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2007.10.31

高知の冤罪事件

片岡さんの冤罪事件は、ようやく昨日から夕方のニュースなどで取り上げられはじめたけど、今日、10月31日、テレビ朝日の「スーパーモーニング」の所太郎レポーターのコーナーでも、長い時間を割いてタップリと特集された。放送の内容は、警察によるブレーキ痕の捏造や、同僚の白バイ隊員によるウソの証言などに焦点をあてたもので、12人全員の無罪が確定した鹿児島県議選の冤罪事件や、犯人に仕立て上げられた人が刑期を終えたあとに真犯人が見つかった富山県の連続婦女暴行冤罪事件を例にあげて、「これらに続く冤罪事件だ」っていう論調での放送だった。さっそく、YOU TUBEにアップしてくださった人がいるので、見れなかった人は、ぜひ、こちらで見て欲しい。


「高知白バイ死亡事故 証拠捏造疑惑が浮上」 1/2
http://jp.youtube.com/watch?v=cHAC5-Qi-Ns

「高知白バイ死亡事故 証拠捏造疑惑が浮上」 2/2
http://jp.youtube.com/watch?v=DCZAXCKoi1g


ま、放送を見てもらうのが何よりなんだけど、YOU TUBEを見られない環境の人のために簡単に説明しとくと、この特集では、KSB瀬戸内海放送が行なったブレーキ痕の実験映像を紹介したり、独自に取材した「ブレーキ痕の捏造疑惑」「石川和夫鑑定人によるブレーキ痕にタイヤの溝がないという指摘」「品原信介校長の証言」「乗車していた生徒たちの証言」などをひと通り紹介した上で、今回の柴田裁判長の判決の「異常さ」について言及してる。

たとえば、この裁判では、事故を起こした白バイと同じ方向を走ってた乗用車のドライバーが、「事故の直前に、白バイが、自分の車の右側を時速100キロ以上の猛スピードで追い抜いて行った」って証言してるんだけど、このドライバーの証言も採用されなかった。何でかっていうと、この証言を採用しちゃったら、「白バイは時速60キロの法定速度で走行していた」っていう警察側のウソの主張をくつがえすことになっちゃって、「白バイ隊員には何の非もなかった」「バスの運転手にすべての責任がある」っていう「最初から決められてた結論」に持って行けないからだ。そして、柴田裁判長は、このドライバーの証言を採用しなかった理由として、開いた口もふさがらないようなトンチンカンなことをノタマッたのだ。


「供述者が第三者というだけで、その供述が信用できるわけではない」


おいおいおいおいおーーーーい! 片岡さんと何の利害関係もない第三者の証言を「信用できるわけではないっ」て言って不採用にするんなら、死亡した白バイ隊員と思いっきり利害関係のある同僚の白バイ隊員や所轄署の警察官の証言なんか、その何万倍も「信用できるわけではない」ってことになるじゃん!

今回の柴田裁判長の呆れ返る判決に対して、鳥越俊太郎氏は、「この裁判官には真実を見極めようという真摯な姿勢がない。これから裁判員制度になって、こういう人がリードして行くようになったら恐ろしい」って言ってるし、弁護士の萩谷麻衣子氏は、「これでは法治国家として成り立たない」ってコメントしてるけど、あたしは、ホントにその通りだと思う。

バスに乗車してた生徒たちの「バスはしばらく止まっていて、そろそろ動き出すかなって思った時に白バイがぶつかって来た」って証言や、バスのすぐ後ろの乗用車に乗ってて、事故の一部始終を目撃してた品原信介校長の「バスは停止していて、そこに白バイが突っ込んで来た」って証言は、「関係者の証言は信用できない」として採用せず、その上、何の関係もない第三者の証言までを「供述者が第三者というだけで、その供述が信用できるわけではない」っていう意味不明な理屈で採用しないなら、いったい、どんな人間の証言が採用されるって言うんだろう。

そして、被告である片岡さんに対しては、こんなトンチンカンな理由で何人もの証言をことごとく不採用にしておきながら、警察側の主張に対しては、絶対に事故現場を見ることができない場所を走ってた同僚の白バイ隊員の証言を全面的に採用したり、事故当時には無くて、片岡さん本人も何ヶ月も経ってから知らされたという「ありえないブレーキ痕」を重要証拠として採用するなど、あまりにもデタラメだ。12人全員の無罪が確定した鹿児島県議選の冤罪事件では、原告団団長の藤山忠さんが、「この事件は単なる冤罪事件ではなく、警察、検察による犯罪だ」って言ってたけど、今回の片岡さんの事件も、警察と検察による犯罪であることは誰の目にも明らかだ。

‥‥そんなワケで、警察の捜査のミスなどで、無実の人を犯人にしてしまうのが冤罪であって、今回の場合は、捜査のミスなんかじゃない。「白バイが赤色灯やサイレンを使わずに猛スピードで走行して、日常的に一般公道を練習場にしていた」っていう警察内部の不祥事を表ザタにしたくないために、証拠を捏造したり、同僚にウソの証言をさせたりと、組織をあげてのインペイ工作をした上に、一般市民に濡れ衣を着せて、犯罪者に仕立て上げて刑務所に送ろうとしているのだ。これは、鹿児島や富山の冤罪事件よりも遥かに悪質な「警察による組織犯罪」なのだ。だから、上司から言われてウソの証言をした白バイ隊員は、当然、偽証罪で逮捕すべきだし、その指示をした上司も逮捕すべきだ。そして、ブレーキ痕を捏造した警察官たちも逮捕すべきだし、ウソの検分書を作成した警察官たちすべてを逮捕しなかったら、この国に‥‥って言うか、少なくとも、高知県には、正義なんかないってことになる今日この頃なのだ。


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映像ニュース(KSB瀬戸内海放送)
「高知白バイ衝突死/警察が証拠をねつ造?」
「証拠ねつ造…動機はあった?」
「鑑定人が迫る ブレーキ痕の“嘘”」
「真実はどこに…動き出した生徒たち」
「高知白バイ衝突死/いよいよ判決…高松高裁の判断は?」
http://www.ksb.co.jp/newsweb/indextable.asp?tid=4&sid=7

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2007.10.30

控訴棄却!

本日、高松高等裁判所において、片岡さんの控訴は棄却されました。

警察が捏造したウソの証言やウソの証拠だけを全面的に採用し、数多くの乗客たちの「バスは止まっていた」という証言や、60キロのスピードではありえないバスの破損状態などの物証はすべて無視された、前代未聞のデタラメ裁判です。
そして、呆れ返るのは、柴田裁判長のこのセリフです。


「被告は反省していないどころか白バイ隊員に責任を転嫁している」


片岡さんは、十分すぎるほど反省しています。
そして、その上で、真実を訴えているだけです。

「真実を訴えること」が「反省していないこと」だとは、柴田裁判長はいったいどんな教育を受けて来たのでしょうか?
小学生でも首をかしげるトンチンカンな理屈です。
こんな人間に人を裁く資格などありません。


昨日紹介したKSB瀬戸内海放送の映像ニュースを見た人なら、石川鑑定人が警察サイドの証拠捏造を暴き、乗車していた多くの生徒さんたちや校長先生が、真実を明らかにするために声をあげていることを知っているでしょう。


片岡さんは、即日、最高裁へ上告しました。
「きっこの日記」でも、引き続き、悪質極まりない権力による冤罪事件を徹底的に追及し、真実を明らかにして行きます。


※これを読んでいる「事故当日のバスに乗車していた生徒さん、先生方」、また、「事故を目撃した方」がいらっしゃいましたら、右の似顔絵イラストの下の「プロフィール」をクリックすると「1行紹介」というところにメールアドレスがありますので、そちらへ、実際に体験した様子、目撃した様子をお知らせください。
よろしくお願いいたします。


※なお、このエントリーに限り、コメント欄を開放しています。
ただし、嫌がらせなどの書き込みがあった場合には、プロバイダー制限法に基づき、書き込んだ者を特定し、刑事と民事の両方で厳しく対応させていただきます。



| | コメント (69)

2007.10.29

続々・またまた警察のデッチアゲ!

10月22日の「またまた警察のデッチアゲ!」、27日の「続・またまた警察のデッチアゲ!」と特集して来た、高知県で行なわれてるトンデモ裁判だけど、いよいよ明日、30日に判決が出る。

今回の裁判の何よりの争点は、「バスが停止していたところに白バイが衝突して来た」と言い続けて来た、バスの運転手、片岡さんの主張と、「バスは動いていて、白バイと衝突してから白バイを引きずって止まった」とする県警側の主張がまったく違う点だ。そして、片岡さんに言い渡されている「禁固1年4月」という実刑は、片岡さんの主張をすべて退けて、県警側の主張だけをすべて採用した、あまりにも偏向的な、あまりにも異常な裁判によってもたらされたものだってことだ。

今回の裁判の何よりの問題点は、裁判官が、片岡さんの運転するバスに乗っていた中学生や引率の先生方の「バスは止まっていて、そこに白バイが衝突して来た」という証言はすべて採用せず、意味不明の理屈で却下して、現場がまったく見えない場所にいたのにも関わらず「バスは動いていた」と言っている同僚の白バイ隊員の証言や、事故当時にはなかったバスのスリップ痕など、明らかに警察側が捏造したとしか思えないウソの証言や証拠ばかりを採用したデタラメ裁判だってことだ。

で、全国の人たちが注目してる判決を明日に控えた今回は、片岡さんご本人によるこれまでの裁判についてのことと、実際に事故当時のバスに乗車してた生徒のお母さまから寄せられたメールを紹介しようと思う。


きっこさん、おはようございます。
昨日は、本当にありがとうございました。

今日は、地裁のあらましを簡単に紹介します。
まず、1月18日の第一回目の公判では、双方の書類の刷り合わせで終わりました。

そして、2月22日の第二回公判では、検察側の証人の二人が証言台に立ちました。
一人目の方は、別の白バイ隊員の方で、亡くなられた隊員(Aさん)の対向車線を走行中に目撃した事を述べていました。
その白バイ隊員の証言によると、私のバスとAさん運転の白バイとを同時に確認しと言うことでした。(これは本当はありえないことです)
私のバスが5キロ~10キロの速度で、白バイの速度が60キロで、バスが国道に進入している時に、6m50cmのところで衝突し、2m90cm白バイを引き摺り停止した、という証言です。
その白バイ隊員は、私のバスとAさんの白バイが衝突する直前に、バスの運転手はどうして気がついてくれないのか、止まってくれ止まってくれと思った、と証言していました。
しかし、この白バイ隊員が走行していた場所というのは、私の大きなバスの姿さえ全く見えない位置なのです。
この方もまた、組織の中で無理な証言をさせられている犠牲者の一人だと思います。

二人目の方は、実況見分調書を作成した方です。
弁護士から、どうして(私を)逮捕したのか、と聞かれ、通常の逮捕理由には、証拠隠滅の恐れがある場合と、死亡事故の場合がある、と、そのような答えでした。
弁護士から、「今回は証拠隠滅の恐れはありませんね」と聞かれ「ハイありません」、「そしたら死亡事故だったからですか」と聞かれ「ハイそうです」と答えていました。

弁護士はさりげなく質問を変えて、判決の決め手になった、一番の争点のブレーキ痕の写真に移りました。
おたまじゃくしみたいブレーキ痕の写真を見せて、先端の濃い部分を指して、「これはどうしてできたのですか」と質問をしたところ、証言者は答えに窮してしまいました。
すると裁判官が、「バスを止めていた部分のタイヤの下に何かの液体がしみこんでいて、バスを移動してから、しばらくして乾いたんでしょうね」と、証言者に助け舟を出しました。
すべての流れが検察サイドに傾いているように思いました。

次は、第三回公判について報告したいと思います。

2007年10月28日
片岡晴彦


‥‥そんなワケで、続いては、1通のメールを紹介する。お名前は、イニシャルから個人を特定されないように、「仁淀の住民」とさせていただいた。


お名前:仁淀の住民
E-mail:xxxxx@xxxxx.jp
コメント:私は仁淀中学校で事故当時スクールバスに乗っていた娘を持つ母です。きっこさんがこの事件に興味を持ってくださってとても嬉しく思っています。昨年の三月三日、私は通勤途中にバスを見送りました。過疎の学校で、保育園から中学校まで、ほとんどクラスメートの変わらない環境から、高校進学で子供らがバラバラになる前の、それぞれの思い出を作る「お別れ遠足」への出発でした。その日の午後、私の職場に、引率の担任の先生から事故の一報・・・楽しい思い出を作るはずの旅行は、おそらく忘れられない苦い思い出になってしまいました。予定の帰宅時間を大幅に遅れて帰ってきた娘から聞いた話は、「レストランで食事を終えてバスに乗り、席についてからバスは動き出した。周りの席の友達は、カメラをカバンにしまったり、まだごそごそしていた。バスが動き出して、すぐに止まった所で、何かがぶつかったような音が聞こえた」という話でした。その時、娘は座席が通路側で、車外の様子は見えなかったが、窓側の座席の友達が「白バイの人が倒れちゅう!!」と教えてくれて、それで初めて白バイがぶつかったのだと分かった・・・というものでした。翌日以降の新聞、テレビのニュースなどが、娘の説明と余りにも違うものだったので、警察やマスコミに強い不信感を抱きました。娘も「どうして自分達の体験した事がそのまま伝わらないのだろう?」と、もどかしさを感じているようです。警察の不祥事、誤認逮捕、初動捜査ミス・・・色々な事件が新聞やテレビを賑わせても、今までは遠くで起きている出来事と思っていましたがが、こんな事がすぐ身近にも起こってしまった不安。そして、この事故を取り上げてくれる放送局は県外だけ(高知での放送はありません)。一番近くで起こっている事なのに、高知の多くの人はこの事故について知らないんです。こんなに情報の氾濫している世の中なのに、高知のマスコミはどうなってるんでしょう??こういう経験をしてしまうと、もしかして、これ以外にも何かの圧力によって私たちに意図的に知らされていない事もあるのかも・・・との疑念も生まれてしまいます。今、親として思い願うのは、真実が色々な思惑の前で曲がることのない世の中であって欲しい、という事です。警察は一般人の味方であって、組織の味方で無い事!!裁判所も正しい目を持って平等に裁いてくれる事!!高松高裁も「存在意義がある」と思える裁判をしてくれる事!!なんとあたりまえな事なのですが、まじめに頑張っておられる多くの警察官の方々の為にも、たとえ警察官でも「悪い事は悪い」と認める正義を期待しています。


‥‥で、この生徒が、事故のあと、警察の発表やマスコミの報道を見て、それから「バスは止まってた」って証言したのなら、証言を捏造した可能性も考えられる。だけど、この生徒は、事故当日、自宅に帰ってすぐに、「今日はこんなことがあった」という報告として、お母さまに、「バスが止まっているところに白バイが衝突して来た」と話しているのだ。そして、娘さんから事故の話を聞かされてたお母さまは、翌日以降のマスコミの報道を見て、「娘の説明と余りにも違うものだった」と言っているのだ。この他にも、このバスに乗車してた引率の先生までが、「バスは止まっていた」って証言してるのに、どうして裁判官は、これらの証言をすべて退けて、理屈に合わない県警側の証言や証拠ばかりを採用するのだろうか?

そして、このメールにも書いてあるけど、高知県のマスコミは、どうしてこの問題を報道しないのだろうか?‥‥なんて思ってたら、判決直前のこの時期に来て、まるで、今まで口止めされてたとこからGOサインが出たかのごとく、急に地元のマスコミが取り上げ始めた。そして、その内容と言えば、すべてが「県警側の発表」を採用したものばかりで、裁判と同様に、あまりにも偏向的だ。たとえば、高知新聞に掲載された事故現場の見取り図にしても、県警側が主張してる「捏造された図」のみを掲載し、あたかもそこで事故が起きたかのようにウソの報道をしてる。報道の公平性を重んじるのであれば、双方が主張する見取り図を両方とも掲載すべきで、こんなこと1つ見ても、田舎の権力と癒着してる田舎の司法と田舎のマスコミが、グルになって冤罪事件を作り上げてる様子が伺える。

‥‥そんなワケで、あたしは、土佐って言えば、曲がったことが大嫌いな、男の中の男がいる土地だと思ってたけど、田舎警察なんかの権力に屈するような腰抜けマスコミどもが勢ぞろいしてたとは、まったくもって情けない話だ。1人くらい、「真実を報道してやる!」っていう本物の報道精神を持った男の中の男はいないもんだろうか。それとも、狭い田舎じゃ、権力に逆らったらすぐにクビが飛んじゃうから、恐くて恐くて「上から言われたまんまの記事」しか書けないってか? 田舎を支配してるのは、「長いものには巻かれろ」の精神か? リファラーを見たら、この「きっこの日記」に、高知県警からもヒンパンにアクセスをいただいてて光栄だけど、名探偵コナンも、迷探偵キッコナンも、口をそろえて言ってるように、「真実はひとつ!」ってことだ。だから、「きっこの日記」としては、真実が明らかにされるまで、正義が勝つまで、この問題を取り上げて行こうと思う今日この頃なのだ。


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長寿の星

昔から「きっこの日記」を読んでくれてる人や、書籍版の「きっこの日記」を読んでくれた人にはオナジミだと思うけど、今から1000年近く前の中国に、蘇軾(そしょく)っていうスーパースターがいた。蘇軾は、別名を蘇東坡(そとうば)っていって、こっちの名前のほうが有名だと思うけど、あたしが蘇東坡を取り上げるたびに、「お墓に立ってるギザギザのスキーみたいなアレとは違うけど」ってネタを使って来たから、それで覚えてくれてる人もいそうな気がする。で、この蘇東坡は、立派な政治家で、漢詩の大家で、すごい書道家で、有名な画家で、魯山人(ろさんじん)や「美味しんぼ」の海原雄山みたいな美食家で、中国の歴史上、有数の天才の1人って言われてた。だけど、そんな天才の蘇東坡にも、たった1つの弱点があって、それが、「お酒が一滴も飲めなかった」ってことなのだ。

で、そんな蘇東坡が、お天気のいい冬のある日、久しぶりに美しい景色でも写生しようかと、絵の道具を持って家を出た。蘇東坡のお屋敷は、都の中の一等地にあったから、美しい景色を見るためには、町の中を抜けてかなきゃなんない。それで、しばらく町の中を歩いてたら、ある街角に、人だかりができてた。それで、蘇東坡は、近くにいた人に声をかけた。


蘇東坡 「おいおい、あの人だかりはナニゴトだい?」

町人 「これはこれは、先生! 今日はお出かけですか?」

蘇東坡 「ああ、天気がいいから写生でもしようかと思って‥‥って、そんなことは置いといて、あの人だかりは、いったいどうしたんだい?」

町人 「実はですね、先生。昨日、どこからともなくやって来た不思議な老人が、居酒屋を見つけるたびに中へ入って行き、その店の酒がなくなるまでガブガブと飲み続けているんですよ」

蘇東坡 「ほほう、それで?」

町人 「1軒目の居酒屋の酒を飲み干すと、次の店、次の店と飲み歩き、もう何軒もの店の酒を飲み干しているのに、いっこうに酔っぱらう様子もなく、次の店へと入って行くんです」

蘇東坡 「それで、今はあそこの居酒屋で飲んでいるのだな?」

町人 「ええ、それで、あの人だかりは、居酒屋の中で飲み続けてる老人を見るために、野次馬が集まって来たってワケなんです」


自分はお酒が一滴も飲めない蘇東坡は、その老人に非常に興味を持ったようで、フラフラと人だかりのほうへと近づいてった今日この頃、皆さん、これからどうなると思いますか?


‥‥そんなワケで、蘇東坡は、人だかりを掻き分けて店の中を覗き込もうとしたんだけど、人垣が何重にもなってて、とても中を見ることなんてできなかった。それでも、どうしても見てみたいと思った蘇東坡は、人垣の外で、その老人が出て来るのを待つことにした。すると、30分も経たないうちに、人垣が前のほうからザワザワし始めて、そのスキマを縫うように、子供のように小さな老人が、長い杖をついて、ヒョッコリと現れた。

年は、90才か100才か、見当もつかないほどの老人で、子供のように背が低いのに、顔は福々しくて、白くて長い眉が垂れ下がっていた。そして、オデコだけが普通の人の2倍以上も長くて、福田総理のようだった。服装は仙人のようで、長いオデコの上には、奇妙なズキンをかぶってた。ま、どんなに長いオデコでも、かぶってたのが「ズキン」だったから良かったけど、「ズキン」の濁点のないものをかぶってたとしたら、あまりにもオカモト株式会社って感じになっちゃう。

で、この不思議な老人に、野次馬たちは次々に声をかけたんだけど、誰が何を話しかけても、この老人は言葉が話せないのか、それとも言葉が通じないのか、ニコニコと笑っているだけで、ひと言も話さなかった。そして、もう何軒もの居酒屋のお酒を飲み干しちゃってるのに、いっこうに酔ってる気配もなくて、また次の居酒屋を目指して歩いて行っちゃった。その悠々たる様子が、あまりにも不思議に見えたので、人々は口々に、「きっとどこかの山から降りて来た高名な仙人に違いない」って言い出して、そこにいた蘇東坡も、「そうだ! あのお方は間違いなく名のある仙人だ!」って断言した。

それで、不思議がる町人たちは、その老人のあとをゾロゾロとついて行ったんだけど、蘇東坡も負けじと追いかけて、荷物の中から写生帳と筆を取り出すと、急いでその老人の絵を描きとめた。そして、老人が次の居酒屋へ入るのを見届けた町人たちは、また口々に、「朝から何升も飲んでいるのに、まだ飲み足りないんだな」って言って、お互いの顔を見合わせた。

‥‥そんなワケで、町から一段高い道の馬上から、この一部始終を見てた大臣がいたんだけど、この大臣は、宮殿へ上がって、当時の皇帝だったシューマッハ‥‥じゃなくて、仁宗(じんそう)皇帝に、さっそく、この不思議な老人の話をした。そしたら、皇帝は、とっても喜んで、こう言った。


「それはまさしく名のある仙人に違いない。仙人がワシの都へと降りて来て、町中の酒を飲んで歩いているとは、なんともメデタイことじゃ。大臣、すぐに町へ行き、その仙人を丁重に案内して来い。そして、ここで、タップリと飲ませてやろう」


で、大臣は、ソッコーで町へと戻ると、その老人は、ちょうど、さっきの店から出て来たとこだった。それで、大臣が、皇帝に言われた通りに丁重な言葉でお招きすると、その老人は、言葉が分かったのか分からないのか、とりあえず、ニコニコしながら着いて来た。そして、無事に、皇帝のいる宮殿まで連れて来ることができた。

その老人の不思議なイデタチを見た皇帝は、これは仙人に間違いないと、たいそう喜んで、立派なイスへと案内した。そして、いろいろと話しかけてみたんだけど、やっぱり、その老人は何も答えずに、ニコニコと笑ってるだけだった。それで、皇帝は、用意しておいたお酒と料理を運ばせて、老人の前にズラーッと並べてみた。すると、老人は、何も言わずに、1番大きな朱塗りの大盃を手にとって、またニコニコと笑いだした。それを見た皇帝は、すぐにお付きの侍女に酒を注ぐようにと命じ、侍女は、大盃にナミナミと注いだ。この大盃は、1升のお酒が入るんだけど、老人は、アッと言う間に飲み干してしまった。

それを見た周りの大臣たちは、みんなビックル一気飲みだったけど、皇帝だけは大喜びで、「なるほど、ミゴトな飲みっぷりじゃ! これはメデタイ! どんどん注いで差し上げろ!」って言って上機嫌だった。そして、それから数時間が過ぎ、夜になっても、老人はまだまだ飲み続けてた。だんだん心配になって来た皇帝は、近くにいた大臣に耳打ちして、「もうどれくらい飲んでいるのだ?」と聞くと、大臣は、「酒は10斗(約180リットル)ほど用意しておいたのですが、もう7斗ほど飲んでしまいました」って答えた。ようするに、ドラム缶1本ぶんのお酒を用意しといたのに、もうその7割を飲んじゃったってことだ。でも、それを聞いた皇帝は、また嬉しくなって来た。


「ほほう! クジラのように飲むことを鯨飲(げいいん)と言うが、これぞまさしく鯨飲じゃな! 愉快、愉快! こんな家来が5~6人もいたら、ワシの酒蔵もたちまちカラッポになってしまうな! ワッハッハッハッハ~!」


‥‥そんなワケで、不思議な老人を名のある仙人だと思い込んだ皇帝が、その飲みっぷりに感心してると、そこに、天文学者がやって来た。当時の中国では、星を観察して吉兆を占ったり、作物の出来高を予想したりしてたので、皇帝はオカカエの天文学者を仕えさせてたのだ。で、その天文学者は、皇帝の耳元で、「大事なお話がありますので別室へ来てください」って囁いて、皇帝を離れた部屋へと呼び出した。そして、こう伝えた。


「ゆうべ、夜空の星を観察していましたところ、皇帝を象徴する帝座(ていざ)の星に、南極老人星がだんだんと近づいて行き、今夜は、すぐそばに輝いているのです。ですから、皇帝のところに来ている不思議な老人は、きっと、この南極老人星の精霊かと思われます」

「なに! それは本当か!」

「はい、間違いないと思います」


なんてやりとりをしてたら、不思議な老人がお酒を飲んでた部屋のほうから、大臣たちの騒ぐ声が聞こえて来た。それで、皇帝と天文学者が急いで駆けつけると、あの老人の姿はどこにもない。大臣たちに聞くと、突然、目がくらむような赤い光が老人を包み込み、その光が消えると、老人の姿も一緒に消えていた、と言うのだ。それを聞いた天文学者は、「やはり、南極老人星に間違いありませんね。南極老人星は、赤い星なのです」って言った。


「そうか! 昔から南極老人星が良く見える年は天下泰平の年と言われているが、その星の精霊がワシの都に降りて来て、ワシの宮殿にまで来て酒を飲んでくれたとは、これぞ天下泰平の証じゃな!」


皇帝は、そう言うと、たくさんの家来たちを勢ぞろいさせて、庭にお香を焚いて、全員で南の夜空を拝んだ。そして、この、「皇帝の宮殿に天下泰平の証である南極老人星の精霊がやって来た」って話は、アッと言う間に都中に広まった。すると、居酒屋をハシゴしてた老人の姿を見た人たちは、精霊の姿を見たと言って、みんな、大喜びした。そして、老人の姿を見られなかった人たちは、蘇東坡が描いた老人の絵に群がった。蘇東坡は、同じ絵を何枚も描き、それは、飛ぶように売れたと言う。めでたし、めでたし。


‥‥そんなワケで、落ち着いて考えれば作り話に決まってるけど、このお話に登場した蘇東坡も、仁宗皇帝も、2人とも実在した人物だから、ナニゲにホントっぽい感じもするし、1000年近く前の話だから、このくらいの不思議なことは、実際にあったのかもしんない。ただ、1つだけ言えることは、この南極老人星ってのは、すべての星の中で1番明るいシリウスに続いて、2番目に明るいカノープスのことなのだ。秋から冬に入り、南の夜空にオリオン座がみえるようになると、そのオリオン座の左のナナメ下のほうを見て行くと、どの星よりも明るく輝いてるのが、おおいぬ座のシリウスだ。

そして、シリウスを見つけたら、そこからまっすぐに下りて行けば、地平線や水平線ギリギリの低い空にボンヤリと赤く光ってるのが、りゅうこつ座のカノープス、つまり、仁宗皇帝の宮殿に飲みに行った南極老人星ってワケだ。やっぱ、飲みすぎてっから赤く光ってんだと思うけど、すべての星の中で1番明るいシリウスが煌々と輝いてるのに対して、2番目に明るいハズのカノープスは、薄暗くて見つけにくい。オリオン座のベテルギウスやリゲルのほうが、よっぽどハッキリと見える。これは、大気の影響によるもので、上のほうにある星は、大気の層が薄いからハッキリと見えるんだけど、地平線に近い位置の星は、大気の層を横から見るワケだから、そのぶん、薄暗くなっちゃうのだ。だから、ニポンよりも、もっと南の国に行って、カノープスが上のほうに見えるような場所まで行けば、シリウスに負けないくらいハッキリと見えるんだと思う。

だけど、逆に、東京からどんどん北のほうに行くと、今度は見えなくなっちゃう。それは、南の空の低い位置に見える星だから、北のほうに行くと、地平線に隠れて見えなくなっちゃうからなのだ。ちなみに、平地だと、だいたい福島県や新潟県あたりがギリギリで、それよりも北に行くと見えなくなっちゃう。だけど、福島県や新潟県より北に行っても、高い山に登ったりすれば、見える場所もある。

で、このカノープスは、ホントは青白い星なんだけど、ニポンからは南の空の地平線に近いとこに見えるために、夕日が赤く見えるのとおんなじ原理で、赤く光って見えるのだ。だから、ニポンよりもハッキリと高い位置に見える南の国に行けば、ハッキリとは見えても、色は青白くなっちゃう。つまり、いくら見えにくくても、赤く見えるニポンはラッキーってワケで、見られる時に見といたほうが得だってことだ。それで、蘇東坡の時代に都があった中国の洛陽や長安でも、ニポンとおんなじように南の空に低く見えるため、カノープスは赤く見えた。そして、中国では、南の方角をオメデタイ方角、赤い色をオメデタイ色としてるから、オメデタイ方角に見えるオメデタイ色の星ってワケで、こんなにもオメデタイ星はなかったってワケだ。

だから、中国では、このカノープスをとっても大切な星としてて、南極老人星の他に、寿星(じゅせい)って呼んでた。それで、この星からやって来た精霊だと信じられてた大酒飲みの老人のことを「寿老人(じゅろうじん)」て呼んだんだけど、この「寿老人」こそが、ニポンのお正月にオナジミの「宝船の七福神」の中の、福田総理みたいに長いオデコをしたおじいちゃんのことなのだ。ちなみに、さっきのお話は、ニポンには平安時代に伝わって来たので、当時は、ニポンでも、「老人星祭」っていうイベントが行なわれてた。そして、それがだんだんに変化してって、お正月の宝船に寿老人も乗り込むことになっちゃったのだ。

でも、中国ではオメデタイ星とされてるカノープスなんだけど、このカノープスがあるりゅうこつ座は、以前は、アルゴ座っていう巨大な星座の一部だった。で、このアルゴ座ってのは、ギリシャ神話に出て来るアルゴ号っていう巨大な船のことなんだけど、ギリシャのイオルコス国の王子、イアソンは、この船にヘラクレスをはじめとした巨人を何十人も乗せて冒険に出て、よその国を襲って財宝とかを略奪しちゃうのだ。そして、その船をかたどった星座、アルゴ座の水先案内人にあたるのが、カノープスだったのだ。だから、カノープスってのは、言うなれば、強盗集団の手引き役みたいなもんで、あんまりいい意味じゃないってワケだ。

そして、ニポンでも、中国からの言い伝えによる「寿星」のオメデタイ意味とは別に、南の低い空に現れて、高く上らずに短い時間で見えなくなっちゃうことから、地方によって、「横着星」とか「無精星」とか「道楽星」とか、あんまり嬉しくない名前で呼ばれてる。その上、千葉県の房総半島では、南の水平線の上に現れる赤いカノープスが、時化(しけ)で死んだ布良(めら)村の漁師の魂だって言われてたことから、「布良星」って呼ばれてて、この星が赤々と見える時は、海が荒れるって言われてた。おんなじ星が、こんなふうに、いい意味にも悪い意味にも解釈されてるのは、「低い空に短時間だけ赤々と見える」っていう特殊な星だからこそだと思う。

‥‥そんなワケで、全天の星の中で2番目に明るいって言われてるカノープスだけど、東京からだと、なかなか見ることはできない。大阪あたりまで南下すれば、もっと見えると思うんだけど、とにかく、東京からだと、南の地平線上に障害物が何もない場所を探すのが大変だ。で、どうすればいいかって言うと、海へ行くってワケだ。千葉の房総半島とか、神奈川の三浦半島とか、静岡の伊豆半島とかに行けば、南は水平線だから、障害物は何もない‥‥って、イカ釣り船が集魚ランプをガンガンにつけてるじゃん!‥‥なんてこともあるから、なかなか見ることはできない。それに、やっとのことで出会えても、双眼鏡じゃないとハッキリと確認することはできなかったりする。でも、あたしの場合は、懸賞で当たったバードウォッチング用の双眼鏡も持ってるし、秘密の観測ポイントもあるから、これから冬にかけて、「1回見ると5年は長生きする」って言われてるカノープスを最低でも2回は見に行って、ひと冬に10年ずつ寿命を延ばしてって、最終的には、100才になってもお酒をガブガブ飲めちゃう寿老人を目指そうと思う今日この頃なのだ(笑)


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2007.10.28

続・またまた警察のデッチアゲ!

Ks6
あたしは、10月22日の日記、「またまた警察のデッチアゲ!」で、高知県で起こった1件の交通事故のことを取り上げた。停止してたバスに、制限速度を遥かに超える猛スピードで走行して来た白バイが、止まり切れずに激突して、白バイの隊員が亡くなった事故だ。そして、高知県警は、捏造した証拠や証言を次々と出して来て、このバスが「動いていた」ってことにデッチアゲて、バスの運転手の片岡さんが一方的に悪かったことにした。警察のメンツを保つために、罪のない一般市民に濡れ衣を着せて犯罪者に仕立て上げるという、権力による呆れ返る冤罪事件だ。

そして、警察が捏造したウソの証拠と証言によるデタラメ裁判によって、片岡さんは「禁固1年4月」の有罪を求刑されてしまい、3日後の10月30日に、判決が出る。このまま行けば、無実の人間が、1年以上も刑務所に送られてしまうのだ。それで、あたしは、1人でも多くの人に、この事件のことを知ってもらおうと思って、日記で取り上げた。だけど、前回は、当事者じゃないあたしが、片岡さんや支援者のブログを見て、そこに書かれてることを間接的に紹介する形だった。それで、今回は、当事者である片岡さんご本人に、「きっこの日記」の読者に向けて、今回の事故と裁判について、詳しく説明していただいたので、以下、紹介する。


「きっこの日記」の読者の皆様、はじめまして。
私、片岡晴彦は、この事故を通じて、沢山の方の励ましをいただき、本当にありがたく感じています。
今日は、きっこさんから協力したいとのメールをいただきまして、恐縮しているしだいです。

事故のあらましですが、昨年、2006年3月3日午後2時34分に、春野町の変則3車線の国道上の交差点内で起きた事故です。
私は、中学3年生のお別れ遠足のため、スクールバスを運転し、事故現場の北側にありますレストランで昼食のために、駐車場に待機していました。
そして、2時33分に乗車し、乗員は生徒22名、引率の先生が3名でした。
駐車場から国道上を横切り右折するために、右方を十分に安全を確認してからゆっくりと発進し、中央分離帯付近で一旦停車し、左方を確認中に起きた事故です。

この事故で、白バイ隊員の方は、残念ながら、約1時間後に胸部大動脈破裂で亡くなられました。
私は、隊員の方を、救急隊員と一緒に救急車に乗せ、よろしくお願いしますと見送りました。
そして、実況見分のために現場に待機していました。
管轄署のパトカーがやってきまして、3時04分業務上過失致傷で逮捕します、と言われ、パトカーに乗せられ署に連行されました。

その後、約1時間15分位で現場に連れて行かれましたが、現場は、バスも白バイも撤去されていました。
それから、実地検証のため、覆面パトカーの中から、窓を20センチ位あけられ、指先で停止位置を指示させられました。

私はそのまま逮捕され、十分な実況見分もできないまま、3日間拘留させられました。
翌3月4日の取調べでは、詳しい事故の話はあまりなく、亡くなられた白バイ隊員の家族構成や詳しい経歴などを説明され、私は心情的な面から責めたてられて、本当に追い詰められました。
最後に、遺族に対しての気持ちを一晩考えるようにと言われました。
その内容しだいで、明日釈放してやると言われました

翌3月5日午前11時頃に、私は釈放されました。
わたしは、どうして釈放したのだろうと思いました。
それから私は、自宅に帰ってからは、亡くなられた隊員の方の冥福をお祈りするため、50日間喪に服しました。

約5ヵ月後に、公安委員会から、行政処分の通知が届きました。
22点で、横断等禁止ということでした。
7月28日に呼び出され、私は義理の兄さんと出かけました。
そして事故の内容を詳しく話しましたが、死亡事故は、すべて取り消しと言われ、何も反論することができませんでした。

タクシーとバスの運転手として一家を支えて来た私にとって、この処分は、手足をもがれたも同然でした。
職を奪われ、何をしようにもする事ができない状態で、助けてくれたのが、妻と3人の子供たちでした。
何とかアルバイトをしながら、周りの方に助けてもらいながら、何とか生活していました。       

そして、11月6日に検察庁からの呼び出しがありましたので、ようやく私の話を聞いてくれると喜び勇んで出かけました。
ところが、私の事故とは全く違う事故になっていたのです。
事実とはまったく違う実況見分調書と、ありもしないブレーキ痕の写真を見せられ、このとき初めて、私は、巨大な組織を相手にしているのだという恐ろしさを感じ、頭の中が真っ白になりました。

そして、行政処分のときに相談にのっていただいた弁護士事務所に駆け込み、その場で委任状にサインしてお願いしたしだいなのです。
警察組織にかかれば、一個人では太刀打ちできないことを目の当たりにし、冤罪事件はこのように起きるのだと実感しました。

こんな私どもですが、妻や子供たちのためにも、どうかご支援、ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
裁判の流れについては、明日じっくり書きたいと思います。

2007年10月27日
片岡晴彦


‥‥そんなワケで、裁判の流れについての説明が届いたら、また紹介させていただくけど、とりあえず、今回のご本人の説明によれば、広い国道沿いのレストランを直角に出ようとしたバスは、まず、右側を良く確認して、車やバイクが走って来ないことを目視した上で、バスを発進させた。そして、反対車線に右折して入るために、バスがこちらの車線をふさぐような形で停止してて、片岡さんは反対車線を左から走って来る車やバイクを確認してた時に、突然、右側に白バイが激突して来たって説明してる。

現場は、見通しのいい国道で、右から何も走って来ないことを確認してからバスを発進させたんだから、わずかな時間、一時停止してたところに激突して来たってことは、白バイは、アッと言う間に現れて、アッと言う間に激突したってことになる。警察側が言ってるように、もしもホントに白バイが「時速60キロ」で走ってたんなら、遥かに手前からバスが見えるんだから、普通にブレーキをかければ猿でも止まれる。つまり、この国道沿いに暮らす人たちが何人も証言しているように、白バイは、100キロから150キロの猛スピードを出して、走行練習をしてたとしか考えらんない。そして、このことを裏づける、次のようなメールも届いてる。


きっこさんこんばんは!
いつもブログ拝見させていただいでいる者です。
今回メールしたのはあのバスの損害具合についてです。
直接、片岡様にメールしようにもメールアドレスがわからず、きっこさんにお伝えいただきたくメールさせていただきました。

私の仕事は自動車の板金塗装業です。
きっこさんのブログにリンクしてあった、片岡さんの支援者さんのブログで事故写真を見たのですが、バス、トラックを直してる者から言わせると、時速60kmで大型バイクがぶつかった程度では、あの損害は絶対にありえません!

私は先月、某メーカーの観光バスの乗降口側を修理しました。
特にバスの角は固くできていて、柱を引き出す時は、車をチェーンで固定して、20トンの油圧で引っ張ってもびくともしません。

片岡さんのバスの写真は、先月直したこのバスと損害の程度が同じ位なのです。
しかし、私が直したバスの事故は、乗用車を4台も巻き込んで、うち2台は廃車になるほどの大事故だったそうです。
それほどの大事故でも、片岡さんのバスとほぼ変わらない損害なのです。

それが、たった1台のバイクが衝突して同程度の破損というのは、時速60kmでは絶対にありえません。
いくら白バイが重いとはいえ、せいぜい270kgがいいとこでしょう。
私の考えでは、時速100km以上でないと、あれだけ潰すのは不可能だと思います。
そして、ぶつかる前にすでに転んで滑っていたのなら、さらにもっとスピードが出ていたと思います。
トラックやバスを直している修理屋にあの事故写真を見せて、大型バイクが時速60kmで衝突したものだと言ったら、どの修理工も全否定すると思います。

それから、バスのスリップ痕に関してですが、私は大型オートバイ、観光バス、大型トレーラーまで乗ってきましたが、時速10kmでは絶対にスリップ痕などつきません。
片岡さんのバスが最新のタイプで、コンピューターに記録が残る車種であれば、ディーラーのテスターにかけてABSが作動したかどうか調べてもらうことができます。
そして、該当した時間にABSが作動していなければ、路上のスリップ痕は捏造されたものだと証明できます。
他にも警察の嘘を暴く方法は色々とあると思います。
どうかこのことを片岡さんにお伝えください。


‥‥そんなワケで、乗車してた中学生や引率の先生たちが、みんな、「バスは止まってて、そこに白バイがぶつかって来た」って証言してるのにも関わらず、意味不明の屁理屈でそれらの証言をすべて却下して、強引に「バスは動いてた」ってことにして進められて来たデタラメ裁判だけど、この「バスは動いてた」ってことにするために、突如、路面に出現した、事故当時にはなかったバスのスリップ痕。そして、事故現場が見えない場所から、「バスが動いてるのを見た」って証言してる仲間の白バイ隊員。このまま片岡さんが有罪になれば、これは、単なる冤罪事件じゃなくて、警察が捏造したウソの証拠や証言によって、無実の人間を犯罪者に仕立て上げるという、前代未聞の大犯罪ってことになる。だから、この事件に興味を持った皆さんは、3日後の判決に注目して欲しいと思う今日この頃なのだ。


「雑草魂」(片岡さん本人のブログ)
http://blogs.yahoo.co.jp/zassou1954

「冤罪事件進行中」(支援者による情報ブログ)
http://blogs.yahoo.co.jp/littlemonky737

映像ニュース「高知白バイ衝突死/警察が証拠をねつ造?」(KSB瀬戸内海放送)
http://www.ksb.co.jp/newsweb/indextable.asp?tid=4&sid=7


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新しい検定を作りました♪

俳句の季語には、どの季節の季語なのか分かりにくいものもあります。
10個の季語が春夏秋冬のどの季節の季語なのか、4択で選んでもらう検定です。
「きっこの日記」を読んでる人には、すごく有利だと思います♪



あたしが作ったその他の検定です♪


「漢字の花の名前、読めるかな?」
http://www.kentei.cc/modules/kentei/detail.php?kid=4844

「続・漢字の花の名前、読めるかな?」
http://www.kentei.cc/modules/kentei/detail.php?kid=4866

「続々・漢字の花の名前、読めるかな?」
http://www.kentei.cc/modules/kentei/detail.php?kid=4887

「漢字の鳥の名前、読めるかな?」
http://www.kentei.cc/modules/kentei/detail.php?kid=4940

「続・漢字の鳥の名前、読めるかな?」
http://www.kentei.cc/modules/kentei/detail.php?kid=5013

「漢字の虫の名前、読めるかな?」
http://www.kentei.cc/modules/kentei/detail.php?kid=4910

「エヴァンゲリオン~奇跡の価値は~」
http://www.kentei.cc/modules/kentei/detail.php?kid=4850

「機動新撰組 萌えよ剣 カルト検定」
http://www.kentei.cc/modules/kentei/detail.php?kid=4826


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2007.10.27

熟女と微熟女と艶女とドロンジョ

昨日のあたしの無知な日記を読んで、さっそく親切にメールをくださった人がたくさんいた。30通ほどいただいたメールは、ほぼおんなじ内容だったので、その中の1通を紹介させていただく。


きっこさん、初めまして。Wと言います。
「メンドクサイことがマウンテン」を読んで少し気になったことがあるのでメールしました。
まず、ツーカーとauの関係ですが、どちらも「KDDI」が提供するサービスで、情報自体が共有されていても不思議ではないと思います。また、au、DoCoMo、Softbankなど大手の携帯サービス会社は各個人の情報を共有しております。これは、他の携帯会社で滞納したりそれをブッチしたりしたお客がいたときに、自分の所でも同じ事をされないようにするために少し前に情報を共有することで協定を結んでいるはずです。
最後にアドバイス的に、携帯の利用方法によって一概にこれが絶対良い!と言うわけではありませんが、トータルコスト的に見るとauが一番安く押さえれると思います。DoCoMoは基本料金がバカ高で、Softbankもこれを付けると安くなるというオプションを付けるとオプション料金で結局高くなってしまいます。


‥‥ってことで、Wさんをはじめ、同様のメールをくださった皆さん、どうもありがとうございました♪あたしは、皆さんからのメールを読んで、「そう言えば、KDDIってのも聞いたことがあった!」って思った。だから、昨日の日記を書いてる時点で「KDDI」って名前を思い出してたら、間違いなく、あたしは、ソフトバンクとドコモとツーカーとauの他に、これまた別の「KDDI」ってケータイ会社があるんだと思って書いてたハズで、さらにトンチンカンになってたと思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、アンケートをとったワケじゃないから、これはあくまでもあたしのカンだけど、昨日の日記を読んだ人の中で、ツーカーとauがおんなじ会社の中の別のブランドだってことを知ってた人は、たぶん、9割以上はいたと思う。だから、あたしが知らなかったことこそが、一般常識が欠落してたってことで、ここはひとつ、新宿の協栄ジムで謝罪会見でもひらいて、今までの偉そうな態度とは180度パンサーチェンジした殊勝な態度で、お涙ちょうだいの三文芝居でもしてみれば、少しは世間の風当たりもやわらかくなるかな?‥‥なんてことも言ってみつつ、あたしは、自分が興味のあることは、テッテーテキに調べないと気がすまないタチなのに、自分が興味のないことは、いくら疑問に思っても、何年もずっとホッタラカシで、たくさんの人が知ってるようなことでも、あたしだけはぜんぜん知らなかったりする。

V01
そんな中の1つに、「熟女」に「微」がついた「微熟女」って言葉がある。あたしの地元の駅前に、いつも行くパチンコ屋さんがあるんだけど、そのパチンコ屋さんは、交差点の角に1号館があって、少し離れたとこに2号館と3号館がある。それで、今は、1号館の建て替え工事をしてるんだけど、その1号館と2号館との間に、メガネストアとか、ケータイ屋さんとかと並んで、当たり前のように、「微熟女倶楽部 AfterSeven」っていう場違いな電光カンバンが立ってるのだ。黒い下着みたいなドレスみたいな写真の上に、「微熟女倶楽部 AfterSeven」って書いてあって、営業してんのは、当然、夜だけなんだと思うけど、そのカンバンは、朝でも昼でも1日中そこに置いてある。

あたしが、このカンバンの存在に気づいたのは、少なくとも数年前で、もう、ずいぶん長いこと見てる気がする。それで、今のカンバンになる前は、確か、別の名前のお店で、中で働いてる女の子たちの顔写真がズラーッと並んでたから、いつかは分かんないけど、何かのキッカケで、今の「微熟女倶楽部」ってスタイルに変わったんだろう。だから、この「微熟女」って造語は、少なくとも数年前からあったワケで、あたしは、この数年間、このカンバンの前を通るたびに、「微熟女って、一体、何才くらいの女性を指すんだろう?」って思ってた。だけど、ぜんぜん興味もないし、どうでもいいことだから、そのままホッタラカシにしてた。

それで、まずは、あたしの予想なんだけど、あたしの感覚では、「熟女」ってのが「45才~55才」って感じに思ってるから、それに「微」がついた「微熟女」ってのは、「35才~45才」くらいなのかな?って感じに思ってた。だって、普通のキャバクラとかって、だいたい20代前半の子がメインで、地方とか場末とかに行ったりすると、20代後半から30代前半とかも働いてたりするみたいだから、それくらいまでの年令の子がいるお店だったら、わざわざ「微熟女」なんてつけないと思ったからだ。つまり、この辺のことからも、あたしは、「微熟女」は「35才~45才」って思ったってワケだ。

‥‥そんなワケで、ここからは、この日記を書くために、頭脳は子供でもベッドでは微熟女、迷探偵キッコナンに登場してもらって、いろいろと調べてもらう‥‥って言っても、インターネットでサクサクッと調べてもらうだけなんだけど、まずは、「熟女」ってもんのが、世の中では何才くらいってことになってるのか調べてもらうことにした。それで、とりあえずウィキペディアを見てみたら、「熟女(じゅくじょ)とは、一般には40代以上、アダルトビデオにおいては、おおむね30歳以上の女性を表す言葉(年齢上限は定かではない)。」って書かれてた。

なに? 一般でも40代以上で、アダルトビデオの世界だと30才以上だって? じゃあ、アダルトビデオの世界だと、あたしも思いっきり熟女なの? そりゃあ、あたしだって、30年以上も生きて来たんだから、酸いも甘いも噛み分けた大人のテクニックの1つや2つは身につけてるし、熟しきったダイナマイトバディから繰り出すセクシーポーズの1つや2つは身につけてるし、ここぞ!って時のためのスゴイ下着の1つや2つは持ってるけど、この年で「熟女」って言われちゃうと、爆発的に不満がある。あたし的には、百歩ゆずっても「微熟女」にして欲しい。

それで、カンジンの「微熟女倶楽部 AfterSeven」を調べてみたら、もう募集期間は終わってたけど、昔の求人広告のログが見つかった。そして、その募集内容を見てみたら、ナナナナナント! 「22才~35才位」って書いてあった! 「35才」はともかくとして、「22才~」って、ぜんぜん熟女でも微熟女でもなくて、普通のお店じゃん! ようするに、三十路を超えたお姉さんが何人かいるのに普通のお店として営業してたら、お客さんからツッコミを入れられちゃうから、その対策として、前もって「微熟女」なんて造語を店名につけといた。だけど、ホントにそんな年令の女性ばっか揃えたら、一部のマニアだけのお店になっちゃって、一般のお客は来なくなっちゃう。だから、カンバンには「微熟女」って書いてあっても、基本的には若い女の子も揃えてる‥‥ってことなんだろうって、あたしは‥‥じゃなくて、迷探偵キッコナンは推理した。

でも、こんなくだらないことを考えながらも、このお店の時給が「3500円~5000円」て書いてあるのを見て、年令も「22才~35才位」って書いてあるのを見て、一瞬でも「面接に行ってみよう」って思った「もう1人のあたし」が、あたしの心の中にいたりもした。もちろん、この求人広告の募集期間は終わってたけど、こういうお店って、いつでも募集してっぽいから、ホントに困ったら、このお店で働かせてもらえば、何とかなりそうな気がした。「ドレス貸与」って書いてあるし(笑)

‥‥そんなワケで、ジョーダンズの三又のことは置いといて、この「微熟女」って言葉が造語なら、その前の「熟女」って言葉だって造語だ。どっかの都知事みたいな男尊女卑のクルクルパーな男が多かった昔のニポンでは、男は年をとるほど偉くなるのに、女性はある年令を過ぎると「年増(としま)」って呼ばれて、女性としての価値がないように扱われて来た。だけど、近年になって、先進的な社会常識が取り入れられるようになって来たら、女性にも選挙権や参政権が与えられるようになり、時代錯誤の女性蔑視なんかしてんのは、鳴り物入りで公開したアホ映画が大赤字を出したどっかの厚顔無恥な都知事くらいになっちゃった。そして、それまで「年増」って呼んでた女性のことを「成熟した女性」って意味で「熟女」って呼ぶようになったってワケだ。

だから、40代、50代の女性が「熟女」って呼ばれるのは、「おばさん」とか呼ばれるよりは遥かにいいんだろうけど、サスガに、30代前半で「熟女」なんて呼ばれちゃうと、リトル抵抗がある。もちろん、ハタチそこそこの子供と一緒にされんのもムカツクけど、「熟女」なんて呼ばれるよりは、まだ、若く見られたほうがいい。だけど、あたしの場合は、昔っから年上に見られることが多くて、ま、そのオカゲで、高校時代には年をゴマカシて居酒屋さんでバイトできたんだけど、専門学校に通ってた19才のころには、25才以上に見られることが多かった。

それで、あたしは、そのまま年を取り続けたら、実際に25才になった時には30才以上に見られて、実際に30代になったら40代に見られたりするのかな?って思ってたんだけど、逆に、25才を過ぎたら、実年令よりも若く見られるようになって来た。最近は、ふだんでもシックなファッションが多いので、年相応に見られるけど、タマに若いカッコをすると、「あたしもまだまだ20代で通用するな」って思う。もちろん、自分で思ってるだけで、誰にも言われたことないけど(笑)

‥‥そんなワケで、「熟女」って言葉は一般的になったけど、いつまで経っても一般的になんないのが、女性誌の「NIKITA」が流行らせようとしてる「艶女」だ。「艶(あで)やかな女」と書いて「アデージョ」って読むんだけど、これは、30代で800万円以上の年収があるキャリアウーマンや、たくさんのお金を自由に使えるセレブ奥さまのことを指す造語だ。ようするに、男性誌の「LEON」が、「ちょい不良(ワル)オヤジ」って造語を流行らせて、ファッションなんかにはぜんぜん興味がなくて、それまでお休みの日にはダサいゴルフファッションをしてたようなビールっ腹のオッサンたちに、似合いもしないヘンテコなファッションをさせちゃうブームを作ったから、その柳の下の2匹目のドジョウをルー大柴にとってもらおうと、今度は女性版を企画したんだけど、ミゴトにスベっちゃったってワケだ。

あたしは、3年前に、初めてこの造語を聞いた時に、「こんな変なの絶対に流行らない」って直感したんだけど、その直感は大当たりして、未だに、ぜんぜん流行ってない。ちなみに、「艶女」の男性版は、「艶男」と書いて「アデオス」って読むんだけど、これを初めて聞いた時には、あまりにもアホらしくて涙が出るほど笑わせてもらった。だって、いくらなんでも、「男」を「オス」って読ませるのは酷すぎるよ。その上、ムリヤリに「アディオス」にカケようとしてるダサダサのセンスが、昭和のオヤジギャグそのものだ。

で、1ヶ月くらい前の何かの祭日の日に、いつものように TOKYO FM を聴いてたら、午後1時から夜7時までのブチヌキの特番をやってたんだけど、それが、この「NIKITA」がスポンサーの番組で、「艶女」と「艶男」を流行らせるための企画だったみたいで、女性のDJが、何かにつけて「アデージョ」だ「アデオス」だって連呼してて、あたしは、おかしくておかしくてお腹が痛くなっちゃった。だって、石田純一とか、いろんなゲストを次々と呼んで、順番にオシャレなトークをしてくんだけど、その中にも、この「アデージョ」と「アデオス」をムリヤリに使うようにしてたもんだから、どんなにイイ話をしてても、すべてが寒いオヤジギャグの世界になっちゃってたのだ。

ただ、1つだけ良かったのは、石田純一の前のゲストが、あたしの大好きな、ピチカート・ファイヴの3代目のボーカルの野宮真貴さんで、パーティーファッションに関してのトークをしてたんだけど、それがとっても楽しい内容だった。特に、ふだんの「物を入れるためのバッグ」じゃなくて、パーティーにオシャレしてく時の、ファッションとしてのちっちゃいバッグについて、こんなことを言ってた。


「パーティーの時は、そのファッションに合わせて、口紅が1本くらいしか入らない小さなバッグを持って行く時がありますが、他の持ち物が入らなくて困りますよね。そんな時のために、男性がいるんです。男性の服には、ポケットがいっぱいあるでしょ」


ようするに、男はバッグ代わりってワケだ。これとおんなじセリフを神田うのだの西川史子だのが言ったら、砂消しゴムを鼻の穴に詰めてやりたいほどムカツクけど、美しいだけじゃなくて、品もいい真貴さんが言うと、「おおっ!カッコイイ!」って思っちゃう。だけど、こんなにステキな真貴さんのことを「アデージョ」の代表みたいに紹介されちゃうと、寒いしダサいし悲しくなって来る。そして、その真貴さんの持ち物をポケットに入れてる「バッグ代わりの男」が「アデオス」なんだって思うと、首輪とリードをつけて、四つんばいで散歩させてる犬みたいに思えて来ちゃう(笑)

‥‥そんなワケで、あたしの場合は、年令だけは「アデージョ」だけど、年収は限りなく透明に近いブルーだし、セレブ奥さまでもないし、セレブ大鳥さんでもないし、幸いにも「アデージョ」には、あてはまらない。それに、あたしが自分のファッションの参考にしてんのは、品のある「Oggi」なんだから、下品なオヤジギャグみたいな造語のジャンルには絶対に入りたくない。だいたいからして、あたしの場合は、「アデージョ」じゃなくて、高校時代から「ドロンジョ」とか「マージョ」とか呼ばれてるんだから(笑)


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2007.10.26

メンドクサイことがマウンテン

この前、ボーダフォンがソフトバンクに変わったってのに、今度は、ツーカーがauに変わるって言う通知が来た。それも、今度は、ケータイの電話機自体も変えなきゃなんないそうで、通知の中にパンフレットみたいなのが入ってて、そこに紹介してある6種類の電話機の中から選べば、タダで交換してくれるって書いてあった。だけど、記入するのが大変そうな感じの契約書も同封されてたし、いろんな紙が入ってて良く分かんないし、料金プランも説明が難しくて、どれが得なのか理解できないし、いろいろと手続きがメンドクサイみたいだから、どうしようか考え中だ。ボーダフォンがソフトバンクに変わった時は、何もしなくても自動的に変更されたのに、ツーカーがauに変わるのって、何か違うんだろうか?

それで、「まずこの紙からお読みください」って書いてあったのだけ読んでみたんだけど、そしたら、ツーカーは来年の3月いっぱいで終わりになるから、それにともなって、「何卒、auへの契約変更をご検討ください」ってふうに書かれてた。つまり、ボーダフォンがソフトバンクに変わった時は、ボーダフォンがソフトバンクに身売りしたのか、ソフトバンクがボーダフォンを買収したのか知らないけど、ボーダフォン自体がなくなったワケじゃなくて、会社が変わっただけだった。でも、今度の場合は、ツーカー自体がなくなっちゃうワケで、このままだと、今、ツーカーを利用してる人たちは、来年の3月いっぱいでケータイが使えなくなっちゃう。それで、ツーカーとauの間にどんな取り引きがあったのか知らないけど、今、ツーカーを利用してる人たち全員のところに、「何卒、auへの契約変更をご検討ください」っていう通知が送られて来たってワケみたいだ。

でも、そしたら、ツーカーは、自分のとこの契約者たちの個人情報を無断で別の会社に教えたってことになるよね? だって、この通知の中に入ってたauとの契約書には、あたしの住所も名前もケータイ番号も自宅の電話番号も、ぜんぶ最初っから記入されてんだよ。これが、ボーダフォンがソフトバンクに変わった時みたいなケースなら分かるけど、今回は、「何卒、auへの契約変更をご検討ください」ってことで、あたしとしては、auに契約変更するか、来年の3月いっぱいまでツーカーを使い続けて、そのまま利用をやめるか、2つの選択肢があるワケだ。そして、後者を選択したとしたら、あたしが契約関係を結んでないauって会社が、あたしの個人情報をずっと持ち続けてるってことになる今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしは、「2つの選択肢がある」って書いたけど、後者を選択した場合には、3月いっぱいでツーカーが使えなくなったら、「そのまま使うのをやめて、ケータイはソフトバンク1台にする」ってパターンの他に、「ドコモとか別のケータイを契約する」ってパターンもあるワケだ。まあ、昔っから「きっこの日記」を読んでる人なら、あたしがどれほどドコモを憎んでるかを知ってると思うし、あれほどイヤな思いをしたんだから、ドコモだけは死んでも使う気はないけど、あくまでも選択肢の1つとしての話なら、「ドコモとか別のケータイを契約する」ってパターンもあるワケだ。

だから、このままケータイを1台だけにしちゃう気なら、どうでもいいことなんだけど、もしも2台を使い続けるつもりなら、ここで安易にauに変更するんじゃなくて、新規に別の会社のケータイを契約した場合にはどれくらい安くなるのか、どれくらいサービスがあるのかを調べて、比較検討すべきだってことになる。だって、今は、ほとんどの人がケータイを持ってるんだから、どこのケータイ会社だって新規契約を欲しがってるワケで、フラッと入った街のケータイ屋さんで新しく契約したほうが、安かったりする可能性だってありそうだからだ。

だけど、ずっと今のケータイ会社を使い続けて来た‥‥って言うか、あたしはJフォンを使ってたのに、知らないうちにボーダフォンに変わって、知らないうちにソフトバンクに変わって‥‥って、向こうの都合で勝手に変わり続けて来たあたしとしては、他に、どんなケータイ会社が生き残ってんだか、ぜんぜん知らない。そして、もう1台のツーカーが、来年の3月いっぱいで終了しちゃって、続きはauでお願いしますって通知が来たことによって、「ああ、auってまだ潰れてなかったんだ」って思ったくらいなあたしだから、あとは、ドコモしか知らない。

‥‥そんなワケで、あたしは、こんな知識しかないから、自分がどうすべきか悩んでるワケで、auとドコモとソフトバンクの他に、どんなケータイ会社があるのかを詳しく知ってたら、それほど悩むことはなかった。その会社の新規契約の値段と、auに変更した場合の値段とを比べればいいだけだから、すぐに答えは出る。ようするに、どうしても2台ないと困るってワケじゃないけど、3台から2台に減らしたばっかだから、できれば2台はキープしときたいってのが、あたしの本音だ。

それで、あとは、auから送られて来た通知が、難しくて分かりにくいことがいっぱい書いてあるから、ちゃんと読んで理解する気になんないってことと、料金プランの一覧表に書いてあることの意味がぜんぜん分かんなくて、どれにしていいのかがまったく分かんないってことだ。そんなこともあって、街のケータイ屋さんに行って、別の会社のケータイを新しく契約したほうが、メンドクサイことはお店の人がぜんぶやってくれるし‥‥って思ったんだけど、ドコモだけは絶対にイヤし、他にどんなケータイ会社があるのかを調べるのもメンドクサイし‥‥。

つまり、結局は、auに変更するとしたら、書類を読むのがメンドクサイ、料金プランを理解してどれにするかを決めるのもメンドクサイ、どの機種にするのかを選ぶのもメンドクサイ、契約書にいろいろと記入するのもメンドクサイ、それを封筒に入れてポストまで出しに行くのもメンドクサイ、だからって、わざわざ電話して聞くのもメンドクサイ、そして、これらのメンドクサイことをぜんぶ乗り越えて、ようやく新しいケータイが届いたとしても、今度は、その新しいケータイに電話番号やメールアドレスをぜんぶ移すのがメンドクサイし、新しいケータイの使い方を覚えるのもメンドクサイってことだ。だからって、街のケータイ屋さんに行って、別の会社のケータイを契約するとしたら、説明とか書類とかのメンドクサイ部分はやってもらえるとしても、新しいケータイの使い方を覚えたりっていうメンドクサイことは残ってるし、やっぱ、これはこれでメンドクサイ。

で、あたしが、なんでこんなにメンドクサイって思うのか、メンドクサイけど考えてみた。それで、なんとか分かったんだけど、それは、「自分から望んですることじゃない」からだ。たとえば、親から、中学生になったらケータイを持たせてくれるって約束してもらってた子が、やっと中学生になって、ケータイを買ってもらえることになったとする。そしたら、その子は、いろんなパンフレットをもらって来て、すべての機種を細かく調べて、どの機種の何色にするのかをワクワクしながら選ぶと思う。そして、お母さんと一緒にケータイ屋さんに行くことも、そこで待たされることも、ぜんぜんメンドクサイとは思わないだろうし、帰って来てから、ブ厚い説明書を何冊も読むこともメンドクサイとは思わないだろうし、使い方を覚えるのもメンドクサイとは思わないだろう。

だけど、あたしの場合は、何の不自由もなく使ってたケータイが、あたしは何ひとつ悪いことなんかしてないのに、一方的に「来年の3月いっぱいで利用できなくなります」って言って来たワケだ。そして、このまま使い続けたいんなら、別のケータイ会社と契約してくれってワケで、専門の人に説明してもらわなきゃぜんぜん理解できないような難しい説明書とか書類とかパンフレットとかが、ある日、突然、ドバッと届いたってワケだ。これをメンドクサイと言わずして、何をメンドクサイと言うへきか‥‥ってくらいにメンドクサイことで、その上、実物を手にしないで、パンフレットの写真だけでケータイを決めるなんて、あたしにはできない。だって、載ってるのは写真だけで、大きさも厚みも重さも何も書いてないからだ。6機種のうちの2つだけは、「厚さ15mmの持ちやすさ」とか何とか書いてあったけど、あとの4つは、大きさや重さに関して、何のデータも書かれてない。

‥‥そんなワケで、あたしは、たぶん、このまま来年の3月いっぱいまでツーカーを使い続けて、使えなくなったら、それで終わりにしちゃうような気がする。だって、このメンドクサイことをすべて乗り越えるほどの忍耐力は、あたしにはないからだ。それにしても、総務省の都合で、テレビを買い換えないと観られなくなったり、ケータイ会社の都合で、ケータイを契約し直さないと使えなくなったりって、ぜんぶ政府や企業側の都合で世の中が動いてて、損をするのは消費者や利用者のほうばっかって気がして来ちゃう。そして、その最たるものが、国が勝手に使いまくって破綻しかけてる年金制度なのに、消費税の大幅増税でその穴埋めをしようとしてる自民党だと思う今日この頃なのだ。


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2007.10.25

お知らせです♪

Ra1
あたしの大好きな「ライオン丸G」の大根仁監督が手がけた「去年ルノアールで」のDVD-BOXが、いよいよ明日、発売になります!


現在発売中の「テレビブロス」によると、

「深夜ドラマ番長」の異名をとる大根仁が「ジャニーズ以外のコネクションは全て使い切った」というほど、無駄に豪華なキャスティングでお届けした無気力妄想コメディ「去年ルノアールで」。


‥‥ってなワケで、毎週のゲスト出演者の顔ぶれもスゴかったけど、そのゲスト出演者に「こんな役やらせていいの?」って感じの意外性が、まるで、4番のゴジラ松井がオモムロにバントを打ったみたいな脱力感で、日曜日の深夜にムフフな笑いを届けてくれてた名作シリーズです!

こちらから予約、購入すると、26%OFFになりますので、ご利用くださいね♪
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それから、アマゾンに「アパレル&シューズ」のストアがオープンしました!

安くなってる物も多いので、興味のある人はご覧くださいね♪
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そのまんま東のシールにご用心!

Sh2
ミートホープのトンデモ社長が、やっとのことで逮捕されたけど、それに続くように、今度は、秋田県の「比内鶏」の偽装が発覚した。ミートホープも、20年以上も前から食肉偽装を続けてたそうだけど、今回の「比内鶏」も、20年近く前から偽装をしてたそうで、呆れ果ててモノも言えない。だけど、発覚後から逃げまわってた「比内鶏」の藤原誠一社長が、とうとうカンネンして謝罪会見をひらいたけど、それを見てたら、あたしは、「東北弁て得だな~」って思った。だって、この藤原社長が、どんなに悪どい欲のカタマリのクソジジイだったとしても、訛りまくったズーズー弁で謝罪されたら、なんか、人の良さそうなおじいちゃんて感じに見えちゃったもん。それに比べて、関西弁て損だよね。亀田オヤジの謝罪の言葉なんか、ヤクザが威嚇してるみたいにしか見えなかったからね。

まあ、「比内鶏」のことは、いろんなとこで取り上げてると思うから、スキマ産業的な「きっこの日記」としては、おんなじ鶏肉の偽装でも、別の問題を取り上げようと思う。それは、九州の宮崎県や鹿児島県に大型のデパートを何店舗も展開してる「山形屋(やまかたや)」のインチキだ。「やまがた」じゃなくて、濁点のつかない「やまかた」なので、お間違いのないように。

それで、この「山形屋」がどんなインチキをしてたのかって言うと、そこらの普通のブロイラーで作った商品を「宮崎県産の地鶏」だって表示して、インターネット通販で売りさばいてたのだ。そして、その商品の宣伝には、オナジミの「そのまんま東のイラスト」が使われてたのだ。「そのまんま東」のシールやイラストを使ってお客を信用させて、インチキ商品を大量販売してた犯罪は、こないだのインチキウナギに続いて、もう2件目の発覚だ。その上、今回の場合は、そのまんま東自身が、自ら宣伝部長となって、テレビをはじめとした数々のメディアに登場して、何よりも1番の主力商品としてPRしまくってた「宮崎県産の地鶏」がインチキだったってことなんだから、これは、もう、そのまんま東自身も共犯て呼べるくらい責任が重いと思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしは、今までに何度も何度も書いて来たけど、インターネット通販で売られてる国産のウナギの蒲焼きは、最低でも8割が中国産のニセモノだ。何で「最低でも」なのかって言うと、全国に流通してる国産のウナギの蒲焼きの8割がニセモノなんだから、店頭用も通販用もおんなじ割合だったとしても「8割がニセモノ」ってことだし、お客が直接、商品を手にする店頭と、届くまで分かんない通販と、その形態を比べれば、どっちのほうにニセモノを多く振り分けるかは容易に想像できるだろう。だから、「最低でも」ってことなのだ。

で、今回の「山形屋」の問題だけど、タマゴを産めなくなった「廃鶏」をタダ同然で仕入れて来て、その肉を「比内鶏」として、加工、販売してた秋田県のケースと比べたら、遥かにマシだろう。だって、いくら表示が違ってたとは言え、一応は食用として飼育されてるブロイラーを使った商品を販売してたんだから、騙されて買った人たちにしてみたら、ムカツクことはムカツクだろうけど、それは「腹が立つ」って意味の「ムカツク」であって、気持ちが悪くなるほうの「ムカツク」とは違うからだ。腐った肉だのブタの心臓や血だのを混ぜてたミートホープの肉や、タマゴを産めなくなった廃鶏の肉を食わせられてたと思ったら、腹が立つほうの「ムカツク」になる前に、気持ちが悪くなるほうの「ムカツク」になるハズだ。

だけど、いくら食用のブロイラーを使った商品だったと言っても、そのまま「ブロイラーで作った商品」として販売するよりも遥かに高い値段にして、そのまんま東のイラストまで使って、「宮崎県産の地鶏」として販売してただなんて、もしもこれが故意だとしたら、詐欺って言ってもいいような悪質な行為だと思う。でも、24日の午後9時半過ぎに謝罪会見をした「山形屋」の関係者は、故意ではなく、単なる入力ミスか何かでこうなってしまったって感じの、なんか、ハッキリとしないイイワケをしてたし、該当の商品を買ったお客にはすでに謝罪してるってことを強調して、この問題をこの会見だけで終わらせたいって気持ちが見え見えだった。だけど、単なる入力ミスで、そのまんま東のイラストまで使うだろうか?そして、5ヶ月間も気づかないもんなのだろうか?

ちなみに、「山形屋」では、現在、「北海道物産展」を開催中だけど、「白い恋人」の賞味期限の改ざんが発覚した石屋製菓の商品は、すべて扱わないことにしたそうだ。だけど、賞味期限の改ざんをしたメーカーの商品を除外しても、自分のとこで、もっと悪質な偽装をしてたら意味ないじゃん。

‥‥そんなワケで、あたしが言いたいのは、こんな偽装なんて、宮崎県だけに限ったことじゃなくて、ニポン中すべての都道府県で当たり前のようにやってるってことだ。ミートホープや比内鶏なんて、たまたま運が悪かっただけで、今、この瞬間も、次は自分のとこじゃないかってビクビクしてる社長が、全国に何万人もいるってことだ。そして、あたしが、さらに言いたいことは、宮崎県の場合は、県知事であるそのまんま東が、自分の知名度を利用して、これらの偽装商品の販売に加担してることが、他県よりも悪質だってことだ。これが、あたしが、そのまんま東のことを攻撃してる理由なのだ。

あたしが、そのまんま東を嫌いな理由は、すべてが「無責任」だからだ。「すべてが」って言うか、中には1つか2つくらい、最後まで責任を持ってやってることもあるのかもしんないけど、少なくとも、テレビや新聞などに映ってる時の言動や、自身のブログに書いてる内容などは、あまりにもイイカゲンで、少なくとも、県知事としての自覚はミジンも感じられない。たとえば、宮崎県内の複数の業者が、そのまんま東のシールを貼ったインチキウナギを売ってたことが発覚したら、そのあとの9月27日のブログには、こんなことを書いてる。


(前略)
うなぎもそうであるが、食の取り扱いは難しい。
「知事の版権を扱う会社は入札にすべきである」というよく意味の分からない指摘があった。
僕の肖像権は一身専属の権利であるが、僕に似せたイラストなどの使用は、基本的には自由に使用してもらっている。
イラストを扱う会社が、そのイラストをどのように使おうが(例えば、版権扱いにしようが、自社製品に貼ろうが)原則自由である。しかし、イラストを扱う際には、常識、倫理意識、節度を持って取り扱って頂きたい。
特に食品に関して、僕のイラストが貼ってあるからと言って、僕がお墨付きを与えたとか県が推奨したということは決して無いのだが、消費者にはどうしてもそのように捉えられるので、イラストを貼る県産品等の品質管理等には十分に配慮して頂きたいということである。
(後略)


あたしは、これを読んだ時、この無責任さこそが、この男の本質だって実感した。消費者は、特に他府県の消費者は、テレビをつけるたびに、そのまんま東本人があれほど宣伝してるからこそ、宮崎県産の食品をわざわざ取り寄せてまで買おうと思うワケだ。そして、おんなじ宮崎県産の食品でも、そのまんま東のシールが貼ってあったり、パッケージにイラストが描いてあるものと、そうでないものがあれば、多くの人たちは、イラスト入りのほうを買うだろう。これは、すべて、そのまんま東が作り出したムーブメントだ。

それなのに、自分のシールを使ってた食品の偽装が発覚したトタンに、「僕のイラストが貼ってあるからと言って、僕がお墨付きを与えたとか県が推奨したということは決して無いのだが」とはナニゴトだ! そして、「消費者にはどうしてもそのように捉えられるので、イラストを貼る県産品等の品質管理等には十分に配慮して頂きたい」とはナニゴトだ! これこそが、16才の風俗嬢とタップリ楽しんだあとに、その子が16才だったってことがオオヤケになったら、まるで他人事みたいな顔で「知りませんでした」って言う感覚なのだ。その子が何才かって問題以前に、妻帯者が風俗店に行ったって部分を考える感覚が欠落してるってワケだ。

そして、そのまんま東は、10月12日のブログでは、こんなことを書いてる。


(前略)
あの赤福も偽装表示らしい。
偽装とか粗悪品とか、本当に気を付けて欲しい。特に食品関係。折角、必死で宮崎県産品や観光をPRし、宮崎を少しでも元気にしようと頑張っているのに・・・・・その僕の政治姿勢が嫌な人は、別に協力して貰わなくていい。
だから、せめて足を引っ張らないで欲しい。邪魔しないで欲しい。
こういうことがあると本当にガックリ来る。
地鶏や豚や牛は大丈夫だろうな?
(後略)


‥‥そんなワケで、自分自身も「地鶏や豚や牛は大丈夫だろうな?」って、大丈夫なのかどうなのか分かんないものを平気で宣伝して、平気で自分のシールを貼ることを容認してるのが、天下無敵の無責任男、そのまんま東ってワケで、この無責任男が「地鶏や豚や牛は大丈夫だろうな?」って書いたすぐあとに、宮崎県産の地鶏の偽装が発覚したってワケだ。それも、宮崎県が誇る大型デパートの「山形屋」が、そのまんま東のイラストを使って宣伝して販売してたってんだから、これでも「僕のイラストが貼ってあるからと言って、僕がお墨付きを与えたとか県が推奨したということは決して無いのだが」って抜かしたら、あたしは、ある意味、立派だと思うよ。ここまで「無責任」を徹底できるのも、1つの才能だと思うからね。そして、あたしんとこには、今、宮崎県内の有名な会社の「牛肉コロッケ」が、「宮崎牛の肉を使用してる」ってことを売り文句にしてるのに、実際には、他県の安い牛肉や、お乳の出なくなった乳牛の肉を使ってるっていう内部告発の情報が入って来てる。これは、まだ、オオヤケにはなってないから、あたしは書けないけど、これが発覚するのも時間の問題だと思う今日この頃なのだ。


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2007.10.24

攻めの人生?守りの人生?

Moe68
この前、パチンコの「機動新撰組 萌えよ剣」の温泉リーチの温泉が、セレブ大鳥さんの言うような別府温泉でもなく、ビワコさんの言うような草津温泉でもなく、あれは「有馬温泉」だってことを書いたんだけど、ついでに言っとくと、あのカエルみたいなのは、「アカナメ」っていう物の怪で、猫丸とおんなじにダジャレが好きで、「○○じゃ、あ~りませんか」って言う時に、「○○じゃ、あ~りまおんせん」って言うのが口癖だ。だから、もしかしたら、このダジャレを言わせたいがために、原作者の広井王子さんは、ここが「有馬温泉」ていう設定にしたのかもしんない。で、前回、書き忘れちゃったんだけど、「萌剣」好きのセレブ大鳥さんは、「大河童」のことを「おおがっぱ」か「だいがっぱ」か悩みつつも、結局、「だいがっぱ」って言ってたけど、残念ながら、アレは「おおがっぱ」って読むのが正解なのだ。なぜなら、プレステ2のゲームで、つばめ組の早乙女美姫が「大河童」を召還する時に、「いでよ!おおがっぱ!」って言ってるからだ。

でも、このあたりのことから推察すると、セレブ大鳥さんは、「萌剣が好き」って言いながらも、たぶん、パチンコを打ってるだけで、ゲームもアニメも未体験だと思う。だから、もうひとつだけ秘密を教えちゃうけど、パチンコでは敵として登場する「カブ妖怪」だけど、アレは、実は味方なのだ。味方って言うか、あの「カブ妖怪」ってのは、沖田薫ちゃんの式神、青龍、朱雀、白虎、玄武が変身したものなのだ。だから、アニメを観た人がパチンコを打つと、なんで味方の「カブ妖怪」が敵になってんだか、意味が分かんないってことになる。さらには、土方歳絵ちゃんの「飛龍霧氷斬」をはじめとした、機動甲冑を装着してから繰り出す3人の必殺ワザも、アニメには出て来ないもので、パチンコ用に作られたワザなのだ‥‥なんて、「萌剣」についてマクラからタップリと語らせていただいた今日この頃、皆さん、意味不明ですか?(笑)


‥‥そんなワケで、「萌剣が好き」って言うよりも、「萌剣の土方歳絵ちゃんが好き」って感じのあたしとしては、近藤勇子ちゃんが好きだっていうセレブ大鳥さんとはタイプが違うんだと思うけど、カラオケに行った時に、「萌剣」の主題歌がないことに不満を感じてる点だけはおんなじだ。やっぱ、「あっかい夕日が~ヒッマッワッリッそ~める~♪」って歌い出して、「斬る!斬る!斬る~!」ってとこで、絶叫してストレス発散したいもんね~!

で、ぜんぜん分かんない人のためにリトル説明しとくと、ニフティ動画とかでも見られるパチンコ番組の「レディースバトル」で、さやかさんとバリンコンさんとビワコさんとセレブ大鳥さんが、2組に分かれて、それぞれ違う機種でバトルしてくっていう総当り戦をやってたんだけど、その中の2回戦で、ビワコさんとセレブ大鳥さんが、あたしの好きな「機動新撰組 萌えよ剣」を打ったってワケ。それで、もちろん番組なんだから、ただ単にパチンコを打つだけじゃなくて、その中でいろいろと、台の解説的なこととかアドバイス的なこととかを言ってくワケなんだけど、萌剣マニアのあたしとしては、「有馬温泉」のことを「別府温泉」て言われたり、「おおがっぱ」のことを「だいがっぱ」なんて言われちゃうと、チクイチ気になっちゃうワケ。

だけど、「オリ法(パチンコオリジナル必勝法)のブログ」を見ると、セレブ大鳥さんは「こぶ茶バンド」なんか打ってるみたいだし、「ビワコさんのブログ」を見ると、ビワコさんは「パトラッシュ」だの「黒ヒゲ危機一髪」だの打ってるみたいだし、「萌剣」を打ってたのは仕事だったからで、ふだんは打たないのかもしんない。やっぱ、ホールから消え始めてる「萌剣」を求めて、原チャリで東奔西走してんのなんて、世の中であたしくらいかも?

‥‥そんなワケで、「萌剣」が好きすぎて、プレステ2のゲームも3回目をやってる途中だし、OVA版のアニメもテレビ版のアニメも全巻そろえて何度も何度も観まくってるし、タンスの上には近藤勇子ちゃんと沖田薫ちゃんと土方歳絵ちゃんのフィギュアが飾ってあるし、ベッドのマクラの横には猫丸のヌイグルミが置いてあるし、ミクシーでは土方歳絵ちゃんのコミュを運営しちゃってるほどのあたしとしては、唯一、まだ体験してなかったのが、「レディースバトル」でセレブ大鳥さんとビワコさんが打ってたSTX、甘デジだ。あたしは、基本的に甘デジは打たないから、「萌剣」の場合も、TTXとKTXしか打ったことがなかった。

それで、「あとはSTXさえ打てば、あたしの萌剣制覇は達成だ!」って思ってたあたしは、事前に電話して、STXを置いてるかどうかを確認してから、ふだんは行かない駅2つ先のパチンコ屋さんへと原チャリを走らせた。もちろん、いつものように、「あっかい夕日が~ヒッマッワッリッそ~める~♪」って歌いながら、交番の前でウイリーしたりせず、Uターン禁止の場所でマックスターンしたりせず、ハザードをつけないで急に左に寄せてお客を拾おうとしたタクシーに中指を立てたりせず、模範的な安全運転で到着した。

で、お店の人に「萌剣」のSTXの場所を聞いて行ってみたら、甘デジのバラエティーコーナーの中にポツンポツンとおいてあったんだけど、正直いって、朝の甘デジのバラエティーコーナーって、チョー場末っぽい雰囲気で、なんか、人生の負け組が集うような感じだった(笑) そりゃそうだよね。普通のCR機で身ぐるみ剥がされて、最後の最後に甘デジのコーナーに島流しされて来るんなら分かるけど、朝イチから甘デジだなんて、ものすごい下向きな人生って感じで、打つ前から自分自身に負けちゃってるような気がして来る。

それで、大好きな「萌剣」でも、それが甘デジだと思うと、「打つぞ~!」って気持ちが起こらなくて、座って盤面を見たら、いつものワクワク感がなくて、心の中を秋風が吹き抜けて行った。で、「このワビシサは何だろう?」って思って、盤面を良く見てみたら、ナナナナナント! 3人の絵が描いてない! いつも打ってるTTXやKTXは、画面の左から下にかけて、勇子ちゃん、薫ちゃん、歳絵ちゃんの絵が描いてあるんだけど、このSTXは、誰の絵も描いてなくて、ものすごくサップーケーなのだ。う~ん、差別化を図るのは分かるけど、これじゃあ、お金がなくて甘デジしか打てない人は、さらに暗い気分になっちゃうよ。

‥‥そんなワケで、あたしは、とりあえず5000円札を入れて打ち始めようと思ったら、お金を入れるとこのグリーンのランプが消えてて、お金が入らない。だから、中にカードが入ってないんだと思って店員さんを呼んだら、本日2度目のナナナナナント! 「すみません。これ壊れてるので、他の台にお金を入れて、返却ボタンでカードを出して、そのカードをお使いください」だと! これで、あたしは、さらに暗い気分になりつつ、隣りの「うる星やつら」の甘デジのとこにお金を入れて、そのカードを自分の台に入れて、甘デジでもとりあえずは歳絵ちゃんをセレクトして打ち始めた。

そしたら、1000円で25回ほど回したとこでミッションモードに入って、2Rもつかなかったし、アタッカーもパカパカしなかったから、「かったるいな~」って思ったら、最初っから大河童の動画背景予告が出て、左に大河童が止まって、「任務完了!」だって! ただ、2種類ある大河童の絵柄のノーマルのほうだったけど、普通にバトルになって、普通に攻撃して、機動甲冑を装着することもなく、勇子ちゃんが助太刀に来てくれただけで、ズバッとそろっちゃった。なんか、盛り上がリがない。

そして、ラウンド前の昇格チャンスはスカで、本日、初の「萌剣の主題歌」を楽しもうと思ったら、サスガ、大当たりしても5Rしかない甘デジだ。2Rの途中でイントロが終わり、「あっかい夕日が~ヒッマッワッリッそ~める~男にゃなれぬが~ブチッ!」って、こんなとこで物の怪との対決の昇格チャンスになっちゃった。で、大河童に勝って昇格したんだけど、1番どころか、1フレーズも聴けないなんて、あまりにも悲しすぎる。玉なんか、ドル箱の底に薄~く溜まってるだけだし。

それで、「萌剣モード」に入ったら、1回転で「3」「5」「7」が止まって、盤面が赤く光って、おりょうさんが出て来て、機動パトカーの壱拾弐式の「疾風」が走って来て、「追跡モード突入!」ってことになったんだけど、ホントなら嬉しいハズのこの流れも、出玉が少なすぎて喜びに直結しない。なんか、甘デジって、出玉が少ないから、自分ちでプレステ2でパチンコゲームをしてる感覚だ。やっぱ、あたしには向いてない‥‥っていうか、これでドル箱をいくつも積むなんて、気が遠くなりそうな忍耐力が必要だ。

ちなみに、機動パトカーは、あたし的には、壱拾弐式の「疾風」よりも、壱拾七式の「迅雷」のほうが好きだから、こっちを使ってくれたら良かったのに‥‥なんて思いつつ、ナニゲに、あたしが作った「機動新撰組 萌えよ剣 カルト検定」の正解を1つ教えちゃったりした(笑) ついでに、あたしが作った「エヴァンゲリオン~奇跡の価値は~」の検定もヨロピク♪

‥‥そんなワケで、結局、あたしは、8回当たって、なんとか2箱になったとこで、忍耐力の限界が来た。こんなに時間が掛かるんじゃ、バカバカしくて打ってらんないって思えて来たのだ。だって、いつもの「萌剣」なら、8回当たれば8箱なのに、これじゃあ効率が悪すぎる。だけど、その台の上のカウンターを見たら、今までの最高記録は、75回の当たりだった。1日の当たりだから、1人じゃないかもしんないけど、世の中には、ものすごくガマン強い人がいたもんだ。

それで、そのお店は、出玉を持っての移動がOKだったので、あたしは、普通の台に移動することにしたんだけど、この「萌剣」の甘デジを打ってみて、1つだけ分かったことがある。それは、甘デジの場合は、たいした予告も出なかった期待度の低いリーチがスポッと当たったりすることもあったし、激アツのリーチがハズレたことも多かったし、当たりとハズレの振り分けが「雑」‥‥って言うか、結果まで持ってく演出の流れが「雑」って感じがした。だって、「天国荘モード」で、白とか赤とかのドアが出たのに、スーパーに発展しないなんて、TTXやKTXじゃアリエナイザーだからだ。

それで、広井王子さん系にハマッてるあたし的には、ギャンブル台だってことは分かってるんだけど、1000円の元手で出した2箱があったから、「サクラ大戦」へと移動した。そしたら、このお店でも、「サクラ大戦」のコーナーはガラガラで、「大ハマリが連発するって話が知れ渡っちゃってるんだな~」って雰囲気だった。でも、神崎すみれちゃんの泣きボクロと鎖骨にシビレちゃってるあたしとしては、せめて1箱はすみれちゃんに貢ぎたくて、さっそく、ハシッコの台で打ち始めた。

そしたら、半箱くらい使って60回くらい回したとこで、あたしは、初体験をしちゃった。左に止まった絵柄と絵柄の間のちっちゃいマークが、パッと「華」って言う文字に変わって、次に、右に止まった絵柄と絵柄の間のちっちゃいマークが、パッと「団」って言う文字に変わって、最後に、真ん中のが、パッと「撃」に変わって、「華」「撃」「団」ってなったのだ! こんなの初めてだ! そして、そこから、磯で宮本武蔵みたいな敵と戦うリーチに発展して、「これは当たるだろう!」って思って見てたら、サクッと確変で当たった。それで、「まだまだ知らない演出があったんだな~」って思ってたら、これがザクザクと5連チャンした。やっぱ、甘デジと違って話が早いや(笑)

‥‥そんなワケで、トータルで10000発ちょっとになって、ここは3円のお店だったので、タバコ1個と3万円になった。もしも、この10000発を最初の「萌剣」のSTXで出さなきゃなんないとしたら、30連チャンくらいしなき