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2006.12.07

免許更新で日記更新

朝、会社に着いて、タイムカードを押して、自分のデスクに着いて、パソコンを立ち上げて、メールチェックをしたあと、まずは、この「きっこの日記」にアクセスしてくれた皆さん、グッモ~ニン♪ 今日も1日、それなりにがんばりましょう!‥‥なんてことも言ってみつつ、あたしは、運転免許の更新に行って来た。運転免許の更新て、お誕生日の1ヶ月前から、お誕生日の1ヶ月後までの2ヶ月間できるんだけど、あたしは、現行のシステムになってからは、お誕生日よりも前には行ったことがない。何しろ、世の中のメンドクサイことの3本の指に入るのが、この運転免許の更新だから、「早く行かなきゃ!」って思いつつも、いつもアト回しアト回しになっちゃう。それで、お誕生日を過ぎたあたりから、だんだんに本気で気にしつつも、「まだ大丈夫」って気持ちもあるから、結局は失効ギリギリになったりしちゃう。前回、3年前の時なんか、あと3日で期限が切れる12月18日に行って来た。

6年前の時は、何の違反もしてなかったから‥‥って言うか、違反は数え切れないほどしてるけど、捕まってなかったから、近所の警察署で更新ができた。あたしの場合は、中村獅童が酔っぱらい不倫運転で捕まったことでオナジミの世田谷警察で更新できるので、車で10分で行けるし、30分もあれば新しい免許証をくれる。だから、メンドクサイことの3本の指に入るって言っても、その中じゃ最下位の3番目って感じだ。でも、前回も今回も、3年の間に、つまんない違反で1回だけ捕まってるから、違反者講習を受けなくちゃなんなくて、府中とか鮫洲(さめず)とかの試験場に行かなきゃなんなかった。

だから、今回の運転免許の更新は、あたし的には、世の中でもっともメンドクサイことになってた。あたしのメンドクサイメーターは一気にハネ上がり、心の底からメンドクサくて、体の芯からメンドクサくて、心身ともにメンドクサくさかった。だけど、そんなこと言ってたら、ホントに運転免許を失効しちゃいそうだったから、今日の午後から、鉛のように重かった腰を上げて鮫洲の試験場に行って来た今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしは、お知らせのハガキを見たら、平日は「午後2時までに受け付けをしてください」って書いてあったから、お昼ころに出発しようと思った。前回は、朝イチから原チャリで行ったんだけど、あまりにも寒くて死にそうだったし、ヘルメットでヘアスタイルが乱れて最悪だったから、今回は車で行くことにした。で、朝イチで行くと、道路が混んでて何時間かかるか予想もできないから、今回は午後から行くことにしたのだ。

それで、11時ころからお化粧を始めたんだけど、免許証の写真が気に入らないと3年間も不愉快だから、いつもより念入りにお化粧してたら、気合いが入りすぎちゃって、ハッと気づいたら12時半だった。それから、免許証の写真は鎖骨から上くらいが写るから、できるだけ顔がキレイに写る色のトップスを着とくのもポイントだ。あたしの場合は、パーソナルカラーが「ウィンター」だから、ジョニー・ウィンターのギターとエドガー・ウィンターのキーボードをバックにして、明菜ちゃんの「デザイア」でも熱唱しつつ、知らない人のために簡単に説明しとくと、「パーソナルカラー」ってのは、その人のお肌の色や瞳の色、顔立ちなどから、大きく「スプリング」「サマー」「オータム」「ウィンター」の4つのタイプに分けて、その人にどんな色が似合うかってことを判断するカラーコーディネイトの方法だ。

女性なら、ほとんどの人が知ってると思うし、自分のパーソナルカラーが何タイプなのかも知ってると思うけど、男性は知らない人も多いと思うので、最後に、自分のパーソナルカラーを簡単に調べることができるサイトをリンクしておくことにする。自分のパーソナルカラーを知ってれば、たとえば女性の場合なら、お洋服の色だけじゃなくて、髪の色やネイルの色、アイシャドウや口紅の色、アクセサリーやバッグの色なんかも、どんな色を選べば顔がキレイに見えるか、どんな色を使うと顔が不健康に見えちゃうかってことが分かる。これは、風水みたいなのとは違って、ちゃんと科学的な根拠のあるものだから、実際に色を合わせてみると、自分でも納得できると思う。

あたしの場合なら、「ウィンター」なので、おんなじ「赤」でも、「真っ赤」とか「深いローズレッド」みたいな色なら顔をキレイに見せてくれるけど、「オレンジ系の赤」や「淡い赤系の色」を使うと、顔色が暗く見える。一番分かりやすいのは、スッピンの状態で、口紅だけを変えてみて、デジカメとかで写真を撮って、2枚の写真を並べて見てみるのがいい。すごく良く分かるから。逆に言えば、自分に似合わない色のお洋服でも、アイシャドウや口紅の色を変えることによって、いつもより似合うようにもできるってことだ。

‥‥そんなワケで、ちょっとダッフンしちゃったけど、「ウィンター」のあたしは、顔をキレイに見せるお洋服の色のひとつである「モノトーン」を選ぶことにして、千鳥格子のスーツを着てくことにした。もともと千鳥格子は大好きだから、白×黒のベーシックなのだけじゃなくて、ブラウン×ベージュとか、ムラサキ×ベージュとか、いろんな千鳥のお洋服を持ってるけど、スーツやワンピは白×黒ばかりだ。それで、大きめの千鳥のノーカラースーツにして、赤い口紅を合わせることにした。これが、一番顔がキレイに写る組み合わせだ。

で、モタモタしてたら、出発するのが1時ころになっちゃったんだけど、環八とか246とかの幹線道路は使わないで、ずっと裏道を使って自由が丘の先に出て、ワリと流れてた環七を爆走して、第1京浜にぶつかる手前を左に入ってモニョモニョ進む方式で行ったら、40分くらいで到着した。その上、例の駐車場も、入り口のすぐのとこが空いてたから、車を停めてから顔と髪のチェキをしても、「午後2時までに受け付けをしてください」ってのには楽勝だった。

それで、まずは、入り口を入って右側の受付にハガキと免許証を出して、更新用紙をもらい、そこに住所と名前を書いた。そして、言われた通りに進むと、視力検査と写真撮影がある。写真撮影の機械は、左右に2つあって、1列で進んでって、左右のどっちかの空いたほうに座るって方法だった。前回もおんなじだったと思うけど、3年も経ってるから忘れてた。で、右の係がオジサン、左の係がオバサンだったんだけど、あたしはオバサンのほうだった。

それから、通路に出て、突き当たりの窓口に行き、古い免許証を出して、パンチで穴を空けてもらい、別の窓口で料金を支払った。あたしは、違反者講習があるから3800円だったんだけど、前回は3950円だったから、知らないうちに150円も安くなってた。何だか知らないけど、安くなることはいいことだ。で、3階に行って、ムーミンパパにソックリなオジサンから、オナジミの3冊の本が入った袋を受け取ったんだけど、「講習は2時20分からなので、それまでに31番教室に来てください」って言われた。だけど、時計を見たら、まだ1時50分で、始まるまでに30分もある。

それで、あたしは、朝から何も食べてなかったので、売店でパンでも買って食べようかなって思って、1階まで降りて行った。そしたら、前に来た時は気づかなかったんだけど、タイムスリップしちゃったみたいな食堂があった。入り口に食券を買う機械があって、中はヤタラと広くて、ヤタラと愛想のいいオバチャンがいた。ガラスケースの中のメニューを見たら、一番安い「ラーメン」が450円だったから、リトル悩んだんだけど、更新料が150円も安くなったことを考えたら、実質的には300円で食べられるってことになるから、ラーメンを食べることにした。

出て来たラーメンは、化学調味料の味がバッチリと効いてて、海の家で食べるラーメンみたいだった。硬いシナチク、ふやけたワカメ、ビミョ~に美味しいチャーシューが入ってて、全体的にはマズくはないし、残さずに食べられるんだけど、決して健康には良くない感じで、ヘタにスープを飲んじゃうと、あとからノドが乾きまくっちゃうタイプのアレだ。それで、アンノジョー、ノドがカラカラになっちゃったあたしは、仕方なく売店でミネラルウォーターを買った。120円もしたから、せっかく更新料が安くなってたのをダイナシティにしちゃったってワケだ。

‥‥そんなワケで、そろそろかなって思って時計を見たら、まだ2時5分だったから、あたしは、外に出た。それで、試験場のすぐ横の運河に行って、階段のとこにハンカチを広げて腰を下ろして、タバコに火をつけた。それで、汚い川面を見ながら、ミネラルウォーターを飲んだりして、10分だけボケーッとした。人間が川をこんなに汚くしちゃったのに、その人間のあたしは、自分が飲むお水だけはキレイなものを飲んでるんだ‥‥なんて考えて、リトル落ち込んだりしつつも、5分前になったから試験場に戻り、3階の教室へ向かった。

そしたら、いつ、どこの教室に行ってもおんなじだけど、後ろの席から順番に埋まってて、ギリギリに教室に入ったあたしに残されてたのは、前のほうの一角だけだった。それで、あたしは、せっかくだから、残ってた席の中で、一番ビデオの観やすそうな席に座った。だって、巨大なスクリーンで映画のロードショーを観るのだって1000円の時代なのに、その4倍近くものお金を払うんだから、どんなヘンテコなビデオだって、シッカリと観とかないと損した気分になるからだ。それに、ずっと前は小林克也のビデオ、前回は東海林のり子のビデオだったから、今回は誰が出て来るビデオなのか、リトル楽しみだったりもしてた。あたしとしては、できるだけ意外な人に登場して欲しい。だって、そのほうが、日記のネタになるからだ。

で、最初の1時間は、ひたすら眠気とバトルしなくちゃなんない退屈な話なんだけど、試験場の教室は、机とイスがあるんじゃなくて、イスに小型の板みたいなのがついてるヤツなので、頬杖をついてウトウトすることができない。だから、つまんない話はほっといて、もらった3冊の本をパラパラと見てたら、そのうちの1冊に、ナナナナナント! ちびまる子が一家で出演してた!

もらった本は、「交通の教則」と「安全運転のしおり」と「人にやさしい安全運転」の3冊で、もらった人の半数が、出口のゴミ箱に捨ててっちゃうことでオナジミのヤツなんだけど、あたしとしては、読む読まないに関わらず、高いお金と貴重な時間を使って来てるんだから、もらったものはすべて持ち帰る。だけど、結局は、何年かしたらゴミになっちゃうんだけど、ちびまる子が出てるとなれば、話は別だ。それも、3冊のうちの一番重要な「交通の教則」に、ちびまる子一家が出てるから、これは大切にしようと思った。

だって、もう15年も車の運転をしてんのに、今さら「安全運転」なんてもんを他人からウダウダ言われなくたって、どうしたら危険なのかってことくらい分かってるし、その危険なことをしないのが「安全運転」だってことも分かってる。だから、あたし的には、「安全運転のしおり」も「人にやさしい安全運転」も意味がない。だけど、「交通の教則」に関しては、知らないうちに道交法が変わったりしてるから、常に最新版を持ってないと、何かあった時に困るってワケだ。

それで、表紙のちびまる子も、「ダッシュボードに入れておくと安心だよ!」って言ってるから、あたしは、「あんたにゃ言われたくないよ」って心の中でツッコミを入れつつも、ちゃんとダッシュボードに入れておこうと思った。中を見ると、最初の数ページが、ケータイを使いながら運転したら5万円以下の罰金になったとか、20才以上で免許をとってから3年以上経ってる人は高速道路でバイクの2人乗りをしても良くなったとか、この3年間に変わった道交法についての特集になってた。それで、「集団暴走行為等に対する罰則の強化」ってとこでは、友蔵が目をキラキラさせて、「これからは、みんな安心してぐっすり眠れるのう」なんて言ってる。

‥‥そんなワケで、あたしは、ケータイの罰則強化も、バイクの2人乗りも知ってたけど、1つだけ知らなかったことが書いてあった。それは、新しい免許ができるってことだ。あたしは、一般的な「普通自動車免許」で、オートマ限定とかじゃないから、フェラーリだろうとロールスロイスだろうとどんな車でも運転できる。大きなものなら、4トントラックも運転できる。だけど、4トントラックのロングボディーなんて、バスとおんなじくらいの大きさなのに、そんなもんを「普通自動車免許」で運転してもいいのかな?って思ってた。

だけど、「普通自動車免許」で運転できる範囲は、「最大積載量5トン未満」てキマリになってるから、バスとおんなじくらい大きな4トントラックをあたしが運転しても、何の問題もなかった。もちろん、運転なんかできないけど‥‥。でも、普通に免許をとる人って、99%は教習所に通うと思うし、その教習所で乗るのは、普通の乗用車だけだ。だから、普通に教習所に通って、普通に卒業して、普通に筆記試験を受けて、普通に「普通自動車免許」をとった普通の人は、普通は、一度も4トントラックなんか運転した経験はない。だけど、免許をとったその日から、4トントラックを運転してもいいワケだ。

それで、あたしは、これっておかしな話だって思ってたんだけど、そしたら、やっぱり、免許を発行する側もおかしいって思ってたみたいで、今度、「普通自動車免許」と「大型自動車免許」の間に、「中型自動車免許」ってのが新設されることになったのだ。そして、「普通自動車免許」で運転できるのは、今までの「最大積載量5トン未満」から「最大積載量3トン未満」に引き下げになって、今までは運転しても良かった4トントラックは、「中型自動車免許」をとらないと運転できなくなるのだ。

これは、平成16年6月に交付された道交法の改正案で、交付から3年以内に施行することが義務づけられてるから、どんなに遅くても、来年の6月までには「中型自動車免許」が誕生するってワケだ。だから、今、「普通自動車免許」を持ってる人なら、来年の6月以降も4トントラックを運転してもいいんだけど、これから免許をとる人は、来年の6月までに免許をとる場合と、それ以降にとる場合とで、運転できる車の最大サイズが変わっちゃうってワケだ。だから、すでに免許を持ってるあたしは、これからも、4トントラックを運転することができるってワケだ。なんか、これって、リトル得した気分だ。

‥‥そんなワケで、あたしは、無事に新しい免許証をもらって帰って来たんだけど、楽しみにしてたビデオは、酔っぱらい運転で歩行者を轢き殺した男が人生を棒に振るって言うヘビーな内容で、有名なタレントは誰も出て来なかった上に、さだまさしの気持ち悪い歌が流れて、ものすごくテンションが下がっちゃった。さらには、自分のパーソナルカラーまで考えて、1時間半もかけて完璧にフルメークしてったのに、パッチリと開けてた目の力をゆるめた瞬間に写真を撮られたみたいで、気の抜けた顔になっちゃってた。この写真の免許証を3年間も使わなきゃなんないなんて、考えただけでもドッと疲れが出ちゃうから、ここはひとつ、免許証を紛失したことにして、再発行してもらうしかないと思う今日この頃なのだ(笑)


「パーソナルカラー診断」

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