「国際貢献」という大ウソ
あたしは、9月17日の日記、「お年寄りは国の宝」の中で、テーマからは外れちゃうから、ちょこっと触れるだけに留めたけど、こんなことを書いた。
「インド洋での自衛隊の給油活動だって、コイズミが作ったアメリカへのテイのいい上納金システムだ。あの給油で使われてる膨大な燃料は、実は、アメリカから買って、アメリカの船に給油してるんだけど、その単価は、ニポン国内の通常単価の3倍にも上る。だから、ニポンで用意した燃料を給油すれば、予算は3分の1になる。それなのに、この国の政府は、ワザワザ3倍もの値段の燃料をアメリカから買い、それをアメリカの船に給油し続けてる。だから、あたしたち納税者から見たらバカ丸出しなのに、アメリカに頭の上がらない自民党の売国奴どもは、平然と「国際貢献」なんて言葉で国民を騙して、こんなにバカバカしい上納金システムを正当化しようとしてる。」
‥‥で、このアメリカへの上納金システムを守るために、粘土のカタマリみたいな顔をした防衛大臣の石破ちゃんが、ネバネバした例のしゃべり方で、思いっきりムリのある大ウソをつき続けてるワケだけど、知能が低くてマトモなニポン語も話せない自民党議員どもの中じゃ、考え方が偏り過ぎてんのはジンジャエールとして、一応はスジミチを立ててモノゴトを言うことができる数少ない議員の1人である石破ちゃんだから、分かっててウソをつくのが辛そうに見える。石破ちゃんの場合は、ウソをつき慣れてないから、お魚の「アオブダイ」にソックリな離れた目が、オドオドと泳ぎまくっちゃってるしね(笑)
まあ、どうでもいい小者叩きばっかして、必死になって国民にアピールしてるマスゾエみたいな役立たずと比べたら、まだ石破ちゃんのほうが多少は仕事してんだとは思うけど、誰もいない議員室で、棚の中にズラーッと並べてある大好きな戦闘機を両手に持って、「ヒューン!ヒューン!ダダダダダダーッ!」ってやって遊んでるとこを想像すると、「おいおいおいおい‥‥」って気持ちがして来ちゃう今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?
‥‥そんなワケで、年金問題からテロ特措法から何から何まで、この期に及んで、まだ数々の情報をインペイし続けてる自民党だけど、何でかって言えば、そりゃあ、自分たちのやってる悪事の数々が国民に知れたら、いよいよ「自・エンド」になっちゃうからだ。特に、あたしたちから巻き上げた税金を「国際貢献」なんていう大ウソの大義名分を使って、湯水のごとくアメリカに上納し続けて来たインド洋での給油活動に関しては、どんなことがあっても、ホントのことを国民に知らせるワケには行かないだろう。
だけど、あたしたちの税金を200億円も使った「国際貢献」てのは、結局は何の罪もないイラクの人たちを無差別に殺すために使われてたワケで、それだけでもシャレになんないのに、この200億円のうちの6割以上がアメリカへの上納金になってたなんて、ふざけんのもタイガー・ジェット・シンて感じだ。だいたいからして、防衛省は、この200億円ぶんの燃料に関して、「どこから仕入れてるのか」ってことを始めとして、正確な量や仕入れの時期などに関しても、すべての情報を絶対に公表しようとはしないけど、これほどおかしいことはない。あたしたちの税金を使ってんだし、誰にも後ろめたくない「国際貢献」をしてるんなら、包み隠さずにすべての情報を公開すりゃあいいのに‥‥。それなのに、なんで防衛省が必死になって情報をインペイし続けてんのかって言うと、もちろん、いつもの自民党のパターンてワケで、国民に知られたくないことがマウンテンだからだ。
実は、この200億円ぶんの燃料ってのは、バーレーンの国営精製所から仕入れてたんだけど、これには、自民党とベッタリ癒着してるニポンの大手商社が2社、間に入ってて、「売り手側の言い値で燃料を買う」っていう随意契約をしてる。それで、ニポン国内で調達する場合の、2倍から3倍の値段を提示されてんだけど、その値段でホイホイと買い続けて来た。たとえば、ニポンで用意すれば、1リットル100円で用意できる燃料だとしたら、それをワザワザ別の国の精製所から、1リットル200円とか300円で仕入れて、タダでアメリカ軍の戦艦とかに給油してあげてたってワケなのだ。それも、バーレーンは産油国なんだから、ホントだったら、ニポンで用意するよりも遥かに安くなるのが普通ってワケで、ここに、コイズミとブッシュが結んだ上納金システムのカギがあるってワケだ。
そして、何よりもビックル一気飲みなのは、このバーレーンの国営精製所からニポンが法外な値段で買い続けてたアメリカ用の船舶燃料ってのは、バーレーンにあるアメリカの「シェブロン社」の精油プラントのものなのだ。パパ・ブッシュが始めた湾岸戦争は、中東の原油をアメリカが独り占めするための戦争だったけど、それは、中東各国にあるアメリカ企業の精油企業の利権を守るための戦争だった。1940年代に、バーレーンに精油プラントや貯蔵タンクを増設し続けて来たアメリカは、バーレーン海峡を経てサウジアラビアまでの地下パイプラインを建設したりと、60年以上も前から、バーレーンの石油を独り占めして来た。
つまり、バーレーンの国営精製所から燃料を買うってことは、アメリカの「シェブロン社」から買ってるのとおんなじことで、それが、ニポン国内で買うよりも遥かに高い金額なんだから、サルだってこのカラクリは分かるだろう。そして、何よりもワンダホーなのが、この「シェブロン社」ってのは、自衛隊のインド洋での給油活動を必死に継続させようと根回ししまくってるライスおばちゃんが、かつて役員を勤めてた企業なのだ。だから、ここまで分かりやすい話はないだろう。とにかく、買えば買うほどアメリカが儲かるってシステムなんだし、そのミカエリとして、ニポンの売国奴商社や、その商社と癒着してる自民党議員どもが右派右派‥‥じゃなくて、ウハウハになるってスンポーなのだ。
その上、さらに呆れ返るのは、ニポンの防衛省は、この燃料のことを「一般的な船舶用の燃料」って言ってたけど、これが大ウソだったのだ。ニポンがバーレーンで買い続けてた来た燃料は、「一般的な船舶用の燃料」なんかじゃなくて、「F76」って呼ばれてる特殊な燃料だったのだ。そして、この「F76」って燃料がどんなものなのかって言うと、これは、アメリカ軍の戦艦や空母用に、特別に精製されてる「戦争用燃料」だったのだ。だから、ニポンの防衛省は、この点でも大ウソをついてたってことになる。
‥‥そんなワケで、簡単にマトメてみると、ニポンの政府は、自民党とベッタリ癒着した大手商社2社を使って、ライスおばちゃんと癒着してるアメリカの「シェブロン社」から、ニポンで用意するよりも遥かに高い金額で、戦争用の特別燃料を買い続けてたってことになる。ちなみに、この売国商社2社ってのは、バーレーンに進出してるニポンの大手商社って3社しかないから、調べればすぐに分かるだろう‥‥なんてヒントも出してみつつ、これほど完璧な上納金システムなんだから、アメリカが手放したくないのも当然だろうし、大手商社と癒着してフトコロを肥やしてる自民党の売国奴議員どもが、必死になって延長しようとしてんのも宇奈月温泉てワケだ。何しろ、この「国際貢献」が続く限り、あたしたちから巻き上げた血税をアメリカに上納して、そのミカエリとして、自分たちもタップリと潤っちゃうんだからね。
だから、アメリカ政府の戦争バカ議員どもが、手を変え品を変え「給油を継続して欲しい」なんて訴えてるけど、自分の国の企業から、通常の2倍、3倍もの値段で膨大な燃料を買ってくれる上に、それをタダでプレゼントしてくれるニポンに対して、そんなこと言うのはアタリマエダーってことなのだ。でも、この「アタリマエダー」ってのは、思いつきで書いてみたけど、イマイチだってことに気づいたから、もう二度と使うことはアリエナイザーだと思う(笑)
それにしても、未だに「沖縄での集団自決に軍の関与はなかった」とかノタマッてる「新しい教科書をつくる会」のクルクルパーどもとか、未だに「自衛隊の給油した燃料はイラク戦には使われてない」とかノタマッてる自民党の大バカどもとか、頭蓋骨をパカッと開けて、オツムの中身を見てみたいもんだよね。きっと、自分にとって都合の悪いことは絶対に受け付けない特殊な脳みそが入ってんだと思うけど、どっちにしても、クルミくらいの大きさしかないんだろうね。じゃなかったら、言ってることに、あまりにもムリがあり過ぎるからね。
だけど、ニポンがどこかの国と戦争でもしてんなら、政府がいろんなことを「国家機密」としてインペイしたっていいけど、年金問題だの国際貢献だのまでインペイに次ぐインペイって、この国の政府って、いったいどうなってんだろう? まあ、長い長い一党独裁が続いてたんだから、いろんな大企業や官僚との癒着の構図が出来上がっちゃって、政府の仕事ってのは、「国民を騙して巻き上げた税金を自分たちだけで山分けする」ってことになっちゃったのも、仕方ないっちゃ仕方ないんだろうけど、ここまでアカラサマにやられちゃうと、「あんまり国民をナメんなよ!」って気持ちになって来る。
そう言えば、1972年の沖縄返還後に、当時の佐藤栄作首相とニクソン大統領の間で取り交わされた「密約」の公文書が発見されたそうだけど、そこには、「有事の際にはアメリカがニポンに核兵器を持ちこんでもいい」っていうことがハッキリと書かれてたそうだ。コレって、京都産業大学の故・若泉敬教授が、1994年に出版した著書、「他策ナカリシヲ信ゼムト欲ス」(文芸春秋社)の中で指摘してたことなのに、これまたニポン政府は、「そんな事実はない」って、ずっと否定し続けてたんだよね。ようするに、自民党の売国奴どもは、知ってたクセにウソをつき続けてたってことで、アメリカ軍が、40万発もの劣化ウラン弾を沖縄の普天間基地に持ち込んでたことがバレた時に、当時の官房長官だったアベシンゾーが、涼しい顔をしてスットボケてたのも、35年前に、こんな密約が取り交わされてたことを知ってたからこそのオチョボリだったってワケだ。
‥‥そんなワケで、自分たちにとって都合の悪いことは、何から何までインペイし続けてる自民党の売国奴どもの頭の中には、次の選挙で自分が生き残ることと、私利私欲を満たすことしか入ってない。そして、あたしたち国民なんてのは、「どんどん働かせて税金を巻き上げるためのアリンコ」ってふうにしか思ってないんだろう。そうじゃなかったら、障害者を切り捨てて、お年寄りを切り捨てて、重病で働くことのできない人の生活保護を打ち切って、消費税を何倍にも引き上げてまで、アメリカなんかに何百億円も上納しないだろう‥‥なんて思う今日この頃なのだ。
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