コレって詐欺じゃないの?
あたしが、「タオのプーさん」とともにバイブルとしてる「マリファナ青春旅行」の著者で、下北沢の「大麻堂」や「レストラン麻」などの経営をはじめ、大麻の種子を利用したナチュラル食品やナチュラル化粧品などの開発、販売など、ニポンに古来から伝わる素晴らしき植物である大麻の有用性を社会へ発信し続けて来た麻枝光一さんが、今、裁判を起こしてる。麻枝さんのブログの愛読者には、とっくにオナジミだと思うけど、あまりにもヒドイ話なので、あたしも取り上げることにした。で、念のために言っとくけど、麻枝さんが訴えられてんじゃなくて、訴えてるほうなので、そこんとこ、お間違いなく(笑)
ま、詳しいことは、麻枝さんのブログ、「麻枝光一的大麻生活」を読んでもらうとして、ここでは、簡単に裁判に至るまでの流れを説明しようと思う。まず、麻枝さんが、誰を訴えてるのかって言うと、ケータイ通販やネット通販サイトの大手、「ビッダーズ」だ。で、これがどんなことなのかって言うと、去年の8月に、麻枝さんは、ビッダーズの業者向けの説明会に参加した。ようするに、「大麻堂」の商品をビッダーズのケータイ通販サイトで売ることができれば、今よりも売り上げが拡大すると思ったからだ。それで、麻枝さんは、ビッダーズの説明会に参加したんだけど、その時、ビッダーズの担当者に、自分が「マリファナ青春旅行」の著者であることを告げて、名刺も渡して、帰って来た。
そしたら、ビッダーズの担当者からすぐに電話が掛かって来て、麻枝さんは、執拗に入会を勧められた。その電話は、1日に4回も掛かって来て、あまりにもしつこく勧めるので、麻枝さんは、自分の店舗の屋号が「大麻堂」であることを告げた上で、どんな商品を扱ってるのかを知らせるために、現在の自分の「大麻堂」の通販サイトを教えた。そしたら、数日後、「大麻堂」の通販サイトを見て、どんな商品を扱ってるのかを確認したビッダーズの担当者から電話があって、「大麻堂という屋号でビッダーズにショップを出すことは構わない。ただし、喫煙具とハーブは出品しないで欲しい」って言われた。それで、麻枝さんは、「大麻堂という屋号で出店しても構わないのか」って再確認したら、先方は「問題ない」って答えた今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?
‥‥そんなワケで、麻枝さんは、「大麻堂という屋号でショップを出すことは構わない」「ただし、喫煙具とハーブは出品しないで欲しい」っていう約束の上で、ビッダーズにショップを出すことを決めた。で、何日かして、また担当者から電話があって、今度は、「大麻堂の通販サイトで販売してるDVDも出品しないで欲しい」って言われたのだ。それで、麻枝さんは、「ビッダーズへの出店において、当社は、DVDやCDを主力商品としていきたい。DVDの出品が不可能なのであれば、ビッダーズへは出店しない」って伝えた。そしたら、その担当者は、「上司に相談します」って言って、しばらくしたら、「DVDは構わないとのことです」って言った。それで、麻枝さんは、それなら出店しようってことになって、去年の8月31日に、41万5800円の入会金を支払って、ビッダーズと契約したってワケだ。
その後、麻枝さんは、ビッダーズの通販サイトの構築や運営のために、専門のスタッフを雇ったりして、この入会金の他にもずいぶんお金や時間を使って、去年の秋に、ようやく、ビッダーズに「大麻堂」をオープンすることができた。そしたら、すぐに担当者から電話が来て、「DVDは削除してください」って言われたのだ。それで、麻枝さんは、「最初に言ってたことと違うじゃないか」って言ったら、その担当者は、「DVDはダメだと言ったはずです」の一点張り。そして、麻枝さんの了解も取らずに、「サイトポリシーに反する」って理由で、一方的に麻枝さんのショップ内のDVDを削除しちゃったのだ。
それで、しばらくしたら、今度は、食品や書籍まで、麻枝さんに何の連絡もせずに、勝手に削除しちゃった。事前に何の連絡もなく、ある日突然、一方的に削除されたので、麻枝さんは、ビッダーズにメールで削除理由を問いただした。そしたら、食品に関しては「薬事法に抵触する恐れがある」って理由だったので、商品説明の表現を変えることで対応したんだけど、書籍に関しては、DVDの時とおんなじに「サイトポリシーに反する」の一点張りで、それ以外に何の具体的な説明もなかった。
で、こんな状態が続いてる中、今年の1月末に、ビッダーズから、「2月末で半年間の契約期間が満了します」っていう通知が届き、そのあとに、契約更新のための書類が送られて来た。それで、麻枝さんは、2月27日に、契約更新のための代金、35万2800円を支払ったんだけど、ナナナナナント! ビッダーズは、その翌日の2月28日に、一方的に「大麻堂」のショップを閉鎖しちゃったのだ! そして、その後、この35万2800円を支払ったぶんの契約期間である半年間、ずって閉鎖させられ続けて、何1つ商品を売ることができなかったってワケだ。
‥‥そんなワケで、麻枝さんがビッダーズ側に求めてるのは、最初の契約金と更新時の契約金の合計、76万8600円と、このために雇ったスタッフに支払ったお給料、20万円×12ヶ月=240万円と、運営維持に掛かった諸費用、10万円と、精神的苦痛に対する慰謝料、200万円の合計527万円のうち、損害金としての「300万円の支払い」だ。契約金とスタッフのお給料の合計だけでも、軽く300万円を超えてるんだから、この要求は、ものすごく低いものだと思う。だって、この裁判に勝って300万円が支払われたとしたって、麻枝さんは大赤字なのだ。
だから、この要求額を見ただけでも、麻枝さんの望んでるものが、お金じゃないってことが分かるだろう。麻枝さんは、何とか和解したいと思って、ビッダーズの本社を訪問して、説明や話し合いを求めたり、何度も和解の道を探って来た。だけど、そのたびに、ビッダーズ側は、前回と正反対のことを言ったり、都合の悪いことはすべて「答えられない」の一点張りで、まったく取り合おうとしなかった。その上、いつまで経っても前向きな提案なども1つも示さなかったから、麻枝さんは、仕方なく訴えたってワケだ。
最初に勧誘する時には、1日に何度も何度もしつこく電話して来て、契約書を取り交わすまでは、喫煙具とハーブ以外の商品はすべてOKだって言ってたクセに、いざ、契約金を振り込んだと思ったら、それまでとは正反対の事を言い出した挙句に、何の理由も言わずに、連絡さえせずに、一方的にどんどん商品を削除するなんて、デタラメもいいとこじゃん。その上、契約更新の書類が送られて来たから、その通りに大金を振り込んだのに、その翌日に強制的にショップを閉鎖するなんて、まるでオレオレ詐欺みたいじゃん。たとえば、この契約更新のお金を麻枝さんに返還して、それから閉鎖するってんならまだ理解できるけど、お金だけ取っといて翌日には閉鎖だなんて、こんなのどう考えたって犯罪だよ。
‥‥そんなワケで、あたしは、これほどトンチンカンな話は聞いたことがない。たとえば、大麻に関するDVDや書籍、グッズとかが、公序良俗に反するって理由で削除したんなら、最初っから「大麻堂」って屋号で、大麻関連の商品を専門に扱ってるお店だって言ってんだから、出店の勧誘なんかしなきゃいいじゃん。それなのに、しつこくしつこく1日に何度も電話で勧誘して来て、大金を支払って契約したトタンに、理由も言わずに一方的に削除に次ぐ削除。それに、2月の末にショップを強制閉鎖するのに、何で2月の頭に契約更新の書類を送りつけて来るの? コレとおんなじことを個人が個人に対してやったら、確実に詐欺で逮捕されるよね。だから、あたしは、麻枝さんにいろいろとお世話になってるからってことじゃなくて、まったく知らない人の話だとしても、いくら何でもコレはひどすぎると思った今日この頃なのだ。
「麻枝光一的大麻生活」
http://taimadobrog.livedoor.biz/
※麻枝さんのブログの左側に「ビッダーズ裁判」というカテゴリーがあるので、そこをクリックすれば、今回の裁判に関するエントリーをマトメて読むことができます。麻枝さんが小出しにしてるビッダーズからのメールなどの証拠も満載で、マトメて読むと、ビッダーズがいかにデタラメな会社なのかということが良く分かります。それから、この裁判のことを1人でも多くの人に知らせたいので、麻枝さんのブログにアクセスしたら、各エントリーの下にある「人気BlogRanking」をクリックしていただけるとアリガタイザーです♪
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