アベシンゾーの頭上に落ちた原爆
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沖縄の辺野古で、平和のための座り込みを続けてるオジィやオバァたちを強制的に排除するために、そして、かけがえのないサンゴの海を破壊してアメリカ軍の殺人基地を造るために、海上自衛隊まで動員して自国民に圧力をかけた売国奴、久間章生防衛大臣は、この暴挙を「札幌の雪祭りに協力したり、山での遭難者を救助するために自衛隊を動員することと同じです」ってノタマッて、世界中のマトモな人たちを唖然とさせた。そして、自衛隊が国民の生活を監視し続けてたっていう北朝鮮並みの大犯罪に関しては、謝罪するどころか、涼しい顔で「何も問題ないでしょう」と来たもんだ。それなのに、年金問題をインペイし続けて支持率が急落したアベシンゾーに対しては、「急に湧いて出て来た年金問題なんかでやられるのはアベさんが気の毒だ」って、あまりにも無責任な擁護発言を炸裂させちゃった。
そんな問題発言を連発してるオシャレなシガラキ焼きのタヌキ、久間防衛大臣が、今度は、こともあろうに、第二次大戦時に、アメリカが広島と長崎に原爆を投下したことについて、「しょうがないことだった」って、原爆投下を肯定する発言をしたのだ。これは、6月30日に、千葉県柏市の麗沢大学で行なわれた「我が国の防衛について」っていう講演中のトンデモ発言なんだけど、正確にいうと、こんな発言だった。
「米国は、ソ連が日本を占領しないよう原爆を落とした。無数の人が悲惨な目にあったが、あれで戦争が終わったという頭の整理で、今しょうがないなと思っている」
そして、過去の原爆投下を肯定しただけじゃなくて、「戦時下では状況によっては原爆の使用もありえる」って、今後も核兵器の使用を肯定する発言までしたのだ。自分自身も長崎の出身で、誰よりも強く核兵器の恐ろしさを伝えて行くべき立場の現職閣僚が、こともあろうに、数え切れないほどの人たちが殺された原爆投下を肯定するような発言をしたっていう異常な事態は、いかに、アベ内閣の「戦争のできる美しい国」への暴走が加速してるのかってことの表われだと思う。そして、この国の最高司令官だって自画自賛してるアベシンゾーは、この久間防衛大臣のトンデモ発言に対して、当然のことながら、「別に問題ない」ってノタマッた今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?
‥‥そんなワケで、核廃絶へと向かう世界の流れに逆行した久間防衛大臣のトンデモ発言は、即日、世界中でいっせいに報じられた。たとえば、イギリスの「BBC NEWS」では、「1945年にアメリカが日本に投下した核爆弾は『第二次世界大戦を終わらせるための必然の方法だった』と日本の防衛大臣が発言した」って伝えた上で、「彼のコメントは広島と長崎の生存者から厳しく批判された」とし、最後には、「安倍晋三首相は、久間防衛大臣の発言は日本の核兵器廃絶の姿勢に何の影響も与えないと、見くびった発言をした」って締めくくってる。
「Japan minister in atom bomb row」(BBC NEWS)
http://news.bbc.co.uk/2/hi/asia-pacific/6256840.stm
カメムシ大臣の「女性は産む機械」の時は、性差別の発言だったから、国や民族によっても受け取る感覚はいろいろとあるし、世界で報じられるまでには2~3日ほどかかった。だけど、今回の場合は、世界でたった1つの被爆国の現職閣僚が、その被爆体験を「しょうがなかった」って肯定した上で、「戦時下では状況によっては原爆の使用もありえる」とまで発言したんだから、これは大問題だ。世界中で即日のうちに報道された事実が、この問題発言の大きさを物語ってるだろう。そして、何よりも重要なのは、この久間防衛大臣の問題発言よりも、それに対するアベシンゾーの対応なのだ。
「BBC NEWS」でも、久間防衛大臣の問題発言より、それに対するアベシンゾーの対応の悪さを批判的に書いてるけど、海外メディアの場合は、「内閣」ってものを一蓮托生の船みたいには思ってない。ニポン国内なら、閣僚の不祥事の責任を総理大臣に押し付けたりするけど、海外メディアの感覚は、リトル違う。問題発言や不祥事を起こした閣僚がいても、総理大臣がその場でサッサとそいつのクビを切っちゃえば、逆に総理大臣のリーダーシップが評価されるケースが多い。そして、これをうまく利用したのがコイズミで、やることなすこと逆効果なのがアベシンゾーってワケだ。
アベシンゾーの場合は、ただでさえ知能が低くて、「先見の明」もなく、「全体を見渡す能力」も「学習能力」も皆無だってのに、さらに、人間のウツワが小さいって言うか、ケツの穴が小さいって言うか、その場、その場の「自分のこと」しか考えらんない。だから、今まで、閣僚が問題を起こすたびに、「自分の任命責任を問われないように」っていうだけの、自分のことしか考えてないその場シノギの対応しかして来なかった。そして、世の中の空気がまったく読めずに、問題発言をした閣僚を擁護しまくり、ヨケイに国民を怒らせ続け、挙句の果てには、海外メディアからも「リーダーシップがゼロ」って太鼓判を押されちゃったってワケだ。
何しろ、20本以上もの法案をすべて強行採決したなんて、それも、国会の会期を延長してまで強行採決したなんて、ニポンの政治史上に大きな汚点を残す無能っぷりを炸裂させちゃってるし、こんな役立たずで恥知らずな総理大臣なんて前代未聞だろう。民主主義を根底からくつがえすような、こんなデタラメなやり方しかできないなんて、こんな大バカを総理大臣なんかにしといたら、あたしたち国民全員が世界中から笑われちゃうよ。
だけど、自分の立場も、世の中の空気も、世界の動向も、何ひとつ分かってない世間知らずのオボッチャマは、久間防衛大臣のこれほどのトンデモ発言に対しても、いつものパターンで平然と擁護しちゃった。なんせ、官房副長官時代のアベシンゾーは、「小型であれば原子爆弾の保有も使用も問題ない」だとか、「北朝鮮など核攻撃で焦土にしてペンペン草1本生えないようにしてやる」だとか、とてもマトモとは思えない数々のトンデモ発言を繰り返して来た真性のクルクルパーだから、久間防衛大臣の発言に対しても、いったいどこに問題があるのか、まったく理解できないんだろう。
そして、こんな感覚の異常者が総理大臣をやってて、その周りを似たような異常者たちで固めた内閣だから、この内閣が考えてることは、年金問題の解決でも、景気回復でも、国民の格差是正でもないことは明白だ。戦争マニアの発狂集団であるアベ内閣が目指してるのは、1日も早く平和憲法をぶっ壊して、バカな国民どもから巻き上げた税金でアメリカからいっぱい武器を買って、核兵器をジャンジャン開発して、弱い国をどんどん攻撃して、世界中に血の雨を降らせたいってことだけだろう。
‥‥そんなワケで、アベシンゾーの大バカっぷりは置いといて、話をクルリンパとシガラキ焼きのタヌキに戻すけど、今回の久間防衛大臣のトンデモ発言は、ジョセフ・ジョースターよりも大きな波紋を呼び、「原水協(原水爆禁止日本協議会)」と「被団協(日本原水爆被害者団体協議会)」は、即日、発言の撤回と謝罪を要求する声明を発表した。原水協の草木博事務局長は、「核兵器の使用はどのような意図であれ絶対に許されていいものではない」、被団協の田中熙巳事務局長は、「発言は閣僚としての教養も知性も感じられない暴言。ただちに撤回を求める」ってコメントした。そして、たび重なるアベ内閣の閣僚たちのトンデモ発言にウンザリしてる野党議員たちも、久間防衛大臣の罷免を要求するなど、激しく非難してる。
ま、アベ内閣がどれほど国民をバカにしてるのかってことが良く分かるのが、次々に噴出する閣僚の問題発言と、そのたびに、謝罪するどころか、その閣僚を擁護し続けるアベシンゾーの呆れ返る態度だろう。国内だけでなく、世界中から大バッシングを浴びたカメムシ大臣の「女性は産む機械」、自殺した松岡大臣の「今どき水道水なんか飲んでる人はいないでしょ?」など、普通に考えたら、その場で大臣を辞任させるのは当然として、こんな非常識な発言をするような大バカを大臣に任命したアベシンゾー自身の責任だって問われて当然なのに、世間知らずのオボッチャマ、アベシンゾーは、「世の中の人たちがどう感じてるのか」っていう空気を読む能力がまったくない。
だから、「女性は産む機械」のアトにも問題発言を繰り返すカメムシ大臣を擁護し続けて、ますます国民の怒りを燃え上がらせちゃったし、挙句の果てには、「説明責任を果たして辞任したい」って言ってた松岡大臣に、口封じをさせた上で続投を強要して、最後には自殺へと追い込んじゃった。ようするに、アベシンゾーは、自分の立場を守るために、人を1人殺したんだよね。それなのに、オチョボグチをひらけば「国民のために」「国民のために」って、心にもない大ウソを繰り返すアベシンゾー。自民党内部からも、すでに「ポストアベ」の話題が出まくっちゃってる用済み男のアベシンゾー。あまりの無能っぷりで、ほとんどの国民が激怒してるって時に、ノンキにアグネスチャンなんかに詩を提供しちゃってる無神経なアベシンゾー。こんなテイタラクじゃ、ケンシロウが登場する前に、「お前はすでに死んでいる」って感じだよね。
‥‥そんなワケで、6月29日付の立花隆氏のコラム、「メディア ソシオポリティクス」では、「女子高生も『経験不足』と嘆く未熟な安倍首相よ、政権を去れ!」ってタイトルで、アベシンゾーの無能っぷりを書きまくってる。もちろん、立花隆氏は、あたしと違って分別のある大人だから、あたしみたく「アベシンゾーはクルクルパー」だなんて書き方はしない。ちゃんと、「安倍首相は決してバカでもなければ、本質的に無能な人間でもない。意欲もあれば、努力もいろいろしているようである。」って前もってフォローした上で、「しかし、やることなすこと裏目に出て、努力は評価されない。意欲は空回りする。なぜかといえば、その言動に政治センスがないからである。」って書いてる。そして、中学生と高校生を対象にしたアンケートで、アベシンゾーの支持率がたったの5%しかなかったことや、不支持の理由が、「頼りない」「優柔不断」「内閣に不祥事が起きても弁護してばかり」「身内で政治をしている感じがする」「現実みがないことが多い。年金にしても調査期間に無理がある」「人柄だけで当選して美しい国とか抽象的な事ばっかり」「なにがしたいんだかわかんない。うつくしい国って何なんですか!?」「明らかに経験不足」と、中高生たちから見たアベシンゾーのイメージを紹介してる。ま、これらの感覚は、中高生に限らず、今や全国民の共通する感覚だと思うけど、もはやシッポを巻いて逃げるしかなくなったアベシンゾーの頭上に、トドメの原爆を投下しちゃったのが、誰よりも頼りにしてた久間防衛大臣だってのも、なんか、バカ丸出しのアベ内閣を象徴してるみたいで、笑うに笑えない今日この頃なのだ。
立花隆氏の「メディア ソシオポリティクス」
「女子高生も『経験不足』と嘆く未熟な安倍首相よ、政権を去れ!」
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/tachibana/media/070629_abe/
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