« 海に空に放射能を捨てないで! | トップページ | またまたお知らせです♪ »

2008.03.14

虔十の心

昔、ある村に、虔十(けんじゅう)という青年がいた。虔十は頭が悪くて、いつも村の子供たちからバカにされて笑われていた。だけど、虔十は、とっても心の純粋な青年で、青空を飛んで行くタカや、風に揺れる木の枝の葉をジッと眺めてるのが大好きだった。そして、とっても働き者だった。

ある日、虔十は、家の裏の広場に杉の木を植えようと思い立ち、お父さんとお母さんに「杉の苗を700本買って欲しい」と頼む。裏の広場は、地質が悪くて杉は育たないと言われてたけど、今まで一度も「何かを買って欲しい」などと言ったことのない息子からの頼みだったので、お父さんは杉の苗を買ってあげた。

その日から、虔十は、コツコツと杉の苗を植え始めた。だけど、初めから言われてたように、地質が悪かったため、杉の木は3メートルほどにしか育たなかった。それで、下の枝を払ってみたところ、子供たちが歩くのにちょうど良い高さの杉並木が何本もできて、それ以来、村の子供たちのカッコーの遊び場になった。

それから、虔十は、病気になって死んでしまった。だけど、それからも子供たちは、毎日毎日遊びに来た。そして、虔十が死んで20年の月日が流れたころには、その林の周りは、畑が潰されて大きな工場ができたりして、村は町へと変わってしまったけど、その林だけは昔のままだった。

そんなある日、この村の出身で、ずっとアメリカへ行っていた教授が、立派な博士になって帰って来た。そして、すっかりと変わってしまった自分の村を見て、少し淋しい気持ちになった。そんな時、昔のまま、何も変わっていないこの林で遊んでいる子供たちの姿を見て、かつての少年時代の自分の姿を見たような気がした。そして、どんなに時代が変わろうとも、この林だけはずっと守って行こうと思い、大きな青いカンラン岩に「虔十公園林」と彫って碑を造り、林の前に建てたのだ。


‥‥これは、宮沢賢治の「虔十公園林」、別名「虔十と杉の木」っていうお話なんだけど、マクラに合うサイズにするために、大幅にハショッてみた。で、頭の賢い子供たちは、頭の賢い大人になり、豊かな自然をどんどん潰して工場を建てて、村を町へと発展させた。もちろん、それも大切なことだろう。だけど、誰よりも大切なことを成し遂げたのは、頭が悪くてみんなからバカにされてた虔十だった‥‥ってワケな今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしが住んでる東京にも、まだまだ貴重な自然がたくさん残されてる。だけど、それは、天下りだらけの癒着企業を儲けさせるために暴走し続ける国交省&自民党の魔の手から、かけがえのない自然を守り続けて来た地元住民や環境保護グループの尽力によるものだ。そして、今も、あたしたちから巻き上げた血税を身内だけで山分けするために、大切な東京の自然を破壊しようとしてる国交省&自民党に対して、小さな力を集めて闘ってる心やさしき人たちがいる。その名も、「虔十の会」だ。「虔十の会」は、東京に残された貴重な自然の宝庫、高尾山を守るNGOで、辺野古の人たちと同じく、明るく楽しく活動をしてる。

高尾山は、東京の西端にあるわずか599mの小さな山だけど、そこは、1300種もの植物、5000種もの昆虫、130種以上もの野鳥が暮らす「東京の最後の楽園」で、これほどの生き物たちがが生き続けて来られたのも、その命の源である美しい水があるからだ。だけど、守銭奴軍団の国交省&自民党は、この高尾山に巨大なトンネルを掘って、これらの命を滅ぼそうとしてるのだ。これは、今から20年以上も前のバブル時代の真っ最中に立てられた計画で、今や状況が一変したってのにも関わらず、未だに国交省&自民党が強引に推し進めようとしてることだ。そして、この自然破壊行為に使われる天文学的な予算は、オナジミの「道路特定財源」てワケで、ここには、数多くの国交省の天下りどもが群がってるのだ。

「虔十の会」は、工事個所の一部の土地を買い取り、その土地を守ることで工事をストップさせるという「トラスト地」の方法でがんばってる。だけど、反対派の住民やグループとは、話し合いの場さえ持とうとしない国交省側は、強引に工事を開始して、すでに1つの沢を涸らせてしまったのだ。何百年、何千年と、命を育む美しい水を流し続けて来た沢を殺してしまったのだ。その上、強引に工事をした付近には、絶滅危惧種に指定されてる植物、「タマノカンアオイ」が自生してたのに、それもすべて消えてしまったのだ。国交省側は、「他の場所に移植した」だなんて大ウソをつき続けてて、どこに移植したのか質問しても、いっさいノーコメントで逃げまくってる。

ま、ジュゴンのエサ場を潰して殺人基地を造ろうとしてるような政府なんだから、植物なんかカタッパシから焼き払ってもいいと思ってるんだろうけど、セヴァン・スズキが言ってるように、一度絶滅した生き物は二度と戻って来ないんだよ。それなのに、どうしてこんな酷いことができるんだろう。そして、こんなに酷いことをしておきながら、よくもまあ「地球温暖化をストップさせるためにエアコンの温度設定を2℃上げましょう」とか言えるもんだよ。東京中の人間がエアコンの温度を2℃上げるよりも、高尾山を破壊してトンネルを造るのを辞めたほうが百万倍も効果があるだろが!

‥‥そんなワケで、環境よりも現金、自然よりも私利私欲が大切な国交省&自民党なんかに、マトモなことを言ったって通じるワケがないし、あんまり怒って頭から湯気を出すと地球温暖化が加速しちゃうから、ここらでリトル冷静になって、「虔十の会」のイベントについてお知らせしようと思う。「虔十の会」のホームページを見てもらえれば分かるけど、今は、「笑える座り込み」ってフレコミのチェーンアクション、「座っていいとも!工事だヨ!全員集合」を展開中だ。

で、楽しくて勉強にもなるイベントは、3月15日(土)の18時から、国分寺にある「カフェスロー」で行われる「トークライブ 高尾山の声を聴いてください。命の水が涸れる前に、わたしたちにできること」っていうんだけど、詳しくは「カフェスロー」のホームページを見ていただくとして、この日は、この前に、「座っていいとも!工事だヨ!全員集合」がある。つまり、昼間は高尾山の現場で楽しみ、夜は「カフェスロー」で楽しむっていう連動イベントなのだ。もちろん、どちらかだけ参加ってのも自由だけど、前日までにメールでの予約が必要だ‥‥って、やっぱ、あたしがウダウダ書くよりも、コピペしちゃえ!(笑)


今、高尾山で行われている前代未聞の楽しい座り込み「座っていいとも!」を訪問しませんか?
この日の夜に「カフェスロー」で行なわれるトークイベントに連動して、昼間に現場を訪れる小さなお誘いです。
何が大事で何が豊かさなのか、現場を見て感じて下さい。
手づくりの和居和居(わいわい)デッキは小さなツリーハウス。この日はライブもあり!皆でわいわい訪れませんか?
また、周りの友人や、マスコミやライター等をされている友人も誘って是非!
(虔十の会)


◆集合日時:3月15日(土)13時

◆集合場所:高尾山口駅改札

◆おおよその予定:デッキまでは改札から国道沿いにゆっくり歩いて30分ぐらい。そばの山を登ってみたり、散策。2時からデッキで「ディジュリドゥ」と「じぶこん」のライブあり!http://www.jibucon.net/
4時過ぎぐらいに現地出発。夜のイベントに行く人はカフェスローへ。6時ぐらいに到着予定。

◆定員:特になし。
☆デッキは小さなスペースです。もしかしたら混み合うかもしれません。ひとりでも多くの人が訪問すべき場なので、混み合うことはむしろいいこと。その場をゆっくり楽しんで下さい。
また、「座っていいとも!」には、ひとりでも、別の日でも勿論行けていつでも歓迎されます。この日の夜のトークを聞いてからでも、是非!

◆気づき:
・長居をする場合少し冷えるかもしれないので防寒着を持ってきたほうが良いかもしれません。
・「一緒に出掛けませんか」というお誘いです。
自由意志、自己責任に基づいてご参加下さい。

◆訪問申込&当日とりまとめ:
渡邉由里佳(カフェスロー、ナマクラスタッフ)・いつき yurikasloth@hotmail.com
お名前、電話番号を合わせてお伝え下さい。

◆申込締切:3月14日(金)

◆費用等:特になし(各自実費)

◆呼びかけ
カフェスロー
ナマケモノ倶楽部: http://www.sloth.gr.jp/


‥‥そんなワケで、「ナマケモノ倶楽部」と言えば、アメリカの大統領の百億倍も地球のことを考えてるセヴァン・スズキの名スピーチを思い出すと思うけど、「虔十の会」のホームページには、ニポンの東京都知事の百億倍も東京のことを考えてる杉並区議の「すぐろ奈緒」さんが高尾山を紹介してるYOU TUBEの映像があるから、これもゼヒゼヒ観て欲しい。それから、最後に、この問題を取り上げてる「JANJAN」の記事を3つリンクしておくので、こちらもゼヒゼヒ読んで欲しい。そして、参加できる人は、東京に残された貴重な自然を体感して、これほど貴重なものをあたしたちの税金で破壊しようとしてる国交省&自民党が、どれほど卑劣なやり方をしてるのか、よく知って欲しいと思う今日この頃なのだ。


★ 今日も最後まで読んでくれてありがと~!
★ 1日1回、応援のクリックをよろしくお願いしま~す♪
   ↓   ↓
人気blogランキング


「高尾山・ちょっと変わった座りこみ」(2008/02/15)
http://www.news.janjan.jp/area/0802/0802140773/1.php

「高尾山・国交省とひと悶着」(2008/02/19)
http://www.news.janjan.jp/area/0802/0802180006/1.php

「高尾山・座り込み日記リレー」(2008/02/19)
http://www.news.janjan.jp/area/0802/0802180974/1.php

|

« 海に空に放射能を捨てないで! | トップページ | またまたお知らせです♪ »