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2007.12.13

大阪をどげんかせんといかん!

福田康夫 「大阪府知事選の候補者はどうしましょうか?」

森喜朗 「タンツボのような大阪に住んでる、政治に無関心な大阪人どもは、とにかくバカで単細胞だから、誰でもいいからテレビに出ている有名人を出馬させれば、ホイホイと投票するだろう」

福田康夫 「それなら、吉本興業に所属している芸人あたりでどうでしょう?」

森喜朗 「芸人だと横山ノックの前例があってイメージが悪いから、半芸人の中から選べ」

福田康夫 「半芸人と言うのは?」

森喜朗 「女医なのにホリプロに所属してる西川史子や、弁護士なのにタイタンとタレントマネージメント契約してる橋下徹のような、中途半端なタレントや芸人のことだよ」

福田康夫 「分かりました。では、自民党としましては、半芸人の橋下徹に打診してみることにします」

森喜朗 「そうだな。橋下君なら大阪のローカル番組にも出ているから顔も売れてるだろうし、無知で無教養な大阪人どもなら、簡単に騙せるだろう。わっはっはっはっは~」

福田康夫 「でも、本人が出馬を断わって来たらどうしましょう?」

森喜朗 「そんなもん、他のタレントを出馬させた時と同じに、金を積んで言いなりにさせればいいだろう!」

福田康夫 「分かりました。それでは、すぐに手配いたします」


‥‥なんて感じのやりとりがあったかどうかは知らないけど、前日まで、「出馬する意思は全くない。2万パーセントない」って断言した上に、「自分の仕事をほっぽり出すような人間が行政のトップに立てるわけがない」とまで言い放ってた半芸人の橋下徹は、翌日になったら、自分の仕事をほっぽり出して、行政のトップに立つために立候補を表明しちゃった。この茶番て、自民党のことを批判しまくってた上に、若者の「政治への無関心」も批判してた丸川珠代が、実は自分も投票してなかった上に、平然と自民党から立候補した茶番とソックリだと思う今日この頃、大阪の皆さん、ここまでバカにされても、まだ自民党の推薦する候補者なんかに投票するんですか?


‥‥そんなワケで、大阪のことを「タンツボ」と揶揄し、大阪の人たちのことを「金儲け」のことしか考えていない「公共心も選挙への関心も失くしてしまった」人たちだと罵った森喜朗が率いる自民党は、「単純な有権者が多い地方にはタレント候補を立てろ」っていう自民党のお家芸を炸裂させたワケだけど、この選挙で、大阪の人たちのホントの民度が分かるワケだ。だから、森喜朗にタンツボ呼ばわりされてる大阪の人たちは、ぜひ、「大阪はタンツボじゃない!」「大阪人は汚物じゃない!」ってとこを見せて欲しいと思う。そして、国民のことをバカにしまくってる自民党の売国奴どもに、国民の怒りを示して欲しいと思う‥‥なんてこと、あんなもんを都知事にしちゃった東京都民のあたしが言っても、ほとんど説得力がないと思うけど、「大阪だけは東京の二の舞になって欲しくない」っていう、あんなもんを都知事にしちゃったからこそのエールなんだから、そこんとこ分かって欲しい。

で、ペラペラと口先だけで世渡りをして来たのか、あれだけテレビに出てるのにシッカリと弁護士としての仕事をして来たのかは分からないけど、橋下徹って、どっかの都知事とおんなじで、とにかく問題発言が多いことでオナジミだ。あたしが何よりも呆れたのは、ニポンの恥知らずなエロオヤジどもが中国に売春ツアーに行ってることを「日本人による買春は中国へのODAみたいなもの」って言って笑ってたことだ。いくら半芸人と言えども、これが、仮にも弁護士の認識だろうか? そして、こんな認識の人間に、大阪府知事をやらせてもいいもんなんだろうか? それ以前に、橋下徹って、「日本は憲法を変えて核兵器を保有すべきだ」って主張し続けてる上に、「男子皆兵制の復活」までも主張してるほどの右巻きなんだから、こんな人間が政治的権力を持つようになったら、いよいよニポンも終わりだろう。大阪の有権者たちは、ホントに良く考えて欲しい。

最近だと、今年の5月に、「たかじんのそこまで言って委員会」っていう大阪のローカル番組で、光市の母子殺害事件の弁護団に懲戒請求を行うように、番組中に視聴者へ呼びかけたことで、相手の弁護団のうちの4人の弁護士から訴えられたことが有名だ。東京じゃ放送してないから、あたしは見てないんだけど、相手の弁護士たちは、「弁護士業務を妨害された」ってことで、損害賠償請求をしてるそうだ。で、この橋下徹の問題発言は、相手の弁護団に被害を与えただけじゃなくて、多くの視聴者にも迷惑をかけたみたいだ。これは、あたしの今度の本、「きっこの日記 R」で対談をさせていただいた江川紹子さんが、ご自分のサイトの9月9日付のエントリーで指摘してるので、ぜひ、読んでみて欲しい。


「刑事弁護を考える~光市母子殺害事件をめぐって」
http://www.egawashoko.com/c006/000235.html


この紹子さんの書いた記事を読めば分かるように、弁護士への懲戒請求ってのは、「請求の内容によっては、懲戒請求をされた弁護士の側から訴えられる可能性もある」ワケで、「実際、懲戒請求をした側が敗訴し、50万円の慰謝料を支払うよう求める判決が出ているケースもある」ってことだ。つまり、「たかじんのそこまで言って委員会」を見て、橋下徹に煽られて実際に懲戒請求書を送っちゃった4000人近い人たちは、今後、相手の弁護士側から逆に訴えられる可能性もあるワケだ。そして、紹子さんが指摘してるように、橋下徹は、そうしたリスクがあることや、「請求した側も、弁護士会に書類の提出や口頭での事情説明を求められることがある」ってことをいっさい説明せずに、誰でも簡単にできる署名みたいなものだって言って、視聴者を煽ったのだ。

そして、何千人もの視聴者に懲戒請求書を送らせといて、言い出しっぺの橋下徹はと言えば、呆れ返ることに、懲戒請求書を送っていないのだ。あたしは、高知のスクールバス事故の片岡さんを助けるための署名とか、この日記を使って読者に署名を呼びかけることが時々あるけど、とにかく真っ先に自分が署名をして、それから、皆さんに呼びかけるようにしてる。こんなの、子供でも分かる理屈だし、自分が「何とか助けてあげたい」って思う気持ちがあっての呼びかけなんだから、自分は署名してないのに読者に呼びかけるなんて、まったくのナンセンスだと思う。

だけど、橋下徹は、不特定多数の視聴者に懲戒請求書を送るように呼びかけておいて、それも、ヘタしたら相手から訴えられる恐れのあるようなことを呼びかけておいて、自分だけは懲戒請求書を送ってないなんて、これほどズルイ人間は見たことがない。そして、橋下徹は、呼びかけた自分が懲戒請求書を送ってないことの理由として、「時間と労力を費やすのを避けた」って言ってるそうだけど、この理由だって、自分を正当化するための後付けのイイワケにしか思えない。だって、自分自身も弁護士である橋下徹が、この懲戒請求にかかるリスクを知らないワケがないし、自分も懲戒請求書を送ったら、真っ先に訴えられるってことも分かってたハズだからだ。

‥‥そんなワケで、あたしは、ここまで問題発言の多い人間は、テレビのくだらないバラエティー番組で、「弁護士の肩書きを持った芸人」として、無責任なことをノタマッてるのが身分相応だと思う。そして、こんな認識しか持ち合わせてない人間を府知事なんかにしちゃったら、それこそ、大阪は、ホントに「タンツボ」になっちゃうと思う。だけど、それを決めるのは、東京都民のあたしじゃなくて、大阪府民の有権者たちなんだから、大阪の皆さんは、それぞれの候補者の人間性をシッカリと見極めた上で、正しい選択をして欲しいと思う今日この頃なのだ。


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