最高裁が従軍慰安婦の事実を認めました
27日、最高裁は、中国人が起こした4件の戦後補償訴訟について、その請求をすべて棄却しました。
これは、第二次大戦中に、ニポンの軍や政府が、中国から中国人を強制連行して来て、男性たちには厳しい労働をさせたり、女性たちには性奴隷としてニポン兵のセックスの相手をさせたことに対する裁判でした。
しかし、原告らの請求を棄却したと言っても、才口千晴裁判長は、「強制連行して来られた中国人女性らが、日本軍の施設に監禁され、複数の日本兵たちから繰り返し性的暴行を受けた」という事実を認めた上で、「しかし、日中共同声明によって、個人の賠償請求権は放棄された」という理由によっての棄却でした。
強制労働についても、同様に、「強制連行」や「強制労働」の事実を認めた上での棄却でした。
つまり、戦時下において、他国民への「強制連行」や「強制労働」、そして、「慰安婦」という名の性奴隷という蛮行が、国策として行なわれていたということを最高裁が認めたということになります。
「日中共同声明」を請求棄却の理由としたこの判決は、あまりにもマズイと思うので、今後の国交問題に発展することは必至ですが、それはともかくとして、最高裁が「強制連行」「強制労働」「慰安婦」の事実を認めたということは、大きなことだと思います。
今後、これらの事実を否定する人たちは、最高裁の判断に対して異論を唱えることになるのですから。
★ 応援のクリックをお願いします!
↓ ↓
人気blogランキング
| 固定リンク