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2007.11.03

順序が逆だろ?自民党!

次から次に噴出する防衛省や厚労省の呆れ返る不正の数々、次から次に発覚する賞味期限の偽装や産地偽装のインチキ食品の数々、次から次に値上げするガソリンをはじめとした庶民の生活を直撃する日用品や食品の数々、次から次にアルカイダだのペンタゴンだのって言い出しちゃった鳩山邦夫のオッペケペー発言の数々‥‥ってワケで、他にも、NOVAの猿の問題もあるし、1日でモトの生意気な口の利き方に戻っちゃった八百長亀田のこともあるし、何を書けばいいんだか分かんなくなっちゃうくらい世の中がバタバタしてんのに、今度は、森喜朗の操り人形の福田のバカが、民主党に連立を呼びかけるなんていう、こないだの選挙での国民の総意を完全に無視したトンデモない行動に出ちゃった。もう、自民党とナンミョー党のクズ議員どもだけじゃなくて、小沢のバカも一緒にトットと引退してくれよ。ついでに、前原のバカも連れてさ。こんな、自分たちの都合しか考えてないような売国奴どもは、この国には1人も必要ないよ。

宝永2年(1705年)、若干22才で紀州藩の藩主になった徳川吉宗は、莫大な借金を抱えてた藩を立て直すために、まずは藩の大リストラを決行した。吉宗は、国会で居眠りしてる自民党のクズ議員みたいなのをカタッパシからリストラした上で、さらには、残ったヤツラの給料もカットして、「美しい国づくり企画会議」みたいな不必要で無意味な部署もみんな潰して、今で言う「小さな政府」を作り、徹底的に倹約をした。つまり、吉宗は、まずは自分たちがムダな出費を抑えることから改革を始めたってワケで、自分たちの尻拭いを国民にさせてる今の政府とは正反対だった。

そして、その上で、領民たちには新田開発を進めさせて、領民たちの不満の声を聞くために、目安箱も設置した。だからこそ、年貢率を3割から4割へと引き上げても、領民たちはガマンしてたってワケだ。今の政府みたいに、居眠りしてるだけで何千万円も何億円ももらってるような、何の役にも立ってないヤツラが何百人もいるのに、それをそのままにしといて、「まずは増税」って、ふざけんのもタイガイにしろよ! それも、吉宗は、それまでの年貢率を「1.3倍」にしただけだけど、福田のバカは「3倍~4倍」にしようとしてるんだから呆れ果てちゃう今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、吉宗が行なった「享保の改革」によって、藩は莫大な借金を完済した上に、百万両を超える資産を残すことができたワケだけど、それは、「まずは自分たちから」っていう改革を断行したからだ。ニポンの歴史上に汚点を残す前代未聞のコイズミ改革のように、口先のペテンで国民を騙し、社会的弱者にばかり痛みを押しつけ、自分たちと一部のお金持ちや大企業だけが潤うという売国政策とは正反対だ。だから、吉宗は、その政治的な手腕を評価されて、現代では、パチスロ機の「吉宗」として、その名を全国のホールに轟かせてるんだけど、ビワコさんやバリンコンさんたちが撮影で通ってる例のカエルさんのホールのように、親切な目押し係がいれば、目押しのできないあたしでも遊ぶことができる。

でも、そんな吉宗だけど、藩の莫大な借金も返済して、たくさんの資金も貯まったってのに、それでも引き上げた年貢率をモトに戻さなかった。だから、頭に来た領民たちは百姓一揆を起こしたってワケで、これは、「将来は無料にする」って言って首都高速を作っておきながら、無料にするどころか、何度も何度も値上げを繰り返してるのとおんなじことだ。暴走族よりも迷惑な、自民党の道路族によって、長年、食い物にされて来た首都高速の利用者たち。そして、悪質極まりないカルト教団、「真光の業(まひかりのわざ)」に心酔してる洗脳信者、石原伸晃が、鳴り物入りで国土交通大臣になってからというもの、さらに癒着と談合の図式は酷くなり、ついには「ETCをつけてない車は最短区間の利用でも最長区間の料金を徴収する」っていう、新宿のボッタクリ・バーみたいなデタラメなシステムになることが決まっちゃった。

で、これとおんなじなのが、今や東京の真ん中じゃ、1リットル170円のお店まで出て来ちゃったガソリンだ。あたしの車なんか、ハイオクじゃないと走んないから、そこのスタンドで入れたら、1リットル180円だ。もちろん、そんなとこじゃ入れないし、今は原チャリしか乗ってないから、こんなに値上がりしてからは、まだ一度も車には給油してないけど、F1用のレースハイオクじゃあるまいし、1リットル180円て、いったいナニゴトだ!

‥‥そんなワケで、なんでニポンのガソリンがこんなに高いのかっていうと、何種類もの税金が掛けられてる上に、さらに、原価の部分だけじゃなくて、税金のぶんにまで消費税を掛けるっていう、税金に税金を掛けるボッタクリ・システムが炸裂してるからだ。まず、ニポンにタンカーで原油が運ばれて来た時点で、有無を言わさずに原油関税と原油税が掛かる。そして、それを精製してガソリンを作ると、揮発油税と地方道路税が掛けられる。この2つの税金が、通称「ガソリン税」って呼ばれてるもので、ストーブの灯油とかには掛かんないから、灯油もガソリンもモトはおんなじなのに、灯油のほうがうんと安いってワケだ。で、この4種類もの税金が掛けられて、原価の2倍近くになったガソリンは、車に給油した時点で消費税が掛けられて、さらに値段が跳ね上がる。

商品の値段に消費税が掛かるのは、法律なんだから仕方ないことだ。1000円のTシャツを買ったら、消費税が5%掛かって1050円になるのは理解できる。だけど、ガソリンを1000円ぶん給油しても、費税が5%掛かって1050円になる。あたしは、コレが理解できないし納得できない。だって、1000円ぶんのガソリンてのは、フランク・ザッパに言えば、ガソリン代が600円で、残りの400円は4種類の税金なのだ。だから、本来なら、1000円ぶんのガソリンを給油した場合には、そのうちの純粋なガソリン代にあたる600円にだけ消費税を掛けるべきで、もともと税金である400円の部分にまで消費税を掛けるのは間違ってるってことになる。

だって、税金にも消費税を掛けるってことは、所得税や住民税を支払う時にも消費税を5%掛けられるのとおんなじことで、これほどおかしなことはない。だけど、実際には、1989年に消費税が導入されて以来、もう20年近くも、こんなにデタラメな「税金の二重取り」が行なわれて来たってことで、国が国民を騙して巻き上げて来た二重取りのぶんの総額は、天文学的な金額になるだろう。何しろ、たった1000円ぶんのガソリンでも、そのうちの、本来は消費税を掛けちゃおかしい400円の部分にも20円の不当な税金が掛かってるんだから、5000円ぶんなら100円、1万円ぶんなら200円てことになる。

だから、ガソリン代を1ヶ月に3万円使ってる人なら、1ヶ月に600円、1年間に7200円も、本来なら支払う必要のない不当な税金を巻き上げられてるってワケで、これが全国のすべての車に対して、20年近くも続いて来たんだから、合計したらトンデモない金額になるだろう。ニポンの年間のガソリン消費量は約5000万キロリットルだから、あたしたちは、毎年1500億円もの不当な消費税を取られてるってことになるのだ。そして、今でもこんな状況なのに、さらに自分たちの尻拭いを国民にさせようと、この消費税を今の3倍から4倍にするって断言してんのが自民党ってワケで、消費税は絶対に引き上げないって断言してんのが民主党をはじめとした野党ってワケだ。この点だけを見たって、次の総選挙で自民党なんかに投票したら、国民は自分で自分の首を絞めることになっちゃうってことが、ミトコンドリアにも分かるだろう。

‥‥そんなワケで、話をクルリンパと戻すけど、国民を苦しませ続けてる意味不明な税金、ガソリン税ってのは、もともとは、今の半分の1リットル当たり28円だった。それが、1974年の第1次オイルショックの時に、その財源不足を補うために、政府は「2年間の暫定措置として増税する」って言って、ガソリン税を2倍の56円にしたのだ。だけど、2年経っても、ガソリン税は元の28円には戻らなかった。それどころか、4年後の1978年に第2次オイルショックが起こったことによって、政府は、まるで、もう56円が当たり前って顔をし始めて、そのまま30年以上も、ずっと「暫定措置」が続いてるってワケだ。

その30年の間には、バブル景気を始めとした好景気だってあったのに、政府は、一度引き上げた税金は、絶対に下げることはしなかった。これこそが、「数年でペイできたら無料にします」って約束して作った首都高速が、未だに無料にならないどころか、値上げに次ぐ値上げをしてんのとおんなじことだ。イラクへの自衛隊派遣にしたって、最初は「1年間だけ」って言って強行採決したのに、フタを開けてみたら、コイズミは、毎年、ナンダカンダと意味不明な屁理屈を抜かして延長し続けた。

で、何で最初は「2年間の暫定措置」だったガソリン税の増税が、30年以上もモトに戻らないのかっていうと、これは、自民党が国民を騙すために作られた「租税特別措置法」っていうファッキンな法律によって守られてるからだ。この「租税特別措置法」ってのは、いろんな税金に対する「特例」を認めるって法律で、「障害者自立支援法」みたく、その内容とはウラハラに、基本的には国民のために制定されたような形になってる。たとえば、景気対策として「2兆円減税」とかをする場合に、「1年間の暫定措置として所得税と地方税を減税する」なんてのは、この法律を使ってるワケだ。これによって、サラリーマンたちはボーナスが増えて、車を買ったり、ローンで家を買ったりして、世の中の景気は一時的に良くなる。

そして、この法律は、こんなふうに「良いほうの使われ方」をした場合には、「1年間の暫定期間」が終れば、きちんと約束通りにスパッと打ち切られる。だけど、増税っていう「悪いほうの使われ方」をした場合には、最初に決めた「1年」とか「2年」とかの暫定期間が過ぎても、見直し、見直し、見直しって、1~2年ごとに延長して行き、結局、一度引き上げた税金は永久に増税されたままなのだ。これは、ガソリン税だけじゃなくて、軽油取引税、自動車重量税、自動車取得税など、どれもおんなじで、これらはすべて、最初は「しばらくの間だけ暫定的に」って言って増税したのに、結局は何十年もそのままで、いつの間にか「当たり前の税金」になっちゃってる。

ようするに、自民党は、一度引き上げた税金を元に戻すつもりなんか、ハナッからないワケだ。ただ、「増税します」って言うと国民の反発もあるし、参院で否決される恐れもあるから、この「租税特別措置法」を悪用して、「今は緊急事態なので2年間だけ増税します」とか言って、国民を騙して、参院を納得させて、増税案を可決させちゃうのだ。そして、一度可決されちゃえば、あとは約束の2年が経ったら、「まだ景気は回復していないから見直しをします」って言って、延長、延長、また延長ってやってく作戦で、これを20年も30年も続けてれば、バカな国民たちは、増税されたことなんか忘れちゃうってワケだ。

だから、今、自民党のクズ議員どもが口をそろえて騒いでる「消費税の大増税」にしたって、最初は、当然、「社会保障費の財源の不足分を補填するために、一時的な措置として税率を引き上げます」とかって抜かしておいて、一度可決されちゃえば、あとは、10%が15%、15%が20%って、半年ごとに引き上げてって、あとはシランプリって作戦だ。長年に渡る自民党の売国政策で、ここまで世の中をメチャクチャにしたってのに、デタラメな増税によって、その尻拭いを国民にさせるとは、言語道断とはこのことだ。

だけど、あたしだって、ナンでもカンでも増税に反対してるワケじゃない。たとえば、福祉先進国のスウェーデンスやデンマークやノルウェーみたいに、消費税が24%だとか25%だとかになったって、国家予算の約半分にあたる45%を社会保障や福祉に使ってくれるんなら、あたしはヒトコトも文句は言わない。病院や老人ホームがすべて無料な上に、小学校から大学まですべて無料で、バスや電車もすべて無料なんだから、あたしだけじゃなくて、誰も文句なんか言わなくなるだろう。それなのに、このニポンで社会保障や福祉に使われてる予算は、たったの20%だ。ホームレスだらけのアメリカでさえ30%だってのに、それよりも低いのだ。そして、その20%が捻出できなくなるからって、今度は消費税の大増税と来たもんだ。ようするに、消費税が3倍にも4倍にもなって、あたしたちの生活は大打撃を受けるのに、社会保障や福祉は何も良くならずに、ただ単に現状をキープするってだけのことなのだ。

‥‥そんなワケで、どうしても消費税を大増税するってんなら、徳川吉宗のように、まずは国会で居眠りしてる自民党のクズ議員どもを全員クビにしたり、国民の血税を池田大作に上納し続けてるナンミョー党の洗脳議員どもも全員クビにしたり、不必要な寄生虫どものリストラから始めて欲しい。そして、残った議員たちのお給料は全員カットして、自分たちのパトロンの癒着企業に便宜を図るためのムダな会議などはすべて解散させて、ホントに国民のために必要なことだけをすれば、政府の規模は今の10分の1になり、予算も10分の1で済むようになる。そこまでやって、それからだろ。国民に増税のお願いをすんのは。テメエラがボロ儲けしてる癒着の構図はそのままで、何の役にも立たない居眠り議員だのコイズミチルドレンだのを何十人も遊ばせといて、それなのに増税するなんて、モノゴトの順序がぜんぜん違うよ。だから、まずは、国民は誰1人選んでないのに、勝手に総理大臣になって勝手にデタラメなことばっかしてる福田のバカをクビにするのが、何よりも優先する課題なんじゃないかと思う今日この頃なのだ。


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