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2007.03.26

自分勝手な嫌煙権

Nosmoke
最近は、タバコを吸うことが、なんか悪いことでもしてるような風潮になって来てて、公共の場でタバコを吸うのも肩身が狭くなって来た。もちろん、これは、禁煙の場所じゃなくて、ちゃんと灰皿の設置してある喫煙可能の場所での話だ。たとえば、パチンコ屋さんに行って、「エヴァンゲリオン」を打ち始めて、数字が「5・1・3」とかで止まって、ゆらゆらと揺れ出したら、もう大当たりが確定したワケだから、あたしはホッとして、バッグからタバコを取り出して、1本くわえて火をつける。これは、マージャンで言うとこの「テンパイタバコ」とおんなじだ。

それで、左右の人もタバコを吸ってたとしても、あたしの吐いた煙が、隣りの人の顔のまん前を通るのは失礼だと思うから、それなりに気をつかって、上を向いて煙を吐くようにしてる。いくら喫煙が許可されてる場所でも、これくらいはマナーだと思うからだ。だけど、タバコを吸っていい場所で、周りに気を使いながらタバコを吸ってるのに、それでも、タマに、ものすごい形相であたしを睨んで、大ゲサに手をパタパタさせて煙を払うオバサンとかがいる。

で、あたしは、そのたびに、「隣りの人にタバコを吸われるのがイヤなら、禁煙コーナーの台を打てよ!」ってセリフがノドまで出かかるんだけど、グッとこらえて、タバコを消す。なんでかって言うと、喫煙していい場所で喫煙してる人に対して、ここまでアカラサマな態度がとれるような嫌煙者は、オツムの回路がイカレてるチョー自分勝手な人に決まってるから、そんな人に対して、マトモな理屈なんて通じるワケがないと思うからだ。ようするに、言ってもムダな人に、言ってもムダなセリフを言うほど、世の中でムダなことはないと思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしは、この、「自分がタバコを嫌いだからって、タバコを吸っていい場所でタバコを吸ってる人にまで文句を言う人」っていう摩訶不思議な感覚のオバサンとかを見ると、「きっこの日記」が嫌いなのに、わざわざ自分から読みに来て、それで文句を言ってる人ってのとイメージが重なる。ラーメンが嫌いなのに、わざわざ自分からラーメン専門店に行って、わざわざ自分の嫌いなラーメンを注文して、わざわざ自分の嫌いなラーメンを食べて、それで、そのラーメン専門店の店主に、「ここのラーメンはまずい!」って文句を言う人。こんな人、普通に考えたらいるワケないと思うんだけど、パチンコ屋さんで隣りの人のタバコに文句を言うオバサンとか、「きっこの日記」を読みに来て文句を言う人とかって、おんなじことだと思う。

それで、喫煙場所で気を使いながらタバコを吸ってるのに、それでもイヤな顔をされるっていう、あまりにも理不尽な嫌煙者のアホ行為に対して、平和主義者であるあたしとしては、できる限りガマンして、黙ってタバコを消して来たワケだけど、ちょっと前、サスガのあたしもガマンできなくなって、ヒトコト言わせてもらったことがある。それは、あたしのほうが先に打ってたのに、あとから隣りに座って打ち始めたオバサンに、文句を言われたのだ。

あたしは、1時間くらい前から打ってたんだけど、あたしの右隣りのオジサンが大ハマリしてて、ついに席を立った。そしたら、ずっと「エヴァンゲリオン」を打ちたくて後ろをウロウロしてたオバサンが、その席に座った。その時点で、あたしは5~6箱積んでる確変中で、タバコを吸いながら打ってた。それなのに、そのオバサンたら、打ち始めたトタンに、台の説明の書いてある下敷きを取って、あたしのほうに向かってパタパタやり始めたのだ。それも、ナニゲにパタパタやってるんじゃなくて、こっちをキッと睨みつけて、あたしの髪が左になびくほど、パタパタやり始めた。

それで、あたしは、頭のおかしい人だと思って、最初は目を合わさないようにしてたんだけど、そのオバサン、なんかブツブツと言い出した。それでも、あたしが無視してると、だんだんに声が大きくなって来て、「まったく、やっと座れたと思ったら、タバコをプカプカ吸うような人の隣りじゃ、安心して打ってらんないわ!」とかって、ワザとあたしに聞こえるようにノタマッてるのだ。これには、サスガのあたしも、「おいおいおいおい~」って思って、「タバコがイヤなら禁煙コーナーの台を打ったらいかがですか?」って言ってやった。そしたら、やっぱ、喫煙していい場所で喫煙してる人に対して、こんな態度が取れるほどオツムの回路がイカレてる人だから、あたしの予想以上の回答が戻って来た。


「禁煙コーナーには、この台がないんだから、しょうがないでしょ!」


逆ギレとは、まさしく、このことだ。それにしても、なんて自分勝手な理屈なんだろう。禁煙コーナーには、自分の打ちたい台がない。だから、しょうがなくて、喫煙していいコーナーに打ちに来た‥‥って、ここまでは、自分のオツムで理解してるワケだ。だけど、「だから他の人の吸ってるタバコはガマンしなきゃいけない」ってとこまでは、考えが及ばないワケだ。それで、あたしは、こんな人にマトモなことを言ってもムダだと思ったから、その時のタバコを吸い終わってからは、もうタバコは吸わないようにしてた。

だけど、しばらくしたら、今度は、あたしの左隣りのお兄さんがタバコを吸い始めた。そして、その煙が、あたしの前を通過して、そのオバサンのほうへと流れてく。だから、あたしは、あたしが壁にならないように、ワザとイスをちょっと引いて、できるだけダイレクトに煙が流れてくようにしてやった。その時のあたしにできるリベンジは、こんなことくらいしかなかったからだ。そしたら、そのオバサン、またまた下敷きでパタパタ始めたと思ったら、またまた呆れ返るセリフをノタマッた。


「まったく、ここの人たちは、みんなで私を肺ガンにしようとしてるのね!」


‥‥そんなワケで、タバコを吸わない人たちよりも、タバコを吸ってる人たちのほうが、いっぱい税金を払ってるのに、なんでこんなに理不尽な思いをしなきゃなんないんだろう?‥‥なんてことも思いつつ、タバコと言えば、未成年者の喫煙がバレて謹慎中の加護亜依(19)が、またまた未成年者の喫煙&18年上のオッサンとの温泉1泊旅行がバレて、とうとう引退の危機を迎えた。ま、復帰したとこで、すでに世の中からは忘れ去られてるモーニング娘なんて、どっちにしても引退してるみたいなもんだけど、謹慎中にオッサンと温泉に行って、タバコだ酒だセックスだと、やりたい放題だなんて、まるで、あびる優をホーフツとさせるデタラメぶりだ。

ちなみに、加護亜依が遊びに行ったのは、群馬県の草津温泉で、今月の18日、パトロンの1人である37才の男性と2人きりで、この男性の運転する車で、仲良く出かけて行ったそうだ。そして、事前に男性の名前で予約してた草津温泉の温泉宿に宿泊したってワケだ。加護亜依が泊まったのは、1泊25000円の部屋で、当然、部屋は2人で1室だった。この宿は、草津温泉の中では中くらいの宿で、通常は、夕食専用の広間で夕食を食べるんだけど、加護亜依たちは、他の宿泊客の目を避けて、特別に部屋で夕食をとったそうだ。そして、行き帰りの助手席では、タバコをプカプカと吸う姿を何度も目撃されちゃったってワケだ。

それにしても、あびる優の場合も、謹慎中に六本木や麻布で遊びまくってたけど、タバコで謹慎になった加護亜依が、謹慎中に男と温泉旅行して、タバコだ酒だセックスだってのは、とても「謹慎してる」とは言えないだろう。ま、それでも、ナニゴトもなかったかのように復帰できちゃうのが、芸能界のスゴイとこなんだけど、たとえ復帰したとこで、自分の2倍もの年令のオッサンと2人きりで温泉に行くようなアイドルをいったい誰が応援するっていうんだろう。

‥‥そんなワケで、アイドルじゃなくて、一般の女の子だったら、19才でタバコを吸ったからって、こんなに大騒ぎになるワケもないし、逆に言えば、20才までタバコを吸ったことのない人のほうが少ないと思う。あたしだって、生まれて初めてタバコを吸ったのは中学生の時だし、生まれて初めてお酒を飲んだのは小学生の時だ。だから、その時点だったら、見ず知らずのオバサンから文句を言われてもジンジャエールなんだけど、30才を過ぎて、タバコを吸っていい場所で吸ってても文句を言われるなんて、ミもフタもあったもんじゃない‥‥って、この話は終わってるからいいんだけど、とにかく、あたしの隣りで文句を言ってたオバサンは、あたしにじゃなくて、学習能力ゼロの加護亜依に文句を言って欲しいと思う今日この頃なのだ(笑)


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