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2007.09.03

早くもボロボロのアベ内閣

Endouta
全国からの「辞めろコール」に耳をふさぎ、ぶ厚いツラの皮と空気の読めない無神経さを駆使して出来上がった「アベ爆笑改造内閣」だけど、8月27日の日記、「前代未聞の爆笑内閣」に書いたように、誰が見てもハッキリと分かる「ガラクタの寄せ集め」で、今さらながらに自民党の人材不足を露呈する形となった。で、あたしとしては、農林水産大臣のポストに就いた遠藤武彦に関して、次のコメントを書いた。


【農林水産大臣】

遠藤武彦(えんどうたけひこ)

昔のタレントの前田武彦が「マエタケ」って言ってたのと、昔のアイドルの遠藤久美子が「エンクミ」って言ってたのに憧れて、自分のことを「エンタケ」って呼んでるスキンヘッドオヤジ。能力は未知数だけど、自殺した松岡元大臣やバンソコの赤城元大臣など、イワクツキの指定席の「農林水産大臣」のイスに座ったワケだから、彼らに負けないパフォーマンスで国民を笑わせて欲しい。


‥‥ってなワケで、リチギな遠藤武彦は、あたしのリクエストに応えてくれたのか、農林水産大臣に決まった翌日の28日、所属する「変態山崎派」の会合で、開口一番、「いやぁ~農水だけは嫌だった。本当に嫌だった。参ったなと思った。ここだけは行きたくないと思ってた」って愚痴をこぼしまくり、ご自慢のスキンヘッドをペタペタと叩きながら、終始、肩を落としてた。本来なら、満面の笑みで喜びを語るハズの大臣就任報告の場において、仮にも総理大臣からの任命を「本当に嫌だった」「ここだけは行きたくない」と連呼したんだから、なかなかの大物だ。その上、夕方になって引き継ぎの書類を手渡されると、「書類よりも気持ちのほうが重たいです」って言って、ここでも「やりたくない節」が全開だった今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、このエンタケの発言や態度を見て、あたしが確信したのは、「こいつも何かバレたらまずいことをやってんだな」ってことだった。だって、自分の身が潔白で、何ひとつ不正をやってないんなら、前の大臣がどうであれ、そんなこと関係なく、大臣になれた喜びを素直に表わすハズだと思ったからだ。そして、前の赤城元大臣や、その前の松岡元大臣が、不正まみれのクズ大臣だったんだから、その後継者って立場は、ものすごくラッキーなハズだ。だって、大臣としての能力なんかゼロでも、とにかく不正さえしてなければ、それだけで「前よりはマシ」ってことになるからだ。

たとえば、前任者が優秀な大臣だったとしたら、それを引き継ぐ者には、最低でもそれと同等か、それ以上の能力が要求される。だけど、今回の場合は、不正まみれの松岡元大臣をアベシンゾーがオノレの保身のために擁護しまくり、辞任させずに自殺に追い込むという前代未聞の殺人事件が起こった。そして、そのアトガマとして任命された赤城元大臣も、不正に次ぐ不正をすべてアベシンゾーの指示によってゴマカシ続け、挙句の果てのバンソコパフォーマンスで、全国民の口をポカーンてさせちゃった。その上、さんざん擁護しまくって来たのにも関わらず、参院選後には、自民党惨敗の責任を背負わせての事実上の更迭‥‥って、これらの呆れ返る茶番劇の中には、どこにも「アベシンゾーの任命責任」も「アベシンゾー自身の責任」もミジンもなく、あるのは「無責任」の1文字だけだ。

で、「おいおい、『無責任』は1文字じゃなくて3文字だろ?」ってツッコミに対しては、「今の気持ちを漢字1文字で表わすと?」って質問に対して、平然と「責任」て2文字で答えちゃったクルクルパーに対するオマージュ(笑)ってことで、爆笑改造内閣に呆れ返るお茶の間のお茶菓子にでもして欲しい‥‥なんてことも織り込みつつ、顔だけでも爆笑のエンタケだけど、農林水産大臣の就任をシキリに嫌がってたのは、やっぱり、叩けばホコリのクズ議員だったみたいだね。ま、自民党ってだけでも怪しいのに、自分のボッキしたオチンチンをポラロイドカメラで撮影して、その写真を愛人に送りつけるような変質者を頂点とする「変体山崎派」の一員なんだから、ま、イワズモガナって感じだけど。

‥‥そんなワケで、エンタケは、大臣に就任早々、自分が組合長を務める「農業共済組合」による補助金の不正受給が発覚しちゃったワケだけど、9月1日の時点では、本人は「自分は関与してないことだから絶対に辞任しない」って言ってた。だけど、翌日の2日になったら、昨日までとは一変して、「責任をとって辞任する」って言い出した。これは、誰がどう見たって、アベ爆笑改造内閣の類焼を防ぐための更迭ってことが丸出しで、エンタケの辞任表明が、与謝野官房長官との面談の直後ってことを見ても、ビビリまくりのオボッチャマの伝令が飛んだってことが明白だろう。

どっちにしても、「自分は関与してないこと」だけじゃなくて、自分も思いっきり関与してる「補助金団体からの不適切献金」だって発覚してんだから、辞任すんのは当然だけど、毎度のことながら、何よりも不可解なのが、アベシンゾーが自身の「任命責任」をまったく取ろうとしないことだ。総理大臣に就任した時の気持ちを「責任」の2文字でオチョボり、さらには、自らのことを「ワタクチはこの国の最高責任者でつ!」って自画自賛するほど、「責任」て言葉にコダワリを持ってるアベシンゾーなのに、今までやって来たことを見てると、テメエの責任はすべて他人になすりつけて、何ひとつテメエで責任を取ったものなどない。

テメエが任命した大臣の不正が発覚すると、国民からのブーイングに耳をふさぎ、党の執行部をあげて必死に擁護しまくり、挙句の果てには自殺させての口封じ。そして、その次にテメエが任命した大臣の不正が発覚すると、今度も必死すぎる擁護が炸裂して、支離滅裂で意味不明な答弁での逃げまくり。普通なら、サクッと更迭して当然の状況なのに、ただ単に「自分の任命責任を問われたくない」って一点だけで、自民党自体を崩壊させるほどのワガママっぷりを発揮しちゃった。

そして、今回のエンタケだ。本人を辞任させんのは、前回や前々回から多少は学習したんだと思うけど、未だに、最重要な自身の「任命責任」については知らぬ存ぜぬを押し通すつもりらしい。今や、「無責任」て言葉の代名詞ともなったアベシンゾーは、9月1日の会見で、エンタケの問題に関して、「補助金の運用については公正でなければならない。質問があればしっかり答えていかなければならない」って、まるで他人事だった。ようするに、「自分のケツは自分で拭け」ってことを言ったワケだけど、ここには、自身の「任命責任」についてはヒトコトも無かった。今回のエンタケの「農業共済組合による補助金の不正受給」や「補助金団体からの不適切献金」てのは、野党議員が必死に調べまわって発覚したことじゃない。誰でもが閲覧できる書類にハッキリと記載されてることで、当然、アベシンゾーの側近だって閲覧できる。そして、これほど不祥事が相次いだ農林水産大臣のイスに、こんなことも調べずにエンタケなんかを任命したのは、ポンジュースとおんなじで、100%、アベシンゾーの責任なのだ。

今回は、エンタケのスキンヘッドフラッシュに目がくらんで、なかなか見えにくくなっちゃってるけど、外務政務官の坂本由紀子参議院議員も、架空活動費の計上が発覚して、辞任することになった。これで、この前の「領収書の5重コピー」で笑わせてくれた玉沢徳一郎と合わせて、アベ爆笑改造内閣がスタートしてから、わずか1週間で、3人もの自民党議員が辞任することになった。これじゃあ、何ひとつ「改造」なんかされてないし、単なる「改悪」じゃん。サスガ、憲法をも「改悪」しようとしてるクルクルパーは、何をやらせても小学生の夏休みの宿題以下だ。

‥‥そんなワケで、8月27日の日記で、あたしは、「最初に辞任するのは、文部科学大臣の伊吹文明か財務大臣の額賀福志郎だろう」って予想をしたから、あたしの予想は早くもハズレちゃったってワケだ。ガラクタの寄せ集めのアベ爆笑改造内閣の中でも、特にスキャンダルまみれの2頭を「本命馬」と「対抗馬」にしてみたんだけど、やっぱ、競馬よりもパチンコやマージャンのほうが得意なあたしとしては、他力本願なギャンブルは向いてなかった。だけど、遅かれ早かれ、この2頭の新たなるスキャンダルが発覚して、解散総選挙へと突入することは鉄板だから、「ま、いっか!」なんて思ったりもした今日この頃なのだ。


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