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2008.04.08

北京オリンピックはボイコットすべきだ!

3月24日に、オリンピックの発祥の地であるギリシャのオリンピアをスタートした聖火は、31日に今回の開催地である中国の北京に渡り、そこから、各国をリレーし始めた。4月2日からは、カザフスタンのアルマトイ、トルコのイスタンブール、ロシアのサンクトペテルブルグと回り、ここまではそれなりに良かったんだけど、 6日、イギリスのロンドンで、ものすごい妨害活動が行われた。

ウェンブリー競技場をスタートした約48キロの聖火リレーは、2000人もの警察官によって警備されるという異常事態の中で、中国のチベット弾圧に抗議する人権団体や民間人たちによって、何度も妨害された。警察官とのもみ合いで血を流す者も出て、35人もが逮捕された。もちろん、こうした実力行使に出た者はわずかだったけど、数千人もの民間人が、沿道でチベットの国旗を振ったり横断幕を広げたりして、中国のチベット弾圧に抗議した。

そして、翌日の7日、フランスのパリに渡った聖火リレーも、中国政府を批難する人権団体や民間人たちによって、激しい妨害を受けた。聖火は何度も消され、全行程の約28キロのうち、22キロを走ったところで、あまりにも危険なため、リレーを打ち切ることになった。パリでも28人が逮捕されたんだけど、フランス政府自体も、中国政府のチベット弾圧には抗議の姿勢を示してて、この日は、パリの市庁舎に、「パリは人権を擁護する」っていう横断幕を広げていた。そして、聖火ランナーの中にも、中国政府に抗議するためのバッジを胸につけて走ったランナーが何人もいたそうだ。

だけど、ますます過熱してく各国の中国政府への抗議によって、今後の聖火リレーは、いよいよ修羅場を迎えそうなイキオイだ。このあとは、アメリカのサンフランシスコなんだけど、サンフランシスコでは、聖火が到着する前から、すでに大規模な抗議活動が相次いでる。3月には、中国総領事館が放火されたし、7日には、ゴールデンゲートブリッジに「FREE TIBET(チベットに自由を)」の横断幕を渡した男女3人が、警察に逮捕された。そして、市内のアチコチで抗議デモが繰り返されてる今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、世界中が中国のチベット弾圧に抗議してる時に、「チベット問題は中国の国内の問題です」「オリンピックとは切り離して考えるべきです」って言って、まるで腫れものにさわるようにしてるニポン政府って、国際社会からは完全に「KY」って思われてるだろうけど、フクダちゃんの「すべて他人ゴト内閣」も今月で終わると思うから、ま、時間の問題だろうね。それよりも、あたしとしては、ヤタラとオリンピック参加選手のインタビューとかを流しちゃってるチョーチンテレビ局とかのワザトラシサのほうが気になっちゃって、「こんな状況でも平然とオリンピックへの夢を語れるスポーツバカどもに乾杯♪」って気がしちゃう。

どっちにしても、あたしは、今回のチベット問題なんか関係なく、2008年のオリンピックが中国の北京に決まった時から、「ニポンはボイコットすべきだ」って言い続けて来た。それは、中国って国が、「平和の祭典」であるオリンピックを開催するに値しない国だと思ってるからだ。だけど、国際的に中国の北京に決まっちゃった以上、それをやめさせることは民主主義に反するから、民主主義と平和憲法を持つニポンは、せめて参加をボイコットすることで、中国に対して「国家としての平和への姿勢」を見せるべきだと思ったからだ。

あたしは、何度も言ってるように、アメリカの戦争に加担して、数えきれないほどのイラク人を虐殺し続けてるニポン人が、他国の政府による他民族への武力弾圧について、抗議する資格なんてないと思ってる。自分の家の玄関には、片付けてない猫のトイレがホッタラカシで、室内に入れば床はホコリだらけで、タンスは洋服がハミ出したまま閉めてある、これほどだらしない生活をしてる女性作家が、女性の品格についてアレコレと書いた本を出すのとおんなじくらいの噴飯モノだと思う。あたしは、自分のことを棚に上げて他人を批判するのが嫌いなので、こうしたことが平気でできる人たちを見ると、ものすごく恥ずかしく感じる。

自分の家の掃除もできないような人間が、他人に品格を問えるのか? クジラやイルカを殺して食べてる民族が、猫や犬を殺して食べてる民族を批判できるのか? 自分たちの税金が、何の罪もない他国の民間人を殺し、女性をレイプするために使われてるのに、こんな国の人間が、他国の武力弾圧について抗議する資格なんてあるのか?‥‥ってことだ。

だから、あたしが、北京オリンピックへの参加を「ニポンはボイコットすべきだ」って言ってるのは、中国政府がチベットを武力弾圧してるからでもなければ、中国人の一部が猫や犬を殺して食べてるからでもない。あたしが批判してるのは、中国政府が、今回の北京オリンピックを開催するために、何の罪もない犬たちをカタッパシから残酷に殴り殺しているからだ。

昔から「きっこの日記」を読んでる人ならゴゾンジだと思うけど、何よりも外ヅラを気にする中国政府は、今回のオリンピックが北京に決まってから、外国人観光客や海外メディアの目を気にして、政府主導のもとに大規模な「野良犬狩り」を始めた。北京には、たくさんの野良犬がいたんだけど、「野良犬駆除部隊」が組織されて、カタッパシから殺し始めた。逃げ回る犬を捕まえるための網、犬の首を抑えつけるためのサスマタのような道具、そして、殴り殺すための鉄パイプやこん棒を持ったメンバーたちが、大型犬から子犬まで、犬という犬を見つけ次第に殺して回った。そして、今では、どこに行っても、野良犬の姿を見かけなくなった。

あたしは、この様子を何点もの写真と映像で観て、あまりの残酷さに、言葉を失った。そして、こんなことをしてまでオリンピックを開催しようだなんて、中国政府って頭がどうかしてると思った。だから、今から1年半前の2006年12月17日の日記のあとの「本日の衝撃画像」で、北京オリンピックのために、たくさんの犬たちが殴り殺されてる残酷な画像ニュースを紹介して、こう書いた。


2006/12/17 (日) 本日の衝撃画像。

このサイトに掲載されている写真をすべて見てください。
(とてもグロいので、苦手な人はアクセスしないでください)

http://www.care2.com/c2c/share/detail/213855(現在はリンク切れ)

こんなに残酷な人たちがいる国で、2年後に「平和の祭典」であるオリンピックが行なわれるなんて、絶対にアリエナイザーだと思います。
あたしは、ニポンは北京オリンピックをボイコットすべきだと思います。


‥‥そんなワケで、これが、あたしのスタンスだ。アメリカの戦争犯罪に協力してる国の国民でも、牛や豚やクジラやイルカを殺して食べてる国の国民でも、「何の罪もない犬たちを平和の祭典のために殺す」という本末転倒で残酷極まりない異常な行為に関しては、声をあげて抗議できるからだ。

北京では、飼い犬についての規制も厳しくて、40種以上もの犬が「飼ってはいけない犬種」として規制されている。そして、それまでは、登録もせずに、こうした犬種を飼ってる人たちがたくさんいたんだけど、北京オリンピックの開催が決まってからは、野良犬を殺すだけじゃなくて、こうした人たちの取り締まりも強化された。違反者は、飼い犬を没収されるだけじゃなくて、本人も逮捕されるのだ。それで、次々と違反者が逮捕されてくために、恐くなった人たちが、自分の飼い犬を逃がし始めたのだ。

そして、政府の「野良犬駆除部隊」によって、こうした無責任な飼い主から見放された犬たちも、野良犬と一緒に、次々と殴り殺されて行った。人間に飼われてた犬たちだから、鉄パイプや網を持った隊員たちが近づいて来ても、逃げるどころか、自分のほうから寄って来たりする。だから、簡単に殺されてしまう。あたしが観た画像の中には、シッカリと首輪のあとがついている大型犬が、血だらけになって横たわっているものもあった。

Seika1
‥‥そんなワケで、自分のことを棚に上げて他人を批判するのが大嫌いなあたしとしては、今後も、チベット弾圧に抗議するためじゃなくて、オリンピック開催のために殺された数えきれないほどの犬たちのために、「ニポンはボイコットすべきだ」って言い続けてく。だけど、理由は違っても、北京オリンピックに反対してるっていう方向性はおんなじだから、今後の聖火リレーにも、もちろん注目してる。そして、アメリカのサンフランシスコのあとは、アルゼンチンのブエノスアイレス、タンザニアのダルエスサラーム、オマーンのマスカット、パキスタンのイスラマバード、インドのニューデリー、タイのバンコク、マレーシアのクアラルンプール、インドネシアのジャカルタ、オーストラリアのキャンベラ、ニポンの長野、韓国のソウル、北朝鮮のピョンヤン、ベトナムのホーチミン、ホンコン・チャイナの香港、中国のマカオ‥‥って続いてく聖火リレーだけど、少なくとも、アメリカとインドとタイとオーストラリアでは大変なことになりそうな気がする今日この頃なのだ。


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