流行はギャップ婚
酔っぱらい運転での死亡事故って、ずっと前からあったのに、なぜだか突然、以前の何倍もの扱いでニュースに取り上げられるようになって、毎日のように報じられるようになった。そして、イジメによる自殺の問題だって、ずっと前からあったのに、なぜだか突然、以前の何倍もの扱いでニュースに取り上げられるようになって、毎日のように報じられるようになった。で、芸能人の結婚のニュースも、ずっと前からあったのに、ここんとこ、なぜだか連続してる‥‥って言っても、こればっかは、単なる連鎖反応じゃなくて、タマタマなんだろうげど。
藤原紀香(35)と、東京じゃあんまり知られてないけど、関西じゃ人気があるらしいお笑い芸人の陣内智則(32)が、来年の春に結婚するって言ってから、それは始まった。井川遥(30)が、14才年上のファッションデザイナーの松本与(あとう)(44)と結婚したって発表したり、渡辺めぐみ(42)が、12才年下のモデルの星野芳徳(30)と結婚したって発表したり、「牡丹と薔薇」でオナジミの大河内奈々子(29)が、「東京セレソンDX」って劇団の主宰の宅間孝行(36)と結婚したって発表したり、8月に入籍したレイザーラモンHG(30)と鈴木杏奈(22)が挙式をしたって発表したり、さらには、漫画家のエビスさん(59)までが、「女性自身」の誌上お見合いで知り合った19才年下の一般人の女性と再婚するって発表した。挙句の果てには、飯島直子(38)も、13才年下のヒモの元ホスト、オンリー優(25)と再婚するらしい。
こうして見ると、大河内奈々子とレイザーラモン以外は、みんな、すごく年が離れてるし、陣内智則の場合も、年収も身長も逆転してる逆玉だから、これからの流行は、「できちゃった婚」から「ギャップ婚」へと移行しつつあるみたいだ。年令のギャップ、身長のギャップ、年収のギャップなど、様々なギャップを乗り越えて、誰彼かまわずにジャンジャン結婚して欲しい‥‥なんて思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?
‥‥そんなワケで、良く考えてみたら、ハードゲイとして売ってるレイザーラモンが、女性と普通に結婚することだって、ある意味、ギャップだと思う。だいたいからして、家に帰れば、マッチョな男性の恋人じゃなくて、普通の女性の奥さんが待ってるのに、テレビじゃハードゲイを演じるなんて、こんなヤラセは自民党のタウンミーティングとおんなじだ。だから、レイザーラモンは、これからはハードゲイキャラは封印して、普通のお笑いを目指すべきだと思う。
だけど、せっかく作り上げたキャラだし、せっかく作った衣装だし、今までは深夜ワクでしか放送できなかったキャラをゴールデンにまで持って来た功績もあるから、あのキャラを消滅させちゃうのはもったいない。だから、あのキャラ自体は、織田裕二にでも譲ったらいいと思う。織田裕二なら、自他ともに認めてる「本物」だから、「女性」と結婚してファンをガッカリさせることはアリエナイザーだし、あの衣装も、さぞかし似合うことだろう。それに、何と言っても、事件はゲイ場‥‥じゃなくて、事件は現場で起こってんだから(笑)
ま、ゲイ能界の話は置いといて、一般的な異性同士の結婚の話にクルリンパと戻るけど、昔は、大幅に年が離れてても、男性のほうが年上だったら、そんなに奇異の目では見られなかった。もちろん、細木数子みたいに、相手が40才も年上で、その上、認知症で日常のことが何も判断できないような85才の大金持ちに近づいて行って、1人で婚姻届を出しに行って、その2ヶ月後に相手が亡くなったりすれば、どんなに他意が無かったとしても、世の中の誰もが「財産狙い」だって見るだろう。事実、莫大な遺産を巡って、遺族と細木との泥沼の訴訟合戦が、何年も何年も続いて行ったのだ。だから、こう言った特別なパターンは別としても、30才の井川遥と44才の松本与の結婚の場合なんかは、今から20年前、30年前でも、それほどおかしくは見られなかったと思う。だけど、今から20年前、30年前に、女性のほうが14才年上だったとしたら、おかしな目で見られたと思う。
今でも、古い考え方の人だったら、30才の井川遥と44才の松本与が結婚するって聞いても何とも思わないのに、42才の渡辺めぐみと30才の星野芳徳が結婚するって聞いたり、38才の飯島直子と25才のヒモが結婚するらしいって聞けば、女性のほうが若い男をたぶらかしてるみたいに思う人もいるだろう。まあ、これは、いい年したオッサンが性欲旺盛なのは「素晴らしいこと」で、いい年したオバサンが性欲を持ってるのは「はしたないこと」って言う、ニポンの文化のひとつだからジンジャエールなんだけど、結局、「結婚する」ってことと、「セックスする」ってことをダイレクトに結びつけて見ちゃうギャラリーが多いからだと思う。
だって、自分の周りの知り合いのことならともかく、芸能人の誰と誰が付き合ってるのかなんて、普通の人には分かんないワケで、突然、「藤原紀香と陣内智則が結婚する」って聞いたら、この2人がどんなふうなセックスをしてんだろう?‥‥って、誰でも想像する思う。「民主党の細野豪と山本モナが不倫してる」って聞いたら、どんな体位でやってんだろう?‥‥って、誰でも想像すると思う。「誰でも」じゃないかもしんないけど、少なくとも、あたしは、リトル想像した。それで、あたしの場合は、想像がどんどんエスカレートしたり、極端にデフォルメされたりしちゃうから、藤原紀香と陣内智則の場合は、実際には5cmくらいしか身長が違わないのに、大木にセミがとまってるみたいなのを想像しちゃって、笑いが止まらなくなった。
‥‥そんなワケで、時代はどんどん移り変わり、今どき、男尊女卑なんかを実践してんのは、時代錯誤の東京都知事くらいになっちゃったから、女性のほうがずっと年上だって、女性のほうがずっと身長が高くたって、女性のほうがずっと稼いでたって、夫婦としては、そんなにおかしく見られなくなって来た。だいたいからして、すごく有名な芸能界のオシドリ夫婦にしても、実際は、ダンナのほうも奥さんのほうも同性愛者で、それぞれに同性の恋人がいて、世間の目をあざむくために結婚して仮面夫婦を演じてるってパターンもある。そんな異常な芸能界と比べたら、多少のギャップなんか何でもないことだと思うから、年令だの身長だのって、そんな小さなギャップどころか、同性同士で結婚したっていいと思うし、それどころか、相手が人間じゃなくてもいいと思う。猫と結婚しようが、犬と結婚しようが、クチボソと結婚しようが、東京タクアンと結婚しようが、個人の自由だと思う。何しろ、架空のアニメのキャラを恋人だと思い込んでるようなのまでいるんだから、まだ、結婚相手が、現実に存在してる物体だって言うだけマシだと思う今日この頃なのだ。
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