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2007.06.11

おはようからおやすみまで暮らしを見つめる自衛隊

政府が自衛隊を利用して国民を監視し続けたっていう前代未聞の大犯罪について、久間防衛大臣は、「陸上自衛隊の情報保全隊が行なっている」ってことを認めた上で、「自衛隊が国民を監視することは何も問題ない」って、シガラキ焼のタヌキのぶんざいで、アジのヒラキナオリをしやがった。そして、共産党が入手した内部資料にも、「陸上自衛隊の情報保全隊」ってことが明記されてた。だから、共産党が公開した資料や、久間防衛大臣の発言だけを見ると、自衛隊の中の「陸上自衛隊の情報保全隊」だけが、この卑劣極まりない国民監視活動をしてるように思われてた。だけど、予想通り、これは氷山の一角だったのだ。

オムライス党の保坂展人議員の6月9日付の「保坂展人のどこどこ日記」に、「沖縄・辺野古でも海自情報保全隊が県民監視活動」ってタイトルで書かれてるけど、沖縄の辺野古では、「海上自衛隊の情報保全隊」が、国民に対する監視活動をし続けてた上に、それをアメリカ軍の基地建設を推進するための情報として、政府に報告してたというのだ。ニポンを守るための自衛隊が、アメリカの手先となって、この国を愛する自国民たちを売るなんて、どこまでサイテーな売国奴どもなんだろう。

オムライス党のみずほたんから、自衛隊の「情報保全隊」について質問された防衛省の守屋武昌事務次官は、「そんなに多くの人数はいませんよ。情報保全隊は、陸自668人、海自103人、空自156人の856人ぐらいでしょう。陸自は160カ所ですよ。とても、まんべんなく(国民を)監視するなんてことは出来ませんよ」ってノタマッた。だけど、税金で生活してる856人もの自衛隊員が、日夜、国民の言動や行動を監視し続けている上に、そうして集めた情報を常に政府に報告してるなんて、マジで寒気がして来る。これじゃあ、「自衛隊」じゃなくて、完全に戦時中の「軍隊」とおんなじだと思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、「おはようからおやすみまで暮らしを見つめるライオン」ってのは、ちょっと前までのライオン株式会社のキャッチフレーズだったけど、多くの消費者から「ライオンに生活を監視されてるようで恐い」ってクレームがあったため、現在では、「おはようからおやすみまで暮らしに夢をひろげるライオン」ってのに替えられた。だから、あたしたち国民は、「ライオン」からは監視されなくなったけど、その代わりに、「自衛隊」から監視され続けてたってワケだ。それも、「おはようからおやすみまで」どころか、24時間ずっと監視され続けてたなんて、これじゃあ恐ろしくて、安心して寝ることもできやしない。

何しろ、大ウソつきの久間防衛大臣は、「情報を集めてるだけ」って言ってたけど、実際には、集めた情報を悪用してたってことがハッキリとしたからだ。それは、政府による辺野古の環境破壊活動が、昨日と今日の土日に行なわれたことを見ても明らかなのだ。今までは、政府による辺野古の環境破壊活動は、必ず月曜日から金曜日までの間に行なわれてた。それは、政府が命令して環境破壊活動をさせてる工作員たちが、政府に雇われた民間企業のヤツラだからだ。つまり、この国のかけがえのない自然を破壊する売国活動のクセに、土日はシッカリとお休みしてたってワケだ。

だけど、住民の総意を無視して強引に再開された5月の環境破壊活動、そして、今回の環境破壊活動と、すべて土日を狙い撃ちして行なわれてる。これは、辺野古のカヌー隊のリーダー的存在の平良夏芽牧師を始め、中心的メンバーの何人かがキリスト教会の人たちで、日曜日の午前中はミサがあり、カヌーによる海上座り込みに来られないからだ。そして、こうした情報を集めて政府に報告してたのが、「海上自衛隊の情報保全隊」だったってワケだ。

「二度と戦争はイヤだ!」って訴え続けてる70才、80才以上のオジィやオバァたちの支えとなって、時間の許す限りを辺野古の座り込みに費やしている人たちの個人情報は、卑劣な「海上自衛隊の情報保全隊」によって、細かく政府に報告されてたってワケだけど、こんな腐りきったサイテーなヤツラなんか、「報告してた」ってよりも「チクッてた」って表現のほうがピッタンコだろう。で、この国の政府がどれほど卑劣なのかってことを伝えるために、昨日届いた沖縄のNさんからのメールを紹介する。


送信者: xxxxx@xxxxx.ne.jp
宛先: xxxxx@xxxxx.ne.jp
件名: 辺野古より/N
日時: 2007年06月10日 00:55:27

きっこさま、直接の通信ご無沙汰しています。

今日は9時間海に座り込み、少し疲れていますが、明日、朝は辺野古に行くことが出来ないため少し遅くもどりました。日本より遅い沖縄の日没後も、海上保安庁の巡洋艦数隻は辺野古沖に碇泊し、船内からの明かりがみえていました。これは明日も作業があるということです。日曜日はキリスト教会の人たちが午前中には居ないので、それを見越しての計画でしょう。

今日の土曜日の計画も、平良牧師が池袋での集会に参加するという情報に基づいた計画であったようです。しかし、平良牧師が空港に向かう直前で引き返してもらいました。牧師は船の運転や潜水など、大切な役割の最前線にいつも立つため、政府側の車に轢かれたり、不当な理由で逮捕されて長期間身柄を拘束されたり、ぼこぼこに殴られたりと、今までもさんざんな目に遭ってきました。わたし達も彼を守りたいのですが、たいがい追いつけません。

今朝も漁港では海上保安庁の「船検」がありました。出港しようとする船舶に対しての厳しい書類検査や装備品検査などです。通常は一般の漁港ではこのようなことは行なわれません。これから漁に出るという漁船をすべて足止めしてこのような検査をしていたら、漁師さん達からも漁協からも文句が出てしまいます。しかし、こちらの漁港では、多くの漁師さん達が辺野古の平和活動に協力してくれているため、船の出航を遅らせ、政府側の作業船が作業を始める時間に間に合わないようにするためにこのような嫌がらせをしているのです。このほかにも、協力してくれる漁師さん達や漁港に圧力を加えて、「あいつらがいるからこんな目に遭うんだ」と思わせる意味もあります。

この検査は漁師さん達にとって大きな苦痛です。こちらの漁港では今までこのような検査は一度も行なわれたことが無かったのに、今月に入ってすでに2回目という異常さです。また、平和活動に協力している漁師さんのいる別の漁港でも行なわれました。わたし達は協力してくれる漁港がなければ船を出すことが出来ませんから、この嫌がらせは非常に効果的です。

明日以降も断続的に、こうした作業による嫌がらせが続きます。海自の情報保全隊だけでなく、公安や施設局までが、わたし達を一人一人を尾行したり盗聴したりしています。こういったスパイによって、こちらの中心メンバーが介護のために手が離せなかったり、出張に行ったり、船が修理中であったりすることを探って、それを政府に報告しているのです。そのため、辺野古での政府側の作業は、すべてそうした時、こちらが手薄になった隙を突いて仕掛けてきます。

4年前の海上での攻防は、日に日に危機感を増した市民がたくさん駆けつけてくれましたが、今のような日々が続くと、わたし達は疲れ、現場に来ていない方達は「まだ何も起こっていない」と油断してしまい、両者が分断されてしまいます。「辺野古浜通信」もこのようなことが起こらないよう状況を逐次知らせていこうと言うことではじまった通信なのですが、なにせこのようなことは初めてなので、なかなかうまく呼びかけることが出来ません。とても辛い状態です。

きっこさまのように人の「痛み」を敏感に感じて、こちらの状態を想像することの出来る方は、往往にしてそれぞれの現場で「痛み」「苦しみ」に出会い続けている人たちです。その方々が懸命に苦しい生活の中からやりくりして辺野古に駆けつけ、支援してださっているために、「来てくれた方」を中心にお送りしている辺野古浜通信には、あまり「来てください」「助けてください」と書けないのです。そう書くと、なけなしのお金や時間を使って駆けつけてくれる人達が多いからです。それでも現状はまだまだ人が足りないのです。

ただ、今日は嬉しいことがありました。わたしはすでに海に出ている時でしたのでお会いできなかったのですが、「きっこの日記」をみて来たという方がいらっしゃったのです。那覇から高速を使えばわずか1時間少しですが、出不精の沖縄の人にとって辺野古は「やんばるの名護からさらに裏側にまわった地の果て」のようなところです。来るにはずいぶん勇気が必要だったと思います。また、海に出ることの出来ない座り込みの参加者は、せめて海上の仲間を元気づけようと思ったのでしょう。防波堤の先端まで大きな旗を持って一日中立っていてくれました。もしかしたらその方もいらっしゃったかもしれません。

最後に、
すこしご無沙汰してしまいましたが、ほぼ毎日「きっこの日記」を見ています。きっこさまがなさっていることに「お礼」を言うのは却って失礼な気がします。でも、みんなとても有り難く、嬉しく思っています。そのことだけお伝えしようと思ったのですが、長くなってしまいました。どうか、お体大切に。足のリハビリにはぜひ美しい辺野古の浜での水中ウォーキングをおためし下さい。


‥‥そんなワケで、この国のかけがえのない美しい自然を守るための環境活動が、二度と戦争の加害者にならないための完全非暴力の平和活動が、どうして海上自衛隊や公安から監視され、尾行され、盗聴されなければならないのか、あたしには理解できない。そして、そんな卑劣な手段で手に入れた情報によって、政府は、正しく生きている地元の漁師さん達にまで嫌がらせをして、アメリカの戦争に加担しようとしてる。自国の美しい自然を破壊し、自国民を車で轢き、ボコボコに殴り、不当逮捕で長期拘留してまで、アメリカの手下として戦争に加担することが、政府にとってはそんなにも美味しい商売になるのだろうか? 国民1人1人の言動や行動を監視するだけでなく、そうして集めた情報で、自分たちの目指す戦争ビジネスにジャマな国民に銃口を向ける政府。サンゴ礁の調査だと言って、そのサンゴ礁自体に鉄のクイを打ち込んで破壊した政府。これこそが、平和を願う自国民に鉄のクイを打ち込み、この国をアメリカに売り渡す売国行為のそのものだと思う今日この頃なのだ。


「辺野古 2007」(約25分)
まだ観ていない人は、ぜひ平良牧師のメッセージを聞いてください。
http://video.google.com/videoplay?docid=-2353979867180903513

「ちゅらを海まもれ!」
http://blog.livedoor.jp/kitihantai555/

「辺野古からの緊急情報」
http://henoko.jp/info/


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