問を持ってる人も多いだろうから、あまりにも激しいピストン運動をする人は、買わないかもしんない。愛するセクシーボディーのフェラーリとベッドインして、1コーナー、2コーナーとリズム良く攻めて行き、ヘアピンやシケインで愛の言葉を囁き、最終コーナーを立ち上がり、いよいよ絶頂のホームストレートだって時に、ブリヂストンタイヤがバーストしちゃったら、シャレになんないだろう。だから、やっぱり、フェラーリのファンもルノーのファンも、コンドームだけは「オカモト」にしといたほうがいいと思う。そうしないと、せっかく楽しみにしてた「夜のグランプリ」を楽しめなくなっちゃう。
‥‥そんなワケで、何ヶ月ぶりかで、真っ白な登別カルルスのお風呂にゆっくりと浸かってたら、ナニゲに下ネタ風味になっちゃったけど、厚生労働省のエイズ動向委員会の発表によると、今年の7月から9月までの3ヶ月間だけで、エイズウイルスの新たな感染者が、男性214人、女性19人の合計233人も報告されている。これは、3ヶ月ごとに発表してる感染者数としては、過去2番目の数字だそうだ。ニポン以外のすべての先進国は、エイズに対する国民の意識が高いから、「コンドームを使わなければ必ずエイズに感染する」ってのは、すでに一般常識になってて、小学校から教えてる国もあるほどだ。だから、ニポン以外のすべての先進国の感染者数は、毎年、減少し続けてる。だけど、ニポンだけは、1999年から現在まで、ずっと、毎年約1000人ずつ増え続けてて、ついに12000人を超えちゃったのだ。もちろん、これは、きちんと病院に行って検査した人たちの話で、感染してるのに、病院に行かずに自覚してない人たちの数は、この数倍になるって言われてる。だから、この国の将来が不安で、早く死にたいと思ってる人は、吉野家の狂牛丼を食べてから、コンドームをしないでセックスでもしとけば、お望み通りになると思う今日この頃なのだ。
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