お菓子のヒラキナオリ
あたしの体調が悪くなったのは、沢尻エリカのセイだ。だって、沢尻エリカって「諸悪の根源」なんでしょ? だから、地球温暖化も、ガソリンが値上がりするのも、環八がいつでも渋滞してんのも、ポストが赤いのも、みんな沢尻エリカのセイだ。だって、「諸悪の根源」て、そういう意味だもんね。それとも、アベシンゾーとおんなじに、沢尻エリカも、言葉の意味も知らないクセに使ってみたのかな?‥‥なんてこたーどうでもいいんだけど、あたしの体調が悪くなったホントの原因は、ちょっと言えないけど、すごくショックなことがあって、それで食欲がなくなっちゃって、2~3日、何も食べられなかったことから始まった。
それで、「何か食べなきゃ」って思ったんだけど、オニギリを作ってムリして食べたら吐いちゃったし、固形物は胃が受けつけなくて、仕方ないから、スープを飲んだり、アイスを食べたり、プリンを食べたりしてた。そして、そのうち、お菓子なら食べられるようになったから、お昼に「かっぱえびせん」を半分、夜に残りの半分と、アイスの「ジャイアントコーン」を1個‥‥みたいな食生活を10日くらい続けてたら、体重が40.5kgまで落ちちゃって、立ち上がっただけで貧血で倒れそうになるようになっちゃった。で、そんな状態の時に風邪を引いたもんだから、ホントにヤバイ状態になっちゃって、今も、まだ、本調子には戻ってないってワケだ。
だけど、こないだ、金ちゃんラーメンを食べることができてから、もう、普通のご飯も食べられるようになって、サスガに1日3食はムリだけど、最低でも1日1食、調子が良ければ2食は食べてる。3日前には、30cmくらいの立派なサバが150円だったから、タマネギ3個とニンジン2本でカレーを作って、そこに小口切りしてソテーしたサバを入れて、サバカレーを作った。それで、大きいほうのルーで作ったから、たぶん、10人ぶんくらいできたと思うんだけど、今日までに半分くらいは食べた。そのワリには、体重は40.5kgのままなんだけど、あたしの場合、一度落ちた体重は、どんなに食べてもなかなか戻らないから、今は体重のことは気にしないで、とにかく、食べられる時に食べられるだけ食べてれば、ジョジョに奇妙にモトに戻ってくと思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?
‥‥そんなワケで、あたしは、最近、あたしのライフワークの1つでもある「期間限定お菓子」のレポをやってなかったけど、今回の「アイスとお菓子だけの生活」において、いくつかの期間限定モノも食べたから、久しぶりにレポしちゃおうと思う。で、今回、何よりもお世話になった大当たりの選手から紹介しちゃうけど、それは、スーパーカップの「りんご」だ。あたしが、この前の「マンゴー」を絶賛したのは、純粋に美味しいと思ったことは事実だけど、その前の「白桃」と、そのまた前の「巨峰」が、2連チャンでハズレだったから、その2つと比較して、「マンゴー」をリトル過大評価しちゃったキライもあった。だけど、今、発売中の「りんご」は、文句なしの美味しさで、ある意味、あたしが絶賛してた去年の夏の「メロン」よりも上を行ってる。
なんでかって言うと、「メロン」の場合は、スーパーカップ以外のメロンのアイスも似たような感じだから、初めてスーパーカップの「メロン」を食べた時に、「おおっ!これは美味しい!」とは思ったけど、新鮮な感動はなかったからだ。だけど、今回の「りんご」の場合は、もともと、りんごのアイスなんて一般的じゃないし、あたしは食べた記憶がなかったから、ただ単に「これは美味しい!」って思っただけじゃなくて、新鮮な感動があった。あたしの感覚だと、あんまり合いそうに思わない「アイス」と「りんご」なのに、アイスの良さとりんごの良さを双方ともに引き出した上に、それを完璧なバランスで融合させたどころか、相乗効果によって高い水準にまで昇華させた手腕は、「お見事!」としか言いようがない。
もしかすると、「巨峰」と「白桃」での失敗を踏み台にして、本腰を入れて開発を始めた成果が、前回の「マンゴー」で70%ほどフィードバックされて、今回の「りんご」で、ようやく100%開花したってことなのかもしんない。何にしても、100円のアイスとしては異例の「果汁5%入り」ってとこにも男気を感じるし、「明治乳業のスーパーカップの開発チームの皆さん、グッジョブ♪」ってことだろう。ただ、1つだけ心配なのは、これほどレベルの高い仕事をしちゃったら、来年の春の期間限定モノは、ソートー気合いを入れて掛からないと、スーパーカップのマニアたちからブーイングを食らっちゃうってことだ。
‥‥そんなワケで、あたしは、「さくさくぱんだ」の上に、スーパーカップの「超バニラ」を乗せて食べるのが好きなんだけど、1日のオヤツ代を100円て決めてからは、こんなゼイタクはしてなかった。だけど、今回は、アイスとお菓子しか体が受けつけなかったんだから、非常事態の特例として、「1日300円まで」っていうルールを設けてた。まあ、スーパーカップは、「3個で200円」のスーパーで買ってたし、他のお菓子も、コンビニよりも安いスーパーで買ってたから、正確なとこまでは計算してなかったけど、ある程度、マトメ買いして来たアイスやお菓子をだいたい1日に2~3個のペースで食べて、自分で決めたルールには違反してなかったと思う。
で、もう1つ、期間限定のアイスを食べたんだけど、それは、ピノの「ミルクティー」だ。これは、そんなに期待してなかったんだけど、「期間限定」の文字の誘惑に勝てなくて、つい買っちゃった。そしたら、最初の1個だけは、紅茶の香りがものすごくして、なかなか美味しかった。だけど、不思議なことに、2個目からは、紅茶の香りがしなくなって、普通のピノとあんまり変わらない感じになっちゃった。だから、アイス本体じゃなくて、箱の中に紅茶の香りの空気を密閉してあったのかな?って思ったんだけど、そんなことアリエナイザーだから、どうして1個目だけ紅茶の香りを強く感じたのかは、永遠の謎だし、迷宮入りだし、もう買わないと思うから、アベシンゾーの政権放棄ってワケじゃないけど、あたしゃ知らない。
それから、お菓子のほうは、いつもの「オヤツ」としてじゃなくて、「食事の代わり」って感覚で買ってたから、チョコとかの甘いものよりも、「かっぱえびせん」とか「ポテトチップス」とかの袋菓子を買うことが多かった。そんな中で、今回、あたしが初めて食べた袋菓子は、ドンタコスの「コーンポタージュ味」と、ポリンキーの「ツナマヨネーズ味」だ。ただし、ドンタコスの「コーンポタージュ味」は、大きく「期間限定」って欠いてったけど、ポリンキーの「ツナマヨネーズ味」のほうは、何も書いてなかったから、通常の「新発売」なのかもしんない。ポリンキーは、この前の「ウナギイヌのかばやき味」がイマイチだったから、人気のある「めんたいこ味」と並ぶニューヒーローを生み出すために、いろいろと模索してるんだろう。
カンジンの味のほうは、両方とも「可もなく不可もなく」って感じで、ドンタコスは、「コーンポタージュ味」って書いてある袋から出して食べたから、なんとなくコーンポタージュの味がしたし、ポリンキーは、「ツナマヨネーズ味」って書いてある袋から出して食べたから、なんとなくツナマヨネーズの味がした。あたしは、この手のお菓子の「ナントカ味」って、袋に「ナントカ味」って書いてあることによる先入観がなかったら、絶対に何味なのか分かんないと思ってる。「カレー味」だけは、特徴が際立ってるから味だけで判別できるけど、それ以外の「ナントカ味」って、イマイチ分かりずらい。だから、袋に「ツナマヨネーズ味」って書いてあるのを見て、ツナマヨネーズ味なんだって信じ込んでから食べるから、なんとなくツナマヨネーズ味っぽく感じてるだけで、最初っからお皿に出されてて、何味なのか知らずに食べて、味だけで何味なのか当ててみろって言われたら、絶対に当てられないと思う。
この、「食べただけで何味か当てられるレベル」としては、もともと薄味のポリンキーのほうはレベル2、味の濃いドンタコスのほうはレベル4て感じだ。これは、今、考えたんだけど、10人の人に何味か教えないで食べさせて、そのうちの何人が当てられるかってことだ。ポリンキーのほうは、10人のうち、良くて2人くらいしか「ツナマヨネーズ味」ってことが分からないと思うし、ドンタコスのほうは、味が濃いぶん、たぶん3人か4人くらいは「コーンポタージュ味」ってことが分かると思う‥‥ってことだ。だから、ここでカン違いしないで欲しいのは、これは、あくまでも、「袋に書かれてるナントカ味を味覚だけで当てられるかどうか」ってことであって、このお菓子の「美味しさ」とは違うってことだ。ポリンキーにしてもドンタコスにしても、あたしは、もともと好きなお菓子だから、今回の味のも、それぞれ美味しくいただいた。だから、美味しさのレベルとしては、10点満点として、ポリンキーが7点、ドンタコスが8点てとこだ。
‥‥そんなワケで、今回、ポリンキーの「ツナマヨネーズ味」を食べて思い出したのは、じゃがりこの「ツナマヨポテト」だ。去年の今ころに、たしか、ファミマ限定か何かで一時的に売り出したヤツで、すごく人気があったから、今年の夏に、また期間限定で売り出した。あたしは、じゃがりこは好きなんだけど、値段が高いから、1日のオヤツ代を100円て決めてからは、メッタに買えなくなった。だから、この「ツナマヨポテト」も、去年の今ころに1回だけしか買ったことがないんだけど、その時の印象は、「マヨネーズっぽい味はするけど、どこがツナなんだか分かんない」って感じだった。
それで、今回のポリンキーの「ツナマヨネーズ味」も、口に入れて、目をつぶって、舌に神経を集中させると、たしかにマヨネーズっぽい風味と酸っぱさは感じるんだけど、「ツナ」の部分が分かんなかった。だから、あたしとしては、じゃがりこの「ツナマヨポテト」にしても、ポリンキーの「ツナマヨネーズ味」にしても、「ツナマヨネーズ味」じゃなくて、ただの「マヨネーズ味」って書いてあれば、大いに納得できるってワケだ。だけど、多くの人たちが、何も疑問を持たずに、「ツナマヨネーズ味」だって納得して食べてるんだとすれば、それは、パッケージに「ツナマヨネーズ味」って書いてあることによる先入観なんじゃないの?‥‥ってのが、あたしの立てた仮説ってワケだ。
つまり、あたしは、「カレー味」以外の「ナントカ味」は、ほとんどの場合が、この先入観による思い込みを利用して、消費者に催眠術をかけてるだけみたいな気がしてるってワケだ。だから、製造工場のミスで、「ツナマヨネーズ味」のパッケージに「サラダ味」のお菓子を詰めちゃって、それが出荷されてお店に並んだとしたら、それを買った人は、きっと、何の疑いも持たずに、「ツナマヨネーズ味」だって信じて、納得しながら、最後まで食べ切っちゃうと思う。
人間がモノの味を判断するのは、もちろん、「味覚」を感じる舌なんだけど、ワリと良く知られてると思うけど、目をつぶって何か分からない食べ物や飲み物を口に入れた場合に、それが「何なのか」を判断するのは、舌による「味覚」よりも、鼻による「嗅覚」なのだ。だから、鼻を洗濯バサミで挟んでから、目をつぶって食べ物や飲み物を口に入れると、いつも食べてるものなのに、それが何なのか、ほとんどの人が分からなくなっちゃう。それほど、人間の味覚なんてアテになんないものだから、パッケージに「ツナマヨネーズ味」って書いてあれば、その先入観によって、潜在意識が「ツナマヨネーズ味を感じよう」って思っちゃって、複雑な味の集合体の中から、「ツナマヨネーズ味」っぽい感じの部分だけを抽出して感じようとして、ちょっとでも酸っぱい感じがしたら、それを「マヨネーズの酸味」だって判断しちゃうんだと思う。
‥‥そんなワケで、この人間の本能を逆利用したのが、ファンタの「謎のフルーツ」だ。この前、コンビニの飲み物の棚で発見したんだけど、ファンタって、普通は「オレンジ」だの「グレープ」だのって書いてあるのに、どこにも何味なのか書いてなくて、「何味か当ててみろ」っていうファンタがあったのだ。あたしは、炭酸のジュースは苦手だから、見るだけで買わなかったけど、ペットボトルに書いてあることを読んでみたら、「2種類のフルーの味を混ぜてあるから、そのフルーツが何と何なのか、飲んで自分の舌で当ててみろ!」って感じのことが書いてあった。いい年こいた大人は、こんなもん買わないと思うけど、小学生や中学生のファンタ世代なら、面白がって買うかもしんない。そして、このファンタがヒットしたら、今度は、「何味なのか当ててみろ!」っていうポリンキーやドンタコスが売り出されるかもしんないし、他の飲み物やお菓子も続くかもしんないし、この「ヒラキナオリ」とも取れる姿勢が世の中のブームになれば、なりふりかまってらんない自民党からは、何の所信表明もせずに、「オレが何を考えてんだか当ててみろ!」なんていう党首が出て来ちゃうかもしんないと思う今日この頃なのだ(笑)
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