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2008.01.31

エヴァンゲリオン~使徒、再び~

全国のパチンコ屋さんに「エヴァンゲリオン~使徒、再び~」が導入されて、もう10日も経つってのに、あたしは、あまりにも忙しくて、まだ打てないでいた。それで、いつも読んでる「ビワコさんのブログ」「オリ法ブログ」を見ると、ビワコさんはガンガン出してるし、バリンコンさんもガンガン出してるし、セレブ大鳥さん以外(笑)はみんな大勝ちしてるみたいで、早く打ちたくてジンジャエールだった。とにかく、新台の場合は、1日でも早く行かないと、いつ、出なくされちゃうか分かんないから、あたしはアセリまくってた。ホントなら、確実に勝てるユルユルの初日に行って、最低でも5万円、できれば10万円は稼がせてもらうつもりだったのに、初日の整理券ももらいに行けなかったし、お仕事も入ってたし、残念、無念、コスイネン‥‥って感じだった。

前回の「エヴァンゲリオン~奇跡の価値は~」の時は、導入3日後に行って、3000円で初当たりを引いて、16箱半、27000発で8万円になった。そして、2週間目に入ったら、10連チャン以上はしなくなったけど、それでもそれなりに出してくれた。だけど、今は、自民党とナンミョー党のセイで世の中がメチャメチャ不景気だから、お店側のサジ加減が分かんない。だから、確実に勝つためには、初日から1週間しかないって思ってたのだ。でも、もう2週間目に入っちゃったから、「まだ、それなりには出してくれてても、釘は渋いだろうな」って想像しつつ、ビワコさんやバリンコンさんのブログの写メを見て、「ああ~早く打ちたい!」って思ってた今日この頃、皆さん、もう打ちましたか?


‥‥そんなワケで、あたしは、「何としても1月中には打ちたい」って思ってたんだけど、それは、まだ今年になってから1回もパチンコに行ってなかったので、パチンコに行けばそれが「初打ち」になるワケで、仮にも俳句をたしなんでる者としては、「初」のつくものを2月に入ってからやるワケには行かなかったからだ。その上、月末の支払いも厳しくなって来てたし、何とか1月中には打ちに行かなきゃって思ってた。

そしたら、あたしの熱い思いがパチンコの神様に通じたのか、昨日、午前と午後に1本ずつ入ってた打ち合わせの、午後のほうが先方の都合で別の日に変更になったのだ。それで、あたしは、午前の打ち合わせが終わってから、そのまま現場の最寄り駅のパチンコ屋さんに突入して、「エヴァンゲリオン~使徒、再び~」を探した。そしたら、ドバーッと導入されてた上に、導入2週間すぎの平日の昼間ってシチュエーションのオカゲで、半分以上が空いてたのだ。

で、あたしの信頼してるスジから、どんな台を狙うといいか聞いてたので、空いてる台のデータを見て回ったら、すぐにその条件を満たした台が見つかった。それで、あたしは、さっそくその台で打ち始めたんだけど、思ったほど回らない。今度の台は、役物が初号機だけなので、見た感じはスッキリしてるんだけど、風車よりも上に打っちゃうとステージに乗りにくくて、チョー弱めに落とし込まないとチャッカーに入らない。オマケに、ハンドルのスキマが狭くて、5円玉で固定できないから、手が疲れちゃう。

それで、なかなかハンドルの位置が決まらなかったから、最初の500円で7回しか回らなかったんだけど、次の500円で少しは回るようになったと思った14回転目、いきなり警報が鳴ったと思ったら、鎖みたいなのがバシッ!って出て来て、ワケが分かんないままシンクロリーチになって、背景が赤くなって暴走モードに突入しちゃった! もしかしたら、シンクロリーチの画面になってから、鎖みたいなのがバシッ!って出て来たのかもしんないし、あと、カヲル君の横顔みたいなのが出たような記憶もあるんだけど、いろんなことが短い間に起こったから、あんまりよく覚えてない。

‥‥そんなワケで、最初は、初号機が目玉の模様の使徒のATフィールドを破壊するリーチで、「2」で当たったんだけど、再抽選で「1」に昇格した。大当たりラウンドは、初当たりは第1話、2連チャン目は第2話ってふうに、テレビアニメの第1話から順番にストーリーを紹介して行くようになってて、あたしは、5連チャンしかしなかったので、第5話までしか見れなかったけど、きっと、26話まであるんだと思う。

それから、今回のは、確変が暴走モードになってるから、すごく分かりやすかった。ようするに、確変で当たれば、大当たりラウンド後が暴走モードになるってワケだ。そして、1回目は「シンクロ率10%」、2回目は「シンクロ率20%」ってふうに、画面の左上に表示されるんだけど、これは何の意味もないんだと思った。とにかく、あまりにも書くことがいっぱいあって、何から書いたらいいのか分かんないほどなんだけど、ヒトコトで言えば、「メッチャ面白い!」ってことだ。

エヴァンゲリオンのリーチも、ぜんぶ新しくなってて、特に、アスカの弐号機は、マグマダイバーのリーチになってて、サイコーだった。耐熱防護服を着た弐号機が、マグマの中に入ってくんだけど、通常の、足をそろえて無言で入ってくパターンの他に、両足を前後に大きくひらいて、「ジャイアント・ストロング・エントリー!」って言いなが入ってくパターンとかもあって、アニメを観たあたしとしては、すごくツボだった。そして、この先も、使徒にすぐやられちゃうパターンとか、初号機がナントカって武器をマグマの中へ落として、それを弐号機が受け取って使徒と戦うパターンとか、いくつものパターンに枝分かれしてる。さらには、その指示を出すのが、梶さんだったり、ゲンドウと冬月だったり、いくつかのパターンがあって、あたしが打った限りでは、梶さんのパターン2回と、ゲンドウと冬月のパターン1回は、ぜんぶ当たった。

何から何まで書くとたいへんなので、とりあえず、昨日のことを書くと、最初の台で5連チャンしたんだけど、この当たり数字が、「1」「1」「1」「1」「4」だったのだ。最初は「2」が「1」に昇格したけど、途中でもおんなじパターンがあって、「1」が4回続いた次がノーマルで、時短もダメだった。そして、1箱突っ込んだんだけど引き戻さなかったから、移動することにした。これは、「サクラ大戦」でも経験があるんだけど、大神一郎の「6」で当たって昇格、「6」で当たって昇格、「6」で当たって昇格ってのが5回も続いたあと、ノーマルからハマッたのだ。

だから、あたしは、おんなじ数字で3回以上の連チャンをした時は、そのあとのノーマル後に大ハマリするって自論に沿って移動することにしてる。それで、信頼できる筋からの情報の中に、「単発当たり後、650~700回転が満潮」ってのがあったので、そんな台を探してみたら、朝から1回だけ当たってて、674回転でやめてた台を見つけた。何でちゃんと数字を覚えてるのかっていうと、「新台で674回もハマるなんて、あまりにもムナシー」って思ったからだ(笑)

あたしは、そのムナシー台で打ち始めたんだけど、これまた、1000円で初当たりを引いちゃった。19回転目で、突然、初号機の役物が咆哮したかと思ったら、下からシンジの群が出て、初号機リーチに発展。そして、使徒にやられちゃったら、ゲンドウが登場して、F型装備で初号機が復活して、もちろん使徒殲滅で、またまた初号機の咆哮で、再抽選で、確変に昇格‥‥って、まるで、絵に描いたような美しい勝利だ。

その上、次は、確変中だったからアレなんだけど、期待できない零号機リーチになったから、「あ~あ」って思ったのもトコノマ、登場した零号機が、プロトタイプだった! 前回のプロトタイプは黄色っぽかったけど、今度のは少しオレンジっぽい、朱色っぽい感じだった。そして、当然、大当たり。結局、2台の合計で11箱、17000発ちょい、5万円になった。投資額は2000円だから、サスガ、導入2週間目って感じだった。

‥‥そんなワケで、あたしは、このツキの波から逃げちゃ駄目だ!逃げちゃ駄目だ!逃げちゃ駄目だ!って思って、今日も、お仕事が終わってから、パチンコ屋さんに行って来た。昨日とは別のお店だったんだけど、3台に1台くらいは空いてて、好きな台を探すことができた。それで、昨日とおんなじに、「満潮」に差し掛かってる台を探したら、これまたサイコーの「650回でやめた台」を発見しちゃった。それで、その台で打ち始めたら、これがもう大爆笑で、ナナナナナント! 4回転目で大当たりしちゃったのだ!

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で、これはノーマルだったんだけど、ラウンド中にイベントが発生しないから、「ダメかな?」って思ってたら、最終ラウンドが終わった瞬間に警報が鳴って、パターン青のマヤとか、ゲンドウとか、オナジミの顔ぶれが出て、確変に昇格しちゃった。この時のセグは、10の位が「7の上の横棒を取った形」で、1の位が「真ん中の横棒」だった。そして、時短後の引き戻しも何回かあったけど、ほぼ連チャンて呼べる形で、17回も当たった。シンジの「逃げちゃ駄目だ」の擬似連も出たし、何よりも驚いたのが、ゼーレの3分ミッションモードで、ミッションは「ミサトの予告を出せ」だったのに、アスカの擬似連が3ステップまで発展してから、弐号機リーチになって、それが大当たりしちゃった。

こんなの初めてなので、これぞビックル一気飲みだった。だって、「エヴァンゲリオン、発進!」て言うミサトを「ミサトの予告」とみなしたんなら、必ず「ミッション遂行」って文字が出るはずだから、その文字が出なかったってことは、「ミッションは遂行してないのにミッションモード中に別のリーチで当たった」ってことになる。「奇跡の価値は」で、ミッションモード中に「次回予告」から当たったことが2回あるけど、今回はアスカの擬似連だったし、それも最終ステップまで発展したんなら納得できるけど、3ステップっていうビミョ~な予告だったから、すごく意外だった。そして、こんなことじゃ終わらないのが、自分で言っちゃうけど、あたしの引きの強さ&導入2週間目までのサービス期間ってワケで、これがホントのナナナナナント!全回転も出しちゃったのだ!

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何の前ぶれもなく、画面が突然「バシッ!」って真っ暗になったと思ったら、「おかえりなさい」って文字が出て、「ファーストチルドレンがナンタラカンタラ」って文字が出て、レイのアップが出て、いろんなレイの顔が出て、大きな「確定」の文字をバックにして、全回転がスタートした。あたしは、大慌てでバッグからケータイを出して、必死に写真を撮ったんだけど、手が震えちゃってボケボケになっちゃった(笑)

それで、最後に、「あと書き忘れたことはないかな?」って考えてみたら、まだまだいっぱいあった。たとえば、「ミサトの部屋」が「ちゃぶだいと座椅子」になってたってこととか、新しく「リツコの研究室」ができたってこととか、ミサトが車でシンジを迎えに行って、使徒の攻撃をかわしながら逃げるリーチのこととか、あと、あたしが一番気になってるのは、「レイちゃんモード」だ。突然、デフォルメされたレイが、身長よりも大きなコインと一緒に現れて、「レイちゃんモード」「コイン廻しゲーム」とかって書いてあったんだけど、「何だろう?」って思ったトタンに、警報が鳴ってミッションモードに突入しちゃったのだ。たぶん、その大きなコインをまわして、何か書いてある面が出ればいいんだろうけど、1回もやらないうちにミッションモードに突入しちゃったから、すごく気になってる。

‥‥そんなワケで、まだまだ他にも面白いことがいっぱいありそうな「エヴァンゲリオン~使徒、再び~」だけど、どうせ「奇跡の価値は」とおんなじで、熱い予告やプレミアがバンバン出るのは最初だけだろうから、できるだけ早いうちに、カヲル君の四号機リーチも見ときたいと思う。でも、たった2日目で全回転も見ることができたし、今日は、500円の投資で26500発、8万円になったから、昨日と今日の勝ちぶんで、今月の支払いはすべてOKになった。だから、やっぱ、巻き上げられてる税金が「使途、不明」な自民党なんかアテになんないから、自分の力で最低限の生活水準を維持してくためには、定期的に「使徒、再び」のお世話にならなきゃなんないと思った今日この頃なのだ。


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2008.01.30

猫のカメラマン

3年も前のことで恐縮だけど、あたしは、2005年3月26日の日記、「世界で初めて」で、ニポンの南極観測隊が、ペンギンの背中にビデオカメラをガムテープでくっつけて、そのまま海中を泳がせて、ペンギンがエサのオキアミを追いかけまわす「ペンギン目線」の映像の撮影に成功したってことを取り上げた。それで、あたしは、その時、「ペンギンはムリだけど、猫ならあたしでもできそうだ」って思った。

それで、最初は、猫用のランドセルみたいなのを作って、それに小型のビデオカメラを入れて、猫の背中にしょわせたら‥‥って考えたんだけど、猫って、そこらでゴロゴロと転がったりするから、これはダメだ。そして、犬と違ってデリケートな猫は、自分の体に何かくっつけられるのを極端に嫌がるから、たとえ小さなものでも、体に何かをつけられたら外そうとしちゃうから、物理的にも、動物愛護の精神からも、やっぱ猫はムリかな?って思った。

だけど、猫の首輪にデジカメをぶら下げて、外へ遊びに行かせて、15秒ごとの自動シャッターで、「ネコ目線」の写真を撮って、それをホームページで公開してる人がいた。ドイツのラモーナ・マークシュタインさんていう女性なんだけど、「Friz.Cam」っていうホームページで、青空とか、草むらとか、「ネコ目線」の写真が満載で、とっても楽しい。名カメラマン、キジトラのフリッツ君も可愛くて、ドイツでは、たくさんの雑誌や新聞、テレビでも紹介された人気者だ。それに、ドイツ語が読めなくても、英語に切り替えられるようになってるから、あたしでも読むことができた今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしは、このラモーナさんのホームページを見て、何にビックル一気飲みしたかっていうと、それは、フリッツ君の使ってるカメラだ。あたしは、ラモーナさんが、普通のデジカメを自分で猫の首輪につけてるのかと思ったのに、そうじゃなくて、猫用のカメラとしてキットで発売されてるシステムを使ってるって書いてあったのだ。それで、リンクしてあった「Mr.Lee Catcam」ってサイトを見てみたら、このキットを利用して、おんなじような写真を撮って楽しんでる人たちが何人も紹介されてたのだ。

中には、猫以外にも、犬の首にカメラをつけてる人もいたし、ロボット猫の首につけてる人もいた。そして、このサイトでは、カメラから電波を飛ばして、自宅のテレビでリアルタイムに映像を観るシステムも紹介してた。つまり、あたしは、たまたまラモーナさんのホームページを見て驚いたんだけど、猫にカメラをつけて写真を撮るのって、世界的には、ワリと一般的な遊びだったってワケだ。

それから、あたしの一番の心配、「猫にカメラなんかつけてかわいそうじゃないか?」ってことなんだけど、体のどこかに固定するワケじゃなくて、首輪にぶら下げるだけなので、ドイツのテレビ番組で取り上げられた時の映像を見る限りは、フリッツ君自身は、ぜんぜんジャマだとは感じてないみたいだった。そして、ラモーナさんのホームページの質問コーナーにも、「フリッツは、まるでカメラなど下げていないかのように、普通に歩き回り、他の猫とたわむれたり、ネズミを捕ったり、木に登ったりしています」って書かれてた。それから、フリッツ君にカメラをつけるのは、1週間に2回ほどで、1回の時間は1時間半くらいって書かれてた。

もちろん、首輪さえも嫌がる野良猫には、こんなカメラをつけたらかわいそうだけど、普段から首輪をつけてる飼い猫なら、猫にもよると思うけど、ほとんど負担にならない子もいるんだと思う。だから、猫も飼ってないし、海外から猫用カメラを取り寄せるお金もないあたしには、今はムリだけど、将来的には、十分に可能なことだと思った。それに、何もわざわざこの「Catcam」を取り寄せなくても、猫の負担にならないような大きさのデジカメに、定期的にシャッターを切るリレーシステムを組むだけでいいんだから、がんばれば自分でも作れそうだ。

だから、あたしの場合は、カメラのことよりも、猫のほうが重要になって来る。今の子たちは、みんな、自由で気ままな野良猫たちだから、カメラなんかつけたらかわいそうだし、やっぱ、この計画のために、撮影専門の猫を飼うしかない。そうなって来ると、あたしの好みで選びたいから、白黒のブチで、丸顔で、男の子で、シッポが太めで、肉球はピンクで‥‥って、空想して楽しんでるだけだから何とでも言えるけど、自分の子供と思って一緒に暮らしてた猫をネコ白血病で失ったあたしとしては、もう10年以上も経つけど、未だに猫を飼う気持ちにはなれない。あんなに悲しい思いは、もう二度としたくないからだ。

‥‥そんなワケで、あたしが一緒に暮らしてた猫も、フリッツ君とおんなじキジトラだった。女の子だったけど、東京に大雪が降った日に、道路沿いの雪の中で、泥まみれになって死にそうになってる子猫を見つけた。それで、あたしは、その子を連れて帰り、必死に看病して、命をとりとめることができた。そして、それから一緒に暮らすことになったんだけど、生まれた時からネコ白血病に母子感染してたみたいで、成猫になってから発病して、最後の最後までがんばってくれたんだけど、ダメだった。あたしは、2週間、お仕事を休んで泣き続けた。

今、あたしが好きだって言ってる「白黒のブチ」とか「丸顔」とか「男の子」とかっていうのは、ぜんぶ、その子の特徴とは反対だ。わざとじゃなくて、ホントにそう思って言ってるんだけど、ふと気づいたら、その子の特徴とは違う猫ばかりを「好き」って言ってる自分に気づいた。だから、心のどこかで、その子と共通点のある猫を「好き」って言うことに、浮気するような、その子を裏切るような、無意識の抵抗を感じてるんだと思う。

ま、そんなことは置いといて、水中の「ペンギン目線」のカメラ、陸上の「ネコ目線」のカメラとくれば、次は、空中の「トリ目線」のカメラだろう。だけど、サスガに、これは難しいと思う。普通にペットとして鳥を飼ってる場合は、ほとんどは鳥カゴから出さないし、外に出したら帰って来ない。それに、どんなに訓練したとしても、ブンチョウとかセキセイインコとかにつけられるほど小さなカメラはないだろう。だから、現実的に考えると、伝書バトとかレースバト、あとは、鷹匠のタカくらいしか思いつかない。あたし的には、渡り鳥にカメラをつけて、海を渡って行くとことかの写真が撮れたらワンダホーだと思うんだけど、渡り鳥が戻って来るのは半年も先だから、どう考えても、カメラが壊れてるか失くしてるかしそうな気がする。だから、失くしてもいいような「写るんです」みたいなカメラならいいけど、何万円もするデジカメなんか、とてもじゃないけど使えない。

それに、あたしの場合は、猫でもすぐにはムリなのに、鳥だなんてムリに決まってる。だけど、今日は、あれこれと妄想して楽しんでるだけだから、あたしの中のもう1人のあたしは、すでに近所の公園に行って、ベンチに座って、パン屑を撒いて、ハトを集め始めちゃった。そして、集まったハトの中から、一番リコウそうな顔のハトを捕まえて、長い時間をかけて訓練して、トリ用に開発した小型カメラを首のとこに装着して、大空へと放った。そしたら、2時間後にちゃんと戻って来て、カメラの中のメモリーチップをパソコンで再生してみたら、上空から撮影した多摩川や街など、航空写真みたいなのがたくさん写ってた‥‥って、ここまで書いて、あたしは、重要なことに気づいた。

それは、カメラのレンズの向きだ。猫のカメラのレンズが「前向き」なのに対して、鳥のカメラのレンズは「下向き」じゃないと意味がないってことになる。だけど、それを考える上で、さらに重要なのが、ハトが飛んでる時の首の向きだ。それで、あたしは、ハトが飛んでる写真を探して確認してみたんだけど、ハトは首をまっすぐにして飛んでた。よく考えてみたら、ハトに限らず、どんな鳥でも、飛ぶ時は首をまっすぐにしてるよね。だから、ハトの首にカメラをつければ、飛んでる時には空中から地上に向けて撮影することができるし、どこかに着陸すれば、首を立てるんだから、猫のカメラみたく、「トリ目線」の前方の写真が撮れるってワケだ。

そう考えると、あんがい簡単にできそうな気がして来た。ようするに、ハトの首につけても問題ないくらいの小型カメラがあればいいワケで、秋葉原に行けば売ってそうな気がする。だから、こっちも、猫の場合とおんなじで、カメラのことよりも、ハトを手なずけることのほうが遥かにヤッカイってことになる。「そんなら、ラジコンの飛行機とかヘリコプターとかに小型カメラをつければいいじゃん」なんて言う人がいそうだけど、それじゃあ意味がない。それなら、猫のほうだって、ラジコンの自動車とかにカメラをつければいいワケで、そんなことして自分で操縦したら、あたしがこの遊びに興味を持った最大の理由である「何が写ってんだか分かんないドキドキ感」が味わえなくなっちゃう。

2時間ほどのお散歩から帰って来た猫の首のカメラを外して、それをテレビにつないで、「いったい何が写ってるんだろう?」って、ドキドキしながら再生する。どこを飛び回ってたんだか分かんないハトが戻って来て、「いったいどんな風景が写ってるんだろう?」って、ワクワクしながら再生する。これが楽しいワケで、できることなら、猫とハトとを同時に出動させて、両方の写真を同時に見てみたい。

‥‥そんなワケで、あたしが期待してるのは、同時に出動させた猫とハトとが、どこかの公園でハチ合わせしちゃって、猫のカメラには「首にカメラをつけたハトの写真」が、ハトのカメラには「首にカメラをつけた猫の写真」が写ってるってパターンだ。こんなことにでもなったら、あまりにも楽しくて、あたしはもちろんのこと、小さいきっこたちも全員で小躍りしちゃうよ。で、あたしの周りで小躍りしてる小さいきっこたちを見たら、みんな首に小型カメラをつけてて、あたしのことを写してたりして‥‥って、こんなオチじゃ許されないと思うから、念のために、最後に、可愛い名カメラマン、フリッツ君を紹介してるYOU TUBEの映像をリンクしとこうと思う今日この頃なのだ♪


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「フリッツ君のお散歩」

「テレビで紹介されたフリッツ君」

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2008.01.29

大阪ラプソディー

東京の人が初めて大阪に行って、最初にビックル一気飲みしたこととして、ほとんどの人が口をそろえて言うのが、「そこら中の人たちが道端で漫才をしてた」ってことだ。もちろん、ホントに道端で漫才をしてるワケじゃないけど、道端でのオバサンたちの会話とかが、漫才のように見えるってことだ。あたしたち東京の人間にとっては、1人がボケるようなことを言って、それに対してもう1人が「何でやねん!」ってツッコミを入れるなんてことは、テレビのお笑い番組の中だけのことで、そんなことを日常生活の中でやってる人なんか1人もいない。

だけど、大阪に行くと、知り合い同士や友達同士どころか、商店街で買い物をするお客さんと店員さんとか、タクシーの運転手さんとお客さんとか、その時に初めて会った人同士でも、漫才のようなやり取りをしてるのだ。もちろん、100人が100人とも漫才みたいなやり取りをしてるワケじゃないし、年齢層や場所などのシチュエーションにもよるけど、東京でしか生活したことのない人が初めて大阪に行ったら、そこら中で「テレビのお笑い番組でしか見たことのないやり取り」が行なわれてるから、商店街を歩いただけで激しいカルチャーショックを受けることウケアイだ。

これは、大阪の人たちのノリっていうか、その土地土地の持つ固有性の1つなんだから、他の地域の別の固有性の中で生活して来た者が、肯定や否定をすべきことじゃない。たとえば、他の地域の人間が、「私は大阪の人たちのノリが好き」とか「私は大阪の人たちのノリが苦手」とかって言うのは自由だけど、「良い」か「悪い」かについては、言うべきでも論じるべきでもない。だって、そんなこと言い出したら、牛を殺して食べてる民族がクジラを殺して食べる民族に文句を言うのとおんなじことになっちゃうと思う今日この頃、皆はん、いかがお過ごしでっか?(笑)


‥‥そんなワケで、あたしは、去年、お仕事ができなくて療養してた時に、よく、GyaOで映画とかを観てた。それで、最初のころは、洋画とか古い邦画とかを観てたんだけど、そんな中で、パチンコをテーマにした「ゴト師株式会社」てのがあったから、試しに観てみたら、これがなかなか面白かったのだ。基本的には、裏ロムを使ってイカサマをするゴト師(仕事師)たちと、ゴト師たちからホールを守るチーム「ゴト師株式会社」との戦いなんだけど、主演は根津甚八だし、ワリと良くできてた。何よりも、制作された時代が良くて、フィーバー機からCR機へ移行するころの時代だから、パチンコ利権を独占してる警察庁関係者や、その裏で甘い汁を吸い続けてる平沢勝栄みたいな政治家とかも出て来るし、パチンコ業界のことを良く調べて作られてた。そして、続編も何本かあったから、あたしは、ぜんぶ観てみたんだけど、どれも楽しかった。

で、「ゴト師株式会社」のシリーズをぜんぶ観ちゃったあたしは、気分がギャンブルモードになっちゃったので、次は、「雀鬼(じゃんき)」っていうマージャンのシリーズを観てみることにした。たしか、大根仁監督が、日記に「雀鬼は面白い」って書いてたような気がしたし、久しぶりに清水健太郎の顔を見てみたくなったし、何よりも、伝説の雀士、桜井章一さんをモデルにした作品だってことで、観てみたいと思ってた。それで、最初の「雀鬼」を観てみたら、これもなかなか面白くて、マージャン自体も、キチンとした牌譜を元に作られてた。ただ、楽しみにしてたイカサマが、「ツバメ返し」にしても何にしても、どれも「こんなんじゃ絶対にバレちゃうじゃん!」てほどスローリーなんだけど、これは、きっと、観てる人たちの「こんなふうにイカサマをゆってる」ってことを見せるための演出なんだって、あとから分かった。

それで、この「雀鬼」は、とにかくいっぱい作られてる。正確には覚えてないんだけど、「雀鬼」が、1、2、3‥‥って、たしか、5か6くらいまであって、「やっとぜんぶ観終わった」と思ったのもトコノマ、今度は、「雀鬼・外伝」てのがあったので、それも観てみた。そしたら、桜井章一の役が加納竜に代わってたから、「あれ?」って思ったんだけど、制作された年を見たら、清水健太郎が覚醒剤で逮捕されて刑務所に服役してた年だった。で、加納竜は、「雀鬼」のシリーズで、清水健太郎のライバル雀士としても登場してたから、あたし的には、今まで助さんの役をやってた里見浩太朗が、突然、黄門さまの役をやるようになったみたいな違和感を感じたんだけど、観始めてみたら、今までの中で一番面白かった(笑)

‥‥そんなワケで、新しいのがGyaOにアップされるたびに、観るのを楽しみにしてる「雀鬼」のシリーズなんだけど、今は、清水健太郎が服役を終えてから再開された「真・雀鬼」のシリーズを随時公開してる。それで、前の「雀鬼」のシリーズの時には、痩せてて、目がギラギラしてて、いかにもギャンブラーって感じの風貌だったんだけど、そんな中にも、人情とかやさしさみたいな部分も感じさせてて、なかなか役柄にピッタリの清水健太郎だった。それなのに、服役を終えてからの今のシリーズは、まるで別人みたいに太っちゃって、首なんかなくて、頭が直接、胴体の上に乗ってるみたいだし、目つきも顔つきもホニャララ団の幹部みたいになっちゃって、とてもギャンブラーには見えない。

それも、「真・雀鬼」の1、2、3って進むにつれて、どんどん太ってくのだ。ホニャララ団の幹部の役なら、多少は太ってたほうが貫禄も出ていいと思うけど、ストイックなギャンブルの世界の身を置く一匹狼がデブだなんて、せっかくのイメージがダイナシティだ。それに、このシリーズにもチョコチョコといろんな役で顔を出してる桜井章一さん自身がスマートなんだから、その人の役をやってる役者がデブだなんて、あまりにもイメージが壊れちゃう。最初の1作目から楽しく観て来た立場で言わせてもらうと、あたしは、役柄に合わせてダイエットもできないんなら、役者なんか辞めたほうがいいと思う。

まあ、主役だダメでも、このシリーズは、長門裕之、宍戸錠、坂上次郎、安部譲二、見栄晴って、多彩なゲスト陣で持ってるような部分もある。毎回、それぞれのゲストが一風変わった雀士として登場して、そのストーリーを牽引して行く。そして、実際にはギャンブル狂いで莫大な借金を作り、年老いたお母さんに泣きついて返済してもらったような見栄晴が、常に2着をとる時間通りの堅実なマージャンを打つサラリーマン雀士の役で登場したりと、現実と役柄とのギャップも楽しめる。

‥‥そんなワケで、そんな「雀鬼」のシリーズだけど、ようやくお仕事もほうも一段落したので、ゆうべ、久しぶりに新しくアップされてた「真・雀鬼3/東西麻雀決戦」ってのを観てみた。それで、今回のゲストは誰なのかと思ったら、ナナナナナント! そのまんま東だったのだ!(笑)

もしかしたら、これから観る人もいるかもしんないので、ネタバレになるようなことは書かないけど、そのまんま東の役ってのが、大阪を代表するプロ雀士って設定で、東京を代表する桜井章一(清水健太郎)とマージャン対決をするってストーリーだ。だから、当然、関西弁を使うんだけど、これがまた、東京のあたしが聞いても首をかしげちゃうようなヘンテコな関西弁で、その上、「これぞ大阪人のファッション」とでも言いたげな服装がものすごい。つまり、ニポン人が未だにチョンマゲで刀をさして歩いてると思ってるような、遠い外国の人が想像するニポン人像みたいな感じの「大阪人像」って感じなのだ。

だから、たぶん、ホントの大阪の人が観たらダッフンしちゃうと思うけど、とにかく、そのまんま東の演じてる「大阪人」が、関西弁やファッションだけでなく、そのキャラがものすごいのだ。落ち着きがなくて、ペラペラとやかましくて、態度がオオヘイで、いちいち細かいことにうるさくて、強い相手にはペコペコして、もう最悪。もちろん、これは、台本があって、演技指導によって行なったワケだから、そのまんま東本人の問題じゃない。だけど、細かい表情や動き、ニュアンスなどは、そのまんま東本人が、「大阪人はこうだ」って思って演じてるんだろう。

そして、そんなそのまんま東は、大阪府知事選に立候補した橋下徹の応援演説に駆けつけて、お得意の口先だけのペテンを連呼した。ま、どっちにしても、自分たちの府知事を決める大切な選挙ですら、お得意のノリで「お笑い」にしちゃうのが大阪の人たちの面白いとこなんだから、今回の結果になったんだと思う。これで、大阪は、東京に続いて、全世界にニポン人の民度の低さをアピールすることに成功したってワケだ。ま、あたしとしては、ぜひ、橋下徹には当選して欲しかったから、これでバンザイなんだけどね。そうすれば、あの気味悪い顔をテレビで見る回数が減るからね‥‥ってのは、表向きの理由だけど。

それにしても、民主党って、どうしていつも魅力のある候補者を立てられないんだろう? あんなペテン師みたいなタレント候補でも当選できるような土地柄なら、テレビに出てるタレントでさえあれば、誰でも簡単に当選できると思うんだけどね。たとえば、民主党が小島よしおを立候補させて、選挙カーの上で、海パン一丁で、「そんなの関係ねえ!そんなの関係ねえ!」ってやってれば、簡単に200万票くらい集まったんじゃないの?

‥‥そんなワケで、あんなもんを都知事にしちゃった東京都民のあたしは、何も偉そうなことは言えないけど、橋下徹に関しては、当選してもらってホッとした。橋下徹の立候補に対して、何で出馬を要請した自民党自体が「府連推薦」にとどめたのか、何でナンミョー党が「府本部支持」にとどめたのかっていうと、これには理由があった。それは、橋下徹にウワサされてる、ある大スキャンダルのウワサだ。もしも、こんなことがオオヤケになれば、そのダメージは推薦した政党に及ぶことは免れられない。そして、沈没寸前の売国自民丸としては、ただでさえ支持率が急降下してんのに、こんなヤブヘビはシャレになんないから、最悪の場合でも大阪府連にだけ責任を取らせる形にしたってワケだ。だから、あたしとしては、この大スキャンダルが選挙前に暴露されて、橋下徹が落選して、またまたテレビにたくさん顔を出すことになるよりも、とにかく何としても当選してもらい、知事になってから暴露されたほうが面白いって思ってた。だから、今回の府知事選で、大阪を良くしようと思って投票に行った人たちよりも、「お笑い」の精神で投票に行った人たちのほうが遥かに多かったことに、あたしは感謝したいと思う今日この頃なのだ。


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2008.01.28

あなたの好きな「おっぱい」は何カップ?

Aカップ、Bカップ、Cカップ、Dカップ‥‥あなたは何カップのおっぱいが好きですか?(笑)


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笑う女

ここ1週間、1日おきに徹夜が続いてた。つまり、朝から夜遅くまで本職のお仕事をして、帰って来てから徹夜で別のお仕事をして、一睡もしないでそのまま本職のお仕事に行って、帰って来てから寝るってパターンが続いてた。そしたら、何だか、1日が48時間みたいな感じになってきちゃった‥‥ってのはウソで、やっぱ、人間の1日は24時間て決まってるみたいで、眠くて眠くてたまんない。で、今日は、お仕事じゃなかったんだけど、句会のマトメ作業をやってて、結局、徹夜になっちゃった。でも、今日は本職のほうがお昼すぎからなので、それまで少しだけ仮眠できるから、ずいぶんラクだと思う。

ただ、ひとつだけ不安なのは、徹夜で句会のマトメ作業をしてる間、寒くて風邪を引いちゃったみたいで、今、クシャミが止まらないのと、鼻水が垂れて来るのと、背中がゾーッとする。だから、これから、全裸になって、ベランダに出て、乾布摩擦でもしてミルコ・クロコップ‥‥なんてことも言ってみつつ、徹夜明けで睡魔に襲われてる上に、風邪気味で具合が悪い上に、さっきいれたコーヒーが、もうアイスコーヒーになっちゃったから、トホホな気分で、このマクラを書いてる。ま、これは、あたしの暖気運転みたいなもんで、「いかがお過ごしですか?」から先の本編はちゃんと書くから、あと250文字程度、温かく見守って欲しい。

それにしても、完全な防寒体勢で徹夜に望んだのに、何で風邪を引いちゃったんだろう? 上は、ババシャツを2枚着て、その上にトレーナー、その上にセーター、その上にショートコートで、下は、タイツ、レギンス、内側がモコモコの防寒パンツで、靴下2枚、それから、ニット帽とストールとマスクと手袋をして、肩から電気毛布にくるまってたのに、それでも風邪を引くなんて、ここはシベリアかっ!‥‥なんて思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしの履いてる「レギンス」だけど、買った時には「スパッツ」って呼ばれてた。だけど、知らないうちに、呼び名が変わってた。コレって、今はまだ「呼び名の移り変わり時期」だから、「スパッツ」って言ってもそれほど恥はかかない。まあ、言わないに越したことはないけど、この冬までは、何とかギリギリで恥をかかないで済む。だけど、次の冬になったら、完全に「レギンス」って呼び名が一般的になるから、「スパッツ」なんて言ったら、笑われちゃうことになる。

コレとおんなじなのが、古いとこでは、あたしの母さんとかおばあちゃんとかの時代に、「シュミーズ」から「スリップ」への呼び名の変更があった。他にも、昔は「トレパン」、今は「ジャージ」ってのもあるけど、この「トレパン」てのは、「トレーニング・パンツ」を略したものだ。つまり、ジャージのズボンのことなんだから、それなら、そのころって、ジャージの上着のことは何て呼んでたんだろう?

とにかく、今、「シュミーズ」だの「トレパン」だの言ったら、笑われるどころか、意味が通じない人のほうが多いと思う。つまり、呼び名が変更してから10年くらいは、以前の呼び名を使うと笑われちゃうけど、さらに時代が進んで、20年とか30年とかが過ぎれば、以前の呼び名は死語になって、意味も通じなくなるってワケだ‥‥って、この「死語」って言葉も、すでに死語だけど(笑)

‥‥そんなワケで、「スパッツ」が「レギンス」に変わったり、「シュミーズ」が「スリップ」に変わったりするのは、根本的に呼び名が変わるワケだから、すごくハッキリしてて間違えにくい。だけど、中には、根本的には変わってないのに、発音だけが変わるケースがあって、これは分かりにくい。たとえば、誰でも知ってる時計の「ロレックス」だけど、これは、今の50代以上のオジサンやオバサンたちの多くが、「ローレックス」って呼んでる。それから、これまた有名な「カルティエ」のことも、オジサンやオバサンたちは、「カルチェ」って呼んでる。

あたしが一番意外だったのは、「フェラーリ」のことを「フェラリー」って言うオジサンがいたことだ。もちろん、これは、その人だけが間違えて覚えてたワケじゃなくて、何十年も前には、「フェラーリ」のことを「フェラリー」って呼んでた時代があったのだ。カーマニアのカメラマンに、あたしが生まれる前の1960年台の東京モーターショーの写真集を見せてもらったら、活字でも「フェラリー」って書いてあった。オマケに、その写真集を見てたら、ある車の説明文の中に、「カーブレータ」って言葉が出て来たので、何のことなのか聞いてみたら、「キャブレター」のことなんだって。

それで、あたしは、古本屋さんに行った時に、興味のある本を見るだけじゃなくて、外国語をカタカナで表記してありそうな古い本をパラパラと見てみるクセがついた。「キャブレター」を「カーブレータ」って書いてるみたいな、昔の面白い表記を見つけるためだ。で、ほとんどは、「エレベーター」のことを「エレベータ」って伸ばさずに書いてたり、「エレヴェータ」って書いてたりする程度だったんだけど、ある時、大爆笑なのを発見しちゃったのだ。

それは、昭和30年ころのアウトドアの本で、もちろん、当時は「アウトドア」なんて言葉はなかったから、「キャンプ」に関する本だったんだけど、いかにも昔っぽいイラストで、テントの張り方とかが説明してあった。それで、パラパラとページをめくってたら、後ろのほうに、キャンプで作るお料理がいくつか紹介してあったんだけど、その中に、「BBQ」ってお料理があったのだ。長い鉄串に、お肉やお野菜が刺してある絵が描いてあったから、あたしは、この「BBQ」が、「バーベキュー」のことだってすぐに分かったんだけど、その下の説明文を読み始めて、思わずぶっ飛んだ。そこには、こう書かれてたからだ。


「野外のキャムプでの定番料理といえば、野趣溢れる豪快なバビキュウです」


あたしは、思わず噴き出しそうになったんだけど、そこは静かな古本屋さんの中だったから、何とか笑いをこらえようとした。だけど、この「バビキュウ」って言葉が、あまりにもあたしのツボで、他のことを考えようとすればするほど、頭の中に「バビキュウ」って言葉がワラワラと増殖しちゃって、ついに、こらえきれずに大笑いしちゃった。あたしは、笑い出すとしばらくは止まらないから、この時も、近くで本を探してた人から変な目で見られて、ものすごく恥かしかったんだけど、どうすることもできなかった。だいたいからして、これ、もう何年も前のことなのに、今、これを書いてても、また思い出して、笑いがこみ上げて来ちゃってるし。

それで、あたしは、腹筋が痛くなるほど笑ったら、ようやく落ち着いたので、深呼吸してから、そのページを読み始めた。そしたら、「バビキュウの基本は○○ですが、やはりバビキュウらしさを楽しむためには、○○のバビキュウよりも○○のバビキュウのほうがバビキュウらしいでしょう」みたいな、もちろん、これは、あたしがデフォルメして書いたんだけど、こんな感じに思えるほど、「バビキュウ」って言葉が連発されてたのだ。たぶん、当時は、この「バビキュウ」ってモノが海外から入って来たばっかで、アウトドア界じゃ流行の最先端で、だから「バビキュウ」って言葉を連発したほうがカッコイイって感じてたんじゃないかって思う。でも、「バビキュウ」がツボのあたしにとって、これほどおかしい文章はないワケで、せっかく笑いが収まったとこだったのに、また大爆笑しちゃって、腹筋が痛くて死にそうになった。

‥‥そんなワケで、あたしは、その本が‥‥ってよりも、その「バビキュウ」のページがあまりにもおかしかったから、その本を買って帰ろうと思って値札を見たら、ナナナナナント! 2000円近くもしやがったのだ! だから、すごく欲しかったんだけど、後ろ髪を引かれるような思いで、その古本屋さんをあとにした。だけど、あたしの脳裏には、その「バビキュウ」って言葉が完璧に焼きつけられちゃって、それからというもの、普通の「バーベキュー」って言葉を目にしただけでも、反射的に「バビキュウ」を思い出しちゃって、「ププッ!」って噴き出すようになっちゃったのだ。

だから、あたしは、コンビニに行って、大好きな「かっぱえびせん」を買おうとすると、必ず隣りに「サッポロポテト・バーベQあじ」があるから、なるべく見ないように気をつけてる。だって、古本屋さんの中での爆笑なら、「何か面白い本を読んで笑ってる人」っていうことで何とかなるけど、コンビニの中での爆笑は、絶対に頭のおかしい人だと思われちゃうもん。それも、二度と行かないような遠くのコンビニならいいけど、いつも行く近所のコンビニだと、絶対にマズイ。

だけど、気をつけるのは、コンビニだけじゃないのだ。今は、お肉を食べるのをやめたから、マックにも行かなくなったけど、以前、100円マックを利用してたころは、100円のチキン・ナゲットを買うたびに、「ソースはマスタードとバーベキューとどちらになさいますか?」って聞かれちゃうから、ものすごく緊張してた。あたしは、ホントはバーベキューソースのほうが好きなのに、自分の口で「バーベキュー」なんて言ったら、もう絶対に噴き出しちゃうし、間違えて「バビキュウ」なんて言っちゃった日にゃあ、もう、その場でノタウチまわるほど笑い転げちゃいそうで、とてもじゃないけど言うことができない。それで、店員さんから聞かれる前に、「ソースはマスタードで」って言うようにしてた。そうすれば、「バーベキュー」って言葉を聞かずに済むからだ。

それから、スーパーに行った時も、要注意だ。お肉のコーナーはもちろんだけど、他にも、ドレッシングを見てても、冷凍食品を見てても、どこに「バーベキュー」って言葉が書かれた商品が隠れてるか分かんないからだ。そして、「バーベキュー」なら、まだガマンできるんだけど、サッポロポテトみたく「バーベQ」って書かれてたりすると、この「Q」って部分がダメ押しになって、あたしは噴き出しちゃう。最初から「Q」だけを単体で見たり、「Queen」みたく英単語に使われてたりすれば何でもないのに、前に「バーベ」がついてると、もうダメだ。

そして、あたしの頭の中には、競泳用の海パンで、全身にオイルを塗った山本太郎が登場して、ステッキを回しながらヘンテコな踊りを踊って、「メロリンQ!」って言い出しちゃう。こうなると、そこがどんな場所であろうと、どんな状況であろうと、あたしの爆笑は5分以上は止まらなくなり、立ち上がれないほど腹筋が痛くなり、顔は涙でボロボロになる。さらには、笑いすぎてゲホゲホと咳が止まらなくなり、それでも止まらないと、気持ち悪くなってゲーゲー吐きたくなって来る。

たいていの場合は、こうなる手前で笑いが収まるんだけど、「大丈夫ですか?」って声をかけてくれたスーパーのオジサンの鼻の穴から、ジェット噴射みたいに鼻毛が出てたりすると、もう、収まりかけた笑いが一気にレッドゾーンに突入しちゃって、ゲーゲー吐くまで笑い続けることになっちゃう。あたしのことを心配して声をかけてくれてるのに、これほど失礼な話もないんだけど、あんなに鼻毛が出てるのに人の心配をするなんて、あたしを笑い死にさせるために闇の組織が放った刺客なんじゃないかって思えてきちゃう。

‥‥そんなワケで、あたしのことを抹殺したい組織の皆さんは、どんな手段よりも簡単なのが、あたしのことを「キャムプ」に誘って、「バビキュウ」をゴチソウすることだ。そうすれば、あたしは、笑いが止まらなくなり、呼吸できないほど笑い転げる。そして、あたしの笑いが収まりかけた時に、鼻毛を伸ばしたオジサンに「大丈夫ですか?」って言わせれば、間違いない。そして、この「大丈夫ですか?」ってセリフも、「だいじょうぶですか?」じゃなくて、カミカミの早口で「だいじょぶですか?」って言わせれば、間違いなく、あたしは笑い死ぬと思う今日この頃なのだ(笑)


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2008.01.27

待ち続ける猫

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あんまり詳しく書くワケにはいかないけど、あたしのマンションから、駅とは反対の方向に行ったとこに、空き地がある。小さなお家1軒ぶんくらいのスペースなんだけど、何も建てられないまま、長いこと放置されてる。だけど、夏になって雑草が生い茂ると、誰かが来て刈ってるみたいで、しばらくするとキレイになってるから、一応、管理はされてるみたいだ。で、その空き地に行くと、ものすごい高確率で、もんじゃがいるのだ。それも、定位置に。

空き地の中は、奥のブロック塀の辺りだけは土が盛り上がってるんだけど、それ以外の90%の面積の部分は、あたしから見ると、どの場所もおんなじに見える。枯れた雑草の分布の具合も、土の露出度も、その土のマテリアルも、すべておんなじように見える。つまり、どの場所にいても、猫的な快適度としては変わらないように見える。それなのに、もんじゃがいるのは、絶対に右側のちょっと奥の野菊が生えてるとこなのだ。

たとえば、「周りの土はぬかるんでるのに、その場所だけはいつも乾いてる」とか、「周りは日影で寒いのに、その場所だけはいつも日が差してて暖かい」とか、何らかの理由があるのなら分かるんだけど、どの場所もおんなじように見えるのに、もんじゃは、必ずその場所にいる。だから、あたしは、その場所に何か秘密があるんじゃないかって睨んでるんだけど、頭脳は子供でもベッドでは大人、迷探偵キッコナンの推理力をもってしても、未だに謎が解けない今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、もんじゃのことを初めて紹介したのは、去年の10月14日の日記、「猫のことは猫に習え」だけど、そのころのあたしは、足のリハビリのために、毎日、朝と夕方に、近所をお散歩してた。それで、その空き地の前も通るから、最初にそこでもんじゃを発見してからは、通るたびに、「いるかな?」って思って見るようにしてた。だけど、そうそういつもいるワケもなくて、だいたい、5回から10回に1回くらいの確率だったと思う。だから、そのころのあたしにとっては、もんじゃが「いるか、いないか」ってことがポイントで、いたらそれだけで「おおっ!」って感じで、どの場所にいたかまでは気にしてなかった。もしかしたら、潜在意識的には「いつもあの辺の位置にいるな~」って思ってたのかもしんないけど、ハッキリと意識したことはなかった。

だけど、12月からは、お仕事に復帰したので、メッタにお散歩もできなくなり、地元を歩くって行っても、駅までの往復がほとんどになったから、その空き地の前を通ることは極端に少なくなった。それで、多くても週に2回くらいしか通らなくなったんだけど、そうなってから、ものすごい高確率でもんじゃがいるのだ。ちゃんと数えたワケじゃないけど、あたしが記憶してる限りでは、10回前後は通ったと思うんだけど、そのうちで、もんじゃがいなかったのは1回だけなのだ。それも、その日は雨だったから、いなくて当然の日だった。

それで、あたしは、5回目くらいから、「あたしが通れば必ずもんじゃがいる」ってことが気になり出して、何か、もんじゃがあたしの通ることを察知して、わざわざそこで待っててくれてるんじゃないのか?って気持ちがして来た。そして、それとおんなじくらいに、「いつも定位置にいる」ってことも気になり出したのだ。もちろん、いくら「定位置」っていっても、置物みたいに1cmもズレないでおんなじ場所にいるワケじゃなくて、野菊の右側にいたり左側にいたりって感じで、だいたい、野菊を中心として1m四方くらいの中にいるってことだ。それで、あたしは、もんじゃがどうしてその場所にいるのか、通るたびに観察するようになったんだけど、最初に書いたように、外見上は、他の場所とは何も違った様子がなくて、違ってるのは、野菊が生えてるってことだけなのだ。

‥‥そんなワケで、謎が謎を呼ぶ「もんじゃの定位置事件」だけど、迷探偵キッコナンが、今までの観察結果から分かったことや推理したことを箇条書きにしてみる。


1.もんじゃのいる場所が他の場所と違う点は、「野菊が生えている」という点だけである。つまり、もんじゃがその場所にいる秘密のカギは、この「野菊」に隠されてる可能性が高い。

2.「野菊」というのは、花の固有名詞ではなく、野に咲く「菊に似た花」の総称であり、その中には、キク科でない花も多く含まれる。そして、もんじゃのいる場所に生えているのは、正確には「野紺菊(のこんぎく)」である。

3.もんじゃのいる場所に生えている野紺菊は、秋に咲く花なので、開花していない夏場には、周りの他の雑草と区別がつきにくい。しかし、夏場に誰かが雑草を刈る時には、その野紺菊だけは刈り残されている。これは、その植物が野紺菊だと知っている者が、意図的に刈り残していると推測される。

4.もしも、その空き地の管理を一般の管理会社が請け負っていたら、夏場に雑草を刈る場合に、判別しにくい野紺菊だけを刈り残すということは考えにくいし、仮に判別できたとしても、一作業者の立場として、そのようなことは行なわないと思われる。(例外として、その土地の持ち主から「野紺菊だけは刈らないように」と指示されていれば別だが)

5.ビルやマンションが建てられるような面積の土地であれば、どこかの管理会社が管理を請け負っていることも考えられるが、この小さな空き地の面積や、野紺菊だけを刈り残している点などから総合的に推測すると、この土地の持ち主自身が、定期的に見回りに来て、周りの住民に迷惑をかけないように雑草を刈っている、と考えるほうが自然である。


‥‥そんなワケで、ここまでの推理から、あたしは、この土地の持ち主はおばあちゃんで、そのおばあちゃんが、夏になると雑草を刈りに来るんじゃないかって思った。もちろん、おじいちゃんの可能性もあるし、おじさんやおばさんの可能性もあるけど、そんなに目立たないジミな野紺菊を大切にしてるってことから、何となく、やさしいおばあちゃんの姿を想像したのだ。

そして、ここまで来れば、あとの推理は簡単だ。この空き地には、もともと、小さなお家が建ってた。築50年以上の小さな平屋だ。そして、おじいちゃんとおばあちゃんが住んでた。だけど、何年か前におじいちゃんが亡くなり、おばあちゃん1人になった。そんなおばあちゃんの寂しさを紛らわせてくれたのが、庭に遊びに来るようになった1匹の猫だった。その猫は、顔の模様がおかしかったので、おばあちゃんは、その猫の顔を見ているだけで、楽しい気持ちになることができた。そして、おじいちゃんが亡くなってから遊びに来るようになったから、まるで、おじいちゃんの生まれ変わりのようにも思えたのだ。

それで、おばあちゃんは、その猫に「トクちゃん」って名前をつけた。おじいちゃんの名前が「徳三(とくぞう)」だったからだ。そして、その猫のことを「トクちゃん」て呼ぶと、おじいちゃんと知り合った若いころのことを思い出せて、とっても楽しい気分になれた。結婚して1年目ころまでは、「トクちゃん」「ハナちゃん」なんて呼び合ってたけど、初めての赤ちゃんが生まれてからは、お互いに「お父さん」「お母さん」なんて呼び合うようになったし、子供たちが巣立って行き、最初のお孫さんを抱くようになってからは、「おじいさん」「おばあさん」なんて呼び合うようになった。だから、おばあちゃんは、もう何十年も、「トクちゃん」なんて呼んだことはなかったのだ。そして、そのまま、おじいちゃんは亡くなった。だから、この猫のことを「トクちゃん」て呼ぶたびに、おばあちゃんの心には、若かったころの思い出が蘇って来たのだ。

おばあちゃんは、最初は自分の食事の残り物をあげてたけど、そのうち、わざわざトクちゃんのために、ニボシやナマリブシを買って来るようになった。1人ぼっちになったおばあちゃんにとって、毎日、必ず遊びに来てくれるトクちゃんだけが、何よりの楽しみだったのだ。そして、そんな日が半年ほど続いたある日、おばあちゃんは、病気で倒れてしまった。そして、長いこと、入院することになった。病院のベッドで、おばあちゃんは、猫のトクちゃんのことを心配してた。それで、お見舞いに来た息子夫婦に、「庭に来る猫にご飯をやってくれ」って頼んだんだけど、息子のほうは、野良猫のことなんかよりも自分のお母さんのことのほうが心配だった。それで、こんなお母さんをいつまでも1人で住まわせておけないと思って、「退院したら自分たちと一緒に暮らそう」って提案したのだ。

一方、猫のトクちゃんは、おばあちゃんのいないお家に、毎日毎日、様子を見に来てた。そして、「今日もいないニャ~」って思い、トボトボと帰って行った。もちろん、もともとが野良猫なんだから、他にもエサ場があるから、飢え死にすることはない。あっちのお家で何かもらったり、こっちのゴミをあさったり、イザとなれば、多摩川の岸辺でブルーギルを獲って食べたりもできる。だけど、やさしかったおばあちゃんのことは忘れなれなかったから、毎日、必ず、おばあちゃんのお家の庭に通ってた。

だけど、おばあちゃんは、自分の体力にも自信が持てなくなって、息子夫婦と一緒に暮らすことに決めたのだ。病気が治って退院すると、そのまま息子のマンションへと引越して行き、古くなってたおばあちゃんのお家は、解体されて、空き地になった。そして、みんなで海辺に行きましたとさ。めでたし、めでたし‥‥ってワケには行かないけど、とにかく、おばあちゃんは、可愛いお孫さんたちに囲まれて、今も幸せに暮らしてる。そして、猫のトクちゃんは、近くのマンションの駐車場で、美人でセクシーなお姉さんから、大好物のカリカリをもらうようになって、これまた幸せに野良猫生活をエンジョイ・プレイしてる。

結局、それぞれに幸せになったワケだけど、おばあちゃんは猫のトクちゃんのことが、猫のトクちゃんはおばちゃんのことが、それぞれに気がかりだった。それで、猫のトクちゃんは、毎日のように、おばあちゃんのお家があった場所に通ってたし、おばあちゃんも、時々、空き地の様子を見に行ってた。だけど、朝と夜に通ってたトクちゃんと、昼間に様子を見に行ってたおばあちゃんとは、決して出会うことがなかった。

そんなある日、様子を見に行ったおばあちゃんは、雑草が伸び放題の空き地を目にしたのだ。それで、このままじゃご近所にも迷惑だし、おじいちゃんと何十年も暮らした思い出の場所をこんな状態にしておけないからって、次に来る時には、モンペを履いて、カマを持って来て、一生懸命に草刈りをした。そして、庭だった場所の片隅に、野紺菊を見つけたおばあちゃんは、いつもこの花のとこに来てた猫のトクちゃんのことを思い出して、そこにしゃがみ込み、しばらくじっとしてた。

次の日、空き地にやって来たトクちゃんは、昨日までとは様子が違うことに驚いた。あんなに生えてた雑草が、みんなキレイに刈られてたからだ。そして、空き地に足を踏み入れてみると、どこからかおばあちゃんの匂いがした。それで、空き地の中の匂いを嗅いで回ったら、白いお花の近くが、一番強く匂ったのだ。トクちゃんは、「間違いない。これは、あのやさしかったおばあちゃんの匂いだ」って思って、とっても懐かしい気持ちになった。そして、この場所で待ってれば、絶対におばあちゃんが来てくれるって確信したのだ。

‥‥そんなワケで、「迷探偵キッコナンの推理」ってよりも、いつもの「きっこの妄想」に近いけど、どっちにしても、あたしの空想物語は、これで終わりだ。だけど、こうでも思わなかったら、もんじゃが、いっつもおんなじ場所にいる理由が分かんない。そして、不思議なことは、どうしてなのか解明しないと気がすまないあたしなんだけど、残念ながら猫語は話せないから、もんじゃに聞くことができない。だから、自分で推理するしかないんだけど、どうせ推理するんなら、楽しくて、心が温かくなるようなストーリーのほうがいいし、そうなって来ると、どうしても妄想モードに突入しちゃうのだ。だけど、今朝、久しぶりに空き地に行ってみたら、やっぱりおんなじ場所にもんじゃがいて、あたしと目が会ったら、「ボクが待ってるのはお前じゃないニャ~」って感じの顔をしたように見えたから、あたしの妄想も、あんがい当たってるかもしんないと思った今日この頃なのニャ~♪(笑)


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2008.01.26

お寿司屋さんからマグロが消える日

あたしは、去年の9月25日の日記、「赤ちゃんのために」や、12月29日の日記、「もんじゃの好きなもの」をはじめとして、今までに何度も何度も「マグロの危険性」について書いて来たけど、ほとんどの先進国で「危険な食品」として厳しく規制されてるマグロが、ニポンでは何の認識もなく、日常的に食べられてることを危惧して来た。もちろん、これは、国民の命や健康よりも、癒着企業との関係を最優先してる自民党が、長年に渡って、マグロの危険性を国民へ積極的に告知しないように根回しした上に、何の規制も作らずに、国際安全基準値すらも無視して、好きなだけ流通させて来た結果なのだ。

今から35年前の1973年、当時の厚生省は、いろんな食用魚のメチル水銀の量を調査して、マグロとカジキの体内からは、当時の規制値を超える量が検出されたのだ。だけど、そんなことを公表しちゃうと、みんなマグロやカジキを食べなくなっちゃうから、政府は、国民の命や健康よりも、水産業界を守ることを最優先して、この事実をインペイしたのだ。そして、このまま検査を続けてたら、いつかは国民にバレちゃうと思って、厚生省は、「大型回遊魚は検査から除外する」っていうトンデモ規定を作っちゃったのだ。たから、それ以来、ニポン国民は、国際安全基準値を遥かに超えたメチル水銀の残留したマグロをありがたがって食べ続けて来たってワケだ。

その上、お魚の体内のメチル水銀てのは、脂肪の部分に、より多く蓄積されてく。つまり、マグロの場合なら、赤身よりも中トロ、中トロよりも大トロのほうに、たくさん含有されてるってワケで、あたしたちニポン人は、わざわざ高いお金を払って、より危険なものを食べて来たってワケだ。他の国じゃ、30年前とか20年前とかから、政府がキチンと「マグロは危険」て国民に告知してたのに、この国っの政府って、ホントにサイテーだと思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、オトトイ、23日付の「ニューヨーク・タイムズ」に、「いよいよここまで来たか」って記事が掲載されてたので、今日はそれを紹介しようと思う。それは、「High Mercury Levels Are Found in Tuna Sushi (マグロの寿司から高濃度の水銀が検出された)」っていう、2ページにも渡ったレポートだ。あたしは、もちろん、ぜんぶ読んでみたんだけど、とにかく長いので、重要なポイントだけを書いてこうと思う。

このレポートは、去年の10月に、マンハッタンを中心としたニューヨーク市のお寿司屋さんやニポン食レストラン20店舗で、ニューヨーク・タイムズの記者がマグロの握り寿司を買って回って、それを専門の研究者たちに分析してもらった結果が明記されてる。分析を行なったのは、ロバート・ウッド・ジョンソン医学大学の環境医学教授のマイケル・ゴッチフェルド博士と、ラトガーズ大学の生命科学教授のジョアンナ・バーガー博士だ。で、その結果、20店舗すべてのマグロから、基準を超えるメチル水銀が検出されたのだ。

現在、「E.P.A(アメリカ合衆国環境保護庁)」で定めてる「大人1人あたりのマグロの安全摂取基準」は「1週間にマグロの赤身のお寿司を6貫」なんだけど、これらの店舗のマグロのお寿司だと、この基準を大幅に超えるので、1週間に6貫も食べたら危険だって言ってる。その上、これは20店舗のうちの15店舗の話で、残りの5店舗に関しては、さらに大量のメチル水銀を含んでいたので、あまりにも危険てことになり、食品医薬品局が法的な措置をとって、その5店舗のマグロをすべて排除させたって書いてある。

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この分析をしたゴッチフェルド博士は、ニュージャージー州の水銀特別対策本部の元議長で、水銀中毒になった患者の治療もしてる博士なんだけど、彼が言うには、「マグロを排除しなかった15店舗のお寿司でも、1週間に6貫どころか、3週間に1回でも危険です。誰も食べるべきではありません」て言ってる。で、この20店舗は、すべての店名と、検出されたメチル水銀の量が一覧表になってるから、「きっこのブログ」のほうに貼っておこうと思う。

‥‥そんなワケで、ゴッチフェルド博士は、「今回のサンプルはニューヨーク市で集めましたが、これはニューヨーク市だけが特別なのではなく、どの地域で検査しても同じでしょう」って言ってる。そりゃそうだ。おんなじとこで獲ったマグロが、アメリカ全土どころか、ニポンを含めた全世界に流通してんだから、ニューヨーク市のマグロだけが特別なんてことはアリエナイザーだ。そして、マグロってのは世界の海を回遊してんだから、別の場所で獲ったとしても、メチル水銀の量に大きな差はない。で、ここからはリトル重要なとこなので、ほぼ直訳を掲載する。


マグロに含まれているメチル水銀は、人間の成長過程の神経系を破壊する恐れがあるため、2004年には、子供と妊婦に向けて、カンヅメのマグロの消費量を制限するようにと、食品医薬品局と環境保護局が警告した。この時点では、カンヅメのマグロだけを制限していたが、そのあとの検査で、お寿司のマグロのほうが、カンヅメのマグロよりも遥かに大量のメチル水銀を含んでいることが分かった。過去数年の研究によって、こうしたメチル水銀が、成人の心臓疾患や神経系疾患を引き起こす原因になっていると考えられる。毒物学者で、食品医薬品局の危険評価チーム長であるマイケル・ボルガー博士は、「前回の警告から4年も経過したので、新たな制限を出すために、現在、調査と研究を進めているところです」と語った。


で、今回、法的に排除できる基準値、1ppm以上のメチル水銀が検出されたのは、マンハッタンのレストラン、「NOBU NEXT DOOR (ノブ)」、「Sushi Seki (寿司関)」、「Sushi of Gari (ガリの寿司)」、「Blue Ribon Sushi (ブルーリボン寿司)」、「Gourmet Garage (グルメ・ガレージ)」の5店舗なんだけど、もっとも高濃度の1.4ppmが「Blue Ribon Sushi」で、もっとも低濃度の1.0ppmが「NOBU NEXT DOOR」だった。だけど、法的排除を受けなかった残りの15店舗も、0.8ppmだの0.9ppmだのってのが何店舗も並んでるんだから、とても安全とは言えないだろう。そして、「Gourmet Garage」のオーナーのアンディー・アロンズ氏は、「しばらくはマグロを扱わないようにするけど、マグロを扱わないわけには行かないから、できるだけ水銀の少ないマグロを探すつもりだ」って言ってるし、「Blue Ribon Sushi」のオーナーのエリック・ブロンバーグ氏に至っては、「クロマグロが他のマグロよりも高濃度の水銀を持ってることには気づいてたので、小さな子どもを連れた親には、『子供にはマグロは1個か2個しか食べさせないように』と伝えていた」って言ってる。

このブロンバーグ氏が言ってるように、このレポートでは、おんなじマグロでも、キハダマグロやビンナガマグロと比べると、値段の高いクロマグロのほうが、遥かに多量のメチル水銀を含んでるって言ってる。それは、たくさんの魚を食べることによって、それらの魚の体内にあった少量のメチル水銀が、マグロの体内に蓄積されて行くワケだから、一番体の大きなクロマグロは、一番たくさんの魚を食べて成長して来て、そのぶん、一番多くのメチル水銀が蓄積されるからだ。

2007年度のニューヨーク保健省の調査では、他の地域よりもニポン食レストランやお寿司屋さんが多く、マグロを食べる機会も多いニューヨーク市民は、血中の水銀濃度が、アメリカの全国平均値の3倍だったと報告してる。そして、ニューヨーク市民の中でも、もともと白人よりも魚を多く食べる中国系をはじめとしたアジア系の人たちの血中濃度が高く、さらに、その中でも、高額所得者たちが、飛び抜けて高かったそうだ。これは、お金持ちのアジア系の人たちは、マグロの中でも、値段の高いクロマグロ、つまり、もっとも水銀濃度の高いものを好んで食べてるからだと分析されてる。

「E.P.A」で食用魚の水銀について研究してるケイト・マハフェイ博士は、今回のマグロのお寿司の高濃度の報告を受けても、別に驚かなかったと言う。それは、ニューヨークに限らず、アメリカの多くの都市部では、妊娠してる女性や赤ちゃんに母乳を与えている女性、そして、子供には、マグロ、メカジキ、サメ、ハタなどをはじめとした水銀濃度の高い食用魚を食べないようにと警告をして来たのにも関わらず、大量の危険な食用魚が消費され続けてる事実を知ってたからだ。そして、それは、多くの専門家たちが口を揃えて言い続けてるように、政府による警告が、十分に国民に行き届いていないからだと書かれてる。

ハーバード公衆衛生大学院の環境衛生の助教授、フィリップ・グランジャン博士は、「水銀の摂取量を抑えるためには、食物連鎖の中で、できるだけ小さな魚を食べるべきです。魚の体内の水銀濃度は、食物連鎖によって蓄積されて行くのですから」と言って、食物連鎖の頂点にいるマグロの危険性を訴えている。そして、ゴッチフェルド博士は、「私は、お寿司は日常の食べ物ではなく、ほんのタマに食べるものだと考えています。そして、お寿司を食べるにしても、お寿司にはいろいろな種類のネタがあるのですから、マグロ以外を選択すべきでしょう」って考えを述べてる。

「High Mercury Levels Are Found in Tuna Sushi」(ニューヨーク・タイムズより)
http://www.nytimes.com/2008/01/23/dining/23sushi.html?_r=1&scp=2&sq=tuna&st=nyt&oref=slogin


‥‥そんなワケで、ここまでが、今回の「ニューヨーク・タイムズ」のレポートの大マカな内容だ。あたしの場合は、マグロが危険だなんて知ったのは、ここ数年のことだから、今は絶対に口にしないようにしてるけど、30年近くも食べて来たことになる。だけど、あたしは、子供のころなんて、お寿司なんて1年に1回か2回くらいだったし、お寿司って言えば必ず桶に入った1人前のやつだったから、マグロは赤身が1貫と、鉄火巻きが3個だった。そして、お寿司の他にマグロを食べることなんて皆無だったし、もともとマグロはそんなに好きじゃないから、大人になってからも、自分から進んで食べることはなかった。だから、30年近くも食べて来たって言っても、トータルの量は大したことないと思う。

そして、マグロの他に水銀の多いカジキ、キンメダイ、クロムツ、ハタも、みんな高級魚だから、あたしはほとんど食べたことがない。さらには、その他のサメやクジラやイルカに至っては、クジラだけは2~3回くらい食べたことがあるけど、サメやイルカは1回も食べたことがない。あたしが好きなのは、アジ、サンマ、イワシ、サバ、サヨリ、カマスって感じで、小さなお魚ばっかだ。あたしが好きなお魚の中で、一番大きいのでも、30cmくらいのホッケだから、ぜんぜん問題ない。

だから、ハッキリ言って、マグロが水銀まみれでも、あたしには関係ないことなのだ。ただ、あたしが1つだけ心配なのは、今までに何度も書いて来たように、水産業界を守るための政府のインペイ工作によって、妊娠してる女性や赤ちゃんに母乳を与えてる女性が正しい知識を得られずに、取り返しのつかないことになっちゃう危険があるってことだ。何しろ、ニポンの政府は、最初に書いたように、他のお魚の水銀検査は定期的に実施してんのに、一番危険なマグロだけは「特例」ってことにして、まったく検査せずに、好きなだけ国民に食べさせてんだから、これはもう、アメリカ産の狂牛肉を平然と輸入してんのに匹敵するくらい、国民の命や健康を何とも思ってないってことなのだ。だから、こんな、企業のことしか考えてない政府なんかはほっといて、もう、自分の命は自分で守るしかないのだ。

‥‥そんなワケで、コイズミが断行した規制緩和によって、この国の食文化はメチャクチャにされた。産地偽装や賞味期限の偽装が日常的になっちゃったのも、ニポン人の主食であるお米までもがインチキ米だらけになっちゃったのも、すべては規制緩和による競争社会がもたらした産物だ。そして、政府が調査データを改ざんしたりインペイしたりしてまで、猛毒のダイオキシンや異常プリオンを含んだアメリカ産の狂牛肉や、ほとんどの先進国で絶対に食べないようにと警告してる危険なマグロを全国に流通させてる始末。そして、そんなもんをありがたがって食べてる国民がいるんだから、あたしとしては、もう、「死にたいヤツは勝手にどうぞ」の世界になっちゃった。だけど、いくらアカの他人のこととは言え、大人が勝手に死ぬのは自由だけど、これから生まれて来る赤ちゃんや、お母さんのオッパイを吸ってる赤ちゃんが、取り返しのつかないことになるのだけは胸が痛む。だから、前にも紹介したけど、妊娠中の女性と授乳中の女性だけは、下記のサイトを見て欲しいと思う今日この頃なのだ。


「お母さんになる人へ」
http://www.lbv.jp/ninpu.htm


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2008.01.25

お知らせです♪

Y944
1月27日(日)、日比谷の野音で、またまた「NO NUKES MORE HEARTS」のライブイベントが開催されます!

今回は、前回よりも音楽のライブに力を入れるそうで、数多くの素晴らしいアーティストが出演します!

もちろん、いつものように無料ですから、皆さん、ジャンジャン参加してくださいね♪

開始時間や参加アーティストなどの詳細は、「NO NUKES MORE HEARTS」のオフィシャルサイトへどうぞ♪


「NO NUKES MORE HEARTS」
http://www.nonukesmorehearts.org/top.html

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語るに落ちた自民党

長年、ガソリン税の甘い汁を吸い続けて来た自民党の議員たちは、理不尽な暫定税率の「10年据え置き」を法案として提出した。これには、開いた口がふさがらないドライバーがほとんどだと思うけど、この自民党の売国法案を後押ししてるのが、自民党から「ガソリン税の暫定税率を死守しないと新しい道路を作れなくなる」って脅された地方の首長たちだ。地方の首長たちは、かけがえのない地元の野山を切り崩して、不必要な道路を作ることによって、地元の土建会社やホニャララ団と癒着して、浮かせたお金を仲間内で山分けして来た。だから、この利権を必死に守ろうとしてる。でも、コレって、おかしいよね? 自民党って、国民に対しては、「ガソリン税を下げる」って言ってる民主党に反対する理由として、たしか、こう言ってたよね?


「ガソリン税を引き下げると、車に乗る人が増えるから、地球温暖化が加速する」


これも、バカな漫画家が描いた4コマ漫画みたいな話だけど、国民に対しては、「車に乗る人が増えると地球温暖化が加速する」って言っときながら、地方の首長たちには、「ガソリン税の暫定税率を死守しないと新しい道路を作れなくなる」って脅してバックアップさせるなんて、こんな二枚舌は前代未聞だろう。国民には「車に乗るな」、地方の首長には「道路を作れ」って、何、これ? 新しい道路を作ったら、走る必要のない車までが、「一度は走ってみよう」なんて思って、わざわざ遠くから走りに来るじゃん。そこを走る車が増えるじゃん。

だいたいからして、新しい道路を作るのって、たくさんの車に走って欲しいからじゃないの? 自民党の言ってることって、すべて「結論ありき」のアトヅケの屁理屈ばっかだから、舌の根も乾かないうちに矛盾の嵐が吹き荒れちゃうよ。ま、どっちにしても、どうせ国民のことなんかどうでもよくて、環境や自然のことなんかもどうでもよくて、何よりも優先してるのが、この美味しすぎる利権を自分たちのものにしときたいってことだけな今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、自民党の売国議員たちが、地方の首長たちに与え続けて来た「道路特定財源」ていう甘い汁には、当然、そのオコボレに群がるゴキブリたちがいる。それが、地元の土建会社やホニャララ団たちだ。たとえば、2006年の秋に、総理大臣になったばっかのアベシンゾーが、何よりも真っ先に手をつけたのが、自分の地元である山口県と、同じく自民党のと青木幹雄の地盤である島根県とを結ぶ「山陰自動車道」の延長建設だ。

山口県と島根県を結ぶ道路としては、「中国縦貫自動車道」が有名だけど、この道路は、昼間でもほとんどガラガラで、夜になると車なんか1台も通ってない。だから、シカやタヌキが歩いてるほどだ。それなのに、この「中国縦貫自動車道」と平行した道路を作る意味なんか1つもない。だから、もちろん、「山陰自動車道」の延長建設に対して、地元の人たちからは何の要望もなかった。

だけど、国から発注される莫大な予算の工事ってもんは、地元の土建会社やホニャララ団にとって、願ってもない収入源なのだ。この道路建設では、アベシンゾー側の山口県に約700億円、青木幹雄側の島根県に約940億円もの「道路特定財源」が使われる。アベシンゾー側は、たったの15km、青木幹雄側は、たったの18kmの不必要なショボい道路を作るために、あたしたちの税金が1640億円も使われ、そのすべてが談合で決められた癒着企業や、それらを取りまとめてるホニャララ団へと流れるのだ。そして、その道路を利用してるのは、シカとタヌキだけってワケだ。

‥‥そんなワケで、莫大な税金を使って、こうした不必要な道路が全国に作り続けられてるワケだけど、ほとんど利用されてない現状を見れば、何のために作られてるのか、簡単に分かるだろう。たとえば、莫大な予算で作られた北海道の高速道路も、開通した1週間くらいは、もの珍しくて利用する人も少しはいたけど、今じゃ、クマとエゾシカとキタキツネしか歩いてない。そして、それでも整備だけはしないといけないし、人件費だって掛かるから、毎年、ずっと赤字が続いてて、その赤字のぶんまで、あたしたちの税金で穴埋めされてるのだ。

つまり、この道路建設に関わった癒着企業やホニャララ団が美味しい思いをして、この事業を地元へと引っぱって来た首長が癒着企業からのキックバックで潤い、事業を斡旋した自民党の政治家が次の選挙での票の取りまとめを確保し、その橋渡しをした国交省の官僚がタップリとワイロをフトコロに入れるって図式だ。そして、これとおんなじことをやってた防衛庁は、守屋だけを逮捕させて、上手にトカゲのシッポ切りをしたってワケだ。

ま、そんなことは置いといて、この「道路特定財源」の利権を死守したい自民党は、「死んでも国民のガソリン代は値下げしない」って姿勢で怪気炎を上げてるけど、その一方では、アメリカの殺人戦艦に「タダで給油」してやるために、海上自衛隊の護衛艦「むらさめ」が、24日、横須賀基地を出航した。そして、25日に佐世保基地を出航する補給艦「おうみ」とともに、インド洋へと向かった。これで、また、あたしたちの血税が、アメリカの人殺しのために湯水のごとく使われてくワケだけど、何で国民のガソリン代の値下げには大反対してんのに、アメリカの戦艦にはタダで給油してやるの?

アメリカの戦艦への海上給油って、今までに、ニポン以外にもいろんな国がやって来た。だけど、多くのニポン国民は知らないことだけど、ニポン以外のすべての国は、ちゃんと料金を受け取って給油してたのだ。つまり、「給油」という作業には協力するけど、給油した燃料の代金は、ちゃんと正当に受け取ってたのだ。だから、アメリカの戦艦に給油された燃料代に関しては、それぞれの国の国民の負担にはなってない。

だけど、ニポンの場合は、完全に「無料」で給油してんだから、何百億円もの燃料代は、すべて、あたしたちの血税なのだ。その上、その燃料の仕入先は、バーレーンにあるアメリカの企業.、「シェブロン社」の精油プラントのものって指定されてる上に、その仕入単価が「随意契約」になってるから、アメリカの言い値で買わされてるのだ。これは、通常の単価の2倍から3倍って言われてる。そして、この「アメリカへの上納金システム」に深く関与してるのが、元自民党の道路族議員、近藤剛(たけし)なのだ。

近藤剛は、自民党の議員時代に、コイズミの手下として、地方の首長たちの票田を確保するために、「道路特定財源」の地方への振り分けで大活躍した。そして、そのゴホウビとして、2003年に、日本道路公団の総裁へと文字通りの天下りをした。2005年には、中日本高速道路株式会社の会長へと横滑りして、そのたびに、莫大な退職金で私服を肥やして来た。そして、2007年には、バーレーンの日本大使館の「特命全権大使」に任命されたのだ。一般の大使館員なら、ま、普通の横滑りだけど、この「特命全権大使」ってのは、「特命係長 只野仁」も真っ青の力を持ってて、文字通り、政府直轄の全権大使ってワケで、ある意味、「マグマ大使」よりも強力だ。

‥‥そんなワケで、ここまで読めば、カンのいい人ならピンと来ると思うけど、ピンと来なかった人のために、この絵図のポイントをザッとオサライしてみる。まず、ブッシュの言うことなら何でも即答で「YES!」と返事して来た忠犬コイズミ。そして、そのコイズミの手下として尽力した道路族議員で、ガソリン税の利権にドップリ浸かってた近藤剛が、バーレーンの日本大使館の「特命全権大使」に任命された。そのバーレーンには、アメリカ軍の第5艦隊の司令部があり、常に5000人以上のアメリカ兵が常駐してる。さらには、ブッシュの教育係、ライスおばちゃんの出身企業であるシェブロン社のプラントあり、ニポンの自衛隊の給油活動に使用する燃料は、そこから、相手の言い値で買うことが、日米の政府同士で取り決めされている‥‥って、ここまで説明すれば、自民党が、年金問題や拉致問題なんかホッタラカシにして、この「給油再開」だけに全力を注いで来た理由が分かるだろう。

ペテン師の集団である自民党は、口じゃ「テロとの戦い」なんてキレイゴトを言って、善良な国民たちをだまして、裏でやってることは、単なるアメリカへの献金でしかない。グァムに建設するアメリカ兵たちの高級住宅にしたって、現地のアメリカの建設会社に建てさせれば、ぜんぶで600億円で出来るって言ってんのに、なんでニポンの建設会社が、グァムまで行って、3000億円ていう5倍もの予算を使って、それも、すべてあたしたちから巻き上げた税金で、そんなもんを建ててやんなきゃなんないの?って思う。インド洋の給油にしたって、グァムの高級住宅にしたって、すべては「アメリカへの上納金システム」の一環で、その裏で糸を引いてんのが、国交省だったり防衛庁だったりするなんて、これほどヒドイ売国政府も珍しいと思う。

たとえば、沖縄の辺野古の問題にしても、中央の腰抜けマスコミは絶対に報道しないけど、地元の人たちへ圧力をかけるために、政府は莫大な税金を投入してるのだ。今年になってからも、市民ボランティアを排除するためだけの目的で、ナナナナナント! 48億円もの税金をムダ遣いして、11隻の巡視艇と、3隻の小型船と、30隻のゴムボートを購入した他に、海上保安署を「保安部」へと格上げした上に、4月からは「刑事課」まで新設されるのだ。「刑事課」の新設は、表向きは「テロ警戒業務や密輸対策などを行なうため」とかって抜かしてるけど、こんなの、基地反対派に難癖をつけてカタッパシから逮捕するための準備としか思えない。何しろ、この国の政府は、ニポン人のためじゃなくて、アメリカのために存在してんだから。

そして、「ちゅら海を守れ!」でも、22日と23日のエントリーで取り上げてるけど、アセス法を無視した政府の強引な自然破壊行為に対して、沖縄県側から出されてた「ちゃんと正規の手続きを踏んでくれ」っていう要望書は、アオブダイにソックリな石破ちゃんによってシカトされた。つまり、防衛大臣が、アメリカのために、政府による法律違反を黙認したってワケだ。これ1つを見ても、この国の政府がどこを見て政治をしてるのかが、すごく良く分かると思う。

地元の自国民たちを苦しめ続け、かけがえのない自国の自然を破壊して、ジュゴンの住む美しい海に、どうしてアメリカの人殺しのための基地を作らなきゃなんないのか。そして、そのために、この国の自然や環境を守ろうとしてる自国民たちを排除するために、50億円近い税金をムダ遣いして、大量の船を買うなんて‥‥。辺野古で海上座り込みを続けてる人たちなんて、カンパで買ったわずか数隻のゴムボートと、手漕ぎのカヌーだけなのに‥‥。

今までも、ジュゴンやサンゴを守るために、海上で座り込みを続けてたカヌーの人たちの多くが、防衛庁側の作業船の乱暴な操船によって、危険な思いをしてる。そして、こうした海上座り込みをやめさせたいのなら、政府は、法律に則った正式な手続きをとってから、調査作業を始めればいいだけの話だ。そうすれば、その作業を妨害する者は、いくら正義の行動だったとしても、強制的に排除することができる。でも、それができないのは、政府のやってる調査作業が、アセス法を無視した犯罪行為だからだ。そして、それでも強引にアメリカのための基地を作ろうとしてるのが、この国の防衛庁なのだ。

‥‥そんなワケで、「道路特定財源」に群がるゴキブリたちも、「防衛利権」に群がるゴキブリたちも、元を正せば一緒ってワケで、すべては、国民から巻き上げた税金をアメリカへと上納するためのシステムへとつながってる。そして、その絵図を描いてるのが自民党の売国議員たちってワケで、年金問題の対応のお粗末さを見れば分かるように、コイツラの頭の中には、国民のことなど1ミクロンもない。考えてることは、ただ1つ、いかに国民から1円でも多く税金を巻き上げて、いかにそれを自分たちだけで山分けするかってことだけなのだ。だからこそ、重病で働くことのできない人が、当たり前のように生活保護を打ち切られて、「おにぎり食べたい」って日記に書き残して、餓死してるのだ。国民には、おにぎり1個分け与えようともせずに、国民からは理不尽なガソリン税を巻き上げ続け、その一方では、アメリカに何百億円もの燃料や何千億円もの住宅をタダで支給する自民党。さあ、皆さん、この素晴らしい売国党の議員たちに、納税者の怒りを思い知らせてやることができるのは、次の選挙ですよ~♪‥‥なんて思う今日この頃なのだ。


琉球新報「普天間移設 海上警備で巡視艇11隻」(2007年12月22日)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-29928-storytopic-3.html

琉球新報「第11管区 本部に刑事課新設」(2007年12月25日)」
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-30002-storytopic-1.html


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2008.01.24

リンガラ・ポップでリハビリ天国

このところの冷え込みで、足の痛みが倍増して来たんだけど、もう靭帯は治ってるハズだから、あんまり足を過保護にするよりも、スパルタ教育したほうがいいと思った。右の足首を動かす時に、引きつったみたいな感じになって、ピキーン!って痛みが走るのも、ずっと靭帯が縮んでたからで、この痛みに耐えながら動かし続けないと、きっと、元通りにならないと思った。だから、あたしは、痛みが倍増してる今こそ、足首を鍛えなきゃって思って、昨日、事故から9ヶ月ぶりに、ハイヒールのパンプスを履いてみた。そしたら、ものすごくウキウキした気分になれた。

ケガをするまでは、外出する時の99%はハイヒールだったから、外では身長170cmの目線の感覚が当たり前になってたんだけど、サスガに9ヶ月もペタンコ靴を履いてたら、160cmの目線が普通になっちゃった。だから、今日、ホントに久しぶりに170cmの目線になったら、いつも見る景色が新鮮で、キラキラ輝いて見えたのだ。だけど、数時間で足の痛みが活動限界になって、特に、しゃがむ姿勢が痛くて耐えられなくて、ハイヒールと足とのシンクロ率が低下しちゃったから、途中で、持ってったペタンコ靴に履き替えた。やっぱ、ジョジョに奇妙に慣らしてかないと‥‥ってワケで、いろんな高さのパンプスを持ってれば、5cm、7cm、10cmってステップアップしてくとこなんだけど、あたしのパンプスは、ぜんぶ10cm前後のヒールだから、この作戦はムリなのだ。

だから、あたしは、ヒールの高さをステップアップしてく作戦じゃなくて、履いてる時間のほうを2時間、4時間、6時間ってステップアップしてく作戦を決行してみることにした。これは、昔の忍者が、庭にマリファナの種を蒔いて、芽が出たら、毎日その上を跳び越えて、ジャンプ力をつける修行をしたのとおんなじ方式だ。マリファナは1年草で成長が早いから、春に蒔くと秋には2m以上になる。だから、最初っから2mもジャンプするのはムリだけど、毎日、ちょっとずつ成長してくマリファナの上を跳び越え続けてれば、半年後には2mの高さまで跳べるようになる今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、どんな修行や訓練をしようとも、生身の人間が何の道具も使わずに、2mの高さまで跳べるようになるなんてことはアリエナイザーだから、このお話は、「マリファナはニポン古来から全国に自生してる歴史ある植物である」ってことと、「マリファナの成長は早い」ってことを伝えるための作り話っぽい感じがする。だけど、こんなに楽しいお話を作り話にしちゃうのはもったいない。それで、あたしは、このお話が事実だったと仮定して、アリエナイザーなお話をアリエールなお話に改良してみた。

まず、このお話が事実だったと仮定して、ホントに忍者がマリファナの上を跳び越える修行をしてたとする。そして、1mくらいまでは、そのまま跳び越えられてたし、1m50cmくらいまでは、走り高跳びの要領で、助走して、ベリーロールみたいな感じで跳び越すことができた。だけど、そこから先は、どんなにがんばっても、どうしてもムリだった。それなのに、カンジンのマリファナのほうは、どんどん成長してく。それで、「あ~あ、もうやってらんねえや!」って思った忍者は、目の前の大きく成長したマリファナの先端の、トウモロコシほどもある巨大なバッズ(花)をイマイマしく睨みつけながら、「コレさえなきゃ跳び越えられるのに‥‥」って思って、カッとしてバッズを折って取っちゃった。

そしたら、手にネバネバした花粉がついて、匂いを嗅いでみたら、甘くていい香りがする。それで、「もしかしたら、コレって美味しいのかもしれないぞ」って思って、試しに食べてみることにした。そして、生で食べるのは抵抗があったから、とりあえず、熱湯にくぐらせて「お浸し」にして、お醤油を垂らして食べてみた。そしたら、熱したことによって、主成分のTHC(テトラヒドロカンナビノール)がTHCA(テトラヒドロカンナビノールアシッド)へと変化したから、この忍者は、ものすごく幸せで平和的な気分になっちゃった。それから、意識がフワフワと空を飛び始めて、2m以上もジャンプできたような気になっちゃったのだ。そして、みんなで海辺に行きましたとさ。めでたし、めでたし(笑)

‥‥そんなワケで、マリファナと言えばレゲエ、レゲエと言えばダンスってワケで、あたしは、ジョジョに奇妙にハイヒールを履く時間を長くしてくだけじゃなくて、ダンスを踊って足を鍛えようと思った。今までも、お風呂の中と、寝る前のベッドの上で、マッサージだけは続けてたんだけど、いつまで経っても変化がないから、荒療治に出ることにしたのだ。

で、あたしの好きなダンスと言えば、初期から中期にかけてのMAXのヒットメドレーなんだけど、このころのMAXのダンスって、基本がパラパラの発展型だから、足の動きはそれほどなくて、おんなじ動きの繰り返しが多い。だから、足を鍛えるのには向いてない。それで、あたしの好きな他のダンスで、あたしが踊れるので、足に負担が掛かりそうなのを考えてみたら、スクース・ダンスに行き当たった。スクース・ダンスってのは、アフリカのコンゴ(昔のザイール)のポップミュージック、「スクース」に合わせて踊るダンスで、あたしの大好きなダンスの1つだ。

「スクース」ってのは、キューバの「ルンバ」がコンゴ風味に味つけされた音楽なんだけど、でも、これがまた分かりにくい‥‥っていうか、説明しにくくて、この「スクース」って呼び名は、白人が勝手につけたものなのだ。そして、ニポンでは、リンガラ語で歌われてることから「リンガラ・ポップ」って呼んでるし、本家のルンバと区別するために、「ザイールのルンバ」って意味で「ザイーレアン・ルンバ」とか、「アフリカン・ルンバ」とかって呼んでる人たちもいる。だけど、現地の人たちにとっては、これこそがルンバだと思ってるから、普通に「ルンバ」って呼んでる。でも、この音楽のトップスターの1人、パパ・ウェンバは、自分のやってる音楽ジャンルのことを「ルンバ・ロック」って名づけてる。そして、最初の「スクース」にしても、「スークース」って言う人もいる。

おんなじ音楽なのに、こんなにいろんな呼び方があって、すごくメンドクサイ。で、あたし的には、できる限り現地での呼び名を大切にしたいんだけど、現地とおんなじに「ルンバ」って言っちゃうと、ニポンでは、キューバのルンバのことだと思われちゃう。だから、あたしは、その時によって、「リンガラ・ポップ」と「スクース」を使い分けてる。音楽自体を指す場合には「リンガラ・ポップ」、ダンスを指す場合にだけ「スクース」を使ってる。これは、このダンスのことを「スクース・ダンス」って呼ぶのが一般的になっちゃったからだ。

‥‥そんなワケで、ものすごくハショッて説明すると、リンガラ・ポップのトップスターの1人のパパ・ウェンバは、「ザイコ・ランガ・ランガ」っていうサイコーのバンドのボーカリストの1人だった。そして、国内にいろんな動乱がありつつ、それに合わせてこの音楽も進化してくんだけど、この「ザイコ・ランガ・ランガ」が作り上げたのが、3つのパートから構成されたリンガラ・ポップだった。それが、美しいコーラスによる「ルンバ」のパートと、ソロ・ボーカルとコーラスの掛け合いによってだんだん激しくなってく「サカデ」のパートと、みんなで踊りまくる「セベン」のパートだ。つまり、最初は美しい音楽で楽しませて、だんだんに盛り上げて行き、最後のダンスへと突入するってス