« 猫にマタタビ | トップページ | お知らせです。 »

2007.03.28

侍ジャイアンツ

Samurai1
あたしは、パチンコの「エヴァンゲリオン・セカンドインパクト」を先に打って、あとからアニメを観たんだけど、最初は、パチンコだけでアニメを把握しようとチャレンジしてた。だけど、大当たりのラウンド中に出て来るアラスジと、リーチアクションの時にプチアニメだけじゃ、ぜんぜん分かんなかった。それで、結局、テレビアニメと劇場用アニメをぜんぶ観たんだけど、アニメを観たことによって、パチンコが何倍も楽しめるようになった。最初は、メンドクサイと思ってたんだけど、今は、がんばってぜんぶ観て良かったと思ってる。

で、あたしの大好きな「中森明菜・歌姫伝説」の場合には、あたしは最初から明菜ちゃんが好きだし、歌もみんな知ってるから、何も問題なくパチンコを楽しんでるんだけど、あたしにとっての「エヴァンゲリオン」とおんなじように、パチンコで明菜ちゃんを知って、それでファンになって、あとからCDやDVDを買ったり、コンサートに行くようになった人たちもいる。これって、ナニゲにスゴイことだと思う。

あたしにしてみれば、明菜ちゃんや聖子ちゃんは、小学生の時から中学時代にかけてのアイドルだったし、新曲が出るたびにみんなでマネしてたから、どの歌も良く知ってる。だけど、あたしよりも10才年下の人たちにとっては、明菜ちゃんが1番売れてた時代を知らないワケだから、数々の大ヒット曲も、リアルタイムでは聴いてないってことになる。だから、オボロゲに耳にしたことはあっても、一緒に口ずさめるほどは知らないと思うし、ジックリと聴いたのは、パチンコの「中森明菜・歌姫伝説」を打つようになってからって人も多いと思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしは、ちょっと前に、ものすごいパチンコ台を打った。その名も、「侍ジャイアンツ」だ。出先で、2時間ほど空き時間ができたので、近くにあったパチンコ屋さんを覗いてみたんだけど、日曜日だったので、打ちたかった「エヴァンゲリオン~奇跡の価値は~」が満席だった。それで、店内をウロウロしてたら、ヤタラと積んでるコーナーがあって、そこを見てみたら、「侍ジャイアンツ」だった。それで、2台空いてたので、ちょっとだけ打ってみることにした。

これは、「アタックNO1」みたく、昔のアニメをパチンコにしたものなんだけど、あたしは、この「侍ジャイアンツ」ってアニメはぜんぜん観たことも聞いたこともなかったから、予備知識ゼロで打ち始めた。だけど、いくら「予備知識ゼロ」って言っても、野球のユニフォームを着たキャラが出てるし、タイトルにも「ジャイアンツ」って入ってるんだから、野球のアニメだってことくらいは理解できた。それに、これでも、あたしは、昔はジャイアンツのファンだったし、「巨人の星」なら再放送で観たことあるし、ぜんぜん野球を知らないワケじゃない。だから、打ってるうちにだいたいは理解できるだろうって感じで、軽い気持ちで打ち始めた。

画面はと言えば、海から突き出た岩の上に、主人公の「バンババン」ていう選手が仁王立ちしてるんだけど、20回も回さないうちに、画面の上の「侍ジャイアンツ」って書いてあるライトが、ガガガガ~ッて動きながら光り出して、それが2回続いたら、バンババンのユニフォームがゼブラになった。ゼブラと言えば、「水戸黄門」の浪人の着物しかり、「冬のソナタ」の女の子のマフラーしかり、パチンコは場合は、たいていが激アツのプレミアだ。

それで、そのまま見てたら、バンババンの恋人のヤタラとセクシーなナントカちゃんと、バンババンの妹のナントカちゃんが登場して、妹のほうのリーチに発展した。そして、「ノーコン特訓」とかいうリーチになって、妹の応援を受けながら、バンババンが手前にある空き缶に向かってボールを投げるんだけど、「3球勝負」って表示された。それで、1球目と2球目は勝手に投げちゃってハズレるんだけど、3球目だけが、あたしがプッシュボタンで決めることができた。空き缶のとこをマトがピコピコ動いてて、ちょうど空き缶の上にマトが止まるようにボタンを押せれば、ミゴトに入るみたいだった。

で、あたしは、狙いながらもテキトーにボタンを押したら、ミゴトに空き缶の上にマトが止まって、3球目が空き缶に入った。だけど、これは、たぶん、どんなタイミングでボタンを押しても、ダメな時はマトがズレて止まるようになってるっぽいし、あとからおんなじリーチが何度か掛かったんだけど、すべて「1球勝負」で、ボタンを押すこともできなかった。だから、この時は、ゼブラのユニフォームだったから、鉄板だったんだと思う。

‥‥そんなワケで、座ったトタンに、1000円で大当たりしちゃったあたしは、出玉を上皿に補充しながら熱くなって打ち続けてた右隣りのオジサンから、焼きつくような視線ビームを浴びつつも、シッカリとラウンド中の説明を読んだ。説明って言っても、「エヴァンゲリオン」みたくアラスジが流れるんじゃなくて、キャラ1人1人のプロフィールみたいなのが流れるだけだったけど、主人公のバンババンの他に、完全に「巨人の星」の左門豊作をパクッたとしか考えらんない「大砲万作」って選手とか、完全に「巨人の星」の花形ミツルをパクッたとしか考えらんない「ナントカヒカル」って選手とか、さらには、意味不明のインディアンみたいな選手とか、あまりにもツッコミドコロが満載なキャラばかりだった。

それで、大当たりラウンドが終わったら、たぶん時短なんだと思うんだけど、「100本ノック」ってのが始まった。腰にロープを結んでタイヤを引きずってるバンババンが、次々にノックされるボールをキャッチしようと右往左往するんだけど、ぜんぜんキャッチできない。タマに、ボールの代わりに、オニギリとか赤いダルマとかも飛んで来るんだけど、もちろん、それもキャッチできない。それで、アッと言う間に100回が終わっちゃったので、あたしは、「あ~あ‥‥」って思ったのもトコノマ、画面の上に「延長」って文字が出て、100回を超えてるのに、まだまだノックが続いてく。

でも、なんか、さっきとリトル違うと思って、良く見たら、さっきまではタイヤを1本引きずってたのに、今度は、タイヤが2本になってた。それで、何球目かに、ようやくボールをキャッチすることが出来たんだけど、そのトタン、キャッチャーのナントカ先輩がダダーッて登場して、画面が球場に変わって、野球の試合が始まった。そこで、例の大砲万作との勝負になったんだけど、これが、もう、大爆笑だったのだ。最初、ピッチャーのバンババンが、プロ野球なんだから「硬球」のハズなのに、それを片手の握力だけで、ギューッて、まるでゴムボールみたいに握り潰しちゃって、それから体をプロペラみたいにグルグルと回転させ始めたのだ。これが、「大回転魔球」とかって言うんだけど、そしたら、この魔球に対抗して、バッターの大砲万作のほうも、バットを構えたまんま、おんなじようにグルグルと回転し始めちゃった。それで、あたしは、「ピッチャーもバッターもグルグル回っているなんて、まるでマンガじゃん!」って思ったら、マンガだった(笑)

それで、大砲万作は、そのヘンテコな打法で、ミゴトに大回転魔球を打っちゃうんだけど、画面いっぱいに大きくなったボールをまたまたバンババンがギューッて握ったかと思ったら、「まだまだ~っ!」とかって叫んで、今度は、空中に大ジャンプして、空中でグルグルと回り出しちゃった。もう、完全に、ヘリコプターだ。それで、これが、大回転魔球とハイジャンプ魔球を合体させた「大回転ハイジャンプ魔球」って言うみたいなんだけど、サスガの大砲万作も、この魔球は打つことができなくて、「ストライクバッターアウト!」ってワケで、数字がそろった。

これは確変だったから、大当たりラウンドが終わったら、今度は、侍の姿のバンババンが、左右の数字を順番に刀で斬ってくモードになった。それで、イマイチ良く分かんないんだけど、画面の前に、発泡スチロールの粉末みたいなのがブワ~ッて噴水みたく噴き出したりしつつ、またまた野球の試合になった。今度は、バンババンがバッターだったんだけど、相手のピッチャーの投げたボールが、バンババンの顔面に激しく当たって、アンパイヤがデッドボールのコールをした。そしたら、バンババンは、そのアンパイヤに向かって、「当たってねえぜ!もう1球、勝負だ!」って叫んで、ピッチャーに次のボールを投げさせて、それをホームランにするっていう、あまりにもデタラメな茶番劇が炸裂しちゃった。それで、あたしは、「これじゃあ、まるでマンガじゃん!」って思ったら、やっぱりマンガだった(笑)

他にも、最初とおんなじ恋人と妹を選択するリーチで、恋人のナントカちゃんのほうにも発展したんだけど、こけがまたサイコーで、画面の中央のボールに向かって、右からバンババン、左から恋人のナントカちゃんが、キスをするためにクチビルをとんがらせて、ジワジワと近づいてくってやつだった。それで、結局、最後にブチュ~ッてキスをして、数字がそろったんだけど、そこまで行くのに、何段階かの発展があって、そのたびにバンババンがデレデレ状態になっちゃうし、とにかく、笑いをこらえられないほどおかしかった。

‥‥そんなワケで、あたしは、ストレートで6連チャンできたんだけど、この「侍ジャイアンツ」を打ってみて、「エヴァンゲリオン」の時とおんなじに、アニメを観たくなっちゃった。だって、バッターまでグルグルと回り出しちゃう大回転魔球だの、片足だけで10m以上もジャンプしちゃうハイジャンプ魔球だの、それだけでも興味シンシンなのに、どんなキャラなのか分かんないインディアンみたいな選手とか、峰不二子とまいっちんぐマチコ先生を足したみたいな恋人のナントカちゃんとか、他にもチェキしたいキャラが満載だからだ。それで、リトル調べてみたら、あたしが生まれた年に放送してたアニメだってことが分かった上に、ナナナナナント! ちゃんと、YOU TUBEにアニメがあったのだ! だから、これから、少しずつ「侍ジャイアンツ」を鑑賞して、数々の秘密を解き明かそうと思ってる今日この頃なのだ♪


★ 今日も最後まで読んでくれてありがとう!
★ 1日1回、応援のクリックをお願いしま~す♪
   ↓   ↓
人気blogランキング


★ 好評発売中です!こちらもよろしくです♪
   ↓   ↓  
書籍版「きっこの日記」総合案内所

|

« 猫にマタタビ | トップページ | お知らせです。 »