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2007.04.24

愛車でGO!

Cm4_01
1人で車を運転してる時に、CDをかけてたり、ラジオから好きな曲が流れて来たりすると、ついつい一緒に歌っちゃうことがある。それも、「口ずさむ」とかってレベルじゃなくて、ワリと大きな声で歌っちゃう。もちろん、窓もサンルーフもちゃんと閉めてるんだけど、それでも、だんだんに調子に乗って来て、本気でシャウトしちゃってる時とかに、対向車の人と目が合うと、メッチャ恥ずかしい。それで、その瞬間だけはハッと我に返るんだけど、またしばらくすると、歌い出しちゃう。もちろん、こういうのは、あくまでも流れてる歌に合わせて一緒に歌ってるだけで、カラオケで歌ってるのとはワケが違う。でも、あたしは最近、運転しながらカラオケのテープをかけて、それで歌うこともある。で、どんな歌なのかっていうと、たぶん、99%以上の人は知らないと思うけど、こんな歌だ。

「ドアを開けたら~冷たい空気~白い息~広がった~ポケットの中~こごえる手~昨日の星~さようなら~~~~さあ走り出そう~夜明けの街へ~朝が始まる~朝が始まる~さあ走り出そう~朝日の海へ~朝が始まる~朝が~始~まる~~~~♪」って、ここまでで、これが何の曲か分かる人は、この歌を歌ってる本人くらいだと思うけど、この先のサビの部分を見れば、すごく多くの人が分かるハズだ。


「い~つ~までも~いつ~までも~走れ走れ~イスズのトラック~~ど~こ~までも~どこ~までも~走れ走れ~イスズのトラック~~♪」


‥‥そう! イスズのトラックのCMの歌だ(笑) あたしは、テレビ東京の人気番組、「田舎に泊まろう」を観るたびに、このCMが何度も流れるので、だんだんこの歌が好きになって来ちゃって、今じゃカラオケをかけて歌いながら運転してる今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしは、CMではこの歌のサビの部分だけしか流れないから、もしかしたらCM用にサビの部分しか作らなかった歌なのかな?‥‥って思って、念のために、イスズのホームページを見てみた。そしたら、CMギャラリーでCMを観られるだけじゃなくて、ナナナナナント! このCM曲の4分以上もあるフルコーラスも聴けるし、カラオケバージョンもあった上に、無料でダウンロードができるっていう大サービスっぷりを炸裂させてくれてたのだ!

で、あたしは、ソッコーでフルコーラスを聴いてみたんだけど、若干、演歌チックに思える反面、なかなかワンダホーな曲で、ものすごく好きになっちゃった。特に、「みなぎる力~ブルンブルンブルン~がんばる力~ブルンブルンブルン~♪」てとこが気に入っちゃって、それで、すぐにダウンロードさせてもらって、ついでに、カラオケバージョンまでダウンロードさせてもらったってワケだ。ちなみに、この曲のタイトルは、まんま、「いすゞのトラック」って言うんだけど、「イスズ」じゃなくて「いすゞ」ってとこに味わいがある。それで、歌ってるのは、Do As InfinityのサポートメンバーとかをやってたKazcoさん、こと、浜野和子さんだった。痒いとこに猫の手が届く「きっこの日記」としては、もちろん、最後に、この曲が聴けてダウンロードできる公式サイトをリンクしとくけど、それよりも、あたしが気になったのは、何で「いすゞ」って言う会社名なのかってことだった。

「ニッサン」は、会社設立時の出資会社、「日本産業株式会社」からつけられた会社名だけど、ニポンの他の自動車メーカーは、創業者の名前を会社名にしたとこが多い。「ホンダ」は、皆さんオナジミの本田宗一郎の名前だし、「トヨタ」も創業者の豊田喜一郎の名前だし、「マツダ」も創業者の松田重二郎の名前だし、「スズキ」も創業者の鈴木道雄の名前だ。もちろん、「富士重工」とか「ダイハツ」とかは、人の名前じゃないのは見れば分かるけど、「いすゞ」って、人の名前っぽい。それで、あたしは知らなかったから、「いすゞ」のことを調べてみた。

そしたら、何よりもビックル一気飲みだったのが、「いすゞ」って、ニポンで一番古い自動車メーカーだったのだ。知ってる人には当たり前のことなのかもしんないけど、あたし的には、トヨタとかニッサンのほうが古いのかと思ってた。それで、今のニッサンや日野自動車も、「いすゞ」から枝分かれしたメーカーだそうだ。で、そんな老舗の「いすゞ」だけど、もともとは、大正5年に、石川島造船所が設立した自動車部門で、東京の隅田川の近くに工場があったから、「スミダ」って名前の自動車を作ってたそうだ。

そして、昭和4年に自動車部門が独立して、最初は「ヂーゼル自動車工業株式会社」って名前だったんだけど、昭和9年に開発した自動車の名前を一般公募したら、「いすゞ」って名前に決まったそうだ。これは、伊勢神宮の五十鈴川(いすずがわ)にちなんだもので、つまり、最初は、ヂーゼル自動車工業株式会社の「いすゞ」っていう車だった。それで、会社名も車の名前に合わせることにして、「いすゞ自動車株式会社」って名前に変更したそうだ。だから、あたしの知りたかったこととしては、人名じゃなくて、川の名前だったってワケだ。

でも、隅田川の近くに工場があったから「スミダ」とか、五十鈴川にちなんで「いすゞ」とか、何で川の名前をつけるんだろう? もしも、他の川の近くに工場があったとしたら、「ピリカベツ自動車」になってたかもしんないし、「アブクマ自動車」になってたかもしんないし、「クズリュー自動車」になってたかもしんないし、「シマント自動車」になってたかもしんないし、あたしのマンションの近くに工場があったとしたら、多摩川の近くだから「タマ自動車」って名前になってたかもしんない。もしも、「タマ自動車」になってたら、なんか、猫用の小型自動車を作ってる会社みたいで、可愛いかも(笑)

‥‥そんなワケで、ついでにいろいろと「いすゞ」のことを調べてたら、車の名前にも、ぜんぶちゃんと由来があった。その中で、特に面白いと思ったのは、「べレル」って車だ。これは、すごく前の車で、あたしは初めて名前を知ったんだけど、「五十鈴」を「五十」と「鈴」とに分けて、「鈴」を英語にした「BELLE」と、ローマ数字で「50」を表わす「L」を合体させて、「BELLEL(べレル)」って名前にしたそうだ。そして、この「べレル」の姉妹車として発売された「べレット」が人気になって、そのあとの「117クーペ」へと続いて行ったそうだ。ちなみに、「117クーペ」は、開発コードをそのまま車名にしたそうだ。あたしは、また、「いいな~」って意味なのかと思ってた(笑)

で、ついでのついでに、あたしが国産車の中で、唯一、乗ってみたいと思ってる車、ダイハツの「コペン」のことも調べてみた。ホントは、ダイハツの「コペン」の他にも、ホンダの「S2000」もステキだなって思ってるんだけど、あんなに高い車なんか買えるワケがないから、最初っから考えないことにしてる。でも、ダイハツの「コペン」なら、1万kmか2万kmくらいしか走ってない2年落ちくらいの中古車が、30万円台で買えるから、36回払いにすれば、あたしにも手が届く。それに、軽自動車だから、税金とかも安くなる。

もちろん、あたしは、ホントに車を買い替えるつもりなんかないし、何よりも、今のパンダをサイコーに愛してるんだけど、買い替えるつもりがなくても、他の車のことを考える時には、実際に買えそうな範囲の車のことを考えないと、リアリティーが足りなくて、せっかくの妄想を心から楽しむことができなくなる。たとえば、フェラーリのF40にしようか、ランボルギーニのディアブロにしようかって悩んだとしても、そんな妄想、ぜんぜん楽しめない。こういうのって、宝クジを買ってもいないのに、「もしも宝クジで3億円が当たったら」って妄想するようなもんで、ぜんぜん楽しめない上に、ハッと我に返った時にチョー虚しい気持ちになっちゃう。だけど、連番で10枚とかでも宝クジを買ってたら、発表の日まで、ものすごくリアリティーのある妄想を楽しむことができる。

これとおんなじで、最初っから買うつもりなんかなくても、ムリすれば買えそうな値段の範囲のものをアレコレと考えるのって、とっても楽しい。ものすごく高くて、とても買えないような値段のお洋服とか靴とかバッグとかを目で見て楽しむのが「ウインドウショッピング」なら、買えそうな値段のものを妄想して楽しむのが「脳内ショッピング」ってワケで、お金を使わないでも、ある程度、物欲を満たすことのできる、あたしの必殺ワザだ。

だから、ダイハツの「コペン」の場合も、発売された時から「可愛い♪」って思ってて、もしも買うなら色はシルバーがいい、とか、もしも買ったら、まずは足回りと吸気と排気をチューニングして、それから、ちょっとずつエンジンをチューニングしてって、最後にクロスミッションを入れて、とかって妄想してた。もちろん、そんなにいじったら、ものすごい金額になっちゃうけど、そこは都合のいい妄想の世界だから、たまたまダイハツ車のチューニングショップのお兄さんと知り合いになって、プロトタイプのパーツをモニターとして無料で組んでくれたりしちゃう。

‥‥そんなワケで、思いっきりダッフンしちゃったけど、話をクルリンパと戻すと、「コペン」って名前は、「CONPACT」と「OPEN」とを合体させて、ローマ字読みにした造語だそうだ。つまり、見たまんま、「小さなオープンカー」って意味らしい。それに、あたし的には、「コペン」って、「小さいペンギン」って感じで、スタイルと同様に、可愛くて大好きな名前だ。だけど、やっぱり、あたしの相棒は長年つきあってるパンダだけだから、無料でダウンロードさせてもらった「いすゞ」には申し訳ないんだけど、車を運転しながらカラオケで歌ってると、サビの部分だけは、どうしても、「い~つ~までも~いつ~までも~走れ走れ~イスズのトラック~~♪」じゃなくて、「ど~こ~までも~どこ~までも~走れ走れ~ダイハツコ~ペ~ン~~♪」でもなくて、「い~つ~までも~いつ~までも~走れ走れ~フィアットパ~ン~ダ~~ど~こ~までも~どこ~までも~走れ走れ~フィアットパ~ン~ダ~~♪」って歌っちゃう今日この頃なのだ(笑)


「いすゞのトラック」無料ダウンロード
http://www.isuzu.co.jp/museum/cm/


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