アベ式とオシム式
もしもシリ~~~ズ!‥‥ってワケで、勝手にシリーズを始めちゃうけど、もしもオシム監督がニポンの総理大臣だったら‥‥。
記者 「今回の選挙で自民党が惨敗した責任はどこにあったと思いますか?」
首相 「惨敗というのは何をもって惨敗というのですか? この結果を惨敗と見るのはあなたの主観であって、私の主観で見れば惨敗とはいえないのですよ。そうは思いませんか?」
記者 「それでは、今回の選挙の結果として、過半数以上の有権者が首相の続投にノーを突きつけたことになりますが、その点については?」
首相 「ひとくちにノーと言っても、農協の農、納税の納、脳みその脳など、いろいろなノーがあるわけです。あなたは有権者のノーが私の続投へのノーだと言いましたが、それはあなたが何千万人もの有権者1人1人に聞いて確認したことなのですか?」
記者 「首相はそうおっしゃいますが、世の中からは首相のことをKY、つまり、『空気が読めない』という声も多く出ていますし、自民党内からも首相を批判する声が相次いでいます。こういった現状についてはどうお考えですか?」
首相 「KYが『空気が読めない』のことだと決めつけるのが、あなたの視野の狭さではないでしょうか? KYと言えば、『北朝鮮など、やっつけてやる』とか『核攻撃の、喜び』とか『きっこの日記は、読むべからず』とか、いくらでも肯定的な意味に取ることもできるじゃないですか?」
‥‥って感じで、誰が何を質問しようとも、すべての質問にマトモに答えず、質問に質問を返して来る「オシム式」でニヤリと悦に入る。だから、どれほど閣僚の不祥事が発覚しようとも、どれほど自分の政策が否定されようとも、どれほど自分の危機管理能力が問われようとも、ぜんぜん関係なしに監督‥‥じゃなくて、総理大臣を続けて行けると思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?
‥‥そんなワケで、総理大臣のイスにしがみついてられるのも、あとわずかになっちゃったアベシンゾーだけど、これほどまでに支持率が下がった原因は、そのすべてがアベシンゾー自身にある。空気が読めない本人は、未だに「赤城のセイ」だの「年金問題のセイ」だのって思ってんのかもしんないけど、その赤城を大臣に任命したのだって自分だし、赤城の不正が次々と暴露されても擁護し続けたのも自分だろう。そして、年金問題にしたって、去年のうちから知ってたのに、ずっとシカトし続けて来たのも自分だ。
そして、年金問題を半年以上もホッタラカシにして、アベシンゾーが何をして来たのかって言えば、自衛隊を軍隊にするための第一段階としての「防衛庁の省への格上げ」だの、徴兵制に向けて子供たちを洗脳教育するための「教育3法」だの、平和憲法をぶち壊すための「国民投票法」だの、アメリカと一緒に戦争のできる「美しい国」を造るための悪法を次々と強行採決して来ただけだ。さらには、この前の選挙の時には、これらの強行採決の連発のことを自らの「実績」だってオチョボってたんだから呆れ返る。「虚業日記」のカマヤンさんは、「強行採決が実績ならば、トンボ蝶々も鳥のうち、焼いた魚が泳ぎだし、絵に描いたダルマさん手足出し、電信柱にゃ花が咲く」なんていう落首(らくしゅ/風刺の歌)のパロディを作ったけど、ホントにその通りだと思う。
強行採決なんかバカでもできる。能力のある本物の政治家であれば、きちんと議論をして、反論に対しても真摯に対応をして、それで、反対勢力をちゃんと納得させた上で法案を可決させるだろうし、それで始めて「実績」と呼べるんだと思う。だけど、その法案の枝葉どころか、最重要部分すらも決まってない中身がカラッポの法案を連発して、それらをすべて「強行採決」して来たアベシンゾーが、その行為を恥じるならともかく、正反対に「実績」として全国の遊説で吹聴して回ったんだから、厚顔無恥とはまさしくこのことだろう。強行採決の連発を「実績」として吹聴するってことは、「私は政治家として無能です」って言って回ってるようなもんだからだ。
‥‥そんなワケで、もはやヒトケタ台に突入しそうなほど低下しちゃったアベ内閣の支持率だけど、あたしは、これは、「アベ内閣」の不支持が増えたって言うよりも、「アベシンゾー」の不支持が増えたんだと思う。だからこそ、アベシンゾーが大ウソをついて続投を表明してからというもの、閣僚を代えようが何をしようが支持率は下がりまくってる。たとえば、参院選の歴史的惨敗の責任をとって、アベシンゾーがトットと辞任して、ノータリンの麻生でも腹話術人形の福田でも誰でもいいから、すぐに新しい党首に代えてれば、ここまで支持率が下がることもなかったと思う。それどころか、自民党の支持率は一時的にでも持ち直して、今後の衆院選は、現在考えられる最善の形で迎えることができただろう。
だから、アメリカの奴隷だらけの自民党なんか、1日も早く完全崩壊しちゃえばいいと思ってるあたし的には、アベシンゾーにいつまでも未練たらしく総理大臣のイスにしがみついてて欲しいと思ってるし、このまま衆院選に突入して欲しいと思ってる。そうすれば、杉村太蔵を始めとしたコイズミチルドレンという恥知らずの税金ドロボー集団を1人残らず辞めさせることができるからだ。あんな、何にもしてないバカどもに、1人に1億円も税金を払ってるなんて、真剣にイイカゲンにして欲しい。そして、コイズミの人気に便乗してタナボタで当選しちゃったバカどもには、アベの不人気の余波で落選させて、現実ってもんの厳しさを教えてやるのがいいと思う。
どっちにしても、マトモなニポン語もしゃべれないほど知能が低いアベシンゾーのオカゲで、多くの国民が「こんなバカに任せといたらニポンは大変なことになっちゃう」って気づいたワケだし、この前の参院選では「自民党には投票しない」っていう行動に移してくれたってワケだ。コイズミのペテンには騙されちゃった人たちも、その多くが、アベシンゾーのペテンには騙されなかった。これは、単に、アベシンゾーのほうがコイズミよりもバカだったってことじゃない。あたしは、アベシンゾーもコイズミも同レベルのバカだと思ってる。だって、ブッシュが来日した時に、金閣寺かどこかに行って、太陽を指差して「サン!サン!」って連呼して上機嫌だったコイズミを見たり、例のプレスリーのサングラスを掛けて大ハシャギしてたコイズミを見れば、小学生でも「こいつ、救いようのないバカだな」って思うだろう。
そして、アベシンゾーのほうはと言えば、記者が何度も「漢字一文字で表わすと?」って質問してんのに、「変化」だの「責任」だのって答え続ける大バカっぷり。一度目はシャレで済むけど、二度目も二文字だなんて、相手の話をまったく聞いてないか、オツムの中がカラッポかのどっちかしか考えらんない。つまり、知能レベルとしては、コイズミがミトコンドリアなら、アベシンゾーはゾウリムシって感じで、どっちもどっちってことだ。だけど、何で、コイズミは支持されたのにアベシンゾーはニポン中から嫌われたのかって言うと、それは、コイズミの場合は、自身のバカっぷりをもキャラクターの1つとして確立することに成功したからだ。
コイズミが、太陽を指差して「サン!サン!」って連呼しても、プレスリーのサングラスを掛けて大ハシャギしても、国会で支離滅裂なことをノタマッても、多くの国民は、テレビの前で赤面したり怒ったりしつつも、心のどこかで、「まあコイズミさんだからしょうがないな」って思うようなキャラ作りに成功したってワケだ。だから、「漢字一文字で表わすと?」って質問に対しても、もしも二文字で答えたのがコイズミだったとしたら、国民は呆れながらも、どこか憎めないっていうか、愛嬌を感じるみたいな感覚を持つから、アベシンゾーほどはバカにされなかったと思う。
結局、同レベルのバカなのに、そのバカっぷりでさえも自分のキャラの1つとして確立させて、マイナスをプラスに転換させたのがコイズミ、そして、バカのクセに必死にリコウのフリをしようとしたことによって、いっそう自分のバカっぷりを晒し続けてるのがアベシンゾーってことになる。そして、総理大臣に就任してたった10ヶ月で、アベシンゾーのバカっぷりは全国民の知るところとなり、選挙で「NO!」を突きつけられたってワケだ。
‥‥そんなワケで、コイズミとアベシンゾーという同レベルのバカを比較する上で、その違いが如実に現れてるのが、いろいろな質問に対する答え方だ。コイズミの場合は、国会で自分に都合の悪いことを質疑されるたびに、「人生いろいろ」だの何だのって、トンチンカンな迷言でノラリクラリとゴマカシ続けて来たけど、どの答弁を見ても、一応は会話として成り立ってる。
たとえば、「人生いろいろ」の時だって、当時の民主党代表のフランケン岡田から、コイズミ自身が勤務実態のない幽霊社員として年金に加入してたことを追及され、そのことに対して、「人生いろいろ、会社もいろいろ、社員もいろいろ。何のために私が謝らないといけないのか」って答えたものだ。つまり、コイズミは、「私が勤務実態のない社員として年金に加入していても、会社にも社員にもいろんなケースがあるわけで、別に私は謝罪する必要などない」ってちゃんと質問に答えてる。
もちろん、この場合、コイズミは政治家の秘書として仕事をしてたのにも関わらず、知り合いの会社の幽霊社員になってて、まったく勤務してないのに毎月のお給料をもらってたんだから、普通なら大問題だ。だから、この答弁の「内容」に関しては完全なアジのヒラキナオリであって、絶対に許されない。ただ、あたしが言ってるのは、「会話としては成り立ってる」ってことなのだ。
じゃあ、アベシンゾーのほうはと言うと、これが、自分に都合の悪いことを質問された時だけじゃなく、何でもない普通の質問に対しても、まったくその質問に答えてないのだ。だから、当然、会話としても成り立ってない。たとえば、「あなたはラーメンが好きですか?」って質問に対して、「明日は雨が降りそうですね」って答えるみたいなトンチンカンさが炸裂してる。一番多いパターンとしては、「YES」か「NO」かで答えるべき質問に対して、「YES」でも「NO」でもなく、ぜんぜん別のことをペラペラとオチョボり続けるってパターンで、これは、1つ1つあげたらキリがないほど多い。
だから、あたしは、最初は、アベシンゾーは分かった上で意図的にやってんだと思ってた。だけど、何度も何度も「漢字一文字で表わすと?」って聞かれてんのに、それでも漢字二文字で答え続けてるクルクルパーな姿を見てから、「こりゃあ、ただ単に相手の話をちゃんと聞いてないだけなんだな」ってことを確信した。ようするに、バカってことだ。だからこそ、これほど全国の国民から「辞めろ!」って言われてんのに、その声がまったく耳に入らないばかりか、「続投することこそが国民の皆さまに対する責任です」だなんてトンチンカンなことをオチョボれるんだと思う。
そして、アベシンゾーの何よりもダメなとこは、このデタラメを海外メディアに対してもやっちゃうとこだ。ニポン語って、英語と比べて、語彙も豊富だし、表現も何倍もあるし、何よりも民族性として「ハッキリ言わずに遠まわしに伝える」ってことを美徳みたいにしてる部分もある。だからこそ、コイズミを始めとした恥知らずの政治家どもが、自分にとって都合の悪い質問をされるたびに、ノラリクラリとゴマカシ続けて来れたんだけど、英語での質問に対しては、ニポン語の持つ曖昧さを悪用した逃げなんて通用しない。それなのに、知能の低いアベシンゾーは、海外メディアに対しても、おんなじことをやってるのだ。たとえば、今年の1月のイギリスBBCのインタビューだ。
インタビュアー 「How much of a threat is North Korea to Japan and to the rest of the world at the moment?」
通訳 「日本や世界に対する現在の北朝鮮の脅威の程度はどのくらいと判断していますか?」
アベ 「日本は北朝鮮による核兵器の開発とその使用は許しません。これは日本だけではなく、東アジア全体に対する脅威だからです」
おいおいおいおいおーーーーい! 相手は「脅威の程度はどのくらい」かって質問してんのに、ぜんぜん質問に答えてないじゃん! これこそが、アベシンゾークオリティーであり、国際社会じゃまったく通用しない「成り立ってない会話」の見本みたいなもんだ。そして、あたしは、これって、計算してできるもんじゃないと思う。アベシンゾーの高校時代の家庭教師をやってた平沢勝栄は、当時のアベシンゾーのことを「勉強が嫌いで頭が悪くて口が軽くて慶応大学に裏口入学を断られたほどのバカ」って言ってたそうだけど、ようするに、筋金入りのバカってことなんだよね。
‥‥そんなワケで、今のアベ内閣は、マダム寿司やフロッピー麻生あたりを見れば分かるように、国民のことを考えてる閣僚なんか1人もいない。アベ内閣の閣僚どもは、どいつもこいつも、次の組閣に自分が残るための見苦しい悪あがきを続けてるだけだ。それも、国民から巻き上げた税金を何億円もムダづかいして。そして、アベシンゾーが「来年の1月までにすべて終わらせます」って断言してた5000万件の年金に関しては、あと5ヶ月しかないってのに、まだ、たったの1件も手をつけてないけど、でもそんなの関係ねえ!でもそんなの関係ねえ!でもそんなの関係ねえ!でもそんなの関係ねえ!はい!オッパッピ~!‥‥って感じがする今日この頃なのだ(笑)
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