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2008.03.20

チベットの病苦

チベットの問題が世界的な大騒ぎになってるけど、中国政府お得意の「自分たちに都合のいい情報しか流さない作戦」によって、ホントのことは何も分からない。死亡した人数にしたって、中国政府が「10人」て発表してるのに対して、チベット側は「少女5人をふくむ80人以上」って言ってて、ぜんぜん違う。オリンピックを控えた中国政府の証拠隠滅活動は必死みたいで、オトトイも、中国の兵士がチベットの子供を射殺してる映像がYOU TUBEにアップされたのに、アッと言う間に消されちゃった。

だから、ホントのことが分からない現時点では、何を言っても推測や憶測になっちゃうから、あたしは何も書けない。真実が何も分からない状況、断片的な情報やフィルターのかかった情報しか入って来ない状況で、自分の立場に都合のいい情報だけをピックアップして、ここぞとばかりに騒ぎ立てるのは、知能の低いウヨクやサヨクに任せておけばいいと思う。

だけど、これだけ大きな問題になってるんだから、あたしにも書けることを書いとこうと思うんだけど、こうなって来ると、「HNN」で連載中の「週刊きっこの目」とおんなじに、誰とも違うあたし独自の視点から日記を書くしかないワケだ。で、そうなって来ると、あたしはガゼン書く気マンマンになっちゃって、体内から小さいきっこたちがゾロゾロと出て来て大活躍を始めちゃう。やっぱ、「書いてて楽しい」ってのが、「きっこの日記」のレーズンバター‥‥じゃなくて、レーガン元大統領‥‥じゃなくて、レーゾンデートルだと思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、「チベット」と言えば、あたしの記憶に新しいのが、今月の初めに、中国の上海でライブを行なったビョークちゃんが、ステージ上で「チベット独立!」って叫んで、中国政府が激怒した‥‥ってニュースだ。ちなみに、あたしよりも年上のビョークをなんで「ビョークちゃん」て書いてるのかっていうと、何才になっても「不思議少女」ってイメージだからだ。

で、この時のことを詳しく書くと、3月2日に「上海国際体操センター」で行なわれたライブ中に、中国当局から許可を得てなかった楽曲、「Declare Independence(独立宣言)」を歌い始めて、その中で「チベット!チベット!」って叫んだのだ。だけど、ビョークちゃんは、この前の2月19日に、武道館で行なわれたニポン公演の時にも、ライブのラストに「Declare Independence」を歌って、その時は「コソボ!コソボ!」って叫んでたそうだから、政治的に深い意味があっての行動ってよりも、ミュージシャンとしての1つのパフォーマンスみたいなレベルなんだと思う。

ま、ミュージシャンがステージ上からメッセージを伝えても、みんな無反応でニュースにもならないニポンと、政府までが大騒ぎしちゃう中国とは、あまりにも対照的だ。だけど、あたしから見ると、お風呂がぬるすぎるニポンと、熱すぎて入れない中国って感じで、どっちもどっちって感じがする。だから、このニュースを知って、短絡的に「中国はバカだ」って言うのもいいけど、おんなじメッセージに無反応だった自分たちのことにも、少しは目を向けてみるべきだと思う。

‥‥そんなワケで、ビョークちゃんを知らない人のためにリトル説明しとくと、ビョークちゃんはアイスランド出身の世界的シンガーで、アイスランド人に多い「和風の顔立ち」をしてるため、実際の年齢りもずっと若く見える。今年で43才になるんだけど、見た目は少女のようにも見える。かつての篠原ともえにも通じるファッションや、独特の世界観から紡ぎ出す楽曲に、世界中の多くのファンが魅了されている。

そんなビョークちゃんだから、中には度を超したクレイジーなファンもいるワケで、有名なのは、今から12年前、1996年に起こった事件だ。フロリダに住んでたおデブのリカルド・ロペス君は、1975年1月14日生まれで、この年の1月14日に、21才のお誕生日を迎えた。だけど、お誕生日を迎えたリカルド君は、すごく落ち込んでた。それは、熱狂的なファンで、ノイローゼになっちゃうほど愛してたビョークちゃんが、ミュージシャンのゴールディーとの婚約を発表したからだ。ビョークちゃんには、前のバンドのメンバーとの結婚歴もあるし、子供もいるのに、今さら婚約したからってどうでもいいじゃん‥‥なんて思うのは、普通のファンだ。

で、普通のファンじゃなくて、クレイジーなファンだったリカルド君は、あまりの嫉妬に脳みそがオーバーヒートしちゃって、ビョークちゃんを殺すことにした。そして、この日から、ビョークちゃんへプレゼントする「トラップ本」の製作を開始した。ぶ厚い本の中をくり抜いて、そこに噴射装置と硫酸を仕込んで、本をひらくと、顔面めがけて硫酸が噴射されるっていう恐ろしい本だ。

リカルド君は、この「トラップ本」の製作過程をビデオに録画し続けた。自分がどれほどビョークちゃんを愛してたのか、婚約によってどれほど恨むようになったのかを執拗に語り続け、時にはビョークちゃんの歌を口ずさむ。そして、なぜかいつでもハダカなのだ。8ヶ月にも及ぶ22時間のビデオには、どんどん異常な目つきに変わって行くリカルド君の様子が記録されている。

そして、運命の日、9月12日がやって来た。ついに完成した「トラップ本」をビョークちゃんへ送ったリカルド君は、もう自分の役目は終わったと思い、最後の仕事に取りかかった。自分の髪をすべて剃り落とし、顔中をメチャクチャにペイントして、そして、ピストルで頭を打ち抜いて自殺したのだ。

だけど、このビデオを観た警察が、すぐに郵便物の中から「トラップ本」を探し出したので、ビョークちゃんは被害に遭わずに済んだ。でも、このビデオが一般に公開されたことによって、大騒ぎになっちゃった上に、自分を殺すためにコツコツと作業を続けてる異常な映像を観たことによって、ビョークちゃんはノイローゼになっちゃって、結局、ゴールディーとの婚約も解消することになった。つまり、皮肉なことに、結果的には、リカルド君の異常な執念が、愛するビョークちゃんの結婚を阻止したってことになったのだ。

‥‥そんなワケで、痒いとこに猫の手が届く「きっこの日記」としては、このビデオを編集した当時のニュース動画を「きっこのブログ」のほうにアップしておくので、リカルド君を観てみたい人は、自己責任でどうぞ‥‥ってことで、「チベット」とはぜんぜん関係ない方面に来ちゃったけど、このダッフンぶりこそが「きっこクオリティー」ってワケだ。そして、やっぱ、「書いてて楽しい」ってのが、「きっこの日記」のレーゾー庫‥‥じゃなくて、レーザー脱毛‥‥じゃなくて、レーゾンデートルだと思う今日この頃なのだ(笑)


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「ビョークちゃん - It's Oh So Quiet」

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