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2007.09.01

トホホな毎日

V3093
ここんとこ、トホホなことが続いてる。たとえば、この前の「皆既月食」、ものすごく楽しみにしてたのに、お酒とオツマミを用意して、「さあ、見に行くぞ!」って思った瞬間に、窓の外で「ゴロゴロドーン!」ってカミナリが鳴って、アッチョンブリケになっちゃった。それで、あたしは、しばらく様子を見てたんだけど、30分経っても1時間経ってもダメで、結局、インターネットで各地の「皆既月食」の情報を集めたりしつつ、用意したお酒とオツマミで、「1人残念会」をした。他にも、F1のトルコGPの時も、前の日の夜、ほとんど寝てなくて、テレビが始まる前に眠くなっちゃったので、録画のセットをして寝たんだけど、朝起きて見たら、ビデオデッキが壊れたのか、テープが悪かったのか、中でテープがグチャグチャに巻きついてて、これまたアッチョンブリケになっちゃった。

これだけでも、あたし的には大ダメージなのに、他にも、情けないトホホが連発しちゃってる。たとえば、水槽のガラスのコケが目立って来たから、久しぶりにお掃除をしたんだけど、あたしは、石油ストーブに石油を入れる時のペコペコポンプを100円ショップで買って来て、それに1mくらいのホースをつなげて、水槽のお水をバケツに汲み出すのに利用してる。それで、足元にバケツを置いて、そこにホースの先を入れて、ペコペコポンプを力強くペコペコした。そしたら、その瞬間、ペコペコポンプの水槽から外に垂れてるジャバラの部分に亀裂が入ってて、そこからものすごいイキオイでお水が噴き出して、あたしの顔面から胸元にかけて、これまたアッチョンブリケになっちゃった。

それも、前にお掃除してから1ヶ月半くらい経ってる水槽のお水だから、ヤタラと生臭くて、口の中にも入ったから、気持ち悪くなった。その上、今は右手は杖を持ってるから、慣れない左手でペコペコしてた上に、片手しか使えないもんだから、すぐにペコペコ部分の先っちょのバルブを開けてお水を止めることができなくて、アセリまくってバタバタしてるうちに、そこら中がビチャビチャになっちゃった今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、他にも、暑いからお部屋でビキニで過ごしてる時に、郵便局の人がナントカ郵便を届けに来たから、あたしは急いで部屋着のワンピを着てドアを開けたんだけど、あたしの顔を見た郵便局の人が、一瞬、変な顔をした。それで、あとから鏡を見たら、暑いから髪をゴムで束ねてたんだけど、いつもみたく後ろでマトメた髪を上に上げて止めてただけじゃなくて、あまりにも暑い日だったから、前髪もうっとおしくて、前髪を真ん中でゴムでマトメて、チョウチンアンコウの触角?みたいにしてたのに、それを忘れて、そのままドアを開けちゃったのだ。

別の日には、電子レンジでジャガイモに火を通してポテトサラダを作った時に、この日もすごく暑い日だったから、冷やしてから食べようと思って、一時的にフリーザーに入れたんだけど、他のことをいろいろとやってるうちにウッカリと忘れちゃって、気がついた時には、「ポテトアイス」が出来上がってた。こうした「小さなトホホ」を挙げたらキリがないけど、とにかく、ここんとこ、情けないことが連発してる。「皆既月食」や「F1」に関しては、あたしに原因があるワケじゃないけど、それ以外のことに関しては、どれもあたしの「ウッカリ」が原因で、小さなトホホから大きなトホホまで、動かす力だヤンマーディーゼル‥‥って感じが続いてる。

それで、先週、そんなトホホが連鎖しちゃった日があった。その日は病院に行く日だったんだけど、あたしは、7月までは、ケガをした時に救急車で運ばれた港区の病院まで通ってたから、誰かに車の運転を頼むしかなかった。だけど、8月になってからはリハビリ治療になったので、もっと近い病院に変えてもらって、今は原チャリになら乗れるようになったので、自分で原チャリを運転して、片道15分くらいで通ってる。それで、その日は、午前11時に予約してたから、その時間に間に合うように向かったんだけど、この日も爆発的な暑さで、信号で止まるたびに暑さで頭がクラクラするほどだった。その上、あたしのヘルメットはフルフェイスだから、首から上だけがサウナに入ってるみたいで、せっかくお化粧してるのに、病院に着いた時には、顔面が汗でデロデロになってた。

それでも、リハビリは何とか普通に終わって、病院の二輪車置き場に戻って来たら、あたしの原チャリの左側の狭い隙間に、前後にお子様シートがついてる自転車をムリヤリに停められてて、あたしの原チャリが出せなくなってた。それで、あたしは、右手は杖を持ってるから、左手だけで自転車をどけようとしたんだけど、どうしてもできなくて、結局、誰かに頼むしかなかった。だけど、その二輪車置き場は、病院の裏手の駐車場のハシッコにあって、周りには誰も人がいない。そして、日記の中じゃ強気でも、実際には気が弱いあたしは、ワザワザ遠くの人を呼んで来るなんてできなくて、結局、他の自転車の人が戻って来るまで、10分近くも炎天下にボーッと立ってた。

で、ようやく原チャリを出すことができたあたしは、シートを開けて、十分に温まってたヘルメットを出して、「もうどうでもいいや」って気分でかぶり、顔面を汗でデロデロにしながら帰った。帰り道の運転中は、ずっと、「お家に着けば顔を洗える。お家に着けばシャワーを浴びられる」って思いながら走り続けてたから、お家に着いて玄関のドアを開けたら、室内もものすごい暑さだったけど、とにかく、あたしは、一気にハダカになって、シャワーを浴びるために、バスルームに飛び込んだ。そしたら、ナナナナナント! シャワーが出ないのだ!

「えっ?」って思ったあたしは、お風呂の水道の蛇口をひねってみたら、こっちもお水が出ない。それで、キッチンに行って、シンクの水道の蛇口をひねってみたら、ここもお水が出なくて、それで、あたしは、初めて、「もしや‥‥」って思ったのだ。仕方なく、あたしは、バスタブに残ってた残り湯でタオルを絞って、それで体を拭いて、またお洋服を着て、郵便受けを見に行ったら、予想通り、お水を止めたっていう水道局の紙が入ってた。朝はお水は出たから、病院に行ってる間に止められちゃったのだ。

‥‥そんなワケで、あたしは、電気代とガス代は2ヶ月遅れで払ってるんだけど、水道代はすごく待ってくれるから、今は半年遅れくらいで払ってる。それで、「いついつまでに払わないと止めますよ」って通知が来て、それでも払わないと、今度は色の違う紙でおんなじ内容の通知が来るんだけど、こっちが「本気の通知」だから、それが来たら払うようにしてた。だけど、払うっていっても、「止められなくするための最低限の支払い」だから、1番古い2ヶ月ぶんを払うだけなので、2ヶ月後には、またおんなじ通知が来る。

それで、電気やガスは毎月のことだから忘れないんだけど、水道は2ヶ月ごとの請求だから、ついつい忘れちゃって、その通知が届いて思い出すって感じだった。だけど、今回は、ナゼか通知が届いてなくて、ダイレクトに止められちゃった。だから、あたしは、今までずっと遅れて払ってたから、とうとう水道局の人が怒っちゃったのかな‥‥なんて思いつつも、とにかく1秒でも早くシャワーを浴びないと発狂しそうなくらい気持ち悪かったから、すぐに水道局に電話して、「お金を払うから水道を開けてください」ってお願いした。そしたら、「今から払いに来てくれたら、すぐに開ける手配をします」って言う。それで、あたしは、「開けに来てくれたら、その場で払います」って言ったんだけど、「それはできません」って言う。

だって、水道局の人が開けに来てくれるんだから、その場でその人に払えばいいじゃん!‥‥ってあたしは思ったんだけど、それはダメだって言う。水道局の窓口まで払いに行くか、郵便局から現金書留で送金して、その確認番号を水道局に伝えるか、方法はこのどっちかだけだって言う。現金書留で送る場合には、もちろん、専用の封筒も買わなきゃなんないし、いくらかしんないけど郵便料金も掛かっちゃうワケで、そんな余裕はないから、あたしは、払いに行くことにした。だけど、あたしのとこから1番近い窓口って、三軒茶屋か千歳船橋しかなくて、どっちも遠いし、またまた暑い中、原チャリに乗ってくしか方法がない。でも、背に腹は変えらんないから、あたしは、病院に行った時よりも、さらに暑くなった午後1時すぎに、またヘルメットをかぶり、5000円を払うために、原チャリ初号機を発進させたのだった。

それで、どっちに行ったのかっていうと、距離的には三茶のほうがリトル近いような気がしたんだけど、三茶だと誰に会うか分かんないし、知らない人にでも酷い顔は見られたくないから、誰にも会わなくて済む千歳船橋のほうにした。だけど、これがまた大変で、暑くてフラフラなだけじゃなくて、朝から何も食べてなかったから、お腹がペコペコで、運転しながら思考回路が停止しそうになった。それでも、1時間くらいで何とか無事に帰って来ることができたんだけど、当然、まだ水道は出ない。だけど、あたしは、もう限界を遥かに超えてて、それも、外よりも暑いお部屋の中にいるから、このままホントに死んじゃうんじゃないか?って思えて来た。

でも、この前、1回だけエアコンを使ってから、「もう絶対にエアコンは使わないぞ!」って銀河に誓ってたから、扇風機の熱風を浴びながら、水道局の人が来てくれるのを待ち続けた。だけど、窓口の人は「すぐに開けに行くように手配します」って言ってたのに、30分待っても1時間待っても来てくんない。あたしは、「もしかしたら、コッソリと開けて、あたしに何も言わないでコッソリと帰っちゃったのかもしんない」って思って、10分おきくらいにキッチンの水道をひねりに行ってたんだけど、何度ひねってもお水は出ない。

‥‥そんなワケで、ついに、「もうダメだ!」って思ったあたしは、ハダカになってバスルームに行って、バスタブの残り湯に飛び込んだ。もちろん、「飛び込んだ」ってのは、それほど急いでたってことを表現してるだけで、実際には、足をかばいながらゆっくりと入ったんだけど、中途半端にぬるい残り湯でも、サウナみたいな室内で扇風機の熱風を浴びてるよりは、明らかにマシだった。それで、やっとヒトイキついてたら、こんな時に限って、ピンポンが鳴りやがった。あたしは、水道局の人が来てくれたんだと思ったけど、サスガに、この状態から、玄関のドアを開けられる状態に変身するためには、最低でも10分以上は掛かると思ったから、この際、居留守を使うことにした。どっちにしても、「水道を開けましたよ」っていう声かけだと思ったからだ。

そしたら、何度かピンポンしてから、留守だと思って帰ってったみたいだから、あたしは、バスルームの水道をひねってみたら、やっぱりお水が出た。それで、あたしは、バスタブの栓を抜いて残り湯を流しつつ、お水のシャワーを浴びて、ようやく生き返ることができた。そして、バスタブに新しいお水を張りながら、今度はお湯のシャワーで、髪を洗って、全身を洗ってから、水風呂に浸かった。これで、首の頚動脈まで水風呂に浸かってたら、ようやく体のホテリが収まって来たんだけど、結局、3時間近くもバスルームにいたことになる。

それで、あたしは、体を拭いてお部屋に戻ったんだけど、この時に、すごいことを発見しちゃった。それは、クソ暑いお部屋で扇風機の熱風を浴びると、どんどん髪が乾いてくから、ドライヤーの代わりになるってことだ‥‥って、こんな発見自体も情けないことなんだけど、このトホホな発見が、このあとに訪れるビッグなトホホへの序章であったのだ。髪も乾いて、身も心もリフレッシュできたあたしは、暑いお部屋なりにホッとしてた。それで、お腹がペコペコだったので、麦茶を飲みながらマリンちゃんのおせんべを食べてたら、またまたピンポンが鳴ったから、今度は「は~い!」って返事して、玄関に向かった。そしたら、あたしのお部屋の真上の3階に住んでる奥さんだった。

‥‥そんなワケで、ふだんは顔を見たらアイサツをする程度で、これといって交流のない奥さんだから、あたしは、「なんだろう?」って思ってドアを開けたら、その奥さんは、「これ、お宅のなのに、うちの郵便受けに間違って入ってたのよ」っていって、1通の封筒を差し出した。そして、「昨日まで主人の実家に里帰りしてたから、届けるのが今日になっちゃったんだけど、ごめんなさいね、宛名が書いてなかったから中を開けちゃったの」って付け加えて、バツが悪そうにソソクサと帰ってった。だから、あたしは、中を開けちゃったからバツが悪そうなんだと思ってたら、そうじゃなかった。それは、水道局からの「いついつまでに払わないと止めますよ」っていう最終通知で、中には、あたしの名前や、今までにどれだけ水道代を溜めてるかの金額とかも書かれてるヤツだった。これは、郵便で送って来るんじゃなくて、メーターを見に来た水道局の人が、直接、郵便受けに入れてくヤツだから、封筒には宛名が書いてない上に、他の人に見られないようにって配慮からなのか、封筒はシッカリと糊づけされてるのだ。だから、3階の奥さんは、「何だろう?」って思って、中を開けて見ちゃったってワケで、あたしが水道代を半年も溜めてることを知っちゃったもんだから、バツが悪そうだったのだ。だから、これからは、その奥さんと顔を合わせるたびに、あたしのほうがバツの悪そうな顔をすることになるワケで、これほどトホホなこともないと思った今日この頃なのだ。


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