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2007.05.03

山田五郎だけ敬称略(笑)

あいかわらず、オン・ザ・ベッドのあたしは、アオムケを基本としてるし、右手だけしか使えないから、本を読むのも大変だ。軽い文庫本でも、アオムケで右手だけで持って読んでると、10ページくらいで腕が疲れて来る。それで、ほとんど目をつぶってラジオを聴いてたんだけど、それも飽きて来たので、テレビを観ようと思った。だけど、ベッドからリビングのテレビを観るためには、大幅に体勢を変えないとダメだし、お風呂用の14インチのテレビをベッドのとこまで運んで来るなんて不可能だし、パソコンも、パソコンデスクにあるデスクトップはテレビが観られるけど、ベッドの脇に持って来てるノート、つまり、今、この日記を打ってるほうのパソコンは、テレビは観られない。

テレビを観たいと思ったら、いつもならホイホイってリビングに行って、ソファーに寝転んでリモコンをピッとすれば、アッと言う間に観られるのに、今は、そんなこともできない。それで、あたしは、あらためて、体が動かないことの不便さを感じつつも、ノートパソコンでもパソコンテレビは観られるので、GyaO を観ることにした。で、GyaO の映画のコンテンツを見てみたら、「かにゴールキーパー」って映画があった。きっと、「いかレスラー」とかのシリーズなんだと思うけど、バカバカしくて面白そうだったから、観てみることにした。

そしたら、これが、思った通りのバカバカしさで、全身打撲で動けない状態で観るには、ちょうどいいレベルの映画だった。それで、何よりも嬉しかったのが、主人公の男の子のお母さん役が、清水ミチコさんだったことだ。まんま、実写版「ちびまる子ちゃん」のお母さん役とおんなじキャラで、ストーリーに合わせた薄い演技が楽しかった今日この頃、皆さん、かに‥‥じゃなくて、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしは、普通の状態なら絶対に観るワケない映画、「かにゴールキーパー」を観たんだけど、休み休み観たとは言え、ずっと横向きの画面で観てたから、首と目が疲れちゃった。それで、天井を見つめながら、「天井にテレビの画面があったらいいのにな~」って思った瞬間、ハッと気づいた。あたしのケータイには、テレビがついてたのだ!

ただ、ケータイだから画面が小さいのと、室内だから電波状況が悪くて、場所によって良く映らないチャンネルがある。それから、10分くらい観てると、ケータイが熱くなって来て、自動的に切れる。あたしは、説明書を読んでないから、良く分かんないんだけど、たぶん、「これ以上、連続して観てると、加熱しすぎて危険ですよ」ってことで、ナントカ装置が働いて、自動的に切れるんだと思う。だから、一度切れたら、しばらく置いといて、ケータイの温度が冷めてから観るようにしてる。

それで、とりあえず、あたしは、ケータイのテレビをつけてみたんだけど、どのチャンネルもイマイチ映りが悪くて、一番キレイに映ったのが、日本テレビだった。で、これは、4月30日の夜の8時か9時ころの話なんだけど、何かの特番で、所ジョージとさんまとたけしがMCのバラエティーをやってた。とにかく、他のチャンネルは映りが悪かったから、あたしにチャンネルを選ぶ権利はなくて、その番組ょをそのままボーッと観てたら、山田五郎が、何年か前の懐かしい流行語について説明してて、清水ミチコさんがピアノの弾き語りで「千の風がナントカ」って歌を歌い出した。

ここで、所ジョージもさんまもたけしも山田五郎もみんな呼び捨てなのに、なんで、清水ミチコだけ「さん」をつけて書いてるんだろう?って思った人もいると思うけど、それは、所ジョージもさんまもたけしも山田五郎も「きっこの日記」なんか読んでるワケはないけど、清水ミチコさんは、なんとなく、時々、「きっこの日記」を読んでそうな気がしたからだ。これは、何の根拠もなくて、単なるあたしのカンなんだけど、これがまた不思議なことに良く当たるもんだから、念のための措置ってワケだ(笑)

で、山田五郎の説明を受けて、ピアノを弾いて歌い出した清水ミチコさんを見て、あたしは、あることを思い出した。それは、今の「テレビブロス」だ。あたしは、「テレビブロス」を買うと、いつも一番に清水ミチコさんの「私のテレビ日記」を読むんだけど、今の「テレビブロス」の「私のテレビ日記」には、山田五郎とのことが書かれてたのだ。それで、文中におかしな点があったから、すごく気になってて、だから、ヨケイに覚えてた。

それは、清水ミチコさんが、山田五郎から、「飛騨高山は遺跡がたくさん発掘されてる」って話を聞いて驚いたって話で、あたしは、「飛騨高山には縄文時代の遺跡がたくさんある」って話は知ってたから、ここまでは、「ふんふん」なんて感じで読んでた。でも、その先を読むと、驚いた清水ミチコさんが、どんな物が出て来るのか聞いたら、山田五郎は、「貝とか魚の骨とか」って答えて、清水ミチコさんは、遥か昔にはニポンの真ん中の山までが海だったってことに驚き、それに対して、山田五郎は、「何億年も前はみんな海だった」って言う‥‥って話だった。それで、あたしは、「そんなら、遺跡じゃなくて化石じゃん!」って思ったってワケだ。

「遺跡」ってのは、昔の人間が作った建造物のことで、飛騨高山にあるたくさんの遺跡ってのは、縄文時代から古墳時代にかけてのものだ。だから、何億年なんて話じゃなくて、1万年前から8000年前くらいのものだ。そして、数々の土器や石器や装飾品、猟具や民具などの出土品から推察されるのは、当時のこの地域の人たちは、ドングリやクルミなどの木の実や、イノシシやシカなどの動物を食べてたってことだ。だから、貝や魚の骨の出土を「貝塚」だと仮定すれば、それも「遺跡」って呼べるけど、この地域は山奥で、貝塚はアリエナイザーだし、食べてた物とも合致しない。つまり、飛騨高山の山から、ホントに貝や魚の骨が発掘されたのなら、それはホントに何億年も前のものってことで、その点は合ってるけど、それなら、「遺跡」じゃなくて「化石」ってワケだ。

ただ、「私のテレビ日記」では、清水ミチコさんが山田五郎から聞いた話として書いてるワケだから、山田五郎が言い間違えのか、山田五郎はちゃんと「化石」って言ったのに、それを清水ミチコさんが「遺跡」ってカン違いして書いたのかは分かんない。ホントは、「山田五郎は舌が短いから、本人は化石って言ったつもりでも、清水ミチコさんには遺跡って聞こえた」ってのも加えようと思ってたんだけど、何かの間違えで山田五郎も読んでたマズイと思って、それは書くのをやめにした‥‥って、やっぱ書いちゃったけど(笑)

で、ホントは、ここまでの話はどうでも良くて、あたしが言いたかったことは、清水ミチコさんの「私のテレビ日記」に、「先日、山田五郎さんが~」って書き出しで、この話が書かれてたってことだ。つまり、あたしは、日本テレビの特番に、清水ミチコさんと山田五郎が一緒に出てるのを観て、この飛騨高山の話をしたのが、この番組の収録の時だったんだろうなって思ったってことだ。通常の特番の収録日から放送日までの日数と、テレビブロスの原稿のシメキリから発売日までの日数を考えると、ピタリと一致するからだ。たとえば、所ジョージが、おんなじ話を清水ミチコさんにしたんだとしたら、清水ミチコさんがレギュラーのテレビ東京の「所さんのそこんトコロ」の収録でって可能性もあるから、どっちの番組なんだか決めらんないけど、山田五郎との組み合わせだと、この特番しか考えらんない。

‥‥そんなワケで、なんでこんなくだらないことをダラダラと書いて来たのかって言えば、そりゃあ、当然、ずっとベッドに寝てるから、どうでもいいことばっか考えちゃうからだ。だけど、ここまで書いて来て、今さらだけど、山田五郎にも「さん」をつけといたほうがいいような気もして来た。だって、清水ミチコも山田五郎も呼び捨てなら、なんとも思わないんだけど、カタッポだけ「さん」をつけてると、なんか、もう一方に対して、申し訳ない気持ちになって来たからだ。でも、悲しいことに、右手だけで必死にキーボードを打ってる今の状態だと、「さん」をコピーして、すべての「山田五郎」のあとにペーストするのも大変な労力なので、ここはひとつ、「山田五郎だけ敬称略」ってことでカンベンして欲しいと思う今日この頃なのだ(笑)


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