イラク戦争に加担し続ける自衛隊
まるで1ヶ月半前の参院選の再現のように、全国を遊説して回ったフロッピー麻生とマリオネット福田の自民党の大バカツートップだけど、最終日の今日は、フロッピー麻生は新宿駅東口、マリオネット福田は有楽町と、それぞれ都内で支持を訴えた。だけど、全国の人たちが疑問に思ってることを代弁させていただくと、「国民に投票権がない自民党の総裁選なのに、何で全国を遊説して回って、国民に支持を訴えてんの?」ってことだ。最初っから、派閥の談合で、マリオネット福田の勝ちが決まってる茶番劇だってだけでもバカバカしいのに、2人そろって全国を飛び回り、テレビにも出られるだけ出まくって、今日まで無意味な答弁を続けて来た。
生まれはいいのに育ちが悪いフロッピー麻生は、何をカン違いしたんだか、自分が秋葉原のヲタクに人気があるって思い込んじゃって、ムリにヲタク受けするような気持ち悪いマンガを読んでるフリをしちゃって、痛々しくて見てらんない。そして、顔が気持ち悪い上に、オツムもカラッポのマリオネット福田に至っては、誰に何を質問されても、「分かりません」と「当選してから考えます」の2パターンの答えだけで、何ひとつ具体的なことは考えてない無責任ぶりが全開だ。
でも、一刻を争う重要な法案がマウンテンな国会を中断させてまで、国民の税金を湯水のごとくドブに捨ててまで、この大バカ2人が茶番劇のデキレースをやってんのは、自民党の総裁選のためじゃないんだよね。これは、解散、総選挙のことを見越しての幼稚なパフォーマンスなんだよね。派閥の談合でマリオネット福田が自民党総裁になることが決まってんのに、それでも、大切な国会を中断してまで、無意味に何日も遊説したりテレビに出たりしてるのは、来たる解散、総選挙で、国民が民主党の小沢一郎を選ぶか、自民党のマリオネット福田を選ぶかってことになった時のために、少しでもマリオネット福田の顔を売っとこうってことなんだよね。あんな気持ち悪い顔、売られたって困っちゃうけど‥‥なんて思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?
‥‥そんなワケで、いくら全国を回って、いくら国民に支持を訴えても、国民は投票できないんだから、これほど無意味なことはない。地方票にしたって、どうせ派閥からの指示で、どっちに投票するのかトックに決まってるんだから、これほどくだらないことはない。そして、勝ち馬の尻に乗るんだか、尻馬に乗るんだか、「どっちなんだい?」ってアメリカ帰りの中山きんに君に言われちゃいそうだけど、ゼンマイ仕掛けの小動物みたいな猪口邦子をはじめとして、厚顔無恥なカブトガニ女の片山さつきだの、みのもんたの親戚の御法川信英だの、議員になる前まではコイズミのことをボロクソに言ってた佐藤ゆかりだのって、テメエのことしか考えてない日和見コイズミチルドレンどものドタバタ劇にはヘキエキとした。こんな税金ドロボーどもは、絶対に次の選挙で落選させなかったら、この国も終わりだろう。
で、すでにマリオネット福田が勝つことが決まってて、今や福田内閣の組閣の内定まで話が進んでるってのに、それでも表向きだけの総裁選をやるワケで、これほどの税金のムダづかいはない。そんなことよりも、マリオネット福田にしても、フロッピー麻生にしても、両方とも「インド洋での自衛隊の給油活動」の延長に賛成してるんだから、トットとそこんとこを国会で議論して欲しい。何しろ、政権を途中でホッポリ出すっていう前代未聞の無責任オボッチャマ総理、アベシンゾーは、全国民の口をポカーンてさせちゃった自分勝手な辞意会見の時に、年金問題のネの字も、格差問題のカの字も、拉致問題のラの字も言わずに、アメリカの人殺しに加担してる「テロ対策特措法」のことしか言わなかったもんね。だから、マリオネット福田でもフロッピー麻生でもノミでもシラミでも何でもいいから、1日も早く「売国政党の代表」を決めてもらって、この「人殺しの手伝い」の是非を国会で徹底的に論じて欲しい。
この前、お知らせした通りに、9月20日の「報道ステーション」でも、自衛隊が給油した燃料が、迂回給油によって、アフガニスタンじゃなくてイラク攻撃に使われてたっていう、ピースデポ代表の梅林氏の調査結果が報道されたし、それどころか、今度は、アメリカ海軍の艦長が、同様の証言をしたのだ。これは、22日付の「朝日新聞」が伝えたもので、アメリカの空母、エンタープライズのロナルド・ホートン艦長(47)が、朝日新聞のインタビューに応じて証言したものだ。モトの記事がリンク切れになると困るので、全文を引用させてもらう。
「海自補給艦、イラク作戦の米艦に給油 元艦長が証言」 (朝日新聞)
テロ対策特別措置法の補給対象となるアフガニスタン周辺の対テロ作戦だけでなく対象外の対イラク作戦にも従事していた米軍艦船が、海上自衛隊の補給艦からインド洋で直接、補給を受けていたことが、この艦船の当時の艦長の証言でわかった。同じ艦船が複数の作戦にかかわることは米軍の運用上、かねて指摘されており、「対テロ」目的に限定して補給しているとする日本政府の説明と実態が食い違っていることを示している。
ペルシャ湾に展開する米空母エンタープライズのロナルド・ホートン艦長(47)がこのほど艦上で、朝日新聞記者のインタビューに応じた。ホートン艦長によると、艦長は05年当時、佐世保基地に所属する米軍揚陸艦ジュノーの艦長としてペルシャ湾周辺に展開。「当時は、いまよりも頻繁に海自の補給艦から給油を受けた。日本の貢献は絶大だった」と述べた。
艦長の説明や米海軍の資料によると、ジュノーは05年当時、イラクの自由作戦(OIF)の一環として、沖縄に駐留する海兵隊をイラク国内に投入するためペルシャ湾北部に派遣。この間、インド洋のアデン湾などで海自の補給艦から3回にわたって燃料、食料の補給を受けたという。
ジュノーは同時に、米国主導で01年10月に始まった対テロ戦争「不朽の自由作戦(OEF)」として、テロ組織のメンバーや武器の移動を阻止する「海上阻止活動」にも組み込まれていた。作戦の時期が明確に区別されない限り、海自から補給された燃料がどの作戦に消費されたかを特定するのは困難とみられる。
テロ特措法は、アフガン周辺で対テロ作戦にあたる米軍艦などへの後方支援に海自の活動を限定している。しかし、国際テロ組織アルカイダの活動がアフガン周辺からイラク国内にも拡大したのに伴い、米海軍は「対テロ」と「対イラク」作戦を同時に展開。エンタープライズ空母攻撃群などの米軍艦は現在、ペルシャ湾内側の作戦海域で「対テロ」と「対イラク」作戦を同時に実施している。特措法は、一連の作戦航海で複数の作戦を実施する米軍艦に補給することを想定していない。策定した01年当時の支援活動地域の概念が実態に合わなくなっている形だ。
今年8月現在、米・英・豪などの艦船が、ペルシャ湾外側の作戦海域(CTF)「150」のほか、ペルシャ湾南部の「152」、同北部の「158」の3海域で活動している。海自は「150」で補給活動を実施しており、対イラク作戦に従事する米軍艦に燃料を補給することはないと主張してきた。
http://www.asahi.com/politics/update/0922/TKY200709220136.html
‥‥そんなワケで、ニポン側が証拠を探して来て指摘してるだけじゃなくて、実際に「イラクの自由作戦」に参加したアメリカ海軍の艦長が、ハッキリと、「海自の補給艦から3回にわたって燃料、食料の補給を受けた」って証言してんだから、これに勝るものはないだろう。そして、こないだのピースデポ代表の梅林氏の調査結果によれば、一度給油したものを別の艦に給油するっていう、迂回献金ならぬ迂回給油をしてたワケだけど、今回のホートン艦長の証言によれば、迂回給油だけじゃなくて、ダイレクトに「イラクを攻撃する戦艦」にも給油してたってことになる。これは、大問題だ。
イラク戦争では、アメリカやニポン側の発表と、イラク側の発表が大きく違う。たとえば、イラクの民間人の死者数なんて、アメリカやニポン側の発表と、イラク側の発表では、100倍もの差がある。そして、派遣されたニポンの自衛隊員にしても、ニポン側は「1名の死者も出していない」って言い続けてるけど、イラク側では、「数名の自衛隊員が殺害された」って公表してる。もちろん、これは、間違っても「平和活動」や「国際貢献」なんかじゃなくて、「アメリカの戦争」なんだから、敵と味方とで発表する死者数が違ってるのは当然で、どっちも自分に都合のいい数字しか出さないだろう。
だから、こういった場合は、敵の言ってることも味方の言ってることも正しくなくて、その中間が正しいって考えるのが妥当だと思う。イラクの民間人の死者数なら、アメリカやニポン側が「数万人」て発表してて、イラク側が「100万人」て発表してんだから、その中間をとって「数十万人」て考えるべきだろう。ニポンの自衛隊員の死者数なら、ニポン側が「0人」て発表してて、イラク側が「数人」て発表してんだから、その中間をとって「1~2人」て考えるべきだろう。
でも、敵と味方なら、お互いにウソをつく必要があるけど、味方同士なら、ウソをつく必要はない。だから、アメリカ海軍のホートン艦長が、2005年の「イラクの自由作戦」において、「海自の補給艦から3回にわたって燃料、食料の補給を受けた」って証言も、「当時は、いまよりも頻繁に海自の補給艦から給油を受けた。日本の貢献は絶大だった」って証言も、十分に信頼できるものだって考えるべきだろう。そして、この証言の通り、「イラクの自由作戦」において「日本の貢献は絶大だった」ってことであれば、イラクの民間人を数十万人も殺戮したアメリカ軍の攻撃に、あたしたちの税金も大いに使われてたってことになる。
‥‥そんなワケで、この前も書いたけど、あたしが何よりも言いたいことは、「テロ対策特措法」を延長するとかしないとか、延長できないんなら新しい法案を出すとか、そんなヨマイゴトをノタマウ前に、まずは、「その給油した燃料が何に使われて来たのか?」ってことを明確にすべきなんじゃないのか?ってことだ。アメリカ側に、これまでのすべての情報を開示させて、ニポンの自衛隊が給油した燃料が何に使われてたのか、まずはそれを明確にして、もしも、たった1リットルでもイラク攻撃に使われてたんなら、断固として抗議すべきだし、こんなデタラメ法を悪用してアメリカの人殺しに加担したコイズミも、ニポン国民と全世界に向かって謝罪すべきだ。そして、そうしたことがぜんぶ済んでから、初めて、「テロ対策特措法」を延長するとかしないとかを論じるべきだし、もしも延長するんなら、絶対に本来の目的以外には使われないように、アメリカ軍を厳しく監視するための別法も設置すべきなのだ。ま、どっちにしても、国民をナメまくってる売国自民党は、国会がスタートして10日も経つってのに、まだ議論のテーブルにもつけないほどのドタバタぶりで、全世界に大恥をさらしまくってんだから、「テロ対策特措法」なんか、年金問題や拉致問題とおんなじで、もうどうでもいいって思ってんのかもしんない今日この頃なのだ。
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