警察のデッチアゲを許すな!
たくさんの読者から、「高知のスクールバスと白バイの事故の問題はどうなりましたか?」っていうメールが届いてるんだけど、なかなか日記で取り上げられないでいた。何でかっていうと、実際にバスに乗ってた生徒をはじめ、事故現場の近くにお住まいの人などから、すごく重要な情報がいくつも寄せられてるし、その他にも、警察のデッチアゲを証明できる証拠とかも見つかってるんだけど、これから最高裁の裁判があるから、今は公開できないからだ。
で、ここでは、この問題についての過去ログを読んでもらってるものとして書いてくので、「高知のスクールバスと白バイの事故の問題って何?」って人は、とりあえず、先に、以下の3本の日記を読んで欲しい。
2007/10/22 (月) またまた警察のデッチアゲ!
http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=338790&log=20071022
2007/10/27 (土) 続・またまた警察のデッチアゲ!
http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=338790&log=20071027
2007/10/31 (水) 高知の冤罪事件
http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=338790&log=20071031
それで、今日は、まずは真っ先にお伝えしたいことがある。この、警察による悪質極まりない証拠の捏造と、身内による大ウソの証言によって、完全に停止してたバスが「動いてたこと」にされて、検察までがグルになったデタラメ裁判によって、「禁固1年4月」という考えられない有罪判決を受けた片岡晴彦さんを救うために、12月1日から署名運動が開始されたのだ。用紙をプリントアウトする署名の他にも、インターネット上から簡単にできる署名フォームも併設してあるから、1人でも多くの人に協力して欲しいと思う。そして、この警察による呆れ果てた冤罪事件の全貌を明らかにして、証拠を捏造した警察官や、法廷で大ウソの証言をした警察官には、それ相応の処分を下して欲しいと思う。署名フォームを設置してる「片岡晴彦さんを支援する会」のサイトは、最後にリンクしておくので、皆さん、ぜひ協力して欲しい。
‥‥そんなワケで、片岡さんの事故は高知で起こったんだけど、おんなじ四国の松山で、今から3年前の2004年に、似たような事件が起こってたのだ。以下、今年の11月1日付の時事通信社の記事を紹介する。
「身内かばう違法捜査」と提訴=白バイ衝突、審判不処分の少年-松山地裁 (2007/11/01)
松山市で2004年、オートバイ乗車中に白バイと衝突し、少年審判で保護観察処分とされたものの、差し戻し審で不処分決定を受けた同市のアルバイト少年(19)が1日、「白バイを一方的に擁護する違法捜査で精神的苦痛を受けた」として、愛媛県などを相手に慰謝料など約345万円を求める訴訟を松山地裁に起こした。訴状によると、少年は04年11月、信号のない三差路交差点で右折待ちをしていた際、対向してきた緊急走行中の松山西署員の白バイと衝突した。少年は、自分は停止中で、同様に右折待ちしていた別の車が動き白バイがぶつかってきたと主張したが、同署は白バイを一方的にかばい、別の車の存在を認めないまま少年を業務上過失傷害容疑で書類送検した。少年は松山家裁で保護観察処分とされたが抗告。高松高裁は警察の鑑定書に疑問が残るとして差し戻し、同家裁は06年3月、不処分を決めた。
http://www.jiji.com/jc/zc?key=%c7%f2%a5%d0%a5%a4&k=200711/2007110100926
この記事だけだと分かりにくいので、補足として説明すると、この事故は、3年前の11月8日、松山市山西町のアルバイト、山本昌樹さん(19才)が、16才の高校生1年生だった時に、250ccの大型スクーターに乗って友人宅に向かう途中で起こったものだ。松山市別府町の変則の三差路で、右折するためにバイクを完全に停止してた山本さんに対して、前方から猛スピードで走って来た松山西署員(当時29才)の運転する白バイが突っ込み、山本さんは左手首と足首を骨折する重傷を負ったのだ。
山本さんは、右折するワンボックス車の後ろで停止してた。そして、前の車が右折したと思ったら、そこに白バイが突っ込んで来て、山本さんは重傷を負った。つまり、白バイのほうも、右折する車の存在だけは、走行しながら確認してたのだ。だって、確認してなければ、そのまま車に突っ込んでるからね。それなのに、その白バイ隊員は、そんな車など「覚えてない」って抜かしてるのだ。「覚えてない」だの「記憶にない」だのって、お前は自民党の政治家か! そして、車の存在を確認してたからこそ、その車が自分のほうに右折して来たので、その車の後ろに停止してた山本さんのバイクに気づかずに、車の後ろを左から迂回するように通ろうとして、山本さんのバイクに衝突したってワケだ。
それなのに、何がデタラメかって、警察は、この右折した車の存在を「無かったこと」にした上に、停止してた山本さんを「走ってたこと」にして、山本さんのほうが白バイに突っ込んだってことにデッチアゲちゃったのだ。そして、山本さんは、重傷を負わされた上に、加害者として取調べを受けた挙句に、「保護観察処分」にされちゃったのだ。何にも悪いことをしてなくて、ただ、交差点で右折するために停まってただけで、そこに白バイが突っ込んで来て大ケガまでさせられたのに、デタラメもいいとこだ。そして、この事故後の警察の薄汚いやり口が、片岡さんのケースとまったくおんなじだってことは、以下の双方の証言や報告書を見れば一目瞭然だ。
「山本昌樹さんの供述」
右折しようと交差点に入ったら、前に車が止まっていたので、自分も右足をついて止まった。そして、前の車が右折していなくなったとたん、白いものが覆い被さるようにぶつかって来た。
「目撃者の証言」
サイレンが鳴ったので外に出たら、目の前の交差点中央に右折しようとしているワンボックスカーが1台停まっており、続いて黒いスクーターが走って来て、車の後ろに停車した。前方から赤ランプを点滅させながら白バイが近づいていたが、ワンボックスカーが急に右折した。白バイはワンボックスカーを避けるように交差点に進入し、停車中だったスクーターに衝突した。ブレーキの音は聞こえず、大きな衝突音がした。スクーターは人が乗ったまま後ろに飛ばされ、白バイの運転者も一瞬宙を飛んで進行方向に落下していった。
「愛媛県警松山西警察署の認定」
事故はスクーターが急に右折し、白バイは急ブレーキをかけたが避けきれなかったため起きた。
「愛媛県警科学捜査研究所作成の鑑定書」
衝突時のスクーターの速度は時速17キロ。
「愛媛県警松山西警察署の捜査報告書」
目撃者は山本昌樹の母や祖母と仕事を通じて面識があり証言の信憑性は乏しい。山本車の前にワンボックス車が止まっていたとの実体験と異なる事故状況を創作した可能性がある。
これらの証言や報告書を見て、あなたはどう思っただろうか? 警察の報告書にあるように、目撃者は山本さんの家族と面識のある人だから、山本さんのために大ウソをついたって思う人が、いったい、どれほどいるだろうか? そして、この報告書の内容を知った目撃者は、次のように話してる。
「目撃者の談話」
警察は身内を守るためにここまでしますかね。本当に腹が立ちます。私は目撃したまま話しただけ。山本さんのご家族とは仕事のつながりなどなく、事故直後はスクーターの運転手がどこの誰かも知らなかったんです。検察で「山本さんからモノをもらっているのか?」と聞かれたこともありましたが、これが原因だったんですね。そもそも、私が事故状況を創作するする必要がどこにあるんですか。
‥‥そんなワケで、暴力団よりもタチの悪い愛媛県警松山西警察署の犯罪行為によって、何の罪もない被害者なのに、加害者にされてしまった山本さんは、ご家族や支援者たちに支えられながら長い戦いを続けて、ようやく、事故から1年半後の2006年3月に、「不処分」と認定されたのだ。そして、「不処分」の判決が出ても、今もなお、「警察側には何も非はない」「悪いのは少年のほうだ」とデタラメを言い続ける厚顔無恥な松山西警察署の腐りきった実態を詳しく知りたい人は、山本昌樹さんのお母さまが綴ってるブログを読んで欲しい。
「山本さんのお母さまのブログ」
http://blogs.yahoo.co.jp/toshikazu2355
で、高知の問題に戻るけど、運転してた片岡さん本人だけでなく、そのバスに乗車してた多くの生徒たちが「バスは停まってて、そこに何かがぶつかって来た」って証言してて、そのバスのすぐ後ろにいた乗用車の校長先生も「バスは完全に停まってた」って証言してるのに、裁判長は、それらの証言をすべて却下して、警察のデッチアゲた「バスは時速10キロで走行してた」っていう大ウソだけを採用して、片岡さんを有罪にしたのだ。
これは、地面に片足をついて完全に停止してた山本さんのスクーターを「時速17キロ」で走らせちゃった愛媛県警科学捜査研究所のやり口とおんなじで、「白バイに非がないようにするためには、相手が時速何キロで走ってたことにすればいいのか」ってシナリオから逆算して出された速度ってことで、犯罪者を捕まえるための組織である警察がこんなことをしてるなんて、呆れ返ってモノも言えない。そして、さらには、自分たちにとって都合の悪い証言や証拠は、ナンダカンダ言ってすべて却下しちゃうとこも、まったくおんなじだ。
山本さんの場合は、「目撃者は山本さんの家族と面識のある人だから事故状況を創作した」って言われたけど、片岡さんの場合なんか、もっと酷い。何しろ、片岡さんのことをまったく知らないアカの他人の証言なのに、警察や検察と完全にグルになってる柴田裁判長は、「供述者が第三者というだけで、その供述が信用できるわけではない」だなんて、意味不明なことをノタマッて、白バイのほうに不利な証言をカタッパシから却下しちゃったんだからね。
‥‥そんなワケで、こんなこと言うと、四国の人たちからブーイングが起こりそうだけど、四国の人たちって、こんなにデタラメな警察を何で許しちゃってんの? 警察は暴力団よりも悪党ばっかだし、四万十産なんて表示した台湾産のウナギや韓国産の青海苔を全国に流通させてるし、あたし的には、宮崎県なんかよりも、警察から名産品に至るまでデタラメだらけの四国のほうを先に「どげんかせんといかん!」って感じがするよ。とにかく、完全に停止してた片岡さんのバスを「走ってたこと」にするために、事故から半年以上も経ってから、突然、警察が証拠として持って来た「バスのタイヤのブレーキ痕の写真」は、専門の鑑定人によって、「タイヤの溝もまったくありませんし、これはブレーキ痕ではなく、何者かが描いたものです」って断言されちゃったんだから、高知県警の悪質な犯罪が白日の下に晒されるのも時間の問題だと思うけど、そのためにも、全世界の良識のある皆さん、ぜひ、署名に協力して欲しいと思う今日この頃なのだ。
署名フォームはこちら「片岡晴彦さんを支援する会」
http://www.geocities.jp/haruhikosien/
片岡晴彦さんのブログ「雑草魂」
http://blogs.yahoo.co.jp/zassou1954
最新情報はこちら「冤罪事件進行中」
http://blogs.yahoo.co.jp/littlemonky737
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