« 2007年11月 | トップページ | 2008年1月 »

2007.12.30

もんじゃの好きなもの

年末にお天気が崩れることはあっても、年が明けたお元日って、ナゼか、いいお天気になることが多い。あたしが覚えてる限り、お正月にお天気が崩れたってのは、あんまり記憶にない。北海道や東北なら、お正月に雪が降るってパターンもあるだろうけど、東京の場合は、お正月に雪どころか、雨が降ったってのも、ほとんど記憶にない。東京のお正月のお天気って、ものすごく漠然とした言い方になっちゃうけど、あたしのイメージだと、とにかく「無風」って感じがする。晴れててそんなに寒くなくても、曇ってて寒くても、とにかく風が吹いてなくて、空気が緊張したみたいにピーンとしてる。お正月、特に元日って、こんなイメージだ。

だから、あたしは、お正月っていうと、晴れとか曇りとかはトモカクとして、まずは「雨や雪は降ってない」っていう大前提があった上で、「風も吹いてない」ってのが、子供のころからの感覚だった。だけど、天気予報によると、今回のお正月は、東京でもお天気が崩れるみたいだ。タテに長いニポン列島は、天気図の等圧線が横に5本以上入ると「お天気が荒れる」って言われてるんだけど、今は、冬型の気圧配置がピークを迎えてて、9本もの等圧線が入ってる。だから、一番北の等圧線のとこの気圧と、一番南の等圧線のとこの気圧の差が、「お天気が荒れる」って言われてる最初のレベルの2倍近いワケで、これだけでも、すごいことになりそうだ。

上空5000mには、すでに氷点下39度以下のスサマジイ寒気が入ってて、このまま行くと、大晦日からお元日に掛けて、日本海側は大雪になるって予想されてる。そして、太平洋側や瀬戸内海の内側でも、場所によっては雪が降るって言われてる。日本海側では、24時間で1mの積雪、その他の地方でも50cmから70cm、関東でも北部では30cmくらい積もるそうなので、東京でも10cmくらいは積もるかもしんない今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


Y605
‥‥そんなワケで、すでに雪が降ってる地域の皆さんも、これから雪が降りそうな地域の皆さんも、年末年始は気をつけてくださいね。なんて普通のことを言ってみつつ、雪って言えば、最近、仲間になった猫の「もんじゃ」の体が、雪のように真っ白なのだ。古株のマックスも、もんじゃとおんなじ白黒ブチで、特別に汚れてるワケじゃないし、どっちかって言ったらキレイ好きなんだけど、それでも、もんじゃの白い部分と比べると、ずいぶんとくすんでるように感じる。

これは、白い部分の面積の問題もあるのかもしんない。マックスは、顔も体も上半分が黒くて、シッポもぜんぶ黒くて、顔の下半分とお腹が白いから、全体の6割が黒い上に、ダッコして仰向けにしないと白い部分はよく見えない。だけど、もんじゃは、顔にヘンテコな黒いブチがあって、あとは短いシッポが黒いだけで、胴体はぜんぶ真っ白なのだ。だから、遠くから見ても白い部分が多いし、座って顔だけ向こうを向いてたりすると、白猫みたいに見えちゃう。

もんじゃは、最初はオドオドしてたけど、今はもう完全に仲良しになれて、ダッコもできるようになった。それで、ダッコするようになって気づいたんだけど、この子って、白い部分の白さが、雪のようにチョー真っ白なのだ。もちろん、色だけじゃなくて、手触りもフワフワで、すごく抱き心地がいい。普通、白や黒や白黒の猫って、毛がシングルコートで、フワフワってよりも、ツヤツヤって感じだ。そして、トラ猫とかサバ猫とかが、細い毛と太い毛が組み合わさってるダブルコートで、フワフワしてる場合が多い。だけど、もんじゃは、今は冬毛ってこともあるんだろうけど、まるでダブルコートみたいにフワフワなのだ。その上、いつも日向ぼっこをしてるみたいで、お腹に顔を埋めて匂いをかぐと、お日様の匂いがする。

‥‥そんなワケで、ずいぶん仲良しになれたもんじゃだけど、あたし的に助かってるのは、カンヅメよりもカリカリのほうが好きだってことだ。他の子たちは、みんなカンヅメのほうが好きだから、通常は1日に1回はカンヅメ、最低でも2日に1回、つまり、4食に1食はカンヅメにしてるんだけど、金額がぜんぜん違うから、なかなか大変なのだ。キャットフードって、カンヅメもカリカリもマグロを原料にしてるものが多いから、必然的に、安売りの対象になってるのもマグロのものが多い。何でかって言うと、マグロって、すべてのお魚の中でもっともメチル水銀の含有量が多いから、アメリカやヨーロッパをはじめとしたほとんどの先進国で、人間は食べないように政府が指導してるからだ。

特に、妊娠中の女性や子供には、たったのヒトクチも食べないようにと指導してる。それどころか、カナダ、アイルランド、オーストラリアでは、妊娠中の女性や子供だけじゃなく、すべての国民に対して、マグロは危険だから絶対に食べるなって指導してるのだ。どうしてかって言えば、マグロの身に残留してるメチル水銀の量が、完全に国際安全基準を超えているからだ。これは、9月25日の日記、「赤ちゃんのために」に詳しく書いてるけど、人間の大人が食べても危険なものなんだから、人間よりもずっと体の小さな猫になんか食べさせたら、何倍も危険だってことだ。

実際、マグロのキャットフードばかり食べさせてた飼い猫が、神経障害を起こして、ちゃんと歩くことができなくなったって事例も報告されてる。そして、この猫を調べたら、体内から基準値を大幅に超えるメチル水銀が検出されたんだけど、これは、厚生労働省が発表してるのだ。それなのに、このニポンでは、未だにマグロなんかを高級食材だなんて妄想が蔓延してて、もっとも水銀の含有量が多いトロの部分が、一番高い値段で取り引きされてるんだから、バカ丸出しだ。結局、マグロの流通によって生活が成り立ってる人たちを守るために、政府は、誰にも分かんないような小さな声でしか、マグロの危険性を国民に伝えてないってことだ。

‥‥そんなワケで、ニポンでは未だに高級食材ってことになってるマグロなのに、なんでキャットフードにマグロを原料にしたものが多いのかって言えば、それは、ニポン以外のほとんどの先進国が、「マグロは人間の食べるものじゃない」って見てるからだ。だから、ペットフードの原料にしてるってワケで、海外から輸入されてるキャットフードも、海外から原料だけを輸入してニポンで製造してるキャットフードも、その8割がマグロを使ってるってワケなのだ。

だけど、あたしは、大切な猫たちに、こんな危険なものを食べさせたくないから、カンヅメは安全なイワシ、カリカリもマグロよりは遥かに安全なカツオって決めてる。そして、カリカリのほうは、カツオが原料のものでも、それなりに安く買えるんだけど、イワシのカンヅメに関しては、どんなに安くても、1缶40円から50円くらいになっちゃう。マグロのカンヅメなら、安売り店でマトメ買いすれば1缶あたり20円から30円で買えるから、約2倍だ。でも、猫たちの健康や命には変えられないから、絶対にマグロは与えないようにしてる。

そして、猫たちの食費で苦労してる時に、もんじゃが仲間入りして、またまた家族が増えちゃったもんだから、あたしは困ったんだけど、この子ったら、あたしの気持ちを察してか、カンヅメよりもカリカリのほうが好きだって言う。「言う」って言っても、「ボクはカリカリのほうが好きなのにゃ~」って言ったワケじゃないけど、カンヅメだと普通の食べ方なのに、カリカリだと「猫まっしぐら」なのだ。だから、もんじゃが遠くにいる時に、器にカリカリを入れて、高くあげて器を振って音を出すと、あたしのとこに猛ダッシュして来る。それが、たまんないほど可愛くて、もんじゃの目標は、あたしじゃなくてカリカリだってことは分かってても、なんか、あたしに会いたくて走って来るみたいで、すごく嬉しい。

それから、カリカリを食べさせる時には、必ず、タップリとお水を用意して、好きなだけお水を飲ませてあげるようにしなくちゃなんないんだけど、カリカリを食べたあとに、お水を飲む顔が、これまた可愛いのだ。あたしは、猫がご飯を食べてる時の顔が大好きなんだけど、それは、どの子も目をつぶって食べるからだ。実は、あたしも、何かを食べる時に、よく目をつぶる。誰かと一緒に食事をしてる時には、そんなことはないんだけど、1人で食べてると、つい、目をつぶっちゃうのだ。これは、無意識にやっちゃうクセなんだけど、目をつぶると、より美味しく感じるみたいなのだ。

‥‥そんなワケで、目をつぶって一心不乱にカリカリを食べて、それから、目をつぶって満足そうにお水を飲むもんじゃを見てると、ホントに幸せに気持ちになって来る。もちろん、もんじゃだけじゃなくて、他の子たちもみんな大好きだけど、他の子たちはいろんな人になついてるけど、もんじゃはあたしだけにしかなついてないから、特別に可愛く思えちゃうのだ。その上、安いほうのカリカリが好きだなんて、あまりにもいじらしい。だから、あたしは、これからも、イワシとカツオをメインにしたキャットフードを中心にして、猫たちの健康管理に気をつけて行こうと思う今日この頃なのだ。


★ 今日も最後まで読んでくれてありがとう♪
★ 1日1回、応援のクリックをお願いしま~す!
   ↓   ↓
人気blogランキング


★ 新刊「きっこの日記 R」のご予約は、こちらからどうぞ♪
   ↓   ↓
http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2007/12/post_5738.html

|

2007.12.29

年末バタバタ

ハッキリ言って、キッコゲリオン初号機は、活動限界を迎えてる。このまま行くと、あと数日で、「完全に沈黙」ってことになりそうだ。とにかく、1日の時間がぜんぜん足りなくて、連日の睡眠不足が、ボディープローのようにジワジワと効いて来たみたいだ。もうちょっとマニアックに言うと、ピーター・アーツのローキックのようにジワジワと効いて来たみたいだ。ゆうべは、あまりにも疲れてたから、日記を更新しないで寝たんだけど、それでも、4時間の睡眠時間が5時間半になったことによる回復は、実感できない程度のもんだった。これもマニアックに言ってみると、ドラクエで、敵のボスの連続攻撃を受けて瀕死の大ダメージを受けた時に、「薬草」を1つ飲んだようなもんだった‥‥もんだった‥‥もんだった‥‥ゼニヤッタモンダッタ by ポリス‥‥なんてことも言ってみつつ、今日は、大幅にHPを回復できるベホイミみたいな、とっても嬉しいことがあった。それは、「カナダ de 日本語」のミニーちゃんから、お誕生日のプレゼントが届いたのだ。ミニーちゃん、ありがとう♪

で、カナダからプレゼントを送ってくれたことは聞いてたんだけど、中身はもちろん聞かされてなかったし、船便で送ったから時間が掛かるって言ってたから、のんびりと楽しみにしてた。それで、今日届いたんだけど、開けてみたら、すごく嬉しいものがいっぱい詰まってたのだ。黒のバスローブと、「さるさる日記」のマークに似てるおサルさんの柄の部屋着と、エロかわいい(笑)下着だった。エロかわいい下着は、シースルーのキャミとショーツのセットで、ミニーちゃんとオソロだって言うので、こりゃあ、身につけて写真に撮って公開するっきゃない。でも、ショーツはほとんどヒモだったから、あんまり豪快には公開できないし、とりあえず、マネキンに着せて写真でも撮ってみるか‥‥なんて思った今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、寝不足でパワーダウン気味のあたしだけど、ここに来て、あたしの相棒のメインのパソコンまで、調子が悪くなって来た。あたしは寝不足だけど、パソコンはハードディスクの容量不足なのだ。だけど、こんなに忙しい時に、とても増設なんてしてらんないし、使わないデータをDVDに落として空きを作ってるヒマもないから、寝てる間に自己診断ソフトで整理とお掃除をしてゴマカシてたんだけど、それも限界が近づいて来た。もう、こうなったらジンジャエールだから、重たい動画とかから、いちいち確認しないで、カタッパシから削除しちまうか?‥‥なんて乱暴なことを考えちゃうのも、あまりにも時間が足りなくてオロオロしちゃってるからだろう。

とにかく、時間がなくてアセッてる時に、「遅いパソコン」てのは、精神衛生上、もっとも良くない組み合わせだと思う。特に、あたしの場合は、常に複数のウインドウを開きっぱなしで、こっちで日記を書きながら、あっちでネットを徘徊しながら、そっちで画像の加工をしながら‥‥ってふうに使ってるから、画像を開くのに1秒以上かかると、もう、イライラしてきちゃう。常に、すべてのウインドウがサクサクと動いてくんないと、脳みそが「キーッ!」ってなっちゃう。「そんならマルチはやめろよ!」って言われそうだけど、複数のことを平行して進めてかないと、どうしても時間が足りないのだ。

だけど、今、ぜんぶのウインドウを見てみたら、一番下に、やりかけの「フリーセル」が埋もれてた。あたしは、ウインドウズについてるゲームの中だと、この「フリーセル」が一番好きで、ちょっとした合間とかに、気分転換のためにやってるんだけど、何といっても、真ん中の王様がキョロキョロするのが可愛い♪‥‥って、これは、さっき、お風呂を沸かし返して温まろうと思って、お風呂が沸くまでの7分間を潰すのに、やり始めたんだった。だけど、今回の配パイは、「1」が4枚とも奥のほうにあって、ケッコー難しくて、7分間じゃできなかった。それで、ゲームの途中でお風呂に行って、お風呂から上がってからは、お仕事のことをやったり、日記を書いたり、ネットのニュースを見たりしてるうちに、どんどんウインドウが重なってっちゃって、一番下に埋もれちゃったのだ。

‥‥そんなワケで、あたしは、日常生活において、この「7分間」て時間の使い方で、いつも困ってる。5分以下なら、何にも考えずにボケーッとしてればいいし、10分以上あれば、メールのお返事を1本書くとか、書きかけの日記を少し書き進めるとか、何かに使うことができる。だけど、この「7分間」ていう中途半端な時間は、ボケーッとしてるには長すぎるし、何かをするには足りないし、「オビに短しタスキに長し」って感じなのだ。

たとえば、コーヒーをいれるためにキッチンへ行ったら、まず、ヤカンを火にかける。そして、お湯が沸くまでの間に、マグの上に逆三角のアレを置いて、そのアレにフィルターをセットして、フリーザーからコーヒーを出して、計量スプーンで計って入れたりしてるうちに、ずいぶん時間が潰れるし、あと少しでお湯が沸く。だから、あたしは、ヤカンが「ピーッ!」って鳴るまで、ヤカンを見ながらボケーッとしてる。これはこれで、忙しい1日の中の貴重な時間だ。だけど、これにしたって、ホンの2~3分のことだからボケーッとしてられるワケで、お湯が沸くまでに7分間も掛かるんだとしたら、とてもボケーッとはしてらんない。だからって、一度、お部屋に戻って、本を読むとか、やりかけのお仕事をするとか、そんなことをするほどの余裕はない。

で、この中途半端な「7分間」てのは、お風呂を沸かし返す時の他には、冷凍のエビグラタンとかお好み焼きとかを電子レンジに入れてる時間だ。あたしは、冷凍食品が半額になってる時に、タマにマトメて買ってたんだけど、冷凍食品の中に入ってる原材料には、中国産のものも多いし、いろんな添加物もいっぱい入ってるから、今は、基本的には買わなくなった。だけど、以前は、「健康」よりも「便利」ってことを優先してたから、1人暮らしの強い味方ってワケで、レトルト食品と並んで、よく利用してた。で、電子レンジの場合も、3分くらいまでなら、グルグル回ってるのを見ながらボケーッとしてられるんだけど、サスガに7分ともなると、こんなに長くはボケーッとしてらんない。

もちろん、電子レンジは時間になれば自動的に止まるんだから、目を離してても焼きすぎちゃうことはないんだけど、あたしは、本を読むにしても、日記を書くにしても、じっくりと落ち着いてやるのが好きなので、「7分間だけ」だと、気分がノッて来たとこで電子レンジに呼ばれちゃうから、どうしてもダメなのだ。だけど、これが、10分以上なら、本を読むにしても区切りのいいとこまで読めるし、日記を書くにしても一段落を書くことができるから、気持ちを切り替えてエビグラタンを食べたりできる。

ずいぶん前のことだけど、エビグラタンをレンジに入れて、7分にセットして、できるのを待つ間に、書きかけの日記を書いてたことがある。それで、すごくノッて来たとこで7分が経っちゃって、レンジがピーピー呼んでるのは聞こえたんだけど、あたしは気分がノッてたから、その段落が終わるまで書き続けてた。そして、区切りのいいとこでエビグラタンを取りに行ったら、もう冷めてた。それで、また2分くらい温め直したんだけど、こうしたムダが、あたしにはガマンできないのだ。

今は、冷凍食品は買わなくなったけど、それでも、お風呂を沸かし返してる場合は、7分経ってすぐに入らないと、今の時季なんか、特に、すぐに冷めちゃう。だから、この7分間を待つ間は、本も読めないし、日記も書けないんだけど、「フリーセル」ならちょうどいいってワケだ。たいていは5分から7分で終わるし、終わらなかった場合も、そのままホッタラカシにしてお風呂に入っちゃえばいい。そして、お風呂から上がってからは、気分が変わってたら、そのままの状態で日記を書き始めたりして、途中でチョコチョコを続きをやったりすればいい。でも、そんな便利な「フリーセル」でも、活動限界を迎えてるパソコンにとっては、単なる足手まといでしかない。だけど、今さら「フリーセル」を消したとこで、それだけでパソコンが速くなったりはしないんだから、やっぱ、常に開いた状態になっちゃってる。

で、こんなに遅くてイライラするパソコンなのに、あたしは、インストールしなきゃなんないモノが2つもあった。デジカメのソフトと、ケータイの音楽ダウンロード用のソフトだ。ケータイのほうは、別に急ぎじゃないし、お仕事にも関係ないことだからどうでもいいんだけど、デジカメのほうは、急を要するモノだった。それで、さっきからやってたんだけど、インストール自体はそれなりにサクサクできたのに、試しにデジカメのデータを起こしてみたら、これがまた遅いの遅くないのって、どっちなんだい?‥‥ってくらい遅くで、フルサイズの画像を開くのに、5秒くらい掛かっちゃう。これは、完全に、あたしのイライラメーターのレッドゾーンだ。

‥‥そんなワケで、「あ゛~~~っ! やっぱダメだっ!」ってワケで、今、自動的にオンになっちゃう不必要なソフトをカタッパシから切って、あと、重たいもんをザクッと捨てて、リトル軽くした。なんか、大切なもんも混じってたかもしんないけど、何ヶ月も開けてないんだから、結局は「持ってるだけで使わないもん」なんだろう。そしたら、この作業が、約7分だった。だから、これからは、お風呂を沸かし返すたびに、この作業をやることにした‥‥って、あまりにもヤッツケな日記だけど、活動限界ギリギリで書いてるので、こんな感じで終わりにしようと思う今日この頃なのだ。


★ 今日も最後まで読んでくれてありがとう♪
★ 1日1回、応援のクリックをお願いしま~す!
   ↓   ↓
人気blogランキング


★ 新刊「きっこの日記 R」のご予約は、こちらからどうぞ♪
   ↓   ↓
http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2007/12/post_5738.html

|

2007.12.28

2007年度キッコデミー賞

今年も終わりが近づいてきたので、毎年恒例、各ジャンルの今年のナンバーワンを選出する「キッコデミー賞」を発表しちゃうけど、「毎年恒例」ってのはウソで、今、思いついただけだ。だから、その内容だけじゃなくて、そのジャンルすらもアバウトなんだけど、とにかく、「今年はこんなこともあったな~」なんて思い出しながら、つれづれなるままに書いてこうと思う。

もちろん、あたしが選ぶんだから、極めてマニアックで、極めて主観的で、一般の評価とはぜんぜん違うものになっちゃうと思うけど、そんな中でも、コレだけは一般の評価と変わんないだろうってのから発表しようと思う。それは、今年の「ベストF1ドライバー賞」ってジャンルで、あたしがナンバーワンに選んだのは、当然、「キミ・ライコネン」だ。コレは、10人のF1ファンに聞けば、7~8人がおんなじ意見だと思う。

せっかく憧れのフェラーリに乗れるようになったのに、ルーキーのハミルトンの天才的テクニックによる連戦連勝や、アロンソの前年度チャンプの意地が炸裂して、シーズン半ばには「フェラーリ放出」のウワサまで流れ始めちゃったライコネン。それなのに、周りの騒ぎに左右されないクールで熱い走りを続けたライコネンは、怒涛の追い上げを見せて、神様までが味方して、最終戦での大逆転で初チャンプ。これには、あたしも号泣しちゃった。

☆2007年ベストF1ドライバー賞 
「キミ・ライコネン」
http://www.kimiraikkonen.com/


どんな状況になっても、最後まで諦めずにがんばれば、絶対に夢が叶うってことを証明してくれたライコネンに、あたしは、2007年度のキッコデミー賞、「ベストF1ドライバー賞」を贈りたいと思う。本人は、きっと、辞退すると思うけど(笑)‥‥なんてことでスタートしてみた今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、続いては、さっそくマニアックなジャンルへと突入しちゃうけど、今年の「ベストパチンコ賞」ってワケで、あたしが選んだのは、タイヨーエレックの「CR機動新撰組 萌えよ剣 TTX」だ。今年は、2月に「CR新世紀エヴァンゲリオン ~奇跡の価値は~」、11月に「CRハイパー海物語 IN カリブ」って、パチンコ界の二大巨頭が新作をリリースしたし、両方とも大好きな台だけど、それでも、あたしがナンバーワンに選んだのは、そろそろホールから消えかけてる「萌えよ剣」なのだ。

だって、あたしは、このパチンコ台と出会ったことによって、「機動新撰組 萌えよ剣」ていうゲームやアニメがあったことを知ったワケだし、ゲームをやってみたらメチャクチャ楽しかったし、アニメを観てみたら死ぬほど楽しかったし、何よりも、土方歳絵ちゃんていうステキな女性を知ることができて、ホントに充実した日々を送ることができたからだ。そして、地元のホールには「萌えよ剣」が無かったから、歳絵ちゃんに会いたくて、わざわざ遠くのホールまで通ったりもした。

そして、ただ単に「原作が気に入った」ってことじゃなくて、パチンコ台としてのバランスが秀逸だから、いつでも安心して楽しめた。特にTTXは、信頼度の高い予告はキチンと当たってくれるし、確変昇格のパターンも読み通りだし、「サクラ大戦」みたいな「地獄のハマリ」もないし、連チャンの周期が安定してるからヨホドのことがない限りは負けないし、「天国モード」での引き直しはタナボタだし、すべてにおいてバランスのいい台だと思った。そして、マイナス面としては1つだけ、「あまりにも楽しすぎて、連チャンが終わってからも2箱くらい突っ込んじゃう」っていう点もあるんだけど、これだって、各キャラの魅力、多彩な予告やプレミア、各モードの楽しさがあってのことだから、評価する上ではプラスの査定になった。

☆2007年ベストパチンコ賞
「CR機動新撰組 萌えよ剣」
http://www.taiyoelec.co.jp/user/pachinko/products/moeyoken/


‥‥そんなワケで、続いては、今、「サクラ大戦」の名前が出たので、今年の「ベストアイドル賞」に行きたいと思うけど、あたしにとっての2007年度のアイドルは、やっぱ、「神崎すみれちゃん」だ。コレも、「機動新撰組 萌えよ剣」とおんなじで、最初にパチンコを打って、それで「サクラ大戦」ていうゲームやアニメがあったんだってことを知ったワケだけど、ゲームの「サクラ大戦~熱き血潮に~」ってのをやってみて、神崎すみれちゃんのあまりの可愛さ、いじらしさに、メロメロになっちゃった。

最初は、落としたフォークを拾わされたりして、「なんてタカビシャな女なんだ!」って思ったのに、仲良しになって来ると、みんなのいるとこでの態度と、2人きりの時の態度がぜんぜん違って来る。みんなのいるとこだと生意気なのに、2人っきりになると急に甘えんぼになるから、あたしは、「これがウワサのツンデレか!」って思って感動した。で、この「サクラ大戦」てゲームが出来たのはずっと前だし、アニメが出来たのも何年も前みたいだけど、あたしが「サクラ大戦」を知るキッカケになったパチンコ台は、今年リリースされたものだから、今年の「ベストアイドル賞」に選ばせてもらったってワケだ。

☆2007年ベストアイドル賞
「神崎すみれちゃん」
http://sakura-taisen.com/ova3_sumire.html


‥‥そんなワケで、マニアックなジャンルが続いたので、今度はメジャーなジャンルってことで、今年の「ベスト音楽賞」を発表したいと思う。これは、バンド、ミュージシャン、楽曲など、ぜんぶをひっくるめての「音楽賞」ってことで、あたしが選んだのは、もちろん「Thee Out Mods(ジーアウトモッズ)」だ。前にも紹介したけど、「Thee Out Mods」はLAで活動してるニポンのロックンロールバンドで、あたしは、紅一点のボーカルのSANAちゃんの男っぷりにメロメロだ。

何でもジャンル分けするのが大好きなニポン人的に言えば、「Thee Out Mods」は、リリックやファッションから「パンクバンド」ってことになっちゃうけど、あたしとしては、パンクなんていう狭いジャンルを飛び越えた「ロックンロールバンド」だと思ってる。そして、やってる音楽は「洋」のロックンロールだけど、名曲「SAKURA」を聴けば分かるように、ニポン人の心に底流してる「和」の魂も大切にしてる。これは、海外で活動してるからこそ、ニポンのことを客観的に見られる立場だからこそのスピリッツだと思うし、こうした視野を持ったバンドの活躍は、ニポン人としてホントに嬉しい。

☆2007年ベスト音楽賞
「Thee Out Mods」(「SAKURA」も試聴できます)
http://www.myspace.com/theeoutmods2006


‥‥そんなワケで、「萌えよ剣」から「サクラ大戦」へは「パチンコつながり」、「サクラ大戦」から「SAKURA」へは「サクラつながり」ってふうに、ナニゲに関連づけながら発表して来たワケだけど、そんなに都合良くは行かないので、次は何の脈略もなく、今年の「ベストアニメ賞」を発表したいと思う。あたし的には、「萌えよ剣」のOVA版が、今年観たアニメの中じゃサイコーだったんだけど、これは作られたのが4年も前だから、サスガに「2007年度」としては選ぶことができない。

で、今年、テレビで放送してたアニメの中で、毎週あたしが楽しみに観てたのっていうと、先週までテレビ東京で月曜日の深夜に放送してた「スケッチブック」だ。良く分かんない剣道のアニメのあとにやってたんだけど、ナニゲにぼんやりと観てるうちに、だんだん好きになってって、途中からは、ちゃんと狙って観るようになった。

知らない人のために説明すると、どっかの田舎の高校が舞台なんだけど、梶原空(かじわら そら)ちゃんていう極端に無口な女の子が、その高校に入学して、知らないうちに美術部に入部させられちゃって、ぼんやりと過ごしてく日々を描いてるんだけど、このアニメのすごいとこは、何の山場も盛り上がりもオチも何にもなくて、ただ単に、何の変化もない日常だけを描いてるってとこだ。

オマケに、主人公の空ちゃんは、ものすごい無口だから、主人公なのにほとんどセリフがない。たいていは、クラスメートに何か言われてうなづいてるだけだし、タマに話すのは、野良猫を相手にヒトコト程度。そして、目を開けたまま夢を見てるみたいな、ぼんやりとした時間が流れてって、気がつくと終わってるのだ。だけど、その「間(ま)」って言うか、どこか郷愁を覚えるような世界観がすごく心地よくて、知らず知らずのうちに最後まで観ちゃう。

こないだの放送で、最後に「おしまい」って出たから、たぶん最終回だったんだと思うけど、最初は、人から名前を聞かれても、モゴモゴしちゃって名乗ることができずに、横にいるお友達に「この子は空」って紹介してもらってたほどの引っ込み思案の空ちゃんが、最終回の最後のシーンでは、初めての相手に、「‥‥空」って、自分で名前を言うことができた。そして、そこで終わったんだけど、この終わり方も、それまでの平坦なストーリーのラストとしては、とっても良かった。飛んだり跳ねたり爆発したり、バタバタとやかましいアニメばっかの中、アニメでもこんな世界観の作品があったんだって、あたしは、すごくホッコリした気分になれた。だから、今年の「ベストアニメ賞」は、この「スケッチブック」に贈りたいと思う。

☆2007年ベストアニメ賞
「スケッチブック」
http://www.sketch-full.net/


‥‥そんなワケで、アニメの次は映画ってワケで、続いては、今年の「ベスト邦画賞」を発表したいと思う。なんで「映画賞」じゃなくて「邦画賞」なのかって言うと、今年、あたしが見た外国映画って、キム・ギドク監督の「絶対の愛」だけで、他には何も観てないからだ。でも、メッタに映画館に行かないあたしは、邦画もほとんど観てないワケで、大好きなシリーズの「釣りバカ日誌18 ハマちゃんスーさん瀬戸の約束」も、周りで評判になってた「河童のクゥと夏休み」も、仲間内でウケまくってた「真・女立喰師列伝」も、どれも観てない。

その上、あたしが観た数少ない邦画の中から、今回、今年の「ベスト邦画賞」に選んだのは、鎌仲ひとみ監督の「六ヶ所村ラプソディー」ってワケで、コレは、2006年に初公開された映画だ。だから、2007年度の「ベスト邦画賞」に選ぶのはどうかな?って思ったんだけど、何年も前の映画ってワケでもないし、あたしが観たのが今年なんだから、「ま、いっか!」ってことで、センエツながら選ばせてもらった。だけど、何億円もの予算で、オツムのカラッポなバカアイドルを主役にして、いろんな売国企業とタイアップして、テレビでCMをガンガン流して、全国一斉ロードショーしちゃうようアホ映画とは違って、「六ヶ所村ラプソディー」は、上映してくれる場所を探しながらコツコツと全国をまわってる本物の映画だから、初公開された年の翌年でも、十分に「ベスト邦画」って呼んでいいと思う。

☆2007年ベスト邦画賞
「六ヶ所村ラプソディー」
http://www.rokkasho-rhapsody.com/

ちなみに、今は、1月9日まで、渋谷の「アップリンクX」で上映してます。
http://www.uplink.co.jp/x/log/002375.php


‥‥そんなワケで、最後に、一応は本職のメークに関しての賞も発表しとこうと思う。つまり、今年の「ベストコスメ賞」ってワケで、数え切れないほどリリースされた今年のコスメの中で、あたしがナンバーワンに選んだのは、いろんなコスメ雑誌やコスメサイトとかの選出とはぜんぜん違うけど、資生堂のザ・メーキャップの「アクセンチュエイティング・クリームアイライナー」だ。自分で選んどいて、こんなこと言うのも申し訳ないけど、あたしは、資生堂が嫌いだ。だから、ホントは、大好きなランコムの新しいマスカラでも選びたかった気持ちはマウンテンマウンテンなんだけど、そうした主観を抜きにして選ぶと、このアイライナーは今年リリースされたコスメの中で、ダントツに素晴らしかった。

「ペンシルだとクッキリと描けないし、リキッドだと手がプルプルしちゃう」っていう全国のプルプル女性たちのために、いろんなメーカーからペーストタイプのアイライナーがリリースされてるけど、発色が悪かったり、落ちやすかったり、にじみやすかったりと、どれもイマイチだった。だけど、この「アクセンチュエイティング・クリームアイライナー」は、ペーストの粘度がベストなだけじゃなく、付属の筆の硬さや腰やカットがベストで、誰にでも簡単にリキッドのような漆黒のラインを引くことを可能にした。それも、まつ毛の間を埋めるチョー極細のライン、一定の幅のライン、だんだん細くなってくラインなど、どんなラインもこの筆1本で描くことができる。

その上、乾いてからも墨汁のような発色が1日ずっと続くし、まるでアートメークをしたかのように落ちにくい。何しろ、リキッド派のあたしが、今はコレばっか使ってるくらいだから、どれほどの感じなのか分かると思う。とにかく、ヘタなリキッド以上に目元がビシッと決まるし、指でこすってもぜんぜん落ちないから、精神的にも安心してられるのだ。そして、筆1本でビミョ~なグラデーションもつけられるから、ナチュラルメーク志向の女性にも使い勝手がいいのだ。

☆2007年ベストコスメ賞
「資生堂 アクセンチュエイティング・クリームアイライナー」
http://www.shiseido.co.jp/themakeup/products/eye/eye2_4.htm


‥‥そんなワケで、今回は、あたしの独断と偏見による2007年度の「キッコデミー賞」を発表してみたワケだけど、ここまで書いて来て、他にも、「ベストお菓子賞」とか、「ベストテレビ番組賞」とか、「ベスト俳句賞」とか、あと、「ワースト総理大臣賞」とかも頭に浮かんで来た。だけど、「ワースト総理大臣賞」に関して言えば、たぶん全国民がおんなじ名前を挙げると思うから、わざわざ書かなくてもいいだろう(笑)‥‥ってなワケで、いろんなことがあった1年だったけど、今年も、何とかこうして生きてこられたんだし、「終わり良ければすべて良し」ってことで、来年は年女のあたしとしては、後ろは振り向かずに、チューチューとネズミ走りを続けてこうと思う今日この頃なのだ。


★ 今日も最後まで読んでくれてありがとう♪
★ 1日1回、応援のクリックをお願いしま~す!
   ↓   ↓
人気blogランキング

|

お知らせです。

本日までに、新刊「きっこの日記 R」をご予約してくださった皆さん、どうもありがとうございました。

実は、来年の1月末の発売とお知らせしていましたが、こちらの都合で、発売日が2週間ほど遅くなり、2月14日のバレンタインデーに変更になりました。

セブンアンドワイの予約フォームは「2月14日」に訂正していただきましたが、他の書店の予約フォームは、まだ「1月」となっているところもあります。

ご迷惑をお掛けしますが、なにとぞ、ご理解のほどよろしくお願いいたします。


「きっこの日記 R」予約フォーム
http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2007/12/post_5738.html

|

2007.12.27

数え日

クリスマスを過ぎると、もう、アッと言う間に大晦日になっちゃって、アッと言う間に新しい年がやってきちゃう。こんな、年の暮れのバタバタしてる日々のことを「今年はあと何日あるのかな?」「お正月まで何日かな?」って数えたりすることから、俳句の季語では「数え日」って言う。で、ホントは、だいたい、12月20日を過ぎたころから年末までの「10日間」くらいのことを指す言葉なんだけど、今の世の中は、年の暮れのクソ忙しい時に「クリスマス」なんかで大騒ぎしちゃってるから、実際に「数え日」ってことを実感するのは、クリスマスを過ぎてからって感じになっちゃってる。そして、12月31日は「大晦日(おおみそか)」だし、その前の30日は「小晦日(こつごもり)」だから、すごくタイトな視点で見れば、26日から29日までの4日間が「数え日」って感じになっちゃってる。

ま、「数え日」って言葉自体が、年の暮れの押し迫った忙しいイメージを表現したものなんだから、あんまり長いのもナンだし、4日間くらいのほうがバタバタしてる感じが出てると思うけど、それじゃ困っちゃうのが、この「数え日」って季語で俳句を詠もうとしてる俳人だ。だって、いくら年末の忙しい時季だとしても、10日くらいあれば、そのうちの1日くらいはノンキに俳句を詠んだりできる日もあるだろうけど、たった4日しかなかったら、忙しくて俳句どころじゃないからだ。

だけど、これもまたおかしな話で、もともと、「忙しくて俳句どころじゃない年末の日々」のことを「数え日」って呼ぶんだから、そんな時にノンキに俳句を詠んでる時間があるってことは、その人にしてみたら、「世の中は数え日だけど、自分は数え日っぽくない日々を過ごしてる」ってことになる。だから、これは、「数え日」の忙しさを実感してないのに「数え日」って季語を使って俳句を詠むってことで、「満月を見てないのに満月の俳句を詠む」ってこととおんなじ「インチキ俳句」になっちゃうと思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、実は、この「数え日」って季語、誕生したのはワリと最近なのだ。「ワリと最近」て言っても、もちろん、あたしが生まれるよりは前のことだけど、たぶん、昭和の中期じゃないかと思う。俳句の前身の俳諧(はいかい)は約300年、俳句は100年ちょいの歴史しかないけど、その俳句に使われてる季語の中には、1300年前の万葉の時代から伝えられて来た言葉や風習なども数多くあるし、それ以前の時代のものもある。だから、そうした歴史ある季語たちの並んでる歳時記の中では、昭和の中期に作られた季語ってのは、夏の「サーフィン」や冬の「ホットカーペット」なんかとおんなじで、出来立てホヤホヤの「新入り」ってワケなのだ。

で、この「数え日」って季語は、誕生したのが昭和の中期なんだから、それ以前の俳人の句には、当然、登場しない。江戸時代の松尾芭蕉はもちろんのこと、明治時代の正岡子規にも、子規の弟子の高浜虚子にも、「数え日」の句はない。でも、俳句を知らない人だけじゃなくて、俳句をやってる俳人の中にも、この「数え日」って季語が、新しく作られた季語だってことを知らなくて、昔からある季語だって思い込んでる人も多い。それは、「サーフィン」や「ホットカーペット」のように、誰が見ても最近の言葉って分かるものとは違う上に、旧仮名づかいで「数へ日」って書かれてると、いかにも昔からある言葉みたく感じちゃうからだ。

それで、この「数え日」って季語を使ってる一番古い俳人は?って言うと、ザッと調べてみたら、阿波野青畝(あわの せいほ)だった。これは、あたしが作ってる俳句データベースの中でのことだから、もしかしたら、青畝よりも古い俳人もいるかもしんないけど、とりあえず、こんな句だ。


 数へ日を第九の稽古重ねけり  阿波野青畝


青畝は、明治32年の生まれで、平成4年、93才まで長生きした。だから、明治、大正、昭和、平成の4時代を生きた俳人なんだけど、この句は、昭和の終わりに詠まれたものだ。年末にベートーベンの「第九」を合唱するようになったのも、ニポンでは昭和の中期からだから、この句の場合は、「数へ日」って季語だけじゃなくて、詠まれてる景も時代背景を伝えてくれてる。今年の2月10日の「続・差別用語もTPO」の中で少し説明してるけど、青畝は、耳が不自由だった。だけど、それをバネにして、素晴らしい俳句を数多く詠み続けて来たし、師である高浜虚子も、青畝のことを高く評価してた。

俳句って、基本的には、その作品の17音のみを鑑賞するものであって、「誰の作品」だとか、その作者の背景をアレコレと調べてから鑑賞するものじゃない。そうすると、先入観が介入しちゃって、純粋に鑑賞できなくなるからだ。たとえば、どこがいいんだか分かんないような句でも、そこに「芭蕉」って署名がしてあれば、なんか、立派な俳句に思えて来ちゃうし、「天下の芭蕉の句なんだから、どこがいいのか分かんないのは、自分に鑑賞眼がないからだ」なんて思っちゃう。

つまり、この青畝の句も、ホントなら、青畝の作であることも、青畝のバックボーンも、すべて伏せた上で鑑賞すべきものなのだ。だから、これは邪道な鑑賞になっちゃうけど、青畝のことをリトル研究したあたしとしては、晩年を迎えた青畝が、自分とおんなじに耳が不自由だったベートーベンに対してどんな思いを持ってたのか、どんな気持ちで「第九」の練習をしてたのかってことまで思いをめぐらせちゃう。そして、「あと数日となった年末」ってだけじゃなくて、不自由な耳でずっと練習を続けて来た「第九」の本番までが「あと数日」っていう、いろんな意味での「数え日」の感覚が伝わってきちゃうのだ。

‥‥そんなワケで、著名俳人の「数え日」の句だけど、他にも、富安風生(とみやす ふうせい)のこの句も有名だ。


 数へ日の欠かしもならぬ義理ひとつ  富安風生


風生も虚子の弟子で、「まさをなる空より しだれざくらかな」って名句を残してるけど、どんな対象でも温かい心で愛でる写生を基本にしてた風生にしちゃ、ちょっと「らしくない句」だ。だけど、年の暮れまで延ばし延ばしにしてた小さな約束を「数え日」を迎えて思い出すなんて、こんなとこにも、風生のマジメさ、風生の人柄がにじみ出てる句でもある。

だけど、やっぱり、写生を本分にしてた風生だから、バカ正直って言うか、見たまま、感じたままを言葉にしてて、ダイレクトすぎて詩心に欠ける。ま、それが風生のイイトコなんだけど、おんなじ句意の作品でも、詩情にあふれた表現を得意としてる矢島渚男(やじま なぎさお)の場合は、こんなふうに詠んでる。


 数へ日のこころのはしを人通る  矢島渚男


今年も、あと数日となって、バタバタと忙しい日々が過ぎてく中で、ふと、心のハシッコを通り過ぎてく誰かの影が感じられた。「あっ!あれは佐藤さんだ!そうだ、年内に佐藤さんに会っておかないと!」‥‥なんて思ってたら、今度は、田村さんが通り過ぎてくし、そのあとに渡辺さんも通り過ぎてくし‥‥ああ、ちゃんと義理を大切にして来たつもりだったのに、こんなにも不義理をしてた人たちがいたのか‥‥なんて感じだろう。

だけど、こうした「数え日」の本意を詠むだけじゃなくて、もっと客観的に「数え日の景」をとらえてる句も多い。


 数へ日や鋸引きの大鮪  鈴木真砂女

 数へ日の夜汽車のひとりひとりかな  ながさく清江


鈴木真砂女(まさじょ)は、銀座の路地の奥の小さな割烹の女将さんだったから、この句は、仕入れに行った築地の魚市場での景だろう。巨大なマグロをノコギリで解体してる景は、いつもと変わらないんだろうけど、それが「数え日」だってことで、より、活気が伝わって来る。そして、ながさく清江の句は、一変して、年末に帰省する人たちを写生してる。寝ている人や本を読んでる人など、それぞれは黙しているけど、それぞれの心の中に、これから会う家族の顔や、久しぶりに見る故郷の山河が浮かんでいるのだろう。

また、山や海で働いている人たちは、「数え日」だからって、特別なことをしてるワケじゃない。ふだんとおんなじお仕事を黙々と続けてるだけだ。


 数へ日の白雲とゐて山仕事  友岡子郷

 数へ日の日のあるうちは沖に舟  西村和子


‥‥そんなワケで、自分が俳句を詠むんだとしたら、「数え日だから忙しい」‥‥って決めつけて詠むと、「夏だから暑い」ってのとおんなじで、「当たり前の俳句」「良くある俳句」になっちゃう可能性が高い。だから、1つの方法論として、「忙しい数え日の中のゆったりした時間」を詠んでみると、また違った年の暮れの景が見えて来る。


 数へ日の月あたたかき夜なりけり  久保田万太郎

 数へ日のひと日を海に遊びけり  吉藤春美

 数へ日や釣に行く竿たしかめて  藤田あけ烏

 数へ日の入日府中の町外れ  深見けん二

 数へ日の猫たむろせり先斗町(ぽんとちょう)  牧野一古

 数へ日の昼よく寝たる一時間  茨木和生

 数へ日のなかの一日母を訪ふ  角川春樹


そして、角川春樹の句の心をさらに客観的にしたような感じなのが、次の辻美奈子の句だ。


 数へ日の閂ゆるき父母の家  辻美奈子


しばらく実家に顔を出してないと、だんだんと顔を出しずらくなって来るものなのに、この句は、「閂(かんぬき)ゆるき」って描写によって、「いつでも帰っておいで」っていうご両親の温かさを表現してる。「やさしい」とか、「美しい」とか、「美味しい」とかを直接的に言わずに、こうして、何かを描写することで「思い」を表現するってのが、「言わない文芸」である俳句の真骨頂だから、あたしは、こうした秀句と出会うと、胸の奥がジーンとしちゃう。

胸の奥がジーンとするって言えば、で、最初のほうで、「数へ日の欠かしもならぬ義理ひとつ」っていうイマイチの句をあげた富安風生にも、こんなにステキな句がある。


 数へ日の盆梅凛と二輪かな  富安風生


「盆梅(ぼんばい)」ってのは、盆栽の梅のことなんだけど、この時季だから、たぶん、温室の中に置いてあったんだと思う。それで、まだ春はずっと先なのに、凛(りん)とした真っ白な花を2つ咲かせてる梅を見て、「盆梅イエ~!」って叫んだアントニオ風生は‥‥って、ダッフンしてる時間がもったいないからサクッと行くけど、ようするに、年内に春を迎えちゃったってワケだ。

今の新暦だと、新年を迎えて、1ヶ月以上が過ぎて、2月4日に立春を迎える。だから、何がどうなろうとも、新年を迎えてから春になる。だけど、昔の旧暦だと、何年かに1回、「年内立春」って言って、年が明けるよりも先に「立春」を迎えちゃうことがあった。今の新暦で言えば、12月のうちに「立春」があって、そのあとにお正月が来るってパターンなのだ。

年が明ける前の12月26日とか27日あたりに、新年会をひらいて、みんなで「明けましておめでとう!」って言って乾杯したらシラケちゃうように、この「年内立春」てのも、ちょっとシラケちゃう。古本屋さんで買って来た推理小説を読み始めたら、5ページ目に赤いペンで犯人の名前が書き込まれてたみたいな、ヒザカックンをやられたみたいな感じになっちゃう。

だけど、風生の句の場合は、「年内立春」とは違って、年内のうちから咲く真っ白な梅に、これから迎える新年への改まった気持ちを感じたってワケで、背スジがシャンとするような、おごそかな気分になって来る。そして、この凛とした空気感の中にも、暖かい冬の日差しが感じられて来て、これから迎えるお正月の一家だんらんも予感させてくれるのだ。これこそが、「言わない文芸」である俳句の真骨頂だから‥‥って、これはさっきも書いたけど、あたしも俳人のハシクレなんだから、辻美奈子や富安風生の句のように、俳句の真骨頂を味わえる深みのある句を詠みたいもんだ。

‥‥そんなワケで、あたしの場合は、理屈じゃ「忙しい数え日の中のゆったりした時間を詠んでみるとイイかも?」って分かってても、年末年始はあまりにも忙しすぎて、どうしてもバタバタした俳句になっちゃう。何年か前に、忙しい年末を半日だけお休みにして、母さんとお寿司を食べに行ったことがあるんだけど、その時に詠んだのが、次の句だ。


 数へ日の回り続けるお寿司かな  きっこ


あたし的には、久しぶりの母さんとのゆったりした時間を詠んだつもりだったんだけど、あとから読み返してみたら、次々と流れて来るお寿司のお皿が、休みなく働き続けてた当事の自分自身みたいで、ものすごくバタバタしてるイメージの句だってことに気づいた。ま、これはこれで、「数え日」って季語の本意をとらえてるから、俳句としては「アリ」なんだけど、辻美奈子や富安風生の深い世界観には、ぜんぜん及ばない。

だけど、現実的に考えてみたら、あたしの場合、大晦日までの「数え日」は、朝から深夜までカケモチで働いてるんだし、お休みできるのは、元日と2日だけなのだ。そして、3日からは、またまたカケモチのお仕事が続いてくんだから、こんな状況で、「ゆったりした時間」なんて詠むことはできない。今日だって、お家に着いたのは深夜の1時すぎで、急いでこの日記を書いたんだけど、もう2時になっちゃった。だから、あたしの場合は、まだまだ何年かは「忙しい数え日の中のゆったりした時間」を持つことなんてムリだと思うけど、せめて気持ちくらいはゆったりと俳句を楽しんで行こうと思う今日この頃なのだ。


★ 今日も最後まで読んでくれてありがとう♪
★ 1日1回、応援のクリックをお願いしま~す!
   ↓   ↓
人気blogランキング


★ 新刊「きっこの日記 R」のご予約は、こちらからどうぞ♪
   ↓   ↓
http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2007/12/post_5738.html

|

2007.12.26

ハッピークリスマス♪

馬券を頼んだ地元のお友達が、今日のお昼すぎに、あたしのバイト先の美容院に、有馬記念で当たったお金を届けてくれた。それで、あたしは、半分はお礼にあげるつもりだったから、そう言ったんだけど、そしたら、あたしの予想に乗っかって、そのお友達もマツリダゴッホの単勝を買ってたんだって! それも、あたしよりも多く、2000円も! だから、それだけで10万円以上になったからって、こっちがお礼するつもりだったのに、逆に、あたしのほうが2万円ももらっちゃった(笑)

これで、当たったお金とお礼とで7万円もの臨時収入になったから、今日は夕方から母さんのお見舞いに行く予定だったので、その前に高島屋に行って、クリスマスプレゼントを買うことにした。カードだけは用意してたんだけど、プレゼントまでは手が回らなかったから、あたしは、安いお花でも買ってくつもりだった。だから、ちゃんとしたプレゼントを渡せることになって、あたしのテンションも急上昇したし、あたしの周りでは、ハッピ姿の小さいきっこたちが、「祭りだ!ゴーゴー!祭りだ!ゴーゴー!」って踊り出した。

で、あたしは、急いで高島屋に行って、母さんの好きなブランドのショップに行って、絶対に母さんが喜ぶことウケアイのアンサンブルをGET MY LOVE!した。自分のモノとしてだったら、とても買えない&買わない値段だったけど、母さんになら迷わずに買えちゃう。これが不思議なんだよね。自分のものだと、スーパーでお豆腐を買う時にも、350グラムで90円のと、400グラムで110円のと、どっちのほうがグラムあたりの単価が安いか、ケータイの電卓機能で計算してから買うほどのドケチのあたしなのに、母さんへのプレゼントだと、値段のことなんかアト回しで、何よりも気に入ってもらえるかどうかを最優先しちゃう今日この頃、皆さん、どんなクリスマスを過ごしましたか?


‥‥そんなワケで、あたしは、ステキにラッピングしてもらったプレゼントを抱えて、母さんの病院へ向かった。あたしが到着したら、ちょうど晩ご飯の時間だったんだけど、母さんは食欲がないみたいで、ほとんど手をつけてなかった。だけど、10日ぶりくらいであたしが顔を出したら、少し食べてくれた。とにかく、お正月だけは自宅で迎えさせてあげたくて、あたしもがんばって入院費を支払って来たんだけど、今の状態だと何とも言えない感じだから、あたしも、先のことよりも、今のことを考えることに切り替えた。だから、今回の臨時収入も、ホントなら全額を母さんの医療費用の口座に入れるとこだったんだけど、今回は、半分近くをプレゼント代にしたってワケだ。

いっつも寂しい思いばかりさせてるのに、10日も顔を見せなかったあたしに、文句を言うどころか、「来てくれてありがとう」なんて言う母さんなんだから、年に一度のクリスマスの時くらい、高いプレゼントをしたっていいよね。あたしの選んだアンサンブルは、母さんの好きなブランドのものだったから、どんなデザインでも気に入ってくれたとは思ったんだけど、これはホントに気に入ってくれると思ってた。だって、すごく深みのある上品なボルドーで、カーデの袖だけが細かいプリーツ加工になってて、スクエアネックのインの襟まわりと、カーデの襟まわりから裾まで、スワロフスキーのラインストーンが三重に並んでるんだもん。あたしが欲しいくらいだ。

それで、あたしの予想通り、母さんはすごく喜んでくれたんだけど、母さんは、自分の好きなブランドのお洋服だったから、だいたいの値段を想像しちゃったみたいで、「嬉しいけど、高かったんじゃないの?」って言われちゃった。いつもなら、そんなこと言わないんだけど、今年は、あたしがケガをして半年以上も働けなかったことを知ってるからだと思う。それで、あたしは、有馬記念のことを言おうかどうしようか考えんだけど、せっかく喜んでくれてるのに、競馬で儲けたお金で買ったなんて言ったらダイナシティだから、リトル考えてから、「ちょっとした臨時収入があったの」って言った。そしたら、母さん、「海物語でしょ?」だって!(笑)

リーガルかイリーガルかの違いはあっても、結局は、どっちも政府が認めてるギャンブルってワケで、あたしに臨時収入があったって言えば、母さんに一発で「ギャンブル」だって当てられちゃうとこが、ナニゲに情けない。だけど、こうしたことを一発で当てちゃう母さんの娘だからこそ、あたしにもギャンブル運があるのかも?って思った。ま、母さんとあたしは、お互いに「この世でたった1人の肉親」てワケだから、特別に強い「何か」でつながってると思うし、どんな隠し事をしても、たいていは分かっちゃう。だから、母さんの「海物語でしょ?」ってのは、ギャンブル的な直感てよりも、親子の「あ・うん」の呼吸みたいなもんだと思う。

‥‥そんなワケで、あたしは、久しぶりに母さんの顔を見ることができて、すごくホッとした。1日おきに電話では話してたんだけど、やっぱり、こうして顔を見て話さないと、あたしは安心できないからだ。なるたけ、悪いことは考えないようにしてるんだけど、しばらく会えないでいると、必ず、「もしも母さんがいなくなったら‥‥」って、そんなことばかり考えちゃって、あたしは、誰もいない草原の真ん中に1人でぽつんと置いてかれたような、たまんないほど不安な気持ちになっちゃう。

母1人娘1人のたった2人だけの家族が、一緒に暮らせない世の中って、いったい何なんだろう。もちろん、お金さえあれば、一緒に暮らすことはできる。だけど、一緒に暮らせば、母さんの補助されてるぶんの医療費が実費になり、医療ヘルパーさんの優先権も補助ぶんも剥奪される。だから、一緒に暮らすためには、最低でも月に50万円以上は稼がないとムリだし、それでも、最低限の治療しか受けさせてあげられない。だから、あえて別々に暮らしてるワケだけど、あたしは、これでも先進国って言えるのかって思う。

もちろん、都や区の医療補助のオカゲで、助けてもらってる部分は大きいから、文句ばっか言うのは悪いと思うけど、コイズミが総理大臣になってからと言うもの、どんどん上がり続ける医療費と次々にカットされる医療補助の連発で、あたしは1日に3つのお仕事をカケモチして、1年のうち360日も働いても、母さんに満足な治療を受けさせてあげられなくなった。これだけでも辛いのに、親子が一緒に暮らすこともできないなんて、この国の政府って、どこを見て誰のために政治をやってんだろう?って思っちゃう。

‥‥そんなワケで、せっかくのクリスマスの日記なんだから、文句はこれくらいにしといて、楽しい話題に戻すけど、母さんは、あたしのプレゼントをすごく喜んでくれた。そして、「これを着て出かけられるように、早く元気にならないとね」って、あたしが期待してた言葉を言ってくれた。何年も入退院を繰り返してると、何よりもいけないのは気が弱くなって来ることで、何かにつけてネガティブになって来ちゃう。そのために、どんな小さなことでもいいから、「元気になったらアレをしよう」「元気になったらドコソコへ行こう」っていう希望を持ってもらうことが大切になって来る。

だから、あたしは、どこかに出かけたくなるような、ステキなお洋服をプレゼントしたってワケだ。現実的に考えたら、新しいパジャマとかをプレゼントしたほうが、今日から使えるワケだし、遥かに実用的だ。そして、もしも退院できたとしても、しばらくは自宅で寝てなきゃならない母さんに、ヨソ行きのお洋服をプレゼントするなんて、実際にはあんまり意味がないことだ。だけど、あたしは、実用的じゃなくても、母さんが、元気になって出かけられるようになる日を楽しみにできるようなものをプレゼントしたかった。だから、母さんが大切にしてる黒のレースのスカートと良く合いそうな、上品でステキなアンサンブルを選んだってワケだ。

それで、とっても喜んでくれた母さんを見て、とっても嬉しくなったあたしは、帰りに地元の教会に寄って、お祈りをして来た。地元の教会は、毛皮のコートを着た奥様たちが、ベンツやBMWを横付けするような教会だから、あたしはあんまり行きたくないんだけど、遠くの教会まで行ってる時間がなかったから、ここでガマンすることにした。ま、すべては自分の心の問題なんだから、どんな教会でも、目をつぶってお祈りすればおんなじだしね。

‥‥そんなワケで、今日も、お家に着いたら11時近かったけど、今日は母さんの笑顔っていう最高のクリスマスプレゼントをもらったから、足の痛みもぜんぜん気にならなかった。そして、今夜も4時間くらいしか寝る時間がないけど、きっと、元気になってオシャレした母さんと一緒に出かける夢が見られそうな予感がするから、明日も元気にお仕事に行けると思う今日この頃なのだ♪


★ 今日も最後まで読んでくれてありがとう♪
★ 1日1回、応援のクリックをお願いしま~す!
   ↓   ↓
人気blogランキング


★ 新刊「きっこの日記 R」のご予約は、こちらからどうぞ♪
   ↓   ↓
http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2007/12/post_5738.html

|

2007.12.25

メリークリスマス♪

今夜、1人で過ごしてる人は、この映画を観てくださいね♪

「NOEL」
http://www.gyao.jp/sityou/catedetail/contents_id/cnt0049858/

|

議員立法というワナ

「1年以上も前から野党が訴え続けてたのに、ずっと年金問題をホッタラカシにしてたアベ内閣」→「国民の怒りが爆発して、アベ内閣の支持率は急降下」→「7月の参院選を前に、アベシンゾーは何の根拠もなく、『ワタクチの内閣で、最後の1人、最後の1円まで、確実にお支払いするということを国民の皆様にお約束いたちます!』と公約」‥‥って流れだったけど、選挙が終わったら、アベシンゾーは、「最後の1人まで」どころか、「たった1人」も解明せずに、政権を放棄しちゃった。そして、アトガマのフクダは、参院選でのアベの公約を「公約とは言えない」とノタマッた挙句に、コッソリと党のマニフェストを改ざんしちゃった。この流れを見れば、この先のことも、だいたい想像がつくよね。

「薬害肝炎の被害者たちの涙の訴えを冷酷に切り捨てたフクダ内閣」→「国民の怒りが爆発して、フクダ内閣の支持率は急降下」→「年明けの衆院選を前に、フクダヤスオは何の根拠もなく、『患者全員の一律救済に向けた法案を今国会に提出します!』と公言」‥‥ってのが今までの流れなんだから、あとは、選挙が終わったら、「患者全員」どころか、「たった1人」も救わずに、十八番のオトボケを炸裂させちゃうのが、いつものパターンってワケだ。そして、年金被害者や薬害被害者など、どうでもいい国民のことなんかホッタラカシにしたまま、自民党のレーゾンデートルである「何よりも大切なアメリカへのオベンチャラ」のために、次々と売国政策をゴリ押ししてくんだろうね。バカ丸出しの「インド洋のガソリンスタンド法」みたく。

それにしても、寒冷地の人たちの中には、灯油が高くて買えなくて、いつ凍死するか分かんないような生活をしてるお年寄りとかもいっぱいいるのに、こんな時に、どうしてアメリカの人殺しのために何十億円もの燃料をタダでくれてやんなきゃなんないの? そんなにお金が有り余ってんなら、まずは自国の寒冷地の国民のストーブに給油してやれよ! 「この国の政府」なら、それが先だろ?‥‥なんて思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、何千万人もの国民が困ってる年金問題よりも、アメリカの人殺しの手伝いのほうを優先するような政府には、何を言っても馬耳東風だと思うけど、お金が有り余っててアメリカに給油してんならともかく、450兆円もの借金があるってのに、さらに赤字を増やしてまで、さらに返すアテもない国債を発行してまで給油を続けようだなんて、もう完全に、オッペケペーのクルクルパーのスットコドッコイとしか言いようがない‥‥って、あっ!「スットコドッコイ」で思い出しちゃったけど、今夜の大阪のリーガロイヤルホテルとか、明日の横浜のロイヤルパークホテルとかの、明菜ちゃんのクリスマス・ディナーショーに行ける幸せな人たちは、「DESIRE」で、あたしのぶんも「は~どっこい!」をヨロピクね~♪

で、話をクルリンパと戻すけど、これまでの発言や態度を見てれば分かるように、「やる気マンマンの無責任男」だったのがアベシンゾーなら、「やる気もない上に他人事」なのがフクダヤスオってワケで、自分の党の公約を「覚えてない」ってんだから、ホントに覚えてないんなら完全にボケてるワケだし、覚えてないフリをしてるんだったら、とんでもないオトボケジジイってワケだ。そして、今回も、最初は官僚から押し切られるような形で、被害者たちを切り捨てたクセに、それで支持率が急落したら、アッと言う間に手のひらを返しちゃって、「患者全員の一律救済」と来たもんだ。

だけど、コレにしたって、コソクな与党のやることだから、ちゃんと「議員立法で」っていう「省庁に対するフォロー」が効いてんだよね。議員立法で法案を提出すれば、官僚たちの立場を守ることができるってワケで、こんな状況になってまで、被害者のほうを向いての決断じゃなくて、最後まで、自分たちの身内の官僚のほう、加害者のほうを向いて政治をやってんだよね。ホント、どこまで国民をバカにしたオトボケ内閣なんだろう。

それから、ちょっとダッフンしちゃうけど、最初にフクダとマスゾエに冷たく切り捨てられた時の会見で、原告団の代表の女性が泣きながらコメントしてた「今日ですべてが終わる‥‥今日ですべてがむくわれる‥‥そう思って来ましたが‥‥」ってのを見て、泉谷しげるの「春夏秋冬」を思い出した人、ケッコーいるんじゃない? 「季節のない~町に生まれ~風のない~丘に育ち~♪」って歌で、サビの部分が、「今日ですべてが終わるさ~今日ですべてが変わる~今日ですべてがむくわれる~今日ですべてが始まるさ~♪」って言うんだけど、あたしは、ニポン中で、この歌を思い出した人がいっぱいいたような気がする。

‥‥そんなワケで、もう1回、話をクルリンパと戻すけど、アベシンゾーの「最後の1人まで‥‥」とおんなじように、今回のことでも内閣の支持率が下がんなかったとしたら、フクダは、絶対に「患者全員の一律救済」なんて言い出さなかったと思う。それどころか、こないだまでは、原告団からの面会の要求から逃げ回ってたから、あたしは、北朝鮮の拉致被害者の家族からの面会を逃げ回り続けたアベシンゾーとおんなじだな~って思ってたのに、ここに来て、突然、「お会いしてお話するということはやぶさかではありません」とか言い出しちゃったフクダヤスオ。内閣の支持率が30%、自民党の支持率が20%にまで急落しちゃったからアセリまくってんだろうけど、こういう見え見えの「手のひら返し」って、最悪だよね。

結局、最後まで拉致問題を支持率稼ぎに利用しただけで、たった1人も救出することができなかったどころか、一度も北朝鮮に行きもしなかったアベシンゾーと言い、官僚の顔色をうかがって薬害被害者たちを一度は切り捨てたクセに、支持率が急落したら、トタンに正反対のことをやり出したフクダヤスオと言い、コイツラの考えてることって、所詮は「自分のこと」だけなんだよね。

ま、党の総裁が、選挙の公約を堂々と「公約というほど大ゲサなものじゃない」って言い放ち、選挙後に平然とマニフェストを改ざんしちゃうような政党のやってることなんか、もう国民は誰1人信用なんかしてないと思うから、最初に書いたように、「患者全員の一律救済」って言ってんのも、「選挙前の今だけのこと」であって、選挙が終われば、「そんなこと言いましたっけ?」ってパターンだろうね。何しろ、自分たちと官僚たちを政治責任から回避させるための「議員立法」なんだから。

‥‥そんなワケで、今回の与党と野党の法案の違いを分かりやすく説明すると、自らの責任にはいっさい触れずに、「被害者たちが気の毒だから政府が税金を使って助けてやる」ってのが、自民党とナンミョー党が提出する法案だ。それに対して、民主党が提出する対案は、「患者全員の一律救済」っていう骨子はまったくおんなじだけど、その大前提として、「国が責任を認める」ってことが明記されてるのだ。だから、まったくおんなじ「一律救済」であっても、その姿勢には雲泥の差がある。「お前らの言う通リに全員救済してやるから、その代わりに、国は責任を認めんぞ」ってのが与党案、「国にすべての責任があるので、当然、全員救済する」ってのが民主党案てことだ。だから、原告団の人たちはもちろんのこと、この問題に注目してる人たちは、モノゴトの表面だけを見て、「一律救済を提示したから与党は素晴らしい」なんてふうに騙されないように気をつけて欲しいと思う今日この頃なのだ。


★ 今日も最後まで読んでくれてありがとう♪
★ 1日1回、応援のクリックをお願いしま~す!
   ↓   ↓
人気blogランキング


★ 新刊「きっこの日記 R」のご予約は、こちらからどうぞ♪
   ↓   ↓
http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2007/12/post_5738.html

|

2007.12.24

シンクロニシティなの?

夜の10時すぎに帰って来て、猫たちと30分くらい遊んでからお家に戻り、少し足を休ませてから、ありあわせのもので晩ご飯を食べて、それから、溜まってたお洗濯をしながらお風呂に入って、ぜんぶ終わってホッとしたら、もう1時半だった。で、毎日更新してる「今日のソックリさん」は、何点か作ってある中から選んでアップするだけだから、お風呂に入る前の0時すぎにアップしたんだけど、この「きっこの日記」のほうは、今、1時半から書き始めてる。だから、この日記の日づけは23日だけど、書いてるのはクリスマスイブに突入してからってワケで、なんか、リトル虚しい(笑)

でも、現実的には、虚しいとか侘しいとか寂しいとか感じてる時間もないワケで、今日は7時半に起きなきゃなんないから、どんなに遅くても、3時までには日記をアップして寝ないと‥‥って、まだ何を書こうかも決まってないのに‥‥。ちなみに、オトトイの「メガテリウムの憂鬱」と、その前の日の「アヴェンゲリオン」は、日記を書いてる時間がない時のために、少しずつ書き溜めておいたぶんだったんだけど、それを2本とも使っちゃったから、もう「弾切れ」ってワケで、今日は、ホントにリアルタイムで書かなきゃなんないワケなのだ。こんなことなら、もう1本くらい書き溜めときゃ良かった‥‥。

だけど、ポジティブに考えれば、タマにこんな日があったほうが、本来の「日記」としてのことをダラダラと書けるってワケで、内容にバラエティーを持たせることを第一に考えてるあたしとしては、願ったり叶ったりの渡りに舟ってワケで、このチャンスを最大限に活かしたいと思う。だから、あと1時間以上もあるんだし、コーヒーでもいれて、楽しく書いてこうと思う今日この頃、皆さん、1日早いけど、メリークリスマス♪


‥‥そんなワケで、今日の日記は、何と言っても「有馬記念」の報告をしなくちゃなんない。あまりにもすごかったので、あたしはビビリまくっちゃったんだけど、大当たりだった♪‥‥って言うか、大当たりだったんだけど当たんなかった。だけど、当たった‥‥って、「ナニ言ってんだ?」って言われそうだけど、あたしの頭に浮かんだ3つの数字は、ミゴトに当たったのだ。だけど、あたしは、「3」「4」「7」って3つの数字が浮かんだから、その通りに「3」「4」「7」って馬券を買ったら、「3」「7」「4」て順番だったみたいで、コレだとダメなんだって。

でも、「3」の単勝も買ってたから、こっちは当たったのだ。で、こんなこと言っても絶対に信じてもらえないと思うし、「あとからなら何とでも言える」って思われちゃうから、ウソつき呼ばわりされるのもイヤだし、頭がおかしいって思われるのもイヤなんだけど、ホントのことだから書くことにした。だから、信じられない人は信じなくてもいいんだけど、あたしは、「アリマ」って言葉と3つの数字が頭に浮かんだって言った時に、ホントは、もっと変なモノも見えてたのだ。

あたしが立ってるとこの前が、ゆるやかな丘みたいになってて、その向こうから、お神輿をかついだ人たちが近づいて来るのが見えた。最初は、遠くて良く見えないし、掛け声も何て言ってんのか聞こえなかったんだけど、だんだん近づいて来たら、それが、普通のお神輿じゃなくて、2本の木の棒の上に馬のブロンズ像が乗ってるのをお神輿みたいにかついでるんだって分かった。それで、かついでる人たちは、首から下はお祭りのカッコなんだけど、みんな、馬のゴムマスクをかぶってた。

で、掛け声は、最初は「祭りだ!ナントカ!祭りだ!ナントカ!」って感じで、「ナントカ」の部分が聞き取れなかったんだけど、あたしは、「祭りだ!わっしょい!」って言ってるんだと思ってた。だけど、近づいて来て聞き取れるようになったら、なんか、「祭りだ!ゴーゴー!祭りだ!ゴーゴー!」って言ってるから、「変な掛け声だな~?」って思った。それで、この、頭の中で繰り広げられてるヘンテコな光景を見てたら、「アリマ」って言葉と、「3」と「4」と「7」の3つの数字が、体の内側からわき出て来るみたいな感じで浮かび上がって来た。

‥‥そんなワケで、この時点では、あたしは馬の名前なんか知らないから、浮かんだ3つの数字だけが重要なんだと思ってた。だけど、今朝、渋谷に馬券を買いに行くお友達に、「3と4と7の馬券を1000円買って来て」って頼んだら、「え~と、マツリダゴッホ、ダイワメジャー、ダイワスカーレットだね」って言われたのだ。それで、あたしは、「えっ?」ってことになって、ここで初めて、「祭りだ!ゴーゴー!」の意味が分かったみたいな感じになって、急きょ、3番のマツリダゴッホの単勝も1000円頼んだってワケだ。

だけど、こんなアホな話、普通なら絶対に信じらんないし、こないだの三田佳子の息子のこととか、サモ・ハン・キンポーのこととかよりも、さらに信じらんないと思う。どう考えたって、あとから作った話みたいだし、いかにも、あたしが考えつきそうなヘンテコな話だと思う。でも、誰も信じてくれなくてもいいけど、ホントなんだよね。だから、あたし自身、馬券が当たって嬉しいことよりも、すごく気持ち悪いし、すごく恐いほうが大きい。それで、ついでだから紹介しちゃうけど、こないだの日記のあとに、こんなメールが届いてる。


お名前:U
コメント:はじめまして!いつも日記楽しく読ませていただいてます、●●●といいます。いつもは毎日ブログチェックしてたんですが、ここ最近はバタバタ忙しく、今日やっと12月分を読む事ができました。で、少し話題がおくれちゃってますが、「キッコ覚醒?」のエントリーをみて、もう本当に本当にビックリしてしまってメールを書いてます!なぜかというのは、実は私もきっこさんと同じく「サモ・ハン・キンポー」と頭の中に思い浮かんだ事があったからです!多分日記の日付から考えると同じくらいの時期だったとおもいます(>_<)で、その時は私もきっこさんと同じように、テレビかなにかでその名前を聞いて、ふと頭に思い浮かんだのかな?って思ってそんなに気にしていなかったのですが、何故か言葉に出して名前を言いたくなり、その時隣りにいた彼氏に「サモハンキンポー!」「サモハンキンポー!」と言ったら、「いきなり何いってるの?しかも懐かしい~」と言われました。そして、バタバタしているうちにすっかりそんな事は忘れてたんですが、今日、久し振りに日記を見たら、「私が経験した事と同じ事がかいてあるっーーー!」とビックリした上に、サモハンキンポーさんの死亡説が流されたってことを知り、さらにビックリしてるところです!!


‥‥そんなワケで、あとから言うばっかじゃマユツバモノみたいだし、ホントに頭がおかしくなっちゃったみたいでイヤだから、数日前から何度も頭に浮かんで来てる別のことを今のうちに言っとこうと思う。それは、テレビでヒンパンにCMを流してる大手の保険会社が、近いうちに倒産するってことだ。ただ、来年いっぱいは大丈夫みたいだ。あたしの頭に浮かんで来るのは、「ワリと近い数年後」っていうアバウトな感覚で、なんとなく「2年から5年」くらいの感じがする。今は、とにかく1人でも多く契約を取るために、他の保険会社じゃ契約できないような状況の人たちまで、検査やワクを緩めてカタッパシから契約を取ってるけど、そのやり方が数年で破綻するってことだ。だけど、こんな変なこと言って、また、あたしのセイで株価が下がったとか何とか言われたら困っちゃうから、会社の名前もハッキリと見えてるんだけど、それは言わないことにする。とにかく、あたしが感じてるのは、国の年金保険制度に続いて、民間の保険会社も破綻し始めて、りそな銀行みたく、政府が莫大な税金を投入して助けたことによって、ニポンの経済がもっとメチャクチャになっちゃうっていう流れが、すごく具体的に見えて来てる今日この頃なのだ。


★ 今日も最後まで読んでくれてありがとう♪
★ 1日1回、応援のクリックをお願いしま~す!
   ↓   ↓
人気blogランキング


★ 新刊「きっこの日記 R」のご予約は、こちらからどうぞ♪
   ↓   ↓
http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2007/12/post_5738.html

|

2007.12.23

すみれ引退

Sumire12
今までお休みしてた遅れを取り戻すために、年末年始はカタッパシからお仕事を入れたんだけど、1日に2ヶ所、合計で12時間以上の立ち仕事を続けてたら、足首が悲鳴をあげて来た。ヒザはサポーターのオカゲで何とかなってるんだけど、とにかく足首が痛くて、歩くどころか、立ってるだけでもつらい。足首の内側のスジが引きつるような、電気が走るみたいな痛みが続いてるんだけど、何よりもつらいのが、それを表情に出さないようにしてることだ。

どんなに痛くても、「うっ!」っていう声は噛み殺すことができるんだけど、ちょっとでも気を抜くと、それが表情に出ちゃう。だけど、そんな顔を周りの人たちやお客様に見られたら、「どうしたんですか?」ってことになっちゃうから、絶対に表情には出せない。お店にしても、ケガ人なんかを働かせてるなんてことが知れたら、お店の信用問題になっちゃう。だから、あたしとしては、どんなに痛くても、平然とした表情をし続けてなくちゃならないってワケで、痛みに耐えることもつらいけど、それを周りに悟られないようにし続けてることが、何よりもつらい。

痛い時に「痛い!」って言って、わんわん泣くことができた子供のころを懐かしく思いつつ、何とか1日のお仕事を終えたあたしは、お店を出て、1つめの角を曲がるまでは、ムリして普通に歩いた。そして、角を曲がったとこで、歩道の横のポールにつかまって、右の足に体重が掛からないようにして、この日、初めて「痛い顔」をした。

しばらく、その体勢で、痛みが引くのを待ってから、ふと顔を上げると、周りのクリスマスのイルミネーションが目に入って来た。どこからともなく、ジングルベルの音楽も聴こえて来た。それまでは、気を張ってたから、イルミネーションにも音楽にも気づかなかったのだ。

あたしは、痛みをこらえて、ゆっくりと歩き出した。腕を組んだ楽しそうなカップルが、すぐ横をすれ違ってく。クリスマスに彩られた街には、足を引きずって歩く手負いの三十路女よりも、楽しそうな若いカップルのほうが、遥かに似合うと思った今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしは、これから大晦日まではベッタリとお仕事があるし、お正月も1日と2日だけはお休みにしたけど、3日からは、朝から夜遅くまでカケモチでお仕事がある。ま、いつものパターンなんだけど、今年は7ヶ月もお休みしてたし、まだ完全に治ってない状態での「見切り発車」だから、リトル不安もある。それに、これ以上、足首が痛くなったら‥‥って思うと、リトルどころか、ビッグ不安になって来る。そして、そんなことを考えてると、さっきすれ違ったカップルの女の子の楽しそうな顔が蘇って来る。

こんなふうに、何か不安なことがあった時って、恋人でもいれば、その恋人に慰めてもらえばいいんだよね。だけど、あたしは、ポケモン‥‥じゃなくて、ひとりでできるもん‥‥じゃなくて、「ひとりもん」だから、どうするのかって言えば、バーチャルな世界で自分を慰めるしかない。自分を慰めるなんて言うと、略して「自慰」ってことになっちゃうけど、あたしの場合は、プレステ2で「サクラ大戦~熱き血潮に~」をやって、今、1番好きな神崎すみれちゃんとのラブラブなヒトトキを過ごすことくらいしか、自分を慰める方法を思いつかない。

だけど、ぜんぜん時間が足りない今の状況で、ノンキにゲームなんかやってる時間なんかないから、あたしが思いついたのは、お得意の「オイシイとこ取り」だった。つまり、最初っからゲームをやるんじゃなくて、最後にセーブしたラスボスとの戦いのとこから始めれば、もう、すみれちゃんとのラブラブ度は最高レベルになってるし、短い時間で楽しむことができるってスンポーだ。それで、あたしは、自分を慰めて元気づけるために、久しぶりに「サクラ大戦~熱き血潮に~」をプレステ2に入れて、ゲームをスタートさせてみた。

それで、ラスボス戦の前でセーブしたとこから初めて、6人の帝国華撃団のメンバーとともにラスボスをやっつけて、そのあとに訪れる「愛するすみれちゃんとのラブラブなヒトトキ」を過ごして、胸の奥と股間がジーンとして、あとは妄想の世界にロケットダイブ‥‥って形にしようと思ってた。だけど、今回、今まで気づかなかったんだけど、「オプション」てコマンドがあったのを発見しちゃった。

それで、なんか、すみれちゃんとの特別な展開でもセレクトできるのかもしんないと思って、そのコマンドを見てみたんだけど、良くある、文字の表示速度を速くするとか遅くするとか、サウンドをモノラルにするとかステレオにするとか、コントローラーの振動をオンにするとかオフにするとか、そんなのだった。でも、1番最後のとこに、「戦闘難易度」ってのがあって、「普通」と「難しい」とをセレクトできるようになってた。それで、あたしは、今までは「普通」で戦ってたってことを知ったので、せっかくだから、「難しい」にしてやってみることにした。そのほうが、ラスボスを倒した瞬間の感動や、そのあとに訪れるすみれちゃんとの楽しいヒトトキが、より一層、深く味わえると思ったからだ。

‥‥そんなワケで、あたしは、初めて、「戦闘難易度」を「難しい」にして戦闘を開始したワケだけど、まだ、こっちが何もしてないのに、ラスボスからの最初の一撃で、メンバー全員のHPが半分以上もなくなるほどの大ダメージを受けちゃった。で、あたしは、それぞれを順番に回復させたんだけど、たとえば、HPが満タンで100とすると、食らったダメージが60なのに、回復できたのが40って感じで、回復できるHPが受けるダメージに追いつかない。これじゃあ、連続攻撃を受けたらアッと言う間に全滅だ。

それで、あたしは、ここでようやく「かばう」を思い出した。あたし(隊長)が、メンバーの中から誰か1人をセレクトして「かばう」にしとくと、そのメンバーは、敵からの攻撃を受けても、3回まではダメージが0なのだ。それで、とりあえず、すみれちゃんを「かばう」にしてから、次の作戦を練ることにした。だけど、作戦を練るも何も、次も最初とおんなじ攻撃を受けちゃって、またまた全員が大ダメージ。ただ、「かばう」にしといたすみれちゃんと、すみれちゃんからのお礼のラブラブメッセージをもらったあたし(隊長)だけは、ダメージが0だった。

だから、他のメンバーは、みんな、また回復のために1ターン動くことができなかったけど、すみれちゃんとあたし(隊長)だけは、動くことができた。で、あと2回は「かばう」の効果で無傷でいられるから、それまでに、この2機を使って体勢を立て直すしかないってワケで、あたしは、久しぶりに脳みそをフル回転させて、3手先までの作戦を練った。破壊力のあるあたし(隊長)とカンナが正面からの攻撃、同じく破壊力のあるさくらは左側からの攻撃ってパターンにして、すみれちゃんはあたしの後ろからの援護、飛び道具が使える紅蘭とマリアはさくらの援護、回復役のアイリスは安全圏の後方に配置しといて、必要に応じて前線へ移動‥‥って作戦にした。

結局、こんなチョロイ作戦じゃ、強力な連続攻撃に対応できなくて、途中で何度もやられそうになったけど、最終的には、回復役のアイリスをあたし(隊長)とカンナのすぐ後ろに配置しといて、ワザと敵の攻撃のダメージを受けさせて、それで溜まったパワーで仲間をマトメて全回復させるって作戦に切り替えたら、何とかギリギリで勝つことができた。こっちは、紅蘭とマリアがやられちゃったけど、あたし(隊長)さえ生き残ってればOKなので、何とかハッピーなエンディングを迎えることができた。そして、楽しみにしてたすみれちゃんとのゴージャスでエキセントリックなラブラブ生活が始まって、すみれちゃんの「ツンデレ」の「デレ」の部分だけが全開の可愛さを満喫して、トドメの熱いキスでメロメロになったら、あたしの不安はふっ飛んだ。

‥‥そんなワケで、クリスマスも大晦日も、朝から夜遅くまで働きまくる「ひとりもん」のあたしとしては、こんなふうに、ジミに不安を解消するしかないワケだけど、それはそれで何とかなってるし、いくらバーチャルとは言え、仮にも、帝国歌劇団の花組のトップスター、神崎すみれちゃんに慰めてもらってんだから、これはアリガタイザーなことだと思ってる。細かいことを言えば、「トップスター」じゃなくて、ゲームでもパチンコでも「トップスタァ」って表記されてるから、マニアは「トップスタァ」って書くのが正しいんだろう。ま、そんなこたーどうでもいいんだけど、バーチャルの世界の中のすみれちゃんは、バーチャルの世界の中で、帝国歌劇団を引退しちゃったワケだ。

で、帝国歌劇団の花組のトップスターが神崎すみれちゃんなら、現実の世界では、宝塚歌劇団の花組のトップスターと言えば、春野寿美礼(はるのすみれ)さんだ。神崎すみれちゃんと違うとこは、すみれちゃんが娘役なのに対して、寿美礼さんのほうは男役ってワケで、もう、オシッコが漏れそうになっちゃうほどカッコイイ。だけど、そんな寿美礼さんも、すみれちゃんとおんなじに、とうとう引退することになった。12月24日のクリスマスイブ、あと2日で引退しちゃうんだけど、引退を記念して、ナナナナナント! 10000円もする「メモリアルフォトアルバム」を発売することになった‥‥って言うか、もうすでに発売してるんだけど、この写真集に対して、「お前は赤福か?」「お前は吉兆か?」って声が相次いでるのだ。

この「メモリアルフォトアルバム」は、「キャトルレーヴ」っていう宝塚の専門ショップだけで「完全予約制」で発売されたんだけど、ページは、たった4枚、わずか9ページしかなくて、そこに掲載されてる写真も、寿美礼さんのファンならすでに持ってるようなものばっかで、ちっとも珍しくない。だから、普通に考えたら、とても10000円なんて価値のあるシロモノじゃないんだけど、「キャトルレーヴ」の説明文には、「お渡しまで約3週間ほどいただきます」「完全受注生産」「春野寿美礼からのメッセージ&直筆サイン入り」って書いてあるのだ。つまり、この説明文を読んだファンは、誰もが、写真集としての価値はないけど、「春野寿美礼からのメッセージ&直筆サイン入り」って部分に対しての金額が10000円なんだって理解したハズだ。

だけど!だけど!だだだだだけど!この「直筆サイン」てのが、実は、「印刷」だったのだ!それで、「キャトルレーヴ」に問い合わせてみたところ、「『直筆サインを印刷したもの』なのですから、それを『直筆サイン入り』と説明しても何も問題はありません」ってことだった。そして、電話などで「直筆サイン」について確認の問い合わせをして来た人に対しては、ちゃんと「印刷です」と回答してるんだから、この点でも適切な対応をしていて、何も問題ないっていう見解だった。

‥‥ふ~ん、そんなもんなのかな~? ま、天下の宝塚歌劇団が堂々とやってることなんだから、法律的には問題ないんだろうけど、この説明文を読んで、寿美礼さんの直筆サインが書かれてるんだと信じたファンたちが、あまりにも気の毒だ。大好きな寿美礼さんの直筆サインが書かれてるんだと思って、ナケナシのお小遣いをはたいて写真集を予約したファンが、3週間も待って手元に届いてから、「印刷だった」ってことを知った時の落胆する姿を想像すると、あたしは、すごくかわいそうに思えてきちゃう。だって、これとおんなじことをあたしがやられたら、やっぱ、「騙された!」って思うもん。

いくら法律には触れてなくても、こういう商売の仕方って、ファンの心理を悪用してるみたいで、あたしは最悪だと思う。思いやりの気持ちのカケラでもあれば、普通は「印刷です」って明記するのが当然だと思うし、それ以前に、たった9ページしかない使いまわしの写真集に、10000円なんて法外な値段をつけるハズがない。それが、正反対に、誰もがカン違いするような説明文を出して、ゴテイネイにサインの部分の拡大画像まで公開して、それで予約をさせるなんて、あまりにもひどい話だ。だからこそ、この写真集に対して、「お前は赤福か?」「お前は吉兆か?」って声が相次いでるのだ。

‥‥そんなワケで、春野寿美礼さんは、本名の「長田(おさだ)」から「オサちゃん」の愛称で呼ばれてて、世界陸上の開会式で国歌を斉唱するほどの「歌劇団史上に残る屈指の歌唱力」って言われてる大スターだ。だから、今回の退団を発表してからは、CDやDVDをはじめとした関連グッズもすごく売れまくってる。退団公演の千秋楽のチケットなんか、ネットのオークションで数十万円で取り引きされてるほどだ。だから、この機会に少しでも多く稼ぎたいのは分かるけど、単なる印刷したサインを「直筆サイン入り」って言って、見開きで4ページしかない写真集を10000円で売るなんて、ここまでするか?って思っちゃう。だから、今年を表わす漢字は「偽」ってことだけど、あたしは、こうした「法律には触れない偽り」もあるもんなだな~って思った今日この頃なのだ。


★ 今日も最後まで読んでくれてありがとう♪
★ 1日1回、応援のクリックをお願いしま~す!
   ↓   ↓
人気blogランキング


★ 新刊「きっこの日記 R」のご予約は、こちらからどうぞ♪
   ↓   ↓
http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2007/12/post_5738.html

|

2007.12.22

メガテリウムの憂鬱

あたしは、1人で行くにしても、デートで行くにしても、一番好きな場所が水族館で、次がプラネタリウムだ。でも、水族館のことを「アクアリウム」って言うから、好きな場所を言う時には、「アクアリウムとプラネタリウム」って言ったほうが、言葉としては揃ってる感じがする。だけど、子供のころから「水族館」って言って来たのに、大人になってから急に「アクアリウム」だなんて言い出すのって、ずっと「ケーキ」って言ってたものを「スイーツ」って言い変えるみたいな気持ち悪さがあるから、あたしには、とてもできやしない。

だから、あたしは、これからも永遠に「水族館とプラネタリウム」っていう不揃いな言い方を続けてくと思うけど、ブラとショーツの色が揃ってないとガマンできないあたしとしては、「アクアリウムとプラネタリウム」ってふうに、キチンと「リウム」の部分が揃ってるパターンにも後ろ髪を引かれちゃうのが本音だ。「アクアリウムとプラネタリウム」って言えば、ちゃんと上下の色もガラも揃った高級ランジェリーって感じだけど、「水族館とプラネタリウム」って言うと、なんか、寝ボケて上下バラバラの下着をつけて出かけちゃったみたいな、何とも言えないギクシャク感がある。

で、この「リウム」が何なのか分かんないけど、アクア(水)のリウムだから「アクアリウム」、プラネット(惑星)のリウムだから「プラネタリウム」ってワケで、何かに「リウム」をつければ、それを見学する施設ってことになるみたいだ。だから、東武動物公園の中には、1年を通じてホタルの光を楽しめる「ほたリウム」ってのもある‥‥ってことは、吸い込むとアヒルみたいな声になっちゃう「ヘリウム」は、「屁のリウム」ってことなんだろうか?‥‥なんてバカバカしいマクラからスタートしてみた今日この頃、皆さん、いかがお過ごしリウム?(笑)


‥‥そんなワケで、「アクアリウム」と「プラネタリウム」の「リウム」は、どう考えてもおんなじ意味だと思うけど、「ヘリウム」の「リウム」は、違うような気がする。そして、ここで迷っちゃうのが、胃とか腸とかのレントゲン撮影をする時に飲む「バリウム」の「リウム」だ。雰囲気としては、「ヘリウム」のほうのジャンルっぽい感じなんだけど、意味としては、「胃腸の様子を観察するためのもの」ってことだから、お魚を観察するアクアリウムや、天体を勉強するプラネタリウムのほうに近いような気がしちゃうのだ。ま、そんなこたーどうでもいいワケで、調べればすぐに分かるし、単なるマクラからの流れの余韻の名残りってワケなんだけど、今までに出て来た「リウム」のつく言葉は、ほとんどの人がどれも知ってたと思う。

で、一部のマニア以外は、ほとんどの人が知らないであろう「リウム」のつく言葉で、「メガテリウム」ってのがある。最近の流行りの「メガ」ってのがついてるから、すぐに「メガ牛丼」だの「メガマック」だのが頭に浮かんじゃうし、そのあとに「テリ」ってのもついてるから、なんか、ものすごく大きなテリヤキバーガーみたいな感じもしちゃう。だけど、マサカ、ハンバーガーの名前のワケはないだろうし、だからって、アクアリウムやプラネタリウムみたいに施設って感じでもないし、「メガテリウム」って、いったいぜんたい何なのだぁ~!?

‥‥って、あんまり引っぱるのもナンだから、もう答えを言っちゃうけど、この「メガテリウム」ってのは、ものすごい動物の名前なのだ。とにかく、説明を聞いただけじゃなかなか想像できないと思うけど、体長が8メートル、体重が3トンもある、巨大な「ナマケモノ」なのだ。熱帯のジャングルの木にぶらさがって、1日中、ボケーッとしてるナマケモノ、あれがメッチャ巨大になって、ゾウよりも大きくなっちゃったのが、このメガテリウムなのだ。ゾウやキリンも大きい動物だけど、人間とはぜんぜん違う形の動物だから、人間よりずっと大きくても、別に違和感はない。だけど、ナマケモノの場合は、どっちかって言ったら、サルや人間に近い形をしてる動物だから、それで体長が8メートル、体重が3トンなんて言われると、激しく違和感を感じちゃう。

このメガテリウムは、もちろん現代には存在しないけど、160万年前から1万年前にかけての「更新世」に、南アメリカを中心に生息してた。まず、ザッとオサライしとくと、一番昔が先カンブリア紀で、次のカンブリア紀から、オルドビス紀、シルル紀、デボン紀、石炭紀、ペルム紀(二畳紀)までが「古生代」で、動物は、まだ魚類とか両生類とかしかいなかった時代だ。そして、続いての三畳紀から、ジュラ紀、白亜紀までが「中生代」で、恐竜の時代だ。それで、次の第三紀と第四紀が「新生代」で、前半の第三紀が哺乳類の時代、後半の第四紀が人類の時代だ。で、この「新生代」の第三紀は、暁新世、始新世、漸新世、中新世、鮮新世の5つに分かれてて、第四紀は、更新世と完新世の2つに分かれてる。

で、ちょっとダッフンしちゃうけど、このカンブリア紀だのオルドビス紀だのってのを暗記するために、いろんなゴロ合わせの覚え方が考えられてるんだけど、リトル調べてみたら、「古生代」の覚え方で、こんなのを見つけた。


「冠かぶったオールドブスが シルルにデボンと落っこちた 石炭かぶってぺっぺっぺ」


ひどい‥‥あまりにもひどすぎる‥‥(笑) でも、なかなかワンダホーなのも見つかった。


「先日かお知るデボさんと、フズリナ石に畳変え、三畳ずらし吐く案も、ネズミの産後、良き人生まれる」


これは、次のように解釈するそうだ。


先日→先カンブリア紀
か→カンブリア紀
お→オルドビス紀
知る→シルル紀
デボさんと→デボン紀(三葉虫)
フズリナ石→石炭紀(フズリナ)
に畳変え→二畳紀(カエル)
三畳→三畳紀
ずらし→ジュラ紀
吐く案も→白亜紀(アンモナイト)
ネズミの産後→第三紀(ネズミ)
良き人生まれる→第四期(ヒト)


つまり、ナントカ紀ってのだけを暗記するんじゃなくて、「デボさんと」なら「デボン紀」と「三葉虫」、「吐く案も」なら「白亜紀」と「アンモナイト」ってことで、その時代を代表する生物も一緒に暗記できるスグレモノだ。ただ、これが作られたのはワリと昔みたいで、今は「二畳紀」のことを「ペルム紀」って言うのが一般的になったから、このままでも間違いじゃないけど、ここの部分は、「石炭かぶってぺっぺっぺ」のほうが今っぽい(笑)

ちなみに、石炭紀の「フズリナ」ってのは、石灰質の殻を持った、数mmから1cmくらいの原生動物で、この時代の地層からたくさんの化石が見つかってる。見た目は、ちっちゃな貝みたいな感じだ。で、この他にも、いろんなおもしろい暗記の仕方が書いてあったので、興味のある人は、次のサイトをどうぞ♪


「地質年代の暗記の方法」
http://www.d2.dion.ne.jp/~hmurata/goro/nendai.html


‥‥そんなワケで、話はクルリンパと戻って、体長8メートルの巨大なナマケモノ、メガテリウムだけど、メガテリウムがいた「更新世」は、地球の生き物の進化の過程で言えば、つい最近てことになる。ただ単に「160万年前から1万年前」って聞けば、とんでもなく大昔みたく感じちゃうけど、こうして進化の過程と照らし合わせてみれば、あたしたち人間の祖先と時代がダブッてることが分かる。

たとえば、恐竜とかなら、人間の祖先とはぜんぜん違う時代の生き物なんだから、あたしたちの祖先とはまったくダブッてない。恐竜が滅びて、ものすごく長い年月が経ってから、人類の祖先が誕生したんだから、「原始人が恐竜を狩って食料にしてた」なんての