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2007.05.16

まだ戦時下の沖縄

沖縄の辺野古で、平和のための座り込みを続ける人たちを強制排除して、ジュゴンの住む美しい海をメチャクチャに破壊して、アメリカ軍の戦争のための滑走路を作るために、海上自衛隊を動員したアベシンゾーだけど、この、あまりにもデタラメな愚行は、本土のテレビや新聞は、例によってほとんど報道しなかった。でも、現地の人たちにとっては、大切な故郷である沖縄をこれ以上「加害者の島」にしたくないっていう命を懸けた戦いであり、毎日、60年前の戦時下と同じ気持ちで暮らしてるのだ。ただひとつ違うのは、60年前はアメリカが敵だったけど、今は、そのアメリカの手先に成り下った自国の自衛隊が、沖縄の人たちの暮らしを破壊し、平和を願う多くの人たちを暴力で排除しようとしてるってことだ。

アベシンゾー最高司令官の命令によって、地元の人たちの理解も得られぬまま、アセス法も完全に無視して、16日から強行作業を開始するってウワサされてる自衛隊によって、地元の人たちは、不安と恐怖で眠れぬ夜を過してる。そして、そんな緊迫した状況の中で、15日の深夜、あたしのモトに、1通の緊急メールが届いた。辺野古の状況を伝えてもらうために送ってもらってる「辺野古浜通信」だ。


送信者: xxxxx@xxxxx.ne.jp
宛先: xxxxx@xxxxx.ne.jp
件名: 辺野古浜通信【緊急】
日時: 2007年05月15日 23:37:27

キャンプシュアブ内の施設局の建物に明かりがついています。沖縄タイムス夕刊によると、辺野古漁港内に作業ヤードを作るそうです。早朝の強行が予想されます。午前4時に辺野古に集まって下さい。平良夏芽


‥‥そんなワケで、ニポン中の多くの人たちが自分のことしか考えてない今、この瞬間も、この国のかけがえのない自然と平和を守るために、必死に座り込みを続けてる人たちがいる。そして、その中には、70才、80才のオジィ、オバァたちもたくさんいる。沖縄のオジィ、オバァたちは、60年前に体験した地獄のような戦争を二度と繰り返さないために、座り込みを続けてる。沖縄の基地から飛び立って行くアメリカ軍が、ベトナムやイラクを始め、世界中の人たちを殺し続けてるのことが許せなくて、座り込みを続けてる。そして、そのオジィ、オバァたちと一緒に座り込みを続けてる人たちは、アセス法を無視して強引に基地建設のための事前調査を強行する防衛施設局の職員や業者から暴行を受け、救急車で病院に運ばれても、いっさい暴力には訴えず、怒鳴ったりもせず、完全非暴力で、やさしい口調で、基地建設をやめるように、アメリカの殺戮に手を貸さないようにと、何年間も訴え続けてる。

だけど、現地に行ったことがないあたしが、いくら書いても説得力はないと思うから、辺野古の平和運動に参加してるNさんとのメールのやり取りの中で、ここ数日の重要なものを公開しようと思う。それから、メールのやり取りって言っても、あたしのほうからのメールには、これといった情報などないので、Nさんのほうからのメールだけを何通が紹介する。


送信者: xxxxx@xxxxx.ne.jp
宛先: xxxxx@xxxxx.ne.jp
件名: Re: 「きっこの日記」より
日時: 2007年05月12日 09:06:54

きっこさま
お体の回復具合はいかがでしょうか?
体調が優れないにもかかわらず、丁寧なお返事を頂き恐縮しております。

今回の辺野古への海上自衛隊の動員は、「再び日本軍が沖縄の市民に対して銃口を向ける」ということがまず問題とされるべきところです。それは、人殺しの訓練を受けた人間と対峙しなければならない立場として、沖縄にいる人間として、そう感じざるを得ないからです。

辺野古でカヌーに乗って平和のための座り込みを続けている70代の友人は言います。

「この島にも人間が住んでいると言うことを日本人に、アメリカ人に、多くの人に証明したい。だから私はここにいるんだ」

同時に、彼女は、「わたし達は、ベトナムに積載重量を超えて飛び立つB52を止めることができなかった」「ベトナムの人にとっては、沖縄は『悪魔の島』だったの…」と言います。

彼女たちが、平和を訴え、脱走米兵を匿い、全力で平和のために尽くしてきたことをわたしは知っています。彼女は、決して、「被害者」として基地を沖縄島から無くしたいのではなく、「加害」の一端を担っているという立場から、1000日をこえる日々を辺野古で過ごしてきているのです。

先日、辺野古にあるキャンプシュワブの方向から、いつになく早い時間、未明から機銃掃射の音が聞こえ、その後、イスラム教のコーランの音が響き渡りました。おそらく、イスラム圏での戦争のために、コーランの音にアメリカ兵たちを慣れさせるためでしょう。

外から見える基地の広場には、簡易トイレが十数個並び、大勢のアメリカ兵が装備の点検をしていました。こちらから話しかけたアメリカ兵が口を滑らせて「イラクへ行く」と答え、上司に叱りとばされました。それからは、こちらが何を呼びかけても無視していましたが、ただ、こちらが、「Don't kill,!Don't die!」と叫んだときだけ、目を伏せたことが印象的でした。今も沖縄島は、イラクの人々にとって、また、アメリカの中の貧しい若者や移民たちにとって、「加害の島」なのです。

だからこそ、わたし達は、行為の上でも、言葉の上でも、「完全非暴力」のもと、平和を作っていく者として、この基地建設を止めるのです。このとき表面的な「強さ」は何の役にも立ちません。70才を過ぎた彼女たちが、年老いた弱い人間として海の上に座り続けることこそが強いのであって、その強さを怖れるが故、安倍日本政府は、再び軍隊を沖縄に投入するのだとわたしは思っています。

5・15の沖縄復帰は、憲法9条への復帰、平和への復帰だと沖縄の人々は信じていました。ところが、沖縄では、この35年間、戦争が絶えることはありませんでした。未だ、憲法9条が実施されたことは一度もないのです。そのことを悔い、本当の平和を祈念するための明日の嘉手納基地包囲行動を、今朝の沖縄タイムスによると、久間防衛相は、「ただのパフォーマンスでしょう」と切り捨てたそうです。軍隊を送った上、更に沖縄の人間の思いに唾するような行為で、絶対に許すことはできません。

きっこさん、どうか、これからも辺野古とのこと、沖縄のことを見守り続けてください。知ることが力になり、行動に繋がり、見守ることが現地にいる人間の命を守ることになります。


送信者: xxxxx@docomo.ne.jp
宛先: xxxxx@xxxxx.ne.jp
件名: 辺野古浜通信-21
日時: 2007年05月13日 15:07:56

きっこさま
沖縄のNです。
いま嘉手納包囲中なので携帯から失礼します。
辺野古のことを「きっこの日記」で取り上げてくださり、本当に有難うございました。
最近、連日の政府の圧力によって、緊張や悲しみ、怒りのあまり、涙もろくなってしまいました。わたしは、日記でご紹介いただいたビデオが取材していた平良夏芽さんのことも良く知っているのですが、今日も、平良さんが牧師をしている教会に行き、平良さんの誠実な祈りを聞いていたら、礼拝の最中に涙が止まらなくなってしまいました。また、きっこさんが一人平和行進をしたよと書いてくださったその思いを察すると、ついつい涙が溢れてしまいました。きっこさんの文章に触れることのできるラッキーな人たちは、真実を見極める力と、遠く離れた地にある人たちのことをおもんばかる想像力を鍛えられることと思います。

この文章全部入力した後で、きっこさんからのメールを拝見しました。きっこさんの立ち位置については良くわかりました。昨日のビデオもとても効果的でした。本当にありがとうございます。
海上自衛隊は、明日入港との朝刊報道でしたが、現在マスコミ各社はヘリを飛ばしているらしく、今日にも軍艦が到着するかもしれません。
また、不安な夜がやって来ます。

今朝、テント村に連絡先を教えていただいる人たちに向けた「辺野古浜通信」を書きましたので、以下に添付させていただきます。


私たちは平和をつくり出すために、たとえ軍隊と対面することになろうと、彼らの前に非暴力をもって座り続けます。
圧倒的な力を前に止めることが出来るのは、人間だけです。

私たちに「力」は何の役にも立ちません。弱い「人間」として海の上に座り続けることこそが強さであって、その強さを怖れるが故に、日本政府は素手の人間を相手に、警察を差し向け、再び軍隊を沖縄に投入するのです。

だから、皆さん、一刻も早く、辺野古に参加してください。
私たち人間一人一人には、真の大いなる力があるのだから。


送信者: xxxxx@docomo.ne.jp
宛先: xxxxx@xxxxx.ne.jp
件名: 嘉手納から
日時: 2007年05月13日 15:41:13

嘉手納を包囲しました。同時にホワイトビーチに掃海母艦が接岸した模様です。


送信者: xxxxx@xxxxx.ne.jp
宛先: xxxxx@xxxxx.ne.jp
件名: 掃海母艦
日時: 2007年05月14日 23:24:56

きっこさま
先日来、お伝えしてきた、自衛隊の掃海母艦ぶんご(とても大きなモノらしいですね、大砲付きが自慢)は、昨日(13日)の昼、到着とのことでマスコミ各社が取材ヘリを飛ばしましたが、現れませんでした。
今日(14日)昼の時点で、いったん午後到着との報道が成されましたが、その後、引き返したのではないかという未確認の情報が入った後、消息不明です。
(横須賀線で隣に座った軍関係のアメリカ人が「あの船はもう戻ってたよ」と言っていた…などの情報もあり、真偽不明)

引き返したとしたら、いつものように久間防衛相が先走り、日本中に広がった(マスコミ以外の情報網による)人間の怒りによって、いったん沖縄に向かいはしたものの後ずさりを余儀なくされていると言うことかもしれません。そう願っています。現在、沖縄に来てくれていた仲間が呉市、横須賀市で確認中です。

明日15日も早朝より警戒しながらテント村で待機です。沖縄にとって大切な日であり、こんな日に調査機器設置を行うとしたらとんでもないことですが、事態は切迫しています。
サンゴの産卵まであと2週間あまり、これを逃したら一年間待たなければ調査はできません。
施設局は一気に片を付けようと襲いかかってくるはずです。
(個人的には、圧倒的な力を持って殺人訓練を受けている自衛隊員より、何をしてくるか判らない防衛施設局から委託を受けた業者の作業員の方が怖いです。)
ご報告まで


送信者: xxxxx@ docomo.ne.jp
宛先: xxxxx@xxxxx.ne.jp
件名: 辺野古より
日時: 2007年05月15日 13:21:52

きっこさま
自衛艦は来ていないと報告しましたが、現在 掃海母艦ぶんごは、紀伊半島沖で待機中の模様です。
最悪のシナリオとしては、国会で米軍再編特別措置法が通過するのを待っている可能性があります。
これが通れば晴れて彼らのやりたい放題にされてしまう可能性があります。彼らは諦めてなどいませんでした。友人と連絡をとりブログの情報を更新しました。
先程 海上でのカヌーの練習からもどると、施設局、業者に雇われた辺野古漁港の漁民たちの船がすべて陸上から港に降ろされていました。
いよいよ明日作業が強行されるようです。
こちらは人が足りません。
人が足りないと逮捕、暴行も含めいろいろな可能性がありとても恐いです。
とりあえずご報告まで


送信者: xxxxx@xxxxx.ne.jp
宛先: xxxxx@xxxxx.ne.jp
件名: 辺野古より
日時: 2007年05月15日 22:37:16

きっこさま
たびたびの報告で煩わせてしまいごめんなさい。

自衛隊についての情報は、今日昼、ブログに友人経由で書き込んだとおりで、とても怖い状況です。以下、ペーストします。


海上自衛隊の掃海母艦「ぶんご」が紀伊半島沖で待機していることが確認されました。行動として非常に不自然なものを感じていました。もしかすると米軍再編特措法の国会審議、通過を待っているのではないかという情報があります。この法案が成立してしまえば憲法を含む各法律や、自治体の権限をも越える力が発動されてしまいます。事前調査に自衛隊が関わるとみていましたが、ここに来て最悪のシナリオが浮かび上がって来たことになります。つまり「アセス無しでいきなり工事着手」という事態が十分起こりえることになるのです。防衛省の「市民の安全を考えて自衛隊を導入し、粛々と作業を進めている」というような言い分も想像出来ます。「ぶんご」の出動は海上自衛隊司令部の命令ではなく、防衛施設局の要請に応えて一部隊が動いたということらしいので、今回引き返すにしても「一部隊」の責任として簡単に片付けられてしまうこともありえます。いずれにしても施設局は明日作業強行の予定ですので、辺野古では阻止行動の準備を整えています。このことを皆に知らせ、是非駆けつけてください。また米軍再編特措法含めてここ1~2週間ぐらいで事態が最悪の方法に向かう可能性が十分にあります。注意深く情報をみて、辺野古に注目してください。以上。


きっこさん、この日米安全保障条約に基づく米軍再編関連特措法は、日本国憲法よりも上位の法律であり、自衛隊を自由に使うことも、ただでさえ不十分なアセス調査さえ無視して、一方的に埋め立て工事を始めることができるそうです。まさに、アメリカのための法律ですね。今日も、沖縄にはいないはずの海上自衛隊のヘリが飛来し、いつもはこちらを飛ばない陸上自衛隊のヘリも頭上を旋回していました。地元報道によると、いよいよ明日、調査着手の予定です。

それが圧倒的な力による市民活動の排除であることには変わりなく、沖縄が70年以上にわたって「戦時下」に於かれている状況を更に100年の支配に向けて国が動き続けていることの表れなのです。先月末の調査準備では、わずか2艇のレジャーボートと小さな8つのカヌーのわたし達に対して、海上保安庁の巡視船4艇、小型ボート20隻、作業船6隻が襲いかかって来ました。これが正常な国でしょうか?

60年前に「戦争反対」と叫んだら、日本軍人から「非国民!」と恫喝されて銃剣で刺し殺されましたが、60年経った今でも、この沖縄で「戦争反対」と叫ぶと、軍隊が襲いかかって来るのです。沖縄島は、今も戦時下なのです。この国の政府は、沖縄島を癒しの島というベールに包み、アメリカに言いように支配されている日本島を「美しい国」という偽りに包み、平和を願う市民を虫けらのように叩きつぶしているのです。

きっこさん、わたしは、明日が来るのが怖くてたまりません。波の荒いリーフのエッジが作業の場となります。ほとんどのメンバーが泳げないカヌー隊が、完全非暴力の海上座り込みをあんな場所でできるのでしょうか。でも、なんとかやれることをやってみます。

陸上でも、4年前の初めての市民による非暴力の座り込みによって中止された作業ヤード建設がまた始まります。4年前は防衛施設局の事務所と共に、米軍基地内、キャンプシュワブ内に設置した作業ヤードを再びこちらに持ってくると言うことは、国は相当な決意です。今度は逮捕者を出して「反対派は過激だ」という印象を作り、徐々に味方に付けつつある地元マスコミも利用して、一気に建設へと進めるつもりかも知れません。

辺野古には、少しずつ、この長い座り込みに参加した人たちが戻ってきてくれたことが唯一の救いです。それでもまだ、人が足りませんが。

これからも長い活動が続きます。きっこさん、どうかこれからも沖縄に注目してください。未だ沖縄は日本かどうか判りませんが、日本島の縮図であることに間違いありません。このまま政府の蛮行が強行されれば、次は日本島で同じことが起こるでしょう。こんな蛮行が起こっていても、気がつかない人たちばかりかも知れませんが。

きっこさん、長いメール読んでいただいてありがとうございました。
明日のことを考えると気持ちが沈みますが、ヤマトの人間として、沖縄の真実を知ってしまった人間として、友人として、おじぃ、おばぁの言葉を胸にとどめる者として、わたしはできる限りのことをするつもりです。
そして今夜は、すべてのこの問題にかかわる人間が、誰一人傷つかず、無事に生きて帰れるように祈ります。

まずはご報告まで


‥‥そんなワケで、沖縄のNさんからのメールの一部を紹介したけど、このあとに、一番最初に紹介した「緊急メール」が届き、Nさんは、自宅から辺野古のテント村に向かった。テント村で少し仮眠してから、強行される作業ヤード建設をやめてもらうために、必死に説得を続けるそうだ。この前、紹介した「辺野古 2007年」というビデオメッセージを見てくれた人は知ってると思うけど、政府に雇われた業者たちは、無抵抗で完全非暴力の住民たちにも、容赦なく暴力を振るって来る。そして、病院送りになった人たちもいる。だから、Nさんの言葉は、決して大ゲサなものじゃない。

そして、そういったことはいっさい報道しないのが、今のマスコミだ。政府に都合のいいことだけを報道し、さらには、真実をインペイし、捏造した記事を掲載する新聞と、そんな新聞の記事を鵜呑みにして、政府に洗脳され続ける国民たち。もう、お話にもならない。たとえば、5月13日に行なわれたアメリカ軍の嘉手納を取り囲む「人間の鎖」に関して、すべての新聞が、「(集まった人が少なくて)初めて包囲できなかった」と書きたてた。一例として、毎日新聞の記事を挙げてみる。


「人間の鎖、復帰35年記念し嘉手納で、初めて包囲できず」(毎日新聞)

今月15日の沖縄県の本土復帰35年を記念し、米軍基地の機能強化などに抗議して米空軍嘉手納基地(嘉手納町など)を「人間の鎖」で包囲する催しが13日、行われた。約1万5300人(主催者発表)が基地フェンスに沿って立ち、手をつないだが、参加者不足で外周約18キロを完全に包囲できなかった。87年以降通算8回目で、初の“失敗”。沖縄の反基地運動の退潮ぶりを象徴する結果となった。(以下略)


この記事の目的は、最後の1行に凝縮されてる。つまり、多くの国民に、「沖縄の反基地運動が退潮してる」ってことをアピールしたいワケで、こんなことを書かせるのは、戦争のできる「美しい国」を目指してるアベシンゾーだろう。だけど、この件に関して、沖縄のNさんは、さっきのメールの追伸として、こんなことを言ってる。


きっこさま
そうそう、嘉手納基地包囲の「人間の鎖」は、たしか今までに7回は行われましたが、一度も「つながった」ことはありません。
それでも、今までマスコミ各社は、つながらなかったことなど気にせずに、「包囲した」と書いてきました。
なぜなら、包囲することが目的なのではなく、人が集まり、意志を示すことこそが大切で、そのことは充分伝わったからでした。
特に今回の包囲は「気持ち良かったよ。小さい子もたくさん集まってくれたし」という声が現場ではありました。
今回、「つながらなかった」という点をクローズアップして報道されたのは、かなり意図的な情報操作です。
それも「初めてつながらかった」というのは、まったくの嘘です。
政府は、これからの洗脳教育改革も含めて、戦争を知る世代、政府に異議申し立てをすることの正当性を知っている世代をマスコミとグルになったこうした情報操作によって駆逐しようとしているように見えます。
取り急ぎ追伸でした。


‥‥そんなワケで、今や政府の宣伝機関に成り下っちゃった新聞なんかに書いてあることを信じるか、それとも、カンぐる人は「きっこが自分で書いてるんだろ?」とか思ってる「沖縄のNさんのメール」に書いてあることを信じるか、それは、読者1人1人の自由だ。ただ、ひとつだけ言えることは、これは「調べれば分かること」だってことだ。過去に行なわれた「人間の鎖」に参加した人は何万人もいるワケだし、何年の何月何日にどこで行なわれたのかもすべて分かるんだから、いくらでも調べることができる。そして、あたしの書いてることを疑うんなら、自分で調べてみればいい。そうすれば、この国のマスコミが腐り切ってるってことも、この国の政府がマスコミを利用して情報操作をしてるってことも、ぜんぶハッキリと分かるハズだから‥‥なんて強調してみた今日この頃なのだ。


「辺野古 2007」 (約25分)
http://video.google.com/videoplay?docid=-2353979867180903513


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