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2007.12.12

水の女

毎年、この時季になると、年賀状を書いたり、来年のカレンダーを選んだりすることもあって、「イノシシ年」だとか「ネズミ年」だとか、「来年は何年(なにどし)なのか?」ってことを確認することになる。去年のクリスマス・イブの日記、「来年の干支は?」で詳しく説明してるから、ここでは軽く復習するだけにするけど、よく、「あなたの干支(えと)は?」って聞かれて、「ネズミ」とかって答えてる人は、大きな間違いなのだ。そして、そのつもりで質問してるほうの人も、大きな間違いだってことだ。、

「干支」ってのは、「十干(じっかん)」と「十二支(じゅうにし)」との組み合わせなんだから、「あなたの十二支は?」って聞かれた場合には「ネズミ」とかって答えれば正しいんだけど、「あなたの干支は?」って聞かれた場合には、ただ「ネズミ」って答えるだけじゃなくて、十干と十二支の両方、つまり、「庚(かのえ)のネズミ」だとか、「甲(きのえ)のネズミ」だとかって答えなくちゃなんない。だから、自分の干支が分かんない人は、「あなたの干支は?」って聞かれたら、「え~と~?」ってゴマカシてみて欲しい(笑)

で、あたしはと言えば、「壬(みずのえ)のネズミ」で、ネズミは「子(ね)」って書くから、自分の干支をマトメて言うと、「壬子(みずのえね)」ってことになる。そして、この「みずのえね」を並びかえると、「ねずみのえ」、そう、「ネズミの絵」になるのだ‥‥って、そんなこたーどうでもいいんだけど、とにかく、あたしより12才年上の人も、12才年下の人も、みんな来年は自分の「ネズミ年」なんだけど、それは、干支の「干」と「支」のうちの「支」のほうだけが合ってるってだけの話で、「干」のほうは違うのだ。

来年の十干は「戊(つちのえ)」だから、干支は「戊(つちのえ)のネズミ」、「戊子(つちのえね)」ってワケで、来年、60才になる人、つまり、昭和23年(1948年)生まれの人だけが、自分とおんなじ干支を迎えるってワケだ。これは、「十干」が10個で、「十二支」が12個だから、10と12の共通の倍数で一番小さいのが「60」だからってワケで、どんな人も、60才になって、初めて自分が生まれた年とおんなじ干支が巡って来るってワケだ。だから、「自分の生まれた年に還る」って意味で、60才のことを「還暦」って呼ぶ今日この頃、皆さん、「なるほど!」って思いましたか?(笑)


‥‥そんなワケで、世の中には、ものすごく長生きする人もいるから、きっと、120才まで生きる人もいるだろう。そうすると、その人は、自分が生まれた年とおんなじ干支は、60才の時と、120才の時に巡って来る。だけど、世の中の99.99%以上の人たちは、どんなにがんばっても120才までなんて生きられないから、普通の人たちは、一生のうちで60才の時にだけ、自分の干支を迎えることになる。そして、60才になる前に亡くなった人は、一度も自分の干支を迎えることなく一生を終えたってことになる。だからこそ、ニポン人は、60才になったら還暦のお祝いってのをやるワケで、別に、お年寄りの仲間入りをするためのイベントじゃないのだ。

それで、ついでに、来年60才の還暦を迎える有名人を調べてみたら、すごくたくさんの人がいた。俳優は、岡本信人、あおい輝彦、柄本明、エド山口、篠ひろ子、前田美波里、丘みつ子、そして、ハリセンボンの太ったほうがネタに使ってる角野卓造とかがいた。そして、歌手は、森山良子、チューリップの財津和夫、都はるみ、五木ひろし、大川栄策、いしだあゆみ、沢田研二、黛ジュン、瀬川瑛子、前川清、錦野旦、谷村新司、大瀧詠一、井上陽水、山本コウタロー、そして、あたしの大好きなシーナ&ザ・ロケッツの鮎川誠さんも還暦を迎える。それから、落語家では、女性の乳頭(にゅうとう)の色が気になってジンジャエールな笑福亭鶴光を筆頭に、月亭八方や桂文珍もいる。そして、落語もできるし、俳優もやってるし、脚本を書いたり演出もやってるから、本職が何なのか分からないけど、高田文夫も還暦を迎える。

で、マルチな才能と言えば、劇作家で演出家のつかこうへい、詩人で小説家のねじめ正一、タレントでエッセイストの安藤和津、ブラックバス釣りに飽きちゃったコピーライターの糸井重里など、ソーソーたる顔ぶれが並ぶ。他にも、本職が何なのか分かんない泉谷しげる、ヨネスケ、きたろう、オスマン・サンコンなどから、朝青龍問題でミゴトな決まり手の「手のひら返し」を披露した脚本家の内舘牧子に至るまで、たくさんの著名人が、来年、60才になる。

プロ野球界では、堀内恒夫、江夏豊、門田博光、山田久志、漫画家では、里中満智子、かわぐちかいじ、柳沢きみお、あとは、映画監督の市川準、声優で歌手の水木一郎、小説家のかんべむさし、宇宙飛行士の毛利衛、作詞家の来生えつこ、画家のヒロヤマガタ、カーレーサーの篠塚建次郎、騎手の岡部幸雄、プロレスラーのザ・グレート・カブキ、バレリーナの森下洋子、ジャズ・トランペッターの近藤等則、天文学者の岡崎彰、メイクアップ・アーティストのトニータナカ、料理評論家の山本益博‥‥と、それぞれの分野での一流の人たちが並んでる。ま、中には三流の人も3人ほど混じってるけど、いちいちツッコミを入れてると長くなっちゃうから、ここではみんな「一流」ってことにしとく(笑)

‥‥そんなワケで、他にもたくさんの有名人、著名人が、来年、還暦を迎えるワケだけど、あたしが何よりも笑っちゃったのが、この中に、厚生労働大臣の舛添要一も名前を連ねてたってことだ。呆れ果てた公約違反で有権者をバカにしまくり、全国にブーイングの嵐が巻き起こってる大ウソつきのマスゾエも還暦を迎えるってことは、「ネズミ男がネズミ年だった」ってワケで、この、あまりにも直球ど真ん中のストライクで、あたしは、飲んでたコーラスウォーターが耳から噴射しちゃって、あとちょっとで中耳炎になっちゃうとこだったよ(笑)

ま、バカ丸出しのタレント弁護士ふぜいが大阪府知事に立候補しちゃうくらい狂ってる世の中なんだから、毛根も政治生命もすでに死んでるマスゾエなんかのことはほっといて、カンジンの「ネズミ年」のことだけど、あたしは、こんなに猫が好きなのに、ナゼか、ネズミ年だ。だけど、あたしは、ネズミ年はネズミ年でも「壬(みずのえ)のネズミ」だから、おんなじネズミ年の中でも、リトル特殊なのだ。「みずのえ」ってのは「水の兄」ってことで、陰陽五行説では、「水性の陽」になる。そして、ネズミの「子」も「水性の陽」だから、この組み合わせは「比和(ひわ)」って言って、ちょっと特別なのだ。

で、この「比和」を説明するために、まずは、陰陽五行説のことを少しだけ説明するけど、これは、世の中のすべてのものは「木」「火」「土」「金」「水」の5つの「気」でできてるって思想だ。それで、この5つの「気」は、それぞれに深い関連があって、チョー簡単に言うと、「木」は燃えて「火」を生み出し、「火」が燃え尽きると灰になって「土」を生み出す。その「土」の中からは「金属」が生まれ、「金属」は空気中の「水」を集める。そして、その「水」が「木」を育てる‥‥ってふうに、あたしが書くとコジツケっぽいけど、こんなふうに、グルッと一周してるってワケだ。

だから、この5つの「気」には、それぞれ相性がある。たとえば、「木」と「火」、「火」と「水」みたいに隣り同士の「気」は、片方が片方を生み出す関係なので、仲良しってことになる。これを「相生(そうしょう)」って言って、陰陽五行説の中じゃ「陽の関係」、「いい関係」とされてる。反対に、「火」と「水」とか、「金」と「木」とかは、「陰の関係」、「悪い関係」とされてて、「相剋(そうこく)」って呼ばれてる。だけど、これも、ナニゲにコジツケっぽくて、「水」は「火」を消しちゃうから「相剋」って言われても、じゃあ、火事の時はどうすんだ!ってことになっちゃうし、「金属」の斧は「木」を伐り倒しちゃうから「相剋」って言われても、じゃあ、林業は廃業じゃん!ってことになっちゃう。それどころか、「木」は「土」に根を張って土を締めつけるから「相剋」って言われてるけど、あたし的には、「木」と「土」なんて、すごく仲良しに思える。

だから、細かいことを言うとワケ分かんなくなっちゃうけど、とにかく、この5つの「気」には、仲良し関係の「相生」と、仲が悪い関係の「相剋」ってのがあって、これが大きな基本になってるのだ。そして、その他に、相手を侮(あなど)る「相侮(そうぶ)」、「相剋」が激しくなった「相乗」、そして、おんなじ「気」が重なる「比和」がある。たとえば、「相剋」の関係の「金」と「木」でも、木のほうが立派な巨木で、金属のほうがボロボロに錆びた斧だったとしたら、斧で木を伐り倒すことはできなくなるから、木のほうが斧のことを侮ることになって、これは「相侮」の関係になる。また、「相剋」の関係の「木」と「土」でも、木がどんどん大きくなると、土を締めつけてるだけじゃなくて、土の養分もぜんぶ吸い取っちゃうから、これは「やりすぎ」ってことで、「相乗」の関係になる。つまり、おんなじ「金」と「木」の組み合わせ、おんなじ「木」と「土」の組み合わせでも、どっちの「気」の強さがどれくらいかってことによって、その関係性も変化するってことだ。

‥‥そんなワケで、この5つの「気」の関係は、それぞれの組み合わせや強さによって、「相生」「相剋」「相侮」「相乗」ってふうに分けられるんだけど、もう1つ、「比和」ってのがある。そして、これが、あたしの「壬のネズミ」なのだ。「比和」ってのは、おんなじ「気」が重なることで、いろんな組み合わせがある中で、すごく珍しい組み合わせなのだ。

たとえば、あたしとおんなじネズミ年だと、あたしの「壬子(みずのえね)」の他には、「甲子(きのえね)」「庚子(かのえね)」「丙子(ひのえね)」「戊子(つちのえね)」があるんだけど、甲子は「木の兄」の「子」ってことだから、「木」と「水」の組み合わせで「相生」になる。庚子も、「金」と「水」の組み合わせだから「相生」になる。だけど、「火」と「水」の組み合わせの丙子や、「土」と「水」の組み合わせの戊子は、「相剋」ってことになる。そして、あたしの壬子だけが、「水」と「水」の組み合わせで、おんなじ「気」が重なってる「比和」になってるのだ。

だから、珍しい「比和」のあたしは、なんかすごいラッキーなことが起こりそうなんだけど、一概にそうとも言えないのだ。この「比和」ってのは、おんなじ「気」が重なったことによって、いいことが起こる時には、いいことが連続したりするけど、悪いことが起こる時にも、悪いことが連続しちゃう。そう言われると、あたしって、ケガや病気が連続したかと思えば、昨日とオトトイの日記に書いたみたいに、ここんとこは不思議な出来事が連続してるし、ホントに「比和」のセイなのかも?って思っちゃう。

で、干支の「干」も「支」も「水」が重なってるあたしは、九星の占いだと「一白水星」になるみたいで、ヤタラと「水」に関係してる。あたしは、占いのタグイはまったく信じてないから、ほとんど調べたことはないんだけど、この日記を書くために自分の「一白水星」を調べてみたら、こんなふうに書いてあった。


「一白水星の人の性格」
水の一生が一白水星の運命、性格に反映されます。山に降った雨は大小の川の流れとなり、またあるときは地下水となりながら、運命の流れに翻弄されるようにして、やがて大海にでます。一白水星も象意のその「水」の運命、性格をもちます。翻弄されながら体験した悩み、困難、苦労は自分自身の血となり、肉となり、苦労人として、非常に芯の強い人になります。後天的についた芯の強さは九星中一番です。頭の良い人です。どの器にも入ることができる水のような柔軟性を持ちます。一見とっつきにくい印象がありますが、つきあうと親しみがわいてきます。秘密主義で、孤独を愛する面もあります。異性を好きになると離れないタイプで、嫉妬深い面もあります。開運のポイントは、万事に器用なので、自分の才能を活かす職業に就くことです。異性問題も大いに注意が必要です。


‥‥そんなワケで、あたし的には「ふ~ん」って感じなんだけど、血液型だけで、すべての人の性格をたった4種類に分類しちゃうのとか、星座だけで、すべての人の運勢をたった12種類に分類しちゃうのとかとおんなじで、生まれた年だけで、すべての人の性格や運勢をたった9種類に分類しちゃうなんて、あまりにもアリエナイザーだろう。だって、「十人十色」って言葉があるように、人間は、10人いれば10人が、100人いれば100人が別々の性格や感性、考え方や主義主張を持ってるワケで、世の中にまったくおんなじ人間なんて1人もいないのだ。それなのに、こんな非科学的なことで、数え切れないほどのタイプがある人間をたった9種類に分類しちゃうなんて、とてもじゃないけど信用できない。ただ、さっきカレンダーを見たら、有馬記念が開催される12月23日って、驚いたことに、あたしの星の「一白」の日だったのだ。だから、あたしは、オトトイから何度も何度も頭の中にわき出して来る3つの数字が当たれば、少しは占いも信じてみようかと思う今日この頃なのだ。


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