いちゃりば、投票!
いよいよ、参院選の投票日が近づいて来たけど、あたしが何度も書いて来たように、今になって、過疎地とかじゃなくて、多くの有権者が住んでる全国の激戦区、接戦区の投票所で、次々と「投票時間のシメキリの繰り上げ」が行なわれてる。岡山県岡山市では、投票所の場所自体が6ヶ所も変更になった上に、シメキリ時間の繰り上げが2ヶ所もあるのに、ワザと有権者に知らせないように「逆広報活動」でもしてるのか、住民の多くはこの事実を知らない。また、おんなじ岡山県の浅口市でも、井原市でも、他の市でも、投票場所が変更になったり、シメキリ時間が繰り上げになってるのに、市のホームページに小さな文字でコッソリと書いてあるだけで、インターネットをしないお年寄りたちは当然として、インターネットをする世代の人たちでも、絶対に見落としてしまうような扱いになってる。
たとえば、岡山県備前市のホームページを見てみると、トップページにズラッと並んでる「新着情報」の中に、まるで迷彩服を着てジャングルの中に身を隠してるかのように、「第21回参議院議員通常選挙のお知らせ 7月17日更新」ってタイトルがあるだけだ。せめて、このタイトルのところに、「投票所の変更のお知らせ」「投票時間の変更のお知らせ」って書いてあれば、まだ多少は理解できるけど、単なる「更新」としか書いてない。だから、一般の有権者は、ほとんどの人がクリックなどしないだろう。そして、その記事をクリックすると、ページの下のほうに、すごく小さな文字で「投票所・投票時間変更について」って書いてあるだけだ。で、その小さな文字を見落とさなかった人がクリックすると、ようやく、次の情報を知ることができる。
「投票日(選挙期日)の投票時間を午前7時~午後6時に変更しています。お間違えのないようお越しください。」
「以下の地域の投票所が変更になっています。お間違えのないようお越しください。」
ようするに、岡山県備前市の有権者は、市のホームページをコマメにチェキして、とても重要とは思えないような記事もすべてクリックし、どんなに小さな文字も見落とさないように隅から隅まで目を通してないと、29日に投票しに行ったら、投票所自体が無かったり、すでに締め切られてて投票できなかったりする今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?
‥‥そんなワケで、前にも書いたけど、村民が数十人しかいないような山奥の村だとか離島だとかで、その地域の有権者全員にキチンと通達した上で、投票時間を変更にするのなら、まだ少しは理解できる。だけど、何千人、何万人もの有権者がいる地方都市で、ロクに広報もせず、一方的に投票所の場所を変更したり、シメキリ時間を繰り上げたりするのって、いったい何なんだろう? 別に偏向的な見方をする人じゃなくても、誰でもが、「投票率が上がったら困る勢力からの圧力」って思うだろう。だって、この岡山県備前市は、コイズミ旋風が吹き荒れて自民圧勝が予測されてた2005年9月の衆院選の時には、投票所の場所も変えず、投票時間も繰り上げせずに、大きな文字でこう書いてたんだよ。
「9月11日(日)午前7時~午後8時投票 みんなそろって投票しましょう。」
与党圧勝が予測されてる選挙では、大々的に選挙の宣伝をしてたのに、与党大敗が予測されてる選挙では、有権者たちに知られないように、コソコソと投票所の場所を変えたり、投票時間を繰り上げたりするなんて、まさしく、モリヨシローの言葉、「無党派層は投票なんか行かないで寝てればいいんだ」ってセリフを地で行ってるようなもんだと思う。そして、これは、何も岡山県だけのことじゃない。秋田県を始め、全国の激戦区、接戦区って言われてる1人区を中心に、いろんな地区でコッソリと行なわれてるのだ。だから、29日に投票に行くつもりの人は、必ず、事前に、投票所の場所と時間の確認をして欲しい。ちびまる子ちゃんの藤木くんよりもヒキョ~なアベシンゾーの「投票率オチョボ作戦」なんかに引っかかっちゃって、貴重な1票をダイナシティにされちゃったら、こんなにムカツクことはないだろう。
中には、期日前投票の時間までも繰り上げちゃってるような理解不能な地区もあったんだけど、そういった地区をザッと見てみたら、予想通りに、すべてが自民党の地盤の地区だった。つまり、野党に投票する人たちが増えるのを阻止するために、政府が、できるだけ投票できないように画策してるってことだ。ここまで来ると、あまりにも情けなくて、逆に、自民党に投票したくなっちゃう気がして来る‥‥ハズもなく、これから「消費税の大増税」や「サラリーマンの残業代ゼロ法案」を始め、国民を苦しめる悪法を次々と強行採決してく予定の独裁政権に、「NO!」を突きつけられる最後にチャンスなんだから、「投票率オチョボ作戦」なんかに引っかからないようにして欲しい。
だけど、まだまだニポンも捨てたもんじゃない。アベシンゾーのコソクな「投票率オチョボ作戦」なんかが通用しない県があるのだ。それは、国と天皇による大犯罪によって、多くの人たちが殺され、今もなお苦しめられている沖縄県だ。あたしの支持してるオムライス党は、中央の国会だとマイノリティなプチ政党だけど、沖縄県議会だと「野党第一党」だ。それは、オムライス党が、ホントの意味で、社会的弱者のことを考えてくれてるってことの証明でもある。
‥‥そんなワケで、自民党の地盤の地区が、投票率を「下げよう!」「下げよう!」としてるのに対して、正義の味方、オムライス党が「野党第一党」の沖縄県では、沖縄県庁の横のガジュマルの木から生まれた妖精、キジムナーの「キジムンくん」が、投票率アップのために、毎日、大活躍してくれてる。ちなみに、キジムンくんのプロフィールには、「性別不詳」って書いてあるけど、自分のことを「ぼく」って言ってるし、好きな女優さんは「仲間由紀恵さん」だって言ってるし、「ミス沖縄」の美女と会えばデレデレしちゃうし、21日の「でだこまつり」で、新てだこレディの3人に会った時もデレデレしちゃうし、誰が何と言っても性別は「男」だから、あたしは、「キジムンくん」て呼んでる。
で、黄色い体に赤い髪、お腹の「せんきょ」の文字のとこは緑色という、ワンダホーなラスタカラーのキジムンくんは、年齢は20才で「今年から選挙権がある」って言ってるから、ニポンに住所もなく、選挙にも行ってなかったクセに、選挙のポスターには「にっぽん人でよかった。」とか噴飯モノのコピーを書いちゃってる恥知らず、自民党の丸川ナントカ候補とは違って、とっても責任感の強い妖精だ。だから、自分でも、こう言ってる。
ぼくは今年、酸いも甘いもかみ分けた二十歳!「有権者」なのだ!!
「有権者」…!!
なんてすてきな響きなんだ!!!!
選挙マスコットの名にかけて、絶対選挙に行くんだムン!!!!!!!!
ぼくは選挙の妖精だから、誰かが「選挙に行くよ」と言ってくれれば
ムンムンとパワーがわいてくるムン♪
うれしくてこおどりしちゃうよ♪
イベントでぼくの姿を見かけたら
「選挙に行くよ」
って声をかけてね☆
キュートなキジムンダンスをお見舞いしちゃうよ♪
ちなみに、ぼくの好きな食べ物は「ガジュマルの葉の天ぷら」。
趣味は「選挙を伝える」!!!!…あと、「寝る」。
休日は釣りをしたりぃ~大切に育ててる盆栽の手入れをしたりぃ~
有意義な人生…違った、妖精生を満喫してるムン!
‥‥そんなワケで、あたし的には、「うれしくてこおどりしちゃうよ♪」とか、「キュートなキジムンダンスをお見舞いしちゃうよ♪」のあたりがツボなんだけど、とにかく憎めないキジムンくんが叫び続けてる言葉が、「いちゃりば、投票!」だ。どこに行っても、「いちゃりば、投票!」「いちゃりば、投票!」って叫び続けて、道行く沖縄の人たちに、投票に行くように呼びかけてる。
で、この「いちゃりば」ってのが何かって言うと、沖縄の有名なコトワザで、「いちゃりばちょーでー、ぬーふぃだてぃぬあが」ってのがある。漢字を入れて書くと、「行き会えば兄弟、何隔てぃぬあが」ってことで、標準語にすると、「行き会えば兄弟、何も隔てるものはない」ってことで、分かりやすく言うと、「一度出会ったら誰でもみんな兄弟だから、仲良く付き合おうよ」ってことになる。そして、沖縄では、このコトワザの前の部分だけをとって、「いちゃりばちょーでー」って言うことが多い。つまりは、「袖すりあうも他生の縁」をもっともっと濃厚にしたみたいな牧場しぼりってワケで、沖縄ならではの温かさを感じる言葉だ。ちなみに、沖縄出身の知念里奈ちゃんのブログのタイトルは、「いちゃりばちょ~Day」って言うんだけど、ちゃんとタイトルの下に「出会えば兄弟」って書いてある。
それで、「井の中の蛙、大海を知らず。されど、空の深さを知る」ってコトワザが、いつの間にか「井の中の蛙、大海を知らず」になって、さらには、「井の中の蛙」だけを「お前は『井の中の蛙』だよ」なんて使い方をするようになったみたいに、この「いちゃりばちょーでー、ぬーふぃだてぃぬあが」も、いつの間にか「いちゃりばちょーでー」だけになって、さらには、「いちゃりば」ってことになっちゃったみたいだ。だから、沖縄で、「いちゃりば」って言えば、言葉だけの意味なら「行き会えば」ってことなんだけど、普通に「いちゃりば」って言うと、この「いちゃりばちょーでー、ぬーふぃだてぃぬあが」を省略した意味として使われることのほうが多い。
だから、キジムンくんの「いちゃりば、投票!」って言葉も、「行き会えば、投票」ってことじゃなくて、もっと深い意味がある。「どこかですれ違っただけでも、誰でもみんな兄弟なんだから、この沖縄を良くするために、二度と戦争なんか起こさないために、美しい島の自然を守るために、みんなで選挙に行こうよ」ってことなのだ。
‥‥そんなワケで、あたしは、このキジムンくんが大好きで‥‥っていうか、キジムンくんが書いてる期間限定のブログ、「キジムン日記」が大好きで、とにかく笑えるので、毎日の更新を楽しみにしてる。この前なんか、夜中の2時ころに覗いてみたら、あまりのスゴサに、真夜中に1人で大爆笑しちゃったよ。
だって、何も予定がないからって、「選挙PRのため体力をつけるんだムンっ!」とか言って、ロッキーのテーマを口ずさみながら、マラソンをしたり鉄棒をしたりして体を鍛えてるんだけど、アドレナリンが出すぎちゃったのか、途中から様子がおかしくなり始めちゃったのだ。最初は、「ハッヒっ!ムホンっ!マメホンムンっ!」とか「ムン、ム~~~~~ンっ!」とか言ってるんだけど、そのうちに「ムホ~~~~~んっ!!!モッムハホ~~~~~んっ!!!」とか言い出して、最後に、いつものセリフの「いちゃりば、投票っ!!!」って叫んだから、それで終わりなのかと思ったら、その次に、「エイドリアーーーーーーーーン!!」て叫んじゃった(笑)
あたしは、まだ体調が良くない時だったんだけど、もう、おかしくておかしくて、笑いが止まんなくなっちゃって、お腹が痛くなるまで笑っちゃった。だけど、そんなに楽しいキジムンくんでも、元気のなくなる日がある。「エイドリアーーーーーーーーン!!」て叫んじゃった次の日の24日には、こんなことを書いてる。
キジムンピンチ!ム…ム~ン…。
毎日暑い日が続きますね~…。
キジムン、今元気が出ないムン…。
たぶんその原因は若人たちの投票率が低いからなんだな。
あたしが、「暑くて暑くて眠れないのはアベシンゾーのセイだ」って言ってるのとおんなじで、ものすごいコジツケだ。その上、急に「低いからなんだな」って、裸の大将みたいなしゃべり方になっちゃうし、前日とは別人みたいなパンサーチェンジっぷりに、あたしのシンクロ率まで下がっちゃうよ、まったく。
‥‥そんなワケで、29日の投票日まで限定の「キジムン日記」だけど、あたし的には、選挙が終わっても続けて欲しいと思ってる。毎日じゃなくていいから、沖縄県の広報係として、時々は更新して欲しいと思う。で、キジムンくんのことだけじゃなくて、カンジンの選挙のことにも触れると、今回の参院選では、沖縄県からは全国比例区にオムライス党の山内徳信(やまうち とくしん)さんが立候補してる。山内徳信さんは、読谷村(よみたんそん)の元・村長さんで、戦後ずっと読谷村のガンだったアメリカ軍の殺人飛行場をニポンに返還させ、その跡地に村役場を立てた素晴らしい人物だ。オムライス党から立候補したために、いろいろな市民運動の役職からは降りたけど、「基地の県内移設に反対する県民会議」の共同代表だった人で、辺野古の座り込みの最前線にいた人だ。だから、当然、平良夏芽牧師も、山内徳信さんの推薦人に名を連ねてる。山内徳信さんは、今回、「当選できたら議員バッジをつけて辺野古の最前線で闘う!」って宣言してくれてるから、沖縄のオジィやオバァたちの、平和を願う人たちの、二度と戦争なんかしたくない人たちの、沖縄を愛する人たちの、何よりも強い力になってくれるだろうと確信してる今日この頃なのだ。
山内徳信ホームページ
http://yamauchi-tokushin.jp/top_con/index.html
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