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2007.11.30

ムラサキの下着

いつもお金がないあたしだけど、ほとんどお仕事ができなくて、パチンコでの収入が全収入の9割を占めてた最近は、パチンコに行かないと収入がゼロなワケで、ずっとパチンコに行けなくて、ずっと収入もゼロだったから、いつも以上にお金がない。だけど、アリガタイザーなことに、お米だけはまだまだあるし、何とかギリギリで生活して来た。でも、月末を迎えて、家賃も電気代もガス代も1ヶ月遅れになってるから、そろそろヤバイと思って、ザッと計算してみたら、月末までに6万円ほど作らなくちゃなんないってことが判明した。

それで、こないだからの「AからEまでのやらなきゃなんないこと」のうちの1つが、「月末までに6万円作る」ってことだったんだけど、昨日、朝イチからパチンコを打ちに行って、座って10分で確変を引いて、それから怒涛の17連チャンをして、お昼過ぎには2万4000発以上、等価のお店だったから10万円近くになって、わずか3時間で目標を達成することができた。で、このことは、また別の日にでも書くつもりだけど、今日はパチンコの話題を書く気分じゃないので、そのパチンコのあとのことを書こうと思う。

結局、必要だったぶんよりも3万5000円くらい多めに稼ぐことができたあたしは、とりあえず、支払いをぜんぶ済ませてから、3万円は銀行に預けて、5000円だけ自由に使うことにした。「自由に使う」って言っても、もちろん、不必要なものやゼイタクなものを買うってことじゃなくて、お財布に入れといて、何かあった時に‥‥って思ったのもトコノマ、実は、もうずいぶん長いこと下着を買ってなかったってことを思い出したあたしは、そのまま、下着を買いに自由が丘に向かっちゃった。自由が丘のランジェリーショップなら、ブラはアンダーが60cmから揃ってるし、5000円もあればステキな上下が買えるからなんだけど、ヌーブラをつける時の冷たさに冬の訪れを感じる今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしは、久しぶりに「通販じゃない下着」を買うことにしたワケで、1年半ぶりくらいに、そのランジェリーショップに行ってみたんだけど、相変わらずの品揃えと安さで、高島屋のランジェリーショップに並んでるのとおんなじものが、平均して4割くらいは安くなってたし、中には7割くらい安くなってるものもあった。それで、ワクワクしながらいろいろと見てたんだけど、黒のレースの上下のセットと、ブルーのサテンの上下のセットが、あたしのツボにストライクだった。黒は好きだからいくつか持ってるし、ブルーのツルツルピカピカのサテンも好きだから1組は持ってるんだけど、下着って、どうしても似たような色が増えてっちゃうんだよね。

だけど、ブルーのほうは、アンダーが65cmからしかなかった。通販で安売りの下着を買うんなら、別に65cmでもガマンするんだけど、わざわざショップにまで来て買う時は、ピッタリのサイズじゃないと納得できない。それで、あたしは、黒のレースのほうにしようと思ったんだけど、サイズを言って試着させてもらおうとしたら、「他のお色もありますよ」って言って、ムラサキとコゲ茶を持って来てくれた。ホントは、パープルとブラウンて言ったほうが良さそうなんだけど、見るからに「ムラサキ」だったし、見るからに「コゲ茶」だったから、こっちのほうが伝わると思った。

それで、カップは、黒とムラサキにはシルバー、コゲ茶にはゴールドの糸で、バラの花の柄のレースが重なってたんだけど、それが、アシンメトリーで、左のカップは全体的にバラの模様なのに、右のカップは下半分だけで、左から右へと流れるようなデザインになってた。そして、サイドにはバラの蔓が伸びてくデザインになってて、それがすごくステキだった。ショーツはタンガで、これも全面がバラの模様なんじゃなくて、ナナメにバラが伸びてるデザインで、すごく可愛かった。それほどのハイレグでもないから、あたしの悩みの「歩いてるうちにショーツがズリ上がって来る」っていう必殺ワザも炸裂しなさそうだったし、すごく気に入った。

お値段も、定価が12800円のものが5120円になってたから、予算をリトルオーバーしちゃうけど、半額以下だからお買い得だと思った。試着した感じも、ピッタリでラクチンで良かったので、あたしは、これを買うことに決めたんだけど、ここで、いつもなら間違いなく黒を選ぶところが、ナゼだか、ケバケバしい感じのムラサキがヤタラと気になっちゃって、どっちにしようか迷い始めちゃった。それで、最初は自分でも何でなのか分かんなかったんだけど、しばらくしてハッと気づいたのが、神崎すみれちゃんだった。

最近のあたしは、「サクラ大戦」の神崎すみれちゃんにメロメロなんだけど、神崎すみれちゃんと言えば、ムラサキがテーマカラーで、いつものお着物もムラサキだし、水着もムラサキだし、乗ってるナントカ甲冑もムラサキなのだ。それで、あたしは、ケバケバしいムラサキをまとってる神崎すみれちゃんと、このケバケバしいムラサキの下着のイメージが重なっちゃって、どうにもこうにも気になり出しちゃったってワケなのだ。

‥‥そんなワケで、あたしは、しばらく悩んだんだけど、結局、すみれちゃんの魅力には勝てずに、ムラサキを買うことに決めちゃった。で、今、そのムラサキの下着が手元にあるワケだけど、袋から出してその下着を眺めてたあたしは、本日2度目のハッと気づいたのが、「ムラサキの下着って、もしかすると、あたしのアンラッキーアイテムなのかも?」ってことだった。よほど熱心に「きっこの日記」を読んでる人じゃないと覚えてないと思うんだけど、あたしは、今年の4月の終わりに、都内某所の歩道橋の階段をドハデに落下した時につけてたのが、ムラサキの下着だったのだ。いつも言ってるように、風水なんていう非科学的でバカバカしいものなんてミジンも信じてないあたしだけど、自分が実際に体験したことに関しては、「もしかしたら何かの因果関係があるのかも?」なんて気にしちゃうタイプなのだ。だから、この下着をつけるのは、なかなか度胸がいると思う今日この頃なのだ。


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緊急アンケートです!

今日(11月30日)の亀田大毅の謝罪会見を見たのですが、あたしには、まったく謝罪しているようには見えませんでした。

終始、人を小馬鹿にしたような態度と表情で、反省の色もゼロ、謝罪する気持ちもゼロにしか見えませんでした。

皆さんは、どう思いましたか?

1.まったく謝罪になってない。
2.立派に謝罪した。
3.どちらとも言えない。


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2007.11.29

本格的コーヒーの夕べ

あたしは、コーヒーを良く飲むんだけど、当然、インスタントコーヒーだし、いつも、詰め替え用のブレンディーが500円以下になってる時に買って来るようにしてるから、正確には分かんないけど、1杯あたり20~30円だと思う。それで、基本的にはブラックで飲んでるんだけど、疲れてる時には少しだけお砂糖を入れたり、ミルクを入れたりしてる。ミルクは、スジャータみたいなのが安くなってる時に買ってたんだけど、しばらく前に、サンプラザ中野さんが、「スジャータみたいなコーヒー用のミルクって、実はミルクじゃなくて、植物性の油と添加物だけでできてる」ってことを教えてくれた。

それで、あたしは、「ゲゲッ!」って思って、冷蔵庫にあったコーヒー用のミルクの袋を見てみたら、ホントにそうだった。それで、少し調べてみることにして、図書館に行って、「食品の裏側/みんな大好きな食品添加物」っていう本を借りて来た。安部司さんて人が書いてて、東洋経済新報社から出てる本だ。そしたら、その中に、「コーヒーフレッシュ」の作り方が書いてあって、サンプラザ中野さんの言ってた通りだった。

まず、植物油に水を混ぜるんだけど、そのままじゃ油と水は混ざんないから、ここで「乳化剤」って添加物を入れる。そうすると、油と水が混ざって、少しミルクっぽい感じになる。だけど、まだ、ミルクのとろみがないから、今度は「増粘多糖類」って添加物を入れて、とろみをつける。それから、「カラメル色素」を添加して、クリームっぽい色に仕上げてから、クリームの香りの「香料」を添加して、室温でも長持ちするように「pH調整剤」も添加して、出来上がりだそうだ。つまり、コーヒーフレッシュって、サンプラザ中野さんの言ってた通り、「植物性の油と添加物だけでできてる」ってワケだった今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしは、スジャータみたいな液体のコーヒー用のミルクの他に、パウダータイプのコーヒー用のミルクも買ってたんだけど、それもおんなじで、ホントのミルクなんか使ってなくて、油と添加物だけで作られてた。それで、「ダメだ、こりゃ!」って思ったあたしは、ちゃんとしたコーヒー用のミルクはないもんなのかって探してみたら、「クリープはちゃんと牛乳から作られてる」ってことが分かった。クリープって、スーパーで見かけても、他のパウダータイプのミルクの2倍近い値段だから、まったく買ったことがなかったんだけど、あたしは、「だから値段が高かったのか」なんて思いつつ、機会があったら、一度は買ってみようって思ってた。

そしたら、1週間くらい前に、クリープが安売りになってたのだ。それでも、350円もしたから、200円ちょっとで買える他のパウダータイプのミルクよりは遥かに高かったけど、200円ちょっとで添加物まみれのバッタモンを買うか、350円でちゃんと牛乳で作られてる本物を買うかって考えれば、クリープを買ったほうがいいような気がした。それ以前に、あたしは、もう添加物まみれのミルクは買わないって決めてたから、「どっちにするか」って選択肢じゃなくて、「クリープを買うか買わないか」って選択肢だった。

それで、あたしが、クリープを買ってみる決断をしたのは、安くなってただけじゃなくて、オマケもついてたからなのだ。クリープのフタんとこに、使いきりタイプのドリップ式のコーヒーの2個入りのがついてたのだ。ブルーの袋に入ったキーコーヒーだったんだけど、「キーコーヒー」って、「きっこがヒーヒー」みたいだし、タマにはインスタントじゃないコーヒーを飲んでみたかったし、「ちゃんとしたコーヒーが2杯も飲めるってことは、この350円は安い!」って思えちゃったのだ。

‥‥そんなワケで、お家に帰って来て、さっそくコーヒーをいれてみることにしたんだけど、そのオマケのコーヒーをいれてみたら、ものすごく香りが良くて、クリープなんか入れたらもったいないって感じだったから、あたしは、ブラックで飲むことにした。そしたら、これが、インスタントとは比べ物になんないほど香りも味も良くて、500円くらい払ってコーヒー専門店で飲んでるみたいに美味しかった。結局、あんまり美味しかったもんだから、もう1つも、その日のうちに飲んじゃって、ずっとインスタント派だったあたしは、ちょっと、本格的なコーヒーに目覚めちゃった。

それで、次にスーパーに行った時に、本格的なコーヒーの棚も見てみたら、400gの袋が300円台だったから、これならインスタントとそんなに変わらないかな?って思って、試しに買ってみることにした。他のは、もっともっと高いのもあったんだけど、このシリーズは、このスーパーでは一番安いみたいで、「スペシャルブレンド」と「モカ」と「キリマンジャロ」があったから、良く分かんないあたしは、無難な「スペシャルブレンド」にしてみた。

で、生まれて初めて本格的なコーヒーを買って、すごくウキウキしてたあたしは、そのスーパーを出てから「これだけじゃ飲めないじゃん!」ってことに気づいたワケで、キュウスに入れて注ぐワケにも行かないだろうし、あの、コーヒーカップの上に乗せる逆三角のアレと、その中に入れる紙のアレを買わないとダメだってことに気づいたワケだ。それで、しばらく考えてから、「100円ショップに行けばあるかも?」って思って、その足で行ってみたら、これが、あまりにもワンダホーに揃ってて、あたしは、あと200円の出費だけで、本格的なコーヒーが飲めることになったのだ。

これが、5日くらい前のことなんだけど、あたしは、逆三角のアレの中に計量スプーンもついてたから、最初は、それでちゃんと計って、ドキドキしながら1杯目のコーヒーをいれてみた。そしたら、やっぱりインスタントよりも香りが良くて、ブラックで飲んだら美味しかった。だけど、ここで気づいたのが、1杯いれるたびにフィルターの紙を使うのが、あまりにももったいないってことだった。あたしが買ったのは200枚入りのだったから、1枚あたりは0.5円てことで、2枚で1円なら金額的にはたいしたことないんだけど、それでも、1杯のコーヒーをいれただけで、まだ何かに使えそうな感じの紙をポイッと捨てちゃうのは、どうしても後ろ髪をひかれちゃう。

そこで、あたしが考えたのが、「2杯ぶんをマトメていれる作戦」だった。普通は、計量スプーンに1杯ぶんのコーヒーを入れて、マグカップに1杯のコーヒーをいれるワケだけど、これを2杯ぶんのコーヒーをいれて、マグカップを2つ並べて、2杯ぶんをマトメていれる作戦だ。こうすれば、1枚のフィルターで2杯いれられるから、2倍利用したことになるし、1杯はその時に飲んで、もう1杯はとっておいて、あとからチンして飲んでもいいし、氷を入れてアイスコーヒーにすることもできる。

‥‥そんなワケで、あたしは、5日くらい前から、このパターンでコーヒーを飲むようになったんだけど、最近で一番忙しい時だったもんだがら、とにかく徹夜続きで眠たくて、ヤタラと濃いめのコーヒーを飲みまくっちゃって、400gの袋がほとんどなくなって来ちゃった。それで、カンジンのコーヒーがなくなって来たってのに、ハッと気づいたら、ずっとブラックで飲んでたから、1週間前に買ったクリープ、まだ1回も使ってなかった。だから、このままのパターンで行くと、コーヒーがないのにクリープだけがあるって状態になって、最終的には、お湯にクリープを溶かしたのを飲むことになりそうなんだけど、コーヒーの飲みすぎが続いてたし、添加物まみれのバッタモンのミルクを入れたコーヒーを飲むよりは、ずっとマシなような気もする今日この頃なのだ。


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2007.11.28

スイーツ男に鳥肌全開

いつから言うようになったのかはハッキリと分かんないけど、ここ1年くらいでずいぶん一般的になって来た言葉で、「スイーツ」ってのがある。ケーキだの何だのの甘いもののことを総称してる言葉だけど、あたしは、この言葉が大っ嫌いだ。耳にするたび、目にするたびに、何とも言えない悪寒が背中を走る。だから、自分ではできるだけ使わないようにしてるんだけど、何がムカツクって、男が「スイーツ」って言ってるとこを見ることだ。若い女の子が「スイーツ」って言ってんのは、まだ何とかガマンできるけど、男のクセに「スイーツ」だなんて、もう、全身で小さい鳥肌実が演説を始めちゃうくらいサムケが走る。女性のファッションだのブランドだの流行だのにヤタラと詳しい男って、ソコハカとなくキモイけど、そんなもん比べ物になんないほど、あたしは、「スイーツ」って言葉を使う男がキモくてたまんない。

たとえば、女の子のほうが、「今度オープンした○○のスイーツを食べに行きたいね」って言ったとしても、それ対する男のほうは、「ケーキなんか食いたくねえよ!それよりも地酒の美味い居酒屋がオープンしたから、そっちへ行こうぜ!」って言って欲しい。これが、あたしの考える最低の合格ラインだ。それなのに、女の子に合わせて「スイーツ」「スイーツ」って連発してるだけでもキモイのに、男のほうから「今度オープンした○○のスイーツを食べに行こうよ」なんて言い出しちゃった日にゃあ、まったくのアカの他人でも、後頭部を金属バットでぶん殴りたくなる。

もちろん、いくら男が「スイーツ」「スイーツ」って連呼しても、別に法律にも触れないし、別に差別用語を使ってるワケでもないし、何の問題もない。だけど、あたしは、喩えようもないくらい‥‥って言いつつも、喩えるのが好きなあたしとしては、喩えてみないと気分的におさまらないから、結局は何かに喩えちゃうワケだけど、パソコンが入ってた箱の中の発泡スチロールを2個取り出して、それを耳元でキューキューと擦り合わせられたのとおんなじくらい、全身にサムケが走っちゃう。ちにみに、「サムケ」ってカタカナで書いてるのは、漢字で「寒気」って書くと、時季が時季だけに「かんき」って読まれちゃいそうな気がしたからで、それ以上の意味もそれ以下の意味もない今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしのこの感覚、ようするに、男のクセに「スイーツ」って言葉を使うヤツに対して感じる「ムシズが走る感覚」って、どっかで似たような感覚があったな‥‥って、ずっと考えてたんだけど、ようやく思い出した。それは、男のクセにグラタンを注文するヤツを見た時に感じる「ムシズが走る感覚」と一緒だった。古い話でナシモトだけど、あたしは、2004年10月25日の日記、「グラタンを食べる男」で、自宅で食べるのはいいとしても、レストランとかで平然とグラタンを注文する男がどれほどキモイかってことを書いた。そして、それは、清水ミチコさんが、「男のクセにグラタンなんか食べんな~!って思うよ、普通は」って発言したことによって、あたしも書いてみたってワケだ。

あたしは、レストランとかで、男のクセにグラタンを注文するヤツを見るたびに、常に全身に悪寒が走り、「なんてキモイ男なんだろう!」とか「お前は冬彦か?」って思い続けて来た。だけど、あたしのこの感覚って、ものすごく特殊で、こんなこと感じてる人なんか他にいないと思ってたから、あたしは、誰にも言わないで生きて来た。でも、この3年前の日記に書いたように、テレビで、清水ミチコさんが、「男のクセにグラタンなんか食べんな~!って思うよ、普通は」って発言したことによって、「おおっ!あたしの他にもおんなじこと思ってた人がいたんだ!」ってことになったのだ。

まず、第一に、あたしの大好きな清水ミチコさんの発言だってことも嬉しかったけど、何よりも嬉しかったのは、単に「男のクセにグラタンなんか食べんな~!」って言っただけじゃなくて、そのあとに「って思うよ、普通は」って言葉がくっついてたことだ。つまり、清水ミチコさんの感覚だと、女性が、「男のクセにグラタンなんか食べてんのはキモイ」って感じることは「普通」だってことなのだ。だから、それまで、あたしが誰にも言えずに、1人でずっとガマンしてたヘンテコな感覚に対して、清水ミチコさんが、それは極めて「普通」で「一般的」な感覚なのよってお墨付きをあたえてくれたワケで、あたしは精神的にものすごく救われた。

‥‥そんなワケで、11月15日にボジョレーヌーボーが解禁になったように、あたしの中では、この清水ミチコさんの「神の言葉」によって、「男のクセにグラタンなんか食べるな!」ってセリフが解禁になった。だから、それからは、サスガに見ず知らずの人には言わないけど、一緒に食事に行ったグループの中に、男のクセにグラタンを注文するようなフトドキモノがいた場合には、あたしは、「えっ?男のクセにグラタンなんか食べるの?キモ~イ!」ってハッキリと言わせてもらってる。そして、今までずっとガマンして来たから、このセリフを言えるようになったことで、ずいぶんと気がラクになったし、グラタンを食べる男に対しての耐性もできて来た。

それなのに、ようやくグラタンを食べる男のキモさに耐えられるようになって来たと思ったら、今度は、人前で何のタメライもなく「スイーツ」「スイーツ」って連発する男が増殖して来たんだから、こっちとしては、たまったもんじゃない。あたしの感覚だと、男のクセに甘いものが好きってだけでもキモイのに、それを平然と人前で言える神経が信じらんないし、さらには「スイーツ」だなんて、お願いだから今すぐに死んで欲しい。

男のクセに甘いものが好きだなんて、普通に考えたらヒジョ~に恥かしいことなんだから、どんなに甘いものが好きでも、男だったら、人前では「男がケーキなんか食えるかよ!」って見栄を張ってて欲しい。そして、どうしてもケーキが食べたくなったら、深夜、自宅から離れたコンビニに変装してって、コッソリとケーキを買って来て、部屋のドアに鍵をかけて、窓のカーテンも閉めて、絶対に誰にも見られないようにして、それで食べて欲しい。そして、次の日には、ゆうべケーキを食べたことなんてミジンも感じさせないように、男らしく振舞って欲しい。

これが普通の感覚なのに、いつの間にか男性の女性化が進んじゃって、男のクセに甘いものが好きなことを恥かしいと思わないような軟体動物が増えて来ちゃった。それどころか、とてもニポン男児が口にすべき言葉とは思えない「スイーツ」なんていう気持ち悪い言葉を人前で平然と連発できるなんて、いったいどんな神経をしてんだろう? もう、気持ち悪いったりゃありゃしない。

あたしの感覚だと、男が人前で食べてもいい甘いものは、かき氷やガリガリ君までだと思ってる。それも、真夏の暑い日に、海の家とかで、「甘いものを食べたい」って理由じゃなくて、「暑いから冷たいものを食べたい」って理由によってだ。それなら、ギリギリ許容できる。それなのに、大の男が、女性よりも甘いものに詳しくて、ガイドブックまで買っちゃって、「スイーツ」「スイーツ」って連発しながら、わざわざ遠くまで人気のケーキを食べに行くだなんて、想像しただけで完全に鳥肌もんだ。

‥‥そんなワケで、あたしは、甘いものも辛いものも何でも好きだけど、甘いものだけが特別に好きなワケじゃなくて、時々、食べたくなるレベルだ。人間て、自分の味覚を「普通」って思ってるハズだから、あたしも自分の味覚を平均として考えるしかないんだけど、あたしの場合は、1回ケーキを食べたら、2~3日は食べたくなくなる。だけど、ものすごく疲れてる時とかなら、2日続けて食べたくなる時もあるし、おんなじケーキを続けて食べるのは厳しくても、ケーキを食べた次の日に、渋いお茶に和菓子が添えられてたら、それはそれで美味しくいただける。

もちろん、ホテルのケーキのバイキングみたいなとこに行って、一度に5個も6個もケーキを食べるなんてことは絶対に無理で、いくら違う種類のケーキでも、2個が限界だと思う。たとえば、「5個食べたら1万円くれる」とかって賞金があって、すごくお金に困ってる時だったら、死ぬ気で食べると思うけど、胸焼けしない程度に、あくまでも「美味しくいただく」ってことを前提にすれば、あたしの場合は、ケーキは1個で十分だし、2個が限界だ。これだって、食べるのがケーキなら濃いめのブラックコーヒー、食べるのが和菓子なら濃いめの渋いお茶が必要で、甘いジュースを飲みながら甘いケーキを何個も食べるなんて、想像しただけで胸焼けしちゃう。そして、これが、あたしは「普通」だと思ってる。

だから、あたしの感覚だと、女性でもこんな感じなのに、男のクセに甘いものが好きで、何個もケーキを食べるなんて、言語道断なワケだし、ニポン男児として、もっとも恥ずべきことなのだ。だけど、甘いものが好きとか辛いものが好きっていう個人の嗜好は仕方ないことなんだから、甘いものが好きなこと自体に関しては、あたしは何も言及するつもりはない。あたしが言いたいのは、「男のクセに甘いものが好きだってことは、ものすごく恥かしいことなんだって自覚しろ!」ってことなのだ。

‥‥そんなワケで、レストランでグラタンを注文することが恥かしいことだって感じてないような鈍感な男には、何を言ってもムダだと思うけど、あたしとしては、1日も早く、清水ミチコさんが、「男のクセに甘いもんなんか食べるな!」とか、「男のクセにスイーツなんて言葉を使うな!」って言ってくれないかって期待してる。テレビで言うのがムリだとしても、せめて、「テレビブロス」の「私のテレビ日記」に、ビシッ!っと書いて欲しいと思ってる。とにかく、どんなにマイノリティーな感覚でも、清水ミチコさんが断言してくれれば、それだけで市民権を得ることができるからだ。もちろん、それは、「あたし的な市民権」だから、一般にはまったく通用しないけど、あたしの感覚で生きてるあたしにとっては、それで十分だと思う今日この頃なのだ。


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2007.11.27

恋愛干物女の憂鬱

今、1日が100時間くらいあっても足りないほど忙しいのに、人間て不思議なもんで、あまりにもやることがマウンテンになると、トンチンカンな行動に出ちゃうもんだってことを再確認した。たとえば、寝ないでがんばればギリギリで何とかなりそうな程度にやることがマウンテンな場合なら、あたしは、とりあえず最優先するものからどんどん片づけてくんだけど、今回は、1日の時間が4倍になっても5倍になっても無理ってレベルのマウンテンだから、あたしは、頭の中がパニック状態になっちゃって、どれにも手をつけられない状態が1時間くらい続いたあと、結局、何を始めたのかって言えば、プレステ2の「サクラ大戦」だった。

もちろん、ゲームなんかしてる場合じゃないんだけど、「どうせ必死にやっても間に合わないから」って理由でサジを投げちゃったワケでもなく、だからって、お得意の「現実逃避」ってワケでもなく、自分でも良く分かんないんだけど、体が自然にそうなっちゃったのだ。どんな状態だったのかって言うと、やらなきゃなんないことがAからEまで5つあって、そのどれもがおんなじくらい重要で、そのどれもがおんなじくらい大変で、そのどれもがおんなじくらい急いでるって感じだった。

具体的には言えないけど、1つのことを終わらせるのに、まったく休憩しないで、パソコンのキーボードを12時間くらい叩き続けなきゃなんないほどのヘビーな仕事量だった。「だった」って言うか、今もその状況が継続してんだけど、それも、できてる原稿を見ながら打つとかじゃなくて、自分で文章を考えながら打たなきゃなんないようなことだから、文章が思い浮かばなかったら、もっともっと時間が掛かっちゃう。つまり、その文章を書きたくなるような精神状態になってないと、いくらパソコンの前に座ったからって、1行も書けないって状態な今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、AからEまでのうちの2つが終わって、ようやく、ひと息つけた今の時点で、その時の自分を冷静に分析してみると、これは、胸焼けしてる時に、目の前に、天丼とか鰻丼とか鶏の唐揚げとかを5つも並べられて、「あと1時間でぜんぶ食え!」って言われたような状態だったのだ。それで、どの食べ物にお箸をつけても、ひと口でイヤになっちゃって、なかなか食べ始めることができなかったあたしが、ふと、お箸を伸ばしたのが、天丼や鰻丼に添えられてた柴漬けだったってワケだ。そして、この柴漬けを食べたことによって、胸焼けしてたあたしは一気に食欲が出て、5品のうちの2品を何とか食べることができたってワケだ。

つまり、この柴漬けにあたるのが、プレステ2の「サクラ大戦」だったのだ。この前、たくさんの読者から、「サクラ大戦はマルチエンディングだ」ってことを教えてもらったあたしは、大好きな神崎すみれちゃんとのエンディングを迎えたくて、もう一度、最初からプレイしてみたかったんだけど、そのあとにバタバタと忙しくなっちゃって、とてもゲームどころじゃなかった。それで、やるべきことがぜんぶ終わったら、ゆっくりとゲームをしようって思ってたんだけど、忙しくてパニック状態になってても、あたしの頭の中の片隅には、いつでも「神崎すみれちゃんとのエンディング」のことがあった。

あたしの脳内をイメージ的に言うと、絶対にやらなきゃなんないこと5つが、それぞれ19.8%ずつ、合計で99%を占めてて、わずかに残った1%が、「神崎すみれちゃんとのエンディング」って感じだった。それで、その99%を占めてた「やらなきゃなんないこと」を押しつぶされそうになったあたしは、天丼に添えられてた柴漬けにお箸を伸ばすように、たった1%の「神崎すみれちゃんとのエンディング」にお箸を伸ばしちゃったのだ。

そして、あたしは、ほぼ、このゲームだけに掛かりきりになって、20時間ちょっとで、夢にまで見たすみれちゃんとのエンディングを味わうことができたんだけど、あたしが想像してた何倍も素晴らしくて、すみれちゃんの愛でハイオク満タンになっちゃったあたしは、一気にお仕事に取り掛かり、たった1日で、5つのうちの2つを完璧に仕上げることができたのだ。愛に飢えてる‥‥ってよりも、完全に「恋愛干物状態」のあたしにとって、たとえゲームのバーチャル恋愛でも、これほどまでにツボにストライクな流れをタンノーさせてもらったら、しばらくはオカズがなくてもご飯を食べることができそうだ(笑)

とにかく、エンディングだけの話じゃなくて、すみれちゃんがこっちを向いてくれてからの後半は、随所に胸がジーンとしちゃう演出が散りばめられてて、何度、オシッコ漏らしそうになったことか。それに、「ときめきメモリアル」みたいなお子様用のゲームじゃないから、現実離れしたプラトニックラブでもなくて、男性目線のヘアトニックラブでもなくて、ちゃんと手をつないだり、抱きしめたり、キスしたり、欲しいとこで欲しい演出が発生してくれた。

何よりも感激しちゃったのは、お正月に、すみれちゃんのほうから初詣に誘ってくれたことで、それも、堂々と行くんじゃなくて、「2人だけで、こっそりと抜け出しましょうね」って言ってくれたことだ。昔っから、「2人だけの秘密」に目がないあたしとしては、このセリフだけでオシッコが漏れそうになっちゃったのに、さらには、明治神宮で2人っきりになったら、いつものツンツンしてるすみれちゃんとは別人みたいに、急に甘え出しちゃった。それで、あたしは、「これが有名なツンデレなのか!」って思って、感慨もヒトシオだった。

「ツンデレ」って、いつもはツンツンしてるのに、恋人と2人きりになると急にデレデレする二面性のある女のこと‥‥っていう言葉の意味だけは知ってたけど、こんな人、現実にはいないだろうし、もしもいたとしても、あたしは見たことなかったから、実際にはどんな感じなのか分かんなかった。でも、今回のすみれちゃんのタイプが「ツンデレ」なんだとしたら、あたしは「ツンデレ」が好きだ(笑)

‥‥そんなワケで、最初に「サクラ大戦」をやった時は、恋愛のことは何も考えずに、ただ単に「敵を倒す」ってことしか考えてなかったから、帝国華撃団の花組の隊長として、すべてのメンバーにできるだけ公平に接するようにしてた。だから、ゲームの性質上、自然と主人公の真宮寺さくらとくっついちゃったみたいだけど、それにしたって、真宮寺さくらだけを特別あつかいしたワケじゃなかったから、初詣もこっちから誘ったし、明治神宮でもコレといって楽しいことは起こらなかった。エンディングにしても、汽車に乗ってどっかに行っちゃうさくらをバイクで追いかけて、最後に抱き合うってだけのバカバカしいものだった。

だけど、このゲームがマルチエンディングだってことが分かり、最初っからすみれちゃん狙いで再スタートしたあたしは、もう、他の女どもは無視!無視!無視!で、猫まっしぐらって感じで、愛するすみれちゃんに一直線。ここ数年、こんなに一生懸命になったことはないくらい、何から何まですみれちゃんのために尽くして、敵との戦いのたびに、どんなに自分がボロボロになっても、常にすみれちゃんを守り続けた。そしたら、なんだか、ジワジワといい雰囲気になって来て、セーブする時にメンバー全員が表示される画面で、最初の時はさくらが一番目だったのに、今回はすみれちゃんが一番目にクレジットされるようになった。

そして、すみれちゃんは、普段の会話でも、ナニゲにホホをピンクに染めることが多くなって来て、あたしが夜遅くに他の女と何かの用事をしてると、ほんのりとヤキモチを焼いてくれるようになった。そんなある日のこと、トレーニングルームを覗きに行ったら、すみれちゃんがいて、「お金持ちの令嬢だし、美貌の持ち主だし、歌劇団のトップスターだし、何の弱点もないわたくしにも、1つだけ、泳げないっていう弱点がある」ってことを打ち明けられる。それで、水泳を教えて欲しいって言うもんだから、あたしは、ホイホイと教えることにしたんだけど、そしたら、それから数回、プールでの楽しい特訓があって、「機動新撰組 萌えよ剣」で、土方歳絵ちゃんと2人で海に行った時とおんなじくらいのパラダイスを味わっちゃった‥‥つーか、プールでのあるアクシデントで気を失ったあたしに、すみれちゃんはマウス・トゥ・マウスをしてくれたんだから、歳絵ちゃんの比じゃなかった。

それで、どんどんラブラブ度がアップしてって、待ちに待った初詣では、連れて歩くのが恥かしいほどドハデに着飾ったすみれちゃんが現れるんだけど、これがまた、可愛いの可愛くないのって、どっちなんだい?‥‥って、上腕二頭筋に聞きたくなっちゃうほど可愛くて、あたしの周りでは、小さいきっこたちがコーフンして走りまわってた。そして、明治神宮に行ったら、さくらの時は普通におみくじを引いただけだったのに、すみれちゃんの時は、ラブラブ度が最高レベルになってたからなのか、ヤタラとデートの内容が濃くて、時間もタップリだった。

明治神宮でのデート中に、すみれちゃんがいなくなっちゃった時、ふと足元を見ると、ハマグリの貝殻が1枚落ちてる。それで、何だろうと思って拾ってみると、中に絵が描いてあって、「瀬をはやみ岩にせかるる滝川の」っていう崇徳院(すとくいん)のオナジミの歌の上の句が書いてある。ここで、あたしは、「おおっ♪」って思って、そのまま進めてくと、思った通りに、もう1枚のハマグリを持ったすみれちゃんが現れて、当然、そっちには下の句、「われても末に逢わんとぞ思う」が書いてある。そして、知らない人のために、すみれちゃんが簡単に、この「貝あわせ」の説明をするんだけど、2つの貝殻を合わせて1つにして、ホホをピンクに染めるすみれちゃんに、あたしの脳内麻薬は大噴射しちゃった。

ちなみに、この歌の意味は、「流れの速い川の真ん中に岩があると、そこで流れは二手に分かれてしまうけど、岩を超えたとこで、また1つの流れに戻ります。これと同じように、私とあなたにもしも別れが訪れたとしても、必ず、またどこかで出逢うことになるでしょう」ってことだ。ハートが真ん中で割れてて、2つを合わせるとハートになるペンダントを恋人同士が持つように、このハマグリを片方ずつ恋人同士が持ってれば、もしも別れが訪れても、必ず再会できるってことで、こんなにも粋な演出まで組み込まれてるなんて、完全にあたしのツボにストライクだった。

そして、ここから、帝国華撃団は、新たなる敵との戦いが始まるんだけど、一度は最後までプレイしてる上に、すみれちゃんの魅力にのぼせきってるあたしとしては、もう、恐いもんなんか何もない。唯一、恐いのは、すみれちゃんにフラれちゃうことだけなんだけど、ストーリー上、ここまで来れば、ラスボスとは、すみれちゃんと2人で戦うことが決まったワケだから、もう、フラれる心配もない。だから、あとは、2人だけのハッピーエンドに向かって、ドイツもコイツもカタッパシからぶっ飛ばして、愛の東名高速を爆走してくだけなのだ。

‥‥そんなワケで、ここからラストまでは、他のメンバーなんか単なる脇役で、すべては、あたしとすみれちゃんの愛のストーリーが満開で、別々のナントカ甲冑に乗って敵と戦ってる間でさえ、無線で愛を囁き合っちゃうほどのアツアツぶりだった。そして、最後には、熱~いキス、それも、舌まで入れちゃって、もう大変だった。オカゲ様で、「恋愛干物状態」だったあたしは、「恋愛一夜干し状態」くらいまでは回復できた上に、今までは、ぜんぶを10とすると、土方歳絵ちゃんが8で、神崎すみれちゃんが2くらいの割合で好きだった気持ちが、一気に、1対9くらいに逆転しちゃった。だから、「ごめんね、歳絵ちゃん」なんて言ってみつつ、あと3つ残ってるヘビーなことも、すみれちゃんのことを妄想しながら、サクサクと片づけちゃおうと思う今日この頃なのだ♪


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2007.11.26

犯人は絶対にあのオヤジに違いない!

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で、最近、ナントカっていう女優だかタレントだかが、自分のブログに、香川県で起こった行方不明事件の犯人を特定するようなエントリーを書いたってだけで、ナナナナナント! 心にもない謝罪文を書かされた挙句に、事務所から1年間の芸能活動停止の処分を受けたそうだ。そのブログの原文を読んでみたら、ある意図を持ってワイドショーが繰り返し流してるその事件の様子を見た家族が、その意図通りの感想を述べてた‥‥ってことをホンのちょっと書いてただけなのに、この異常とも思える厳罰は、いったいどうしたことなんだろう?

悪質極まりない窃盗団を組織して、たび重なる窃盗でお店を潰したことを得意満面に吹聴したあびる優が、わずか「謹慎3ヶ月」だったのと比べると、あまりにも重い処分‥‥っていうか、この場合は、あびる優の処分が軽すぎるんだろうけど、今回の「1年間の活動停止」は、あまりにも異常だと思った。あびる優の場合は、本人が悪質な犯罪を犯したワケで、被害者もいるんだから、とうてい許されることじゃない。だけど、今回の場合は、言うなれば「不謹慎な発言をしてしまった」って程度のことなんだから、あたしの感覚なら、該当するエントリーの削除と謝罪文の掲載だけで十分なレベルだと思う。

あたしは、法律のことはシロートだけど、いくら怪しいと思っても、ハッキリとした証拠もないのに、人を犯人あつかいしちゃいけないってことくらいは分かってる。だけど、世の中には、誰がどう見たって怪しい人ってのがいるワケで、そういう人に対して、WEB日記やブログに「誰々が怪しい」とかって書いたりするのは、法律的にはNGなんだろうか? それとも、「誰々が怪しい」って書くのはいいけど、「誰々が犯人だ」って決めつけるのがNGなんだろうか?

今回の場合なんか、ワイドショーの低能レポーターどもが、連日、執拗な取材を繰り返して、わざわざ秋田県の連続児童殺害事件の畠山鈴香の映像まで折り込んで編集したりって、あまりにも意図的な報道が繰り返されてる。今日だって、行方不明になったオバサンが生命保険に入ってたってことを取り上げて、今までに起こった保険金殺人事件を列挙してから、あの、亀田オヤジみたいなしゃべり方をするオヤジを何度も繰り返して流して、最後には、そのオヤジ本人による「オレが犯人やったらなあ、今ごろ生きてへんわ!」っていう投げやりなコメントまで放送してた今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしは、各局のワイドショーが、連日これだけ意図的な放送をしてんだから、それを見たお茶の間の家族が正直な感想を言い合い、そのことをチョコっと自分のブログに書いたからって、「1年間の活動停止」は厳しすぎると思った。もちろん、不適切だし不謹慎だったことは事実だけど、それなら、ハッキリと「誰が怪しい」とは言ってなくても、放送を見た多くの人たちに「アイツが怪しい」って思わせるような、意図的な編集や放送を続けてるワイドショーには、果たして何の責任もないんだろうか? あんな放送を連日のように見せられたら、子供から大人まで、誰もが「アイツが怪しい」って刷り込まれちゃうじゃん。

ま、偏向報道や捏造報道を「演出」だと考えてるようなアホには、常識的なことを言っても通用しないだろうから、改めて言うことも別にないんだけど、長年、WEB日記を書き続けてるあたしとしては、「どこまでなら書いてもいいのか」ってことに興味がある。だから、ちょっとした実験として、あたしも、ハッキリとした証拠がないのに、人を犯人だって決めつけたことをいくつか書いてみようと思う。

こないだ、原チャリに乗るのにマンションの二輪車置き場に行ったら、うちのマンションの住人じゃないオッサンが、停めてある自転車やバイクをジロジロと見てた。それで、表の道に面してるんなら仕方ないけど、うちのマンションの二輪車置き場は、車の駐車場に併設されてて、表からは分かんない場所にあるから、住人じゃない人がウロウロしてるのは不自然だ。だから、あたしは、「うちのマンションの方じゃありませんよね?何か御用ですか?」って声をかけたんだけど、そしたら、そのオッサンは、「ああ」とか「うう」とか言いながら、コソコソと逃げてった。

それで、あたしは、そのままバイクに乗って出かけたんだけど、駐車場から出てく時に、そのオッサンが電柱の影に立ってて、あたしと目が合った。で、「気持ち悪いな~」って思ったあたしは、帰って来てから、一応、管理人さんに言いに行ったんだけど、それから3日経った今日、またバイクに乗ろうとしたら、ナナナナナント! シートにガムがつけてあった!

‥‥犯人は絶対にあのオヤジに違いない!


ずっと前に、神田うののダンナのお店で「新海物語」を打ってた時のこと、そのコーナーのお客さんはマバラで、あたしの両側も空いてたんだけど、1個おいた左隣りのオッサンが、なんだか怪しい雰囲気だった。自分の打ってる台をほとんど見てなくて、背後の台とかをヤタラと見てる人とかってタマにいるけど、そういう人は、周りの迷惑なんか考えずにキョロキョロしてるだけだから、「目障り」だし「迷惑」だけど、別に「怪しい」とは思わない。だけど、そのオッサンは、小さく折ったスポーツ紙で顔を隠しながら、周りをキョロキョロしてるから、すごく怪しい感じがした。それで、あたしは、「ゴト師にしちゃ怪しさがバレバレだし、タダの頭のおかしいオッサンなのかな?」って思って、気にしないようにしてた。

それから、あたしは確変を引いて、3~4回連チャンしてから時短になったので、ここで、おトイレに行って、缶コーヒーを買って戻って来たら、そのオッサンはいなくなってた。それで、あたしは、そのまま普通に打ち始めたんだけど、しばらくして、残高の500円が0になってることに気づいたのだ。あたしは、1万円札を入れて打ってる時で、残高が何千円も残ってたら、ちょっと席を立つ時でも必ずパッキーカードは抜いてくんだけど、この日は1000円札を入れて打ってて、3枚目か4枚目の1000円を入れた直後に確変を引いたから、500円ぶんの残高が残ってたんだけど、やめる時に抜けばいいやって思って、そのままにしてたのだ。そして、その500円が、何者かによって盗まれちゃったってワケだ。

‥‥犯人は絶対にあのオヤジに違いない!


あたしがリハビリで通ってる整形外科って、入り口が普通の家の玄関みたくなってる上に、ゲタ箱とかがない。そこに靴を脱いで、スリッパを履くようになってるから、いつでもたくさんの靴が二重、三重に並んでる。それで、女性の場合は良識を持ってる人が多いから、自分の靴をちゃんと揃えて並べる人がほとんどだけど、男性の中には、乱雑に脱いで、そのままにしてる人も多い。あたしは、いつもなら、自分の脱いだ靴の隣りの靴が乱れたりしてたら、ついでに揃えてあげたりはするんだけど、今は脚のリハビリで通ってるワケで、しゃがむことがつらいから、アカの他人の靴をそろえてあげるほどの余裕はない。だから、あたしは、周りの乱れてる男性の靴はほっといて、自分の靴だけを揃えてから、受付を済ませて待合室のイスに腰掛けた。

で、ナニゲに入り口のほうを見たら、あたしの靴があるあたりで、なにやらバタバタしてるオッサンがいた。なんだろうと思って良く見てたら、自分の靴と似た別の人の靴を履いちゃって、どうも履き心地がおかしいって気づいて、バタバタと履き直してるみたいな感じだった。それで、それが、こっちのスリッパの並んでるフロアでやってんじゃなくて、靴が並んでる場所でやってたから、あたしは、あたしの靴を踏まれてたらやだな~って思ってた。そしたら、アンノジョー、帰りに靴を履こうとしたら、あたしの大切な黄色のペタンコパンプスが、革靴のカカトで踏みつけられて汚れてた。

‥‥犯人は絶対にあのオヤジに違いない!


これらの例みたいに、世の中には、誰の目から見ても怪しい人物で、「絶対にアイツが犯人に違いない!」って思えるパターンがいっぱいある。そして、法律のことが分かんないあたしの感覚だと、こんなふうに書くぶんには、何も問題になんないと思う。だけど、これらの文章に、隠し撮りしたそのオヤジの顔写真を添付したとしたら、ナニゲに問題になりそうな気がするし、そのオヤジの住所や名前を調べあげて、それを書いても問題になるような気がする。つまり、その個人を特定できるかどうかってことで、問題になるかどうかが決まるんじゃないかって思う。だけど、ここでの「問題になる」ってのは、あくまでも、その相手とあたしとの「問題」ってことで、まったく関係ない人たちから、不適切だの不謹慎だのって言われるスジアイなんかないとも思ってる。

だから、あたしが何を言いたいのかって言うと、香川県の事件で、犯人を特定するような内容のエントリーを書いちゃったタレントに文句を言えるのは、犯人あつかいされた本人だけだってことなのだ。その相手や関係者から苦情が来たり訴えられたりしたら、そこで初めて「問題」になるだけで、それがマズイと思ったから、事務所は該当するエントリーを削除させて、本人に謝罪文を書かせたんだろう。だから、まったく関係ない周りのヤツラが、自分は何の被害も受けてないのに、ギャーギャー騒ぐようなことじゃないと思う。ま、自分の頭のハエも追えないクセに、他人のことが気になって気になってジンジャエールな人たちがいっぱいいるんだろうけど、1つだけ気をつけて欲しいのは、「転載したエントリーの中に名誉毀損等に該当する記述があった場合には、転載しているブログやサイトも訴訟の対象になる」ってことだ。そして、モトのブログが該当するエントリーをすでに削除してる場合には、書いた本人は訴訟の対象にならず、そのエントリーを掲載してたり、その魚拓をリンクしてる人だけが訴えられちゃうのだ。

つまり、今回の場合なら、そのタレントは訴えられないけど、そのタレントのブログのすでに削除されてるエントリーを自分のブログに転載してたり、その魚拓をリンクしてる人がいたら、その人は訴えられる可能性があるってことだ。たとえば、あたしが、誰かに対して名誉毀損になるような日記を書いて、あとからマズイと思って削除したとする。そしたら、あたしはもう訴えられないけど、そのエントリーを勝手に転載してる人とか、そのエントリーの魚拓をリンクしてる人とかは、ずっと訴訟の対象になり続けるってことだ。これは、出版社の専属弁護士から聞いたことなので、ブログをやってる人たちは、気をつけて欲しいと思う。

安易に、「他人が書いたものだから、それを掲載してるだけの自分には何の責任もないだろう」って思ってる人も多いみたいだけど、実際にはそうじゃない。インターネットの場合には、「書いた本人」じゃなくて、「掲載している本人」「公開してる本人」に第一の責任が行くようになってる。たとえば、Aっていうブログが、著作権が存在する誰かの歌の歌詞を無断掲載してたとする。「私はこの歌が大好きなんです。」って書いてあって、そのあとにその歌の歌詞がすべて書いてあって、最後に「どうですか?とても良い歌詞でしょう。」って結んであったとする。で、別のBってブログが、そのエントリーを丸ごと、「私はこの歌が大好きなんです。」ってとこから「どうですか?とても良い歌詞でしょう。」ってとこまで、自分のブログに転載して、AのブログのURLも添えて、「Aというブログから転載させていただきました。」って書いてたとする。そして、その後、Aのブログは、自分のエントリーが著作権侵害にあたるってことを知って、該当するエントリーを削除したとする。そしたら、訴えられるのは、Bのブログの運営者だけなのだ。

‥‥そんなワケで、まだまだキチンとした引用や転載の仕方が明確にされてないインターネットの世界だけど、1つだけハッキリしたのは、いくら転載や引用をされてても、いくらキャッシュが残ってても、いくら魚拓を取られてても、書いた本人が自分のブログからそのエントリーを削除してれば、もう、書いた本人には何の責任もなくなるってことだ。そして、その記述の中に法律に触れる部分があった場合には、処罰や訴訟の対象になるのは、その時点で「公開してる人」、つまり、そのエントリーを転載してる人や魚拓をリンクしてる人ってことになる。これだけはハッキリしたので、無断転載が好きな人や魚拓が好きな人は、他人事じゃなくなるので、十分に注意して欲しいと思う今日この頃なのだ。


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2007.11.25

お知らせです♪

■テレメンタリー2007『人魚の棲む海~ジュゴンと生きる沖縄の人々』


琉球朝日放送QAB
11/25(日)25:45~26:15

全国での放送時間は最後にご案内します。


国の天然記念物・ジュゴンは絶滅の危機に瀕している。今や50頭未満といわれる最後の一群が沖縄本島北部の海にいるだけ。そんな中、久々に2頭のジュゴンの姿が撮影された。それが実は貴重な繁殖行動の瞬間だった。この映像を撮ったのは、急遽結成されたジュゴン捜索隊のメンバー。海が死に、ジュゴンが絶滅すると思うと「いてもたってもいられない」男たち。全員が手弁当で取り組んだ5日間のおかしな捜索模様を縦軸に、今も信仰の対象であり民話や神歌の中に息づくジュゴンと共に生きる未来を問う。
プロデューサー-謝花尚/ディレクター-三上智恵/カメラマン-笠間博之-嶺井政樹-大城耕/音声-島袋雅也
制作:琉球朝日放送


■ご覧になった方は、ぜひ番組への感想を下記アドレスからテレビ局へお送り下さい。一人一人の声が現場のスタッフを助け、勇気づけます。もちろん、ご覧の地域のテレビ局への投書、電話、FAXでもかまいません。
http://wws.tv-asahi.co.jp/apps/free_bbs/post_article.php?board_id=50

〒900-8510
沖縄県那覇市久茂地2-3-1
琉球朝日放送
FAX:098-860-1831


■全国の放送予定、変更確認できたものは▼マーク

テレビ朝日 11/26(月)26:40~27:10
▼北海道テレビ 12/01(土)、12/08(土)再。25:30~26:00 / 06:30~07:00(再)
▼青森朝日放送 11/26(月)25:40~26:10
岩手朝日テレビ12/01(土)、12/08(土)再。04:50~05:20
東日本放送 11/27(火)25:46~26:16
秋田朝日放送 12/2(日)06:00~06:30
山形テレビ 11/25(日)06:00~06:30
福島放送 11/26(月)10:55~11:25
▼新潟テレビ21 12/1(土)11:00~11:30
▼長野朝日放送 11/25(日)26:10~26:40
▼あさひテレビ 11/25(日)、12/2(火)再。25:10~25:40 / 06:00~07:00(再)
北陸朝日放送 11/24(土)06:00~06:30
メ~テレ 11/26(月)26:18~26:48
▼朝日放送 12/1(土)25:00~25:30
広島ホームテレビ 1125(日)05:20~05:50
山口朝日放送 11/26(月)25:51~26:21
▼瀬戸内海放送 11/25(日) 26:15~26:45
愛媛朝日テレ 12/1(土)26:00~26:30
九州朝日放送 12/2(日)06:00~06:30
▼長崎文化放送 11/25(日)25:45~26:15
熊本朝日放送 11/27(火)25:40~26:10
大分朝日放送 11/25(日)06:30~07:00
▼鹿児島放送11/25(日) 26:00~26:30
▼琉球朝日放送 11/25(日)25:45~26:15


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芭蕉カジキの独り言

児島玲子ちゃんのオフィシャルサイトの「ダイアリー」をチェキしてる人はご存知だと思うけど、ほとんどお休みなく飛び回ってる玲子ちゃんは、先月の半ばから5日間、マレーシアに行って来た。で、ダイアリーに写真も載ってるけど、港から船で1時間くらいのとこで、カジキが入れ食いだったんだって! カジキって言っても、カジキの中じゃ一番小さいバショウカジキなんだけど、それでも、1m50cmから2m以上もあるワケだし、それが、トローリングじゃなくて、デッキからのキャスティングで釣れちゃうワケだから、ドハデなシイラ釣りみたいなもんで、ニポンじゃ考えらんない光景だったと思う。こないだ、ちょこっと玲子ちゃんに聞いたら、「船のまわりをバショウカジキが背ビレを出してウジャウジャ泳いでた」ってことだから、想像しただけで妊娠しちゃいそうなくらいコーフンしちゃう(笑)

玲子ちゃんは、他にも、バラマンディーの釣堀とGTの釣堀にも行って来たそうだけど、GTの釣堀だなんて、ニコタマの釣堀「わんぱく太郎」で、15cmくらいのコイの子供を釣ってキャーキャー騒いでるあたしとしては、想像しただけで妊娠‥‥って、これはもういいけど、とにかく、すんごい国だね、マレーシアって‥‥。で、入れ食いだったバショウカジキの話だけど、バショウカジキって、英語だと「セイルフィッシュ」って言って、直訳すれば「帆の魚」ってワケだ。この名前の通りに、背ビレが帆船の「帆」みたいに大きいんだけど、それが植物の「バショウ」の葉っぱにも似てることから、ニポンでは「バショウカジキ」って呼ばれてる。だから、漢字で書くと「芭蕉梶木」ってワケなんだけど、玲子ちゃんのダイアリーには、分かりやすいように「芭蕉カジキ」って書いてあった。それで、あたしは、この「芭蕉カジキ」って名前を見た時に、ナニゲに、大人計画の「松尾スズキ」さんと似てる気がしちゃった上に、両方を合体させると「松尾芭蕉」になるってことに気づいちゃった今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしは、とうとう35才になっちゃったワケで、平均寿命が延びた現代だからこそ、「人生の折り返し地点」てふうに思えるけど、松尾芭蕉の時代だったら、もう、人生の晩年に差し掛かったってことになる。芭蕉の時代は、ニポン人の平均寿命は50才から60才くらいで、芭蕉も51才で亡くなってる。だけど、それからずっと経った近代でも、正岡子規は35才で亡くなってるし、ボブ・マーリィは36才で亡くなってるし、2人とも、あたしが心からリスペクトしてる偉大な先駆者なのに、その2人が亡くなった年とおんなじになっちゃったってことが、ものすごく感慨深い。

だけど、いくら平均寿命が延びたって言ったって、普通に歩道を歩いてただけなのに、酔っぱらい運転の暴走車が突っ込んで来るかもしんないし、上から工事の鉄柱が落ちて来るかもしんないし、頭のおかしい在日アメリカ兵にレイプされて殺されるかもしんないし、いつ死ぬか分かんない。だから、35才を迎えたあたしとしては、いつ死んでも悔いが残らないように、常に「今」を大切に生きて行こうと思う。だからって、「今」のことだけしか考えなくて、明日のこととか来週のこととかをまったく考えないワケには行かないから、その辺は臨機応変に対処するつもりだけど、とりあえず、生きてるかどうかも分かんない何十年も先のことまで心配するのはやめようと思った。

つまり、芭蕉の時代とおんなじに、「人生50年」て考えて生きといて、もしもそれ以上生きることができた場合には、そのぶんは「ラッキーなオマケの人生」って思うことにした。これなら、あと10年ちょっとで死んでも、そんなには悔いは残らないだろうし、55才になっても60才になっても元気に生きてたとしたら、ものすごく得したみたいな気持ちになるからだ。

‥‥そんなワケで、あたしは、「人生50年」だった芭蕉が、今のあたしとおんなじ35才の時に、どんなことを考えてたのかって思って、芭蕉が35才の時に詠んだ句を見てみた。でも、細かいことを言うと、芭蕉が「芭蕉」って俳号を名乗るようになったのは、39才の時からなのだ。芭蕉は、38才の時に、門弟から芭蕉の木を贈られて、それを深川の庵に植えた。そして、その翌年から、その木にちなんで、「芭蕉」って俳号に変えたってワケだ。だから、芭蕉は、今のあたしとおんなじ35才の時には、「芭蕉」の前の「桃青(とうせい)」って俳号だった。ま、そんなことは置いといて、ここでは「芭蕉」で統一しちゃうけど、芭蕉が35才の時に詠んだ句で、「人生50年」だった芭蕉を語るのにピッタリの句がある。


 初花に命七十五年ほど  芭蕉


「初花(はつはな)」ってのは、その年の春に初めて咲いた桜、初めて見た桜を指す言葉で、見るものも食べるものも、何でも「初もの」をありがたがってた江戸の人にとっては、とてもワンダホーなものだった。それで、芭蕉は、「春の訪れを感じさせてくれる初桜を愛でることができたのだから、私の寿命も75才くらいまでは延びたことだろう」って詠ってみたのだ。今なら、75才は平均寿命だけど、「人生50年」だった江戸時代のことだから、この「命七十五年ほど」って表現は、今で言えば、「おめでたいものを見たんだから、100才まで長生きしちゃうね」って感じのニュアンスなのだ。

これと言った持病もなく、健康に暮らしてる人間が、自分の寿命、自分の余生について真剣に考えるのって、人それぞれの部分もあるけど、たいていは「50才」っていう節目を迎えた時とか、「60才」っていう還暦を迎えた時だと思う。だけど、「人生50年」だった芭蕉の時代には、今のあたしとおんなじ35才で、もう人生の3分の2を過ぎちゃったワケで、芭蕉に限らず、多くの人たちが、自分の寿命、自分の余生について考えたんだと思う。

芭蕉のこの句は、もともとは「初ものを食べれば寿命が75日延びる」ってコトワザをベースにしてて、それを踏まえた上で、「初桜を見たんだから、75日どころか、75才まで長生きできるよ」って意味を持ってる。だけど、「初花や」ってバッサリと切らずに、「初花に」っていうビミョ~な切り方にしたことで、単なる言葉遊びじゃなくて、実際に自分自身の寿命や余生について深く考え始めた「35才を迎えた芭蕉」の心象風景が垣間見られる。

‥‥そんなワケで、今でこそ「俳聖」だなんて呼ばれちゃってる芭蕉だけど、まだ俳句ってものが確立されるずっと前の時代だから、俳句の前身である俳諧(はいかい)を芸術の域にまで昇華させた仕事は評価できるけど、それだって、晩年の10年ほどのことだ。まだ「桃青」を名乗ってた30代は、他の流派の下品な俳諧師たちとそれほど大きな違いもなく、似たような方法論の句もたくさん詠んでる。たとえば、これも35才の時の句だけど、これにはビックル一気飲みだ。


 塩にしてもいざ言伝てん都鳥  芭蕉


この句は、これから京都へ向かう人に対して詠んでるんだけど、「都鳥(みやこどり)」ってのは、今で言う「ユリカモメ」のことだ。ようするに、「都を代表する鳥であるユリカモメを捕まえて、塩漬けにでもして、江戸からのお土産として持たせてやるから、私からだとコトヅテしてくれ」って詠ってるのだ。もちろん、ユリカモメの塩漬けなんかアリエナイザーだし、当然、ユリカモメを捕まえて食べる人なんかいなかったから、単なるシャレなんだけど、この品(ひん)のなさは、とてもワビだのサビだのシオリだのってノタマッた人の句とは思えない。だけど、これは、あくまでも、この句だけを読んだ場合の感想であって、この句には、ベースになってる在原業平の有名な歌がある。


 名にし負はばいざ言問はん都鳥わが思ふ人はありやなしやと  業平


これは、「古今和歌集」や「伊勢物語」に出て来る業平の歌で、遠い都にいる自分の恋人の安否を気づかって、「名前に都という文字がついている鳥なのだから、きっと、都にいる私の恋人がどうしているか知っているだろう。だから、あの都鳥に問うてみよう」って意味だ。そして、この歌から、隅田川の言問橋の「言問(こととい)」って地名が生まれたって言われてる。で、「伊勢物語」のクダリには、こんなふうに書いてある。


なほ行き行きて、武蔵の国と下つ総の国との中にいと大きなる川あり。それを隅田川と言ふ。その川のほとりに群れ居て、思ひやれば、限りなく遠くも来にけるかな、とわびあへるに、渡し守、「はや舟に乗れ、日も暮れぬ」と言ふに、乗りて渡らんとするに、みな人もの侘しくて、京に思ふ人なきにしもあらず。さる折しも、白き鳥のくちばしと脚と赤き、鴫(しぎ)の大きさなる、水の上に遊びつつ魚を食ふ。京には見えぬ鳥なれば、みな人見知らず。渡し守に問ひければ、「これなむ都鳥」と言ふを聞きて、「名にし負はばいざ言問はむ都鳥わが思ふ人はありやなしやと」と詠めりければ、舟こぞりて泣きにけり。


ようするに、「京では見たことのない鳥」だったってワケで、だから、京から来た御一行様は、船頭さんに「あの鳥は何?」って聞いたってワケだ。そして、「都鳥」だって名前を教えてもらったから、「都」って文字のついた鳥なんだから、京に残して来た自分の恋人の安否を知っているかもしれない‥‥っていうロマンチックな展開にしたってワケだ。

で、話はクルリンパと戻って、芭蕉の下品な句だけど、これで分かったと思うけど、ただ単に業平の歌をパロディーにしてるだけじゃなかったのだ。これから京へと向かう人に対して詠ってることで、ちゃんと「京では見たことのない鳥」ってことを踏まえてる。だから、一見、乱暴に見える「ユリカモメの塩漬け」なんだけど、このパロディーには、京に残して来た恋人を思い、その安否をユリカモメに尋ねようとした業平の心が底流してたってワケで、これこそが、芭蕉が、下品なだけの江戸俳諧とは一線を画した存在だったってことの証なのだ! なのだったらなのなのだ!

‥‥そんなワケで、今から、たった300年前の芭蕉は、今のあたしとおんなじ年の時に、自分の寿命や余生のことをシッカリと考え、先人である業平の思いをアイサツ句に底流させ、そして、すでに人生の晩年を歩き始めてたってワケだ。だからこそ、わずか51年の生涯で、大衆文芸だった俳諧を崇高な芸術の域にまで昇華させることができたワケだし、後の正岡子規が「俳句」を確立させるためのイシズエを築くことができたってワケだ。だから、桃青が39才の時から「芭蕉」を名乗るようになったのにあやかって、あたしも39才になったら「芭蕉カジキ」って俳号にしてみようかと思ってる今日この頃なのだ(笑)


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2007.11.24

ゴルフ場の谷のナウシカ

ここ数日、帝国華撃団‥‥じゃなくて、ナントカ寒気団が来てるとかで、あまりにも寒い日が続いてる。それで、昨日、コンビニに行った時に、肉まんが食べたくなって、そのコンビニの肉まんの保温器を見たら、あたしの一番好きな「井村屋」だったので、思わず、レジにいた店員さんに、「あの~、肉‥‥」って言ったとこで、ハッとした。あたしは、ベジタリアンだったのだ。どこかで出されたものにお肉が入ってた場合には、残すよりはマシだから感謝して食べるけど、自分でお金を払って買ったり注文したりする場合には、お肉の入ってるものは絶対に選択しない。これが、あたしが実践してる「ゆるいベジタリアン」だから、仕事場に肉まんの差し入れがあって、1人に1個ずつ配られたら食べるけど、自分でお金を払って肉まんを買うのは、NGだったのだ。それで、「肉まん」の「肉」って言ったとこでハッと気づいたあたしは、「あの~、肉‥‥の入ってない肉まんて、アンまんだけですか?」って、意味不明なことを質問しちゃった(笑)

「肉の入ってない中華まんて、アンまんだけですか?」って聞けば良かったんだけど、「肉まんください」って言いかけた途中で、あわてて車線変更したもんだから、トンチンカンな聞き方をしちゃったってワケだ。だけど、その店員さんは、「そうですね。ナントカまんもナントカまんもナントカまんも肉が入ってますから、肉が入ってないのはアンまんだけですね」って、ちゃんと答えてくれた。それで、あたしは、「そうですか。すみませんでした」って言って、そのやりとりを終わらせることができたんだけど、これからの寒いシーズンに肉まんが食べられないってのは、スーパーひとし君もガックリと肩を落としちゃうほど、なかなかショッキングな世界ふしぎ発見だった。

あたしは、もともとお肉は好きじゃないから、自分から進んで焼肉やステーキを食べようとは思わないし、お仕事の付き合いで焼肉屋さんに行ってたころも、カルビとかは1枚か2枚で十分で、あとはキムチとかサラダとか野菜焼きとか海鮮焼きとかを食べてた。だから、あたしは、肉まんにしても、お肉が食べたいワケじゃないから、「肉抜きの肉まん」てもんがあれば、それこそがあたしの望んでる食べ物だってワケだ。お肉なんか入ってなくても、タケノコやシイタケがタップリと入ってれば、きっと、すごく美味しいハズだと思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしは、コンビニの肉まんには、単なる食べ物ってことだけじゃなくて、プラスアルファの意味があると思ってる。それは、俳句の季語としての、その季節の到来を実感させてくれるって意味だ。「俳句の季語としての」って言っても、残念ながら、肉まんやアンまんは、まだ俳句の季語にはなってないんだけど、たとえば、「やきいも」とか「鯛焼」とか「今川焼」とかが冬の季語なんだから、肉まんやアンまんだっておんなじだと思う。

だけど、歳時記によっては、「蒸饅頭(むしまんじゅう)」も冬の季語になってる。でも、これまた残念ながら、これは、酒粕を小麦粉で練ってセイロで蒸したニポンの蒸饅頭のことなのだ。そう言われても、現代では、こんな蒸饅頭、そこらで買うことはできないし、見たことも聞いたこともない人もいるだろう。寒くなると、そこら中のコンビニでいっせいに売り出す肉まんやアンまんのほうが、誰でも知ってるだろうし、誰でも食べたことがあると思う。つまり、歳時記が作られた何十年も前なら、コンビニもなかったし、肉まんやアンまんは中華街にでも行かないと食べることができない珍しい食べ物だったんだろうけど、今じゃ、ものすごくメジャーになったってワケだ。だから、酒粕で作ったニポンの蒸饅頭を冬の季語にしてるのは構わないけど、時代の流れに合わせれば、肉まんやアンまんのほうが、遥かに冬の季感があると思う。

季語の本意ってのは、言うまでもなく季感なワケで、その季語を読んだだけで、「ああ、春だな~」とか、「夏なんだな~」とかって、感じることができないと意味がない。だけど、実際には、旧暦に沿って作られてる歳時記を見ると、「七夕」や「西瓜」や「朝顔」が秋の季語に分類されてたりして、現代の季感とは合ってない季語もたくさんある。

たとえば、「大掃除(おおそうじ)」って季語は、普通の感覚で考えたら、誰でも「年末」の季語だと思うだろう。「大掃除」は、年賀状を書いたり、おせち料理を作ったり、お正月のお飾りを準備したりするのとおんなじに、年末のイベントの1つだからだ。だけど、歳時記を見ると、「大掃除」は春の季語に分類されてる。これは、何十年も前には、毎年4月になると、その地域の役場からそれぞれの家庭に、「大掃除をするように」っていう通知があったからだそうだ。だけど、今じゃ、ちゃんと支払ってるハズの年金に関しての通知すら来なくなっちゃったんだから、大掃除の通知なんて来るワケがない。

それなのに、現代では無くなっちゃった何十年も前の習慣が、そのまま歳時記に掲載されてるワケで、この辺が、現実の生活と歳時記とのギャップの1つになってる。たとえば、これが動物や植物だったらどうだろう。「花鳥風月」って言うくらいだから、歳時記には、たくさんの花や鳥、動物や虫が季語として掲載されてる。だけど、その中の1種類の鳥が絶滅したとしたら、植物が絶滅したとしたら、もう、その鳥や花を見ることができなくなるんだから、歳時記から削除することになる。

「そんなに簡単に絶滅なんかしないだろう」って思ってる人もいるかもしんないけど、人間による環境破壊は、恐ろしいほどのスピードで加速してる。たとえば、植物だけを見ても、1900年から2000年までのたった100年間で、30万種もの植物が、人間による伐採や環境汚染によって絶滅しちゃったのだ。これは、単純計算すれば、1年間に3000種ずつ、1日に8種ずつ絶滅してるってことになるけど、実際には、この100年間の最初のころは、1週間に1種くらいの割合で絶滅してた。そして、それが、どんどん酷くなって来て、2000年を迎えるころには、1日に20種から30種もの植物が絶滅し続けるようになったのだ。つまり、平均すれば、1日に8種ずつ絶滅してるってことになるけど、今現在は、1日に20種から30種もの植物が絶滅し続けてるってことで、今のまま進んで行けば、これからの100年間では、30万種どころか、その3倍から4倍もの種類の植物が絶滅しちゃうってことになる。

だけど、これは、地球上に限りない種類の植物があったとしたらの話であって、実際には、今、地球上に残ってる植物は、確認されてるものだけで約20万種、未確認のものを推測してプラスしても約22万種って言われてる。つまり、あたしたち人間は、この100年間で、地球上に存在してた植物の半分以上の種類を絶滅させちゃったってことなのだ。そして、今のスピードで絶滅してけば、あと50年もしないうちに、地球上のすべての植物は絶滅しちゃうのだ。

でも、これは、算数の話であって、実際には、地球上のすべての植物が、あと50年もしないうちに絶滅しちゃうなんてことはアリエナイザーだ。何でかって言うと、人間は、自分たちにとって利用価値のある植物に関してだけは、栽培したり、品種改良したり、植林したりしてるからだ。だから、お米を始めとして、数多くの穀物や野菜や果物、そして、木材として利用価値のある植物は、あと50年で絶滅したりはしないと思う。だけど、逆に、人間にとって利用価値のない植物は、どんどん絶滅させられてくだろう。

‥‥そんなワケで、地球上のすべての動植物は、何らかの因果関係の上に成り立ってる。だから、いくら人間にとって利用価値がないって言っても、それは、目の前のことだけしか見てないワケで、「風が吹けば桶屋が儲かる」的な理屈で見れば、どんな雑草だって、どんな小さな虫だって、すべての生き物は、どこかで人間の役に立ってるハズだ。それなのに、目先の利益だけにとらわれて、大切な山を伐採してゴルフ場なんかを造っちゃうなんて、人間て、どうしてこんなに愚かなんだろう。

ちなみに、バブル時代にゴルフ場の乱開発が行なわれた千葉県は、県の総面積の約20%がゴルフ場にされちゃった。そして、ニポンの気候に合わない芝を育てるために、ものすごい量の農薬が散布され続けてて、それが土に染み込んで、雨によって周りの川へと流れ、数え切れないほどのお魚が死に続けてる。それどころか、周りの田畑にも、ゴルフ場の農薬が流れ続けてる。千葉県で、長年、無農薬の農業をやってた人は、周りの山に3つもゴルフ場を造られてから、自分の畑の作物からも高濃度の農薬が検出されるようになって、ついに、畑を捨てて他県に引越ししちゃった。

ゴルフ場で働いてるキャディーさんの多くは、芝に撒く農薬に苦しめられている。中には、酷い健康被害にあって、仕事を辞めた人も数え切れないほどいる。それなのに、そんなゴルフ場へ出かけて行って、高いお金まで払って、深呼吸なんかしちゃってる人がいっぱいいる。中には、嫌煙権を振りかざして、隣りの人のタバコの煙にまで文句を言ってるような健康ヲタクが、ゴルフ場に行って、農薬だらけの空気を吸い込んで、スガスガシー顔なんかしちゃってるんだから、あたしは、「バッカじゃないの?」って思っちゃう。

ゴルフ場を経営してるのは、大手のゼネコンの子会社だったり、ホニャララ団のフロント企業だったりするワケで、コイツラは、自民党の森派の議員や官僚たちとベッタリ癒着してる。そのため、環境省が、ゴルフ場の農薬の散布状況や付近の水質検査を行なう場合には、3ヶ月も前に電話で連絡しとくのが通例になってる。だから、連絡を受けたゴルフ場は、3ヶ月後の検査で合格するように、農薬の散布量を減らしたり、検査日の数日前からはいっさい散布しないなど、対応してるってワケだ。そして、それでも基準値を上回る残留農薬が検出されちゃった場合には、そこはベッタリと癒着してる身内同士なワケだから、チョチョイのチョイと数字を書き換えてもらうってスンポーなのだ。

国民から巻き上げた年金保険料を好き勝手に使い込み、知らぬ存ぜぬで逃げ回ってる社会保険庁しかり、天下りどもが勢ぞろいしてるゼネコンや外郭団体と手を組んで、談合に次ぐ談合で税金を山分けしてる国土交通省しかり、接待の嵐でやりたい放題の防衛省しかり、コイツラの頭の中には、国民のことや環境のことなんか考えてる脳みそは1ミリグラムもない。あるのは、テメエたちの私利私欲のことだけだ。小池百合子を始めとした歴代の環境大臣が「環境破壊大臣」て呼ばれてるのだって、その立場を利用して、かけがえのない自然を自分たちの私利私欲のために破壊し続けて来たからだ。そして、その最大にして最悪なのが、ゴルフ場の乱開発に絡んだ利権なのだ。

‥‥そんなワケで、世の中が不景気になってくれたオカゲで、ホニャララ団のフロント企業によるゴルフ場の乱開発だけは下火になってくれたけど、今までに造られちゃったゴルフ場は、全国に2300もある。そして、そこに散布されてる農薬は、かつては年間に約2.5トンとも3トンとも言われてた。ここ数年は、減農薬を実施してるゴルフ場も増えて来たので、最盛期よりは減少傾向にあると思うけど、それでも、あたしに言わせれば、たかが遊びなんかのために、かけがえのない国土に危険極まりない農薬を散布し続け、それが、川へと流れ出て、多くの動植物を殺し続けてるなんて、これほど愚かなことはないと思う。遊びのために、広大な土地に自生してた植物をすべて殺して、その土地の気候に合わない植物をムリヤリに植えて、そのために農薬を撒き続けるなんて、もしもナウシカがいたら、なんて言うだろう? そして、今から50年後、100年後の歳時記には、いったい何種類の植物の名前が残ってるんだろう?‥‥なんて思った今日この頃なのだ。


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2007.11.23

きっこのオールナイト・ニポン

ピッ‥‥ピッ‥‥ピッ‥‥ポ~ン!


キ~ン、コ~ン、カ~ン、コ~ン‥‥デデデデデデデデデデデデデデデデ‥‥クロッ・ストラ・テン・イツァ・サタデナ~イ♪ ガ・マ・ニ・マ・ケッ・アンディ・フィルソ・ラ~イ♪ ナッ・ゴニ・ホム・ゴナ・ステ・ア・レ~♪ ガタ・ヒア・サム・ロキ・ミュジ・フィラ・ジャス・グレ~♪


ハローハロー! ディス・イズ・キッコ・ステーション! こんばんは、DJのきっこです! 真夜中の狂い咲きサンダーロードで、今夜も抑えきれないエナジーを探し続けてるストリートのロックン・ライダーズ! 夜更けの硬いベッドの上で、愛を待ち続けてるスウィート・リトル・シックスティーン! 愛されたいと願ってるパパにも、融通の利かないママにも、そして、今にも諦めてしまいそうな君にも、今夜は飛びっきりゴキゲンなロックンロール・ミュージックを届けよう! アンテナを伸ばして、周波数を合わせて、平和のタバコを一服して、システムの中に組み込まれちまう前に、あたしが贈るホットなナンバーを、キャキャキャキャキャキャキャキャッチしておくれ~! そして、愛を! 愛を! 愛を! 今夜も~~~オールナイト・ニポン!


‥‥ってなワケで、辻仁成のオールナイト・ニッポン風味でスタートしてみたワケだけど、今夜の1曲目は、パワーポップの元祖、Cheap Trickの「In Color」から、「Clock Strikes Ten」、ニポン語で言うと、チープ・トリックの「蒼ざめたハイウェイ」から「今夜は帰さない」をお届けしまくってみました! で、より残尿感‥‥じゃなくて、臨場感を味わいたい人は、ココをクリックすると、YOU TUBEの「Clock Strikes Ten」が流れちゃいます‥‥なんてことも言ってみつつ、まずはお便りを紹介しま~す!

横浜の是切もえさんから、「お誕生日おめでとうございます。35才って、いろんな人を見てきて、女性が一番美しく輝くときだと思います。来年も同じこと書くと思いますが(笑)病気や怪我のない1年になるようお祈りしています。」、 世田谷区のちょびさんから、「きっこさん、お誕生日おめでとうです♪ 女は年とって熟し過ぎて落ちない程度に美しく年齢を重ねてなんぼ、40になっても50になっても美味しそうなイイ女でいてください。」、ポルトガル在住のhirokoさんから、「お誕生日おめでとうございます~。私はきっこさんより1つ年下ですが、女はまだまだこれからとおもっちょります。35才は怪我や病気の無いように祈っています。」

他にも、お祝いのメッセージを送ってくださったたくさんのリスナーの皆さん、どうもありがとう♪ それから、白夜書房宛にプレゼントを送ってくださった皆さんも、どうもありがとう♪


‥‥そんなワケで、たくさんいただいたバースデーメールの2通に1通は、「ケガや病気のないように」って書いてあったほど、今年のあたしは、ケガや病気が多かったです。もちろん、自分の不注意によるものがほとんどなんだけど、それにしても、新年早々、新しい包丁で指をザックリと切ったのを指切り‥‥じゃなくて、皮切りに、あまりにもケガと病気の多かった1年でした。これは、単にあたしの「不注意」ってだけじゃなくて、今年のあたしが「テッテーテキに運に見放された女」だったんじゃないかって思うんです‥‥ってなワケで、今夜の2曲目は、KISSの「Hard Luck Woman」をどうぞ~♪

久しぶりに、ピーター・クリスの猫メークを連発で見た人も、そうでない人も、「ヒゲが太すぎ!」ってツッコミを入れてもらいつつ、「セーラーズ・オンリー・ドーター」ってとこでナニゲに胸がジーン・シモンズ‥‥って感じになっちゃったりして(笑) で、20年前のキッズのアイドルがKISSなら、今のキッズのアイドルは、そう、Green Dayですね! ここで、リクエストをご紹介します。アメリカ在住のジョージ・ウォーカー・ブッシュさんから、「きっこさん、毎週楽しく聴いています。私にはいろいろと悩みがあって、もう、アメリカに住んでいるのがイヤになってしまいました。そこで、Green DayのAmerican Idiotをリクエストします。」ってことなので、続いてのロックンロール・ナンバーは、Green Dayの「American Idiot」をどうぞ~♪

う~ん、ニポンもアメリカも、お互いに、トップがバカだと苦労しますね~。でも、これがホントの「日米阿呆条約」ってワケで、麻生太郎のおじいちゃんの吉田茂が、1人で勝手に調印しちゃった「日米阿呆条約」のセイで、それから半世紀以上も経った今でも、ニポン人は、在日アメリカ軍の野蛮人どもによるレイプや殺人、強盗などの凶悪犯罪に怯えながら暮らしてるんですよね~。

ま、政治の話題は気分が凹んじゃうから、どっかの県知事になって頭がおかしくなっちゃったお笑い芸人のことも、どっかの州知事になって頭がおかしくなっちゃったハリウッドスターのこともほっといて、続いてご紹介するゴキゲンなロックンロール・ナンバーは、AC/DCの「Big Gun」‥‥って、コレ、頭がおかしくなっちゃった州知事が登場するPVじゃん!(笑)

‥‥そんなワケで、これまた久しぶりに、アンガス・ヤングの半ズボン姿だけじゃなく、ついでに州知事の半ズボン姿まで見ちゃったアナタが、クレヨンしんちゃんを連想しようとしまいとどっちでもいいんだけど、あたし的には、AC/DCって言えば、ジョーン・ジェットに「A.C.D.C.」って名曲があったことを思い出しました。だけど、ここは、「A.C.D.C.」でもなく、「I Love Rock N Roll」でもなく、あたしの一番好きな「Real Wild Child」をお届けしちゃいま~す♪

ああ~! ジョーン・ジェット、いつ見てもカッコよすぎ~!‥‥つーか、あたしの応援してる thee out modsのボーカルのSANAちゃんの歌い方って、誰かに似てると思ってたんだけど、ジョーン・ジェットに似てたんだって、今、気づきました!‥‥ってことで、続いては、LAで活躍中のニポンのロックンロール・バンド、thee out mods のナンバーから、あたしの大好きな「Sakura」をどうぞ~♪

ご紹介した thee out mods の「Sakura」のクリップは、ライブをハンディで撮っただけだから音が悪かったけど、あたしの大好きなSANAちゃんの男っぷりの良さは伝わったと思います。で、「オフィシャルサイト」で、もうちょっとイイ音で試聴できるし、来月になれば、逆輸入の形でニポンでも最高音質のCDがリリースされるので、皆さん、ご期待ください!

‥‥そんなワケで、話はクルリンパと戻って、ジョーン・ジェットの「Real Wild Child」からの流れってことで、続いては、イギー・ポップの「Real Wild Child」をかけながら、お便りを紹介します。広島県のNaoさんから、「きっこさん、こんにちは。きっこさんは以前、ジョジョの中ではイギーが好きだって書いてましたが、私もイギーが大好きで、それがこうじて、ついには貯金をはたいてボストンテリアを買ってしまいました。もちろんイギーと名づけて可愛がっています!」、そうですか、Naoさんは、きっと、今年の2月17日の日記、「イギーとピート」を読んでくれたんだと思うけど、あたしは、こんなことを書いてます。


「‥‥そんなワケで、あたしは、このイギーが大好きなんだけど、イギーの最後のシーンは、もう、何度も何度も泣いた。今、これを書いてても、思い出して涙が出そうになる。DIOの館を守ってるハヤブサのスタンド使い、ペットショップとの戦いで、イギーは、自らの足を切断して、瀕死の重傷を負って辛勝した。だけど、次の敵は、異次元の空間を操る強敵、ヴァニラ・アイス。まず、アヴドゥルがやられて、残ったのはポルナレフとイギーだけで、敵は段違いに強い。それで、あとちょっとでポルナレフがやられちゃうって瞬間に、瀕死のイギーは、最後の力を振り絞って、ザ・フールを使ってポルナレフを助けて、自分は息絶える‥‥。」


‥‥ああ、また思い出して泣きそうになっちゃいました。ちなみに、このイギーの名前は、今、流れてる「Real Wild Child」のイギー・ポップから取ったんですよね‥‥なんて話をしてたら、そろそろお別れの時間になっちゃいました。今夜、お送りする最後のナンバーは、ジョジョの「スタンド」に引っかけたワケじゃないけど、あたしの大好きなナンバー、The Pretendersの「I'll Stand By You」をお送りします。「おおっ!クリッシー・ハインド、懐かし~!」って人もそうでない人も、この曲で、今夜はグッスリとお休みください。それじゃあ、See You Later!


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2007.11.22

新しい検定を作りました♪

「この季語はどの季節?」の第3弾を作りました♪


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報道まで偽装された国

ゲームの「サクラ大戦」は終わったから、「サクラ大戦」のことを書くのも昨日の日記で終わりにするつもりだったのに、ドッとメールが来ちゃった。


お名前:けんた
E-mail:xxxxx@xxxxx.com
コメント:初めてメールします。もう他の人が指摘されていると思いますが「サクラ大戦」はマルチエンディングのゲームです。ゲームの進め方によっては、それぞれの登場人物がメインヒロインとなり、きっこ様の好きな、すみれさんとラスボスを戦うこともできます。さらに、高感度の高さによっては合体攻撃のスペシャルバージョンもあり、ムービーもそれぞれにふんだんに用意されていますので、是非いろいろ試してみてください。攻略サイトを参照の上、プレイされることをお勧めします。「サクラ大戦」はやりこみ要素の高いゲームですから、まだまだ遊べますよ。よければ、これからもゲームをプレイして感想をアップしてくださると嬉しいです。


お名前:クラサワ
E-mail:xxxxx@xxxxx.or.jp
コメント:きっこさん、こんにちは。いつも楽しく読ませていただいています。私はセガサターンで「サクラ大戦」の1作目が出た時からドリームキャストでの最後の作品になった4までを遊んでいました。それで今日の日記に「さくらとくっつくようになっている」と書かれていましたので、初めてメールさせていただきました。薄々気づいておいでかと思いますが、このゲームはときメモ要素がありまして、自分の好きな隊員をひいきにしていると、その隊員とのエンディングを見ることができるようになっています。戦闘以外のパートでなるべくすみれちゃんの肩を持つように選択していけばたどり着けると思います。目安は戦闘前に隊員全員のデータが出る場面で、お気に入りの隊員が何番目にいるかです。どうぞ頑張ってみてください。すみれちゃんのエンディングはBGMにすみれちゃんが歌うキャラクターソングが流れてステキです。それでは健闘をお祈りしています。


お名前:puipui
E-mail:xxxxx@xxxxx.ne.jp
コメント:こんにちは、いつも楽しく拝見しています。さて、きっこさんももうご存知かもしれませんが、「サクラ大戦~熱き血潮に~」は今から10年以上も前にセガサターンのソフトとして発売されたもののリメイク版です。元のサターン版ではエンディングの相手は途中の会話などで変えることができました。私もすみれさんのファンだったので、すみれさんと最後二人で戦いました。リメイク版でもたしかできたと思うんですが。あと、いちどクリアしたあとは、そのデータでいろいろミニゲームができるようになります。こいこい大戦は本編以上に熱くなった記憶があります。それでは、これからも楽しく拝見させていただきたいと思いますので、お体にお気をつけてください。


‥‥他にも、同様のメールをくださった皆さん、どうもありがとうございました♪‥‥ってなワケで、あたしも、最初は、お気に入りの神崎すみれちゃんと仲良しになりたかった。だけど、すみれちゃんと会話になるシーンで、向こうから何か質問されたりして、こっちの返事が2択とか3択とかになるんだけど、その中で一番気に入られるような答えをセレクトしても、絶対にキゲンが悪くなっちゃう。それで、どんなにがんばってもダメなのに、主人公の真宮寺さくらは、どんどん好意を寄せて来て、あたしが他のメンバーにやさしい言葉をかけたりすると、ヤキモチを焼いてツネったりし始めた。だから、あたしは、「このゲームは主人公の真宮寺さくらとしか仲良しになれないように作られてるんだな」って思った今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、メールを3通も紹介したら、久しぶりにマクラが1000文字を超えちゃったけど、今日は「サクラ大戦」の話題じゃないから、チンプンカンプンな人も、もうしばらくお付き合いください。で、あたしは、ちょっとだけ調べてみたんだけど、「すみれちゃんはヘソ曲がりだから、普通に相手が喜ぶような返事を選ぶと逆効果で、ワザと怒らせるような返事を選んだほうがいい」ってことが分かった。あんまりちゃんとは覚えてないんだけど、たとえば、久しぶりにすみれちゃんに会った時に、「少尉、わたくしはどこか変わったと思いませんか?」とかって聞かれるんだけど、こっちからの返事は、「別に変わったようには見えないね」と「やさしそうな顔つきになったね」と「ますます美しさに磨きがかかったね」って感じの3択で、あたしは、「ますます美しさに磨きがかかったね」をセレクトした。いつもタカビシャのすみれちゃんだから、これが一番喜ぶと思ったからだ。

だけど、この返事をセレクトしたら、好感度が下がった時のジングルが鳴って、すみれちゃんは不機嫌そうな顔をして、「あ~ら、少尉もそこらの殿方と同じようなことしかおっしゃらないのですね」って言われちゃった。だから、このシーンだったら、たぶん、1番目の「別に変わったようには見えないね」を選んだほうが良かったんだと思う。いつも周りの人たちからチヤホヤされてるすみれちゃんだから、「褒められて当然」て思ってるワケで、だからこそ冷たい言い方をしたほうが、ハッとするのかもしんないってワケだ。

だから、そこまで考えてなかったあたしは、普通に喜ばれる返事ばっかり選んじゃって、すみれちゃんと会話になるたびに嫌われてくから、途中で「ダメだ、こりゃ!」って思っちゃった。だけど、真宮寺さくらの場合は、たとえば、精神的にまいってるようなシーンの時に、「ほっておく」「手をにぎる」「抱きしめる」って3択の中から「抱きしめる」をセレクトすると、「ピロリロリ~ン♪」ってジングルが鳴って、さくらが嬉しそうな顔をする。そして、どんどん好感度が上がってくから、あたしは、「真宮寺さくらとくっつくようにできてるゲーム」なんだと思っちゃったのだ。だから、おんなじ質問でも、相手によって返事を変えなきゃなんなかったワケで、こういうやり取りって、すごく難しい。そして、おんなじ返事を選んでも、人によっては誤解されちゃうこともある。

‥‥そんなワケで、今日、スポーツ紙やワイドショーで、矢田亜希子が赤ちゃんを産んだっていうニュースが報じられたけど、そのほとんどが、ダンナの押尾学が、自分たちのことを「美男美女の夫婦」って言ってのけたって部分をピックアップして伝えてた。たとえば、「日刊スポーツ」には、こんなふうに書いてあった。


(前略)押尾は「男でも女でもどっちでもいい。健康であればね。でもさ、美男美女の夫婦の子供で、かわいい子が生まれたの見たことがない」と、語っていた。(後略)


それで、スポーツ紙の記事を見ながら放送してたワイドショーでも、この部分を取り上げて、「自分で自分たちのことを美男美女だなんて、押尾さんらしいですね」ってコメントして、笑いのネタにしてた。だから、きっと、スポーツ紙を読んだ人たちも、ワイドショーを見た人たちも、みんな、おんなじように思っただろう。なんせ、押尾学は、「押尾語録」ってのが作られてるほど、自画自賛の嵐の天然男だから、こうした記事を読めば、誰もが「いかにも押尾学が言いそうなセリフだ」って思うからだ。

だけど、現場にいた知り合いのスタッフに聞いたら、この押尾学のセリフって、捏造されたものなんだって。ホントは、1人のレポーターが、「美男美女のカップルですから、きっとかわいいお子さんなんでしょうね?」って質問して、それに対して、押尾学が、「でもさ、美男美女の夫婦の子供で、かわいい子が生まれたの見たことがない」って答えたんだって。この流れを知れば、押尾学が