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2007.12.05

きっこ的な食生活

ここんとこ、睡眠不足なのに、お肌の調子が良くて、こんなことは初めてなんだけど、きっと、健康的な食生活を続けてるからなんだと思う。もちろん、健康的な食生活を続けつつ、さらに睡眠もタップリととれば、それに越したことはないんだろうけど、とにかく、あまりにもいろんなことを平行してやってるから、もうしばらくは、睡眠時間を削るしかない。で、どんな食生活なのかっていうと、こんな感じだ。


【木曜日】
朝・ご飯、ワカメのお味噌汁、納豆、梅干、ふじっこの昆布の佃煮、東京タクアン
昼・コーヒー
夜・ご飯、ワカメのお味噌汁、メザシ4匹、梅干、東京タクアン


【金曜日】
朝・ご飯、ワカメのお味噌汁、納豆、梅干、イワシのフリカケ、キュウリのキューちゃん
昼・コーヒー
夜・ご飯、ワカメのお味噌汁、メザシ4匹、梅干、東京タクアン


【土曜日】
朝・ご飯、ワカメのお味噌汁、梅干、イワシのフリカケ、ごま塩、キュウリのキューちゃん
昼・バイト先で野菜サンドとコーヒー
夜・きつねそば


【日曜日】
朝・ご飯、お麩とワカメのお味噌汁、梅干、イワシのフリカケ、東京タクアン、柴漬け
昼・バイト先で野菜サンドとコーヒー
夜・ご飯、お麩とワカメのお味噌汁、メザシ4匹、梅干、ふじっこの昆布の佃煮、東京タクアン


【月曜日】
朝・ご飯、お麩のお味噌汁、納豆、梅干、ごま塩、キュウリのキューちゃん
昼・コーヒー
夜・ご飯、お麩のお味噌汁、メザシ4匹、梅干、東京タクアン


【火曜日】
朝・ご飯、お麩のお味噌汁、納豆、梅干、ごま塩、キュウリのキューちゃん
昼・コーヒー
夜・ご飯、お麩のお味噌汁、メザシ4匹、梅干、柴漬け


‥‥って感じで、ものすごく健康的な食生活を送ってる。新しいスーパー炊飯器で炊いた新米は、フリカケやお漬物だけでも美味しく食べられるから、それに、お味噌汁や納豆やメザシがつけば、素晴らしい食事になると思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしは、こんな感じの食生活を続けてるんだけど、ほとんど変化のないようなこのメニューを見て、お味噌汁の具の変化に気づいた人は、観察力がワンダホーだ。最初はワカメだけだったのが、途中で1日だけお麩とワカメになって、そのあとはお麩だけになる。これは、いただきもののワカメを使ってたんだけど、最後にちょっとだけになっちゃったので、お麩も入れてみたワケで、次の日にはワカメがなくなっちゃったから、お麩だけになったってことだ。

で、こんな感じのメニューは、この1週間だけじゃなくて、もうずいぶん続いてる。何しろ、普通の値段で買っても、納豆は3個で90円、メザシは12匹で100円だし、あたしの場合は、さらに半額になってる時に買うから、納豆は6個で90円、メザシは24匹で100円だ。つまり、1食あたり、ぜんぶ入れても50円以下ってことだ。だから、「いきなり黄金伝説」の「1万円生活」とかで、工夫した食事を並べて「1食250円でできました!」とかって言って、「おお~!」なんてSEを入れてるけど、あたしから見たら、自炊で1食に250円も掛けるなんて、ゼイタク以外のナニモノでもないと思った。

だって、1食で250円てことは、4人家族なら1000円なワケで、一般の中流家庭の平均的な食費と変わらなくて、ぜんぜん節約になってない。だから、ヘタに工夫なんかしなくても、あたしみたく、毎日毎日ずっと、納豆とメザシをおかずにしてれば、何も考えなくても、1ヶ月の食費は1人あたり3000円以内に収まるってワケだ。それに、納豆の場合は、カラシの代わりにラー油を入れたり、七味唐辛子とオカカを入れたり、マヨネーズを入れたりって感じで、いろんな楽しみ方ができるから、1ヶ月続いたって飽きることがない。そして、メザシは、あたしの天才的な焼き方によって、何とも言えない美味しさになる。

よく、メザシを炭みたいに焼いちゃう人がいるけど、そんなことしたら、苦くてまずくなっちゃうだけじゃなくて、発ガン物質になっちゃうんだから、食べる意味がない。メザシってのは、できるだけ新鮮なものを用意して、「焼く」んじゃなくて「炙(あぶ)る」もんなのだ。そして、両面を軽く炙ったら、網の上の位置をズラして、頭の部分だけはシッカリと焼く。これで、頭からかじった時に、中身がトロトロの美味しいメザシになるってワケだ。特に、千葉県の背黒イワシのメザシは、「こんなに美味しいお魚が12匹も入ってて何で100円なの?」って思うくらい美味しいのに、それが、さらに、「2パックで100円」になってた日にゃあ、条件反射的に6パックをカゴに入れちゃう。そして、すぐに食べるぶん以外は、4匹ずつをラップで包んで、冷凍しとく。

‥‥そんなワケで、話はクルリンパと戻って、お味噌汁なんだけど、あたしは1人暮らしだから、お味噌汁は、ガス代の節約のために、朝に2杯ぶん作って、半分は夜のぶんとして残しとく。だから、必然的に、朝と夜はおんなじにお味噌汁になっちゃうんだけど、お野菜は高くて買えないから、しばらくはお麩のお味噌汁が続きそうだ‥‥なんて思ってたら、予想もしてなかった幸運の女神さまが舞い降りて来たのだ。マンションの1階の猫仲間の奥さんが、ご実家から送られて来た大量のカキでカキフライを作ったとかで、あたしにお裾分けしてくださったのだ。

で、いただいといてこんなこと言うとバチが当たっちゃうけど、あたしは、「カキフライのみ」をいただいたワケで、ものすごく美味しそうなんだけど、カキフライには絶対に必要な「キャベツの千切り」がついてなかった。だけど、マサカ、「キャベツの千切りは?」なんて聞けるワケがないから、あたしは、大喜びでいただいてから、さっそく、キャベツを買いに行くことにした。だけど、キャベツは、未だに250円以上もしてるから、とにかくスーパーに行ってみて、半分のキャベツが100円以下だったら買おうって感じだった。

だけど、スーパーに到着したあたしは、1個280円、半分でも150円ていうトンデモナイ値段のキャベツを目の当たりにしちゃったワケで、こんなもん買えるのは、叶姉妹かヒルトン姉妹くらいだろう‥‥ってのは大ゲサだけど、あたしにはとても手が出なかった。それで、キャベツの代わりにモヤシ炒めでも添えてみようかな?‥‥って思ったのもトコノマ、安売り用のワゴンの上に、お野菜の詰め合わせのビニール袋を見つけちゃった。ようするに、前日とか前々日とかの売れ残りの、早めに食べないとダメになっちゃうお野菜をいろいろと詰め込んでるアレだ。

それで、いくつかあった詰め合わせをぜんぶ見たら、そのうちの1個に、4分の1のキャベツが入ってるのを発見したのだ。その袋には、他にも、カブが5個も入ってるし、小さめのレタスを半分にしたのも入ってるし、プチトマトより少し大きなミニトマトが6個も入ってるし、その他にも、何か袋に入ったものが真ん中あたりに入ってたんだけど、それは何だか分からなかった。だけど、これだけ入ってて150円だったから、お野菜に飢えてたあたしは、ソッコーでカゴに入れたのだ。

それで、あまりにもラッキーなお買い物をして、気分が良くなっちゃったあたしは、ずっとオヤツをガマンしてたので、それから、お菓子のコーナーに行って、3割引で58円になってた大好物の「さくさくぱんだ」を1個カゴに入れて、さらには、アイスのコーナーでスーパーカップの新作の「杏仁豆腐味」を見つけちゃったので、89円でちょっと高かったけど、それもカゴに入れちゃった。

なんか、あたしって、キャベツの値段に文句を言いつつも、お菓子やアイスは普通に買っちゃって、自分でも自分のことがイマイチ理解できないんだけど、いつもの「ま、いっか♪」ってことで、お家に帰って来た。それで、お野菜の袋を開けてみたら、真ん中あたりに入ってた「何か袋に入ったもの」ってのが、ナナナナナント! ゴボウのササガキの真空パックだったのだ! それも、2袋も入ってた!

あたしは、ゴボウが大好きなんだけど、やっぱり高くて買えないから、ずいぶん長いこと食べてなかった。だから、ものすごく嬉しかったんだけど、中国産だったらどうしよう?って思って産地を確認したら、「青森」って書いてあった。今は、スーパーのお野菜なんて半分くらいは産地偽装されてるから、これも不安だったんだけど、ハッキリと「中国産」て書いてあるよりはマシだから、ありがたくいただくことにした。だけど、何で2袋も入ってたのかな?って思ったら、賞味期限が今日まででやんの(笑)

ま、当然っちゃ当然なんだけど、すでにササガキになってるから、あとからキンピラゴボウを作ることにして、とりあえずは、カキフライの準備をすることにした。それで、あたしは、まずはカブのお味噌汁を作ることにして、5個のうちの3個も使って、片手鍋いっぱいのお味噌汁を作った。ずっとワカメとお麩が続いてたから、これは嬉しいお味噌汁だ。そして、次に、キャベツをぜんぶ千切りにして、一番大きなお皿に、レタスとミニトマトとキャベツの千切りを乗せてから、いただいたカキフライを並べた。この色合い、この存在感、なんという豪華なひと皿なんだろう! 納豆やメザシと比べると、これは、写真に撮る価値があるひと皿だ。

‥‥そんなワケで、あたしは、あまりにも豪華な夕食をすることになったんだけど、お野菜を添えたカキフライがこんなにも美味しそうに見えるのも、ずっと納豆とメザシを食べて来たからだ。「サクラ大戦~熱き血潮に~」の中で、身長が2m近い熊殺し女のカンナが、「うまいメシってのは、たまに食うからうまいんだよな!毎日食ってたら、うまいなんて感じなくなっちまうよ!そう思うだろ?」とかって言ってたけど、ホント、その通りだと思った。

で、カキフライと言えば、あたしの場合は、カラシとソースだ。タルタルソースが大好きなあたしだけど、カキフライには使わない。タルタルソースは、1にシャケフライ、2に白身魚フライ、3にエビフライ、4にアジフライ、5にイワシフライ、6にサンマフライ‥‥って、書き出したらキリがないけど、コクのないものにコクを与えるのがタルタルソースのレーゾンデートルだから、最初っからコクがあるカキフライには、あたしは使わない。

それで、あたしがカキフライに使うのは、カラシとソースなんだけど、ここで、1つのポイントがある。それは、チューブのカラシって意外と固くて、カキフライ全体に塗ることができない。だから、まず、お小皿にチューブのカラシをニュルニュルっと出してから、そこにお酢を垂らして、少し水っぽくなるまで混ぜてくのだ。そして、これをカキフライ全体に塗ってから、ソースをかける。そうすると、お酢がレモンの代わりになって、メッチャ美味しくなるのだ。

‥‥そんなワケで、今度、病院に持ってく、あたしの「何を食べたか一覧表」には、納豆とメザシが連続してる中に、「カキフライ」の文字がサンゼンと輝くことになったってワケで、さらには、「カブのお味噌汁」だの「キャベツの千切り」だの「ミニトマト」だのの文字までが並ぶことになって、あたし的には、「どうだ、まいったか!」って気持ちになった。だけど、冷静になって考えてみると、この日だけがサンゼンと輝いてても、ここから先は、2袋も使って大量に作っちゃった「キンピラゴボウ」の文字が続いてくワケで、ある意味、ツッコミドコロが満載な「何を食べたか一覧表」になりそうな気がする今日この頃なのだ(笑)


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