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2007.09.24

あたしは絶対に許さない!

ちょうど1ヶ月前の8月24日、名古屋の自宅付近で3人組の男に拉致され、磯谷利恵さんは惨殺された。利恵さんは31才で、お母さまと2人暮らしの母子家庭だったので、この残虐なニュースを知った時、あたしは、とても他人事とは思えなかった。

もしも、今、あたしが殺されたら、母さんはどんな気持ちになるだろうか?
誰が母さんの治療費を払い、誰が面倒見てくれるのだろうか?

あたしは、まったく知らない他人のことなのに、利恵さんがかわいそうなのはもちろんとして、何よりもたった1人残されたお母さまのお気持ちを思うと、気の毒で悔しくて涙が止まらなかった。そして、あたしは、この犯人を絶対に許せないと思った。

この3人組の鬼畜、川岸健治(40)、神田司(36)、堀慶末(32)は、取調べでは「手っ取り早く金を稼ぎたかった」などと供述し、反省している様子もなく、謝罪の言葉もないそうだ。それでも、こんな人間のクズにも、あたしたちの税金を使って無料の国選弁護人が付き、あの光市の母子殺害犯のクソガキのように、精神鑑定だ何だと、被害者やご遺族の気持ちを踏みにじり、呆れ果てた「加害者救済」のための茶番裁判が行なわれるのだ。

何が「精神鑑定」だ! 何が「更生の可能性」だ! 何の罪もない見ず知らずの相手を残虐に殺すような凶悪犯が、マトモな人間のワケないだろ! そして、こんな鬼畜どもに、更生のチャンスなど与える必要などない! 裁判なんかしないで、その場で射殺しろ!

法律は、被害者を救済するためにあるんじゃないのか? どうして、残虐に殺された被害者やそのご遺族を救わずに、凶悪な犯罪者を救おうとするのか?


光市の母子殺害事件のご遺族のダンナさんは、「司法が裁かないのなら、私がこの手で犯人を殺します!」と言った。当然の感覚だ。飲酒運転の車に我が子を殺されたお母さんも、「判決が最高刑にならなければ、私が犯人を殺します!」と言った。普通の感覚だ。自分の愛する妻を、子供を、家族を殺されたご遺族としては、司法が裁かないのなら、自分の手で殺してやりたいと思うのは、極めて当たり前の感覚だ。

だけど、今の裁判は、どこかおかしい。被害者の無念を考えたら、ご遺族の心の痛みを考えたら、死刑だって足りないのに、それが、無責任な死刑廃止論者に裁判を利用され、無意味に長引かせられ、その間、ご遺族は、何年間も苦しみ続けなきゃならない。愛する家族を殺されただけでも、これ以上の悲劇はないほどの苦しみなのに、これじゃあ、よってたかってご遺族にさらなる苦しみを与えてるだけでしかない。

あたしは、いつも言ってるように、人にはそれぞれの考え方があるんだし、どんな考え方をするのも自由だと思ってる。だから、死刑廃止論を唱えるのも自由だ。だけど、そのために、現行の裁判を利用するのは絶対に許せない。現行の犯罪は、現行の法律によって裁かれるべきで、地獄のような苦しみを味わっている被害者のご遺族をさらに苦しめてまで、法廷に個人的な理想論を持ち込むべきじゃない。死刑廃止論を唱えたいのなら、法廷の外で好きなだけやればいい。


磯谷利恵さんは、中学時代には、文芸部と読書クラブに所属する大人しい女の子で、とても真面目でやさしい性格だったそうだ。そして、囲碁が大好きで、「今年中に初段を取りたい」と言って、楽しみながら囲碁の腕を磨いていたそうだ。囲碁を通じて知り合った男性と、今年の春からお付き合いしてたそうだから、このまま順調に進めば、夢だった初段をとり、お付き合いしてた男性と結婚し、幸せな家庭を築いてたことだろう。そして、お母さまにも、いっぱい親孝行をしたことだろう。

だけど、こんな残酷な事件に巻き込まれてしまい、その夢はすべて消えてしまった。お母さまは、女手ひとつで大切に育てて来た娘さんの花嫁姿を見ることもなく、将来に授かったであろうお孫さんを抱くこともなく、たった1人になってしまったのだ。娘さんの幸せだけを思い、今まで2人で助け合いながら生きて来たのに、こんなにも酷いことになるなんて、あたしは、この犯人を絶対に許せない!

ここで、お母さまの手記を紹介する。


許せない!はらわたが煮えくり返るような怒りが、身体中に込み上げてきます。最愛の宝物の利恵を残忍な手口で奪った殺人者の、何のどこを弁護する必要があると言うのでしょうか。

神田が被害者の背後から羽交締めして、堀と川岸が暴れる被害者を押さえつけ、被害者がぐったりしたところへ、堀がハンマーで被害者の頭部を3発殴った。被害者の血が飛び散り、堀が殴るのを止めた。その後、綿のロープで被害者の首を堀と川岸が絞めた。被害者がもがくので、神田と堀が被害者の顔面にガムテープを巻いた。顎から額までグルグル巻きにした。そして、その上から、レジ袋を被せ、首の部分をガムテープで止めた。被害者はぐったりしたが、未だ生きている様なので、神田がハンマーを取り、被害者の左側頭部を30回殴打して、被害者は死亡した。

何の関係も落ち度もない人に、これほどの行為ができるのでしょうか。利恵を惨殺するまでの、鬼畜生にも劣る行為を知るにつけ、あまりの残酷な行為に怒りを抑えることができません。このような凶悪な犯罪者にも弁護士がつくのです。何の弁護が必要なのでしょうか。私には納得できません。同じ恐怖と苦しみを味合わせながら、この手で同じように抹殺してやりたい!これが偽らざる気持ちです。尊い命の代償は、同じく命で払ってください!!

これから先何を楽しみに生きていけば良いのかわかりません。ただ利恵の敵を討たせてください!無念を晴らさせてください!と祈るばかりです。

拉致されてから駐車場で命を奪われるまでの利恵の恐怖と苦しみを思うと、可哀想で居たたまれない気持ちで一杯になります。できることならもう一度、大丈夫だからねと言って利恵を抱きしめてあげたい。泣き明かすだけの弱い母では利恵も心配すると思い、一生懸命気を張って我慢していますが、つい利恵を思い涙が止まらなくなります。

あえて、悲惨な部分を記載したのは、この凶悪犯罪を二度と繰り返させないためにも、犯人達を極刑にするためにも、全国の皆様のお力が必要だからです。どうかご理解とご協力頂き、娘利恵の無念を晴らさせてください。お願い致します。

平成19年9月11日  磯谷富美子


死刑廃止論を唱えたい人は、どうぞ勝手にやってくれ。そして、街中に凶悪犯があふれる理想の世の中でも作ってれ。だけど、あたしには、人の心がある。人の心の痛みが分かる。このお母さまの手記を読むと、悔しくて悔しくて涙が止まらない。お母さまのお気持ちを思うと、胸が張り裂けそうなほど苦しくなる。

だから、あたしは、誰にも何も強制はしないけど、利恵さんのお母さまが、必死になって作ったホームページを紹介する。このホームページは、この残虐な殺人犯どもに極刑を望む署名のためのものだ。たった2万円を盗むために、何の罪もない母子の幸せをメチャクチャにした鬼畜を許せないと思う人だけ、アクセスしてみて欲しい。


「磯谷利恵さん」
http://www2.odn.ne.jp/rie_isogai/


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