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2007.08.25

必需品は必要悪?

6月の終わりころに、突然、冷蔵庫が動かなくなったんだけど、もう15年以上も使ってたから、寿命だと思って、新しい冷蔵庫を買った‥‥ってことは、その時の日記に書いた。それで、冷蔵庫が壊れる前日に、「エヴァンゲリオン~奇跡の価値は~」で、アスカが覚醒してくれて4万5000円勝ったんだけど、冷蔵庫が壊れて家電の量販店に行ったら、国産メーカーの冷蔵庫の中で一番安かった6万8000円のものが、必死に交渉したら、配達設置料や壊れた冷蔵庫の引き取り料もコミコミで4万5000円にしてもらった‥‥ってことも、その時の日記に書いた。だから、あんまり細かくは書かないけど、とにかく、新しい冷蔵庫が来て、そろそろ2ヶ月になる。

で、新しい冷蔵庫は、前のよりもずいぶん大きくなったんだけど、ノンフロンだし、消費電力も少なくなったから、結果的にはリトル環境のためになった。正確に言うと、前の冷蔵庫は、高さが120cmで容量が150リットルだったんだけど、新しいのは、高さが150cmで容量が220リットルもある。だから、容量は5割増しになったってワケで、これはすごいことだ。前のは、いかにも1人暮らし用って感じの大きさだったんだけど、今度のは小さな子供がいる若い夫婦でも使えそうなくらいの大きさだから、ものすごく便利になった。

何よりも嬉しいのは、フリーザーが2倍くらいになったことだ。前は、メザシとか干物とか冷凍食品とかがどんなに安くなってても、フリーザーがいっぱいだと買って来ることができなかったのに、今は、マトメ買いできるようになった。特に、メザシは、あたしの動物性タンパク質の主要アイテムなので、4匹のメザシが3連入ってる12匹入りのパックが100円になってる時には、できれば2パックか3パックは買っておきたい。だから、フリーザーが大きくなったことによって、メザシのマトメ買いもできるようになったし、氷もいっぱい作れるし、フリーザーのドアポケットも幅が広くなったから、マニキュアもキチンと並べられるようになった今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、昔っから「きっこの日記」を読んでる人は、あたしが何でマニキュアをフリーザーに入れてるのか知ってると思うけど、念のために書いとくと、フリーザーで冷やしといたほうが、塗った時に乾くまでの時間が遥かに早くなるからだ。で、今年の夏は、今日現在で、すでに57人もの人間と1匹のレッサーパンダが熱中症で亡くなったほどの猛暑で、今もまだ残暑が続いてるんだけど、あたしは、国内最高気温を更新した8月16日に、どうしても耐えられなくて数時間エアコンをつけた以外は、ずっとエアコンを使わずに生活してる。そして、これは、新しい冷蔵庫のオカゲって部分が大きい。

あたしの住んでるマンションは、いつも書いてるように、夏はサウナみたいに暑くなるし、冬は凍死しそうなくらいに寒くなる。これは、別に、大ゲサに言ってるんじゃなくて、夏は外よりも暑くなるし、冬は外よりも寒くなるから、ホントのことなのだ。たとえば、天気予報で「今日の東京の最高気温は36度です」って言った日に、あたしのお部屋の温度計を見ると、軽く40度を超えてる。そして、深夜になっても汗が止まらないほど暑くて、温度計は35度を超えてるのに、外に出るとものすごく涼しい。それでも、外もそれなりには暑いんだろうけど、サウナみたいなお部屋から出て来たから、ものすごく涼しく感じちゃう。

冬は冬で、お部屋の中にいるのに、吐く息が真っ白で、コートを脱ぐことができないし、手袋をしないと、指がかじかんでパソコンのキーボードも打てなくなる。何しろ、室内に干した洗濯物が、1時間もしないうちにパリパリに凍っちゃうんだから、あたしが、電気毛布と猫暖房がないと寒くて寒くて寝られないっていうのも大ゲサじゃないと思う。だから、冗談じゃなくて、冬は冷蔵庫の電源を切ってても中のものは腐らないと思う。だいたいからして、朝、水道の蛇口が凍ってお水が出ないなんて、小学校の校庭のハシッコにある外の水道とかなら分かるけど、仮にもマンションの室内なのに、こんなの聞いたこともない。

サスガに、水道が凍ったことは、今までに数回しかないけど、それにしても、あたしの住んでるマンションは、夏は外よりも暑くなるし、冬は外よりも寒くなる。だから、気温だけの問題で言えば、外で寝たほうがマシってことになる。でも、これは、マンションが悪いんじゃなくて、夏は冷房、冬は暖房を使うことを前提に建てられてる都会のマンションで、冷房も暖房も使わずに生活してるあたしに原因がある。だから、冷房も暖房も使ってる他のお部屋の人たちは、みんな、何も不満なく生活してる。

たとえば、猫たちのご飯をあげてる猫仲間の奥さんと話してても、「こんなに熱帯夜が続くと、電気代が大変ですよね」とは言われるけど、「こんなに熱帯夜が続くと、暑くて眠れませんよね」とは言われない。だから、おんなじマンションのおんなじ間取りのお部屋で暮らしてても、全員に聞いたワケじゃないけど、たぶん、エアコンを使わないで、暑くて寝られないのは、あたしだけ?‥‥なんて言うと、「ナントカカントカがナントカカントカって思うのは、あたしだけ?」っていうネタをやってた顔の平たい女芸人、最近、見なくなったけど、何て名前だっけ?

気になったから、今、調べてみたら、「だいたひかる」だった。ま、そんなことは置いといて、エアコンを使わないようにしてるから、タダでさえ暑いあたしのお部屋だけど、特に例年よりも暑い今年は、ホントに大変だった。今は例年並みになったから、普通に扇風機だけで何とかなってるけど、この前は、あまりの暑さで、幻聴が聞こえたりもした。ベッドに横になってる時に、暑くて暑くてだんだんに意識が遠ざかってくみたいにボーッとして来たんだけど、その時、電話の鳴る音がした。だけど、電話のとこまで行くと、別に鳴ってないし、着信もない。そして、ベッドに戻って来ると、またどこかで電話が鳴ってる。だけど、あたしの電話が鳴ってるんじゃなくて、もっと遠くで鳴ってる感じなんだけど、お隣りの電話の音なんか聞こえるワケないから、現実的にはアリエナイザーな現象なのだ。

‥‥そんなワケで、あまりの暑さで、幻聴まで聞こえて来たあたしは、「ダメだ、こりゃ!」って思って、エアコンをつけたってワケだ。そして、何日かぶりに、グッスリと熟睡することができた。だけど、その時の他は、こんなに暑い夏でも、何とかエアコンを使わずに生活できてるのは、新しい冷蔵庫に助けられてる部分が大きいと思う。たとえば、フリーザーが大きくなって、空いてるスペースがいっぱいできたから、2リットルのペットボトルにお水を入れて、そのまま凍らせてる。それで、寝苦しい時には、これをタオルでくるんで、首にあてたり抱いて寝たりしてる。

それから、水槽の水温が高くなりすぎて、お魚たちがヘロヘロして来たら、このペットボトルをそのまま水槽の中に入れてる。そうすると、温度差で、すぐに「バキッ!」「ベキッ!」って氷にヒビが入る音がして来て、30分くらいで氷はぜんぶ溶けて、水槽の水温は適温になる。最初は、こんなことしても大丈夫かな?って思ったんだけど、お魚が水温に慣れるのはだいたい30分くらいだから、試しにやってみたら、暑くてヘロヘロだったお魚たちが、みんな元気に泳ぎまわるようになったから、結果オーライってことにした。

あとは、タライにお水と凍らせたペットボトルを入れて、そこに足を浸けたりもしてるし、他にも、500のペットボトルにお水を入れたのも凍らせてて、これは、首にあてたりしてる。頚動脈を冷やすと、冷やされた血液が全身を回るから、すぐに涼しくなって、一時的だけど暑さをしのぐことができる。そして、フリーザーだけじゃなくて、冷蔵室も大きくなったから、麦茶やアイスコーヒーも前より多めに作って冷やしておけるし、この冷蔵庫のオカゲで、40度を超える室内にいても、何とかなってる。

だけど、これは、逆に言えば、「冷蔵庫がなかったら生活できない」ってことで、もちろん、「冷たい第3のビールが飲めないから」とか「食料を貯蔵できないから」とかいったアマッチョロイ理由なんかじゃなくて、「冷蔵庫がなかったら暑くて死んじゃうから」っていう、生死に関わるセッパ詰まった理由によるものだ。つまり、都会のすべてのマンションがそうだとは言わないけど、少なくとも、あたしの住んでるマンションでは、エアコンを使わないで生活するためには、ある程度の大きさの冷蔵庫がないと、絶対にムリだってことだ。

で、何でこんなことを考えてるのかって言うと、電気のなかった時代の人たちは、当然、家電製品もなかったワケで、それでもみんな普通に生活してたワケだから、現代でも、まったく電気を使わずに生活することができるんじゃないかって思ったからだ。たとえば、テレビがなくても何も困らないし、パソコンがなければ不便だけど、「生きる」ってことには支障はない。他にも、娯楽がなくなったり、今よりも不便になったりはするけど、「生きる」ってことには支障はない。洗濯機がなくても洗濯はできるし、掃除機がなくても掃除はできる。だから、あたしは、現代でも、まったく電気を使わずに生きてくことができるだろうって思ってた。でも、今年の夏の暑さで、その考えはクルリンパとひっくり返った。

あたしは、エアコンてものは、以前は「快適な生活を送るためのゼイタク品」だと思ってた。だから、エアコンを使わなくても、「快適じゃない生活」なら送れると思ってたし、実際、あたしが中学から高校にかけて母さんと住んでたアパートには、エアコンどころか、お風呂もなかった。だけど、良く風の抜けるお部屋だったから、夏の夜は、扇風機をつけなくても過ごせる日もあった。それどころか、ふだんから扇風機をつけるってこと自体が少なくて、ほとんどはウチワを使って生活してた。ハシタナイ話で、当時は母さんに怒られたりもしてたんだけど、あたしは、足の親指と人差し指とでウチワを持って、指先だけでウチワを動かすっていう必殺ワザを会得してたから、マクラだけ出して畳の上に仰向けに寝っ転がって、雑誌とかを読みながら、足で自分を扇いだりしてた(笑)

20年くらい前は、夏の暑さも今よりはラクだったような気もするし、事実、ここ10年から20年で、ウォーターフロントだとかにアホみたいな高層ビルだの高層マンションだのを林立させられちゃって、海からの風が入って来ないようになったから、都会の内陸部は暑くなったんだと思う。だけど、そういったことを抜きにして言えば、昔、あたしと母さんの住んでたアパートは、どっちかって言うと、真夏よりも、ジメジメした梅雨のほうが不快だった。だから、あたしは、エアコンにはそれほど必要性を感じてなかったし、エアコンなんかよりも、お風呂が欲しかった。

‥‥そんなワケで、エアコンがなくても普通に暮らしてた経験のあるあたしは、エアコンは「快適な生活を送るためのゼイタク品」だと思ってたし、エアコンのある今のマンションで暮らすようになった当初は、エアコンをつけなくても平気なくらいな気温の時にも、お部屋が寒くなるくらいに冷房で冷やして、アツアツの鍋焼きうどんを食べてみたりとか、今までにできなかったゼイタクなことをしてみたりもした。だから、このマンションで暮らすようになった最初のころは、エアコンは、なくても構わないけど、あったら「快適な生活」ができるってレベルのもので、やっぱり「ゼイタク品」だったのだ。

だけど、去年だかオトトシだかに、生活保護で暮らしてたどっかのおばあちゃんが、市の職員に、お部屋につけてたエアコンを「ゼイタク品」だって理由で取り外されて、それで暑さで死んじゃうっていう事件があった。そして、今年の夏は、あたし自身も、エアコンを使わなかったら生死に関わる状態になってた。だから、おんなじマンションで暮らし続けてるのに、10年前と今では、状況が変わったってことになる。わずか10年で、「ゼイタク品」だったエアコンが「必需品」になったワケで、それも、生死に関わる「必需品」なんだから、レベルとしてはAクラスの必需品てことになる。

そして、そんなエアコンをできるだけ使わないように生活してるあたしとしては、新しい冷蔵庫のオカゲで、何とか暑さに対処することができてんだから、あたしの「現代でも電気がなくても生きることはできる」っていう考えは、根底からくつがえされたってワケだ。もちろん、自然に囲まれた田舎とかに行って、昔ながらのニポン家屋とかで暮らすんなら、電気がなくても何とかできると思うし、実際にそうして暮らしてる人もいるだろう。だけど、少なくとも、周り中の地面をアスファルトで固められてて、コンクリートの建物に囲まれてる都会のマンションで暮らすためには、エアコンは必需品だし、最低でも冷蔵庫が必需品てワケで、つまり、電気がなかったら生活することはできない。

‥‥そんなワケで、今、この日記を書いてるのだって、電気を使ってパソコンで書いてるワケで、いくら消費電力が微量だとは言え、電気を使って書いてる日記で「電気を使わないように」なんて訴えるのはおかしな話だ。だから、あたしは、別に誰にもそんなことは強要もしないし、エアコンを使いたい人は好きなだけ使えばいいと思う。だけど、みんながどんどんエアコンを使えば、わざと各地の水力発電所の操業をストップしてまで電力不足をアピールして、原発の必要性を連呼する悪徳企業と癒着政治家どもの思うツボってワケで、そう考えると、ウォーターフロントに高層ビルを林立させて、都会の気温が高くなるようにしたのも、原発推進企業と、その利権に群がる政治家や官僚どもの作戦みたく思えてきちゃう今日この頃なのだ。


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