« 師走でバタバタ | トップページ | 来年の干支は? »

2006.12.24

暴言しんちゃん絶体絶命!

一家そろってこの国を食い物にしてる売国奴、石原慎太郎ファミリーの悪行三昧が、ここんとこ、次々とオオヤケになってるけど、今度は、去年の秋の総選挙の時に、東京3区に出馬した保毛尾田保毛男(ほもおだほもお)にソックリな顔の三男、石原宏高(42)に関しての「裏献金疑惑」について、裏献金を送ったとされてる水谷建設の元会長、水谷功(61)が、その事実を認める発言をした。水谷建設と石原ファミリーがベッタリ癒着してることは、この石原宏高の選挙の時に、水谷建設の社員が総動員で選挙活動に協力した事実からもバレバレだけど、東京都知事や福島県知事を始め、多くの知事と癒着して公共事業を斡旋してもらってる水谷建設は、先日、詐欺容疑で東京地検特捜部のガサ入れを食らってるほどのワンダホーな売国奴企業だから、私利私欲のために好き勝手に税金を使いまくってる石原ファミリーとは、相性がピッタンコなんだろう。

で、そんなワンダホーな水谷建設の元会長、水谷功は、去年の秋の総選挙の時に、石原宏高の決起集会で、石原宏高に50万円のご祝儀を渡した上に、このバカ息子が当選したあとには、石原慎太郎にお祝いとして500万円の裏献金を渡したって言われてた。これは、合計2000万円の裏献金のうちの500万円で、残りは、石原慎太郎のマブダチの糸山英太郎が1000万円、某石材会社の社長が500万円て言われてた。だけど、この裏献金問題については、多くの目撃者や証言者がいるのにも関わらず、石原慎太郎と石原宏高が「受け取っていない」って否定したのと、糸山英太郎も「作り話だ」って否定したため、それ以上は追及できないでいた。でも、今回、糸山英太郎や某石材会社の社長と一緒に、おんなじ箱に500万円を入れて送ったと言われてた水谷功が、「(私たちからの裏献金を受け取って)都知事は感謝していた」と、その事実を認める発言をした今日この頃、石原ファミリーの皆さん、いかがお過ごしですか?(笑)


‥‥そんなワケで、裏献金を送ったほうが「送りました」って言ってる上に、「都知事は感謝していた」とまで言ってんのに、いつまでも「受け取っていない」なんてトボケてらんないと思うので、石原慎太郎は、いつも以上に目をシバシバさせながら、捜査の手が及んで来るのを楽しみに待ってればいいと思う。とにかく、厚顔無恥な石原慎太郎を頂点にして、そのDNAをミゴトに受け継いだ4バカ息子が織り成すパラレルワールドは、見る者を飽きさせないバラエティーさと、見る者を呆れ果てさせる稚拙さを兼ね備えてる。

そんな石原慎太郎のバカっぷりが全開になったのが、ちょっと前の、四男、石原延啓(40)に関する、「余人をもって代えがたい」って言う、聞いてるほうが恥ずかしくなるような親バカ発言だ。石原延啓なんて、ニポン中の誰も知らない三流画家なのに、こともあろうに税金を使って海外旅行三昧をさせてた上に、そのことを追及されたら、石原慎太郎は、自分の息子だから選んだんじゃなくて、「余人をもって代えがたい芸術家」だったから選んだんだって言って、自分の息子を大絶賛した。だけど、東京都知事が大絶賛して、都民の血税を何百万円も使わせてた大芸術家が、いったいどんな作品を描いてるのかは、誰も知らないと思うし、あたしもまったく知らない。それで、この問題がオオヤケになった時だから、ずいぶん前になっちゃうけど、こんな読者メールが届いてたので、今さらだけど紹介する。


お名前:RT
E-mail:xxxxx@xxxxx.ne.jp
コメント:きっこさん、こんばんは。いつも楽しく読ませてもらってます。私もきっこさんと同じく、石原都知事の都政の私物化に憤慨している一都民です。ところで今回の石原家の四男、延啓氏の問題ですが、美術作品のオークションの仕事をしている私の目から見ると、延啓氏の作品は、とても「余人をもって代え難い」とは言えない水準であり、はっきり言わせてもらえば、「都知事の息子」「石原ファミリー」という肩書きが無ければ、美術業界では全く通用しない代物です。以下、延啓氏の作品と、チンパンジーが描いた作品集をリンクしておきますので、どちらが素晴らしいか、きっこさんの目で確かめてみてください。
石原延啓氏の作品
http://shikishima.cool.ne.jp/artist/isihara/2004dance_of_spirits.jpg
チンパンジーの作品
http://www.pri.kyoto-u.ac.jp/ai/gallery/gallery.htm


‥‥そんなワケで、あたし的には、どっちが素晴らしいかって言うよりも、石原延啓の描いた絵と、チンパンジーの描いた絵と、どこがどう違うのか、ぜんぜん区別がつかなかった。どっちも、幼稚園児の落書きにしか見えないし。だから、チンパンジーの描いた絵の中の1枚を石原慎太郎に見せて、「これは延啓氏の最新の作品です」って言えば、芸術に精通してるハズの石原慎太郎は、きっと、「うん!素晴らしい!さすが我が息子だ!」って大絶賛することは間違いないだろう(笑)

で、そんな石原慎太郎の美術眼が、どれほどのものかってことが良く分かるのが、今年の4月から7月まで東京都現代美術館で開催された、「カルティエ現代美術財団コレクション展」の開幕セレモニーでの全世界に向けた痴態パフォーマンスだ。東京都現代美術館では、4月22日の開幕に先駆けて、4月20日に、世界各国の関係者1500人を招待した開幕セレモニーを行い、21日に、国内の美術関係者を招待したプレオープンを行なった。そして、この20日の開幕セレモニーに出席したのが、東京の恥、ニポンの恥、そして、世界の恥、石原慎太郎だったってワケだ。

この美術展は、約1年前から、パリと東京のカルティエ財団のスタッフが準備して来たもので、パリのラスパイユ通りにある「カルティエ現代美術館」の所蔵作品を一挙公開すると言う、東京においては、未だかつてない規模の現代美術展だった。コンゴのシェリ・サンバ、フランスのジャン・ミシェル・オトニエル、アイルランドのジェームズ・コールマン、アメリカのデニス・オッペンハイム、イタリアのアレッサンドロ・メンディーニ、アメリカのライザ・ルー、日本からは写真家の森山大道や川内倫子、画家の松井えり菜を始め、世界12ヶ国、32人の、今をときめく現代美術界の巨匠たちの作品が一堂に会した、歴史的にもとても意義のあるものだった。そして、これらの作品は、すべて、カルティエ財団が、20年以上もの年月と莫大な費用を使ってコレクションして来たものであり、それらを1点1点、細心の注意を払って、東京まで運んで来たってワケだ。

だけど、この素晴らしい芸術の祭典の開幕セレモニーで、石原慎太郎は、いつもの大バカパフォーマンスをやってくれた。カルティエインターナショナル会長のベルナール・フォルナス、カルティエ財団の理事にして、パリのカルティエ現代美術館のキュレーター(学芸員)のエルベ・シャンテス、東京都現代美術館館長の氏家齊一郎たちと並んで祝辞のマイクを握った石原慎太郎は、開口一番、こうノタマッたのだ。


「今日、ここに来て、なにかすごいものが見られるんだろうと思っていたのに、実際は何も見るべきものが無かった」


そして、こう続けた。


「ここに展示されている現代美術は、まったくもって笑止千万なものばかりだ」


そして、石原慎太郎は、自分の発言にシーンと静まりかえる会場を見回しながら、得意満面に、1点1点の作品を順番にコキ下ろして行き、この美術展の目玉でもあり、パンフレットの表紙やポスターにも使われてた、オーストラリアのロン・ミュエクの彫刻作品、「ベッドのなかで」に関しても、ボロクソにけなした。さらには、「見る者に説明を要するような現代美術など無に等しい」「日本の文化のほうが、西洋文化よりもよほど美しい」と、会場に集まった芸術家たちや海外プレスたちにもケンカを売りまくった挙句に、こう、トドメを刺した。


「こんなもん、どこがいいんだか分からねえや。どれもクズだね。どうせカルティエは金にまかせてやってるんだろ?私はブランドもんは嫌いなんだ」


もちろん、これらの発言のすべては、カルティエの関係者や、海外からのゲストやプレスたち全員に、同時通訳のイヤホーンで、それぞれの国の言葉に通訳されて伝えられていた。そして、石原慎太郎は、同時通訳されてることを知った上で、これだけの暴言を吐き続けたのだ。だから、その場に居合わせたすべての人たちは、この野蛮人の振る舞いに憤慨した。数え切れない人たちの努力によって、やっと実った素晴らしい美術展の開幕セレモニーは、この、たった1人の大タワケのセイで、メチャクチャにされたってワケだ。そして、取材のために開幕セレモニーに参加していた、フランスの東京特派員、ミシェル・テマンが、4日後の4月24日のリベラシオン紙に、この石原慎太郎の暴言パフォーマンスについてタップリと書いてくれたので、またまたニポン人は、世界から、「芸術も分からない野蛮人を国の重要職に選んでる愚民」って言うタイコ判を押されることになっちゃったワケだ。

「マリクレール」のニポン版の編集長、生駒芳子も、この石原慎太郎の「場をわきまえない暴言」に対して憤慨してるし、他にも、多くの文化人や芸術家たちが憤慨してる。それと言うのも、石原慎太郎が暴言を吐き続けてた場に同席してたカルティエ財団のエルベ・シャンテスは、写真家の森山大道を始め、多くのニポン人の芸術家を世界に紹介して来た人で、大の親日家なのだ。だから、今回の美術展が東京で開催される運びとなったのも、このエルベ・シャンテスの努力によるところも大きかった。それなのに、そんな人の前で、仮にも東京都知事の肩書きで出席してた人間が、「祝辞」のマイクで、こんなにも最低な暴言パフォーマンスを繰り広げちゃったのだ。その場にいた人たちの話では、石原慎太郎の大演説が始まったとたん、同時通訳を聞いていたエルベ・シャンテスの顔は、見る見る青ざめて行き、最後にはガックリと肩を落としたそうだ。

石原慎太郎って、なんて恥ずかしい男なんだろう‥‥。なんて腐りきった男なんだろう‥‥。あたしは、東京都民であることをこれほど恥ずかしく思ったことはない。そして、世界の第一線で活躍してる芸術家たちの作品をボロクソにコキ下ろしたこの男が、チンパンジーの描いた絵と区別もつかないような自分の息子の絵を大絶賛して、税金を使って遊ばせてた挙句に、「余人をもって代えがたい芸術家」だとは、どこまで恥知らずなんだろう?

‥‥そんなワケで、都庁には週に2日しか出勤しない上に、都民税で一家そろって遊びまくってる石原慎太郎は、公私混同どころか、混浴温泉で乱交パーティーするみたいな暴走を続けてるけど、こんな恥知らずに、次の都知事選でも投票するバカがいるとしたら、もう、この国も終わりだろう。ちなみに、まったく仕事をする気のない石原慎太郎は、12月18日に行なわれた官製談合防止策について話し合った全国知事会も、ミゴトにスッポカシた。で、こんな重要な全国知事会を何でスッポカシたのかって言うと、日本テレビのお正月番組、「大笑点」の収録があったからだ。だから、皆さん、お正月の「大笑点」で石原慎太郎を見たら、現在の最重要課題について話し合った全国知事会をスッポカシてまで、くだらないバラエティー番組に出演することを選択した前代未聞の売国奴の顔をよーーーーく眺めてやって欲しいと思う今日この頃なのだ。


★ 今日も最後まで読んでくれてありがとう!
★ 石原慎太郎が個人として発言するんなら何を言ったって自由だけど、東京都知事の肩書きで時代錯誤の大バカ発言を繰り返すのは、一般のニポン人までがバカだと思われちゃうからカンベンして欲しい‥‥って思った人は、クリックをお願いしま~す!
   ↓   ↓
人気blogランキング

|

« 師走でバタバタ | トップページ | 来年の干支は? »