辺野古からの続報
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宛先: xxxxx@xxxxx.ne.jp
件名: 辺野古浜通信-31
日時: 2007年05月24日 23:12:41
今日も動きはないものの、テント村は早朝より警戒態勢で待機していました。
午後は、海上の調査機器の設置ポイントを確認して回りました。
また、座り込みに来た方達によるカヌー練習も引き続き行われました。
(平日は、水曜日以外毎日行っています、ご参加下さい)
国会では、米軍再編、国民投票、教育3法と、凄まじい勢いで酷い法案が次々と強行採決されています。
下記のQAB琉球朝日放送の特集の中で、平良悦美さんが、「ここに基地が作られたら、沖縄は死ぬって思っている。私が問われると思う。私たちではなく私。一人一人がその歴史の中で何をしていたか。そんな気持ち」と語られています。
圧倒的な力と流れの中で、では、わたし達は何ができるのか?
その時、彼女は言葉をつなぎます。
「彼らは暴力的、権力に進めるかもしれないけど、私たちは力のないものが弱さを武器にしてどういう戦いが出来るか考えよう」
いま、辺野古へ参加してください。
ここには「反対派」も「運動団体」もいません。
まさに今、一人、一人と、市民が集まりはじめています。
彼女、彼らは少し遠慮がちにテントのかげから「新聞を見てきたのですけど」と声を掛けてください
ます。
那覇からも遠く離れた不案内なこの地までいらしてくださり、勇気を出して声を掛けてくださいます。
わたし達はそのことが、どんなにか嬉しく、心強く感じるかは言葉にならないほどです。
「何もできないですけど」とおっしゃる方もいます。
市民一人一人が彼らの前で座り、意思を表明することこそが、今必要とされています。
わたし達は「力」で止めることはしません。
言葉の上でも、行動の上でも、徹底して非暴力を貫き、その「弱さ」で多くの市民の命、子どもたちの命を奪い、殺戮を続ける基地建設を止めていきます。
どうか、わたし達の平和をもとていくための行動に参加してください。
辺野古でお待ちしています。
これまでの経緯を下記から確認することができます。
QAB琉球朝日放送 特集「検証 動かぬ基地」
ギャラクシー賞 報道活動部門で「優秀賞」受賞
http://www.qab.co.jp/01nw/01usbase.html
『辺野古 海のたたかい』浦島悦子著 インパクト出版会 (2005/12)
豊かな海を破壊し、人殺しのための巨大基地を建設しようとする政府・防衛施設庁と素手でたたかい、カヌーによる阻止行動や陸上・海上の座り込みで、ついにボーリング工事を止めた現場からのレポートです。
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