嘘八百の八百長横綱
最近、何よりもウザイのが、来る日も来る日もテレビで報じてる朝青龍の問題だ。あんなもん、ほっときゃいいのに、何でみんな、まるで腫れ物にさわるみたいに、朝青龍のゴキゲン取りなんかしてんの? モンゴルに帰りたいって言ってんなら、帰してやればいいじゃん。もちろん、お相撲は引退させた上で。それで、お相撲を続けたいって言うんなら、相撲協会が出したペナルティーをちゃんと受けて、それからがんばればいいじゃん。ただそれだけのことなのに、まるで「少年法」で保護されてるクソガキや、「精神鑑定」で頭のおかしい人のフリをして罪を逃れようとする犯罪者みたいなマネをして、みっともないったりゃありゃしない。
だって、モトモトは、朝青龍が仮病を使って、巡業をバックレて、モンゴルに帰ってサッカーして遊んでたのがいけないワケでしょ? そして、その行為に対して、相撲協会がペナルティーを与えたんだから、それを受けるのは当然のことじゃん。だいたいからして、朝青龍に「全治6週間」ていう診断書を出した病院の医師は、ワイドショーの電話のインタビューに対して、こう言ってたんだよ。
レポーター 「朝青龍は腰の骨を疲労骨折しているということですが、それであんなに走ったりできるものなのですか?」
医師 「いいえ、本当に大変なのは、腰の疲労骨折ではなくて、腕のヒジの靭帯損傷のほうなんです。ヒジはすぐにでも手術しなくてはならないほど重症なんです」
あたしは、これを聞いた瞬間に、朝青龍が仮病だってことを確信した。あたしは、自分が足の靭帯損傷で苦しんでるから良く分かるけど、手術の必要がないあたしでさえ、こんなにも痛くて大変なのに、ヒザとヒジの違いがあるとは言え、「すぐにでも手術しなくてはならないほど重症」だって言われてるほどの靭帯損傷をしてるのに、ギプスもしないで、テーピングもしないで、サポーターもしないで、何にもしないで、両手をブンブンと元気に振り回しながらサッカーができるなんて、絶対にアリエナイザーだと思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?
‥‥そんなワケで、ニポンに帰って来た朝青龍は、最初は入院して治療するって言ってたのに、病院に行ったら、入院の必要はないって言われちゃった。そりゃそうだよね。あんなに元気に走りまわれるのに、入院の必要なんかあるワケない。で、ケガで入院できないってことになったら、今度は、自分の仲良しのヘンテコな医者を引っぱり出して来て、精神的にナンタラだとか、うつ病になる一歩手前だとか、支離滅裂なことを言わせちゃった。そして、挙句の果てには、「モンゴルに帰してやることが一番いい治療法だ」とか言い出す始末。アホか?巡業を仮病でサボッてモンゴルに帰ったからペナルティーを受けたって言うのに、そのペナルティーによって精神的に落ち込んだからモンゴルに帰してやるなんて、本末転倒もいいとこだよ。バカも休み休み言えって感じだ。だいたいからして、この「精神的にナンタラ」ってのだって、どうせ仮病だろ?
とにかく、何よりも先にやるべきことは、仲良しの医者がいる病院じゃなくて、第三者機関にあたるような病院で、朝青龍の腰とヒジを徹底的に診察して、ホントに疲労骨折してるのか、ホントに「すぐにでも手術しなくてはならないほど重症な靭帯損傷」なのかを調べることだろ。そして、もしもそれがウソだと分かったら、最初に「全治6週間」ていう診断書を書いた医者を「医師法違反」で告発することだろ。すべては、それからだよ。それなのに、なんでみんな、一番重要なこの部分のことをスルーして、精神的にナンタラとかカンタラとかノタマッてんの?
結局、朝青龍には、ニポンの「国技」であるお相撲の横綱だっていう認識がぜんぜんないんだよね。ニポンのプロ野球に出稼ぎに来てる外国人選手たちとおんなじような感覚で、お相撲をしてるだけなんだよ。ただ単に「外国のプロスポーツに出稼ぎに行ってる」ってくらいの認識しかないんだよ。だから、メジャーリーグから出稼ぎに来たワガママな外国人選手が、シーズンの途中で勝手に帰国しちゃうのとおんなじように、何から何までやりたい放題なんだよ。だって、あの、ホンジャマカの石塚にソックリなナントカ親方も、完全に舐められちゃってるじゃん。お相撲の世界では、普通なら親方って「絶対」の存在のハズなのに、朝青龍の場合には、自分の所属してるチームの監督くらいにしか思ってないワケでしょ?
‥‥そんなワケで、「モンゴルに帰してやれ」っていうトンデモ意見の他にも、「ペナルティーが厳しすぎるから、再審議してもっと緩和してやれ」なんていう呆れ返る意見もあるみたいだけど、そんなことをしたら、朝青龍がますますツケ上がっちゃうだけだと思う。今回のペナルティーは、今回の問題だけじゃなくて、朝青龍の今までの数々の「横綱らしからぬ振る舞い」に対しての総括としての意味もあるワケだから、ここで朝青龍のワガママに相撲協会が折れるみたいな形になったら、モトもコもない。第一、2場所もお休みできる上に、何もしないでお部屋でゴロゴロしてるだけで7割ものお給料がもらえるなんて、天国みたいな話じゃん。
相撲協会から、たとえば、「永久追放」だとか、「強制送還」だとかって言われたんなら、ショックを受けたり精神的にダメージがあるとは思うけど、2場所の出場停止とお給料の3割カットと自宅謹慎だけなんて、ぜんぜん悩むような罰じゃないと思う。逆に言えば、あれほどのことをしといて、これくらいの罰で済んだんだから、ラッキーだって思うべきだろう。だって、今回のペナルティーは、朝青龍の診断書がデタラメだったのかどうか、つまり、巡業をサボッてモンゴルに帰るために、知り合いの医者にウソの診断書を書かせたのかどうかを調査せずに、相撲協会が決めたものだ。ようするに、その部分にまで踏み込んじゃうと、もしも診断書の内容がウソだったってことが立証されちゃったら、今回のことは計画的な犯行だったってことになり、最悪の場合には、それこそ永久追放にでもしなきゃなんなくなる。
だからこそ、相撲協会は、普通に考えたら何よりも先にやらなきゃなんない「朝青龍の腰とヒジの診察」を完全にスルーしちゃって、とりあえず、一見、厳しそうに見える「全国の相撲ファンが納得するレベルの中の、最低限のペナルティー」を与えたってワケだと思う。相撲協会としては、厳しいペナルティーを科したように見えるけど、ホントのとこは、身内の恥をこれ以上さらさないように、朝青龍の仮病疑惑をウヤムヤにしちゃうような方法を取ったんだと思う。だから、朝青龍としては、相撲協会に感謝してこそ当然で、ペナルティーに対して文句を言うなんてトンデモない。
だけど、「ワタクチはこの国の権力の頂点にいる!」ってノタマッて、自分がこの国で一番偉いんだって公言したアベシンゾーが、選挙で大敗したのに辞任しないで、自分で言い出したことを守らなかった。さらには、広島と長崎の平和式典でも、「非核三原則を堅持し~」って大ウソをついた。つまり、この国で一番偉い人が、自ら「約束したことなんか守らなくてもいいんです」「ウソをついてもいいんです」「口からデマカセを言ってもいいんです」ってことを全国民に示したってワケだ。だから、朝青龍も、ニポンに帰化してニポン人になっちゃえば、仮病を使おうがウソをつこうが、何をしたって自由ってことになる。だけど、今のまま、モンゴル人のままでウソばっかついてると、嘘八百っていうよりも、モンゴル800って感じになっちゃう(笑)
とにかく、ハワイ出身のコニシキやアケボノやムサシマルみたく、ニポンに帰化した横綱たちは、親方になる道も選択できたワケだし、自分たちがお相撲から受けた恩恵を引退してから返してる部分もある。だけど、横綱になって5年も経つのに、未だに帰化しないばかりか、ナンだカンだと理由をつけちゃ、チョコチョコとモンゴルに帰ってばっかの朝青龍は、所詮は、バイト気分、出稼ぎ気分でニポンに来てるだけなのだ。だから、相撲協会は、こんな「自覚のない横綱」なんかを擁護したって、何もイイコトなんかないと思う。
‥‥そんなワケで、お相撲にぜんぜん興味のないあたしの結論としては、朝青龍がモンゴルに帰りたいって言うんなら、引退させてからトットと帰してやればいいと思うし、お相撲を続けたいって言うんなら、すぐに腰とヒジを診察して、ホントに疲労骨折と靭帯損傷してるのかどうかを調べて、もしもそれがウソだったら、もっと厳しい処分をすべきだと思う。そして、ウソの診断書を書いた医師は、刑事告発すべきだと思う。そのくらいのことをしなかったら、タダでさえ八百長疑惑とかで国技としての威厳なんかボロボロのお相撲なんだから、体格のいい外国人にしてみれば、単なる「ワリのいいバイト」くらいにしか思われなくなっちゃうだろうと思う今日この頃なのだ。
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