« アベ式とオシム式 | トップページ | 必需品は必要悪? »

2007.08.24

温故知新

Moe11
あたしは、パチンコの「機動新撰組 萌えよ剣」にメロメロで‥‥っていうか、パチンコの「機動新撰組 萌えよ剣」に出て来る隊士の1人、土方歳絵ちゃんにメロメロなんだけど、「新世紀エヴァンゲリオン」の時とおんなじで、まずはパチンコに夢中になって、あとから、そのパチンコをより楽しむ目的としてアニメを観たから、一般的な世の中の順序としては逆ってことになる。だけど、あたしが、先にパチンコで「エヴァンゲリオン」を知って、あとからアニメを観たってことを対して、驚くほど多くの人たちから「私も同じです」っていうメールをいただいた。つまり、10年前にテレビで「エヴァンゲリオン」を観て、それでファンになって、10年経ってパチンコができたから打ってみたって人もいるんだろうけど、いくら「エヴァンゲリオン」が好きでも、パチンコが嫌いな人だっているだろうし、どっちかって言えば、パチンコで新台が出た場合に、それを打つほとんどの人は「パチンコが好きな人」だ。

だから、ちゃんと調べてみたワケじゃないけど、初めて「エヴァンゲリオン」のパチンコ台がホールに導入された時に、朝からホールの前に並ん人が100人いたとしたら、「パチンコ未経験の熱心なエヴァンゲリオンのファン」は1割にも満たなかったと思う。そして、「エヴァンゲリオンも好きなパチンコファン」が2~3割くらいいて、残りの過半数以上は、「エヴァンゲリオンなんかぜんぜん知らない単なるパチンコファン」だったと思う。つまり、そのパチンコ台の内容なんか関係なく、設定がユルユルの新台に群がる人たちだと思う。だって、毎日のように朝から晩までパチンコ屋さんの中をウロウロしてるオッチャンとか、ヤタラと台を叩きまくるオバチャンとか、どう見たって「エヴァンゲリオンを熱心に観てたアニメファン」とは思えないからだ。

そして、パチンコで初めて「エヴァンゲリオン」を知ったそういった人たちのうちの何割かが、あたしとおんなじように、あまりにもパチンコが面白かったもんだから、テレビ放送から10年も経った今、遅ればせながら、アニメを観てみたんだと思う。だから、「エヴァンゲリオン」で儲けてる会社の人たちにとっては、このパチンコシリーズは、昔っからのファンに対するリリースってよりも、新しいファン層を拡大するためのリリースって意味合いのほうが大きいと思った今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、最近、ルー大柴の人気が再燃したとかで、いろんな番組にヤタラとルー大柴が出てる。ルー大柴って言えば、あたしが高校生のころに、いろんなバラエティー番組とかCMとかに出てて、ブリーフだか海パンだか1枚で腰をクネクネと動かして、クドい顔と、耳障りな声と、場の空気を読まない無神経さと、いつでもどこでも「オレが!」「オレが!」って前に出て来る芸風で、「嫌いなタレント」の1位になったりしてたことを記憶してる。ようするに、見てる人を不快にさせる芸風だったんだけど、一発屋的な要素が強くて、しばらくすると自然に消えてった。

それで、ハッキリとは覚えてないけど、今から1年か2年くらい前に、小堺の「ごきげんよう」にゲストで出て来たんだけど、十数年ぶりで見たルー大柴は、クルクルのオバサンパーマをかけてた。昔は、顔も声もしゃべりも動きもすべてがクドかったんだけど、髪の毛だけはストレートだった。それが、歳を重ねて人間的にクドさが抜けたぶん、ヘアスタイルをクドくして、自分の持ち味である「見てる人を不快にさせる芸風」を保ってるみたい思えて、なかなか大変なんだな~って思った。そして、それから、「笑っていいとも!」に出てタモリにいじられたりと、ジョジョに奇妙なプチ露出が増えて来て、そのモクロミ通りに、1~2年したら、「ブーム再燃」とかってことになった。

「再燃」なんて言われても、別に十数年前には「ブーム」なんか無かったけど、ま、そこんとこはいいとして、今回、ルー大柴の面白さに気づいた人たちの多くは、昔のルー大柴を知らない若い世代の人たちだそうだ。この前、何かのテレビでルー大柴本人が言ってたけど、そういったファンたちのことを「ルー大柴のマニア」を略して「ルーマニア」って言うそうだ。これ1つ取っても、昔のルー大柴を知ってるあたしとかが見ると「ああ‥‥」ってなっちゃう寒さを感じるんだけど、昔のルー大柴を知らない人たちから見ると、まるで珍獣を発見したみたいな面白さを感じるみたいだ。

あたし的には、今みたいなブームになるリトル前に、テレビ東京の特番で、ルー大柴とセイン・カミュが、田舎の古いお家に何日間か体験滞在するってのをやってて、それを観て、ルー大柴にちょっと好感を持ったとこだった。最初の日の夜は、何にも食べ物がなくて、その村の唯一の商店で買って来たカンヅメだけで質素な食事をしたんだけど、2日目からは、セインと2人で近くの農家の畑仕事のお手伝いをして、お礼にお野菜をいただいたりして、だんだんに食生活も向上してった。そして、近所の子供たちとも仲良くなったり、ウナギ獲りの名人と一緒にウナギを捕まえて来て蒲焼きにしたりと、すごく楽しそうだった。

何日目かには、島崎和歌子が遊びに来て、子供たちから聞いたポイントへ、ドジョウを獲りに行った。ルー大柴の趣味はドジョウの飼育とかで、ここでドジョウについてのウンチクを語ってたけど、ドジョウについてトツトツと語るルー大柴は、ドジョウに対する愛情がいっぱいで、いつもの「ルー大柴を演じてる大柴亨」じゃなくて、「素の大柴亨」だったから、あたしはすごく好感を持った。そして、子供みたいに大ハシャギしてドジョウを獲る姿が、夏休みの小学生みたいで、なんか可愛いなって思えた。だから、ここまでなら良かったし、このままの流れで、昔のルー大柴とは一線を画した「少し落ち着いた大人のルー大柴」って路線で行ってくれたんなら、あたしの「好意的な目」も続いてたんだけど、ヒンパンにテレビに出るようになって来たら、また昔のノリに戻っちゃったから、油っこい揚げ物が苦手なあたしは、もうお腹いっぱいでお替りできなくなっちゃった。

‥‥そんなワケで、今のルー大柴のファンて、昔のルー大柴を知らない人たちがほとんどで、今のルー大柴を初めて見て、興味を持って、そして、自分の知らない昔のルー大柴のことを調べてみたりしてるんだと思う。これって、あたしが、パチンコの「エヴァンゲリオン」や「萌え剣」に夢中になって、それから昔のアニメを観たりしてるのとおんなじだと思う。あたしの大好きなパチンコ台の1つ、「中森明菜・歌姫伝説」の場合には、あたしは昔っから明菜ちゃんが大好きだけど、若い人たちの中には、パチンコで初めて明菜ちゃんの歌を聴いて、それからファンになって、CDを買ったりライブに行くようになったって人たちも多い。これも、おんなじことだと思う。

で、あたしが今、何よりもハマッてる「萌え剣」の場合は、最初は、プレステのゲームソフトとして、広井王子の原作、高橋留美子のキャラクターデザインで、2002年に発売された。そして、1年後の2003年にOVA版のアニメが制作されて、2005年にテレビ版のアニメになり、2007年の今年、パチンコになったって流れだ。もちろん、これは、あとから調べて知ったことで、パチンコで初めて「萌え剣」の存在を知ったあたしとしては、キャラが高橋留美子だったから、「あたしの知らないアニメなんだろう」って思ってた。それで、何度かパチンコをやって、あまりにも面白いのと、登場する隊士の1人、土方歳絵ちゃんがあまりにもタイプだったので、いろいろと調べてみて、最初はゲームソフトだったってことを知ったのだ。

あたしは、まずはアニメを観てみようと思ったんだけど、その時点では、アニメにOVA版とテレビ版があるなんてことを知らなかったから、普通にインターネットで検索して、普通に「機動新撰組 萌えよ剣」ていうタイトルの無料動画を探して、第1話を観た。そしたら、最初のオープニング曲が、パチンコの大当たりラウンドで流れる「斬る!斬る!斬る~!」ってやつとぜんぜん違うから、「あれ?」って思いつつも、とりあえず、全13話をぜんぶ観てみた。それで、感想としては、パチンコから想像してた感じのアニメじゃなくて、戦闘シーンも少ないし、猫丸のダジャレ風に言えば、戦闘シーンよりも銭湯シーンのほうが多いエロっぽいアニメって感じで、なんか期待ハズレだった。

だけど、あとからOVA版の存在を知り、OVA版の全4話を観たら、こっちは期待通りで、オープニング曲は大好きな「斬る!斬る!斬る~!」ってやつだったし、戦闘シーンは満載だし、何よりも、歳絵ちゃんが活躍する第3話は、もうたまんないほど感動した。それで、パチンコ→テレビ版アニメ→OVA版アニメって、時代の流れに逆行してったあたしとしては、最後に行き着く先はゲームってワケで、アマゾンで調べてみたら、ユーズド品が1000円台で売られてた。だから、一番安いのを買ってやってみようかと思ったんだけど、ユーザーのレビューを見たら、多くの人がボロクソに書いてた。他のネット上の評判も、「同じことの繰り返しばかりでつまらない」とか、「ソフトを開発後にプレステ2が発売になったため、プレステ用に開発したものをそのままのバージョンでプレステ2用としてリリースしたから、画像も何もすべてが時代遅れ」とか、どれもヒドイものばかりだった。

中には、「萌え系が好きな人たちにはキャラデザインが高橋留美子だから受け入れられず、高橋留美子のファンには内容が萌え系だから受け入れられず、新撰組のファンには最初から受け入れられず、結果、誰にも受け入れられなかったゲーム」とかって評されてた。そして、この「萌え剣」に対する世間の評価は、「ゲームはクソゲーでポシャったけど、アニメはそこそこ人気があった」ってものが一般的だった。だから、あたしは、いくら好きでも、ここまで酷評されてんなら、わざわざお金を払ってまでゲームをやってみなくてもいいか‥‥なんて思ってたんだけど、あたしが「萌え剣」にハマッてることを知った俳句仲間の1人が、何かの用事でアキバに行った時に、わざわざゲームソフトと攻略本のセットを買って来てくれて、あたしにプレゼントしてくれたのだ。

それで、2~3日前からゲームをやり始めたんだけど、これが、メッチャ面白い。自分は「弓月新太郎」っていう男の隊士になってゲームがスタートするんだけど、最初は、仲間は近藤勇子ちゃんしかいなくて、ストーリーが進むと沖田薫ちゃんが仲間になって、もっと進むとようやく土方歳絵ちゃんが仲間になる。それで、大好きな土方歳絵ちゃんが仲間になってからは、もうワクワクドキドキすることだらけで、ただ単にモノノケを退治しながらストーリーが進んでくんじゃなくて、楽しい息抜きのシーンもある。いろんな場面での選択肢の積み重ねによって、それぞれのメンバーとの親密度みたいなのが変化してくんだけど、タマにある息抜きみたいなシーンでは、その親密度のレベルによって、結果が違って来る。

たとえば、京都の五山の送り火の時に、浴衣を着た勇子ちゃん、薫ちゃん、歳絵ちゃんたちと警備を兼ねて夜店を歩くんだけど、誰と一緒に見回るかを選択することができる。それで、あたしは、1秒も考えずにソッコーで歳絵ちゃんを選択したんだけど、現れた歳絵ちゃんから、「お誘いはありがたいのですが、私は1人で結構です」って、キッパリと断られちゃって、あたしは1人さみしく夜店を回ることになった。この時点では、あたしは、まだ攻略本もぜんぜん読んでなかったし、今までのいろんな選択肢の積み重ねがこの結果になったなんてことは知らずに、ただガッカリした。

‥‥そんなワケで、フラレちゃったあたしは、1人でさみしく夜店を回ってたんだけど、そしたら、ヒトケのない鴨川の薄暗いとこに、機動新撰組のライバル、つばめ組の早乙女美姫がいた。ライバルって言っても、やってることは義賊だし、お母さんが亡くなって滅びた早乙女家を再興するために、貧乏なのにがんばってる早乙女美姫は、何とも言えない魅力がある。だから、あたしは、歳絵ちゃんの次に早乙女美姫が大好きだ。それで、いつもと違ってさみしそうにしてる早乙女美姫と、ちょっと会話をするんだけど、何だかおかしな雰囲気だったから、このシーンが終わったあとのセーブポイントでセーブしてから、あたしは、初めて攻略本を読んでみた。

それで、あたしは、初めて、いろんなシーンでの選択肢で、それぞれのメンバーとの親密度みたいなのが積み重なってくってことを知り、さっき、歳絵ちゃんを誘ったのに断られたのは、歳絵ちゃんとの親密度が規定のレベルに達してなかったってことを知った。つまり、親密度が高くなってれば、一緒に夜店を回って、歳絵ちゃんを誘った場合にしか発生しないイベントを体験することができたってことを知った。それで、ますますガッカリしたんだけど、そのあとに、ワンダホーなことも知ったのだ。それは、「誰かを誘っても断られて、1人で回ることになった場合には、途中でおりょうさんが現れて、おりょうさんと回ることになる。でも、極めて珍しいケースとして、おりょうさんが現れずに、早乙女美姫と遭遇するパターンがある」って書いてあったのだ。

そして、このゲームは、複数のエンディングが用意されてて、最後に誰とのエンディングを迎えるかを選択できるみたいなんだけど、通常は一番親密になった相手を選ぶ。つまり、歳絵ちゃんと親密になってて、最後に歳絵ちゃんを選択すれば、歳絵ちゃんとだけの特別なエンディングへと進むってワケだ。そして、攻略本の解説によると、最後の「誰とのエンディングを迎えるか」の選択画面で、「誰も選ばない」を選択すると、プレミアの「早乙女美姫とのエンディング」が発生するって言うのだ。でも、そのためには、送り火の時の夜店のシーンで、早乙女美姫と遭遇することが必須条件で、ここで遭遇することに成功してれば、このあとはどんなふうに進んでもOKだって書いてあった。つまり、あたしは、何も考えずにプレイしてたのに、最初の1回目で、プレミアの「早乙女美姫とのエンディング」を迎えられる条件をクリアしてたってワケなのだ。

その上、「このあとはどんなふうに進んでもいい」って書いてあったから、欲求不満でスケベ心が満載なあたしは、ものすごい作戦を思いついちゃった。それは、とりあえず早乙女美姫とのエンディングはキープできたから、あとは歳絵ちゃんオンリーでゲームを進めてって、歳絵ちゃんとの親密度を上げまくっておいて、エンディングのちょっと前のセーブポイントで複数セーブしておいて、早乙女美姫とのエンディングも歳絵ちゃんとのエンディングも味わっちゃおうって作戦だ。なんか、合コンで、早い時期にキープの女の子を作っといてから、その子に気づかれないように本命の子をくどくみたいで、エロオヤジ全開なヒキョ~な作戦なんだけど、とにかく、1回のゲームが果てしなく長そうだから、とてもエンディングの数だけプレイするなんてムリだ。だから、要所要所で複数のセーブデータを作っておいて、そこから再プレイしないと、時間的にも忍耐力的にもムリってことになる。

で、あたしは、このヒキョ~な作戦でゲームを再開したんだけど、「ときめきメモリアル3」で培った「自分を捨てて相手のゴキゲンを取り続ける」っていうサイテーの男性キャラを演じ続けてたら、次の章で温泉に行った時に、初めて、歳絵ちゃんとデートすることに成功した。それも、温泉街でのモノノケ退治が終わり、最後の息抜きで海に行く時の「誰を誘いますか?」で歳絵ちゃんをセレクトしたから、いつもの厳しい表情で現れた歳絵ちゃんの口から、「いいでしょう」って言われた時には、お尻からジェット噴射して大気圏外まで飛んでっちゃうくらい嬉しかった。そして、パチンコの確変の3連チャン目にしか見ることができないグリーン系のビキニで現れた歳絵ちゃんは、ナイスバディで海に浮かんでるから、あたしは思わずケータイでテレビの画面を写しちゃったよ(笑)

‥‥そんなワケで、あたしは、今さらながらだけど、インターネット上の評判なんて鵜呑みにできないなってことを学んだ。多くの人たちがボロクソに書いてるゲームでも、あたしにとってはメッチャ面白い。だけど、ボロクソに書いてる人たちの多くは、まだ、アニメもパチンコも登場してなかった時点で、このゲームだけをやった感想なんだと思うし、そう考えると、ボロクソに書いてる人たちにも一理あると思う。ヤタラと長くてクドい説明部分や、おんなじ敵とおんなじ戦闘を繰り返す退屈さ、何も選択できずに強制的に進んでく部分のムリっぽさや、戦闘の回数が限られてるために思ったようにレベルを上げられないイライラ感など、アドベンチャーとしてもRPGとしても中途半端だし、何よりも、プレステ2が出たころの他の高画質なゲームと比べたら、見劣りする部分が満載だ。だから、あたしでも、最初にこのゲームをやったとしたら、ボロクソに言ってたかもしんない。でも、今、パチンコを打ったりアニメを観たりしてからプレイしたら、パチンコやアニメで見たシーンが随所に登場するし、逆に大河童みたいにパチンコやアニメとはぜんぜん違うビジュアルのものも登場するし、そういった部分を楽しめる。つまり、今のルー大柴のファンとおんなじで、昔を知らずに、パチンコ→アニメ→ゲームっていう逆パターンで進んだからこそ、何年も前のゲームを楽しむことができるんだと思った今日この頃なのだ。


★ 今日も最後まで読んでくれてありがとう♪
★ 1日1回、応援のクリックをお願いしま~す!
   ↓   ↓
人気blogランキング


★ いよいよアマゾンの「夏の大バーゲン」も終わりが近づいて来ました。最大90%OFFになってるので、興味のある人は覗いてみてくださいね♪
   ↓   ↓
「夏の大バーゲン」

|

« アベ式とオシム式 | トップページ | 必需品は必要悪? »