流行遅れのゲームライフ
ずいぶん前に、「ボクと魔王」っていうRPGをやってたって話を書いたけど、あのゲームは、途中でやめちゃった。何でかっていうと、途中までやったRPGを記録しておく、プレステ2の本体に差し込む小さいカードみたいなヤツ、あたし、アレを1枚しか持ってないからだ。最初は、ずっと前に「ドラクエ8」をやった時の記録が入ったままになってたんだけど、「ボクと魔王」を始めた時に、ドラクエの上から記録しちゃった。それで、長いこと「ボクと魔王」をやってなかった間に、大好きな「犬夜叉」の「ナントカの仮面」ていうRPGを借りたので、こっちをやりたくて、「ボクと魔王」が記録してある上から「犬夜叉」を記録しちゃった。だから、今度「ボクと魔王」をやるためには、最初からやんなくちゃなんないワケで、とてもじゃないけど、もう、やる気が起こんない。
でも、「犬夜叉」は対象年齢が低かったのか、ストーリーも短いし、すごく簡単に終わっちゃった。それで、ワリと面白かったから、もう1回やったんだけど、2回目は、ナントカ猫に話しかけると、自分たちが高いレベルからスタートできるので、1回目よりも、さらに簡単だった。最後の奈落とのバトルなんか、こっちのパーティーは、ほとんど無傷で楽勝だった。それで、サスガに3回はできないから、そのあとは、パチンコのゲームとかブラックバス釣りのゲームとかをするくらいで、記録用のカードを使うゲームはやってなかった。つまり、あたしの記録用のカードには、ずっと「犬夜叉」のデータが入ったままになってたってワケだ。
だけど、ついに、そのデータを消す日が来たのだ‥‥って言うか、もう消しちゃったんだけど、ついに、新しいRPGをやり始めたのだ。だけど、何年も前の「ボクと魔王」を途中でホッポリ出して、何年も前の「犬夜叉」をやってたほど、ゲーム界の波に乗り遅れてるあたしだから、今度、やり始めたRPGも、もちろん、新作ゲームのワケはなく、2年前の「天外魔境3 NAMIDA」ってゲームだ。だから、ネタバレなんか気にしないで書いてくつもりだけど、もしも、今このゲームをやってる人がいたら、気をつけて読んで欲しいと思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?
‥‥そんなワケで、あたしは、このゲームをいただいたんだけど、同時に10個くらい、ゲームをいただいた。「桃太郎電鉄」とか「ダービースタリオン」とか「ときめきメモリアル」とか「トルネコの大冒険」とか、名前だけは聞いたことがあるけど、やったことのないゲームをいろいろといただいた。それで、他にもいろいろあったんだけど、RPGが好きなあたしとしては、「トルネコ」にしようか「天外魔境」にしようか悩んだ。なんせ、記録するカードが1枚しかないから、どっちかを始めたら、他のケームはできなくなるからだ。それで、RPGは好きなのに、ダンジョンが苦手なあたしは、「トルネコ」はダンジョンだらけだって聞いてたから、「天外魔境」のほうをやってみることにした。
だけど、1も2もやったことがなくて、3から始めても大丈夫かな?って思いつつも、とりあえず、ものすごく久しぶりに、プレステ2を出して来て、テレビにつないで、ゲームを始めてみた。そしたら、これがまた、ヤタラとかったるいゲームで、まず、タイトルが表示されるまでに、いろんな会社の名前みたいなのが何度も何度も出て、なかなか始まんない。それで、ようやくゲームがスタートしたと思ったのもトコノマ、道の先に進んで、画面が切り替わるたびに暗くなって「読み込み中」になる。どこかの家に入ると「読み込み中」、階段で2階に上がると「読み込み中」、挙句の果てには、モンスターを倒すたびに「読み込み中」‥‥って、いくら、具合が悪くて寝てて、1日中ゆっくりしてた日だとは言え、サスガのあたしも、この「読み込み中」の嵐には、リア・ディゾンの歌を聴いた時よりもダッフンしちゃったよ、まったく(笑)
でも、かったるかったのは最初だけで、ストーリーが進み始めたら、だんだんに面白くなって来た。それでも、「読み込み中」の嵐にはヘキエキとしてたけど、ストーリーの面白さのほうが勝ってたから、「読み込み中」はガマンしながら進んで行った。それで、知らない人のために説明しとくと、このゲームは、主人公の名前が「ナミダ」っていう男の子で、勝手に名前を決められない。ドラクエの時とかは、いつも「勇者きっこ」だし、「犬夜叉」でも「きっこ」だったのに、自分の名前が決められないなんて、リトル不愉快だ。だけど、他の人間と違って、主人公のナミダだけは耳がとんがってるし、泣いてるみたいに目の下に水色のペイントがしてあるから、きっと、この「ナミダ」って名前に何かの意味があって、最後に分かるのかもしんない。
で、このナミダの他には、牛坊主っていう巨体のお坊さんと、壱与(いちよ)っていう妹が仲間で、今はずいぶん進んだから、他にも、トンカラリンていうハニワと、ミヤっていう猫が仲間になった。だけど、それまで育てて来た壱与は、強そうな敵にさらわれちゃって、今は、そいつのいるナントカ城に壱与を助けに行くとこなので、ナミダと牛坊主の他に、猫のミヤをパーティーに加えてる。猫って言っても、いろんなワザが使えるし、魔法のポイントが高いから、それまでの壱与の代わりとして役に立つ。どっちにしても、戦えるパーティーは3人だから、4人のうちの1人は引っこんでてもらわないとなんなくて、ハニワのトンカラリンは、何だか良く分かんないから、ずっと引っ込めてる。
そんな状態なのに、今度は、ツグミっていう幕府の隠密が仲間になっちゃった。だから、今は総勢5人で、とても全員にまで手が回らないのに、ゲームについてた説明書を見たら、あと3人も増えるみたいだ。それが、為朝(ためとも)っていうお侍と、鬼一番ていう鬼と、藤兵衛っていうキツネなんだけど、今、あたしがやろうとしてることは、壱与を救うために、ナントカ城へ行こうとしてる。で、そのナントカ城に行く道が、大きな岩で塞がってて、先に進むことができない。それで、その岩を割ることができるは、伝説の弓の使い手の為朝で、その為朝は鬼が島にいるから、これから為朝を連れて来るために、鬼が島に行かなきゃなんない。ようするに、RPGの十八番のタライマワシってワケだけど、ここで、あたしが困ってるのは、鬼が島に行くんだから、連れて来る為朝は当然として、鬼一番ていう鬼も仲間になりそうだってことだ。そしたら、5人の今でも手が足りないのに、総勢7人になっちゃうワケで、どうしようもなくなっちゃう。
それで、何で人数が増えると手が回らなくなるのかって言うと、このゲームでは、魔法を使うためには巻物が必要だ。たとえば、火炎の攻撃魔法を使うためには、その魔法の巻物を装備してなくちゃなんない。だけど、その魔法を30回とか40回とか、規定の回数を使うと、その魔法を習得するから、もう、巻物を装備してなくても、その魔法を使えるようになる。それで、その巻物を別の人に装備れば、2人がその魔法を使えるようになる。それで、あたしは、序盤に手に入れた回復魔法の巻物をナミダに習得させて、壱与に習得させて、牛坊主に習得させて、次に手に入れた攻撃魔法も、おんなじように3人に習得させて‥‥ってやってたから、とにかく、ものすごく大変なのだ。
攻撃魔法なら、相手を攻撃しながら習得して行けるから、まだマシなんだけど、補助魔法なんか、習得させるのがものすごく大変だ。通常攻撃で1発で倒せるような弱い敵を相手に、相手の能力を封印する魔法をかけて、1回目で効いちゃってるのに、その相手に対して、何度も何度も何度も何度もおんなじ魔法をかけ続けて、そんなことを10分以上も繰り返して、ようやく1人が魔法を覚える。こんな魔法が、今、ぜんぶで20個くらいある。その上、この魔法とは別に、それぞれのキャラに「技」っていう特殊能力があって、こっちも、何十回が使って習得すると、決まったキャラに伝授することができる。そして、その「技」は、それだけじゃなくて、自分が習得したことによって、さらに強力な「技」を使えるようになる。
だから、魔法を覚えさせるだけでも大変なのに、こっちの「技」のほうも覚えさせなきゃなんない。そして、魔法のほうは、魔法のポイントが0になるまで連発しても、宿屋に泊まれば満タンになるけど、こっちの「技」を使うためのポイントは、敵に通常攻撃を加えたり、敵からダメージを受けたりすることでしか溜まって行かない。だから、魔法を使えば一撃で倒せるような敵に対して、あえて通常攻撃を繰り返してみたり、ワザとやられてダメージを受けてみたりと、ホントに手間が掛かる。
そして、やっとのことで、ぜんぶの魔法を覚えさせた壱与は、敵にさらわれちゃって、代わりに仲間になったのが、意味不明のハニワと、変な猫‥‥。それで、あたしは、まだ猫のほうがマシだと思って、猫のミヤに必死で魔法を覚えさせたり、猫に「技」を繰り返させてランクの高い「技」を使えるようにさせたり、猫でも着れる防具とか、猫でも使える武器とか、ナケナシのお金で買い与えて来たってのに、ようやく、パーティーの一員として使い物になるとこまで育って来たと思ったら、そこで仲間になったのが、ピストルを連射するツグミってワケで、こっちのほうが、絶対に使えそうだ。そして、このあと、もっと使えそうな為朝とか鬼一番とか藤兵衛とかが仲間になるんなら、当然、猫の出番なんかなくなっちゃうだろう。
で、このゲームは、国東(くにさき)とか、長崎とか、ナゼだか九州の地名が使われてる。ただし、1つの大陸じゃなくて、バラバラの島になってるから、国東を攻略して次に進む船に乗れるようになんないと、長崎には行けない。それで、あたしは、今、長崎の次の不知火にいるんだけど、ここから鬼が島に船で渡って、為朝を連れて来て、この不知火にあるナントカ城へ殴り込みに行くってスンポーだ。そう言えば、為朝って、弓の名手ってことだから、九州に飛ばされた源為朝のことだって気づいた。あと、この不知火に来たのは、天草四郎を助けるためで、近所の教会に行くと、天草四郎がいる。あたし的には、為朝よりも天草四郎が仲間になってくれたほうが嬉しいんだけど、そしたら、「天外魔境」じゃなくて「島原の魔境」になっちゃうかな?
とにかく、今は、鬼が島に行く前に、もうちょっとパーティーを強くしとかないと不安で、不知火の敵は強すぎるから、弱い敵のいる長崎に戻って、ザコを相手に戦い続けてるとこだ。それで、もうちょっと猫が魔法を覚えたら、ツグミと交代させて、ツグミにも魔法を覚えさせて、何かあった時のために、一応、ハニワもちょっと使ってみて‥‥って、こんな感じだ。だから、まだ、しばらくは、鬼が島へは渡らないけど、ドラクエで徹夜して単調なレベルアップをしてたのに、セーブする前にフリーズしちゃった経験のあるあたしは、長崎の町のまん前でザコと戦ってて、ものすごくコマメに宿屋に行って、泊まるとお金がもったいないから、泊まらずに記録だけしてる。
‥‥そんなワケで、いつもいつもズレまくってる、あたしのゲームの話題だけど、インターネットで検索したら、この「天外魔境3 NAMIDA」は、中古で500円くらいだった。あたしは、まだ途中だけど、今んとこ、イライラする「読み込み中」だけガマンすれば、あとはなかなか面白いゲームだと思う。だから、まだやってない人で、RPGが好きな人には、ワリとオススメだ。とにかく、大好きだったドラクエが、ファンを裏切ってミニゲーム機用になっちゃったから、これからは、別のRPGで遊ばなくちゃなんない。だから、ドラクエと比べたら、キャラに魅力がなかったり、ゲームバランスが悪かったりするけど、たった1つのゲームのためにハードまで買うなんてアホなことは、たとえ、お金がアリ余ってても、あたしにゃできない。それに、ソフトだって、5000円だの7000円だのって、普通じゃ考えらんないほど高くなっちゃったから、やっぱり、持ってるハードで楽しめる2年前、3年前のゲームを楽しんでくってのが、老後の生活のメンドウも見てくれない「美しい国」で生きてく「技」なんだと思う今日この頃なのだ。
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