炊飯ジャー!ラスタファーライ!
去年から今年にかけて、あたしは、ケガや病気が多発してるけど、それだけじゃなくて、洗濯機、冷蔵庫と、家電も順番に寿命が来てて、買い替えを余儀なくされちゃってる。洗濯機の時は、リサイクルショップで安く手に入れることができたけど、今年の6月に冷蔵庫の初号機が完全に沈黙しちゃった時には、リサイクルショップを回っても、ネルフに掛け合っても、ちょうどいいサイズの中古品が見つからなくて、仕方なく新品を買うことになった。
まあ、結果的には、10万円近い冷蔵庫を5万円以下にしてもらったし、そのお金は、前日にパチンコの「エヴァンゲリオン~奇跡の価値は~」で勝ったぶんのお金でピッタリと収まったから、何とかなったし、何よりも良かったのは、新品になったことで、消費電力が大幅に抑えられたことと、ノンフロンになったってことだった。で、15年くらい使ってた洗濯機と冷蔵庫が順番に沈黙したあと、しばらくはナニゴトもなく平和な生活が続いてたんだけど、それは、突然、やって来た。洗濯機と冷蔵庫に続いて、次に活動限界を迎えたのは、やっぱり15年くらい使ってた炊飯ジャーだったのだ。
ここんとこ、ご飯の炊け方がおかしくて、いつもとおんなじにセットしてるのに、ベチョベチョになったり、お米に芯が残ったりって、明らかにおかしかった。それで、「美味しいご飯をモリモリ食べて元気になろう!」って思ってたあたしとしては、ここはひとつ、キヨミズの舞台からバンジージャンプしたつもりになって、新しい炊飯ジャーに買い換える決心をした。何でかって言うと、去年の12月9日の日記、「ご飯を炊くのも格差社会」を書く時に、最近の炊飯ジャーの値段を調べたら、高いものは5万円だの8万円だのって法外なものもあったけど、一般の庶民向きのものは、5000円から1万円くらいのものもたくさん出てるってことを知ってた今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?
‥‥そんなワケで、あたしは、だんだん体調も良くなって来たので、生活費を確保するために、昨日、軽く打ちに行って来た。だけど、原チャリで10分の隣り駅のパチンコ屋さんに行ったら、とんでもないことに、「機動新撰組 萌えよ剣」がぜんぶなくなってて、店員さんに聞いたら、「移動」じゃなくて「撤去」だって言うから、あたしは、その場にペタンと座り込みたくなるほどガッカリした。だって、行きの運転中、ずっと、「あっかい夕日が~ヒマワリ染める~男にゃなれぬが鬼にはな~れ~る~♪」って、OVA版の主題歌を歌い続けて、気持ちを昂ぶらせながらパチンコ屋さんに向かったってのに、カンジンの台が撤去されてたなんて、撤去するくらいなら、あたしに1台くれ!
で、今日はパチンコのことを書くつもりはないから、結果だけを書くけど、代わりに導入されてた「そば屋の源さん」を初めて打ってみたら、3000円で初当たりを引いて、時短が70回しかないことにビックル一気飲みしつつも、時短中の確率はグンと上がるみたいで、サクサクと引き戻して、そんなことが3回ほど続いたら、今度はノーマルの大当たりラウンドの最後に、金色の龍が現れて、確変に昇格して、そこから、また、サクサクと続いた。5連チャン目からは、大ゲサなことに、大当たりラウンド中の画面の右上に「爆発中」って文字が出て、登場するのも、源さんからセイロちゃんに変わったんだけど、とにかく、サンヨーの台は、大当たりラウンド中のムダ玉が少ないから、話が早くて嬉しい。
それで、9連チャンしたとこで引き戻さなかったので、突っ込まないでサクッとやめにして、1万4000発で4万円ちょいになったので、あたしは、炊飯ジャーを見に行く気分になったってワケだ。源さん、セイロちゃん、弾、犬丸、赤い野良猫、みんなありがとう!‥‥ってことで、原チャリに乗って、いつものコジマ電器に行ってみたら、高いのもいろいろとあったけど、1万円以下の炊飯ジャーが並んでるコーナーを見てみたら、下は4000円台から上は8000円台まで、形も機能もいろんなのが並んでた。それで、あたしは、いつもなら「とにかく一番安いもの」を選ぶんだけど、今回は、何年も使うものだし、少しくらい高くても長持ちしそうなのを選ぶことにした。
そして、最終的にあたしは、8000円台の2つに絞ったんだけど、外見的には、1つはカッコイイ未来的なデザインで、1つはオーソドックスなデザインだった。だけど、このオーソドックスなデザインのほうが、中のお釜がブ厚くて、すごくシッカリ出来てるし、パンやケーキを焼いたり、お豆腐まで作れる機能もついてるし、なんか、ずっと付き合って行けそうな気がしたから、こっちに決めることにした。東芝の「RC-10MM」っていうヤツで、この「10」って数字は「1リットル」って意味で、ようするに、5.5合炊きってことだ。ちなみに、これの大きいのは、「RC-18MM」っていう1升炊きのもある。
‥‥そんなワケで、あたしは、日記の読者からも、俳句仲間からも、新米を送っていただいてて、お米だけはタップリとあるから、最新式の炊飯ジャーも買ったことだし、ここは、海原雄山も黙っちゃうような、サイコーに美味しい「至福のご飯」を食べようと思った。それで、一度、お家に戻って、新しい炊飯ジャーを出して、説明書を読んで、3合のお米をセットしてから、スーパーへ向かった。やっぱり、新しい炊飯ジャーでの「初炊き」なんだから、何よりも「炊き立てのご飯の美味しさ」を楽しめるようなオカズを選ばなくちゃなんないワケで、あたしにとって、それは、「タラコ」以外のナニモノでもない。
それで、あたしは、「そう言えば、もうどれくらい、タラコを食べてないんだろう?」‥‥なんて思いつつ、スーパーに向かったワケだけど、タラコを買うつもりでスーパーに行っても、安いタラコは、ドギツイ色に着色された「見るからにまずそうなタラコ」しかなくて、美味しそうな無着色の薄塩のものは、1腹で500円も600円もしたら、やっぱり、買う気が失せちゃう。だから、今回も、一応は「タラコ狙い」でスーパーに向かったけど、美味しそうなタラコが500円も600円もしたら、出した手が引っ込んじゃうかもしんない。ここが、あたしの金銭感覚のおかしなとこで、パチンコを打ってる時には、500円て「お金の最低単位」になっちゃうのに、オカズを買う時になると「最高単位」になっちゃう。
だけど、今日は、あたしにラッキーの風が吹いてた。スーパーに行ったら、赤く着色してあるヤツだったけど、なかなか立派で美味しそうなタラコが、1腹で298円だったのだ。ちなみに、おんなじくらいの大きさで無着色のものは、498円だった。だから、ここでまた、あたしの悩みが始まった。100円くらいの差なら、せっかくだから無着色のほうを買うんだけど、200円もの差があるってことは、そのぶんで、これまた炊き立てのご飯にはサイコーのパートナー、ふじっ子の昆布の佃煮シリーズの中の「しそ昆布」が買えちゃう。
それで、あたしは、しばらく悩んでたんだけど、いつの間にかあたしの周りを取り囲んでた小さいきっこたちが、口々に、「色なんて何でもいいじゃん!」「味はおんなじだよ!」って言うもんだから、あたしは、298円のほうのタラコに決めた。だけど、ここからがまたまた長くて、すべての298円のタラコを順番に見比べて、一番大きくて一番美味しそうなのを選んだのだ。それで、ナンダカンダで10分以上かかって、ようやく1パックのタラコをカゴに入れたあたしは、チクワとか佃煮とかのコーナーに行って、198円のふじっ子の「しそ昆布」もカゴに入れた。
ふじっ子の「しそ昆布」は、安い時は138円とか148円とかになってて、この198円てのは一番高い時の値段に近いけど、今日は特別な日だし、500円の予算内だからOKってことにした。それでも、ここでもセコさが炸裂したあたしは、手前に出てる「しそ昆布」と、奥のほうから取り出した「しそ昆布」の賞味期限を見比べて、奥から出したほうが1週間長かったから、そっちをカゴに入れた。セコいのは分かってるんだけど、1人暮らしだから、少しでも賞味期限の長いものを買わないと、食べ切る前に賞味期限が過ぎちゃうこともあるのだ。
‥‥そんなワケで、あたしは、お家に帰り、炊飯ジャーを見たら、あと7分で炊き上がるっていうデジタル表示が出てたから、お麩とワカメのお味噌汁を作ったり、小皿にキュウリのキューちゃんや柴漬けを出したり、フリカケの「味道楽」を出したり、焼き海苔を切ったり、夏に多摩川の河原で採って来て冷凍しといた大葉を出したりして、あたしにとっての「至福のご飯」の用意をした。そうこうしてるうちに、炊飯ジャーがピーピー鳴って炊き上がりを知らせてくれたので、3分ほど待ってから、フタを開けた。そしたら、何とも言えないサイコーのご飯が光り輝いてて、たまらない香りと湯気が広がった。それで、あたしは、炊飯ジャーに付属してた「ご飯のくっつかないシャモジ」を使って、ご飯を切るようにかき混ぜてから、もう一度、フタをして、5分ほど蒸した。これで、さらに美味しくなるハズだ。
5分ほど待ってから、さあ、いよいよ「至福のご飯」だ!ってワケで、あたしは、ワクワクしながら炊き立てのご飯をお茶碗によそった。初炊きのご飯は、ひと粒ひと粒がピカピカに輝いてて、ゴマ塩を振っただけでもサイコーに美味しそうだった。それで、まずは、お茶碗のご飯の真ん中に、ほぐした薄塩のタラコを親指のさきっちょくらい乗せて、そこにお醤油を2~3滴たらして、それをご飯と一緒に焼き海苔でくるんで、パクッと口に入れた。
美味し~~~い♪
もう、何とも言えない美味しさだ。ずっと食べたかったタラコだから美味しいってこともあるけど、それよりも、新しい炊飯ジャーの威力によって、昨日までとおんなじお米なのに、何倍も美味しく炊けてる。これなら、オカズなんかフリカケだけでも、毎日、美味しいご飯が食べられる。
次に、あたしは、おんなじようにタラコを乗せてから、今度は大葉でくるんで食べてみた。そしたら、これまた、「この世にこんなに美味しいものがあったのか」っていうほど美味しくて、結局、いろいろと用意したのに、最初の1杯は、タラコだけで食べちゃった。それで、もう1本のタラコは次の日に残しとくことにして、2杯目のご飯は、キュウリのキューちゃんや柴漬けや味道楽で食べたんだけど、これもサイコーに美味しかった。そして、あまりにも美味しかったから、2杯じゃ足りなくて、3杯目も、お茶碗に半分ほどお代わりしたら、あたしは、苦しくて動けなくなった。
ハッキリ言って、苦しくて動けなくなるまで何かを食べたのなんて、もう何年も記憶にない。あたしの場合、お腹が空いた時には、少しでも何かを食べて、とりあえず空腹感だけがおさまれば、それでいいやって感じだから、晩ご飯がおせんべ1枚って時もある。そんな感じだから、「食べ過ぎて苦しい」とか、「これ以上は苦しくて食べられない」とかって経験がほとんどない。「食べ過ぎて苦しい」ってのは、どこかのお店とかで出された1人前の量が多かった時に、あたしは食べ物を残すのがキライだから、途中でお腹がいっぱいになっても、ムリして食べちゃうことがある。それで、苦しくなったりしたってパターンくらいだ。だから、今回みたいに、自分の家で食べてる時には、食べたい量だけ食べればいいワケで、苦しくて動けなくなるまで食べるなんてことはなかった。それなのに、自分の許容量を超えてまでお代わりしちゃったってことは、それほど、炊き立てのご飯が美味しかったってことなのだ。
‥‥そんなワケで、あたしは、ちょっと散財しちゃったけど、それほどゼイタクなお金の使い方をしたワケじゃなくて、いい買い物をしたって自分じゃ思ってる。それに、小松政男並みの長い目で見れば、美味しいご飯が炊けるようになったことで、これからは、オカズなんか買わなくても、ゴマ塩やフリカケだけで生活して行けるから、ニンドスハッカッカってワケだ。それに、イザとなれば、ホントに困った時のために、いただきものの梅干しを大切に保管してあるから、「ご飯と梅干し」っていう最強の組み合わせで、少なくとも、年明けまではやって行けそうな気がする今日この頃なのだ。
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