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2007.03.24

戦争が生み出すものは苦しみと廃墟だけ

まずは、1通のメールを紹介する。


お名前:K
E-mail:xxxxx@xxxxx.com
コメント:きっこさん、いつたの(いつも楽しく読んでいますを縮めてみましたw)安倍おぼっちゃまんのメルマガを「おもしろくねぇ、誰が書いてるんや」などといつも罵倒しながら読んでいるのですが、3月22日のメルマガで「げ」と思ったくだりがありましたので、報告します。防衛大学校での祝辞で、彼は「特別の感慨」を覚えながら、臨席しているのですが(引用開始)「思索し、決断する幹部であってほしい」と餞(はなむけ)の言葉を贈りました。「諸君が将来直面するであろう危機に臨んでは、右と左を足して二で割るような結論が、状況に真に適合したものとはならない。情勢を的確に分析し、自らの信ずるところに従って的確に決断せよ」と。(引用終わり)おんや?「諸君が将来直面するであろう危機に臨んでは」なんてなことを言っていますよ。「直面するかも」ではないのです、これは予言ですよね。「ぼくちゃんが憲法改正してしまうからさ、きみたちはアブナイ目にあうことになるのんよ。まぁ逃げないでがんばってねん」ってな感じ?えーかげんにせぇよ、がるる。


‥‥そんなワケで、あたしがアベシンゾーのことを死ぬほど嫌ってるのは、顔がキモイとか、整髪料でベトベトの髪の毛がキモイとか、ヘリウムガスを吸ってからしゃべってるみたいな声がキモイとか、もちろん、そういうのもあるけど、何よりの理由は、戦争や人殺しが大好きな異常者だからだ。そして、自分の大好きな戦争がしたいからって、この国を戦争のできる国にするために、非核三原則を無視してアメリカ軍に核兵器を持ち込ませたり、コッソリと核兵器を開発したりしつつ、法律まで変えて、平和憲法までブチ壊して、60年前の狂った時代へと逆行させようとしてるからだ。

「小型なら原子爆弾の保有も問題ない!」ってノタマッて、「北朝鮮など核攻撃で焦土にしてペンペン草1本生えないようにしてやる!」ってノタマッて、「私はこの国の権力の頂点にいる!」ってノタマッて、国民の声を無視して暴走し続けてる大バカに対しては、国民1人1人が、ハッキリと「NO!」と言ってやらないと分からないだろう。でも、アベシンゾーと並ぶ売国奴、石原慎太郎には、あたしたち東京都民が、直接、引導を渡すことができるけど、誰も選んだ覚えのないオチョボグチ野郎のほうは、不支持率が90%近くもあるのに、それでも、辞めさせることができない。それで、今日は、何の力も無いあたしたち国民でも、この国を愛する心があれば、アベシンゾーの狂った暴走を止めることができるかも知れない方法があるので、1通のメールを紹介しようと思う。


**********

きっこさま

 「杉並の不当な教科書採択取り消し裁判の会」の渡辺容子です。ご活躍に敬意を表します。また、先日は私たちの「素人が安倍晋三を訴えた」裁判の記事を貴ブログで紹介してくださりありがとうございました。今日は私たちが4月13日に提訴を予定している、「『改正』教育基本法は違憲・違法だ!」という裁判に関して、ぜひきっこさんのお力をお借りしたく、お願いのメールをさせていただきます。

 きっこさんはプロフィールに「戦争がだいきらい」とお書きになっていらっしゃいましたね。私も戦争がだいきらいで、戦争だけは絶対にやってはいけないと思い、今、この日本の流れに必死に抵抗しています。ひとりの力はあまりにも小さいけれど、ひとりが行動しなければ決してこの流れを変えることはできないと思っています。きっこさんには必ずや私のこの思いをわかっていただけるものと信じています。「行動するひとり」を一人でも増やし、この国を戦争のできる国にしないために、きっこさんにご協力いただけませんでしょうか。以下は「『改正』教育基本法は違憲・違法だ!」裁判の原告募集の記事です。ご一読いただき、趣旨をご理解いただけましたら、ぜひこのことをきっこさんの日記でご紹介くださいますよう、お願い申し上げます。


「違憲・違法な『改正』教育基本法を認めることはできない」

 昨年12月の教育基本法改悪、防衛省昇格から、改憲手続法、共謀罪新設、米軍再編などなど 日本は与党の数の力を持って「戦争のできる国」への道を突き進んでいます。今、止めなければ取り返しのつかないことになるでしょう。いずれアメリカの侵略戦争に加わり、若者や私たちの子どもたちが人を殺し、殺されるようになることは火を見るよりも明らかです。
 今、1人1人が立ち上がり行動すれば、まだ間に合います。日本を「戦争のできる国」にすることを止めることができます。教育基本法の改悪に反対して全国で行動したみなさん、行動はしなかったけれど心の中で反対していたみなさん、今こそ、裁判で意思表示しませんか? 二度と再び侵略戦争を行ってはならない、子どもたちを人殺しにすることはできないし、子どもたちを殺させるわけにもいかない。違憲・違法な「改正」教育基本法を認めることはできない、と。


「主権実現手段の一つとしての裁判」

 この裁判は「『改正』教育基本法を認めない!」という意思表示であると共に、主権を実現する手段の1つとしての試みでもあります。日本では、主権実現方法として裁判闘争をするという考え方が強くありません。選挙権を行使して、国会議員等を選出するだけでは、主権を本当に行使したとは言えません。選出された国会議員等が憲法を遵守せず(憲法99条)、違憲の法律を作ったり、違法行為を行った時、私たちは主権者として国会議員等を牽制する必要があります。つまり、選挙権という主権の行使をフォローする手段が必要で、その手段の1つが裁判です。

 ご存知のように杉並区は2005年の採択で全国の採択率がたった0.39%だった「新しい歴史教科書をつくる会」主導の扶桑社版歴史教科書を採択しました。それに対して私たちは現在、次の二つの裁判を行っています。


1.杉並区の「つくる会」教科書採択は、区長の「天の声」によって教育委員会を隠れ蓑に、税金を使い特定の教科書を契約購入した官製談合であると主張した裁判

2.「つくる会」教科書の検定合格、採択推進に政治的に介入(教育への不当な介入を禁じた改定前の教育基本法10条違反)してきた安倍晋三と自民党を訴えた裁判


 これらの裁判では、訴訟行為を代理人である弁護士に委任するのではなく、原告自らが準備書面を書き、法廷で発言する本人訴訟の形を取っています。このやり方によって、裁判官の訴訟指揮に対して主権者は市民であるという観点から注文をし、主権者中心の裁判を求めています。法律家としての弁護士には、折々に相談し、支えていただいています。法律的には分からないことばかりですが、それがかえって法廷で素朴に自由にふるまえるという利点ともなっています(裁判官には迷惑な話でしょうが、主権者は我々ですから、遠慮することはありません)。そしてこのことが「主権者として行動できた」実感ともなるのです。

 私たちは教育基本法が改悪されてしまった2006年12月15日に安倍晋三を訴えた裁判の第一回口頭弁論を行っていましたが、そこで「主権は私にある」ことを生まれて初めて実感していました。その実感があったから、教育基本法が改悪されてしまっても気を落とすこともなく、「裁判がある」という思いでいられたのです。この口頭弁論をあの日国会前に集まっていたみなさんに実況中継で見ていただきたかったです。
(この報告はJANJANにあります。http://www.janjan.jp/living/0612/0612206784/1.php


「4月13日、愛媛と東京で同時提訴!」 

 私たちは4月13日に愛媛と東京で同時に、「改正」教育基本法は違憲・違法だ!と提訴します。この裁判で同法の違憲・無効を確認し、同法の成立に賛成した地元選出の国会議員に対して損害賠償を求めます。


「『改正』教育基本法の問題点」(詳しくは訴状参照)

1.教育への違法な介入等、国家権力を拘束する規範から、子ども・保護者・市民へ命令する規範(教育勅語への回帰)へと根本原理が180度転換されました。これは憲法の立憲主義に反します。

2.憲法・子どもの権利条約に反します。

3.政府が「国を愛する」態度を求めることは、憲法で保障されている「思想・良心の自由」に反します。

 資料として、趣意書(A4・24枚)、訴状(同11枚)、国会議員に対する訴状の解説(同4枚)を用意しています。ご希望の方は下記の連絡先までお知らせ下さい。下記のサイトからも入手可能です。


「原告募集・各地で提訴しませんか?」

 みなさまもぜひ、この「新たな裁判」の原告・補助参加人になってくださいませんか? 名前を連ねるだけでも立派な意思表示になります。

・締め切り     4月5日(木)

・提訴日      4月13日(金)

・訴訟手続き費用  1000円 (事情のある方はご相談下さい)

 また、各地で提訴しませんか? 愛媛・東京以外でも提訴の準備が進んでいます。全国各地で100万人が提訴したら、今の「戦争のできる国」への流れを変え、平和の方向に進ませることができるのではないでしょうか? 訴状は同じものを使えますし、提訴に当たっては弁護士との相談を含め、できる限り協力いたします。


「補助参加人について」

 被告を同法に賛成した愛媛あるいは東京選出の国会議員としている関係上、愛媛・東京以外の方は、補助参加人(原告と同じ利害関係を有する者)として、この裁判に参加して頂くことになります。
 原告・補助参加人になって頂ける方は、下記の同意書に記入し、下記の連絡先まで、ファックスかメールでお送りください。なお、提訴後も補助参加人の追加は可能ですので、提訴後も受け付けいたします。

×××××


「原告・補助参加人の同意書」

「改正」教基法の違憲・無効確認・損害賠償訴訟に同意し、原告(補助参加人)になります。

住所

名前

×××××


連絡・問い合わせ・申し込み先


◆「えひめ教科書裁判を支える会」

ファックス 0898-76-5040

メール zxvt29@dokidoki.ne.jp

HP http://www.dokidoki.ne.jp/home2/zxvt29/index.htm
(資料が入手できます)

郵便振替口座 
名義「えひめ教科書裁判を支える会」
番号 01610-4-31943


◆「杉並の不当な教科書採択取り消し裁判の会」

電話・ファックス 03-3334-3824

メール lumokurago@ybb.ne.jp

HP  http://suginamisaiban.web.fc2.com/
(資料が入手できます)

郵便振替口座 
名義「杉並の不当な教科書採択取り消し裁判の会」
番号 00190-4-372466
 
***********

以上です。どうぞよろしくお願いいたします。

ありがとうございました。

渡辺容子


‥‥そんなワケで、平和を愛する皆さん、戦争が大嫌いな皆さん、人殺しが大嫌いな皆さん、そして、この国を愛する皆さん、ぜひ協力して欲しい。渡辺さんの言うように、全国で100万人が提訴すれば、この狂った流れを止めることができるかも知れない。戦争犯罪者の孫が、自分の家の個人的なシガラミとメンツのために、この国をオモチャにして戦争ゴッコを始めようとしてるなんて、とてもマトモとは思えない。そして、こんな異常なことが平然と行われてるのに、一部のバカな国民は、政府による幼稚な情報操作を鵜呑みにして、捏造された危機感にとらわれて、戦争を肯定するような流れになってる。アベシンゾーがNHKに圧力をかけて、北朝鮮の拉致問題を優先的に放送するように強要してるのも、国民の心に他国に対する憎しみを植えつけて、戦争へと向かわせるための策略の1つなんだから、もっと冷静になって、きちんと真実を見て欲しいと思う。アベシンゾーのやり方は、北朝鮮や韓国、中国の反日洗脳教育とまったく同じで、こんな稚拙なレトリックに騙されるような国民は、決して、韓国や中国でバカゲた反日デモを繰り返してる人たちのことを笑えないだろう。だから、高等動物としての最低限の知的水準に達してるマトモな人たちは、この渡辺さんの呼びかけに、ぜひ協力して欲しいと思う今日この頃なのだ。


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