ニポン人の主食
今日は、午後からお仕事だったので、ゆうべ寝る時に、「早く起きられた北朝鮮に経済制裁を発動しよう」って決めてた‥‥って言うか、ただ単に、「エヴァンゲリオン~奇跡の価値は~」をユルユルのうちに打ちたかっただけなんだけど、寝たのは明け方近くなのに、打ちたくて打ちたくて7時には目が覚めちゃったから、のんびりと準備をして、朝ごはんも食べて、猫たちとも遊んで、開店ピッタリに到着した。それで、最近は、知り合いならいいんだけど、見ず知らずの人から、「もしかして、きっこさんですか?」って声をかけられたりするから、花粉症のマスクをして、防止をかぶって、サングラスをしてたんだけど、鏡で見たら「絶対の愛」みたいで、あまりにも怪しすぎた(笑)
で、この台を打つのは、まだ3回目なんだけど、この前、師匠から、オオマカな潮時表をもらったから、それを目安にして台を選んで、打ち始めた。だけど、この前までは、1000円で30回~35回も回りまくってたのに、今回は、チャッカーの釘を絞るっていうアカラサマなシロート調整を食らってて、ステージから真っ直ぐに落ちた玉でさえ、2個に1個は弾かれちゃって、1000円で15回くらいしか回らない。ま、導入から2週間だからジンジャエールなんだけど、とにかく、お金がすごいスピードで無くなり続けて、最初の大当たりは170回くらいで出たんだけど、そこまでに1万円も投資しちゃった。前回なら5000円で回せた回数だ。
だけど、今回は、ウワサには聞いてたけど、まだ見たことのなかった「格納庫」ってのが見れた。ルーレットが回ってる時の背景で、今まで見たことのないのが出たから、良く見てみたら、赤い弐号機の肩から上くらいが、通路みたいなのに囲まれたとこから覗いてて、あたしは、「これがウワサの格納庫か!」って思った。それで、弐号機のリーチになって、そろったことはそろったんだけど、ノーマルだった。だけど、大当たりラウンド中のバトルで、いつものじゃなくて、「奇跡の価値は」っていうタイトルが出て、3台のエヴァンゲリオンが、目玉のつながった宇宙ステーションみたいな使徒をやっつけるのになって、ミゴトに刀を刺して確変に昇格した今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?
‥‥そんなワケで、あたしは、他にも、アスカのシンクロリーチも見れたし、何よりも嬉しかったのは、新ヤシマ作戦のリーチの初めてのパターンが見れたことだ。いつもなら、シンジの初号機の最初の1発をATフィールドで跳ね返されても、レイの零号機が盾で守って時間を稼いでくれてるうちに、もう1発撃ってやっつけるんだけど、今回は、零号機の盾が溶け始めて、初号機も撃つことができなくなった。それで、「もうダメだ!」って感じになった瞬間に、司令部のミサトがカットインして、弐号機のアスカが登場した! それで、いつもの元気マンマン、やる気マンマンのアスカは、1発で敵の四角い使徒をやっつけてくれた! だから、今回も、アスカが大活躍してくれたってワケだ。
だから、あたしは、アスカのオカゲで、支払い期限がギリギリだった電気代と電話代も払えたし、止められてたサブのケータイも復活させることができた。それで、ずいぶん前から、お米の無い生活をしてたので、久しぶりにお米を買おうかと思ったんだけど、まだ月末にも支払いがあるから、手持ちのお金は減らしたくない。それで、お米を買うほどのゼイタクはガマンすることにした。それに、お米が無いって言っても、仕事先でお弁当が出る時もあるから、ぜんぜんお米を食べてないワケじゃなくて、あくまでも、自宅にお米が無いってだけのことだ。だから、いろいろと工夫すれば、お米を買うよりも遥かに安く食生活を送ることができる。
それで、最後のお米を食べちゃってから、10日以上は経ってると思うんだけど、その間、どんなものを食べてたのかって言うと、なかなかバラエティーに富んだものを食べてた。1番多かったのが「どんどん焼き」なんだけど、これは、ヒトコトで言えば、ショボイお好み焼きだ。だけど、「ショボイ」って言っても、それは、お肉とか魚介類とかゼイタクなものが入ってないってだけで、味は、お好み焼きとおんなじだ。で、何で「どんどん焼き」って言うのかは分かんないけど、子供のころに、母さんが良く作ってくれた。
母さんが作ってくれたのは、小麦粉をお水で溶いて、そこに刻んだ長ネギと紅ショウガをドバッと入れて、フライパンで焼くだけ。それで、ソースをかけて、オカカをふりかけて食べるんだけど、まだ余裕のある時は、これにキャベツも入る。そして、キャベツが無くなって、長ネギと紅ショウガだけになると、あたしは、子供ながらに、「そろそろお金が無いんだな」って思ってた。母さんは、晩ご飯に「どんどん焼き」が続くと、3日目くらいには、必ず、「ごめんね、もう飽きちゃったよね?」って聞いてたけど、あたしは、別に気を使ってたワケじゃなくて、母さんの作ってくれる「どんどん焼き」がホントに大好きだったから、「明日もアサッテもシアサッテもヤノアサッテも、ず~っと、どんどん焼きが食べたいよ」って答えてた。
だけど、この「どんどん焼き」の晩ご飯が続くのは、最高でも3日か4日くらいだった。それで、「どんどん焼き」を食べながら、「明日の夜は何が食べたい? 何でも作ってあげるよ♪」って母さんが言うと、それが、その月の「どんどん焼き最後の日」の合図だった。そして、次の日には、オムライスでも、ハンバーグでも、シーチキンサラダでも、何でも作ってくれた。
‥‥そんなワケで、あたしにとっては、出会いとしては思い出のある「どんどん焼き」なんだけど、それから長いこと生きて来る間に、ちゃんと進化をして来た。つまり、あたしが自分で作るようになったころには、あたしも舌が肥えて来てたから、ただ、小麦粉をお水で溶いて、そこに刻んだ長ネギと紅ショウガを入れただけじゃ、イマイチ、物足りなくなって来た。それで、あたしが考えたのは、小麦粉をただのお水で溶くんじゃなくて、ダシの素を入れたお水で溶くことだった。ちょっとだけお湯を沸かして、そこにテキトーにダシの素を入れて良く溶かしたら、それをお水で薄めて、小麦粉を溶くのに使う。これだけで、ナニゲに味に奥行きが出るようになった。
だけど、味を追求するんだったら、ヤマイモを擦ったのを入れたり、イカやタコやエビやブタ肉やキャベツを入れたりすれば、バツグンに美味しくなる。そんなこた~分かってるんだけど、根本的な問題として、イカやタコやエビやブタ肉やキャベツが買えないような状況の時に作って食べるもんなんだから、イカはイカでも、イカにお金をかけずに美味しくするかってことがポイントになる。それ以前に、ゼイタクな材料を何でも使っていいんなら、それは「どんどん焼き」じゃなくて、普通の「お好み焼き」になっちゃう。だから、基本的な改良としては、お水にダシの素を加えるってだけで、他には、コレといって進化はなかった。
でも、ここ数年は、前にも書いたことがあったと思ったけど、「イカフライ」を入れることにしてるから、すごくゼイタクな味になった。「イカフライ」って言っても、ホントのイカのフライじゃなくて、コンビニの100円お菓子コーナーで売ってる、イカの形のパリパリの揚げたのが5枚入ってるヤツだ。「カライ~カ」っていう辛いのとか、マヨネーズ味のとか、何種類かあって、どれでも美味しいんだけど、最初は何でもない普通のヤツを使ったほうがいいと思う。それで、小麦粉の他に、そのイカフライと長ネギがあれば、きっこ特製の「どんどん焼き」が作れる。
まず、片手鍋に1cmくらいお水を入れて火にかけて、温まったらダシの素を小さじ1杯くらい入れて溶かす。そして、そこにもう少しお水を足して、お好み焼き1枚ぶんくらいの小麦粉をテキトーに入れて、お箸で混ぜながら、お水を足したり小麦粉を足したりして固さを調節する。それから、長ネギを半分くらい刻んだのを混ぜたら、フライパンを火にかけて、油を入れて、焼く準備をしておく。それで、最後に、スーパーでお豆腐や生ものを買った時に入れる小さくて薄いビニール袋に、イカフライを1枚入れて、袋の外からテキトーに細かくする。粉にするんじゃなくて、2cm角くらいの大きさに割るって感じだ。ちなみに、何でビニールに入れて割るのかっていうと、直接、手で割ると、指が油でベトベトしちゃうからだ。それで、焼く寸前にイカフライをザッと混ぜて、フライパンで両面を焼いたら、あとは、ソースとかマヨネーズとかをかけて、あれば、オカカとか青ノリもかけて、食べるだけだ。
それから、イカフライを焼く寸前に入れるのは、先に混ぜとくと、ふやけて柔らかくなりすぎて、どこにあるんだか分かんなくなっちゃうからだ。焼く寸前に混ぜると、いい感じに歯応えも残ってるし、お好み焼きの具としてはオナジミの「キリイカ」と「テンカス」の2つの役割を果たしてくれる。あとは、紅ショウガがあれば、入れたほうがグッと美味しくなるんだけど、最近、ほとんどの紅ショウガが中国産のショウガを原材料にしてるってことを知ったので、あたしは紅ショウガが大好きなんだけど、中国さんの食品は恐いから、今は使うのはやめてる。
‥‥そんなワケで、お米の無くなったあたしは、500gで70円の小麦粉を2つと、3本で100円の世田谷区の長ネギと、5枚で100円のイカフライを買って来て、昨日までに5回、きっこ特製の「どんどん焼き」を晩ご飯にしたんだけど、小麦粉は、まだ2個目を開けたばっかだし、イカフライはぜんぶ使っちゃったけど、長ネギは半分残ってた。だから、光熱費とか調味料とかを考えなければ、1食あたり50円ほどで済んでるってことになる。これこそが、ホントの節約料理ってワケで、1食に100円以上もかけて「節約」なんて言ってる人は、3個で200円のカップ麺を食べたほうが、よっぽど節約になると思う。
で、あたしは、そろそろ「どんどん焼き」にも飽きて来たんだけど、こんな時のために、しばらく前にケチャップ味の焼きうどんが食べたくて、5玉で200円の真空パックのうどんを買ったのを1個だけ残しておいた。それから、アメリカ産の狂牛肉をいっさい使用してない、庶民の味方の「エスビー食品」のレトルトカレー、「なっとくのカレー」が、3個で200円だった時に、辛口を3個買ったのが、1個だけ残してあった。そして、「どんどん焼き」を作った残りの長ネギが半分あるんだから、この組み合わせを見れば分かるように、今夜のメニューは、きっこ特製の「カレーうどん」に決めたってワケだ。
だけど、カレーうどんは、何と言っても、麺ツユとカレーとの割合が決め手だから、目分量で作ってるあたしは、ちゃんと細かく説明することはできない。だから、もしも、あたしの方法で作ってみようと思った人は、途中で味見をして、自分の味覚に合うように調整して欲しいんだけど、まずは、片手鍋に3~4cmくらいお水を入れて火にかけて、沸騰して来たら、うどんを入れる。そして、長ネギを半分、輪切りでもナナメでもいいから、テキトーにザクザクと切って入れて、2倍か3倍濃縮の麺ツユをテキトーに入れて、レトルトカレーを1袋入れて、あとはテキトーに煮込むだけ‥‥って、ぜんぶテキトーだけど、この方法で初めて作る人は、最初は、うどんをほぐすために必要な最低限のお水の量にして、まだ麺ツユは入れないで、先にカレーを入れる。そして、カレーがドロドロすぎたら、カレーうどんのオツユとして、ちょうどいいくらいにお水を足して、最後に、味見をしながら濃縮の麺ツユを足してけば、失敗しないと思う。
普通のカレールーで作る場合には、長ネギだけじゃ寂しいから、チクワの輪切りとかも入れたほうがいいんだけど、レトルトカレーで作る場合には、最初からいろんな具が入ってるから、何も足さなくても、すごく高級な感じになる。だから、長ネギも入れなくてもいいんだけど、長ネギを入れると、すごく「和風」のテイストが出て、お店で食べるみたいな味になるのだ。
だけど、このカレーうどんの場合は、カレーが約70円、うどんが40円で、長ネギまで使ってるから、1食で100円を超えちゃう。だから、とても「節約料理」とは呼べないけど、今日は、タマタマ材料がそろってたから作っただけで、いつもは、好きな食べ物のひとつとして作ってる。どうしても食べたい時なんか、レトルトカレーが1個100円でも、うどんが1玉50円でも、材料を買って来て作るし、長ネギの他に、ホウレンソウも入れちゃったりする。だから、200円くらいかける時もある。
‥‥そんなワケで、今の時点で残ってる主食関係のものは、小麦粉だけになっちゃったんだけど、70円で500gも買える小麦粉や、100円で500gも買えるパスタがあると、どうしてもお米には手が出なくなっちゃう。だけど、お米だって、5kgで1500円くらいだから、500gなら150円てワケで、小麦粉の2倍程度、パスタの1.5倍程度で、メチャクチャに高いワケじゃない。でも、やっぱり、小さい単位で売ってないことが、お米を高く感じちゃう1番の原因だろう。だから、お米も、500g単位でスーパーに売ってて欲しいんだけど、単位が小さくなると、ナゼか単価が高くなっちゃうのが世の常だから、これからも、しばらくは、アスカと弐号機のお世話になりそうな予感のする今日この頃なのだ。
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