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2008.01.14

受け入れられないこと

「トンズラー!ボヤッキー!やっておしまい!」

ボカボカボカボカ‥‥‥‥シーン‥‥‥‥

「お前たちがやられてどうすんだよ!この~スカポンタ~ン!」


‥‥ってなワケで、いよいよ14日からスタートする新しい「ヤッターマン」だけど、高校時代に一部の男子から「ドロンジョ」って呼ばれてたあたしとしては、これは見逃せない。でも、明日は夜遅くまでお仕事だから、ものすごく久しぶりに、留守録しとこうと思う。

今、発売中の「テレビブロス」も、「ヤッターマン」を特集してるんだけど、何よりもスゴイと思うのは、表紙がドロンジョ様とボヤッキーとトンズラーだってことだ。普通なら、ヤッターマンの1号と2号を使うとこなのに、タイムボカン・シリーズは、主役よりも悪役のほうがキャラが立ってる by 麻生太郎ってワケで、これほど人気のある悪役は、「チキチキマシン猛レース」のブラック魔王とケンケン以来だろう。「以来」って言っても、タイムボカン・シリーズも、おんなじくらい古いけど。

で、タイムボカン・シリーズは数が多いから、悪役の名前がゴチャゴチャになってる人も多いと思うので、念のために放映順に書いておく。「タイムボカン」がマージョ様とグロッキーとワルサー、「ヤッターマン」が ドロンジョ様とボヤッキーとトンズラー、「ゼンダマン」がムージョ様とトボッケーとドンジューロー、「オタスケマン」がアターシャ様とセコビッチとドワルスキー、「ヤットデタマン」がミレンジョ姫とコケマツとスカドン、「逆転イッパツマン」がムンムン様とコスイネンとキョカンチン、「イタダキマン」がヤンヤン様とダサイネンとトンメンタン、「怪盗きらめきマン」がルージュ様とヒエールとオンドレー‥‥ってワケなんだけど、最後の「怪盗きらめきマン」だけは、主人公の2人が「怪盗」で、ルージュ様とヒエールとオンドレーは、それを捕まえようとする刑事って設定だから、「悪役」とは言えない。でも、細かいことを言うと、怪盗きらめきマンも、未来の警察の指令を受けて怪盗をやってたんだから、何らかの正義のためにドロボーしてたワケで、それを捕まえようとしてた警察のほうが「悪役」ってことになる今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、30年ぶりに帰って来る「ヤッターマン」だけど、あたしが何よりも嬉しいのが、ドロンジョ様の声が小原乃梨子、ボヤッキーの声が八奈見乗児、トンズラーの声がたてかべ和也っていう、30年前とおんなじオリジナルメンバーだってことだ。アニメにおける声のイメージってすごく大きいから、この3人を別の声優がやったら、今までのイメージがぶち壊しになっちゃうとこだった。

あたしの大好きな「ドラえもん」だって、声優陣が総入れ替えになってからは、ほとんど観なくなっちゃった。なんか、子供のころから親しんで来た声が変わっちゃうと、子供のころの大切な思い出までが消えちゃうようで、どうしても受け入れられないのだ。だけど、声が変わって「ドラえもん」をあんまり観なくなったのに、昔ののび太の声をやってた小原乃梨子がドロンジョ様だし、昔のジャイアンの声をやってたたてかべ和也がトンズラーなんだから、あたし的には、古き良き時代の「ドラえもん」のことを思い出しつつ「ヤッターマン」を楽しもうと思う。

新しく始まるアニメなら、どんな声でも「そんなもんか」って思って観るからいいんだけど、子供のころから観てたアニメは、その声も脳みそに刷り込まれてる。たとえば、「ちびまる子ちゃん」の声が変わったとしたら、あまりにも衝撃だと思うし、多くの人が受け入れられないハズだ。もちろん、まる子だけじゃなくて、友蔵も、ヒロシも、お母さんも、お姉ちゃんも、たまちゃんも、声が変わったら受け入れらんない。でも、タマにしか話さないおばあちゃんなら、声が変わっても受け入れられる。そう考えると、「ヤッターマン」の場合は、悪役の3人の声が変わったら受け入れらんないけど、主役のヤッターマンの2人の声が変わってもぜんぜん問題ないから、いかに、悪役で持ってたアニメなのかってことが分かる。

‥‥そんなワケで、あたしは、声優陣が総入れ替えになって、受け入れられなくなった「ドラえもん」とおんなじに、ドラマの世界でも、どうしても受け入れられないものがある。それが、今の「水戸黄門」だ。あたしには、ずっと助さんをやってた里見浩太朗が、ある日、突然、白髪と白いヒゲをつけて黄門さまになったことが、どうしても受け入れられないのだ。

黄門さまの役って、今までにいろんな役者さんがやって来たけど、それぞれに違った味があった。そして、1つだけ共通してたのは、「小柄なおじいちゃん」てとこだった。悪代官のお屋敷の庭で、助さんや格さんや風車の弥七が大暴れして、黄門さまが「助さん、格さん、もういいでしょう」って言って止める。そして、真ん中の黄門さまをはさんで、左に助さん、右に格さんていうお決まりの立ち位置で、助さんが「鎮まれ!鎮まれ~!」って言って、格さんがフトコロから印籠を出して「ここにおわすお方をどなたと心得る!おそれおおくも先の副将軍、水戸光圀公なるぞ!一同の者、頭が高い!控えおろう!」って言う。これが「水戸黄門」の見せ場だけど、この時、真ん中にいる黄門さまは、助さんや格さんよりも、頭1つぶんだけ背が高くなってる。で、黄門さまの足元を見ると、庭に下りるための石の台の上に乗ってるのだ。

これが、あたしの大好きな「水戸黄門」に受け継がれて来た伝統芸なのに、今の「水戸黄門」は、何よりも重要なポイントである「小柄なおじいちゃん」じゃないのだ。里見浩太朗は、身長が173cmだから、江戸時代のお年寄りとしては大男の部類に入る。そして、そんな里見浩太朗を小柄に見せるために、アンガールズみたいにヒョロ長い2人を助さんと格さんにしたもんだから、この3人組が歩いてると、すごく異様なのだ。とても、黄門さま御一行とは思えない。

それに、お肌の艶が良くて、背スジもシャンとしてる里見浩太朗は、どう見ても白髪が似合わない。里見浩太朗に黄門さまをやらせるってことは、杉良太郎や松平健や高橋英樹に黄門さまをやらせるのとおんなじようなもんで、あまりにもムリがあり過ぎる。その上、里見浩太朗の場合は、長年、助さんとして活躍して来たワケだから、そのイメージが強過ぎるのだ。つまり、助さんの役をやってた里見浩太朗が、黄門さまの役をやるってことは、あたし的に言うと、ボヤッキーの声をやってた八奈見乗児が、突然、ドロンジョ様の声をやることになったようなもんなのだ。

だけど、ちょっと調べてみたら、ものすごいことが分かった。里見浩太朗って、あたしは助さんの役をやってたことしか知らなかったんだけど、テレビの「水戸黄門」で助さんの役をやったのよりも20年近く前の1959年に、東映の映画、「水戸黄門/天下の副将軍」で、格さんの役もやってたのだ。ちなみに、この映画は、あたしは観てないけど、月形龍之介が黄門さまの役をやった映画のシリーズで、12作目にあたるそうだ。助さんの役は東千代之介で、美空ひばりも出てるから、機会があったら観てみたい。

‥‥そんなワケで、あたしは、どうしても里見浩太朗の黄門さまを受け入れられないんだけど、受け入れられるとか受け入れられないとかは抜きにして、1人の役者が、助さん、格さん、黄門さまの3役をすべてやったってことは、ギネス級のワンダホーだと思う。今、桑田佳祐とジャイアント馬場がプロレスをしてるCMが流れてるけど、あの映像技術を使えば、助さん、格さん、黄門さまが、全員、里見浩太朗っていう映像も作れると思う。そして、そんな「水戸黄門」が出来たなら、もう、里見浩太朗の黄門さまは受け入れられないなんて言ってらんない。良し悪しは別にして、絶対に観てみたいと思う今日この頃なのだ。


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